JPS58116499A - ステロ−ル誘導体 - Google Patents
ステロ−ル誘導体Info
- Publication number
- JPS58116499A JPS58116499A JP17236382A JP17236382A JPS58116499A JP S58116499 A JPS58116499 A JP S58116499A JP 17236382 A JP17236382 A JP 17236382A JP 17236382 A JP17236382 A JP 17236382A JP S58116499 A JPS58116499 A JP S58116499A
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- JP
- Japan
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- steryl
- glucopyranoside
- compound
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は次の一般式
（式中、Ｒ１はβ−シトスチリル基、カンペステリル基
、スチグマステリル基、コレステリル基、又はこれらの
混合物（たとえば大豆レシチンから得られるステリル−
β−Ｄ−グルコピラノシドのステリル基）を示１、、Ｒ
２１，’！４７４級アルキル基又はフェニル基を示す、
）で表わされるステリルグルコシドの環状アセタール銹
導体に関するものである。
、スチグマステリル基、コレステリル基、又はこれらの
混合物（たとえば大豆レシチンから得られるステリル−
β−Ｄ−グルコピラノシドのステリル基）を示１、、Ｒ
２１，’！４７４級アルキル基又はフェニル基を示す、
）で表わされるステリルグルコシドの環状アセタール銹
導体に関するものである。
本発明の化合物は１文献未載の新規物質であり、優れた
血管補強作用、止血作用、抗炎症作用を示し毒性もまた
極めて弱く医薬品として非常に有用な化合物である０本
発明の化合物の薬理作用の若干例として、ステリル−４
，６−ベンジリデン−β−グルコピラノシドの経口急性
毒性および肺出血抑制作用を、カルバゾクロムスルホン
酸ソーダ（アドナＡＣ−１７）と比較して第１表に示す
、なお、肺出血抑制作用は＋ Ｇ、Ｊ、Ｍｏｊｏｖｓｋ
ｌ （Ｊ、Ｐ、Ｅ、Ｔ、８Ｇ、１．１９４４）らの方法
に準じテ５ｏ±０．５ｍｍＨｇ ／ １５ｓｅｃ、
低圧下マウス肺出血の程度をスコア法により評価し無処
置対照群に対する抑制率から被検物の５０％有効量を算
出して表示した。
血管補強作用、止血作用、抗炎症作用を示し毒性もまた
極めて弱く医薬品として非常に有用な化合物である０本
発明の化合物の薬理作用の若干例として、ステリル−４
，６−ベンジリデン−β−グルコピラノシドの経口急性
毒性および肺出血抑制作用を、カルバゾクロムスルホン
酸ソーダ（アドナＡＣ−１７）と比較して第１表に示す
、なお、肺出血抑制作用は＋ Ｇ、Ｊ、Ｍｏｊｏｖｓｋ
ｌ （Ｊ、Ｐ、Ｅ、Ｔ、８Ｇ、１．１９４４）らの方法
に準じテ５ｏ±０．５ｍｍＨｇ ／ １５ｓｅｃ、
低圧下マウス肺出血の程度をスコア法により評価し無処
置対照群に対する抑制率から被検物の５０％有効量を算
出して表示した。
第１表 マウスにおける経口急性毒性と肺出血抑制作用
本発明の化合物（Ｉ）は次のような方法で製造すること
が出来る。たとえば一般式（ｎ） （式中、Ｒ１は前記と同じ）で表される化合物を次の一
般式（ＩＩＩ） Ｒ２ＣＨＯ（ＩＩＩ） （式中、Ｒ２は前記と同じ）で表されるアルデヒドと反
応させて目的とする（Ｉ）を合成する。
本発明の化合物（Ｉ）は次のような方法で製造すること
が出来る。たとえば一般式（ｎ） （式中、Ｒ１は前記と同じ）で表される化合物を次の一
般式（ＩＩＩ） Ｒ２ＣＨＯ（ＩＩＩ） （式中、Ｒ２は前記と同じ）で表されるアルデヒドと反
応させて目的とする（Ｉ）を合成する。
この方法において通常反応は室温で触媒として濃硫酸の
存在下に行われる。
存在下に行われる。
上記の反応で使用するところの化合物（ＩＩＩ）のアル
デヒドのうち、高沸点のアルデヒドたとえばベンジルア
ルデヒドを用いて反応する場合には、還流温度で反応す
ることが出来る。
デヒドのうち、高沸点のアルデヒドたとえばベンジルア
ルデヒドを用いて反応する場合には、還流温度で反応す
ることが出来る。
また、より好ましくはアルデヒドが空気中の酸素によっ
て酸化されるのを防ぐため窒素気流中で反応するのが有
利である。
て酸化されるのを防ぐため窒素気流中で反応するのが有
利である。
本発明の化合物（，１）はまた前記一般式（ＩＩ）で表
される化合物を次の一般式 ％式％（） （式中 Ｒ２は前記と同じ）で表されるアセタールと反
応させて合成する。この反応は通常室温で触媒とじて濃
硫酸の存在下に行われる。
される化合物を次の一般式 ％式％（） （式中 Ｒ２は前記と同じ）で表されるアセタールと反
応させて合成する。この反応は通常室温で触媒とじて濃
硫酸の存在下に行われる。
本発明の化合物の製造方法の実施例を以下に示すが本発
明はこれらの実施例によってなんらの限定をうけるもの
ではない。
明はこれらの実施例によってなんらの限定をうけるもの
ではない。
実施例１゜
ステリル−４，６−プロビリデンーβ−Ｄ−グルコピラ
ノシド ステリル−β−Ｄ−グルコピラノシド（大豆レシチンよ
り抽出したステリル−β−Ｄ−グルコピラノシドで、そ
のステロール組成はβ−シトステロール６０％スチグマ
ステロール２０％、カンペステロール２０％である。以
下同様、 ） ２０．０ｇにプロピオンアルデヒド１０
０ｍ１を加えて懸濁液とする。濃硫酸２滴を加えて５０
℃に３０分間加温する。冷後、クロロホルム３００ｍ１
と無水炭酸カリウムｌｏｇを加えて３時間攪拌する。濾
過後、減圧でクロロホルムと過剰のプロピオンアルデヒ
ドを留去する。赤色の残留物をクロロホルムにとかし。
ノシド ステリル−β−Ｄ−グルコピラノシド（大豆レシチンよ
り抽出したステリル−β−Ｄ−グルコピラノシドで、そ
のステロール組成はβ−シトステロール６０％スチグマ
ステロール２０％、カンペステロール２０％である。以
下同様、 ） ２０．０ｇにプロピオンアルデヒド１０
０ｍ１を加えて懸濁液とする。濃硫酸２滴を加えて５０
℃に３０分間加温する。冷後、クロロホルム３００ｍ１
と無水炭酸カリウムｌｏｇを加えて３時間攪拌する。濾
過後、減圧でクロロホルムと過剰のプロピオンアルデヒ
ドを留去する。赤色の残留物をクロロホルムにとかし。
ドライカラムクロマト（ワコーゲルＣ−２００）にて分
離精製する。（クロロホルム、クロロホルムとエーテル
の等量混液、エーテルの順で溶出する。）エーテル溶出
部から溶媒を留去して得られる油状の残留物にｎ−ヘキ
サンを加えて結晶化し粗製の結晶５．３ｇ （収率 １
２．２％）を得る。エタノールから再結晶すると融点
１７２〜１７４℃の目的化合物３．８ｇが無色針状結晶
として得られた。（収率５．６％） 元素分析値Ｃ３ｇＨ６＋０６として 計算値 Ｃｉ ７８．９８ Ｈ： １０．４６実測
値 Ｃ： ７３．７４ Ｈ： １０．６３〔α〕Ｖ
ｊ−６１．５° （ＣＨＣ１３、Ｃ−０，９３７＞ＭＳ
際／ｅ ６１６．６１４．６０２ （Ｍ＋）実施例
２ ステリル−４，６−ペンジリデンーβ−Ｄ−グルコピラ
ノシド ステリル−β−Ｄ−グルコピラノシド６．０ｇを二頭フ
ラスコに入れ乾燥し窒素で充分置換した後、新たに蒸溜
したベンズアルデヒド５５ｍ１を注射器にて加える。窒
素気流下油浴中１３５℃太て３時間攪拌する。その後１
７０〜１７５℃で１１時間攪拌する。過剰のペンズアル
デヒトを窒素気流中、減圧蒸溜により留去する。残留物
をアセトン、クロロホルムに溶解し、不溶物を濾取。
離精製する。（クロロホルム、クロロホルムとエーテル
の等量混液、エーテルの順で溶出する。）エーテル溶出
部から溶媒を留去して得られる油状の残留物にｎ−ヘキ
サンを加えて結晶化し粗製の結晶５．３ｇ （収率 １
２．２％）を得る。エタノールから再結晶すると融点
１７２〜１７４℃の目的化合物３．８ｇが無色針状結晶
として得られた。（収率５．６％） 元素分析値Ｃ３ｇＨ６＋０６として 計算値 Ｃｉ ７８．９８ Ｈ： １０．４６実測
値 Ｃ： ７３．７４ Ｈ： １０．６３〔α〕Ｖ
ｊ−６１．５° （ＣＨＣ１３、Ｃ−０，９３７＞ＭＳ
際／ｅ ６１６．６１４．６０２ （Ｍ＋）実施例
２ ステリル−４，６−ペンジリデンーβ−Ｄ−グルコピラ
ノシド ステリル−β−Ｄ−グルコピラノシド６．０ｇを二頭フ
ラスコに入れ乾燥し窒素で充分置換した後、新たに蒸溜
したベンズアルデヒド５５ｍ１を注射器にて加える。窒
素気流下油浴中１３５℃太て３時間攪拌する。その後１
７０〜１７５℃で１１時間攪拌する。過剰のペンズアル
デヒトを窒素気流中、減圧蒸溜により留去する。残留物
をアセトン、クロロホルムに溶解し、不溶物を濾取。
濾液を濃縮し赤色油状物を得、ドライカラムクロマト（
ワコーゲルＣ−２００）にて分離精製する。（アセトン
：石油エーテルｌ：４混液で溶出する。）得られた黄白
色粉末を、エタノールから再結晶して極めて純度の高い
融点２１４〜２１６℃の目的化合物３．０ｇが無色針状
結晶として得られた。（収率４８．５％）元素分析値
Ｃ＋２Ｈ６＋Ｏｓとして 計算値 Ｃ： ？５．８６ Ｈ： ９．７０実測値
Ｃ： ７５．７４ Ｈ： ９．７９実施例３゜ ステリル−４，６−ニチリデンーβ−Ｄ−グルコピラノ
シド ステリル−β−Ｄ−グルコピラノシド１０．０ｇを３０
０＋＊ １の二頭フラスコに入れ、１．ｌ−ジメトキシ
エタン２５ｇを加えて懸濁液とし、濃硫酸１滴を加えて
室温で一夜攪拌する０次いでベンゼン１００１を加えて
、更に室温で一夜攪拌するとほぼ均一な溶液となる。無
水炭酸カリウム５．０ｇを加えて３時間攪拌したのち濾
過する。濾液を減圧下にてベンゼンと過剰の１．１−ジ
メトキシエタンを留去する。黄色の残留物にｎ−ヘキサ
ンを加えてあたためたのち、冷して生ずる沈殿を濾取し
、粗製の粉末４．５ｇを得る。メタノールから再結晶す
ると融点２０５〜２０７℃の目的化合物３．２ｇが無色
の針状結晶として得られた。（収率３０．７％）。
ワコーゲルＣ−２００）にて分離精製する。（アセトン
：石油エーテルｌ：４混液で溶出する。）得られた黄白
色粉末を、エタノールから再結晶して極めて純度の高い
融点２１４〜２１６℃の目的化合物３．０ｇが無色針状
結晶として得られた。（収率４８．５％）元素分析値
Ｃ＋２Ｈ６＋Ｏｓとして 計算値 Ｃ： ？５．８６ Ｈ： ９．７０実測値
Ｃ： ７５．７４ Ｈ： ９．７９実施例３゜ ステリル−４，６−ニチリデンーβ−Ｄ−グルコピラノ
シド ステリル−β−Ｄ−グルコピラノシド１０．０ｇを３０
０＋＊ １の二頭フラスコに入れ、１．ｌ−ジメトキシ
エタン２５ｇを加えて懸濁液とし、濃硫酸１滴を加えて
室温で一夜攪拌する０次いでベンゼン１００１を加えて
、更に室温で一夜攪拌するとほぼ均一な溶液となる。無
水炭酸カリウム５．０ｇを加えて３時間攪拌したのち濾
過する。濾液を減圧下にてベンゼンと過剰の１．１−ジ
メトキシエタンを留去する。黄色の残留物にｎ−ヘキサ
ンを加えてあたためたのち、冷して生ずる沈殿を濾取し
、粗製の粉末４．５ｇを得る。メタノールから再結晶す
ると融点２０５〜２０７℃の目的化合物３．２ｇが無色
の針状結晶として得られた。（収率３０．７％）。
元素分析値 ｃ３’ｒ）Ｉ６λ０２として計算値 Ｃ：
７３．７１ Ｈ： １０．３７実測値 Ｃ： ７
３．５９ Ｈ： １０．５４〔α〕ぢ−５２，３°
（ＣＨＣｉ３ 、 Ｃ＝０．８１７ ）Ｍ Ｓ ｖａ
／ ｅ ６０２． ’６００．５８８ （Ｍ” ）実
施例４゜ コレステリル−４，６−ニチリデンーβ−Ｄ−グルコピ
ラノシド コレステリル−β−〇−グルコピラノシド７．０ｇに１
．１−ジメトキシエタン５０−１を加えて懸濁液とする
。濃硫酸−滴を加えて室温で一夜攪拌する。次いでベン
ゼン１００１と炭酸カリウム５．０ｇを加えて室温で３
時間攪拌する。実施例３の場合と同様の後処理を行い粗
製の粉末３．８ｇ （収率５２．０％）を得る。エタノ
ールから再結晶すると融点２０３〜３０４℃の目的化合
物３．０８力ベ無色針状結晶として得られる。（収率２
７．４％）元素分析値 Ｃ３５Ｈｓｇ Ｏｓとして計算
値 Ｃ： ７３．１３ Ｈ： １０．１？実測値
Ｃ： ７２．９９ Ｈ： １０．３２〔α〕ぢ−５
７，３° （ＣＨＣｔ３ 、 Ｃ＝０．６７）ＭＳ
ｍ／ｅ ５７４（Ｍ”） 実施例５゜ β−シトステリル−４，６−エチ１Ｊデンーβ−Ｄ−り
゛ルコピラノシド β−シトステリル−β−Ｄ−り゛ルコピラノシド５．０
ｇに１．１−ジメトキシエタン５９ｓｌを加えて懸濁液
とする。
７３．７１ Ｈ： １０．３７実測値 Ｃ： ７
３．５９ Ｈ： １０．５４〔α〕ぢ−５２，３°
（ＣＨＣｉ３ 、 Ｃ＝０．８１７ ）Ｍ Ｓ ｖａ
／ ｅ ６０２． ’６００．５８８ （Ｍ” ）実
施例４゜ コレステリル−４，６−ニチリデンーβ−Ｄ−グルコピ
ラノシド コレステリル−β−〇−グルコピラノシド７．０ｇに１
．１−ジメトキシエタン５０−１を加えて懸濁液とする
。濃硫酸−滴を加えて室温で一夜攪拌する。次いでベン
ゼン１００１と炭酸カリウム５．０ｇを加えて室温で３
時間攪拌する。実施例３の場合と同様の後処理を行い粗
製の粉末３．８ｇ （収率５２．０％）を得る。エタノ
ールから再結晶すると融点２０３〜３０４℃の目的化合
物３．０８力ベ無色針状結晶として得られる。（収率２
７．４％）元素分析値 Ｃ３５Ｈｓｇ Ｏｓとして計算
値 Ｃ： ７３．１３ Ｈ： １０．１？実測値
Ｃ： ７２．９９ Ｈ： １０．３２〔α〕ぢ−５
７，３° （ＣＨＣｔ３ 、 Ｃ＝０．６７）ＭＳ
ｍ／ｅ ５７４（Ｍ”） 実施例５゜ β−シトステリル−４，６−エチ１Ｊデンーβ−Ｄ−り
゛ルコピラノシド β−シトステリル−β−Ｄ−り゛ルコピラノシド５．０
ｇに１．１−ジメトキシエタン５９ｓｌを加えて懸濁液
とする。
濃硫酸１滴を加えて２４時間室温で攪拌する。実施伊１
３の場合と同様に後処理を行なむ）粗製の粉末２．４ｇ
（収率４５．３％）を得る。エタノ−Ｊレカ）ら再結
晶すると融点２０８〜２１０℃の目的化合物１．８ｇｆ
Ｊ’無色針状結晶として得られた。（収率２４．５％） 元素分析値Ｃ３７８６Ｚ Ｏｅとして 計算値 Ｃ： ７３．７１ Ｈ： １０．３７実測
値 Ｃ： ７３．５４ Ｈ： １０．３０（α班−
４９，０° （ＣＨＣ１３，Ｃ＝１．０２）ＭＳ ｖ
ａ／ｅ ６０２ （Ｍ” ）以上
３の場合と同様に後処理を行なむ）粗製の粉末２．４ｇ
（収率４５．３％）を得る。エタノ−Ｊレカ）ら再結
晶すると融点２０８〜２１０℃の目的化合物１．８ｇｆ
Ｊ’無色針状結晶として得られた。（収率２４．５％） 元素分析値Ｃ３７８６Ｚ Ｏｅとして 計算値 Ｃ： ７３．７１ Ｈ： １０．３７実測
値 Ｃ： ７３．５４ Ｈ： １０．３０（α班−
４９，０° （ＣＨＣ１３，Ｃ＝１．０２）ＭＳ ｖ
ａ／ｅ ６０２ （Ｍ” ）以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 次の一般弐〇〇 で表される。ステリルグルコシドの環状アセタール誘導
体、ただし０式中のＲ１はβ−シトスチリル基、カンベ
ステリル基、スチグマステリル基、コレステリル基、又
はこれらの混合物を示し、 Ｒ２は低級アルキル基又は
フェニル基を表す、（以下余白）
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17236382A JPS58116499A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | ステロ−ル誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17236382A JPS58116499A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | ステロ−ル誘導体 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5165777A Division JPS5831358B2 (ja) | 1977-05-04 | 1977-05-04 | ステリルグルコシドのアセタ−ル誘導体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58116499A true JPS58116499A (ja) | 1983-07-11 |
Family
ID=15940514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17236382A Pending JPS58116499A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | ステロ−ル誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58116499A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53137970A (en) * | 1977-05-04 | 1978-12-01 | Nippon Shinyaku Co Ltd | Sterylglucoside acetal derivatives |
-
1982
- 1982-09-29 JP JP17236382A patent/JPS58116499A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53137970A (en) * | 1977-05-04 | 1978-12-01 | Nippon Shinyaku Co Ltd | Sterylglucoside acetal derivatives |
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