JPS58113125A - 安定なセフアロスポリン注射剤 - Google Patents
安定なセフアロスポリン注射剤Info
- Publication number
- JPS58113125A JPS58113125A JP20990081A JP20990081A JPS58113125A JP S58113125 A JPS58113125 A JP S58113125A JP 20990081 A JP20990081 A JP 20990081A JP 20990081 A JP20990081 A JP 20990081A JP S58113125 A JPS58113125 A JP S58113125A
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- JP
- Japan
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- cephalosporin
- glucose
- dissolved
- injection
- molar ratio
- Prior art date
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は本発明に係るセファロスポリンを含有rる用時
溶#型扮末注射剤に関する。その目的は当該注射剤を安
定化することであり、この目的のためにグルコースか配
合されることを特徴とする。
溶#型扮末注射剤に関する。その目的は当該注射剤を安
定化することであり、この目的のためにグルコースか配
合されることを特徴とする。
本)0明に係るセファロスポリンは式
によって示される7p −(JJ−2−(6,7−シヒ
ドロキシクロモンー3−カルボキサミド)−2−(4−
ヒドロキシフェニル)アセトアミド〕−3−(1−カル
ボキシメチル− チオメチル−3−セフェム−4−カルボン酸ジナトリウ
ム塩である。このセファロスボリンハ緑膿菌に抗菌活性
を有し、高い有用性が示されるのであるが、化学的には
不安定な物質であり、従ってその注射剤化は困難とされ
ているものである。一つの解決方法として開時溶解型の
粉末注射剤が提供されており、一応は使用目的を達して
はいるのであるが未だ満足すべき状態ではない。すなわ
ち。
ドロキシクロモンー3−カルボキサミド)−2−(4−
ヒドロキシフェニル)アセトアミド〕−3−(1−カル
ボキシメチル− チオメチル−3−セフェム−4−カルボン酸ジナトリウ
ム塩である。このセファロスボリンハ緑膿菌に抗菌活性
を有し、高い有用性が示されるのであるが、化学的には
不安定な物質であり、従ってその注射剤化は困難とされ
ているものである。一つの解決方法として開時溶解型の
粉末注射剤が提供されており、一応は使用目的を達して
はいるのであるが未だ満足すべき状態ではない。すなわ
ち。
当該物質は、水溶液中においてはもちろん、乾燥粉末状
+厳においても力幽の減退が観察されるのである。
+厳においても力幽の減退が観察されるのである。
かかる事情にかんがみ1本発明者は開時溶解型注射剤と
した場合に、当初の力価が大幅に減退することのない注
射剤の組成について検討し、その結果、グルコースが配
合されることによって所期の目的が達成されることを知
り1本発明を完成した。
した場合に、当初の力価が大幅に減退することのない注
射剤の組成について検討し、その結果、グルコースが配
合されることによって所期の目的が達成されることを知
り1本発明を完成した。
本発明に係るセファロスポリンは後記実験例に示される
ごと(光および熱に対して不安定であり。
ごと(光および熱に対して不安定であり。
着色変化の傾向がある。本発明によれば、この傾向はも
っばらグルコースによって防止される。グルコースの最
低必要量は本発明に係るセファロスポリン1モル比に対
して0.5モル比以上あればよい。本発明に係るセファ
ロスポリンは596(W / V)水溶液として使用す
る場合があり、この場合に安定化剤および等強化剤とし
て加えられるべきグルコースは本発明に係るセファロス
ポリン1モル比に対して3,4モル比が適当となる。
っばらグルコースによって防止される。グルコースの最
低必要量は本発明に係るセファロスポリン1モル比に対
して0.5モル比以上あればよい。本発明に係るセファ
ロスポリンは596(W / V)水溶液として使用す
る場合があり、この場合に安定化剤および等強化剤とし
て加えられるべきグルコースは本発明に係るセファロス
ポリン1モル比に対して3,4モル比が適当となる。
本発明の開時溶解型注射剤は主として凍結乾燥粉末とし
て与えられる。すなわち9例えば本発明に係るセファロ
スポリンとグルコースとを水に溶解して細菌濾過し、一
定量をバイアルまたはアンプルに分注し凍結乾燥し、密
栓または溶閉する。また細菌が過後、凍結乾燥して粉末
とし、一定量をバイアルまたはアンプルに粉末充填して
もよい。
て与えられる。すなわち9例えば本発明に係るセファロ
スポリンとグルコースとを水に溶解して細菌濾過し、一
定量をバイアルまたはアンプルに分注し凍結乾燥し、密
栓または溶閉する。また細菌が過後、凍結乾燥して粉末
とし、一定量をバイアルまたはアンプルに粉末充填して
もよい。
実験例1
試料および方法
本発明に係るセファロスポリンlogおよび表1添加物
欄に記載の糖類(本発明に係るセファロスポリン1モル
比に対して3.4モル比相当)ヲ水に溶解して100−
とじ、メンブランフィルタ−にてが過後、10−のバイ
アルに分注し。
欄に記載の糖類(本発明に係るセファロスポリン1モル
比に対して3.4モル比相当)ヲ水に溶解して100−
とじ、メンブランフィルタ−にてが過後、10−のバイ
アルに分注し。
凍結乾燥し、密封して検体試料とした。別に糖類を添加
しないものを用意し、対照試4,1とした。
しないものを用意し、対照試4,1とした。
各試材につき、55℃1力月および72万ルツクス・時
間の保存条件による保存試験をおこない、外観変化およ
び残存率を求めた。なお残存率は、ヌクレオジルC18
を固定相とし、水メタノール過塩素酸混液(55:45
:1)を移動相とする高速液体クロマトグラフィー(O
D254 )をおこない、円部標準物質に対する試料お
よび漂品におけるピーク高さの比から求めた。
間の保存条件による保存試験をおこない、外観変化およ
び残存率を求めた。なお残存率は、ヌクレオジルC18
を固定相とし、水メタノール過塩素酸混液(55:45
:1)を移動相とする高速液体クロマトグラフィー(O
D254 )をおこない、円部標準物質に対する試料お
よび漂品におけるピーク高さの比から求めた。
結 果
結果を表1に示す。表中、外観変化の項における各記号
は以下の状態変化を表わす。
は以下の状態変化を表わす。
柑:赤褐色に変色する
廿:褐色に変色する
十二黄色〜橙黄色に変色する
一:変色せずまたはわずか番こ淡黄色に変色表1
表1より本発明に係るセファロスポリンを含有する開時
溶解型粉末注射剤において、グルコースの配合が安定化
に有効であることが判明する。
溶解型粉末注射剤において、グルコースの配合が安定化
に有効であることが判明する。
実験例2
試料および方法
本究明に係るセファロスポリン10ノにグルコースを表
2モル比欄に記載のモル比だけ加え。
2モル比欄に記載のモル比だけ加え。
水に溶解して100−とじ、メンプランフィルターにて
か過?&= 10mlのバイアルに分注し。
か過?&= 10mlのバイアルに分注し。
凍結転機し、資料して検体試料とした。谷試料につき実
我例1記載と同一の方法をおこなった。
我例1記載と同一の方法をおこなった。
4古 果
結果を表21こ示す。表中の谷記号は実喉例1結果の項
に記載のものを表わす。
に記載のものを表わす。
表2
以下に記載する実施例をもって本発明をさらに詳細に説
明する。
明する。
実施例1
7β−CD−2−(6,7−シヒドロキシクロモンー3
−カルボキサミド)−2−(4−ヒドロキシフェニル)
アセトアミド)−3−(1−カルボ牛ジメチルー5−テ
トラゾリル)チオメチル−3−セフェム−4−カルボン
酸ジナトリウム塩10gおよびグルコース4gを注射用
蒸溜水に溶解して100−とし、メンブランフィルタ−
にて細菌濾過後、1OrrLl!のバイアルに2.5−
づつ分注し。
−カルボキサミド)−2−(4−ヒドロキシフェニル)
アセトアミド)−3−(1−カルボ牛ジメチルー5−テ
トラゾリル)チオメチル−3−セフェム−4−カルボン
酸ジナトリウム塩10gおよびグルコース4gを注射用
蒸溜水に溶解して100−とし、メンブランフィルタ−
にて細菌濾過後、1OrrLl!のバイアルに2.5−
づつ分注し。
凍結乾燥し、密栓した。
実施例2
7β−(D−2−(6,7−シヒドロキシクロモンー3
−カルボキサミド)−2−(4−ヒドロキシフェニル)
アセトアミド)−3−(1−カルボ へ′:
[ キシメチル−5−テトラゾリル)チオメチル−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ジナトリウム塩10gおよびグル
コース8gを注射用蒸溜水に溶解して100FII/と
じ、メンブランフィルタ−にテ細菌が過後、液1111
0mmとなるようにシャーレに移し、無菌条件下で凍結
乾燥した。得られた粉末を無菌操作により20m/バイ
アルに900■づつ充填し、密栓した。
−カルボキサミド)−2−(4−ヒドロキシフェニル)
アセトアミド)−3−(1−カルボ へ′:
[ キシメチル−5−テトラゾリル)チオメチル−3−セフ
ェム−4−カルボン酸ジナトリウム塩10gおよびグル
コース8gを注射用蒸溜水に溶解して100FII/と
じ、メンブランフィルタ−にテ細菌が過後、液1111
0mmとなるようにシャーレに移し、無菌条件下で凍結
乾燥した。得られた粉末を無菌操作により20m/バイ
アルに900■づつ充填し、密栓した。
実施例3
7β−CD−2−(6,7−シヒドロキシクロモンー3
−カルボキサミド)−2−(4−ヒドロキシフェニル)
アセトアミド)−3−(1−カルボキシメチル−5−テ
トラゾリル)チオメチル−3−セフェム−4−カルボン
酸ジナトリウム塩を蒸溜水に溶解してメンブランフィル
タ−にて細菌沖過後、エタノール中で再結晶した。他方
グルコースについても同様に再結晶した。前者logお
よび後者8gをとり、均一に混合し、無菌操作により2
0−バイアルに1.8yづつ充填し、密栓した。
−カルボキサミド)−2−(4−ヒドロキシフェニル)
アセトアミド)−3−(1−カルボキシメチル−5−テ
トラゾリル)チオメチル−3−セフェム−4−カルボン
酸ジナトリウム塩を蒸溜水に溶解してメンブランフィル
タ−にて細菌沖過後、エタノール中で再結晶した。他方
グルコースについても同様に再結晶した。前者logお
よび後者8gをとり、均一に混合し、無菌操作により2
0−バイアルに1.8yづつ充填し、密栓した。
Claims (2)
- (1)式 によって示されるセファロスポリン、すなわち7β−[
1)−2−(6,7−シヒドロキシクロモノー3−カル
ボキサミド)−2−(4−ヒドロキシフェニル)アセト
アミド)−3−(l−カルボキシメチル−5−テトラゾ
リル)ナオメチル−3−セフェムー4−カルボン酸ジナ
トリウム塩を會「fする用時溶解型扮末注射剤において
、グルコースか配合さ1することを特徴とするセファロ
スポリン注射剤 - (2)セファロスポリン1モル比に対してグルコースが
0,5モル比以上である特許請求の範囲第1項記載のセ
ファロスポリン注射剤
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20990081A JPS58113125A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 安定なセフアロスポリン注射剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20990081A JPS58113125A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 安定なセフアロスポリン注射剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58113125A true JPS58113125A (ja) | 1983-07-05 |
JPH0122247B2 JPH0122247B2 (ja) | 1989-04-25 |
Family
ID=16580498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20990081A Granted JPS58113125A (ja) | 1981-12-28 | 1981-12-28 | 安定なセフアロスポリン注射剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58113125A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9949982B2 (en) | 2014-09-04 | 2018-04-24 | Shionogi & Co., Ltd. | Preparation containing cephalosporin having a catechol moiety |
-
1981
- 1981-12-28 JP JP20990081A patent/JPS58113125A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9949982B2 (en) | 2014-09-04 | 2018-04-24 | Shionogi & Co., Ltd. | Preparation containing cephalosporin having a catechol moiety |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0122247B2 (ja) | 1989-04-25 |
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