JP2014057576A - 採卵鶏用飼料 - Google Patents
採卵鶏用飼料 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014057576A JP2014057576A JP2013170985A JP2013170985A JP2014057576A JP 2014057576 A JP2014057576 A JP 2014057576A JP 2013170985 A JP2013170985 A JP 2013170985A JP 2013170985 A JP2013170985 A JP 2013170985A JP 2014057576 A JP2014057576 A JP 2014057576A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feed
- egg
- rice
- pellet
- feeding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/80—Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
- Y02P60/87—Re-use of by-products of food processing for fodder production
Landscapes
- Feed For Specific Animals (AREA)
- Fodder In General (AREA)
Abstract
【解決手段】 もみ殻及び/又はもみ米の粉砕物含有の飼料原料をペレットにした採卵鶏用飼料;もみ殻及び/又はもみ米の粉砕物を含有する餌付期用飼料;前記飼料は幼雛期増体向上用又はツツキ行動抑制用としてもよい。;前記採卵鶏用飼料又は前記餌付期用飼料を、幼雛期に給与する採卵鶏の増体向上方法、卵の生産性向上方法、採卵鶏の飼育環境の改善方法又は採卵鶏の腸管内細菌叢の改善方法。
【選択図】なし
Description
一般的に、採卵鶏では、産卵開始時期がふ化後150日程度で体重が1,600g程度で産卵可能な成鶏となるのに対し、肉用鶏では、一般的にふ化後50日程度で体重が3000g程度で出荷可能となるため、成育の増体重は、肉用鶏と比較し、採卵鶏の方が遅い。しかし、採卵鶏の経済的な寿命は、肉用鶏と比較し約2年程度と非常に長く、成鶏期において、採卵鶏は、長期間卵を生産する(非特許文献1)。
また、特許文献2には、7日齢までは予備飼育をして成育させた後、チャンキー種雄ブロイラーの肉用鶏に、繊維分のコーンコブミール(コーン穂軸の粉砕物)2〜10質量部を市販飼料100質量部に対して単に追加しただけの飼料を7〜49日齢の間給与したところ、肉用鶏であっても体重が殆ど変わらず、繊維分を多く配合すると悪影響があることが開示されている。
一般的に、採卵鶏を飼育し、卵を生産する採卵業界では幼雛期の増体量が向上することで、産卵期間の卵の生産性向上が期待できると考えられている。このため、幼雛期の増体量が多くなる飼料が採卵業界では種々検討されている。
また、繊維分は難消化性であるため、繊維分の多い物を飼料に配合し幼雛期又は餌付期の雛に給与した場合、この時期は腸管内細菌叢が未発達なため、その後の採卵鶏の育成期の成育を悪くすると考えられていた。
このことは、特許文献2において、栄養価が高く高カロリーな餌付期用飼料をふ化後の雛に給与し予備飼育すること、また8日齢後の雛に繊維分を多く給与すると雛の増体向上に悪い影響が生じていることからも明らかである。
このように、幼雛期又は餌付期において、難消化性及び低カロリーの繊維分を給与することは、当業者にとって成育状況を悪くする可能性が高い行為と認識され、非常識と考えられていた。
この結果、全く意外にも、繊維分の多いもみ殻又はもみ米の粉砕物を使用した飼料を幼雛期(特に餌付期)の採卵鶏に給与することで、幼雛期の採卵鶏の成育状況が良好となること、さらにその後の育成期の採卵鶏の成育状況も良好となることを見出し、本発明を完成させた。
しかも、もみ殻又はもみ米の粉砕物を使用した飼料を給与することで、育成期の採卵鶏の腸管内細菌叢の改善及び飼育環境の改善も認められた。
また、もみ殻及び/又はもみ米の粉砕物含有の飼料原料を粉砕及び加熱調湿し成型したペレットを粉砕したペレットクランブルをふ化後0日齢から給与した場合、採卵鶏の育成期の成育状況は良好であった。
また、本発明は、もみ殻及び/又はもみ米の粉砕物を含有する餌付期に給与するための採卵鶏用飼料を提供するものである。
また、前記飼料は幼雛期増体向上用又はツツキ行動抑制用としてもよい。
本開示に用いる「もみ殻及び/又はもみ米の粉砕物」は、もみ殻及び/又はもみ米を粉砕したものである。当該もみ米粉砕物中には、もみ殻が含まれるものである。
ここで、「もみ米」とは、イネの穂から種子をとって米の最も外側にある外皮部分(もみ殻)のついた状態のものをいう。
前記粉砕は、公知の粉砕機により行うことが可能である。このときのもみ殻及び/又はもみ米の粉砕物の大きさは、好ましくは粒径3.5mm〜0.15mmであり、より好ましくは粒径1mm〜0.15mmである。
なお、粉砕物の粒径は、粉砕後の篩のメッシュ幅により決定する。
また、一般的に給与飼料は飼料原料の大きさを必要に応じて調製するが、例えば、ペレット成型前に全ての飼料原料を粉末にしてペレット成型する方法;ペレット成型前に一部の飼料原料はある程度の大きさを残したままペレット成型する方法等がある。上記飼料原料の粉砕物は、必要に応じて、上記のもみ殻及び/又はもみ米の粉砕物のような大きさに調製すればよく、例示のどちらの方法でペレット成型してもよい。
このため、繊維分が多く低カロリーのものを、幼雛期又は餌付期の採卵鶏に、給与することは、増体向上には適さないと採卵業界では考えられていた。しかも、幼雛期のような腸管内細菌叢が未発達な幼雛期又は餌付期の採卵鶏に、難消化性の繊維分が多いものを給与することは、腸管内細菌叢を改善させるには適さないと採卵業界では考えられていた。
このようなことが採卵業界で考えられていたことは、現に、特許文献2のような、繊維分が多いコーン穂軸の粉砕物を、ふ化直後から雛に給与せずにある程度成育した後の雛に給与していることからも明らかである。しかも、特許文献2には、採卵鶏よりも増体の速い肉用鶏の雛であっても、雛の増体が向上していないことからすると、繊維分を、幼雛期、特に餌付期の採卵鶏に給与しようとしない理由が示されていると言える。
ところが、本発明者らは、もみ殻及び/又はもみ米の粉砕処理物を使用した飼料を、採卵鶏の幼雛期に給与したところ、幼雛期の採卵鶏の増体が向上し、その後の成育でも良好な状態に採卵鶏がなることを見出し、このことは全くの意外にほかならない。さらに、幼雛期のような腸管内細菌叢が未発達な幼雛の時期から、難消化性の繊維分であるもみ殻及び/又はもみ米を給与したにも拘わらず、鶏の腸管内容物の大腸菌数が低減すること、また糞水分が減少することが認められたことも意外であった。そして、糞水分が減少することによって、飼育環境が改善され、それにより大腸菌症の発症が抑えられるため、育成期の成育状況も良好になる。
これに対し、本開示のもみ殻及び/又はもみ米粉砕物を使用した飼料を幼雛期又は餌付期に給与することによって、鶏の腸管内容物の大腸菌量及び糞の水分含有量を低減することが可能となった。このことは、上述の従来の採卵業界で問題となっていた飼育環境改善をも解決できるため、この点においても本開示の飼料は優れた利点を有する。
前記飼料原料は、もみ殻及び/又はもみ米の粉砕物と他の飼料成分の粉砕物とを混合させたもの:もみ殻及び/又はもみ米と他の飼料成分を配合し粉砕処理したもの等が挙げられ、粉砕の前後は特に限定されない。
前記飼料原料の粉砕は、成型前に粉砕物となっていればよいので、加熱調湿後に粉砕が行われてもよく、また粉砕後に加熱調湿が行われてもよく、粉砕及び加熱調湿が同時に行われてもよい。
そして、前記飼料原料を粉砕及び加熱調湿し、ペレットにする場合には、公知のペレットミル(製造装置)を使用すればよい。
一例として、配合飼料原料の粉砕物に高圧水蒸気を吹き込みながら、圧力をかけてダイをとおして押し出し成型され、ペレットが得られる。さらに、得られたペレットを粉砕して、ペレットクランブルにすることが、餌付期の採卵鶏の成育状態が良好な飼料を得られるため、好適である。
前記加熱調湿では、水蒸気(例えば常圧水蒸気、過熱水蒸気、高圧高温水蒸気等)を用いることが好適である。前記加熱調湿の処理温度は、好ましくは30〜110℃、より好ましくは60〜95℃であり、また加熱調湿の処理時間は、好ましくは5秒〜10分間、より好ましくは30秒〜3分間である。常圧とは、ほぼ一気圧のことである。
得られたペレットの大きさは、特に限定されず、好ましくは1.0〜4.0mm、より好ましくは1.5〜4.0mm、よりさらに好ましくは2.5〜3.5mmである。また、ペレットにはミニペレットもあるが、このミニペレットの場合には、餌付期に給与することが可能な大きさが好ましく、より好ましくは1.0〜3.5mmである。
また、ペレットクランブルの大きさは、特に限定されず、好ましくは1.0〜3.5mm、より好ましくは1.2〜3.0mmである。
なお、ペレット、ミニペレットの大きさは径であり、ペレットクランブルの大きさは、篩のメッシュ幅により決定するものである。
また、本開示で用いられるもみ米の含有量は、飼料原料中に、もみ米換算で、好ましくは5〜60質量%であり、より好ましくは10〜50質量%であり、より好ましくは10〜30質量%である。
なお、これらの含有量は、粉砕物の含有量であってもよい。また、もみ米中のもみ殻の含有量は、米の品種や栽培方法などによって異なるが、一般的には18〜20質量%である場合が多い。
ちなみに、各育成期に応じた飼料組成とは、餌付期用飼料(0〜10日齢用);幼雛期用飼料(0〜28日齢用)、中雛期用飼料(29〜56日齢用)、大雛期用飼料(57〜120日齢用)等の育成期用飼料;成鶏期用飼料(121〜700日齢用)等が挙げられ、市販品を用いてもよい。
また、籾米以外の穀類の含有量は、飼料原料中に、特に限定されないが、好ましくは40〜80質量%、より好ましくは30〜70質量%である。また、植物性油粕類の含有量は、特に限定されないが、好ましくは5〜30質量%、より好ましくは15〜30質量%である。
本開示のペレット飼料又はペレットクランブル飼料は、育成期用の飼料として使用することが好ましい。育成期のうちでも、幼雛期用(約0〜28日齢)又は餌付期用(約0〜10日齢)に使用することが、増体向上及び腸管内細菌叢改善等の採卵鶏の成育状況を良好にする点から有利である。
従って、本開示の飼料は、増体向上用飼料、腸管内細菌叢改善用飼料、糞中の水分低減用飼料、卵の生産性向上用飼料等の上述の作用を有する飼料として使用することができる。また、本開示の飼料は、幼雛期用飼料及び餌付期用飼料として使用することもできる。
また、本開示の飼料は、後記実施例に示すように、ツツキ抑制作用を有することから、ツツキ抑制用飼料(ツツキ抑制剤)として使用することができる。このツツキ抑制作用は、もみ殻及び/又はもみ米の粉砕物を使用することに由来すると考えられる。
また、本開示のもみ殻及び/又はもみ米の粉砕物をそのまま、又はもみ殻及び/又はもみ米の粉砕物を使用する飼料を、上述の各種作用を発揮させるための、増体向上方法、腸管内細菌叢改善方法、糞中の水分低減方法、ツツキ抑制用方法を提供するために使用することができる。
従って、本開示の飼料によって、上述の如き、採卵鶏の増体向上及び環境改善等の成育状況が向上することから、採卵鶏の卵の生産性も向上する。よって、本開示は、卵の生産性向上方法及び卵の生産性向上用飼料等を提供するために使用することも可能である。
さらに、本開示の飼料の給与時期は、幼雛期又は餌付期に、給与することが好ましい。
この時期に給与することで、採卵鶏の育成期の成育状況を良好とすることが可能となる。
本開示の飼料の給与の開始時期は、ふ化後0〜7日齢のいずれかの日から少なくとも給与することが好ましい。本開示の飼料の給与の開始時期は、より好ましくは、ふ化後0〜5日齢のいずれかの日から、よりさらに好ましくは0〜3日齢のいずれかの日から、より好ましくは0日齢から給与することが、餌付期の雛の成育はもちろん、その後の育成期の雛の成育状況も良好となるので好適である。
また、本開示の飼料の給与の終了時期は、特に限定されず、長期間給与させることが好適であるが、採卵鶏の成育状況を良好にしつつ、費用対効果の点で、好ましくは〜28日齢まで、より好ましくは〜21日齢まで、より好ましくは〜17日齢まで、さらに好ましくは〜14日齢まで、よりさらに好ましくは〜10日齢まで給与するのが好適である。
また、本開示の飼料の給与期間は、特に限定されず、長期間給与させることが好適であるが、好ましくは28日間、より好ましくは21日間、さらに好ましくは17日間、よりさらに好ましくは14日間、さらに好ましくは10日間とするのが、採卵鶏の成育状況を良好にしつつ、費用対効果の点で好適である。
なお、本開示の飼料を幼雛期又は餌付期に給与した後に、その後の育成期でももみ殻及び/又はもみ米の粉砕物を使用する飼料を給与することが、採卵鶏の育成期の成育状況を良好にする点では好適である。その後の育成期に給与するときの飼料の形状は、マッシュ形状、ペレット形状又はペレットクランブル形状の何れでもよい。
本開示の飼料では、ツツキ抑制作用を有するため、ツツキ行動が生じやすいケージ飼育の際に、本開示の飼料を給与することが望ましい。
また、本開示の採卵鶏用飼料では、糞の水分含有量及び腸管内容物の大腸菌量の低減作用を有しているため、床湿り状態にて問題が生じやすい平飼いの際に、本開示の採卵鶏用飼料を給与することが望ましい。
もみ殻を配合した飼料原料をペレットクランブル加工したペレットクランブル飼料と、通常のペレットクランブル飼料の成績を対比評価した。
<供試動物>
採卵用コマーシャル鶏であるジュリア雄160羽を使用して試験を行った。0日齢時に各試験区の体重が均等になるように鶏を2試験区×4反復の計8区画(各20羽)に区分けして飼育試験を行い、21日齢で淘汰した。なお、各区画の面積は0.98m2で、飼育ケージはウインドウレスのバタリー鶏舎を用いた。
<試験区及び供試飼料>
対照区としてもみ殻無配合区、試験区として100質量部に対してもみ殻を5質量部配合した区を設定した。何れの飼料も、ペレットクランブルの形状とした。
各飼料の給与期間は、ふ化後0日齢から給与した。
飼料原料を混合したのち、粉砕機にて粉砕し、80℃の水蒸気(加熱調湿)を噴霧しながら2分間撹拌したのち、押し出し成型しながら、ペレットを得た。さらに乾燥ペレットをクランブル処理した。
ペレットは4.8mm径とし、クランブル後の篩いサイズは3.03mm pass〜0.98mm onとした。また、給与飼料の配合割合及び成分値を表1に示す。
もみ殻を飼料原料として配合した場合の増体成績について検討した。
表2の結果から、もみ殻区の増体量が有意に改善されたことがわかる。表1の通り、給与した飼料の粗蛋白質と代謝エネルギーは同一であることから、もみ殻の機能性が増体成績を改善したと考えられた。
次に、もみ殻配合飼料原料のペレットクランブル飼料の給与が鶏の腸管内細菌叢に及ぼす影響を調査した。具体的には、21日齢時に各試験区から平均体重に近い個体を8羽ずつ選抜し、と殺後腸管内容物を摘出し、QIAamp DNA stool Mini Kit(QIAGEN)を用いて糞からDNAを抽出した。16SリボソーマルDNAの領域を特異的に増幅するプライマーを設計し、抽出したDNAをテンプレートとして、リアルタイムPCR法により菌量を測定した。リアルタイムPCR法にはPower SYBR Green PCR Master Mix(Applied Biosystems)を使用し、スタンダード配列には合成した標的遺伝子領域の塩基配列を組み込んだプラスミドを用いた。その結果、飼料原料へのもみ殻の配合により有意に大腸菌数が低減することがわかった。腸管内細菌叢が形成される前の若い日齢からもみ殻を給与することで、効果が得られると考えられた。
なお、採卵鶏の雄雛は、採卵鶏の雌雛と比較して、35日齢までの個体差及び増体速度等はほとんど差がないため、増体試験を行った場合、採卵鶏の雌雛とほぼ同等の成績が得られる。
また、糞中の大腸菌数が減少することで鶏舎内での粉塵中の大腸菌数の低減が期待でき、結果として飼育環境が改善されることに繋がると考えられる。よって、ペレットクランブルの形状で採卵鶏にもみ殻を給与することは、飼育環境改善に寄与するものと考えられる。
もみ米を配合した飼料原料をペレットクランブル加工した飼料を用いて成績への影響を評価した。
<供試動物>
採卵用コマーシャル鶏であるジュリア雄276羽を使用して試験を行った。0日齢時に各試験区の体重が均等になるように鶏を4試験区×3反復の計12区画(各23羽)に区分けして飼育試験を行い、35日齢で淘汰した。なお、各区画の面積は0.98m2で、飼育ケージはウインドウレスのバタリー鶏舎を用いた。
<試験区及び供試飼料>
対照区としてもみ米無配合区、試験区として飼料原料100質量部中にもみ米を20質量部配合した区を設定し、0〜14日齢まではペレットクランブル形状、15〜35まではマッシュ形状の飼料を給与した。ペレットは4.8mm径とし、クランブル後の篩いサイズは3.03mm pass〜0.98mm onとした。また、給与飼料の配合割合及び成分値を表4、表5に示した。
飼料原料を混合したのち、粉砕機にて粉砕し、80℃の水蒸気(加熱調湿)を噴霧しながら2分間撹拌したのち、押し出し成型しながら、ペレットを得た。さらに乾燥ペレットをクランブル処理した。また、マッシュ形状の飼料とは、原料に粉砕物や粉状のものを配合した飼料であり、もみ米は粉砕物を用いた。
なお、もみ米20%区の飼料原料中のもみ殻の含有量は、3.6質量%であった。
もみ米を配合した飼料原料をペレットクランブル加工した場合の鶏卵鶏の増体成績について検討した。
表6、表7の結果から、対照区と比較して、もみ米20%区(もみ殻換算3.6質量%)の増体量が有意に改善されたことがわかった。さらに、0〜14日齢期の方が、15〜35日齢期よりも、もみ米配合飼料原料のペレットクランブル飼料給与による鶏卵鶏の増体成績の改善効果が大きかった。
なお、飼料原料中、もみ米30質量%のもみ米30%区(もみ殻換算5.4質量%)でも対照区と比較して増体量が有意に改善されたことが認められた。
次に、もみ米配合飼料原料をペレットクランブル加工したペレットクランブル飼料の給与が鶏糞の水分含量に及ぼす影響を調査した。32日齢時に各試験区6羽から採糞し測定を行なった。
表8の結果から、もみ米20%区の糞の水分含量が有意に低下していることがわかった。
なお、飼料原料中、もみ米30質量%のもみ米30%区(もみ殻換算5.4質量%)でも対照区と比較して糞の水分含量が有意に低下したことが認められた。
以上から、0〜35日齢の採卵鶏にもみ米配合飼料原料のペレットクランブル飼料を給与することにより、増体成績が改善され、糞の水分含量が低下することがわかった。
<フェザーコンディションスコア>
採卵用コマーシャル鶏であるジュリア雄276羽を使用して試験を行った。
試験2と同様にクランブル飼料及びマッシュ飼料を用いて飼育し、鶏の悪癖であるツツキ行動の指標となるフェザーコンディションスコアを評価した。このとき、飼料原料中のもみ米の含有量を、20質量%(もみ殻換算3.6質量%)、30質量%区(もみ殻換算5.4質量%)とした各飼料を用いた。
具体的には、35日齢時に羽毛の状態を目視で点数化し(生え揃っている(0or1)、ボサボサ(2or3)、地肌が見えている(4or5))、スチールの多重比較検定を用いて評価した。なお分類データを用いたため、平均値は表示しなかった。
図1の結果から、対照区と比較して、もみ米20%区、もみ米30%区のフェザーコンディションスコアが有意に改善されていることがわかった。またもみ米の配合率が多いほど成績が優れていた。
以上から、0〜35日齢の採卵鶏に、もみ米配合飼料原料のペレットクランブル飼料を給与することにより、フェザーコンディションスコアが改善されることがわかった。
もみ米を配合した飼料原料をペレットクランブル加工したペレットクランブル飼料と通常の飼料の給与成績を対比評価した。
<供試動物>
採卵用コマーシャル鶏であるジュリア雌200羽を使用して試験を行った。1日齢時に各試験区の体重が均等になるように鶏を2試験区×反復なしの計2区(各100羽)に区分けして飼育試験を行った。各区画の面積は表9の通りで、飼育ケージは42日齢までウインドウレス鶏舎、43日齢以降は開放鶏舎を用いた。
対照区としてもみ米無配合区、試験区として、飼料原料100質量部中に、もみ米を25質量部配合した区(もみ米25%区:もみ殻換算4.5質量%)を設定した。飼料の形状はふ化後21日齢までの餌付用飼料及び幼雛用飼料はペレットクランブル形状とし、22日齢以降の飼料はマッシュ形状とした。なおペレットクランブルは、飼料原料を変えた以外は上記(試験1)と同様の方法にて得た。
ふ化後10日齢まで餌付用飼料、11日齢から21日齢まで幼雛用飼料、その後は表11の22日以降の飼料を給与した。
ペレットは4.8mm径とし、クランブル後の篩いサイズは3.03mm pass〜0.98mm onとした。また、給与飼料の配合割合及び成分値を表10に示す。
もみ米を配合した飼料原料を用いた場合の増体成績について検討した。
表12の結果から、もみ米区の増体量及び飼料要求率が改善されたことがわかる。以上の結果から、採卵鶏に、もみ米配合飼料原料のペレットクランブル飼料を給与することにより、増体成績が改善されるということがわかった。
<野外成績>
もみ米を配合した飼料原料のペレットクランブル形状の育成用飼料を給与したロットと、とうもろこし主体の従来の飼料を給与したロットの成績を比較した。
0〜26日齢までの給与飼料は、表13に示す各飼料原料(従来の飼料原料及びもみ米配合飼料原料)を混合した後、粉砕機に80℃の水蒸気(加熱調湿)を噴霧しながら2分間撹拌したのち、押し出し成型しながら、ペレットを得、さらに乾燥ペレットをクランブル処理したものを使用した。
なお、もみ米配合飼料原料をペレットクランブル形状にしたペレットクランブル飼料(もみ米23%)の飼料原料中のもみ殻の含有量は、4.1質量%であった。
27〜54日齢までの給与飼料(マッシュ形状)は、表14に示す各飼料原料(従来の飼料原料及びもみ米配合飼料原料)を混合した後、粉砕機で粉砕しマッシュ形状にしたものを使用した。
なお、成鶏期は、とうもろこし主体飼料で飼養し、もみ米配合飼料原料のペレットクランブル飼料やもみ米配合飼料(マッシュ形状)は給与しなかった。
従来の飼料を給与したロットと比較して、「もみ米を配合した飼料原料をペレットクランブル加工したペレットクランブル飼料」を給与したロットの産卵成績が優れていた。幼雛期にもみ米配合のペレットクランブル飼料を給与したロットは産卵率(%)が高く、日卵量(g/羽)が多く、飼料摂取量は少ない結果となった。すなわち、本開示のペレット飼料及びペレットクランブル飼料は、育成期に給与した場合に、育成成績が改善し、成鶏期の卵の生産性を向上できた(図2参照)。
さらに、「もみ米配合飼料原料のペレットクランプル飼料」を幼雛期に給与した後に、その後の育成期において、もみ殻及び/又はもみ米の粉砕物を使用する飼料(具体的には、マッシュ形状)を給与した場合でも、採卵鶏の育成期の成育状況を良好にすることができ、また採卵鶏の卵の生産性も向上させることができた(図2参照)。すなわち、本開示のペレット飼料及びペレットクランブル飼料の給与の終了時期は、長期間給与させることが望ましいが、当該終了時期が「〜27日齢まで」又は「〜28日齢まで」でも良好に育成成績が改善し、成鶏期の卵の生産性を向上できた。
「もみ米を配合した飼料原料をペレットクランブル加工したペレットクランブル飼料」を給与した場合、「もみ米を飼料原料として含まないペレットクランブル飼料ともみ米丸粒との混合飼料」を給与した場合、「もみ米を飼料原料として含まないペレットクランブル飼料ともみ米粉砕物との混合飼料」を給与した場合を、対比評価した。
<供試動物>
採卵用コマーシャル鶏であるジュリア雄90羽を使用して試験を行なった。孵化後0日齢時に各試験区の体重が均一になるように鶏を3試験区×3反復の9区画(各10羽)に区分けして飼育試験を行ない、14日齢で淘汰した。なお、各区画の面積は0.98m2で、飼育ケージはウインドウレスのバタリー鶏舎を用いた。
<試験区及び供試飼料>
表15に、飼料1〜3の試料原料及びその組成を示す。飼料1は、もみ米を含む全ての飼料原料をペレットクランブル加工したペレットクランブル飼料を使用した。混合飼料2は、もみ米以外の飼料原料をペレットクランブル加工し、このペレットクランブルとしたもの及びもみ米丸粒を混合した混合飼料を使用した。混合飼料3は、もみ米以外の飼料原料をペレットクランブル加工し、このペレットクランブルとしたもの及び篩いサイズ2mm以下に粉砕したもみ米粉砕物を混合した混合飼料を使用した。飼料1、混合飼料2及び混合飼料3は、表15に示すように同一の原料組成を使用した。なお、もみ米20%を含む飼料中のもみ殻の含有量は、3.6質量%であった。
ここで、ペレットクランブル加工とは、飼料原料を混合したのち、粉砕機にて粉砕し、80℃の水蒸気(加熱調湿)を噴霧しながら2分間撹拌したのち、押し出し成型しながら、ペレットを得た後にクランブル処理(粉砕)する加工方法のことである。
ペレットは4.8mm径とし、クランブル後の篩いサイズは3.03mm pass〜0.98mm onとした。
表16に示すように、(i)もみ米配合飼料原料のペレットクランブル飼料1を給与した区1(ペレットクランブル区1)、(ii)もみ米以外の飼料原料をペレットクランブル加工した飼料及びもみ米丸粒を混合した混合飼料2を給与した区2(ペレットクランブル+もみ米丸粒区2)、及び(iii)もみ米以外の飼料原料をペレットクランブル加工した飼料及びもみ米粉砕物を混合した混合飼料3を給与した区3(ペレットクランブル+もみ米粉砕物区3)を、対比評価した。
各飼料の給与期間は、ふ化後0日齢から給与した。
また、給与飼料の配合割合及び成分値を下表15に示す。
飼料形状が発育成績に及ぼす影響について検討した。
下表16の結果から、ペレットクランブル区1の発育成績が有意に改善されたことがわかる。すなわち、もみ殻・もみ米を含む飼料原料をペレットにし、クランブル状にした飼料が好適であった。
次に、飼料形状の違いが鶏糞の細菌叢に及ぼす影響を調査した。具体的には、7日齢時に各試験区から平均体重に近い個体を8羽ずつ選抜し、糞を採取し、QIAamp DNA stool Mini Kit(QIAGEN)を用いて糞からDNAを抽出した。16SリボソーマルDNAの領域を特異的に増幅するプライマーを設計し、抽出したDNAをテンプレートとして、リアルタイムPCR法により菌量を測定した。リアルタイムPCR法にはPower SYBR Green PCR Master Mix(Applied Biosystems)を使用し、スタンダード配列には合成した標準遺伝子領域の塩基配列を組み込んだプラスミドを用いた。その結果、もみ殻・もみ米を含む飼料原料をペレットクランブルに加工することにより有意に大腸菌数が低減することがわかった。
また、雛がもみ米丸粒を摂取できるか確認を行なった。具体的には、0〜6日齢にかけて餌箱に残ったペレットクランブル+もみ米丸粒区2の混合飼料2を回収した。混合飼料2をペレットクランブル飼料ともみ米丸粒に分けて重さを測定し、もみ米の給与量に対する摂取量の割合を算出した。その結果、雛は0〜1日齢ではもみ米丸粒を全く摂取せず、ペレットクランブル飼料を選んで摂取していることがわかった。これは、もみ米丸粒が雛の嘴に対して大きすぎるためと考えられた。日齢が進むにつれて徐々に摂取割合が増加していくが、4〜6日齢でも42.4%の摂取に留まり、ペレットクランブル飼料を優先して摂取する傾向に変わりはなかった。
もみ米を配合した飼料原料をペレットクランブル加工したペレットクランブル飼料を初生から給与することに関する試験結果を下記に示す。
0日齢から「もみ米配合飼料原料のペレットクランブル飼料」を給与した場合と、7日齢から「もみ米配合飼料原料のペレットクランブル飼料」を給与した場合を対比評価した。
<供試動物>
採卵用コマーシャル鶏である、ジュリア雄60羽を使用して試験を行なった。孵化後0日齢時に各試験区の体重が均一になるように鶏を2試験区×3反復の6区画(各10羽)に区分けして飼育試験を行ない、14日齢で淘汰した。なお、各区画の面積は0.98m2で、飼育ケージはウインドウレスのバタリー鶏舎を用いた。
試験区1として、0日齢から「もみ米配合飼料原料のペレットクランブル飼料」を給与した区;試験区2として、0〜6日齢は「対照飼料」を給与し、7日齢から「もみ米配合飼料原料のペレットクランブル飼料」を給与した区を設定した。もみ米の配合割合は100質量部に対して20質量部とした。なお、もみ米20%を含む飼料中のもみ殻の含有量は、3.6質量%であった。
ペレットクランブル飼料は、飼料原料を混合したのち、粉砕機にて粉砕し、80℃の水蒸気(加熱調湿)を噴霧しながら2分間撹拌したのち、押し出し成型しながら、ペレットを得、さらに乾燥ペレットをクランブル処理した。
ペレットは4.8mm径とし、クランブル後の篩いサイズは3.03mm pass〜0.98mm onとした。また、給与飼料の配合割合及び成分値を下表に示す。
もみ米の給与開始日齢の違いが発育成績に及ぼす影響について検討した。下表20の結果から、0日齢から、もみ米配合飼料原料のペレットクランブル飼料を給与した試験区1の発育成績が有意に改善されたことがわかる。
次に、もみ米の給与開始日齢の違いが鶏糞の細菌叢に及ぼす影響を調査した。具体的には、7日齢時及び14日齢時に各試験区から平均体重に近い個体を8羽ずつ選抜し、糞を採取し、QIAamp DNA stool Mini Kit(QIAGEN)を用いて糞からDNAを抽出した。16SリボソーマルDNAの領域を特異的に増幅するプライマーを設計し、抽出したDNAをテンプレートとして、リアルタイムPCR法により菌量を測定した。リアルタイムPCR法にはPower SYBR Green PCR Master Mix(Applied Biosystems)を使用し、スタンダード配列には合成した標準遺伝子領域の塩基配列を組み込んだプラスミドを用いた。
その結果、0日齢から、もみ米配合飼料原料のペレットクランブル飼料を給与することにより有意に大腸菌数が低減することがわかった。
〔1〕 もみ殻及び/又はもみ米の粉砕物含有の飼料原料をペレットにした採卵鶏用飼料。
〔2〕 さらに、ペレットクランブルとする前記〔1〕記載の採卵鶏用飼料。
〔3〕 育成期用である前記〔1〕又は〔2〕記載の採卵鶏用飼料。
〔4〕 幼雛期用又は餌付期用である前記〔1〕〜〔3〕の何れか1項記載の採卵鶏用飼料。
〔5〕 幼雛期増体向上用又はツツキ行動抑制用である前記〔1〕〜〔4〕の何れか1項記載の採卵鶏用飼料。
〔6〕 もみ殻及び/又はもみ米の粉砕物を含有する採卵鶏用飼料。好適には餌付期用である。
〔7〕 前記もみ殻及び/又はもみ米の粉砕物の含有量が、飼料原料中、もみ殻換算で1〜12質量%である前記〔1〕〜〔6〕の何れか1項記載の飼料
〔8〕 前記〔1〕〜〔6〕の何れか1項記載の飼料を製造するための、もみ殻及び/又はもみ米の粉砕物の使用。
〔9〕 もみ殻及び/又はもみ米の粉砕物の、前記〔1〕〜〔6〕の何れか1項記載の飼料への使用。
〔10〕 前記〔1〕〜〔6〕の何れか1項記載の飼料を幼雛期に給与する採卵鶏の増体向上方法。
〔11〕 前記〔1〕〜〔6〕の何れか1項記載の飼料を幼雛期に給与する卵の生産性向上方法。
〔12〕 前記〔1〕〜〔6〕の何れか1項記載の飼料を幼雛期に給与する採卵鶏の飼育環境の改善方法。
〔13〕 前記〔1〕〜〔6〕の何れか1項記載の飼料を幼雛期に給与する採卵鶏の腸管内細菌叢の改善方法。
〔14〕 前記もみ殻及び/又はもみ米の粉砕物が、飼料原料中、もみ殻換算で1〜12質量%である前記〔10〕〜〔13〕の何れか1項記載の方法。
〔15〕 餌付期に給与する前記〔10〕〜〔14〕の何れか1項記載の方法。
〔16〕 給与開始時期0〜7日齢の何れかの日から、給与終了時期28日齢までである前記〔10〕〜〔14〕の何れか1項記載の方法。好適には、給与開始時期0〜3日齢の何れかの日から、給与終了時期21日齢までである。
Claims (11)
- もみ殻及び/又はもみ米の粉砕物含有の飼料原料をペレットにした採卵鶏用飼料。
- さらに、ペレットクランブルとする請求項1記載の採卵鶏用飼料。
- 育成期用である請求項1又は2記載の採卵鶏用飼料。
- 幼雛期用又は餌付期用である請求項1〜3の何れか1項記載の採卵鶏用飼料。
- 幼雛期増体向上用又はツツキ行動抑制用である請求項1〜4の何れか1項記載の採卵鶏用飼料。
- もみ殻及び/又はもみ米の粉砕物を含有する餌付期に給与するための採卵鶏用飼料。
- 請求項1〜6の何れか1項記載の飼料を幼雛期に給与する採卵鶏の増体向上方法。
- 前記もみ殻及び/又はもみ米の粉砕物が、飼料原料中、もみ殻換算で1〜12質量%である請求項7記載の増体向上方法。
- 請求項1〜6の何れか1項記載の飼料を幼雛期に給与する卵の生産性向上方法。
- 請求項1〜6の何れか1項記載の飼料を幼雛期に給与する採卵鶏の飼育環境の改善方法。
- 請求項1〜6の何れか1項記載の飼料を幼雛期に給与する採卵鶏の腸管内細菌叢の改善方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013170985A JP6211347B2 (ja) | 2012-08-24 | 2013-08-21 | 採卵鶏用飼料 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012185898 | 2012-08-24 | ||
JP2012185898 | 2012-08-24 | ||
JP2013170985A JP6211347B2 (ja) | 2012-08-24 | 2013-08-21 | 採卵鶏用飼料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014057576A true JP2014057576A (ja) | 2014-04-03 |
JP6211347B2 JP6211347B2 (ja) | 2017-10-11 |
Family
ID=50614682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013170985A Active JP6211347B2 (ja) | 2012-08-24 | 2013-08-21 | 採卵鶏用飼料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6211347B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104885995A (zh) * | 2015-05-04 | 2015-09-09 | 霍邱县科瑞达禽业有限公司 | 一种蛋鸡育雏期饲养管理方法 |
KR101847600B1 (ko) * | 2017-08-28 | 2018-04-11 | 김태한 | 산란계 사육 방법 |
JP2022015538A (ja) * | 2020-07-09 | 2022-01-21 | 全国農業協同組合連合会 | 米の粉砕物が配合された家禽用飼料 |
CN114223611A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-03-25 | 珠海长隆投资发展有限公司 | 一种红羽天堂鸟育幼期的饲喂方法 |
CN114468177A (zh) * | 2022-03-07 | 2022-05-13 | 唐人神集团股份有限公司 | 一种禽饲料 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5811826B2 (ja) * | 1976-09-24 | 1983-03-04 | 鶴見曹達株式会社 | 家畜・家禽用飼料 |
US4556564A (en) * | 1983-03-14 | 1985-12-03 | Ethyl Corporation | Feeding of zeolite A to poultry |
JPH07119A (ja) * | 1993-04-19 | 1995-01-06 | Lonza Ag | 雌鶏にカルニチンを与えて卵の孵化率を向上させる方法 |
JPH07170917A (ja) * | 1993-12-17 | 1995-07-11 | Nobuhiro Iida | 家禽および家畜用飼料とその利用法 |
JP2000253837A (ja) * | 1999-03-08 | 2000-09-19 | Kitagawa Iron Works Co Ltd | 飼料用の植物種子成形物の製造方法 |
JP2009219482A (ja) * | 2008-02-22 | 2009-10-01 | Chubu Shiryo Kk | 家禽用飼料及び家禽の飼育方法 |
-
2013
- 2013-08-21 JP JP2013170985A patent/JP6211347B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5811826B2 (ja) * | 1976-09-24 | 1983-03-04 | 鶴見曹達株式会社 | 家畜・家禽用飼料 |
US4556564A (en) * | 1983-03-14 | 1985-12-03 | Ethyl Corporation | Feeding of zeolite A to poultry |
JPH07119A (ja) * | 1993-04-19 | 1995-01-06 | Lonza Ag | 雌鶏にカルニチンを与えて卵の孵化率を向上させる方法 |
JPH07170917A (ja) * | 1993-12-17 | 1995-07-11 | Nobuhiro Iida | 家禽および家畜用飼料とその利用法 |
JP2000253837A (ja) * | 1999-03-08 | 2000-09-19 | Kitagawa Iron Works Co Ltd | 飼料用の植物種子成形物の製造方法 |
JP2009219482A (ja) * | 2008-02-22 | 2009-10-01 | Chubu Shiryo Kk | 家禽用飼料及び家禽の飼育方法 |
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
土黒定信・武政正明: "育雛用飼料原料としてのモミ米の栄養価に及ぼす粉砕粒度、給与水準および加熱処理の影響", 畜産試験場研究報告, vol. 31号, JPN6017004486, December 1976 (1976-12-01), JP, pages 61 - 67, ISSN: 0003640660 * |
森本宏, 飼料学, vol. 改訂第9版, JPN6017004488, August 1980 (1980-08-01), JP, pages 507 - 512, ISSN: 0003640661 * |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104885995A (zh) * | 2015-05-04 | 2015-09-09 | 霍邱县科瑞达禽业有限公司 | 一种蛋鸡育雏期饲养管理方法 |
KR101847600B1 (ko) * | 2017-08-28 | 2018-04-11 | 김태한 | 산란계 사육 방법 |
JP2022015538A (ja) * | 2020-07-09 | 2022-01-21 | 全国農業協同組合連合会 | 米の粉砕物が配合された家禽用飼料 |
JP7076112B2 (ja) | 2020-07-09 | 2022-05-27 | 全国農業協同組合連合会 | 米の粉砕物が配合された家禽用飼料 |
CN114223611A (zh) * | 2021-12-15 | 2022-03-25 | 珠海长隆投资发展有限公司 | 一种红羽天堂鸟育幼期的饲喂方法 |
CN114223611B (zh) * | 2021-12-15 | 2023-06-13 | 珠海长隆投资发展有限公司 | 一种红羽天堂鸟育幼期的饲喂方法 |
CN114468177A (zh) * | 2022-03-07 | 2022-05-13 | 唐人神集团股份有限公司 | 一种禽饲料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6211347B2 (ja) | 2017-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6211347B2 (ja) | 採卵鶏用飼料 | |
Ayanwale et al. | The effect of supplementing Saccharomyces cerevisiae in the diets on egg laying and egg quality characteristics of pullets | |
JP6931650B2 (ja) | 家禽用飼料、家禽の筋胃重量の増大方法、並びに家禽の飼育方法 | |
JP2005130747A (ja) | 家禽ひなのクランブル飼料及び家禽ひなの飼育方法 | |
CN103689250A (zh) | 一种育成期蛋鸡专用饲料 | |
CN104521890A (zh) | 一种肉用羔羊快速育肥方法 | |
CN103749953A (zh) | 一种草香风味的笼养肉鸡专用饲料 | |
JP2014193184A (ja) | 家禽用飼料 | |
CN103875595A (zh) | 一种雏鹅的人工培育方法 | |
CN102273555A (zh) | 一种黄鼬饲养料的配制方法 | |
CN103750008A (zh) | 一种肉仔鸡专用饲料 | |
KR101414297B1 (ko) | 젖소 또는 육우용 혼합-발효사료 | |
JP6211348B2 (ja) | 肉用鶏用飼料 | |
KR20180101878A (ko) | 쌍별귀뚜라미를 이용한 동물 사료용 조성물 | |
CN101406254A (zh) | 一种1~3月幼龄鸵鸟的饲料配方 | |
CN104938851A (zh) | 一种大雁繁殖期饲料的配制方法 | |
KR20160120061A (ko) | 귀뚜라미를 이용한 가금류 사료 및 이의 제조방법 | |
Pogosyan et al. | Use of unconventional feed for broiler chickens. | |
Abu et al. | Pellet Versus Marsh: Assessing the Impact of Feed Forms on Growth Performance, Nutrient Digestibility, Carcass Characteristics and Health of Broiler Chickens–A Review | |
CN105192420A (zh) | 巴西龟稚龟膨化颗粒配合饲料 | |
CN103404727A (zh) | 一种猪用预混合饲料 | |
Amaefule et al. | Feeding value of raw and boiled pigeon pea seed meal on the growth performance of local pullet chicks | |
CN107333971A (zh) | 一种养鱼用饲料的制备方法 | |
Hatungimana et al. | Feeding impact of yellow maize variety “pool 8A” on egg production in layers | |
CN106889362A (zh) | 一种增强肉种鸡抗病能力的配方饲料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160610 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170912 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170913 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6211347 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |