JPS5811578A - 凍結防止剤 - Google Patents

凍結防止剤

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JPS5811578A
JPS5811578A JP10944981A JP10944981A JPS5811578A JP S5811578 A JPS5811578 A JP S5811578A JP 10944981 A JP10944981 A JP 10944981A JP 10944981 A JP10944981 A JP 10944981A JP S5811578 A JPS5811578 A JP S5811578A
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JP
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freezing
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alkylene
carboxylic acid
copolymer
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Minoru Nishi
実 西
Kenichi Oikawa
健一 及川
Kinji Kaneda
金田 勤治
Shinsuke Fujita
晋介 藤田
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Sogo Pharmaceutical Co Ltd
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  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は凍結防止剤に関するものであるが、更に詳細に
は従来よシ知られている中性無機塩類を全く使用するこ
となく、を大エチレングリコールのみのように液状を呈
するものでもなくそしてまた原票Oように含窒素量が高
いものでもない成分的にも製剤的に%全く新規な有機化
合物のみによる凍結防止剤に関する。
凍結防止剤(例えば冬期道路におりる凍結路面用のすベ
シ止め、凍結±1jK対する土木工事や施工、化学工業
プラントにおける寒剤や冷媒等に広く使用され、非常に
重要な化学製品である)としては、従来、4?に*塩、
岩塩、塩化カルシウム等の無機塩類が使用されてき食、
しかしながら、これら中性無機塩類は吸湿性が強くて取
扱いが非常に不便であるし、そのうえ金属に対する腐食
作用が激しいために、これを道路路面に散布する機械。
例えばマテリアルスゾレツダ−の金属物分が腐食するほ
か、これら塩類を散布し大路面上を通行する交通機関に
もこれらが付着して上記のような害作用を及ばずので、
特に滑走路、鉄道線路、道路への散布には入念な注意が
必要であつ食。一方、エチレングリコールは液状である
大め、重力の作用で土中に浸透したり、土壌表面を流下
して、結局流ししてしまい損失が非常に多い。尿素は、
含有窒素量が高いために、これを凍結防止剤として±1
1に直接適用した場合は勿論のこと、舗装道路轡に適用
した場合でも雨水、氷雪水等に溶解して道路付近の農地
、分離帯、グリーンベルトその他に流入して、土壌中の
窒素含有量を異常に上昇せしめるため植物や生物に与え
る影響が非常に大きい。以上述べた様に既知の凍結防止
剤はいずれも致命的な欠陥を有している。
本発明は、上記した欠点を解決するためになされたもの
であって、発想を完全に転換し、従来よ □り最龜多用
されている中性無機塩類の使用を廃止してこれにかわる
新しいタイプの凍結防止剤を創製すべく研究に着手した
のである。そしてその研究過程において、巣−の成分で
は目的とする凍結防止剤は得られないとの知見を得、更
に研究をすすめて、各間々の構成成分の検討、その組合
せについて極めて広範なスクリーニング作業を行い、研
究改良を加えて遂に本発明に到達したのである。
すなわち本発明は、次の(4)〜■の新規な4成分から
成るものであり、これら4者を組み合わせて用いること
が必要である: 囚 有機吸水剤 (B)  氷点降下剤 (Q  凍結遅延剤 (至)氷結硬度低下剤。
これら特定の新規な4成分からなる本発明に係る凍結防
止剤は、すぐれた水分凍結防止作用を有する。そのメカ
ニズムの詳細は今後の研究に期待しなければならないが
、一応次のように推論される。つまり先ずはじめに、有
機吸水剤囚によって土壌表面の自由水、吸着水、保持水
を膜状から粒状へとその性状を変化せしめ、次いで余剰
の少食の水分に氷点降下剤(8)が作用してプライン効
果を与え、これに凍結遅延剤(C)を添加することによ
り過冷却状態が安定化して凍結に到るまでの時間を遅延
せしめ、そして更に氷結硬度低下剤(6)を用いること
によって、通常得られる氷よりもその硬変を著しく低下
せしめ、これらの作用が綜合されてすぐれた凍結防止効
果が奏されるものと推定されるのである。
本発明は、困難な研究の結果、美大な既知の化学−質の
中から囚〜0のすぐれた特性を有するものを新規に発見
し、これを基礎にして完成されたものであって、一種の
用途発明ということができる。
有機吸水剤囚としては、ポリアクリル酸誘導体、ポリビ
ニルアルコール、及び/又はポリカルボン酸誘導体であ
ればいづれも広く使用される。ポリアクリル酸の誘導体
は、酸自体、エステル、塩が使用されるが、特に好まし
いのはナトリウム塩すなわちポリアクリル酸ソーダであ
る。ポリカルボン酸誘導体としては、飽和、不飽和の脂
肪族、脂環式、芳香族多塩基性カルボン酸それ自体、及
び、そのエステル、塩が使用される。カルボン酸部分と
して好適なものの例は、無水フタル酸、テレフタル酸、
コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、ヘミメリト酸、ブ
レニド酸、メリト酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フ
マル酸、イタコン酸、コノ1り酸、マロン酸その他であ
る。
氷点降下剤(6)としては多価アルコールが使用さし、
鎖状アルコール及び糖アルコールのいづれも使用でき、
例えば次のようなものが好適である:エチレングリコー
ル、フロピレンクリコール、ジエチレングリコール、グ
リセリン、トリメチロールプロパン、トリメチレングリ
コール、1.4−ブタンジオール、1.5−−?ンタン
ジオール等アルキレングリコール;シクロはンタン1.
2−’)オール、シクロヘキサン1.2−ジオール等シ
クロアルキルジオール;ネオはンチルグリコール等アル
キルグリコール;マンニット、ソルビット、ガラクチッ
ト等糖アルコール、これらの多価アルコールは、それぞ
れ単独で使用してもよいが、水に対する溶解度等化学的
性質が異なシ且つ分子量が比較的小さなアルコールを2
s以上混用すると更にすぐれた効果が得られる。上記し
たアルコールの内、本発明に係る氷点降下剤として特に
好適なものは、トリメチロールプロパン、ネオはンチル
グリコールである。
凍結遅延剤(aとしては、合成樹脂、特にアルキレンと
カルボン酸の共重合体が有効であることが新たに判明し
た。この共重合体としてはブロック共重合体、グラフト
共重合体のいずれも使用可能であり、アルキレン部分と
しては重合可能な不飽和結合を有するモノマーから得た
重合体が使用され、特にポリエチレン、ポリプロピレン
、といったポリオレフィン系ポリマーが好適である。カ
ルボン酸部分としては、重合可能なカルボニル基を有す
るモノマーからなる重合体であればすべてのものが使用
できるが、好適なものとしては次のようなものが例示さ
れる:ポリカーボネート;ポリアミドカルボン酸;ポリ
ウレタン;ポリエステルアルキッド樹脂;不飽和ポリエ
ステル。ポリエステルとしては、芳香族ジカルボン酸と
ジオールとのポリエステル、ジフェノールとジカルボン
酸からのポリエステル、テレフタル酸とジオールとのポ
リエステル、脂環式化合物を原料とするポリエステル、
オキシカルボン酸の自己縮合型ポリエステルが好適であ
る。これらの凍結遅延剤として特に好ましいのは、ポリ
エチレンテレフタレートとポリオレフィンとの共重合体
、及び製鉄化学のマクアキー−1/4 S、住友化学の
スミカゲル5−50、三洋化成のサンウェットIM30
0、クラレイソプレンケミカルのイソパンGMである。
氷結硬度低下剤(2)としては、表面活性剤が用いられ
るが、その内でも陰イオン活性剤が好適であることが判
明した。陰イオン活性剤の中でも特に好tしいのは、ア
ルキルサルフェート、スルホコハク酸エステル、アルコ
ールサルフェートでアリ、例えばインオクチルサルフェ
ート、オレイルサルフェート、オレフィンサルフェート
、ヤシ油アルコール系、ジアルキルスルホサクシネート
、特にスルホコハク酸ジオクチルナトリウム等である。
例えば、ライオン製すパールSA、SK、870Pがあ
げられる。
これらの各成分(4)〜(2)を、例えば囚23部、C
B177部、(C) 0.03部、■0.3部の割合で
混合して本発明に係る凍結防止剤を得るのであるが、必
要に応じて既知の有機凍結防止剤(例えば尿素、エチレ
ングリコール等グリコール成分)を更に添加混合しても
よい。このようにして得fC凍結防止剤は、そのまま使
用に供することもできるが、これを造粒して顆粒状、小
球状、球状、粉状その他の形状にして実際の使用に便な
らしめることもできる。そのためには、カルボキシメチ
ルセルローズ、エチルセルロース、ポリビニルアルコー
ル、スターチ、グリコール酸誘導体等粘結剤を用いて常
法により顆粒状その他所望の形状に造粒する。
本発明に係る凍結防止剤は、上記のように有機物質のみ
からなるものであシ、無機塩類からなる従来品とは異な
り金属を腐食することがないというすぐれた効果が得ら
れ、そのうえ卓越した凍結防止効果が得られる。シタが
って、マテリアルスプレッダ等散布機械自体の金属の腐
食、及びこれを散布した道路、滑走路等の上を通過する
交通機関の金属部分を腐食するという心配をすることな
く、自由に氷結路面のすべり止め用にこの凍結防止剤を
適用することができる。また、従来より既知の有機質凍
結防止剤のように、±IIK過度に窒素分を供給したり
、簡単に流室したりすることなく、4!に土壌の凍結防
止に使用でき、厳寒期においても土木工事を円滑に進め
ることができる。また、化学工業プラントの金属配管を
腐食することがないので、本発明に係る凍結防止剤は、
化学工業における凍結防止に屯極めて有利に使用するこ
とができる。
以下本発明の実施例を述べる。
実施例1゜ アルキレンとカルボン酸の共重合体(クラレイソプレン
ケミカルのインパンGH)23重量部、エチレングリコ
ール62重量部、ネオはンチルグリゴール15重量部、
ポリアクリル酸ナトリウム(log重責部、及びスルホ
コノ1り酸ジオクチルナトリウム0.3重量部を混合攪
拌しては−スト状の凍結防止剤を得た。
本実施例で得た凍結防止剤を2000部の水に溶解し、
この水を一5℃の冷凍庫内で凍結せしめたところ、凍結
防止剤を含有しない水に比較して同一温度に到るまでの
時間が2.5倍延長され、すぐれた凍結効果を確認する
ことができた。
実施例λ アルキレンとカルボン酸の共重合体(インパンGH)2
3重量部、エチレングリコール62重量部、尿素14重
量部にカルボキシメチルセルローズ0.5重量部を添加
混合し、これに史にポリアクリル酸ナトリウムα03重
量部、アルコールサルフエー)0.3重量部及び水3〜
10部を添加混合し食後造粒して顆粒化させ、次いで乾
燥脱水して粒状の凍結防止剤を得た。
本実施例で得た凍結防止剤を実施例1と同様に水の凍結
延長試験に付したところ、対照に比較して同一温度に到
るまでの時間が6倍延長され、すぐれ大凍結効果を*i
a!することができた。
を食上記凍結防止剤の5嘩水溶液を含水率10慢の砂に
散布し、これを−2℃で凍結させた。との凍結硬度を木
下式硬度測定器で測定したところ、凍結防止剤を添児し
ない対照においてはその凍結硬度が120〜140Io
g/cI&であつ7’lK対し、本実施例に係る凍結防
止剤を添加したものは10〜50jC9/C1lであり
、すぐれた効果を*gすることができた。
代理人 弁理士  戸 1)親 男

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 次の(2)〜■の4成分からなることを特徴とする、中
    性無機塩類を使用するととなく有機化合物のみによる凍
    結防止剤: (2)アルキレンとカルボン酸の共重合体からなる有機
    吸水剤; (6)多価アルコールの1種又は2種以上からなる氷点
    降下剤; Cアルキレンとカルボン酸の共重合体と、ポリアクリル
    酸誘導体とポリカルボン酸誘導体からなる凍結遅延剤: I アルコールサルフェート、アルキルサルフェート及
    びスルホコハク酸エステルからなる群から選択される氷
    結硬度低下剤。
JP10944981A 1981-07-15 1981-07-15 凍結防止剤 Granted JPS5811578A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10944981A JPS5811578A (ja) 1981-07-15 1981-07-15 凍結防止剤

Applications Claiming Priority (1)

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JP10944981A JPS5811578A (ja) 1981-07-15 1981-07-15 凍結防止剤

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JPS5811578A true JPS5811578A (ja) 1983-01-22
JPH0118958B2 JPH0118958B2 (ja) 1989-04-07

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ID=14510513

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JP10944981A Granted JPS5811578A (ja) 1981-07-15 1981-07-15 凍結防止剤

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003035791A1 (de) * 2001-10-25 2003-05-01 Basf Aktiengesellschaft Zusammensetzung zur vermeidung oder verminderung der schnee- und eisbildung, verfahren zu ihrer herstellung und verfahren zur anwendung dieser zusammensetzung
CN103910504A (zh) * 2013-01-25 2014-07-09 王立巍 一种混凝土防冻剂

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003035791A1 (de) * 2001-10-25 2003-05-01 Basf Aktiengesellschaft Zusammensetzung zur vermeidung oder verminderung der schnee- und eisbildung, verfahren zu ihrer herstellung und verfahren zur anwendung dieser zusammensetzung
CN103910504A (zh) * 2013-01-25 2014-07-09 王立巍 一种混凝土防冻剂

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JPH0118958B2 (ja) 1989-04-07

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