JPS58116527A - 液晶セルを備えたフアインダ−表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液晶セルを備え九ファインダー表示装置に関す
るものである。

従来より１液晶を用いて、カメラの撮影情報を７フイン
ダー内に表示するようなした装置は４！ｒ１１知られて
いる。しかし、これら従来の装置は、ピントグラス部等
にゴミが侵入して視野を叢したシ、スペースの小さなカ
メラに組み込むのに困難があつ九シ、撮影情報表示部と
被写体視野との境界勢にノイズが多かったシという不都
合があ）、ファインダー表示装置としては好ましいもの
ではなかった。

本発明はこのような従来装置Ｏ欠点を解消する仁とを目
的とするものである。

以下、図面七奈照して本発明をＭ５Ｌ割する。

！＃１図は本発明に適用する液晶セルの一例の構成と作
動の説明をする為のもので、ｌＷＩ図（ａ）は液晶セル
の構成を示し５１Ｆｉ第１の偏光板、ｔｈ２は第１の基
板、５３は核基板５２上に形成された抵抗層、５４は電
界効果を示すネマチック筺晶が充填される空間、５６は
第２の基板、５Ｓは基板５６上に形成された導電層又は
抵抗層、５７は第２の偏光板である。ｒｉｆｊａｉｌＫ
於いては液蟲セルは透光墓の場合を示しであるが、反射
撤淑晶セルとする場合には偏光板５７Ｃ）振方位に拡散
反射板が設けられるものである。第１図＞）は基板５２
の平向図で、基板５２上に抵抗層５３が形成され、紋抵
抗１１５３の少なくとも二つ０分１した領域に＆導を性
電極部（端子電極）Ｂａｍ　、　５３ｂか形成されてい
る。第１図（Ｃ）は基板ｂ６の平ＴＩＱ図であ夛、基板
Ｓ６上にはＳＳＯ導電層又ａ抵抗層が形成されていて、
少なくとも一つＯ嵐導電性電極部（端子電極）５５ａを
有している。液晶セルはこれ勢二枚Ｏ基板を通常４μ〜
５０μ程度の間−で平行に対峙させて、その−１の空間
に電界効果を示すネマチック液晶を挟持し、前記端子′
＃を極を外部回路と接続可能な状Ｎ（同一（ｄ）二同図
に於いては液晶セルは模式的ｙｃ示してあシ、５３が基
板５２上の抵抗層、５５が基板５６上の導電層を表わす
）にして密封シールして成るものである。

前記偏光＆５１上の矢印は、咳偏光板の偏光面を、抵抗
層５３上の点線の矢印は、諌抵抗層面上の液晶分子の配
向方向を、５ｓ上の矢印は１紀抵抗層５３と対向する層
５５上の液晶分子の配向方向をボすものでこの間に充填
された液晶分子は二つの点−で示した矢印のなす角度内
で、徐々に捩れた配列をなすものである。偏光板５７上
の矢印は、威偏光板の偏光面を表わすものである。この
偏光板５７は液晶セルから出九光を検出するものである
。第１図（轟）においては液晶分子の配向け９０°捩れ
た状態になっている。同図に於て紙面上部からの入射光
Ｉ６は偏光板ｓ１の偏光面に従って偏光面を揃え、抵抗
層暴３から層ｓｈＯ閏の液晶層内を通過する際液晶分子
の捩れ配向に応じた角度だけ偏光向を回転させて第２０
偏光板５７に入射する。今、この時の偏光面と偏光板の
偏光面とが９０°を成すと、入射光■ｏはここで遮断さ
れ、紙面下方の観測者は暗状−に・て識別する。液晶セ
ルにある値以上の電界が印加されると、液晶分子はその
長軸方向を基板面に対して―直にして配向し、この時は
入射光１．に対して液晶は等方向であるので入射光の偏
光向の一転紘生じない。従って二枚の偏光板の偏光方向
が平行であれば電界印加時に光を透過し、前述の無印加
状態の時に対して明状態として識別でき、直交させれは
ネガ／ポジが反転する。第１図（）は液晶セルの電気光
学的特性を説明する友めの図でＴｏシ、横軸は電圧、縦
軸は透過光量、Ｖｔｈは閾値を示す。同図紘電昇効釆ネ
ジレ配向液晶（以下耐効果と略す）會用いた特性で該Ｔ
Ｎ効釆はｖｔｈが１〜３Ｖｏｌｔ程度と低く電界効果垂
直配向液晶（ＤＡＰ効釆）では３〜ｆｉＶｏｌｔｆｉｉ
度で共に動的散乱液晶（ＤｓＭ効果）の８〜１５Ｖｏｌ
ｔＫ比較して充分に低い閾値電圧を有している。この他
、低閾値特性を示す電界効果には、ＴＮ、ＤＡＰ効釆を
変形し丸ものがあシ、これ勢は液晶の配向に対する変形
中、偏光板等を用いえ表示検出方法の変形に於いて成さ
れたものでおる。又、二色性色素を液晶層中に添加し、
偏光板を用いずに配向変化による色変化を直接識別でき
る方法もある。本液晶セルはこれ等低閾値＊＊を有する
液晶表示方式の全てに適用され得るものであるが現在知
られている液晶表示方式では最も低い閾値を有するＴＮ
効釆に殊に有効である。

本液晶セルＯ基本的駆動方法は第１図＜ｄ）に示し丸よ
うに抵抗層５３に電位分布を附与し、抵抗層ｓ３と５５
の導電層又は抵抗層との閾に電位差が生じる様、電圧印
加し、抵抗層５３と５５０４電層又は抵抗層との閾の電
位差を−ならせて電位差分布を与え、該電位差分布内の
前記液晶の電気元学的閾ｆｉｋを越えない電位差領域で
目的とされる表示を行なう＆調整された電圧の附与に基
づくものである。第１崗（ｆ）は前記抵抗層５ｓの表示
向の長辺方向ｔを横軸に、電圧を縦軸Ｋｊｌｊつて、第
１図（ｄ）ムＢ間の電圧が均一な抵抗層ｂｓによって生
ずる電位分布を直線ムＢＫよって示し丸ものである。一
方、第１図＠）中の５！ｈが抵抗層５ａに比べて十分低
い抵抗を有する低抵抗層又は４ｔＩｌｃ層から成る場合
には附与した電圧は１０位置によって電圧の変化がない
からｃ　ｃ’　ｏ水平な直線で示される。＊蟲セル内に
生ずる電圧分布紘直−ムＢとｒｕｉｔｃｃ’閾で表わさ
れ、！１１図（ｆ）に於いては数本の矢印を以って示し
である％Ｃｋであるが実録に於いては電圧分布は連続的
なものである。本発明に採用される液晶の電気光学的籍
性には極性面（方向性）がなく、従ってその閾値はＣＣ
′を中心に±Ｖｔｈの巾、即ちｘ　ｖｔｈ　ｏ″ｆ＃状
領域を考え、電位差を示す矢印が該領域に入る領域でる
！　４　、４’内では電気光学的変調を生じない。菖１
図（２）はとの様な場合Ｏ！！！示状態を示しえもので
四角に四つ九全衆示領域に対し、４．４’に相当する非
変調領域（１）が表示部を示す４ｈｌＤである。

この様に本発明では液晶Ｏ閾値を越えない領域（１）に
対し閾値を越える領域■を充分大きくすることで見掛上
点状や線状ｏｐ示を与えることができるものである。

即ち、本発明の液４表示ｆｅｉはムＢ関Ｏ電位匈配羨化
（直劇ムＢＯ勾配で示される）やＣＯ電位レベル変化（
直ｍｃｃ’ｏ上下移動で示される）によって全表示領域
内で任意Ｏ位ｆｔＫ任意ナログ表示ができる。

第１図０１）は前記液晶セルにがいて５が抵抗層である
場合、即ち二枚の基＆５２，５６上に設けられる層が共
に抵抗層である場合のな晶セルを使用した場合で、この
ときは第１図（ｉ）にボした様に１極間で生じる電位差
分布は二本のｔｒｉ縁で囲まれ九矢印になる。この禄に
すると、ＡＢ又はＤＥ閾の電圧を第１図（ｆ）の様に犬
きくとらずに火責的に大きな電位差分布を与えることが
できる。

フ もちろん本発明に適用するには前述のよ為なＦＥ製（″
ら界効米作動型）の液晶セルに限らず、ＤＳＭ型（動的
散乱型）等でもかまわない。

第２図は本発明に係るファインダー表示装置を一眠レフ
カメラに組込んだ実施飼の説明図である。同図中１はア
イピースレンズ、２はべ／タブリズム、３はコンデンサ
ーレンズ、４は７アインダー祝野枠、５はピントグラス
、６はレフレックスミラー、７は撮影レンズ、Ｆはコン
デンサーレンズに斜設したハーフ・ミラー１．・ＰＣ紘
光電累子、ＩＱＱはピントグラス５の−ｗＡＫ組込まれ
た液晶セルから成る表４く素子である。

縞３図（ａ）、伽フは第２図中の／＆晶セルの取付妙の
５ａｔ−示すものでそれぞれ断面図と概略斜視図である
。ピント・グラス５はアクリル樹脂成形品でスプリット
・プリズム（マイクロ・プリズムでも可）５ｇ及びマッ
ト加工された焦点側５Ｐを上面に備え、下両には７レネ
ル・プリズム５Ｆを備え、その−側面には被写体光によ
シ照明されるマット面５Ｍ、表示素子取付ｌｌＳム等よ
シな為表示水子取付凹部な備えている。表示水子は偏光
板８，９にナンドウィッチされえガラス平板１Ｇ、１１
によシ包−された液晶物質１２に所望の電昇Ｖが印加さ
れて表示が行なわれるように構成される。４（１祝紺枠
が焦点側５Ｐと液晶セルとの接合部をマスクして表示部
４１を提し、かつコンデンサーレンズ３とピントグラス
ｂとの閾のスペーサーを兼ねているＯて表示がすつ＠９
し、ゴミ０侵人も防ｉでＩｎｈｕ鮎４図（＆）　、　（
ｂ）は液晶セル４ＯＮ鯛を示す図てそれぞれ平面図と断
面図であシ、同図中、ガラス平板ｌＯのに面には赦晶物
ｊＸ１２の注入口１２１を備えた凹部ｌＯＣがガラスエ
ツチングにより除去加工され、透光性抵抗体１０Ｒが泗
えば真空蒸着により付着加工されている。抵抗体ＩＱａ
は凹部１００に比械して薄く、又凹部１０Ｃの除去加工
深さは４〜５０μ＄１度のものでよいので、後に液晶物
質１２を注入する際Ｏ液漏れの防止は比較的簡単でるる
。抵抗体１０Ｈの両端部にはガえば真空蒸着によシ配鱒
用電極１０Ｐ　。

ＩＱＰ’Ｏ付着加工が施されている。ガラス平板９０表
面には透光性電極１１Ｔが飼えば真空蒸着により付着加
工され、そｏ−ｍ部には真空蒸着によシ配縁用電極１ｉ
ｐｏ付層加工が施されている。両ガラス平板Ｏシール剤
Ｓによる接着加工がｊｌされた後、注入口１２Ｉから液
晶物質１３０圧力による注入、注入口１２Ｉのシール剤
ＳによるＩＩ對、ワイヤ１０Ｗ、１０Ｗ’及び１１Ｗの
ハンダ付は作業が行われ、前記偏光板８．９が上下に取
シ付けられて液晶セルを成し、取付代１０ムが前記城付
座５ムに接着される。

第５図（＆）　、　＜ｂ）は上記の構成によるファイン
ダー視野態様の的を示す図で、それぞれ絞シ値、シャッ
ター秒時値の表示筒でおる。図中、４Ｐ。

４Ｍはそれぞれ視野枠４の被写体視野窓、１ｙ。

１２Ｔは＾、低警告部のある表示目盛で前記ガラス平板
１０又は１１１２）ｊ１面に印刷し九〕、あるいはアク
リル樹脂製ピント・グラ１５０１５Ｍ部に成製加工した
シ、さらには写真フィルムに文字加工したシートを焦点
面５Ｐの近傍に設置すゐ等の方法によって設けられえも
のである。

この拗賊に於いて、前述のように液晶セルに電Ｗｔ−叩
加すると不透光部１２Ｉｉが表示され、光学的に＃１は
明ＩＩＯ位置に表示ノイズＯ除去された表示内容が視認
される。

第６図紘歌晶セルの変形ガを示す斜視図で、第７１１４
　ｔｈ）　、　（ｂＪ　、　（ｃ）が鎖変形飼のｖａｔ
示し、同図（＆）はガラス平板１００平面図、同図の）
紘ガラス平板１１０平面図、Ｎ図（ｅ）は絢ガラス平板
を接合した時の要部拡大断面図である。

第６．７図に於いて、ガラス平板１１には３つの配氷用
電＆ＬＯＰ、１０）’、ＩＩＰ’があり、そのうちの電
極１０Ｐ、ＩＯＰ’はカラス平板１１上の透光性抵抗体
１０Ｒに接続され、電極１１　Ｐ’はガラス平板ｌＯ上
の透光性を極１１ＴＯ漕部にある配線用＊極１１Ｐと対
応する位置にある。

このような配線方法を用いると、同図（ａ）　、　（ｂ
）の両力ラス平板を接合した時、同図（Ｃ）に示すよう
に自動的に各々のガラス平板に付着加工された配線用＊
極１１Ｐとｌ　Ｉ　Ｐ’が接続され、よって一方のガラ
ス平板からファインダー光路外で三端子をとることが可
能となシ、配縁処理の簡略化が可能となる。又、一方の
ガラス平板から三端子をとれるために、第６図０１４に
示すようなターミナルを用いることかｉＪ　！ｔとなシ
、第８囚に示す如くに液晶セルをピント・グラス５の に組み込み容易ならしめることができ配線処理４簡略化
をも良らす利点を有する。

尚第７図（１）の透光性電極１１Ｔと配線用型１・極１
１Ｐは、同一透光性抵抗物質を付着加工して一体的に形
成できることは勿論である。

第８図（ａ）は液晶セル表示部の他の実施例の要部断面
図であシ、第８図（ｂ）がこのときのファインダー視野
態様を示す図である。これは通針式露出合わに適用した
もので、液晶セルと文字板の間に、絞り穣又はシャッタ
ー・スピード設定ダイヤルに連動して機械的に動く通針
１３ｔ−設置して、液晶セルの測光表示１２ＨＫ追針を
合致させることによって適正露出を得るものである。こ
の方式ではファインダー内表示は第８図中）の如くに視
認される。前記の例と同様にスペーサーを兼ねたマスク
４があるのでこのとき追針のＴｈＪ動用空間からゴミが
侵入しても液晶セル表示部までで被写体視野窓内は密閉
状態に保つことができる。第８図（Ｃ）はファインダー
視野態様の変形例を示すもので、追針１３を公知のカメ
ラの如くピントグラス５の下方あるいはコンデンナーレ
ンズ３とベンタグリズム２０間に＆置したものである。

ｉ＠９図は液晶セルの表示方式の変形例を示し、該変形
例に於いては、バッテリーのスイッチと　　　一連動し
て視野枠が表示される。これは液晶を透光性電極の付着
加工された２枚のガラス板で挾持し、偏光板８，９とし
ては二色性偏光板を用いて構成される液晶セルをファイ
ンダ全面と同面積に作製し、上記透光性電極の付層面積
は視野枠範囲と同面積にすることによって、バッテリー
のスイッチがｏｆｆ時には、同図（＆）のように全曲が
均一にカラー表示され、００時には同図中）のように表
示部４■のマスクを兼ねた視野枠２７の内＠範囲だけが
透明に表示される。この表示方式は単に液晶表示部のマ
スクを兼ねた視野枠を表示するだけでなく、バッテリー
スイッチのｏｎ−ｏｆｆ表示も兼ねている。

上述した如く、本発明は液晶セルを用いてファインダー
内に撮影情報を表示するようなし九カメラのファインダ
ー表示装置において、上記液晶セルの第１の基板と第２
の基板を異なつ丸形状となすと共に、上記第１の基板に
社、液晶物質上挾持して上記第１並びに第２の基板を接
合する際に、上記第２の基板に固着された導体と電気的
に接続する導体管設けることによシ、上記第１の基板の
一端側から上記液晶物質に電気信号を供給するようなし
たので、ファインダー視野を妨げることなく液晶セルへ
の電気信号の供給が可能となると共に、液晶セルの配線
処理を極めて簡略化できる。このため、本発明によれば
、ファインダー内の狭いスペースに液晶セルを支障なく
組み込むことができ−ゐ。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るファインダー表示装置に適用する
液晶セルｏ−Ｈを示し、同図（ａ）は構成図、同Ｅ（６
）、（Ｃ）はそれぞれ前記セルの基板５２．５６の平面
図、同図（ｄ）は前記液晶セルの電気接続図、同図（ｅ
）は前記液晶セルの電気光学的特性のグラフ、同図（ｆ
）、（２）は前記液晶者ルＯ作動説明図、同図（ロ）、
（ｉ）ａそれぞれ前記番１セルＯ変形ＮＯ電気接続図と
作動説明図。 第２図は本発明の一実施ガを一眼レフカメラに組込んだ
状ｌＩを示す平面図。 第３図（＆）　、　（ｂ）Ｆｉ第２図に示した液晶セル
の取付けの詳１１ｔｌＩを示すもので、それぞれ断面図
と概略斜視図。 第４図（ｊＬ）　、　（ｂ）は前記液晶セルの詳細を示
すもので、それぞれ平面図と断面図。 第５図（ａ）　、　（ｂ）はファインダー視Ｉ！？態様
の飼を示すもので、それぞれ絞シ値、シャッター秒時値
の表示例の図。 第６図祉不発明の他の実施例を示す斜視図。 第７図（ａ）　、　（ｂ）はそれぞれ第６図の液晶セル
の平面図、第７図（Ｃ）は駄叡晶セルの要部拡大断面図
。 ｗＪ８図（＆）は液晶セル表示部の他の実施例の要部断
ｖｉｒＩＡ１第８図（ｂ）はこのときのファインダー視
野態様の図、第８図（Ｃ）はファインダー視野態様の変
形的を示す図。 第９図（ａ）　、　（ｂ）は液晶セルの表示方式の変形
的を示す平面図。 ４・・・マスク、５・−・ピントグラフ、１０．１１・
・・ガラス平板、ＩＯＲ・・・透光性抵抗体、ＩＩＴ・
・・透光性電極、１２・・・液晶物質、１８・・・液晶
セル、１００・・・表示素子。 出願人　　キャノン株式会社 （Ｑ）　　　　　　　　　　　　　　　（ｄ）１〇 一息ノ　　（１１ｔｉｌｌ （ｈ） ５う シブ （１） Ｊ （Ｏ） （Ｃ）　　　　　　　（ｂ’） １１＝　　　続　　補　　正　　占（方劫特語庁長官　
若杉和夫　殿 １、　事件の表λバ 昭和５７年特許願第１３８１６２号 ２、発明の名称 液晶セルを備えたファインダー表示装置３、補正をする
者 事件との関係　　　　　特許出願人 住所　東京都大田区下丸子３−３０−２５、　補正命令
の日付 昭和５８年１月２５日（発送日月） ６、　補正の対象 明細書並びに図面 ７、　補正の内容 （１）明細書量１５頁２０行目の「同図（ｆ）、（ｇ）
は」を「同図（ｆ）は」と訂１トする。 （２）同第１５頁２０行［」の「同図（ｈ）、（ｉ）は
」を［同図（ｇ）、（ｈ）は」　と訂正する。 （３）　　第１図を添付図面に訂正する。 活１　ジ （σ） □πｉ 雪 （θ） （ｈ３ □！ １ｍ） Ｃ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 液晶セルを用いてファインダー内に撮影情報を表示する
   ようなしえカメラのファインダー表示装置において、上
   記液晶セルの１ｍｌの基板と＊ＸＯ＊板を異なった形状
   となすと共に、上記第１の基板には、液晶物質を挾持し
   て上記第１並びにｊ１２の基板を接合する際に、上記第
   ２の基板に固着され良導体と電気的に接続する導体を設
   けることによシ、上記第１の基板の一端側から上記液晶
   物質に電気信号を供給するようなし゛　　　　−−たこ
   とを特徴とするファインダー表示値Ｒ８