JPS58117814A - 溶鋼温度の制御方法 - Google Patents
溶鋼温度の制御方法Info
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- JPS58117814A JPS58117814A JP56682A JP56682A JPS58117814A JP S58117814 A JPS58117814 A JP S58117814A JP 56682 A JP56682 A JP 56682A JP 56682 A JP56682 A JP 56682A JP S58117814 A JPS58117814 A JP S58117814A
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- Japan
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- temperature
- temp
- blowing
- rate
- Prior art date
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C5/00—Manufacture of carbon-steel, e.g. plain mild steel, medium carbon steel or cast steel or stainless steel
- C21C5/28—Manufacture of steel in the converter
- C21C5/42—Constructional features of converters
- C21C5/46—Details or accessories
- C21C5/4673—Measuring and sampling devices
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は転炉内等における溶鋼温度の制御方法に関し、
さらに詳細には、光フアイバー高温計測装置を用いて吹
錬中の溶鋼温度を連続的または多頻度に測定することに
より、溶鋼温度の新しいダイナミック制御を可能とし、
終点温度の連中率を改善することができる溶鋼温度の制
御方法に関する0 転炉操業において、終点温度およびC%を目標範囲に連
中させることは、コスト、品質の面から極めて重要な事
項である。このため、従来とも、吹き止め時の溶鋼温度
およびC%を所定範囲内におさめるために、(1)吹錬
に先立ち、溶鉄、屑鉄、副原料等の装入量、ならびに、
目標温度およびC%を得るために必要な冷却材投入量、
02吹込量または吹錬時間を計算(配合・吹錬計算)し
、計算値に基いて吹錬初期に冷却材投入等により温度を
制御する方法(スタティック・コントロール法)、(2
)吹錬開始前の配合・吹錬計算に加えて、サブランスを
用いて吹錬末期(通常吹止めより3分程度前)に温度測
定(1点測定)を行い、測定値に基いて、目標温度およ
びCチのために必要な冷却材投入量、吹錬時間を再計算
し溶鋼温度を制御する方法(従来のダイナミック・コン
トロール法)が採らnている。
さらに詳細には、光フアイバー高温計測装置を用いて吹
錬中の溶鋼温度を連続的または多頻度に測定することに
より、溶鋼温度の新しいダイナミック制御を可能とし、
終点温度の連中率を改善することができる溶鋼温度の制
御方法に関する0 転炉操業において、終点温度およびC%を目標範囲に連
中させることは、コスト、品質の面から極めて重要な事
項である。このため、従来とも、吹き止め時の溶鋼温度
およびC%を所定範囲内におさめるために、(1)吹錬
に先立ち、溶鉄、屑鉄、副原料等の装入量、ならびに、
目標温度およびC%を得るために必要な冷却材投入量、
02吹込量または吹錬時間を計算(配合・吹錬計算)し
、計算値に基いて吹錬初期に冷却材投入等により温度を
制御する方法(スタティック・コントロール法)、(2
)吹錬開始前の配合・吹錬計算に加えて、サブランスを
用いて吹錬末期(通常吹止めより3分程度前)に温度測
定(1点測定)を行い、測定値に基いて、目標温度およ
びCチのために必要な冷却材投入量、吹錬時間を再計算
し溶鋼温度を制御する方法(従来のダイナミック・コン
トロール法)が採らnている。
しかしながら、(1)の方法によるときは、配合・吹錬
計算の基礎となる初期条件のうち、たとえば溶銑成分(
特に、熱源となるSt )の測定値の代表性の問題、ス
ラグフォーミングの影響、その他の不明の外乱要因等に
より目標温度およびC%の適中率特に温度の適中率が低
かった。一方、(2)の方法による場合は、吹錬途中で
測定を1回行うため、(1)の方法に比較すると適中率
は改善さnる。しかしながら、従来の溶鋼温度の温度測
定は、吹錬中にサブランスを降下させ、サブランスの先
端に設けらnた熱電対を溶鋼中に挿入させて行うもので
あったから、長時間の使用には耐え得ず、またコスト条
件や熱電対交換の時間的な条件などから温度測定は1吹
錬作業に一度行わ扛るだけであったため、伐)の方法も
、測定値の誤差、測定ミス、測定後の昇温速度の変化等
の要因によって、必らずしも十分な適中率を上げるもの
ではなかった。
計算の基礎となる初期条件のうち、たとえば溶銑成分(
特に、熱源となるSt )の測定値の代表性の問題、ス
ラグフォーミングの影響、その他の不明の外乱要因等に
より目標温度およびC%の適中率特に温度の適中率が低
かった。一方、(2)の方法による場合は、吹錬途中で
測定を1回行うため、(1)の方法に比較すると適中率
は改善さnる。しかしながら、従来の溶鋼温度の温度測
定は、吹錬中にサブランスを降下させ、サブランスの先
端に設けらnた熱電対を溶鋼中に挿入させて行うもので
あったから、長時間の使用には耐え得ず、またコスト条
件や熱電対交換の時間的な条件などから温度測定は1吹
錬作業に一度行わ扛るだけであったため、伐)の方法も
、測定値の誤差、測定ミス、測定後の昇温速度の変化等
の要因によって、必らずしも十分な適中率を上げるもの
ではなかった。
そこで、本発明の目的は、溶鋼温度の連続または多頻度
測定を可能とすることにより、昇温カーブを的確に把握
することができ、そnに基いて適切なアクションをとる
ことができるようにし、終点温度の適中率を大巾に改善
することができる溶鋼温度の制御方法を提供することに
ある0 すなわち、本発明は、一端が熱保護さn他端が光温度計
に接続さnた光フアイバー高温計測装置の上記一端を溶
鋼表面近くに位置させて、溶鋼温度を連続的または多頻
度に測定し、測定溶鋼温度の上昇率に基いて冷却材投入
量、02流量および/または吹錬時間を調整することに
より終点温度を制御することを特徴とするものでおる。
測定を可能とすることにより、昇温カーブを的確に把握
することができ、そnに基いて適切なアクションをとる
ことができるようにし、終点温度の適中率を大巾に改善
することができる溶鋼温度の制御方法を提供することに
ある0 すなわち、本発明は、一端が熱保護さn他端が光温度計
に接続さnた光フアイバー高温計測装置の上記一端を溶
鋼表面近くに位置させて、溶鋼温度を連続的または多頻
度に測定し、測定溶鋼温度の上昇率に基いて冷却材投入
量、02流量および/または吹錬時間を調整することに
より終点温度を制御することを特徴とするものでおる。
次に、本発明を図面によって説明する。
第1図は本発明に用いる光フアイバー高温計測装置゛の
概要縦断面図、第2図はその横断面図である。
概要縦断面図、第2図はその横断面図である。
本発明の光フアイバー高温計測装置1は、第1図に概念
的に示すように、入光した光を微小な減衰率で伝える、
たとえば石英棒より成る受光素子2と、受光素子で受光
さ扛た光を後述の光学温度計6に伝送するグラスファイ
バー3とから構成さnる光伝送手段を備える。光伝送手
段の、受光素子側の一端は水冷管4により熱保護さ扛て
おり、その先端部分は、断熱スリーブ5により熱保護さ
Cる。断熱スリーブ5は、たとえば耐火材により形成さ
nる。水冷管4には、第1図に示さrるように、冷却水
循環路4aが設けらtており、循環路4a内の冷却水を
クーリングタワーを介して循環させることにより、水冷
管4を絶えず冷却し、水冷管4内に収容さnる受光素子
2を熱的に保護するようになっている。光伝送手段の他
端は光学温度計6に接続さ扛ている。光学温度計6とし
ては、精度の点から二色温度計が好適である0光伝送手
段の上記一端では、受光素子2がコネクター7を介して
グラスファイバー3と接続さt、固定金具8により支持
部材9に固定さnる0支持部材9は、水冷管4の内面形
状に合ったテーパ状の外面形状9aを持ち、使用位置に
おいて、水冷管4の先端部分内壁4b上に当接、支持さ
nるO支持部材9には、受光素子2の周囲に複数個のエ
アパージ孔9bが形成さnてい乙。このエアパ−ジ孔9
bは、後述するエアノく−ジ操作時に空気または窒素の
通路となるものである。本発明方法では、水冷管4のか
わりに、従来のすブランスの外殻構造を用いて光伝送手
段を熱保護するようにしてもよい。
的に示すように、入光した光を微小な減衰率で伝える、
たとえば石英棒より成る受光素子2と、受光素子で受光
さ扛た光を後述の光学温度計6に伝送するグラスファイ
バー3とから構成さnる光伝送手段を備える。光伝送手
段の、受光素子側の一端は水冷管4により熱保護さ扛て
おり、その先端部分は、断熱スリーブ5により熱保護さ
Cる。断熱スリーブ5は、たとえば耐火材により形成さ
nる。水冷管4には、第1図に示さrるように、冷却水
循環路4aが設けらtており、循環路4a内の冷却水を
クーリングタワーを介して循環させることにより、水冷
管4を絶えず冷却し、水冷管4内に収容さnる受光素子
2を熱的に保護するようになっている。光伝送手段の他
端は光学温度計6に接続さ扛ている。光学温度計6とし
ては、精度の点から二色温度計が好適である0光伝送手
段の上記一端では、受光素子2がコネクター7を介して
グラスファイバー3と接続さt、固定金具8により支持
部材9に固定さnる0支持部材9は、水冷管4の内面形
状に合ったテーパ状の外面形状9aを持ち、使用位置に
おいて、水冷管4の先端部分内壁4b上に当接、支持さ
nるO支持部材9には、受光素子2の周囲に複数個のエ
アパージ孔9bが形成さnてい乙。このエアパ−ジ孔9
bは、後述するエアノく−ジ操作時に空気または窒素の
通路となるものである。本発明方法では、水冷管4のか
わりに、従来のすブランスの外殻構造を用いて光伝送手
段を熱保護するようにしてもよい。
このように構成さ【た光ファイノく一高温計測装置1の
先端センサ一部は、転炉の吹錬作業中に、溶鋼表面近く
まで降下さ扛て溶鋼表面の光を受光し、受光した光を光
学温度計6に伝送することにより溶鋼温度を測定する〇
一般に、石英の耐熱温度は1200〜1300℃程度で
あるので、受光素子2に石英棒を使用する場合には、上
記構成の水冷管4内に収容することにより、あるいは従
来のサブランス内に収納することにより、転炉内の高温
、約1500℃に耐えて連続的あるいは多頻度に溶鋼温
度の測定をすることができる。
先端センサ一部は、転炉の吹錬作業中に、溶鋼表面近く
まで降下さ扛て溶鋼表面の光を受光し、受光した光を光
学温度計6に伝送することにより溶鋼温度を測定する〇
一般に、石英の耐熱温度は1200〜1300℃程度で
あるので、受光素子2に石英棒を使用する場合には、上
記構成の水冷管4内に収容することにより、あるいは従
来のサブランス内に収納することにより、転炉内の高温
、約1500℃に耐えて連続的あるいは多頻度に溶鋼温
度の測定をすることができる。
水冷管4の先端開口部4Cが特に高温計測装置1の降下
時にスラグ等により閉塞さnるのを防ぐために、かつセ
ンサ一部の冷却のために、空気または窒素などの気体1
0をエアパージ孔9bを介して噴出させ、開口部4cを
パージすることが有効である。
時にスラグ等により閉塞さnるのを防ぐために、かつセ
ンサ一部の冷却のために、空気または窒素などの気体1
0をエアパージ孔9bを介して噴出させ、開口部4cを
パージすることが有効である。
光フアイバー高温計測装置1の先端部分で受光している
光が溶鋼表面の光であるかどうかは、次のようにして判
断さnる。(1)まず光フアイバー計測器1の先端が溶
鋼表面近くに達しているかどうかについては、転炉内の
溶鋼面の高さは配合計算および操業上の経験からほぼ正
確に知ることができるので、光フアイバー高温計測装置
1の先端部分の降下深さにより判断する、(2)光フア
イバー高温計測器1の先端部分の受光素子2が受光して
いるのがスラグの光であるかどうかについては、計測し
た温度の状態から判断する。
光が溶鋼表面の光であるかどうかは、次のようにして判
断さnる。(1)まず光フアイバー計測器1の先端が溶
鋼表面近くに達しているかどうかについては、転炉内の
溶鋼面の高さは配合計算および操業上の経験からほぼ正
確に知ることができるので、光フアイバー高温計測装置
1の先端部分の降下深さにより判断する、(2)光フア
イバー高温計測器1の先端部分の受光素子2が受光して
いるのがスラグの光であるかどうかについては、計測し
た温度の状態から判断する。
このようにして計測さnた光学温度計6の温度計測信号
6aはコンピュータ11に入力さnる0ところで、現在
のところ溶鋼温度の管理は従来の熱電対で測定さnた温
度により行わ扛ているので、本発明の光学温度計6で測
定さnた温度と従来の熱電対で測定さnた温度との対応
関係をあらかじめコンピュータ11に格納しておき、光
学温度計6による測定温度を溶鋼温度に換算できるよう
にしている。コンピュータ11には、さらに、配合・吹
錬モデルおよび新温度制御モデルが格納さnている。こ
の配合・吹錬モデルは従来法で使用さnているものと同
じものでよい。
6aはコンピュータ11に入力さnる0ところで、現在
のところ溶鋼温度の管理は従来の熱電対で測定さnた温
度により行わ扛ているので、本発明の光学温度計6で測
定さnた温度と従来の熱電対で測定さnた温度との対応
関係をあらかじめコンピュータ11に格納しておき、光
学温度計6による測定温度を溶鋼温度に換算できるよう
にしている。コンピュータ11には、さらに、配合・吹
錬モデルおよび新温度制御モデルが格納さnている。こ
の配合・吹錬モデルは従来法で使用さnているものと同
じものでよい。
本発明の光フアイバー高温計測装置1の先端部分・すな
わち、水冷管4の部分は、従来転炉で用いらnていたサ
ブランス用昇降装置たとえばサブランスガイドおよびサ
ブランス巻上げ装置と同様の機構により、転炉内に出し
入nさ扛るよう構成することができる。
わち、水冷管4の部分は、従来転炉で用いらnていたサ
ブランス用昇降装置たとえばサブランスガイドおよびサ
ブランス巻上げ装置と同様の機構により、転炉内に出し
入nさ扛るよう構成することができる。
本発明による光フアイバー高温計測装置1は、従来のダ
イナミック・コントロールに使用すnていたサブランス
に換えて使用してもよく、サブランスと併用してもよい
。併用さnる場合には(サブランスプローブにより、溶
鋼のC%、スラグサンプリング等を併せて行うことがで
きる0 本発明の溶鋼温度制御システムの概要を第3図に示す。
イナミック・コントロールに使用すnていたサブランス
に換えて使用してもよく、サブランスと併用してもよい
。併用さnる場合には(サブランスプローブにより、溶
鋼のC%、スラグサンプリング等を併せて行うことがで
きる0 本発明の溶鋼温度制御システムの概要を第3図に示す。
なお、同図において12は酸素ランスである。
次に本発明の溶鋼温度制御方法について述べる。
(1)上記したように、あらかじめ、光学温度計6によ
り測定さ扛る溶鋼表面温度と熱電対で測定さnる溶鋼温
度の対応関係を調べておき、その関係式をコンピュータ
11に格納し、この式を用いて光学温度計6からの温度
を溶鋼温度に変換できるようにしておく(以下、この変
換さnた温度を1溶鋼温度」という)。
り測定さ扛る溶鋼表面温度と熱電対で測定さnる溶鋼温
度の対応関係を調べておき、その関係式をコンピュータ
11に格納し、この式を用いて光学温度計6からの温度
を溶鋼温度に変換できるようにしておく(以下、この変
換さnた温度を1溶鋼温度」という)。
(2)吹錬開始前に、配合・吹錬計算モデルによシ、目
標温度および目標C%を得るための装入物量および吹錬
時間を計算する。この計算では、目標とするC%につい
ては、鋼種に応じて実際のC%目標値より若干(0,0
1〜0.05%)低い値を計算上の目標値とする。0%
値が、目標値より高くずnた場合の調整は困難であるが
、低目の場合には調整が容易であるからである。一方、
目標温度については、5〜10℃高目の値を計算上の目
標値とする0高目にずnfc場合の調整は冷却材の投入
等により容易に行うことができるからである。上記の計
算で得らnた指示に従って、吹錬を開始する。計算さn
た吹錬時間をtsとする。通常、吹錬時間tsは22〜
23分程度である。
標温度および目標C%を得るための装入物量および吹錬
時間を計算する。この計算では、目標とするC%につい
ては、鋼種に応じて実際のC%目標値より若干(0,0
1〜0.05%)低い値を計算上の目標値とする。0%
値が、目標値より高くずnた場合の調整は困難であるが
、低目の場合には調整が容易であるからである。一方、
目標温度については、5〜10℃高目の値を計算上の目
標値とする0高目にずnfc場合の調整は冷却材の投入
等により容易に行うことができるからである。上記の計
算で得らnた指示に従って、吹錬を開始する。計算さn
た吹錬時間をtsとする。通常、吹錬時間tsは22〜
23分程度である。
(3)吹錬開始後10分頃から光フアイバー高温計測装
置1の先端を炉中に降し、温度計測を開始する(第4図
A点)0計測さnた温度を連続的にコンピュータ11に
取り込み、時間的変化を計算する。
置1の先端を炉中に降し、温度計測を開始する(第4図
A点)0計測さnた温度を連続的にコンピュータ11に
取り込み、時間的変化を計算する。
(4)一方、はとんど同時期に、吹錬開始前の計算に基
いて冷却材を投入する(第4図B点)。冷却材投入後の
溶鋼温度変化状況より冷却材の効果が失くなったと判断
さnる時点(第4図C点)から1分程度の温度測定によ
り昇温勾配を求め、こtによりts時の溶鋼温度を推定
する〇推定値を’l’Esとする。
いて冷却材を投入する(第4図B点)。冷却材投入後の
溶鋼温度変化状況より冷却材の効果が失くなったと判断
さnる時点(第4図C点)から1分程度の温度測定によ
り昇温勾配を求め、こtによりts時の溶鋼温度を推定
する〇推定値を’l’Esとする。
目標温度をTEとすると、
TES ) TE十α(α:許容範囲)であれば、必要
な冷却材量を計算し、投入する(第4図り点)0この場
合、ts時の温度がTEとなるように冷却材量を計算す
る。この冷却材投入の時機としては、ts時には投入冷
却材が完全に溶けていることが必要であるから、ts時
より少なくとも1程度度前に投入さnなけnばならない
。
な冷却材量を計算し、投入する(第4図り点)0この場
合、ts時の温度がTEとなるように冷却材量を計算す
る。この冷却材投入の時機としては、ts時には投入冷
却材が完全に溶けていることが必要であるから、ts時
より少なくとも1程度度前に投入さnなけnばならない
。
測温結果に基いて、02流量の調整を行ってもよい。
(5)その後、溶鋼温度の監視を続行し、溶鋼温度がT
Eになった時に吹錬を止める指示を出す。あるいは、自
動的に吹錬を停止するようにしてもよい。
Eになった時に吹錬を止める指示を出す。あるいは、自
動的に吹錬を停止するようにしてもよい。
なお、高温計測装置1の先端部分の降下タイミングとし
ては、吹錬開始後15分程度までに最初の冷却材、副原
料投入がほぼ完了するので、その時期を選んでもよい。
ては、吹錬開始後15分程度までに最初の冷却材、副原
料投入がほぼ完了するので、その時期を選んでもよい。
溶鋼温度の測定を連続的に行う場合には、高温計測装置
1の先端部分は、上記タイミングで降下さnた後吹錬停
止時まで降下位置に保持さnるが、溶鋼温度の測定を多
頻度に行う場合には、上記タイミングで降下を開始し、
たとえば、降下(30秒)→測定(10秒)→巻上げ(
30秒)・・・・の操作を繰り返すことにより溶鋼温度
を周期的に測定するようにしてもよい。
1の先端部分は、上記タイミングで降下さnた後吹錬停
止時まで降下位置に保持さnるが、溶鋼温度の測定を多
頻度に行う場合には、上記タイミングで降下を開始し、
たとえば、降下(30秒)→測定(10秒)→巻上げ(
30秒)・・・・の操作を繰り返すことにより溶鋼温度
を周期的に測定するようにしてもよい。
以上述べたように、従来の温度制御方法では、第5図(
a)に示すように、吹錬開始前の配合・吹錬計算に基い
て溶鋼の昇温カーブを推定し、吹錬の末期に1回サブラ
ンス測定を行い、測定結果に基いて必要冷却材量を再計
算し、目標温度に達すると予想さnる時に吹錬を止める
という制御方法を採っていたので、計算に導入さ往ない
要因により、最終温度が目標範囲に連中するとは限らな
かった0このため、目標値±10℃を目標範囲として、
連中率は概ね80%程度であった。こnに対して、本発
明では、光フアイバー高温計測装置を使用することによ
り溶鋼温度の連続的または多頻度測定を可能にしたので
、第5図(b)に示すように、実績昇温カーブを得るこ
とができ、目標温度に達した時に吹錬を止めるという操
業方法をとることができる0したがって、連中率を97
〜98%程度にまで改善することができ、その結果、製
鋼コストの低減、品質の改良を実現することができる0
しかも、本発明の光フアイバー高温計測装置は、溶鋼中
に挿入さnるものではなく、また、耐熱構造を採ってい
るので長時間の使用に耐え、経済的な連続測定が可能と
なる0
a)に示すように、吹錬開始前の配合・吹錬計算に基い
て溶鋼の昇温カーブを推定し、吹錬の末期に1回サブラ
ンス測定を行い、測定結果に基いて必要冷却材量を再計
算し、目標温度に達すると予想さnる時に吹錬を止める
という制御方法を採っていたので、計算に導入さ往ない
要因により、最終温度が目標範囲に連中するとは限らな
かった0このため、目標値±10℃を目標範囲として、
連中率は概ね80%程度であった。こnに対して、本発
明では、光フアイバー高温計測装置を使用することによ
り溶鋼温度の連続的または多頻度測定を可能にしたので
、第5図(b)に示すように、実績昇温カーブを得るこ
とができ、目標温度に達した時に吹錬を止めるという操
業方法をとることができる0したがって、連中率を97
〜98%程度にまで改善することができ、その結果、製
鋼コストの低減、品質の改良を実現することができる0
しかも、本発明の光フアイバー高温計測装置は、溶鋼中
に挿入さnるものではなく、また、耐熱構造を採ってい
るので長時間の使用に耐え、経済的な連続測定が可能と
なる0
第1図は本発明に使用する光ファイノ(−高温、計測装
置の縦断面図、第2図は同]−■線上の横断面図、第3
図は本発明の溶鋼温度制御方法を示す概要図、第4図は
本発明方法による温度変化を示す図、第5図(a)およ
び(b)は従来技術および本発明による溶鋼温度の昇温
カーブを示す図である0 1・・光フアイバー高温計測装置 2・・受光素子 3・・グラスファイノ・−4・・水
冷管 4a・・循環水路 4C・・水冷管先端開口部 5・・断熱スリーブ6・・
光学温度計 7・・コネクr−8・・固定金具
9・・支持部材 9b・・エアパージ孔 10・・気体 11・・コンピュータ 12・°酸素ランス第1図 第2WA 第3図 第4図 岡!ll−t。
置の縦断面図、第2図は同]−■線上の横断面図、第3
図は本発明の溶鋼温度制御方法を示す概要図、第4図は
本発明方法による温度変化を示す図、第5図(a)およ
び(b)は従来技術および本発明による溶鋼温度の昇温
カーブを示す図である0 1・・光フアイバー高温計測装置 2・・受光素子 3・・グラスファイノ・−4・・水
冷管 4a・・循環水路 4C・・水冷管先端開口部 5・・断熱スリーブ6・・
光学温度計 7・・コネクr−8・・固定金具
9・・支持部材 9b・・エアパージ孔 10・・気体 11・・コンピュータ 12・°酸素ランス第1図 第2WA 第3図 第4図 岡!ll−t。
Claims (1)
- (1)一端が熱保護さ扛他端が光学温度計に接続さlr
した光フアイバー高温計測装置の上記一端を溶鋼表面近
くに位置させて、溶鋼温度を連続的または多頻度に測定
し、測定溶鋼温度の上昇率に基いて冷却材投入量、02
流量および/または吹錬時間を調整することにより終点
温度を制御することを特徴とする溶鋼温度の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56682A JPS58117814A (ja) | 1982-01-07 | 1982-01-07 | 溶鋼温度の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56682A JPS58117814A (ja) | 1982-01-07 | 1982-01-07 | 溶鋼温度の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58117814A true JPS58117814A (ja) | 1983-07-13 |
Family
ID=11477260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56682A Pending JPS58117814A (ja) | 1982-01-07 | 1982-01-07 | 溶鋼温度の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58117814A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100775085B1 (ko) | 2006-05-10 | 2007-11-08 | 주식회사 포스코 | 연속 주조 주편용 온도 측정 장치 |
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1982
- 1982-01-07 JP JP56682A patent/JPS58117814A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100775085B1 (ko) | 2006-05-10 | 2007-11-08 | 주식회사 포스코 | 연속 주조 주편용 온도 측정 장치 |
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