JPS58118963A - 血液分離装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、血液に鉄粉を添加し貧食した単球および顆粒
球を分離するに好適な血液分離装置に関する。

血液中の単球および顆粒球を除去してリンパ球を分離す
るために、単球および顆粒球が鉄粉を貧食する性質を利
用して鉄粉を貧食させ、磁石で鉄粉を吸着して取り除き
、血液だけを採取する方法は従来より行なわれていた（
以下顆粒除去と称する）。

従来の粗粒除去法はローデータで鉄粉を添加した血液を
攪拌後、血液試料容器を磁石の上に静置して鉄粉を容器
の低内面に吸着させた後、容器を手で待ち上げて注射ｉ
ｔを挿し込み、目で見ながら鉄粉を吸い込まないように
注意して注射針で吸引分注していた。

しかしこの従来方法では鉄粉が浮遊しや−「〈不安定で
あり、また鉄粉が見にくく鉄粉を血液といっしょに吸引
分注することがたびたびある。史に血液の収容容器は透
明の容器に限定される。

本発明の目的は、鉄粉の混入なく単球、顆粒球を分離し
得る血液分離装置を提供することにある。

以下、本発明の一実施例を第１図、第２図により説明す
る。

ローデータ１で鉄粉８入り血液試料容器２に収容されて
いる血ｇ５を攪拌しながら回転させて、半球および顆粒
球の鉄粉貧食をおこなえ）せる。鉄粉貧食を行なった仮
数の血液容器２を顆粒除去用容器保持器３に移し替える
。顆粒除去用容器保持イル３の容器装填孔ＶＣは、装填
された血ｇ谷器２の外壁にほぼ接触されるように、磁石
４が設置Ｍキれている。このため、血液容器２の中で鉄
粉を貧食した単球および顆粒球は容器２の側外壁を囲む
ように設置された磁石４により血液容器２の内壁面に吸
着される。

容器２が保持器３に装填されたままの状態で分圧器が動
作される。血液容器２に収容されている血液６内に、分
注器６に固定されている吸排管７を挿入する。／リンク
１３．弁１２の作用により血液５を吸引する。鉄粉８を
貧食した単球および顆粒球は、血液容器２の内壁面に吸
着しているので、容器２内に浮遊しない。だから吸排管
７は鉄粉８を吸引することなく清澄な血液５を吸引でき
る。

顆粒除去後の血液５を受は入れる複数の試験管９　Ｉ−
、ｉ、試験管保持器１０に設置されている。顆粒除去用
保持器３と試験管保持器１ｏの相対する動的・にともな
った分注器６の上下機構、を振り慎構により、自動的に
連続して簡単に鉄粉８を吸引することなく血液５を分注
することができる。

次に第３図により本発明の他の実施例を説明する。

第２図と同様の機能を有するものは同−符弓で示す。

第２図の例と異なる点け、血液容４２の低面の外周付近
に位置するように顆粒除去用容器保持器３に中空の磁石
１１を設は九ものである一血液容器２に浮遊していた鉄
粉８は血液容器２下部の外周側に吸着するので、吸排管
７の進入方向上には存在せず、したがって鉄粉８を吸引
することなく血液５だけ分注することができる。

以上説明したように、本発明によれば血液に混入されて
いる鉄粉を吸引することなく、単球、顆粒球を含まない
血液の分注が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の概略＃ｌｌ成を示す説明図
、第２図は第１図の実施例の要部拡大Ａ−Ａ断面図、第
３図は本発明の他の実抱例の４ｉ部を示す図である。 ２・・・血液容器、３・・・容器保持器、４．１１・・
・６石、６・・・分注器、７・・・吸排管。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、鉄粉を加えた血液試料を収容する試料容器と、この
   試料容器の側壁付近に配置ｊｊＬるように磁石が取付け
   られた容器保持器と、上記容器内に吸排管を挿入して鉄
   粉の含まれない血液を吸入しその血液を別容器に移す分
   注器とを備え九ことを特徴とする血液分離装置。