JPS5812058Y2 - 熱交換器用フイン - Google Patents
熱交換器用フインInfo
- Publication number
- JPS5812058Y2 JPS5812058Y2 JP1978055820U JP5582078U JPS5812058Y2 JP S5812058 Y2 JPS5812058 Y2 JP S5812058Y2 JP 1978055820 U JP1978055820 U JP 1978055820U JP 5582078 U JP5582078 U JP 5582078U JP S5812058 Y2 JPS5812058 Y2 JP S5812058Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fin
- fins
- louver
- heat exchanger
- louvers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車用ラジェータ等の熱交換器に使用され
、該熱交換器の効率な向上させる役目を果たす熱交換器
用フィンに関する。
、該熱交換器の効率な向上させる役目を果たす熱交換器
用フィンに関する。
フィンを使用する熱交換器の−flとして第1図に示す
自動車用ラジェータについて説明すると、上タンク1と
下タンク2とを多数の扁平管3,3で連通して上下のタ
ンク1,2内の冷却水な鉄管3.3を通して流通し得ろ
ようにしたもので、各扁平管3,30間には熱交換効率
な向上させる目的す持って金属薄板をジグザグに形成し
たフィン4を挾持している。
自動車用ラジェータについて説明すると、上タンク1と
下タンク2とを多数の扁平管3,3で連通して上下のタ
ンク1,2内の冷却水な鉄管3.3を通して流通し得ろ
ようにしたもので、各扁平管3,30間には熱交換効率
な向上させる目的す持って金属薄板をジグザグに形成し
たフィン4を挾持している。
ところで、このようなフィン4としては、従来第2〜3
図に示すようなものが一般に使用されている。
図に示すようなものが一般に使用されている。
すなわち、ジグザグに形成された金属薄板5の平面部に
片屋根状のルーバ6.6を多数形成したもので、第2図
の羽根矢印a方向から送られてくる空気は第3図の矢印
すで示すように各ルーバ6.6の間を蛇行しながら流れ
、その間にフィン4や扁平管3表面の熱を奪って該管3
内を流れる水を冷却するように作用する。
片屋根状のルーバ6.6を多数形成したもので、第2図
の羽根矢印a方向から送られてくる空気は第3図の矢印
すで示すように各ルーバ6.6の間を蛇行しながら流れ
、その間にフィン4や扁平管3表面の熱を奪って該管3
内を流れる水を冷却するように作用する。
ところが、このような従来からのフィンに於いては、該
フィンの間を流れる空気流を攪乱し、フィンの間を通過
する単位空気量当りの熱交換効率を高めろ効果が大きい
反面、空気の通過抵抗が増加するため単位時間当りにフ
ィンの間な通過する空気量が減少してし1うため、熱交
換器全体としての熱交換効率は必ずしも満足すべき結果
は得られなかった。
フィンの間を流れる空気流を攪乱し、フィンの間を通過
する単位空気量当りの熱交換効率を高めろ効果が大きい
反面、空気の通過抵抗が増加するため単位時間当りにフ
ィンの間な通過する空気量が減少してし1うため、熱交
換器全体としての熱交換効率は必ずしも満足すべき結果
は得られなかった。
空気の通過抵抗を増加させずに単位空気量当りの熱交換
効率を高めるためには、フィン4に空気の流れに対して
平行な、いわゆる平行型ルーバな形成すれば良いことが
知られている。
効率を高めるためには、フィン4に空気の流れに対して
平行な、いわゆる平行型ルーバな形成すれば良いことが
知られている。
そこで、従来はこのような平行ルーバとして第4〜5図
に示すように、フィン4を形成するジグザグ状の金属薄
板5の平面部に台形のルーバ6.6を鉄板5の表裏方向
に互い違いに形成したものが使用されていた。
に示すように、フィン4を形成するジグザグ状の金属薄
板5の平面部に台形のルーバ6.6を鉄板5の表裏方向
に互い違いに形成したものが使用されていた。
ところが、このような台形のルーバ6.6を形成したフ
ィンの場合次に述べるような不都合を生じる。
ィンの場合次に述べるような不都合を生じる。
すなわち、台形のルーバ6.6を形成したジグザグ状の
フィン4な扁平管3,3の間に挾持させろ場合、隣りの
平面部5aに形成されたルーバ6の肩部6a同士がぶつ
からないようにするために、第6図に示すようにフィン
4を平面部5a同士が平行とならないような状態で扁平
管3゜3の間に挿入し固定しなければならない。
フィン4な扁平管3,3の間に挾持させろ場合、隣りの
平面部5aに形成されたルーバ6の肩部6a同士がぶつ
からないようにするために、第6図に示すようにフィン
4を平面部5a同士が平行とならないような状態で扁平
管3゜3の間に挿入し固定しなければならない。
このため、フィン4のルーバ6.6と扁平管3との間に
大きな空隙7を生ずることとなり、該空隙部7を通過す
る空気は扁平管3やフィン4とはあ1り熱交換をするこ
となく通過することとなり、熱交換器全体としての効率
が低下してしオう。
大きな空隙7を生ずることとなり、該空隙部7を通過す
る空気は扁平管3やフィン4とはあ1り熱交換をするこ
となく通過することとなり、熱交換器全体としての効率
が低下してしオう。
本考案は以上のような不都合な解消した熱交換器用フィ
ンを提供せんとするものである。
ンを提供せんとするものである。
以下、実施例を示す図面について本考案を説明する。
第7図は本考案のフィンに形成されたルーバを示す斜視
図で、同図に示すようにルーバ6は略へ字状で左右対称
の山形に、フィンな形成する金属薄板の平面部5aの表
裏方向に互い違いに、打出し成形している。
図で、同図に示すようにルーバ6は略へ字状で左右対称
の山形に、フィンな形成する金属薄板の平面部5aの表
裏方向に互い違いに、打出し成形している。
このように成形されるルーバ6゜6の高さは、第8図に
示すように隣りのルーバの高さと少しずつ違えて成形す
る。
示すように隣りのルーバの高さと少しずつ違えて成形す
る。
図示の例では、平面部5aの前後両端部のルーバ6.6
を高く、中央ノルーハ程順次低く形成している。
を高く、中央ノルーハ程順次低く形成している。
このようなフィン4な扁平管3,3の間に挾持させる場
合、第6図の従来例のように平面部5a、5aを傾ける
必要がなく、扁平管3,3の間に挾持されたフィン4を
正面から見ると第9図に示すように、互いに平行な平面
部5aの上下に何重にもルーバ6゜6が重なっている状
態となる。
合、第6図の従来例のように平面部5a、5aを傾ける
必要がなく、扁平管3,3の間に挾持されたフィン4を
正面から見ると第9図に示すように、互いに平行な平面
部5aの上下に何重にもルーバ6゜6が重なっている状
態となる。
各ルーバ6.6は扁平管3,3の間を流れる空気に対し
て平行に形成されているので、空気流に対してさほど抵
抗とならず、フィン4な挿入することにより扁平管3,
3の間を流れる空気の量が大幅に減少することはない。
て平行に形成されているので、空気流に対してさほど抵
抗とならず、フィン4な挿入することにより扁平管3,
3の間を流れる空気の量が大幅に減少することはない。
會た、各ルーバ6゜6の高さを違えて形成したため、第
4〜6図に示した従来の平行ルーバに比して空気流と最
初に接触するルーバの数(従来は平向部5aの表裏の最
も風上側の2つだけであった。
4〜6図に示した従来の平行ルーバに比して空気流と最
初に接触するルーバの数(従来は平向部5aの表裏の最
も風上側の2つだけであった。
)が増加するので有効伝熱面積が増加する。
ルーバ6.6の間を通過しきれない空気は扁平管3寄り
の空隙8,8を通過するが、該空隙8は第6図に示した
従来の平行型ルーバフィンの場合に生ずる空隙に比べて
小さく、渣た扁平管3に近いので、空隙8な通過する空
気は扁平管3の表面と有効に接触し、鉄管3との間で熱
交換を行なう。
の空隙8,8を通過するが、該空隙8は第6図に示した
従来の平行型ルーバフィンの場合に生ずる空隙に比べて
小さく、渣た扁平管3に近いので、空隙8な通過する空
気は扁平管3の表面と有効に接触し、鉄管3との間で熱
交換を行なう。
更にへ字状のルーバは第6図に示すよう始形のルーバに
比べて、原材料をプレスにより打ち伸す量が短く急角度
の部分もないため成形が遥かに容易である。
比べて、原材料をプレスにより打ち伸す量が短く急角度
の部分もないため成形が遥かに容易である。
なか、ルーバの高さを変えた伝熱用フィンとしては、空
気流入側を最低にし、以後次第に高くしたものが特開昭
51−137165号公報に記載されているが、これの
ように空気の流入側な低くすると、ルーバ下方への空気
流入に対する抵抗が犬きくなるのでルーバの下面からの
伝熱が少なくなって不利であり、また帯状のフィン材に
幅方向に次第に高くなるルーバな形成すると、高さが大
きいほどルーバ成形時にフィン材をルーバ方向に引寄せ
る力が大きいので、帯状のフィン材に幅方向の彎曲変形
を生じさせてフィン製作に支障な来すことになる。
気流入側を最低にし、以後次第に高くしたものが特開昭
51−137165号公報に記載されているが、これの
ように空気の流入側な低くすると、ルーバ下方への空気
流入に対する抵抗が犬きくなるのでルーバの下面からの
伝熱が少なくなって不利であり、また帯状のフィン材に
幅方向に次第に高くなるルーバな形成すると、高さが大
きいほどルーバ成形時にフィン材をルーバ方向に引寄せ
る力が大きいので、帯状のフィン材に幅方向の彎曲変形
を生じさせてフィン製作に支障な来すことになる。
本考案の熱交換器用フィンは空気流入側のルーバの高さ
が大きく、且つルーバの高さが平面部の中央から前後に
向けて対称的に次第に大きくなるから上記のような不都
合は生じない。
が大きく、且つルーバの高さが平面部の中央から前後に
向けて対称的に次第に大きくなるから上記のような不都
合は生じない。
本考案の熱交換器用フィンは以上のように構成され作用
するので、製作が容易でしかも熱交換器効率を高めるこ
とのできるフィンとして実用上の効果が大きい。
するので、製作が容易でしかも熱交換器効率を高めるこ
とのできるフィンとして実用上の効果が大きい。
第1図はフィンを使用したラジェータの正面図、第2図
は従来のフィンの第→りな示す部分斜視図、第3図は第
2図のA−A断面図、第4図は従来のフィンの第二例な
示す部分斜視図、第5図は第4図のB−B断面図、第6
図は第4〜5図のフィンの装着状態を示す第1図のD部
拡大正面図、第7〜9図は本考案のフィンの実施例を示
し、第7図は部分斜視図、第8図はフィンの断面を示す
第9図のC−C断面図、第9図はフィンの装着状態な示
す第6図同様の正面図である。 4:フィン、5:金属薄板、5a:平面部、6:ルーバ
。
は従来のフィンの第→りな示す部分斜視図、第3図は第
2図のA−A断面図、第4図は従来のフィンの第二例な
示す部分斜視図、第5図は第4図のB−B断面図、第6
図は第4〜5図のフィンの装着状態を示す第1図のD部
拡大正面図、第7〜9図は本考案のフィンの実施例を示
し、第7図は部分斜視図、第8図はフィンの断面を示す
第9図のC−C断面図、第9図はフィンの装着状態な示
す第6図同様の正面図である。 4:フィン、5:金属薄板、5a:平面部、6:ルーバ
。
Claims (1)
- ジグザグに形成した金属薄板5の平面部5 a s5a
の表裏に突出させて、へ字状のルーバ6.6を空気の流
れに平行させて多数形成した熱交換器用フィンにおいて
、上記ルーバ6.6を空気の流れ方向に関して最前部釦
よび最後部のものを高くその他のルーバは平面部5aの
中央に向けて漸次低くし、且つこの中央に関して対称的
に形成したことな特徴とする熱交換器用フィン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978055820U JPS5812058Y2 (ja) | 1978-04-28 | 1978-04-28 | 熱交換器用フイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978055820U JPS5812058Y2 (ja) | 1978-04-28 | 1978-04-28 | 熱交換器用フイン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54159259U JPS54159259U (ja) | 1979-11-07 |
JPS5812058Y2 true JPS5812058Y2 (ja) | 1983-03-07 |
Family
ID=28952071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978055820U Expired JPS5812058Y2 (ja) | 1978-04-28 | 1978-04-28 | 熱交換器用フイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5812058Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006010200A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Daikin Ind Ltd | 熱交換器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS503217A (ja) * | 1973-05-11 | 1975-01-14 | ||
JPS51137165A (en) * | 1975-05-21 | 1976-11-26 | Hitachi Ltd | Heat transmitting fins |
-
1978
- 1978-04-28 JP JP1978055820U patent/JPS5812058Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS503217A (ja) * | 1973-05-11 | 1975-01-14 | ||
JPS51137165A (en) * | 1975-05-21 | 1976-11-26 | Hitachi Ltd | Heat transmitting fins |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54159259U (ja) | 1979-11-07 |
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