JPS5811738Y2 - ヨウキ - Google Patents
ヨウキInfo
- Publication number
- JPS5811738Y2 JPS5811738Y2 JP1974153221U JP15322174U JPS5811738Y2 JP S5811738 Y2 JPS5811738 Y2 JP S5811738Y2 JP 1974153221 U JP1974153221 U JP 1974153221U JP 15322174 U JP15322174 U JP 15322174U JP S5811738 Y2 JPS5811738 Y2 JP S5811738Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- bottom plate
- synthetic resin
- resin film
- paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はジュース、乳酸飲料その他の飲料品に適する紙
製の容器に関する。
製の容器に関する。
従前に於いてもこの種飲料を充填した容器であって、飲
用時にストロ−を突き差すようにしたものは公知である
。
用時にストロ−を突き差すようにしたものは公知である
。
然し従前公知のこの種容器は合成樹脂製のものが多く価
格的にも高くなるし、更には飲用後の後処理にも問題が
あり好ましいとは云えなかった。
格的にも高くなるし、更には飲用後の後処理にも問題が
あり好ましいとは云えなかった。
それに上記のような飲用時にストロ−を突き差す形式の
ものでは一旦スドロー挿入孔を開けてしまうとストロ−
挿入孔から異物侵入の慣れがあり、飲み残しの飲料を保
管するに当って具合悪い。
ものでは一旦スドロー挿入孔を開けてしまうとストロ−
挿入孔から異物侵入の慣れがあり、飲み残しの飲料を保
管するに当って具合悪い。
斯かる点に鑑みて考案者は紙をもってこの種容器を作成
することに着目したが防水紙のみでは長時間保存に耐え
られない欠点がある。
することに着目したが防水紙のみでは長時間保存に耐え
られない欠点がある。
そこで極めて薄い合成樹脂フィルムを紙にラミネートし
た材料を以って容器を製作することを考えたが、予め紙
に合成樹脂フィルムをラミネートしておいたもので容器
を作成すると側壁と底板との間の水密構造が充分に得ら
れない欠点がある。
た材料を以って容器を製作することを考えたが、予め紙
に合成樹脂フィルムをラミネートしておいたもので容器
を作成すると側壁と底板との間の水密構造が充分に得ら
れない欠点がある。
また、従前の此種容器の形状は殆ど円錐台形状を成しそ
の大径側にストロ−挿入孔を開けるようにしているが、
このような構造では安定性が悪く特に飲み残しの飲料を
保管する場合に具合悪い。
の大径側にストロ−挿入孔を開けるようにしているが、
このような構造では安定性が悪く特に飲み残しの飲料を
保管する場合に具合悪い。
本考案は斯かる点に鑑みてなしたもので円錐台形を威す
紙製容器主体の小径側の底部に摘み起すことによって摘
み片となし且ストロー挿入孔形成の為の切り込みを形成
した紙製底板を嵌合固定し、この紙製容器内面に合成樹
脂製フィルムを加熱圧着し、容器主体並びに底板と合成
樹脂フィルムとの間の空気を上記底板に形成したストロ
−挿入孔用切り込みから逃がしてこれら合成樹脂フィル
ムと容器主体並びに底板とを密着し、紙製容器主体の大
径側に合成樹脂製フィルムをラミネートした蓋材を接着
してなることを特徴とする。
紙製容器主体の小径側の底部に摘み起すことによって摘
み片となし且ストロー挿入孔形成の為の切り込みを形成
した紙製底板を嵌合固定し、この紙製容器内面に合成樹
脂製フィルムを加熱圧着し、容器主体並びに底板と合成
樹脂フィルムとの間の空気を上記底板に形成したストロ
−挿入孔用切り込みから逃がしてこれら合成樹脂フィル
ムと容器主体並びに底板とを密着し、紙製容器主体の大
径側に合成樹脂製フィルムをラミネートした蓋材を接着
してなることを特徴とする。
以下図面に示した実施例により本考案の特徴を詳述する
。
。
第１図は本考案容器の閉蓋状態を示す斜面図で、これは
第２図の断面図で示される通り、地紙形状の紙板を巻い
て形成した容器主体１とその小径側底部に嵌合させた紙
製底板２と合成樹脂製フィルム４をラミネートした容器
主体１の大径側に取付けられたアルミニウム製蓋材３と
からなる。
第２図の断面図で示される通り、地紙形状の紙板を巻い
て形成した容器主体１とその小径側底部に嵌合させた紙
製底板２と合成樹脂製フィルム４をラミネートした容器
主体１の大径側に取付けられたアルミニウム製蓋材３と
からなる。
上記底板２には第３図に示すストロ−挿入孔６用の切り
込み５が予め形威してあり、この底板２を容器主体１に
嵌合固定して後これらの内面に合成樹脂製フィルム７を
加熱圧着する。
込み５が予め形威してあり、この底板２を容器主体１に
嵌合固定して後これらの内面に合成樹脂製フィルム７を
加熱圧着する。
上記切り込み５の形状は実施例では略半円形に形成して
いるがこの例に限らすコ字形又は■字形であってもよく
、要は切り込み５によって摘み片８が形成でき摘み起し
可能であればよい。
いるがこの例に限らすコ字形又は■字形であってもよく
、要は切り込み５によって摘み片８が形成でき摘み起し
可能であればよい。
そしてこの加熱圧着の際に上記容器主体１及び底板２と
合成樹脂フィルムＩとの間の空気を上記切り込み５から
逃がし、該フィルムを密着させる。
合成樹脂フィルムＩとの間の空気を上記切り込み５から
逃がし、該フィルムを密着させる。
斯くして構成された容器中に飲料を充填した後、蓋材４
を以って密閉すればよい。
を以って密閉すればよい。
而してこれを飲用に供する場合は、第３図に示す如く容
器を逆様にして上記底板２に形成した切り込み５の内側
の摘み片８を摘み起してストロ−挿入孔６を形威し、こ
の部分にストロ−９を突き差せばよい。
器を逆様にして上記底板２に形成した切り込み５の内側
の摘み片８を摘み起してストロ−挿入孔６を形威し、こ
の部分にストロ−９を突き差せばよい。
そして飲み残し分を保管する場合は、切り込み５で形成
された摘み片８を原形に戻しストロ−挿入孔６を閉塞す
ればよい。
された摘み片８を原形に戻しストロ−挿入孔６を閉塞す
ればよい。
叙上の如く本考案容器によれば予めス）ロー挿入孔用の
切り込みを形成した底板を容器主体に嵌合固定した後、
これら容器主体と底板との内側に合成樹脂フィルムを加
熱圧着して、このフィルムと容器主体並びに底板との間
の空気を上記切り込みから逃がすようにして密着させた
から、この種飲料用の容器を紙を以って作成でき、安価
に供給し得ると共に飲用後の後処理にも焼却が可能であ
る実用上の効果がある。
切り込みを形成した底板を容器主体に嵌合固定した後、
これら容器主体と底板との内側に合成樹脂フィルムを加
熱圧着して、このフィルムと容器主体並びに底板との間
の空気を上記切り込みから逃がすようにして密着させた
から、この種飲料用の容器を紙を以って作成でき、安価
に供給し得ると共に飲用後の後処理にも焼却が可能であ
る実用上の効果がある。
また、本考案容器は紙製底板に摘み起すことによって摘
み片となす切り込みを設け、ストロ−挿入を便利にさせ
たと共に摘み片を原形に戻すことによってストロ−挿入
孔を閉塞させ該部分からの異物混入を防止し得たから、
ストロ−挿入孔形成後においても飲み残し分の飲料を衛
生的に保管できる。
み片となす切り込みを設け、ストロ−挿入を便利にさせ
たと共に摘み片を原形に戻すことによってストロ−挿入
孔を閉塞させ該部分からの異物混入を防止し得たから、
ストロ−挿入孔形成後においても飲み残し分の飲料を衛
生的に保管できる。
更に本考案はストロ−挿入孔を円錐台形を成す紙製容器
主体の小径側に形成したから、飲み残し分の飲料を保管
する場合は紙製容器主体の大径側の蓋材を下側にして訣
げば容器の安定性が図れ、保管の安全性が図れた効果が
ある。
主体の小径側に形成したから、飲み残し分の飲料を保管
する場合は紙製容器主体の大径側の蓋材を下側にして訣
げば容器の安定性が図れ、保管の安全性が図れた効果が
ある。
尚容器内と外気との温度差によって容器表面に水滴が付
着し、容器の長時間保存ができなくなるのを防止する為
に容器主体の表面に合成樹脂製フィルムをラミネートし
てもよく、斯くしたものも本考案の要旨中に含まれるこ
と勿論である。
着し、容器の長時間保存ができなくなるのを防止する為
に容器主体の表面に合成樹脂製フィルムをラミネートし
てもよく、斯くしたものも本考案の要旨中に含まれるこ
と勿論である。
第１図は本考案容器の閉蓋状態を示す斜面図、第２図は
その断面図、第３図は飲用時の状態を示す斜面図である
。 １・・・容器主体、２・・・底板、５・・・切り込み、
Ｔ・・・合成樹脂製フィルム。
その断面図、第３図は飲用時の状態を示す斜面図である
。 １・・・容器主体、２・・・底板、５・・・切り込み、
Ｔ・・・合成樹脂製フィルム。
Claims (1)
- 円錐台形を威す紙製容器主体１の小径側の底部に摘み起
すことによって摘み片８となし且ストロー挿入孔形成の
為の切り込み５を形成した紙製底板２を嵌合固定し、こ
の紙製容器内面に合成樹脂製フィルム７を加熱圧着し、
容器主体１並びに底板２と合成樹脂製フィルム７との間
の空気を上記底板２に形成したストロ−挿入孔用切り込
み５から逃がしてこれら合成樹脂製フィルム７と容器主
体１並びに底板２とを密着し、紙製容器主体１の大径側
に合成樹脂製フィルム４をラミネートした蓋材３を接着
してなる容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1974153221U JPS5811738Y2 (ja) | 1974-12-19 | 1974-12-19 | ヨウキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1974153221U JPS5811738Y2 (ja) | 1974-12-19 | 1974-12-19 | ヨウキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5181242U JPS5181242U (ja) | 1976-06-29 |
| JPS5811738Y2 true JPS5811738Y2 (ja) | 1983-03-05 |
Family
ID=28444685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1974153221U Expired JPS5811738Y2 (ja) | 1974-12-19 | 1974-12-19 | ヨウキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5811738Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5695835A (en) * | 1979-12-28 | 1981-08-03 | Dainippon Printing Co Ltd | Vessel with pullltub and its manufacture |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4727014U (ja) * | 1971-04-08 | 1972-11-27 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4716802U (ja) * | 1971-03-23 | 1972-10-27 |
-
1974
- 1974-12-19 JP JP1974153221U patent/JPS5811738Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4727014U (ja) * | 1971-04-08 | 1972-11-27 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5181242U (ja) | 1976-06-29 |
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