JPS58113671A - 空気輸送における送り先切替装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、粉粒体その他の固体などの空気喝送における
送り先切替装置の改良に関するものである。

従来、粉体１粒体などを空気唯送するに際し、１個の送
給源より複数の送り先に輸送するには、配管途中に３方
弁などの切替弁を送り先の数に応じて取り付けたり、送
給源を送り先の配管を送り先を変更する毎に脱着してつ
なぎ変えたりして送り先を変更することが行なわれてい
たか、設備費が嵩み、切替作業に時間がかがる等の不便
があった。

勿論、固体、液体等を分配するため、１個の送給源を固
定し、複数の受入側を順次、回動させ、あるいけ順次、
固定速給源下に移行させて配分することは広く行なわれ
ているが、これは受入側か回動その他、移行することが
許される場合であり、複数の送り先が、固定された各種
装置である場合には転用すゐことは＋幅ＩＩヒである。

しか踵現実には、複数の同型装置があり、これらに、１
個所の送給源より順次、原料素材等を送給しなければな
らないことが多く、そのため前述の如き切替かその不便
に拘らず採用されており、省エネ化、省人化の傾向と共
にその改良が強く希求されている。

本発明は、かがる時代の趨勢に即応し、複数の送り先が
固定され、かつ遠く刷れた場合でもｌ　Ｉ１ｍ所の送給
源において配管を利用し、容易に切替え配分の便を図り
得る切替装置を提供することを目的とするものである。

しかして、かかる目的に適合する本発明装置の特徴とす
るところは、複数の送り先配管接続口をもった固定板と
、送給源からの１本の配管が接続された回転板とを、該
回転板を前記固定板に対し回転自在に密接、結合させて
なり、回転板の回転により送給源からの配管と、固定板
中の希望送り先配管とを選択的に連結させることにより
送り先を適宜切り替えるようにした粉体、固体などの空
気−送における送り先切替装置にある。

以下、更に添付図面に従って本発明装置の具体的態様に
つき詳述する。

第１図は本発明切替装置の１例を示す平面図、第２図は
第１図Ａ−Ａ′断面文、第３図は固定板と回転板の密着
、結合状態を示す部分拡大図である。

これら各図において、（１）は固定板、（２）ＩＩ−ｉ
回転板を示し、固定板（１）には送り先の数に従って２
個以上、適宜数、図では６個の送り先配管（２）に接続
する接続口（３Ａ〜３Ｆ　）が設けられており、一方、
回転板（２）は前記固定板に対向し、コイルスプリング
（８）を巻着してなる回転軸によシ、前記固定板（１）
に対し密着結合状態を保持して回転し得る如く軸着され
ており、その下面には送給源からの配管（１１）が取り
付けられた接続口（ロ）に連なる接続口（１ｏ）に可撓
性ホース（５）を介して接続、するための接続口（６）
が設けられている。

そして、上記部分において接続口（１ｏ）と、送給源か
らの配管（１１）が取り付けられた接続口（１２）とは
シールされた状態でそれぞれ自在に回転できるようにカ
ップリング（９）　（Ｃよって連結されている。

又、前記固定板（１）と回転板（４）とはそれぞれの接
続口（３）と（６）との間で両者か接続したとき輸送内
容ング（１３）が装設されている。

なお、上述の如く回転板（１）側の接続口（６）は１個
で１本の送給配管（１１）により内容ｖＪが送給される
の′に対し、固定板（１）［の接続０（３）は複数で、
選択的に接続がなされるため、回転板（４）を回転した
とき固定板（１）に対する位置を簡単に決め得ることが
望まれる。

（ロ）はかかるためのブツシュであシ、固定板（１）の
接続口（３）の数に合わせて該接続口（３）の周囲に取
り付けられており、回転板（４）の所要の位置に所定数
、適宜位置調整セットボルト（１ηにより保持されたス
チールボール０６）と互いに嵌合着することによって位
置決めがなされる。

ここで、このスチールボールα６）は前述の位置決めの
外、前記スプリング（８）によって押された回転板（４
）が固定板（１）とすれ違い回転が円滑に行なわれない
ことを防止するため、回転板（４）が回転するときに画
板（１）（４）の接触をころがシ接触として回転を円滑
にする働きを併せ有している。従って、数は１個に限ら
ず、固定板（１）の接続口（３）に合わせて、その数に
合う数、又は適宜複数配設するのが通常である。

なお、図中、０→け回転板（４）を円周方向に右あるい
は左に回転させるためのハンドルである。

本発明装置は叙上の如く構成されてなり、次にその作用
について説明すると、先ず、空気輸送により輸送しよう
とする内容物を特定の送り先に輸送しようとするときは
、該送り先の配管（２）の接続口（３Ａ〜３Ｆの何れか
）に対し、回転板（４）をそのハンドル０４）の操作に
より回動゛して回転板側の接続口（６）と位置を合致さ
せ、スチールボール（１６）とブツシュ（籾によって位
置を確定し、その後、送給源に連なる送給配管（１１）
を通じ、接続口（１２１、可撓性ホース（５）を経て、
かつ接続口（６）及び固定板（１）の接続口（３）を通
−じ送り先配管（２）側へ内容物を輸送する。

そして、前記輸送が終り、次に他の送り先へ切替えよう
とするときは、再び、ハンドル０４）操作により回転板
（４）を回動して所期の固定板側の配管（３）に対し、
前記と同様にして位置決め接続し、輸送を行なう。

これを繰り返し適宜、所定の位置に固定板（１）側の各
接続口を選択的に利用して空気輸送を行なうことができ
、る。

このとき、上記各特定の接続口に接続されたとき、他の
接続口部においては回転板（４）上でスプリング（８）
により密着結合され、接続口は閉止されている。

なお、以上は、前記回転板（４）の回動をハンドル操作
で行なう場合であるが、回転板の回動はハンドルに代え
、タイマーを利用し、あるいは他の電気的９機械的手段
をもって行なうことも可能である。又、送給源に連なる
配管（１１）の途中にバルブを併用し、必要時のみ、送
給するようになすことも本発明の変形態様の１つである
。更に、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、種々
の設計的改変を加え得ることも勿論可能であり、本発明
の含むところである。

以上の如く本発明は、固定板と回転板を利用し、固定板
に複数の希望送り先配管接続口を設けて希望送り先へ接
続し得る如くシ、一方、回転板には送給源に連なる１個
の接続口を設け、回転板の回転によシ送給側配管と固定
板中の希望送シ先配管接続口とを選択的に切替連結して
送り先を切替えるようにしたものであるから、−々、複
数の送り先まで送給源から個々に配管をする必要がなく
、又、送シ先が変る毎に配管を継ぎ変える作業も不要と
なり、送給源から送り先への輸送設備が極めて簡単とな
って設備コストを大幅に低減することができると共に、
切替作業の顕著な簡素化を図り、か□つ３方切替弁など
を多数設置する必要もなく、殊に回転板を回動し、接続
口を連結するだけであるので、１個所で操作が可能とな
り、ｊコントロールを行い易く、作業合理化に極めて実
用的効果を発揮する。

しかも前述の如く回転板にｌ゛個の接続口のみであるの
で、回転による負荷も少なく、動力を低減して省エネ効
果を奏し、かつ装置も小型化可能であると共に、耐用期
間を過ぎても回転板又は固定板の取替えのみで回復でき
るなどの装置上の利点を有し、固定された各装置への輸
送配管として今後、工業上の利用が期待されるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明切替装置の平面図、第２図は第１図Ａ−
Ａ′線矢視断面図、第３図は固定板と回転板の密着、結
合の状態を示す部分拡大図である。 （１）・・−・・・・・・・・固定板。 （２）・・・・・・・・−・・送り先配管。 （３）・・・・・・・・・・・送り先配管接続口。 （４）・・・・・・・・・・・回転板。 （５）・・・・・・・・・・・可撓性ホース。 （６）・・−・・・・・・・・接続口。 （７）・・・・−・−・・・・回転軸。 （８）・・・・・・・・・・・スプリング。 ＜９）・・−−−・・・カップリング。 ００鼾・・・・・・接続口。 （１１）・・・・・・・・・・・送給配管。 ０萄・・・・・・・・・・０リング。 に）・・・・−・・・・・・ハンドル。 （ロ）・・・・・・−・−・・ブツシュ。 Ｏａ）・・−・・・・・・・・スチールボール。 αη・・・・・・・・−・・位を調整セットボルト。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　空気１送により１本の送給配管より送入される粉
   体等の固体を複数の送り先に選択的に切替え給送する装
   置において、受入側を複数の送シ先配管接続口をもつ固
   定板となし、一方、送給側を前記１本の送給配管に連な
   る１個の接続口を備えた回転板となし、該回転板を前記
   固定板に対し回転自在かつ密着結合可能として、回転板
   の回転により送給側配管と固定板中の希望送り先配管と
   を選択的に切替連結可能となしたことを特徴とする空気
   輸送における送り先切替装置。