JPS5811416Y2 - 2液性塗料用撹拌素子 - Google Patents

2液性塗料用撹拌素子

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JPS5811416Y2
JPS5811416Y2 JP631379U JP631379U JPS5811416Y2 JP S5811416 Y2 JPS5811416 Y2 JP S5811416Y2 JP 631379 U JP631379 U JP 631379U JP 631379 U JP631379 U JP 631379U JP S5811416 Y2 JPS5811416 Y2 JP S5811416Y2
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JP
Japan
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paint
stirring element
slats
mixing tube
respect
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Expired
Application number
JP631379U
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JPS55107273U (ja
Inventor
夏男 牟田
Original Assignee
株式会社環境開発
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 普通、水道管用ライニングの塗料は、無溶剤型の2液性
エポキシ樹脂塗料が使用されている。
これはビスフェノールAジグリシジルエーテル樹脂を主
体とした主剤と、変性脂肪族ポリアミンを主体とした硬
化剤とを完全に混合攪拌し、これを硬化させることによ
って、安定した完全なるライニング被膜を形成するもの
である。
しかしながら、もし、これら主剤と硬化剤とがミキシン
グ不完全の状態でライニングされた場合、塗料は完全硬
化することが出来ず、これに水道水を通せず、塗料を構
成している種々の成分が水に溶は出し、水が異様な臭気
を発するといった危惧がある。
このため塗装装置の塗料供給路、特に主剤と硬化剤とが
合流した後の供給路に攪拌素子を介在せしめて主剤と確
化剤の完全な混合攪拌を計かることが行なわれている。
一方、既設のガス管、或いは水導管のライニング中、塗
装器をどうしても45°又は90°の曲管や、その折り
返し管を通さなければならぬ場合があり、さらに、該塗
装器のガス管或いは水道管への収納時に於いては、塗料
供給路を構成するホースを曲げて収納しなければならぬ
場合が多い。
従って、このようなとき、ホース内に収納する攪拌素子
は屡々破損し、塗料の攪拌混合の不確実性をきたすのみ
ならず、ホースの内径が縮少してホースが詰まる虞れも
あり、以後のライニング作業に支障をきたすことが多々
あった。
而して、本考案はガス管、水道管等への塗装器収納時、
管の屈曲部通過時におけるホースの屈曲により損傷する
ことがなく塗料の確実かつ完全な混合攪拌を期待し得る
2液性塗料用攪拌素子を提供せんとするものである。
以下、図示実施例に基づいて本考案を詳細に説明する。
図中Aは攪拌素子本体、1はその芯線、2は羽根板であ
り、上記芯線1はある程度の弾性を有する金属、プラス
チック等可撓性を有する材料よりなる線材にして、攪拌
素子本体Aを収嵌する後述の混合管5と略同等若しくは
それより若干短かい長さに形成されている。
羽根板2はその周縁に近い位置に偏心せしめて取付孔3
を厚さ方向に穿設すると共にこの取付孔3の中心とこの
中心から最も離れた円周上の位置aまでの距離lを混合
管5の半径rより大きく形式した円板よりなる。
そしてこの羽根板2は芯線1に多数を相互に適当な間隔
をおいて、その全てが同一の角度で同一方向に傾斜する
ように取付は固定する。
即ち羽根板2は第10図に示すようにその取付孔3を芯
線1の径より若干大径に形成し、羽根板2を傾むけて、
取付孔3孔縁の対向する位置を夫々芯線1に当接せしめ
た状態で羽根板2の表裏両面側よりハンダ付け、その他
の適当な固着手段4により芯線1に固定する。
この羽根板2の傾斜角度は芯線1の軸心から羽根板2周
縁の位置aまでの高さhが混合管5の半径rとほぼ同等
となる角度であって、この角度は取付孔3の径により決
定される。
従って、取付孔3の径を一定にすることにより全ての羽
根板2の傾きを一定ならしめることができるをもって、
治具を必要とすることなく製作し得、製作の簡易化を計
かることが出来る。
また芯線1に対する羽根板2,2・・・・・・相互の取
付位置関係は種々の形態を採ることが可能であるが第1
図乃至第2図に示す実施例においては羽根板2の全てが
隣接する羽根板2,2と、芯線1の軸を中心にして相互
に180°の角度をもって位置しており、第3図乃至第
4図に示す実施例においては上記実施例のような隣接す
る羽根板2,2相互が180°の角度をもって位置する
グループと、このグループに対して更に180°の角度
をもって配置されたグループでしかもそのグループ内に
おいては先のグループ同様隣接する羽根板2,2相互が
180°の角度をもって位置しているグループが交互に
配置されている。
また第5図乃至第9図に示す実施例においては前位の羽
根板2に対して後位の羽根板2が30°或いは45°等
所定角度をもって位置しており、全体として螺旋状態に
配置されている。
而して斯る攪拌素子本体Aは混合管5に挿入装着して使
用に供せられるのであるが、この混合管5への挿入に際
しては、攪拌素子本体Aの羽根板2が全て一方向に傾斜
した構造であるため、挿入が容易に行なわれる。
また、万一芯線1と羽根板2とのハンダ付け、その他の
固着手段4がはずれたとしても羽根板2の芯線方向のず
れは芯線1に残っている固着手段4によって防止され、
羽根板2の第11図における反時計方向の回転は取付孔
3の孔縁と芯線1との当接によって止められて現状の傾
斜角度を保持し得、羽根板2の第11図における時計方
向の回転に対しては、取付孔3及び羽根板2周縁の位置
aと混合管5内面の保合により現状の傾斜角度を保持し
得る。
混合管5は可撓ホースよりなり、一端は塗装器6の塗料
流入ロアに、他端は2液性塗料の主剤供給管8及び硬化
剤供給管9に夫々接続されており、これら両供給管8,
9とともに塗料供給路を構威し、主剤供給管8及び硬化
剤供給管9により各別に給送されてきた主剤と硬化剤と
を合流せしめて塗装器へ送り込む。
尚、攪拌素子本体Aは塗料の円滑な流動を阻害しないよ
うにこの混合管5内に羽根板2の傾斜方向が塗料の流動
方向となるように収嵌する。
第12、第13図は本考案攪拌素子本体Aを使用した塗
装器10の例を示し、第12図には塗料ライニングを施
すべき水道管、ガス管等の管11内局面に密接し得る径
を有する弾性頭部12と狭頚部13を介して、これに連
続して形成され管11内面との間に所要の間隙が存し得
るような径を有するヘラ部14とを備え、混合管5から
頭部12を貫通して狭頚部13に給送した塗料をヘラ部
14で管11内面に塗着してゆく形式の塗装器10が示
されている。
また第13図には例えばエアーモーター等の駆動装置(
図示せず)により多孔カウリング15の高速回転に伴う
遠心力により、混合管5からカウリング15内に給送さ
れた塗料を管11内面に向けて噴霧してこれを管11内
面に塗布する形式の塗装器10が示されており、第14
図にはこの塗装器10が管11の屈曲部11 aを通過
する状態が示されている。
この第14図から混合管5が屈曲し、その内部に収嵌し
た攪拌素子本体Aも混合管5の屈曲に倣って屈曲するこ
とが理解できる。
尚、第12図の場合も第13図、第14図の場合も塗装
器10は牽引装置(図示せず)により牽引されて矢印の
方向に前進する。
本考案は以上のように構成したので、主剤と硬化剤とが
合液して混合管内を通る2液性塗料の集合分散と練り合
せとを同時に、かつ連続操り返して行なうことが出来る
をもって塗料の攪拌混合を確実かつ完全なものとするこ
とが出来る。
また、攪拌素子を、多数の羽根板を芯線によって連結固
定した構造としたことにより、攪拌素子は混合管の曲が
りに順応して曲がり、しかも芯線のみが曲がって羽根板
は曲がらないので無理がなく、ガス管、水道管等への塗
装器収納や管の屈曲部通過に伴う攪拌素子を収嵌した混
合管の屈曲によって該素子が折れたり、羽根板が脱落す
る虞れがない。
即ち羽根板の脱落に伴い混合管の内径が縮少し、混合管
が詰まる虞れがなく、安心して使用に供することが出来
る。
更に攪拌素子はその羽根板が全て同一方向に傾斜してい
るので、混合管内への挿入が極めて容易である。
依って所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案2液性塗料用攪拌素子の実施態様を示し、
第1図は混合管内に収嵌した状態を混合管を一部切欠し
て示す正面図、第2図は第1図aa線断面図、第3図は
他の実施例を示す正面図、第4図は第3図b−b線断面
図、第5図は更に他の実施例を示す正面図、第6図図乃
至第9図は夫々第5図C−C線、d−d線、e−e線、
f−f線断面図である。 第10図は要部の拡大縦断面図、第11図は混合管を塗
料供給管に接続した状態を示す縦断面図、第12図乃至
第14図は塗装器に取りつけて使用する状態を示す要部
を切欠した縦断面図で、第一12図、第13図は形式の
異なる塗装器を用いる場合を示し、第14図は管の屈曲
部通過時の状態を示す。 A・・・・・・攪拌素子本体、1・・・・・・芯線、2
・・・・・・羽根板、5・・・・・・混合管、8・・・
・・・供給管(主剤供給管)、9・・・・・・供給管(
硬化剤供給管)、10・・・・・・塗装器。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)塗料を塗装器に供給する供給管と塗装器との間に
    介在せしめ、上記供給管により各別に給送される2液性
    塗料の主剤と硬化剤とを合流せしめて塗装器へ送る混合
    管内に、該管通過中に上記主剤と硬化剤とを混合攪拌す
    るために収嵌する攪拌素子であって、可撓得を有する芝
    線に多数の羽根板を相互に適宜をおいて塗料の流動方向
    に傾斜せしめて取りつけてなる2液性塗料用攪拌素子。
  2. (2)羽根板の全てが隣接する羽根板と、芯線の軸を中
    心にして相互に180°の角度をもって位置している上
    記実用新案登録請求の範囲第1項記載の2液性塗料攪拌
    素子。
  3. (3)羽根板が、前位の羽根板に対して後位の羽根板が
    順次所定角度をもって位置しており、全体として芯線を
    中心にして螺施状態に配置された上記実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の2液性塗料用攪拌素子。
JP631379U 1979-01-20 1979-01-20 2液性塗料用撹拌素子 Expired JPS5811416Y2 (ja)

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JPS55107273U JPS55107273U (ja) 1980-07-26
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