JPS5811826B2 - 家畜・家禽用飼料 - Google Patents

家畜・家禽用飼料

Info

Publication number
JPS5811826B2
JPS5811826B2 JP51113736A JP11373676A JPS5811826B2 JP S5811826 B2 JPS5811826 B2 JP S5811826B2 JP 51113736 A JP51113736 A JP 51113736A JP 11373676 A JP11373676 A JP 11373676A JP S5811826 B2 JPS5811826 B2 JP S5811826B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
feed
heating
rice husks
pressure
rice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51113736A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5344373A (en
Inventor
三宅安弘
野仲健允
鈴木脩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHIKUSAN KONOSHA KK
TSURUMI SOODA KK
Original Assignee
CHIKUSAN KONOSHA KK
TSURUMI SOODA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CHIKUSAN KONOSHA KK, TSURUMI SOODA KK filed Critical CHIKUSAN KONOSHA KK
Priority to JP51113736A priority Critical patent/JPS5811826B2/ja
Publication of JPS5344373A publication Critical patent/JPS5344373A/ja
Publication of JPS5811826B2 publication Critical patent/JPS5811826B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/80Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
    • Y02P60/87Re-use of by-products of food processing for fodder production

Landscapes

  • Fodder In General (AREA)
  • Feed For Specific Animals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は家蓄、家禽用飼料に関するものである。
日本における家蓄、家禽の飼料は、その大半を輸入によ
りまかなわれており、飼料価格の変動が直ちに蓄産物に
影響すると共に、そのコストの低減力唖めて困難であっ
て、生産効率を上げるためには、飼料の価格の低下が望
まれ、又飼料に繊維質を補給する粗飼料も近時不足その
安定供給が問題となっている。
農村に於て多量に排出され容易に入手できるもみ殻の飼
料への混合使用は種々検討されたが、その繊維組織が硅
酸質により覆われ硬く、消化性が悪く、胃腸障害を起し
、飼料としての価値はなく粗飼料や増量材としても使用
不可能とされていた。
本発明者等はもみ殻のかかる性質を改善してこれを飼料
特に粗飼料や増量材として有効に利用することについて
検討を加えた結果、本発明を完成するに至った。
即ち本発明は、もみ殻を圧縮加圧し、次いで急激に圧力
を解除することにより、該もみ殻の繊維組織を膨軟破壊
せしめた膨化もみ殻を含有することを特徴とする家蓄、
家禽用飼料である。
以下本発明について詳細に述べる。
もみ殻は繊維組織を膨軟破壊処理するために水分をもみ
殻に対して10〜60%、望ましくは30〜50%に調
整して圧縮するものである。
この場合含水率10%未満では圧縮時のもみ殻の蒸煮が
不充分となり、もみ殻の炭化等が生じ、又圧縮を急激に
解除後の膨軟破壊が不充分となる傾向があり、60%を
越えると過剰の水分によりもみ殻の温度コントロールが
困難となり、適正な膨軟破壊は期待できない。
膨軟破壊処理としては、例えばもみ殻を密閉容器中で外
部より加熱しながら圧縮し内部圧力を上昇せしめた後そ
の圧縮を急激に解除して内部の圧力を常圧にもどす方法
、もみ殻を密閉容器中に入れ外部より加熱し内部圧力を
上昇せしめるか或は外部より直接熱源を導入(例えば蒸
気や熱空気の圧入)を行い内部の温度及び圧力を上昇せ
しめた後急激に圧力を解除する方法、或はもみ殻を特定
温度において加熱圧縮又は単なる加圧による圧縮を行っ
てもみ殻を水分により蒸煮せしめて質密体となし、これ
を切削しつつ同様に圧縮を急激に解除する方法等が好ま
しく用いられる。
いずれの場合に於ても加熱温度は150℃以上、好まし
くは200〜300℃(この温度に相当する水蒸気圧は
概ね15〜87kg/cm2)である。
この温度はもみ殻の加圧に必要なものであって、これは
もみ殻中の含水量とも関連し含水量10〜60%の範囲
で、150℃以上で圧縮することによへ最終的に組織の
膨軟破壊を完全ならしめることができ、150℃未満で
は充分な加圧ができないのでもみ殻組織の膨軟破壊は完
全に行われないまた300℃以上の加熱は膨軟破壊処理
になんら悪影響をあたえないが経済的に不利である。
加熱は一般的な加熱方式例えば蒸気加熱、電勲加熱、重
油、溶油、ガス等の燃焼加熱、電子線加熱等のいずれの
方法を用いてもよく、またかかる加熱を行わず圧縮時の
機械的摩擦熱による加熱力法を用いてもよい。
加熱圧縮による加圧或は加熱による加圧及び加熱と外部
加圧の併用、又は容器内で水分の存在により昇温蒸煮を
受けつつ圧縮され、緻密な質密体を形成せしめる場合の
もみ殻を入れた密閉容器の圧力は、5kg/cm2以上
が良く、15〜87kg/cm2が好ましい。
87kg/Cm2以上の圧力は膨軟破壊になんら悪影響
をおよぼさないが経済的に不利となるもみ殻を加熱しな
がら圧縮し加圧する時間は温度により異なるが200〜
300℃の場合、5〜2咬秒間行われ、直ちに急激に圧
力が解除されるこの方法は回分式或は連続式のいずれの
方法を用いても行うことができる。
外部より加熱し密閉容器内の圧力を上昇させるか或は外
部よりの加熱と外部加圧の併用による密閉容器内の圧力
を上昇せしめてもみ殻を加圧する場合、温度が200〜
300℃に、又内部圧力が15〜87kg/cm2に上
昇後5〜30秒間放置し、直ちに急激に圧力を解除され
る。
30秒間以上の加熱圧縮又は加熱による加圧及び加熱と
外部加圧の併用による加圧は、もみ殻の1部炭化が始ま
るため室番、家禽用飼料としての使用が不利となる。
加熱圧縮又は加熱による加圧及び加熱と外部加圧の併用
による温度200〜300℃、圧力15〜87kp/c
m2に加熱、加圧されたもみ殻の細胞内の水分は加熱、
加圧の度合に相当する飽和蒸気となり高温、高圧の状態
となっているので急激に圧力を解除されると飽和蒸気は
急激に膨張し、この膨張力によりもみ殻は膨張軟化し組
織は膨軟破壊され、ソフトな綱片状となる。
このため圧力の解除は瞬時に行う必要がある。
繊維組織を膨軟破壊したもみ殻即ち膨化もみ殻はそのま
ま或は常法により堆積発酵或はサイレージ化を行い、例
えば粗飼料或は増量材として室番、家禽用飼料と配合し
て使用される。
膨化もみ殻は飼料に対し50%以下配合使用され、5〜
20%の配合使用が望ましい。
本発明に於いて膨化もみ殻を配合する飼料としては通常
市販されている配合飼料例えば三井印成鶏飼育用オール
マツシュ(日本配合飼料株式会社商品名)、くみあいM
F養豚用ビググリーン(くみあい飼料株式会社商品名)
、くみあい配合飼料種豚用バイブリード15(くみあい
飼料株式会社商品名)、くみあい配合飼料孔配置8(く
みあい飼料株式会社商品名)、或は穀類(例えば、とう
もろこし、マイロ、小麦、えん麦等)、そうこう類(例
えば、米ぬか、脱脂米尻か、ふすま等)、植物テ性油か
す類(例えば、大豆、油かす、あまに油かす、綿実油か
す、パーム杉油かす等)、動物質性飼料(例えば、魚粉
、フィッシュソリュブル、血粉、フェザ−ミール等)等
を用途に応じて適宜配合した飼料等が好ましく用いられ
る。
繊維組織を膨軟破壊しないもみ殻は組織が硅酸質により
覆れ、緻密で硬く、消化性悪く、胃腸障害を起し、飼料
としての価値はまったくないものである。
一方膨化もみ殻は、繊維組織は完全にくずれ膨軟状態と
なり、消化性、及び室番、家禽の胃腸内における微生物
分解性も向上し、更に高温高圧処理により殺菌も完全に
行われているため本発明は簡単な操作によって安価に製
造することができ、従来廃棄処理されていたもみ殻を実
用に供しうるものであり、かかる資源の活用再生の面よ
りしても頗る利用価値の高い発明である。
膨化もみ殻を混用した飼料は、価格は低下し、更に飼料
に繊維質を補給する良質の粗飼料となる。
以下に実施例及び対照例を揚げて本発明を説明する。
実施例 1 もみ殻500kg(水分的12%)に水1501を加え
均一になるまで撹拌後、電熱を用いて200〜230℃
に加熱した密閉型の膨軟破壊装置に連続的(約5kg/
分)に投入し、約10秒間平均圧力15kg/cm2に
て圧縮した後急激に圧縮を解除し、組織を膨軟破壊した
もみ殻約500kg(水分的12%)を得た。
次に乳用牛(ホルスタイン種)8頭に膨化もみ殻を10
%配合したくみあい配合飼料乳装置8(くみあい飼料株
式会社商品名)及び縁部(例えばカンラン、キャベツ等
)を1日1頭当り20kg給与し、60日間の飼料の摂
食量と泌乳量を調べた。
対照例として乳用牛(ホルスタイン種)8頭にくみあい
配合飼料孔配置8(くみあい飼料株式会社商品名)のみ
及び同量の縁部を給与し、同様に調査を行った。
上表から明らかな通り、本発明の飼料を給与した場合、
乳牛の摂食量及び泌乳量とも良好で、本発明の飼料は安
価にして良質な飼料である。
実施例 2 実施例1にて作成した膨化もみ殻を肉豚(LH種)30
頭に通常給与されているくみあいMF養豚用ピググリー
ン(くみあい飼料株式会社商品名〕に対し10%配合し
て給与し、60日間の増体量を求めた。
対照例として肉豚(LH種)30頭にくみあいMF養豚
用ピググリーン(くみあい飼料株式会社商品名)のみを
給与し、同様に増体量を求めた。
本発明の飼料を給与することにより良好な増体量を示し
た。
実施例 3 実施例1にて作成した膨化もみ殻を産卵鶏(ハイランド
種30週今0100羽に通常給与されている三井印成鶏
飼育用オールマツシュ(日本配合飼料株式会社商品名)
に対し、20%配合して給与し、90日間の産卵率、日
卵重、摂食量を求めた。
対照例として産卵鶏(ハイランド種30遅生)100羽
に三井印成鶏飼育用オールマツシュ(日本配合飼料株式
会社商品名)のみを給与し、同様に産卵率、日卵重、摂
食量を求めた。
本発明の飼料を給与した場合、鶏は健康となり、産卵率
、日卵重は向上し、飼料の摂食量も良好で、本発明の飼
料は安価にして良質な飼料である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 もみ殻を圧縮加圧し、次いで急激に圧力を解除する
    ことにより、該もみ殻の繊維組織を膨軟破壊せしめた膨
    化もみ殻を含有することを特徴とする家蓄・家禽用飼料
JP51113736A 1976-09-24 1976-09-24 家畜・家禽用飼料 Expired JPS5811826B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51113736A JPS5811826B2 (ja) 1976-09-24 1976-09-24 家畜・家禽用飼料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51113736A JPS5811826B2 (ja) 1976-09-24 1976-09-24 家畜・家禽用飼料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5344373A JPS5344373A (en) 1978-04-21
JPS5811826B2 true JPS5811826B2 (ja) 1983-03-04

Family

ID=14619822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51113736A Expired JPS5811826B2 (ja) 1976-09-24 1976-09-24 家畜・家禽用飼料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5811826B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009219482A (ja) * 2008-02-22 2009-10-01 Chubu Shiryo Kk 家禽用飼料及び家禽の飼育方法
JP2014057576A (ja) * 2012-08-24 2014-04-03 Showa Sangyo Co Ltd 採卵鶏用飼料
JP2014057577A (ja) * 2012-08-24 2014-04-03 Showa Sangyo Co Ltd 肉用鶏用飼料

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6274249A (ja) * 1985-09-26 1987-04-06 Asia Gijutsu Consultant:Kk 焼酎醸造の廃スラリ−と爆砕脱水おが粉などを原料とする家畜の配合飼料とその製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3259501A (en) * 1964-06-11 1966-07-05 Delta Ind Inc Rice hull products and method
JPS4937662A (ja) * 1972-08-07 1974-04-08

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3259501A (en) * 1964-06-11 1966-07-05 Delta Ind Inc Rice hull products and method
JPS4937662A (ja) * 1972-08-07 1974-04-08

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009219482A (ja) * 2008-02-22 2009-10-01 Chubu Shiryo Kk 家禽用飼料及び家禽の飼育方法
JP2014057576A (ja) * 2012-08-24 2014-04-03 Showa Sangyo Co Ltd 採卵鶏用飼料
JP2014057577A (ja) * 2012-08-24 2014-04-03 Showa Sangyo Co Ltd 肉用鶏用飼料

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5344373A (en) 1978-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103734458B (zh) 宠物咬胶及其制备方法
JP6588336B2 (ja) ペットフード
KR102224213B1 (ko) 기호도와 보존성이 우수한 원물사료 조성물의 제조방법
CN104206811B (zh) 一种仔猪饲料诱食剂及其制备方法
JPS5811826B2 (ja) 家畜・家禽用飼料
JP3912773B2 (ja) 養豚用飼料及びその製造方法並びにこれらに用いる養豚用飼料原料
CN107836569B (zh) 纤维组合物、纤维组合物的制备方法和养殖饲料
CN114521534A (zh) 一种生产雪花牛肉的肉牛饲养方法
EP1570748A1 (en) Feed pellets based on natural materials and method for the preparation of the same
Ari et al. Effects of alkali treatment of soyabean on carcass traits intestinal morphology and cooking yield of broilers
JP6211348B2 (ja) 肉用鶏用飼料
US1807043A (en) Preparation of livestock feeds
JP2000032923A (ja) 飼料並びにその製造方法
CN105595193A (zh) 可替代鱼粉的去皮膨化全脂大豆粉制备方法
JPH0759516A (ja) 羽毛を含有する飼料の製造方法
KR101864840B1 (ko) 미선나무를 함유하는 사료첨가제 및 그 사료첨가제를 이용한 사료의 제조방법
CN108125037A (zh) 一种猪饲料及其制备方法
JP2020028254A (ja) 反芻家畜用飼料の製造方法
JP2003250462A (ja) ケール造粒物からなる動物用飼料
CN108338125A (zh) 一种繁殖猪饲料及其养殖方法
JPH1175710A (ja) 植物性粗繊維質を主成分とするドックフード及びその製造方法
Kumar et al. In vitro, in situ and in vivo evaluation of straw based diets supplemented with bypass fat as concentrated energy source in Murrah buffaloes
Raymond et al. Nutrients digestibility in Yankasa rams fed urea ensiled crushed corn cobs supplemented with concentrates
CN106509490A (zh) 一种提高鲢鱼生长速度的高效缓释鱼肥及其制备方法
JP2001025367A (ja) 家畜飼料とその製造方法