JPS58117769A - 静電普通紙フアクシミリの記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は記録、現像、転写およびクリーニングを−サイ
クルとする静電普通紙ファクシミリの記録装置に係り、
特に多針電極を使ったシステムに好適な記録装置に関す
る。

従来の静電普通紙記録を第１図により説明する。

回転可能に支持されているドラム１の外周表面に記録媒
体２が塗布されているか、または記録媒体フィルムが巻
かれている。ａｏｏｖ＠度の放電電圧を多針電極３に印
加し、前記記録媒体２の表面に静電潜像を記録している
。この放電電圧は多針電極３と記録媒体２との間隙を十
数μｍ程度に保持したとき最小になるため、精密な微小
間隙保持機構が必要となっている。

ところでこの間隙を保持する機構には二通りある。

１つは第１図で示した記録媒体２がドラム１の外周表面
に直接塗布又は巻かれている機構で、多針電極３はドラ
ム１の外周表面の凹凸に追随して移動し、微小間隙δを
精密に保持する機構にしたものである。

もう１つは第２図で示す機構で、放電のために必要な微
小間隙に相当する凹凸を有する記録媒体４を使用し、こ
れをドラム外周表面に直接取りつけ、この記録媒体４表
面に多針電極３を追随させて接触させたものである。な
お、この記録媒体４の縦断面は第３図に示すようにベー
スフイルム４ａと導電体層４ｂと凹凸を有する誘電体層
４Ｃとから成る。この構成によシ放電間隙δは多針電極
３をこの記録媒体４に接触させて確保される。

従来の静電普通紙記録装置は上記のように構成されてい
たので、μｍ単位での間隙保持及びドラム表面に忠実に
多針電極３を追随させる機構は複雑になりしかも間隙保
持の信頼性に乏しいという欠点があった。

本発明は上述の事柄にもとづきなされたもので、静電普
通紙記録において多針電極の保持機構を簡単にし、しか
も画質の良好な記録ができるようにすることを目的とし
たものである。

本発明の特徴とするところは、記録、現像、転写および
クリーニングを−サイクルとし、回転可能に支持されて
いるドラムと、このドラムの外周表面に張力を作用させ
て巻かれている誘電体層および導電体層を具える記録フ
ィルムと、この記録フィルムに静電潜像を記録するだめ
の多針電極とから成る記録装置において、前記記録フィ
ルムとドラムとの間に弾性体を介在させたものである。

以下、本発明の一実施例を第４図に従って説明する。

ドラム５の外周表面に一定厚さの弾性体例えば、発泡ネ
オプレンゴム６を接着し、この発泡ネオプレ／ゴム６の
上に記録フィルム７が張力を作用させて巻かれている。

これは、記録フィルム７がりＩＪ　　＝ング装置及び多
針電極８との接触により発生する摩擦力のため伸びてた
るみが生じ、その結果記録にずれが発生するという悪影
響を防ぐためである。また、発泡ネオプレンゴム６の硬
度は多針電極８を記録フィルム７を介しこれに押圧した
とき、両者の接触幅が記録に必要なだけ確保されるよう
に決定される。

本実施例によれば、多針電極８と記録フィルム７との接
触状態が常に一定して確保され、しかも多針電極８の間
隙保持機構が不要になる効果がある。

本発明によれは、多針電極と記録媒体との接触状態、具
体的には放電に必要な微小間隙ならびに接触幅が一定に
保たれるため良好な記録が常に得られ、しかも多針電極
を支持する機構が簡単になる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の静電普通紙ファクシミＩＪの記録装置の
縦断面図、第２図は従来の表面に凹凸を有する記録媒体
フィルムによる記録装置の縦断面図、第３図は表面に凹
凸を有する記録媒体フィルムの拡大縦断面図、第４図は
本発明による静電普通紙ファクシミリの記録装置の一実
施例の縦断面図である。 ５・・・ドラム、６・・・発泡ネオプレンゴム、７・・
・記録フィルム、８・・・多針電極。 ゛・°ご 第　　１　　図 ！

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録、現像、転写およびクリーニングを一サイクルとし
   、回転可能に支持されているドラムと、このドラムの外
   周表面に張力を作用させて巻かれている誘電体層および
   導電体層を具える記録フィルムと、この記録フィルムに
   静電潜像を記録するための多針電極とから成る記録装置
   において、前記記録フィルムとドラムとの間に弾性体を
   介在させたことを特徴とする静電普通紙ファクシミリの
   記録装置。