JPS58114294A - 自動販売機の販売デ−タ処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は販売商品の種類、数量および売上金額等の販売
データを処理する自動販売機側販売データ処理方式に関
するものである。

近年、自動販売機の普及が急速に高まり、それに従い、
オペレ”−夕が受は持つ自動販売機の台数も多くなって
、各自動販売機の種々の販売データの収集が非常に困難
になっている。

このよ）な状況から自動販売機側々には販売商品の種類
と数量、売上金額等の販売データを集計し、メモリーす
る記憶ユニットを設け、オペレータはこの記憶ユニット
の販売データを例えば携帯用のデータ収集ユニットで収
集して処理センターに持ち帰り、上記データ収集ユニッ
トにメモリーしている販売データを処理センターの処理
ユニットに与えるだけで適宜伝票処理等をできるように
することが望まれている。

ところで、本発明出願人は、自動販売機における販売商
品の種類と数量、売上金額、更には集計日時等の販売デ
ータを集計し、メモリーする記憶ユニットを自動販売機
に設けたものを、特願＠５４−１７０８５４号（発明の
名称「自動販売機の販売情報チェック方式」）において
すでに提案したが、上記のように収集ユニットにより記
憶ユニットと処理ユニット間の販売データの送受信をす
るに当り、如何なる方式を採用するかが問題となる。そ
の１つの方式として、従来より、収集ユニットと記憶ユ
ニットおよび処理ユニットの接続を一般に周知の機械接
点式コネクタにより行うことが考えられる。

しかしながら、データ収集ユニットと記憶ユニットおよ
び処理ユニットの接続を上記のような機械接点式コネク
タにより行うと、この機械接点式コ°ネクタの抜き差し
による接点摩耗が著しく、また、ゴミやほこりによる接
触不良が生じ易く、良好なデータの送受信が期待できな
いことが予測される。

本発明は、自動販売機の販売データ処理方式における上
記事情に鑑みてなされたものであって、販売データを一
時記憶して処理ユニットに与えるデータ収集ユニットに
二次電池による電源を持たせ、データ収集ユニットと記
憶ユニットおよび処理ユニット間のデータの送受信に超
音波による空間伝送を適用することにより、データ収集
ユニットと記憶ユニットおよび処理ユニットの間に、何
ら、有線結合無しに、確実なデータの送受信を行う自動
販売機の販売データ処理方式を提供せんとするものであ
る。

以下本発明の実施例を添附図面に従って説明する。

本発明に係る自動販売機の販売データ処理方式の概略を
第１図に示す。

第１図において、１は自動販売機であって、その前面扉
２の内面には次に述べる記憶ユニット３を装着している
。４はデータ収集ユニット、５は処理ユニットである。

上記記憶ユニット３は、第２図に示す如く、例えば各日
における商品の種類毎の販売数と売上金額、更には総売
上金額等の販売データを入出力制御回路１３を通じて入
力して演算処理しメモリーしておく図示しない中央処理
装置（ＣＰＵ）、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）お
よびリードオンリメモリ（ＲＯＭ）等よりなるマイクロ
コンピュータ（以下、マイコンと略記する。）１２と、
このマイコン１２への種々の信号の入出力を制御する上
記入出力制御回路１３と、超音波送受信装置３０とを備
えている。上記超音波送受信装置３０は電気／超音波変
換器である超音波振動子１７と、超音波／電気変換器で
ある超音波振動子１６と、上記マイコン１２からの販売
データ信号に基いて超音波振動子１７を駆動させる駆動
回路１４と、上記超音波振動子１６の作用で得た入力信
号を増幅処理して入出力制御回路１３よりマイコン１２
に与え該マイコン１２を作動させる増幅回路１５とから
構成されている。

上記自動販売機１とは別個に独立して設けら八たデータ
収集ユニット４は、超音波送受信装置２９と、入出力制
御回路６と、ＣＰＵ、ＲＡＭおよびＲＯＭ等よりなるマ
イコン３６と、このマイコン３６を作動させるキーボー
ド７と、販売商品の種類や数量、金額などを表示する表
示器３２と、上記のマイコン３６、入出力制御回路６、
キーボード７、表示器３２と超音波送受信装置２９を駆
動するための電源としての二次電池３３とからなる。

上記超音波送受信装置２９は、超音波振動子１０と、該
超音波振動子１０の作用で得た入力信号（販売データ信
号）を増幅処理して入出力制御回路６よりマイコン３６
に与える増幅回路８と、超音波振動子１１と、上記マイ
コン３６からの信号に基いて、上記超音波振動子１１を
駆動させる駆動回路９とを備えている。

オペレータの事務所等に設置される処理ユニット５は、
超音波送受信装置３１と、入出力制御回路１９と、ＣＰ
Ｕ、ＲＡＭ及びＲＯＭ等より成るマイコン１８と、この
マイコン１８を作１させるキーボード２０と、上記マイ
コン１８の作動でインタフェース２５を介して、販売デ
ータ信号を受信した時販売データを印字するプリンター
２７と、その販売データをインタフェース２６を介して
、記録するフロッピディスク装置２８と、その販売デー
タをインタフェース３４を介して表示するＣＲＴ　（Ｃ
ａｔｈｏ、ｄｅ　Ｒａｙ　Ｔｕｂｅ）　３５とからなる
。

上記超音波送受信装置３１は、超音波振動子２３と、こ
の超音波振動子２３の作用で得た入力信号（販売データ
信号）を増幅処理して入出力制御回路１９よりマイコン
１８に与える増幅回路２１と、超音波振動子２４を上記
マイコン１８からの信号に基づいて駆動させる駆動回路
２２とを備えている。

上記構成においてオペレータがデータ収集ユニット４を
携帯して出向き所定の自動販売機１の扉２を開き、デー
タ収集ユニット４の超音波送受信部（図示せず）を記憶
ユニット３の超音波送受信部（図示せず）に向はデータ
収集ユニット４のキーボード７中のデータ収集キー（図
示せず）を押せば、キーボード７からはデータ収集の、
信号が出され、これが入出力制御回路６より、マイコン
３６に入力され、マイコン３６はこの入力信号に基づい
て入力制御回路６を通じて、データ収集指令信号を駆動
回路９に与え超音波振動子１１を振動させる。この超音
波振動子の出力した超音波は空間を伝搬し、記憶ユニッ
ト側の超音波振動子１６を振動させ、該超音波振動子１
６にて再び電気信号に変換されるとともに増幅回路１５
にて増幅された後、データ収集指令信号として、入出力
制御回路１３を介してマイコン１２に入力される。

すると、マイコン１２は入力された信号をデータ収集指
令信号と認識して、それ迄ＲＡＭ（図示せず。）にメモ
リーシておいた販売データを販売データ信号として入出
力制御回路１３を介して出力し、駆動回路１４に与える
。これに相俟って、駆動回路１４は超音波振動子１７を
振動させ、その超音波は、′空間を伝搬しデータ収集ユ
ニット４側の超音波振動子１０を振動させる。

するとこの超音波振動子１０は、受けた超音波を電気信
号（販売データ信号）に交換するとともにその信号を増
幅回路８゛にて増幅した後入出力制御回路６を介してマ
イコン３６に供給する。これに相俟ってマイコン３６は
作動し、上記販売データ信号のもつ販売データをそのＲ
ＡＭ（図示せず。

）の所定のアドレスに順次メモリーする。

以上で１つの自動販売機の記憶ユニット３からの販売デ
ータの収集が完了したことになり、オペレータはこのよ
うにして、順次他の自動販売機の記憶ユニットから販売
データを収集すればよい。

各自動販売機の販売データの収集が完了すると、データ
収集ユニット４をオペレータの事務所等に持ち帰り、収
集した販売データを処理ユニット５に供給する。

すなわち、まずオペレータはデータ収集ユニット４の超
音波受信部（図示せず。）を処理ユニット５の超音波受
信部（図示せず。）に向けてセットする。

次に処理ユニット５のキーボード２０中のデータメモリ
ーキー（図示せず）を押すと、キーボード２０より出力
されたデータメモリー指令信号が入出力制御回路１９を
介してマイコン１８に入力され、マイコン１８は、この
入力信号に基づいて入出力制御回路１９を通じてデータ
転送指令信号を駆動回路２２に与え超音波振動子２４を
振動させる。

この超音波振動子２４の出力した超音波は空間を伝搬し
、データ収集ユニット４側の超音波振動子１０を振動さ
せ、該超音波振動子１０にて再び電気信号に変換される
と共に増幅回路８にて増幅された後、データ転送指令信
号として入出力制御回路６を介してマイコン３６に入力
される。

すると、マイコン３６は入力された信号をデータ収集指
令信号として認識し、それまでＲＡＭ（図示せず。）に
メモリーシておいた各自動販売機の販売データを順次販
売データ信号として入出力制御回路６を介して駆動回路
９に与え、超音波振動子１１を振動させる。

この超音波振動子１１が出力した超音波は、空間を伝搬
し、処理ユニット５の超音波振動子２３にて電気信号（
販売データ信号）に変換されるとともに、増幅回路２１
で増幅された後、入出力制御回路１９を介してマイコン
１８に送られ、該マイコン１８中のＲＡＭ（図示せず。

）に販売データとしてメモリーされるとともに、インタ
フエ−ス２６を介してフロッピディスク２８にも書き込
まれる。

その後オペレータは処理ユニット５のキーボード２０を
操作して入出力制御回路１９を介して、マイコン１８に
指令を与え、その指令に従い、マイコン１８は、入出力
制御回路１９とインタフェース２５を介してプリンター
２７に販売データを印字したり、インタフェース３４を
介してＣＲＴ３５の画面に販売データを表示させたりす
ることができる。

以上の説明において本発明の基本的な実施例について説
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲内で種々の構成とすることがで
きる。

以上、詳述したことからも明らかなように、本発明は、
自動販売機の販売データ処理方式において、データユニ
ットと記憶ユニットおよび処理ユニット間の販売データ
の送受信を超音波により行うようにしたから、有線によ
る販売データの送受信の場合とは異なり、コネクタの摩
耗やゴミ、ホコリ等による接点不良が全くない超音波の
空間伝送を使用することとなるので、より一層確実な販
売データの送受信が期待できるとともに、販売データの
収集と販売データの印字等の処理動作を確実に実行でき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る自動販売機の販売データ処理方式
の一実施例を示す概略図、第２図は第１図の自動販売機
の販売データ処理方式に適用されている記憶、データ収
集および処理の各ユニットの構成図である。 １・・・自動販売機、３・・・記憶ユニット、４・・・
データ収集ユニット、訃・・処理ユニット。 特　許　出　願　人　シャープ株式会社代　理　人　弁
理士　青　山　　葆　ほか２名、゛。 第１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　自動販売機側に設けられ、該自動販売機にお
   ける販売商品の種類、数量および売上金額等の販売デー
   タをメモリーする記憶ユニットと、上記自動販売機とは
   独立して設けられ上記販売データを演算処理して表示、
   印字もしくはデータ保存等する処理ユニットと、上記自
   動販売機および処理ユニットとは独立して設けられ、上
   記記憶ユニット内の販売データを読み取って一時記憶す
   るとと内部に該μ集ユニットを駆動するための電源とし
   て二次電池を有するとともに、該データ収集ユニットと
   上記記憶ユニットおよびデータ処理ユニット間の販売デ
   ータの送受信を超音波による空間伝送により行うことを
   特徴とする自動販売機の販売データ処理方式。