JPS5811616Y2 - 自動車等の給油口における固定ブラケット取付構造 - Google Patents

自動車等の給油口における固定ブラケット取付構造

Info

Publication number
JPS5811616Y2
JPS5811616Y2 JP4570878U JP4570878U JPS5811616Y2 JP S5811616 Y2 JPS5811616 Y2 JP S5811616Y2 JP 4570878 U JP4570878 U JP 4570878U JP 4570878 U JP4570878 U JP 4570878U JP S5811616 Y2 JPS5811616 Y2 JP S5811616Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel filler
filler port
bracket
filler pipe
mounting structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4570878U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54147923U (ja
Inventor
小林徳三
渡部巌
Original Assignee
オ−エム工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オ−エム工業株式会社 filed Critical オ−エム工業株式会社
Priority to JP4570878U priority Critical patent/JPS5811616Y2/ja
Publication of JPS54147923U publication Critical patent/JPS54147923U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5811616Y2 publication Critical patent/JPS5811616Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車等の給油口における固定ブラケットの取
付構造に関するものであり、その目的とするところは予
めメッキした素材を用いて加工し、仕上げの後工程にお
いてメッキを全く要しない給油口の提供にあり、更に第
2の目的としては溶接による加工を一切排除して外観優
美で防錆性に優れかつ安全、安価な給油口を供給するこ
とにある。
従来の自動車等の給油口はキャップ係止ブラケットとフ
ィラーパイプとを気密に溶接を行って一体化した後メッ
キ作業を行って仕上げている。
このような操作によると、まず溶接によって安全気密を
得るには、溶接技術に相当の熟練を要し、作業経費も多
くかかる。
また、給油口の場合はフィラーパイプ及びブラケットが
薄板であり、加工時に若干の変形が残ることなどにより
、溶接の自動化は非常に難しい。
更に、給油口の加工完成後のメッキ作業は電極をフィラ
ーパイプ内に通す必要があるなど、多大な労力を要する
本考案はより合理化された給油口であって、その加工組
立前にフィラーパイプやブラケット等の個々の部品を予
めメッキした市販材料を用いるか、あるいは安価なバレ
ルメッキ法によりメッキを行い、それら各部品の組立加
工時にはメッキの損傷をきたさないようにスポット溶接
すらも行わないようにしたもので、その要旨とするとこ
ろは、フィラーパイプの中間部にネッキングあるいはビ
ード出しにより段部を形成し、自動車ボデー等への固定
ブラケットをフィラーパイプ外周へ挿入し、フィラーパ
イプ先端を外方へカーリングしてカーリング端部な形成
すると共に、段部とカーリング端部との間に固定ブラケ
ットを支持してなることを特徴とし、必要によりキャッ
プ係止ブラケットをフィラーパイプ内周あるいは外周に
嵌合し、フィラーパイプ外周の数個所をかしめて固定す
る。
以下、図面によって本考案の具体的実施例を説明する。
第1図は本考案の代表的給油口の一部破断側面図であり
、第2図は第2の実施例の給油口先端部分の縦断面図、
第3図a、bは第3の実施例であり、aは給油口先端部
分側面図で、bは同要部縦断面図である。
第4図a −eは第1図に示した給油口の加工順序を示
す図である。
本考案に係る自動車等の給油口は、第1図に示すように
適当な長さのフィラーパイプ1の先端付近外周に自動車
等のボデーへの固定用ブラケット2を設け、内周にキャ
ップ係止ブラケット3を設けている。
これら3者の取付構造に本考案の特徴があり、フィラー
パイプ1の中間部に固定ブラケット2の取付長さを残し
てネッキングにより段部4を形成し、その段部に当るよ
うに固定ブラケット2をフィラーパイプ1の外周へ密着
挿入し、次にフィラーパイプ先端を外方へカーリングし
てカーリング端部5を形成して段部4とカーリング端部
5との間に固定ブラケット2を溶接によることなく支持
する。
ここで、フィラーパイプ内部へもキャップ係止ブラケッ
ト3を嵌合挿入し、キャップ係止ブラケット3と、フィ
ラーパイプ1と、そして固定ブラケット2とを一体に周
囲数個所、例えば4個所にかしめ部6を形成して固定す
る。
これで第1の実施例の形状の給油口が完成するのである
が、嵌合したキャップ係止ブラケット3の上方への抜け
を防止するために、カーリング端部5の内径をやや絞る
操作をすると、更に強固な構造となる。
第2図は第2の実施例であって、第1図におけるネッキ
ングに代えてビード出しにより段部4を形成し、第1図
と同様に段部4とカーリング端部5との間で固定ブラケ
ット2を溶接によることな(支持したものである。
第3図は第3の実施例で、キャップ係止ブラケット3を
固定ブラケット2の外周に設けたもので、aは給油口先
端部分側面図、bはその要部縦断面図である。
すなわち、本実施例は、第1、第2の実施例の如く、フ
ィラーパイプ内部にキャップ係止ブラケットを嵌合挿入
するのに代えて、キャップ係止ブラケット3を固定ブラ
ケット2の外周に嵌合挿入し、このキャンプ係止ブラケ
ット3を固定ブラケット2のフランジ部とフィラーパイ
プ1のカーリング端部5間に支持し、これら3者をかし
めて完全に固定するものである。
尚、この場合キャップ係止ブラケットを固定ブラケット
と予め単品時にスポット溶接等で一体にしてメッキした
ものを用いるか、あるいは固定ブラケットの円筒部外周
に切出しを行ってキャップ係止部を設けても、本実施例
と同様の効果を生ずるものである。
次に、第1図に示す給油口の加工工程の一例を図によっ
て順に示せば、第4図a〜eのようになる。
第4図において、aは先端部未加工のフィラーパイプ1
であり、bはネッキング工程であり、これにより段部4
を形成し、次いでCにおいて固定ブラケット2を挿入し
、d工程でカーリングしてカーリング端部5を形成する
と同時に固定ブラケット2を上下に動かないように支持
し、e工程でキャップ係止ブラケット3を内挿し、かし
め部6を形成して一体的にすべての回り止めをする。
尚この後、必要に応じて次の工程で(図示は省略)カー
リング端部5の内径を絞って、キャップ係止ブラケット
3の上への抜は止めをすると完壁である。
以上詳述したように、本考案に係る自動車等の給油口は
予めメッキ加工した各部材を用い、溶接によることな(
、絞りやカーリングあるいはかしめ等の機械加工のみで
組立て一体化することを特徴とし、これにより冒頭に述
べたように外観優美で防錆性に優れ、かつ堅牢、安価な
給油口の提供を可能にした点で極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の代表的な給油口の一部破断側面図であ
り、第2図は第2の実施例の給油口先端部分の中央縦断
面図、第3図a、bは第3の実施例でaは給油口部分側
面図でbは同要部縦断面図である。 第4図a −eは第1図の給油口の加工順子の一例を示
す図である。 1・・・・・・フィラーパイプ、2・・曲固定ブラケッ
ト、3・・パ・・キャンプ係止ブラケット、4・・曲フ
ィラーパイプの段部、5・・・・・・フィラーパイプの
カーリング端部、6・・・・・・かしめ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フィラーパイプ1中間部にネッキングあるいはビード出
    しにより段部4を形成し、自動車ボデー等への固定ブラ
    ケット2をフィラーパイプ外周へ挿入し、フィラーパイ
    プ先端を外方へカーリングしてカーリング端部5を形成
    すると共に段部4とカーリング端部5との間に固定ブラ
    ケット2を支持してなる自動車等の給油口における固定
    ブラケット取付構造。
JP4570878U 1978-04-06 1978-04-06 自動車等の給油口における固定ブラケット取付構造 Expired JPS5811616Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4570878U JPS5811616Y2 (ja) 1978-04-06 1978-04-06 自動車等の給油口における固定ブラケット取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4570878U JPS5811616Y2 (ja) 1978-04-06 1978-04-06 自動車等の給油口における固定ブラケット取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54147923U JPS54147923U (ja) 1979-10-15
JPS5811616Y2 true JPS5811616Y2 (ja) 1983-03-04

Family

ID=28924494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4570878U Expired JPS5811616Y2 (ja) 1978-04-06 1978-04-06 自動車等の給油口における固定ブラケット取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5811616Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6211209Y2 (ja) * 1981-03-11 1987-03-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54147923U (ja) 1979-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6282788B1 (en) Vehicle wheel and method for producing same
JPH01104422A (ja) ロール・スピン法で作られるハウジング及びその他の改良点を持つ捻じれ利用の振動減衰器
KR20080015390A (ko) 스펀 압출된 사이드 엔트리 머플러
US9890752B2 (en) Muffler
US6185819B1 (en) Catalytic converter housing arrangement
JP2013103250A (ja) 管端成形方法
US4921368A (en) Fastening of a sealing bellows to the joint housing of a ball joint
JPS5811616Y2 (ja) 自動車等の給油口における固定ブラケット取付構造
US7249481B1 (en) Process for forming a hydroformed automotive component with integrated weld flange
US6767071B2 (en) Lightweight spindle
JPS60211117A (ja) 自動車の継手ロツドのためのスラスト玉継手
JPH07223030A (ja) 管と板材の接合装置
JP3798086B2 (ja) 薄肉細径金属管と耐圧ゴムホースとの接続構造およびその接続方法
JPS5830746Y2 (ja) 自動車等の給油口におけるキヤツプ係止ブラケツト取付構造
JP3917707B2 (ja) 駆動軸の製造方法
JP2896482B2 (ja) 自動車用ホイールの製造方法
CN221366459U (zh) 一种气门帽
JPS6340711Y2 (ja)
JPH0650614Y2 (ja) フェンス支柱のキャップ取付構造
JPS6219800Y2 (ja)
JPH1061435A (ja) マフラー及びその製造方法
DE19857445A1 (de) Luftspaltisoliertes Abgasrohr und Verfahren zur Herstellung eines luftspaltisolierten Abgasrohres
JPH1037944A (ja) ボールジョイント構造体
JPH07279943A (ja) ボールジョイントの製造方法
JPS62126350U (ja)