JPS5811508Y2 - 工業用ロボツト装置 - Google Patents
工業用ロボツト装置Info
- Publication number
- JPS5811508Y2 JPS5811508Y2 JP1978098379U JP9837978U JPS5811508Y2 JP S5811508 Y2 JPS5811508 Y2 JP S5811508Y2 JP 1978098379 U JP1978098379 U JP 1978098379U JP 9837978 U JP9837978 U JP 9837978U JP S5811508 Y2 JPS5811508 Y2 JP S5811508Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- arm cylinder
- piston
- piston rod
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案はアームシリンダのピストン杆を2重管構造と
して、このピストン杆内にピストン作動圧を流通させる
ようにした工業用ロボット装置に関する。
して、このピストン杆内にピストン作動圧を流通させる
ようにした工業用ロボット装置に関する。
従来アームの先端にワークなどを把持するフィンガを設
けた工業用ロボット装置にあっては、アームを進退動す
るアームシリンダをアームに並設したものと、アームに
内装したものが公知であり、何れの場合もアームととも
にアームシリンダが前進動する。
けた工業用ロボット装置にあっては、アームを進退動す
るアームシリンダをアームに並設したものと、アームに
内装したものが公知であり、何れの場合もアームととも
にアームシリンダが前進動する。
このためアームシリンダへ作動圧を供給する管路は通常
ゴムホースなどの可撓管を使用しているが、アームシリ
ンダとともに絶えず移動するため消耗が激しい。
ゴムホースなどの可撓管を使用しているが、アームシリ
ンダとともに絶えず移動するため消耗が激しい。
そこで従来ではピストンロッド内を中空にして、このピ
ストンロッド内の通路を利用してアームシリンダの一方
の室へ作動圧を供給するようにしたのもすでに公知であ
るが、この場合も他方の室には可撓管を利用して作動圧
を供給しなければならず、定期的に可撓管を交換する必
要がある。
ストンロッド内の通路を利用してアームシリンダの一方
の室へ作動圧を供給するようにしたのもすでに公知であ
るが、この場合も他方の室には可撓管を利用して作動圧
を供給しなければならず、定期的に可撓管を交換する必
要がある。
この考案はかかる不具合を解消する目的でなされたもの
で、アームシリンダのピストン杆を2重管構造として2
路の通路を形威し、これら通路を経てアームシリンダの
各室へ作動圧を供給するようにした工業用ロボット装置
を提供して、可撓管による配管をなくし、もって配管類
の消耗を少なくできるようにしたものである。
で、アームシリンダのピストン杆を2重管構造として2
路の通路を形威し、これら通路を経てアームシリンダの
各室へ作動圧を供給するようにした工業用ロボット装置
を提供して、可撓管による配管をなくし、もって配管類
の消耗を少なくできるようにしたものである。
以下この考案を図示の一実施例について詳述する。
図において1はアーム支持ブロックで、内面の例えば4
個所にガイドギブ2が間隔的に固着されている。
個所にガイドギブ2が間隔的に固着されている。
これらガイドギブ2の背面は後記するアーム3の前進方
向へ順次勾配が付されていて、これらガイドギブ2の両
端を支持部1に固定する調整ねじ4を回転して、各ガイ
ドギブ2を前後方向へ移動することにより、各ガイドギ
ブ2内面間の間隔が調整できるようになっていると共に
、ガイドギブ2の内面に凹設された案内溝2aに、テン
ション杆5が摺動自在に嵌挿されている。
向へ順次勾配が付されていて、これらガイドギブ2の両
端を支持部1に固定する調整ねじ4を回転して、各ガイ
ドギブ2を前後方向へ移動することにより、各ガイドギ
ブ2内面間の間隔が調整できるようになっていると共に
、ガイドギブ2の内面に凹設された案内溝2aに、テン
ション杆5が摺動自在に嵌挿されている。
各テンション杆5は上記支持ブロック1に挿通されたア
ーム3の周辺部にこれと平行するように位置し、一部が
アーム3周面に形成された凹溝3aに嵌挿されていると
共に、各テンション杆5の両端はアーム3両端に設けた
端板6に固着されて、アーム3の剛性を高めている。
ーム3の周辺部にこれと平行するように位置し、一部が
アーム3周面に形成された凹溝3aに嵌挿されていると
共に、各テンション杆5の両端はアーム3両端に設けた
端板6に固着されて、アーム3の剛性を高めている。
また上記アーム3内にはアームシリンダ7が形成されて
いる。
いる。
アームシリンダ7内にはピストン8が摺動自在に収容さ
れていて、アームシリンダ7内を室7a及び7bに区割
していると共に、上記ピ、%)ン8はピストン杆9の一
端側に固着されている。
れていて、アームシリンダ7内を室7a及び7bに区割
していると共に、上記ピ、%)ン8はピストン杆9の一
端側に固着されている。
ピストン杆9°は外管9aと内管9bの2重管構造に形
陽され、外管9aと内管9bの間に通路10が、そして
内管9b内に通路11が夫々形成されている。
陽され、外管9aと内管9bの間に通路10が、そして
内管9b内に通路11が夫々形成されている。
一方の通路10の一端はピストン8の近傍において外管
9aに開口した通孔12を介してアームシリンダ7の一
方の室7aに連通し、通路10の他端はピストン杆9の
他端側を支持ブロック1より突設したステイ13に固定
する固定ブロック14内の通孔14aを介して管路15
に連通されている。
9aに開口した通孔12を介してアームシリンダ7の一
方の室7aに連通し、通路10の他端はピストン杆9の
他端側を支持ブロック1より突設したステイ13に固定
する固定ブロック14内の通孔14aを介して管路15
に連通されている。
また他方の通路11の一端はピストン8側ピストン杆9
端部よリアームシリンダ7の室7bに開放されていると
共に、通路11の他端はピストン杆9の他端側に接続さ
れた管路16に連通されている。
端部よリアームシリンダ7の室7bに開放されていると
共に、通路11の他端はピストン杆9の他端側に接続さ
れた管路16に連通されている。
なお17はアーム3前端に開閉自在に取付けられたフィ
ンガである。
ンガである。
この考案は以上詳述したように、アームシリンダ7のピ
ストン杆9を2重管構造として、内部に2路の通路10
及び11を形成し、これら通路10及び11を介してア
ームシリンダ7の各室7a、7bに夫々作動圧を供給す
るようにしたことから、アーム3とともにアームシリン
ダ7が前後動するにもかかわらず、可動配管を全く必要
としない。
ストン杆9を2重管構造として、内部に2路の通路10
及び11を形成し、これら通路10及び11を介してア
ームシリンダ7の各室7a、7bに夫々作動圧を供給す
るようにしたことから、アーム3とともにアームシリン
ダ7が前後動するにもかかわらず、可動配管を全く必要
としない。
これによって長期間使用しても配管類が消耗する虞れが
ないので、保守点検が容易になると共に、アーム3内に
これを駆動するシリンダ7を形成したことから、駆動用
シリンダをアームと別に設けたものに比べて、全体の小
型化が図れる。
ないので、保守点検が容易になると共に、アーム3内に
これを駆動するシリンダ7を形成したことから、駆動用
シリンダをアームと別に設けたものに比べて、全体の小
型化が図れる。
またアーム3を強化するテンション杆5をアーム3前後
動の際のガイドにすれば、アーム3の支持が容易になる
と共に、テンション杆5を支持するガイドギブの調整の
みで、簡単にアーム3のガタをなくすことができるため
、アーム3の動作が一層確実なものになる。
動の際のガイドにすれば、アーム3の支持が容易になる
と共に、テンション杆5を支持するガイドギブの調整の
みで、簡単にアーム3のガタをなくすことができるため
、アーム3の動作が一層確実なものになる。
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は平断面図、
第2図は第1図II −II線に沿う断面図、第3図は
第1図III−III線に沿う断面図である。 1は支持ブロック、2はガイドギブ、3はアーム、4は
調整ねし、5はテンション杆、7はアームシリンダ、7
a及び7bは室、8はピストン、9はピストン杆、10
及び11は通路、17はフィンガ。
第2図は第1図II −II線に沿う断面図、第3図は
第1図III−III線に沿う断面図である。 1は支持ブロック、2はガイドギブ、3はアーム、4は
調整ねし、5はテンション杆、7はアームシリンダ、7
a及び7bは室、8はピストン、9はピストン杆、10
及び11は通路、17はフィンガ。
Claims (1)
- 一端側にフィンガ17を有するアーム3を囲繞するよう
に設けた支持ブロック1の内周部に、円周方向に沿って
複数個のガイドギブ2を設け、これらガイドギブ2は楔
状に形設して、調整ねじ4によりアーム3の軸線方向に
移動自在となし、かつこれらガイドギブ2に、アーム3
の周囲に軸線に沿って設けられた複数本のテンション杆
5を摺動自在に支承すると共に、上記アーム3内に、ア
ームシリンダ7を形成し、このアームシリンダ7内にピ
ストン8を収容して、該アームシリンダ7内を室7 a
、7 bに区割すると共に、上記ピストン8に、一端
側が支持ブロック1側に固定された2重管構造のピスト
ン杆9の他端を固着して、上記ピストン杆9内に形成し
た2路の通路10及び11を介してアームシリンダ7の
各室7a、7bに作動圧を供給するようにしてなる工業
用ロボット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978098379U JPS5811508Y2 (ja) | 1978-07-19 | 1978-07-19 | 工業用ロボツト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978098379U JPS5811508Y2 (ja) | 1978-07-19 | 1978-07-19 | 工業用ロボツト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5517738U JPS5517738U (ja) | 1980-02-04 |
JPS5811508Y2 true JPS5811508Y2 (ja) | 1983-03-04 |
Family
ID=29034095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978098379U Expired JPS5811508Y2 (ja) | 1978-07-19 | 1978-07-19 | 工業用ロボツト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5811508Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4937387A (ja) * | 1972-08-21 | 1974-04-06 |
-
1978
- 1978-07-19 JP JP1978098379U patent/JPS5811508Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4937387A (ja) * | 1972-08-21 | 1974-04-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5517738U (ja) | 1980-02-04 |
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