JPS58111630A - 釣糸ガイド - Google Patents
釣糸ガイドInfo
- Publication number
- JPS58111630A JPS58111630A JP56209140A JP20914081A JPS58111630A JP S58111630 A JPS58111630 A JP S58111630A JP 56209140 A JP56209140 A JP 56209140A JP 20914081 A JP20914081 A JP 20914081A JP S58111630 A JPS58111630 A JP S58111630A
- Authority
- JP
- Japan
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- zirconia
- guide
- tetragonal
- sintered body
- diffraction
- Prior art date
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- Fishing Rods (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は釣糸用ガイドに関し、さらに詳しくは。
釣竿などの釣具にあって釣糸を導き、案内するガイドに
関する。
関する。
釣糸用ガイド(以下ガイドという)は、従来。
そのほとんどが硬質クロムメッキを施しだ炭素鋼で作ら
れている。しかしながら、かかる従来のガイドI/′i
、砂や岩などと摺擦するとメッキがはがれ。
れている。しかしながら、かかる従来のガイドI/′i
、砂や岩などと摺擦するとメッキがはがれ。
錆びてくるという欠点があった。
一方、近年になって、アルミナや炭化硅素のガイドが提
案されている。これらのガイドは、錆びる心配がないと
いう点では有利である。しかしながら、いずれのガイド
も機械的強度、特にじん性が低く、耐衝撃性に劣るとい
う欠点があった。そのため、釣具をたとえば岩盤上に落
しだような場合に、ひび割れを生じたり、欠落するよう
なことがしばしばあった。
案されている。これらのガイドは、錆びる心配がないと
いう点では有利である。しかしながら、いずれのガイド
も機械的強度、特にじん性が低く、耐衝撃性に劣るとい
う欠点があった。そのため、釣具をたとえば岩盤上に落
しだような場合に、ひび割れを生じたり、欠落するよう
なことがしばしばあった。
本発明の目的は、従来のガイドの上記欠点を解決し9機
械的強度、特にじん性が高くt耐衝撃性に優れたガイド
を提供するにある。
械的強度、特にじん性が高くt耐衝撃性に優れたガイド
を提供するにある。
上記目的を達成するだめの本発明は、少なくとも正方晶
系の結晶構造のジルコニアを含むジルコニア−結体から
なる釣糸用ガイドを特徴とするものである。
系の結晶構造のジルコニアを含むジルコニア−結体から
なる釣糸用ガイドを特徴とするものである。
本発明において釣糸用ガイドとは、たとえば。
釣竿のトップガイドや釣用リールの導糸環の案内環(ガ
イドリング)のように、6糧の釣具に娶って釣糸を導き
、案内するガイドの総称である。
イドリング)のように、6糧の釣具に娶って釣糸を導き
、案内するガイドの総称である。
本発明のガイドは、その全部、tたは一部(たとえば、
フレームの内側にリングを嵌着してなる案内環において
、そのリング)がジルコニア焼結体で構成されている。
フレームの内側にリングを嵌着してなる案内環において
、そのリング)がジルコニア焼結体で構成されている。
要するに、少なくと屯釣糸が接触する部分がジルコニア
焼結体で構成されていればよい。
焼結体で構成されていればよい。
上記ジルコニア焼結体は、少なくとも正方昂系の結晶構
造のジルコニア(以下正方晶ジルコニアという)を含む
ものであることが必要である。すなわち、ジルコニア焼
結体が正方晶ジルコニアを含んでいると、外力を受けた
場合に正方晶系から単斜晶系への結晶構造の変態が起こ
り、その変態に必要なエネルギー分だけ応力が緩和され
ることになるので9機械的強度、特にじん性が向上し。
造のジルコニア(以下正方晶ジルコニアという)を含む
ものであることが必要である。すなわち、ジルコニア焼
結体が正方晶ジルコニアを含んでいると、外力を受けた
場合に正方晶系から単斜晶系への結晶構造の変態が起こ
り、その変態に必要なエネルギー分だけ応力が緩和され
ることになるので9機械的強度、特にじん性が向上し。
高い耐衝撃性が得られるのである。そのような作用をも
つ正方晶ジルコニアは、焼結体全体に対して50モル係
以上含まれているのが好ましく、さらに好ましいのは7
0モモル憾上である。もちろん、すべてが正方晶ジルコ
ニアであってもよい。
つ正方晶ジルコニアは、焼結体全体に対して50モル係
以上含まれているのが好ましく、さらに好ましいのは7
0モモル憾上である。もちろん、すべてが正方晶ジルコ
ニアであってもよい。
そして、上記ジルコニア焼結体は、単斜晶系の結晶構造
のジルコニア(以下単斜晶ジルコニアという)を実質的
に含まないものであるのが好ましい。すなわち、ジルコ
ニア焼結体が単斜晶ジルコニアを含んでいるという、こ
とは、その単斜晶ジルコニアの周囲または近傍に、正方
晶系から単斜晶系への結晶構造の変態に伴うマイクロク
ラックを生じているということであり、そのようなジル
コニア焼結体が外力を受けるとマイクロクラックを起点
とする破壊が進行するので好ましくない。ここにおいて
、単斜晶ジルコニアを実質的に含まないということは、
上記ジルコニア焼結体がもし単斜晶ジルコニアを含んで
いたとしても、その量が全体に対して10モル嗟以下で
あるということである。
のジルコニア(以下単斜晶ジルコニアという)を実質的
に含まないものであるのが好ましい。すなわち、ジルコ
ニア焼結体が単斜晶ジルコニアを含んでいるという、こ
とは、その単斜晶ジルコニアの周囲または近傍に、正方
晶系から単斜晶系への結晶構造の変態に伴うマイクロク
ラックを生じているということであり、そのようなジル
コニア焼結体が外力を受けるとマイクロクラックを起点
とする破壊が進行するので好ましくない。ここにおいて
、単斜晶ジルコニアを実質的に含まないということは、
上記ジルコニア焼結体がもし単斜晶ジルコニアを含んで
いたとしても、その量が全体に対して10モル嗟以下で
あるということである。
上記ジルコニア焼結体は、立方晶系の結晶構造のジルコ
ニア(以下立方晶ジルコニアという)を含んでいてもよ
い。すなわち、立方晶ジルコニアが共存していると、立
方晶ジルコニアは熱に対する安定性が高いので、釣糸と
の擦過による温度上昇があったような場合の、ガイドの
熱的安定性が向上する。
ニア(以下立方晶ジルコニアという)を含んでいてもよ
い。すなわち、立方晶ジルコニアが共存していると、立
方晶ジルコニアは熱に対する安定性が高いので、釣糸と
の擦過による温度上昇があったような場合の、ガイドの
熱的安定性が向上する。
上記において、正方晶ジルコニアおよび単斜晶ジルコニ
アの量は次のようにして定量する6すなわち、正、方晶
ジルコニアの量に関しては。
アの量は次のようにして定量する6すなわち、正、方晶
ジルコニアの量に関しては。
ガイドの釣糸が接する面をガイガーカウンタによる自動
記録式X線回折装置を用いて分析し、立方晶ジルコニア
(400)面、正方晶ジルコニア(004)面および正
方晶ジルコニア(220)面の回折パターンをチャート
上に記録する。次に、上記チャートから立方晶ジルコニ
ア(400)面の回折ピークの面積強度を求め、さらに
この面積強度を、同じくチャート上から読み取った立方
晶ジルコニア(400)面の回折角θを用いてローレン
ツ因子L[ただし、L=(1+coa22θ)/sin
”θ−cosθ〕で除し、立方晶ジルコニア(400)
面の回折線強度ムを求める。全く同様に、チャート上か
ら読み取った正方晶ジルコニア(004)面の回折ピー
クの面積強度および回折角と、正方晶ジルコニア(22
0)面の回折ピークの面積強度および回折角から、正方
晶ジルコニア(004)面の回折線強度Bと正方晶ジル
コニア(220)[の回折線強度Cを求め、これらの値
を次式に代入して正方晶ジルコニアの量CT (モル係
)を算出する。
記録式X線回折装置を用いて分析し、立方晶ジルコニア
(400)面、正方晶ジルコニア(004)面および正
方晶ジルコニア(220)面の回折パターンをチャート
上に記録する。次に、上記チャートから立方晶ジルコニ
ア(400)面の回折ピークの面積強度を求め、さらに
この面積強度を、同じくチャート上から読み取った立方
晶ジルコニア(400)面の回折角θを用いてローレン
ツ因子L[ただし、L=(1+coa22θ)/sin
”θ−cosθ〕で除し、立方晶ジルコニア(400)
面の回折線強度ムを求める。全く同様に、チャート上か
ら読み取った正方晶ジルコニア(004)面の回折ピー
クの面積強度および回折角と、正方晶ジルコニア(22
0)面の回折ピークの面積強度および回折角から、正方
晶ジルコニア(004)面の回折線強度Bと正方晶ジル
コニア(220)[の回折線強度Cを求め、これらの値
を次式に代入して正方晶ジルコニアの量CT (モル係
)を算出する。
ここにおいて、X線回折にあたっては、上記各結晶面の
回折ピークがチャート上で重なり合わないような回折条
件を設定するのが好ましい。この点に関して2本発明者
は、X線源としてニッケルフィルタ付の銅管球を用い、
管電圧および管電流をそれぞれ24kV、10mAとし
たとき、レートメータの時定数を4秒、ゴニオメータの
回転速度を0.25117%、 チャートスピードを2
0I/分とすれば好ましいことを確認している。
回折ピークがチャート上で重なり合わないような回折条
件を設定するのが好ましい。この点に関して2本発明者
は、X線源としてニッケルフィルタ付の銅管球を用い、
管電圧および管電流をそれぞれ24kV、10mAとし
たとき、レートメータの時定数を4秒、ゴニオメータの
回転速度を0.25117%、 チャートスピードを2
0I/分とすれば好ましいことを確認している。
ところで、上記方法は、いわゆる簡便法であって、厳密
にはこれによって正1方晶ジルコニアの量(モル嗟)が
求まるわけではなく、算出値をさらに補正する必要があ
る。しかし、補正後の値は補正前の値とそう変わりはな
いので2本発明においては、上記(1)式による値がジ
ルコニア焼結体中の正方晶ジルコニアの量(モル憾)を
表しているものとみなしている。
にはこれによって正1方晶ジルコニアの量(モル嗟)が
求まるわけではなく、算出値をさらに補正する必要があ
る。しかし、補正後の値は補正前の値とそう変わりはな
いので2本発明においては、上記(1)式による値がジ
ルコニア焼結体中の正方晶ジルコニアの量(モル憾)を
表しているものとみなしている。
すなわち、上記方法は、ロナルド・C・ガルビイ(Ro
nald C,Garvie )らがジャーナルーオプ
・ザ・アメリカン・セラミック・ソサエティ、 ’Vo
l。
nald C,Garvie )らがジャーナルーオプ
・ザ・アメリカン・セラミック・ソサエティ、 ’Vo
l。
55、醜6.第303〜605頁、1972年6月。
で報告している多形法(Polymorph Meth
od )に皐拠したものであるが、この多形法において
は、正方晶ジルコニアは高温になると立方晶ジルコニア
に変態するが、かかる変態において、正方晶ジルコニア
+7) (004)面と(220)面は立方晶ジルコニ
ア(400)面から分離したものであるから、立方晶ジ
ルコニア(400)面の回折線強度は正方晶ジルコニア
の(004)面の回折線強度と(220)面の回折線強
度との和に等しいものと仮定して上記(1)式をたてて
いる。そして、正方晶ジルコニア粉末と立方晶ジルコニ
ア粉末とを種々のモル比で混合してなる幾種類かの標準
試料についてX線回折を行い、そ1つ回折パターンのピ
ークから、上記簡便法と同様、ローレンツ因子で補正し
た立方晶ジルコニア(400)面、正方晶ジルコニア(
004)面および(220)面の回折線強度を求め、そ
れらの値を上記(1)式に代入して算出した値を縦軸と
し。
od )に皐拠したものであるが、この多形法において
は、正方晶ジルコニアは高温になると立方晶ジルコニア
に変態するが、かかる変態において、正方晶ジルコニア
+7) (004)面と(220)面は立方晶ジルコニ
ア(400)面から分離したものであるから、立方晶ジ
ルコニア(400)面の回折線強度は正方晶ジルコニア
の(004)面の回折線強度と(220)面の回折線強
度との和に等しいものと仮定して上記(1)式をたてて
いる。そして、正方晶ジルコニア粉末と立方晶ジルコニ
ア粉末とを種々のモル比で混合してなる幾種類かの標準
試料についてX線回折を行い、そ1つ回折パターンのピ
ークから、上記簡便法と同様、ローレンツ因子で補正し
た立方晶ジルコニア(400)面、正方晶ジルコニア(
004)面および(220)面の回折線強度を求め、そ
れらの値を上記(1)式に代入して算出した値を縦軸と
し。
全体に対する正方晶ジルコニアの”量(モル1)を横軸
とする検量線を作成し、この検量線上に、正方晶ジルコ
ニアの量が未知であるジルコニア焼結体について同様に
しそ算出した値をプロットすることによって、そのジル
コニア焼結体中の正方晶ジルコニアの量(モル嗟)を求
める。本発明者は。
とする検量線を作成し、この検量線上に、正方晶ジルコ
ニアの量が未知であるジルコニア焼結体について同様に
しそ算出した値をプロットすることによって、そのジル
コニア焼結体中の正方晶ジルコニアの量(モル嗟)を求
める。本発明者は。
このようにして求めた値と、検量線は用いないで。
上記(1)式によって直接求めた。いわゆる簡便法によ
る値とを比較した結果1両者の値はほぼ一致していて大
差ないことから、簡便法による値がそのままジルコニア
焼結体中の正方晶ジルコニアの量(モル優)を表してい
るものとみなしている。
る値とを比較した結果1両者の値はほぼ一致していて大
差ないことから、簡便法による値がそのままジルコニア
焼結体中の正方晶ジルコニアの量(モル優)を表してい
るものとみなしている。
一方、単斜晶ジルコニアの量も、正方晶ジルコニアの場
合と全く同様に、簡便法を用いて下記(2)式によって
求める。
合と全く同様に、簡便法を用いて下記(2)式によって
求める。
ただし、 CM:単斜晶ジルコニアの量(モル係)
D==方晶ジルコニア(111)面
の回折線強度
1B二単科晶ジルコニア(111)面
の回折線1強度
F=単単科レジルコニア(111)面
の回折線強度
上記のようなジルコニア焼結体は、好ましくは0.2〜
5(μ)、さらに好ましくは0,2〜1(μ)の平均結
晶粒子径を有する。すなわち、平均結晶粒子径が上記範
囲にあるということは・結晶が緻密であるということで
あり、より一層高い耐衝撃性と低摩擦係数をもつガイド
が得られる。
5(μ)、さらに好ましくは0,2〜1(μ)の平均結
晶粒子径を有する。すなわち、平均結晶粒子径が上記範
囲にあるということは・結晶が緻密であるということで
あり、より一層高い耐衝撃性と低摩擦係数をもつガイド
が得られる。
また、ジルコニア焼結体の気孔率は2嗟以下であるのが
好ましい。さらに好ましい気孔率は、1畳以下である。
好ましい。さらに好ましい気孔率は、1畳以下である。
すなわち、気孔率が2%以下であると、耐衝撃性の向上
に加えて、ガイドの表面に砂や水などが残存しにくくな
るので好ましい。ここにおいて、気孔率は次式で表され
るものである。
に加えて、ガイドの表面に砂や水などが残存しにくくな
るので好ましい。ここにおいて、気孔率は次式で表され
るものである。
ただし、P:気孔率(%)
上記のようなジルコニア焼結体は、ジルコニアにイツト
リア、2Jルシア、マグネシアなどの安定化剤を固溶さ
せることによって得ることができる。
リア、2Jルシア、マグネシアなどの安定化剤を固溶さ
せることによって得ることができる。
なかでも、比較的低温での焼結が可能であるために結晶
粒子径を小さくすることができ、結晶を緻密にできてよ
り一層高い耐衝撃性をもつ焼結体を得ることができると
いう点で、イツトリアやカルシアを用いるのが好ましい
。その場合、イツトリアにあっては全体に対して1〜5
(モル嗟)程度固溶させればよく、カルシアにあっては
1〜9(モル係)程度でよい。もちろん、イツトリアと
カルシアを併用してもよく、その場合には、上記範囲内
で、かつ両者の和が2〜10(モル憾)程度になるよう
にするのが好ましい。
粒子径を小さくすることができ、結晶を緻密にできてよ
り一層高い耐衝撃性をもつ焼結体を得ることができると
いう点で、イツトリアやカルシアを用いるのが好ましい
。その場合、イツトリアにあっては全体に対して1〜5
(モル嗟)程度固溶させればよく、カルシアにあっては
1〜9(モル係)程度でよい。もちろん、イツトリアと
カルシアを併用してもよく、その場合には、上記範囲内
で、かつ両者の和が2〜10(モル憾)程度になるよう
にするのが好ましい。
本発明のガイドは、たとえば次のようKして製造する。
すなわち、まず、純度が999憾程度であるようなオキ
シ塩化ジルコニルと塩化イツトリウムおよび/または塩
化カルシウムとを所望のモル比で混合した水溶液を作る
。次に、この水溶液を約200℃まで徐々に加熱して水
をとばし、さらに50〜150(’c/時)の昇温速度
で約1000℃ま・で加熱し、そめ温度に数時間保持し
てジルコニアとイツトリアおよび/またはカルシアの混
合粉末を得意。
シ塩化ジルコニルと塩化イツトリウムおよび/または塩
化カルシウムとを所望のモル比で混合した水溶液を作る
。次に、この水溶液を約200℃まで徐々に加熱して水
をとばし、さらに50〜150(’c/時)の昇温速度
で約1000℃ま・で加熱し、そめ温度に数時間保持し
てジルコニアとイツトリアおよび/またはカルシアの混
合粉末を得意。
次に、上記混合粉末を粉砕し、乾燥した後約1000℃
で蚊時間仮焼し、粉砕し、ポリビニルアルコールなどの
有機バインダを添加して造粒、乾燥し、平均粒子径が8
0μ程度の原料粉末を得る。
で蚊時間仮焼し、粉砕し、ポリビニルアルコールなどの
有機バインダを添加して造粒、乾燥し、平均粒子径が8
0μ程度の原料粉末を得る。
次に、上記原料粉末を金型成形機に入れ、所望のガイド
の形状をした成形体を作る。
の形状をした成形体を作る。
次に、上記成形体を100〜200(℃/81)の昇温
速度で約1000℃まで加熱し、さらに50〜200(
℃/時)の昇温速度で約1600℃まで加熱し、その温
度に数時間保持して焼成する。次に。
速度で約1000℃まで加熱し、さらに50〜200(
℃/時)の昇温速度で約1600℃まで加熱し、その温
度に数時間保持して焼成する。次に。
焼成体を約1000℃までは200〜500(’c/時
)。
)。
約1000℃から約500℃までは100〜200(℃
/時)の降温速度で冷却し、さらに室温まで冷却して焼
結体を得る。
/時)の降温速度で冷却し、さらに室温まで冷却して焼
結体を得る。
このようにして得だ、所望のガイドの形状をした焼結体
の表面を、バレル加工やラッピング加工、、’1B、。
の表面を、バレル加工やラッピング加工、、’1B、。
によって研磨し9本発明のガイドを得る。この研磨は、
だいたい100μから数百ミクロン程度の深さまで、か
つ少なくとも釣糸が接する面について行えばよい。
だいたい100μから数百ミクロン程度の深さまで、か
つ少なくとも釣糸が接する面について行えばよい。
上記において、金型成形法に代えてラバープレス法を用
い、それによって得た成形体を機械加工した後焼成する
ようにしてもよい。また、成形体を上記焼成温度条件よ
りもやや低い1500〜1600(℃)で焼成した後、
500〜sooo(kg/口2)の圧力下で1200〜
1500(℃)で焼結する。いわゆる熱間静水圧焼結法
を用いると、結晶をより緻密にするととができて、耐衝
撃性が一層向上するばかりか、摩擦係数も低くなるので
好ましい。
い、それによって得た成形体を機械加工した後焼成する
ようにしてもよい。また、成形体を上記焼成温度条件よ
りもやや低い1500〜1600(℃)で焼成した後、
500〜sooo(kg/口2)の圧力下で1200〜
1500(℃)で焼結する。いわゆる熱間静水圧焼結法
を用いると、結晶をより緻密にするととができて、耐衝
撃性が一層向上するばかりか、摩擦係数も低くなるので
好ましい。
以上説明したように1本発明のガイドは、少なくとも正
方晶ジルコニアを含むジルコニア焼結体からなるもので
あるから1機確的強度、@にじん性が高く、耐衝撃性が
著しく向上している。そのため、釣具を岩盤上に落した
ような場合でも、ひび割れを生じたり、欠落するといっ
た心配がほとんどない。また、ジルコニア焼結体はもと
もと表面自由−ネ−一二が低く、シかも結晶粒子径の制
御が極めて容易であるから9本発明のガイドは釣糸との
摩擦係数が極めて低く、耐摩耗性も良好である。本発明
のガイドの上述したような特長は9、ジルコニア焼結体
の平均結晶粒子径が02〜5(μ)であり、および/ま
たは気孔率が2チ以下であるような場合には一層顕著で
ある。
方晶ジルコニアを含むジルコニア焼結体からなるもので
あるから1機確的強度、@にじん性が高く、耐衝撃性が
著しく向上している。そのため、釣具を岩盤上に落した
ような場合でも、ひび割れを生じたり、欠落するといっ
た心配がほとんどない。また、ジルコニア焼結体はもと
もと表面自由−ネ−一二が低く、シかも結晶粒子径の制
御が極めて容易であるから9本発明のガイドは釣糸との
摩擦係数が極めて低く、耐摩耗性も良好である。本発明
のガイドの上述したような特長は9、ジルコニア焼結体
の平均結晶粒子径が02〜5(μ)であり、および/ま
たは気孔率が2チ以下であるような場合には一層顕著で
ある。
Claims (1)
- 少なくとも正方晶系の結晶構造のジルコニアを含むジル
コニア焼結体からなる釣糸用ガイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56209140A JPS58111630A (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 釣糸ガイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56209140A JPS58111630A (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 釣糸ガイド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58111630A true JPS58111630A (ja) | 1983-07-02 |
JPS6341532B2 JPS6341532B2 (ja) | 1988-08-17 |
Family
ID=16567956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56209140A Granted JPS58111630A (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 釣糸ガイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58111630A (ja) |
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-
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- 1981-12-25 JP JP56209140A patent/JPS58111630A/ja active Granted
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JPS61177921A (ja) * | 1985-01-30 | 1986-08-09 | 京セラ株式会社 | 釣具用糸道 |
US6141899A (en) * | 1997-03-28 | 2000-11-07 | Kyocera Corporation | Fishline guide member and manufacturing method thereof |
JP2010154783A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Globeride Inc | 釣糸ガイド、及びガイドリングの製造方法 |
JP2010154782A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Globeride Inc | 釣糸ガイド、及び釣糸ガイドの製造方法 |
JP2020110124A (ja) * | 2019-01-16 | 2020-07-27 | 株式会社シマノ | 釣糸ガイドのガイドフレーム、釣糸ガイド、釣竿及びガイドフレームの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS6341532B2 (ja) | 1988-08-17 |
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