JPS5811087Y2 - 留守電話応待装置の多回線保護装置 - Google Patents

留守電話応待装置の多回線保護装置

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Publication number
JPS5811087Y2
JPS5811087Y2 JP1976134045U JP13404576U JPS5811087Y2 JP S5811087 Y2 JPS5811087 Y2 JP S5811087Y2 JP 1976134045 U JP1976134045 U JP 1976134045U JP 13404576 U JP13404576 U JP 13404576U JP S5811087 Y2 JPS5811087 Y2 JP S5811087Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
answering machine
line
telephone line
answering
transistor
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976134045U
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English (en)
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JPS5351111U (ja
Inventor
豊彦 寺田
建樹 上田
Original Assignee
パイオニア株式会社
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Publication date
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Publication of JPS5351111U publication Critical patent/JPS5351111U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、各電話回線にそれぞれ接続された留守電話
応対装置のうち、一つの装置が応対動作不能に陥った場
合に自動的に他の回線の装置が接続され、次回の着信に
際しては引き続いて応対動作が威し得るよう構成した多
回線保護装置に関するものである。
現在利用されている留守電話応対装置においては、その
装置が故障等を起こした場合には応対動作が不可能とな
るため、万全を期するためには応対装置を一つの回線に
対して二台以上並列接続させる必要性がある。
しかしながら一つの回線に対してそれぞれ複数台の応対
装置を接続しておくことはきわめて不経済であり、たと
えば多数の回線を利用している事務所等においてはそれ
ぞれの回線に対してそれぞれ複数台の応対装置を備える
ことは実質上不可能なことである。
この考案は上記したような実情に鑑みて戊されたもので
あり、たとえ、第1の回線に接続されている応対装置が
応対不能に陥っても第2の回線に接続されている応対装
置が第1の回線に自動的に切換えられ、引き続き応対動
作がされるよう構成させることにより、上記した不都合
を解消することを目的とするものである。
以下その実施例を図に基づいて説明する。
すなわち図面は第1の電話回線に対して第1の留守電話
応対装置が、又第2の電話回線に対して第2の留守電話
応対装置が接続された状態を示したものであり、第2の
留守電話応対装置は第1の応対装置と回路構成は同一で
あるため具体例は一点鎖線によって省略しである。
しかしながら第2の応対装置の構成および作用は第1の
応対装置について述べた以下の説明により充分理解され
ることであろう。
図において第1の回線1に呼出信号が到来すると、その
信号は接点y21およびyllを介し、コンデンサCI
、C2を経て整流回路12によって整流され、コンデン
サC3によって平滑された後、さらに可変抵抗VRI、
ダイオードD1を介してコンデンサC4に徐々に充電さ
れる。
一定時間(3〜10秒程度)呼出信号が到来し続けると
、コンデンサC4はトランジスタTrlをオフとするま
でのベースバイアス電圧に充電される。
従ってトランジスタTrlはオフとなり、トランジスタ
Tr2はオンとなり、リレーY1が動作する。
上記トランジスタTrlとTr2からなるシュミット回
路はそのヒステリシス特性を利用して、コンデンサC4
がある値まで放電される間、継続してトランジスタTr
1のオフ状態を維持する。
従ってリレーY1も動作を継続する。
ル−Y1の動作によりその接点y11.Y 12゜y1
3. y14が切換る。
接点y11の切換りにより電話回線1は整合トランス1
3に接続され、通話回路が形成される。
一方、接点y12の切換りによりモータMに電源14が
接続され、モータMは回転する。
モータMの回転により、テープ駆動機構(図示せず)が
動作し、応答用テープT1が走行する。
応答用テープT1に予め録音されている応答メッセイジ
は磁気ヘッド15により再生され増巾器16により増巾
されて整合トランス13、接点y11.接点y21を経
て発呼者に送出される。
エンドレス状の応答用テープT1がほぼ一周走行すると
該テープに貼着された導電箔17が電極18を短絡する
この電極18の短絡により上記トランジスタTr1はオ
ンしトランジスタTr2はオフされる。
従ってリレーY1は復旧し、接点y11. y12.
y13. y14は夫々図示の状態に復旧する。
なおモータMへの電源供給が断たれても、応答用テープ
T1を走行させるテープ駆動機構にはフライホイルが含
まれており、このフライホイルの回転慣性により、応答
用テープT1は僅少時間走行を続け、導電箔17が電極
18を通過し終った時点でその走行が停止する。
以上の動作により応対装置の全機能は次回の呼出信号を
待つ待機状態に復旧する。
しかしながら応対動作中にテープT1が何等かの原因に
より回転不能になったり、テープT1上の導電箔17が
剥離したり、又は電極18が汚れる等の故障が生じた場
合には応対装置は回線を閉結したままとなり、以後の応
対動作は不能になる。
そこで接点y13に接続されているコンデンサC5とゼ
ナーダイオードZD1はタイマー回路を構成しており、
ある時間以上応対装置が動作を継続している場合にはコ
ンデンサC5への充電々圧によりゼナーダイオードZD
1をオンし、トランジスタTr3および丁r4よりなる
フリップフロップ回路を反転させるよう構成されている
このフリップフロップ回路はスピードアップコンデンサ
C6により電源投入時、必ずTr4がオンされているの
でその反転によりトランジスタTr3がオンすることに
なり、従ってトランジスタTr4のコレクタに接続され
たトランジスタTr5はオンされる。
このトランジスタTr5のオンによりパイロットランプ
PLIが点灯し装置の故障を報知するとともにトランジ
スタTr2のベースがアースされるため、リレーY1は
復旧し、以後の着信に対しては応対しない状態に保持す
る。
又トランジスタTr4のコレクタに接続されたトランジ
スタTr5のベースにはバイアス電圧が印加される。
ここで接点y14はすでに図示の状態に戻っており、第
2の応対装置が応対動作中でなければ接点y14′も図
示の状態にあるためリレーY2は動作し、接点y21お
よびy22を図示とは逆方向に切換える。
従って第1の電話回線1には鎖線で示した第2の応対装
置が接続され、第2の電話回線2には第1の応対装置が
接続されることになり、以後第1の回線に呼出信号が到
来した場合には第2の応対装置が動作を行なうことにな
る。
なおこの時、第2の回線に呼出信号が到来しても応対動
作は出来ないが、代表番号制において呼出信号の到来の
最も激しい回線を第1の回線に又到来の最も少ない回線
を第2の回線になるよう組合せることにより、殆んど支
障なく利用できるものである。
以上の説明から明らかなように、この考案の留守電話応
対装置の多回路保護装置は、第1の電話回線に第1の留
守電話応対装置、第2の電話回線に第2の留守電話応対
装置が接続される切換スイッチがあり、第1.第2の留
守電話応対装置に呼出し信号の到来でオンされる第1.
第2のスイッチ手段があり、第1の留守電話応対装置に
は呼出し信号到来時点から所定時間後動作するタイマを
設け、このタイマの動作で出力を発するフリップフロッ
プなどのスイッチを設けたから、一方の装置が応対不能
の状態に陥っても確実に他方の回線に接続されて応対動
作をすることができる。
【図面の簡単な説明】 図面はこの考案の一実施例を示した結線図である。 Yl・・・・・・リレー、yll、 T12. T13
. T14・・・・・・接点、T2・・・・・・リレー
、T21.T22・・・・・・接点、01〜C6・・・
・・・コンデンサ、Dl・・・・・・ダイオード、■R
1・・・・・・可変抵抗、Tr1〜Tr5・・・・・・
トランジスタ、PLI・・・・・・パイロットランプ、
12・・・・・・整流回路、13・・・・・・整合トラ
ンス、14・・・電源、15・・・・・・磁気ヘッド、
16・・・・・・増巾器、17・・・・・・導電箔、1
8・・・・・・電極、T1・・・・・・応答用テープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の電話回線に対して第1の留守電話応対装置が接続
    され、第2の電話回線に対して第2の留守電話応対装置
    が接続されるようになされた切換スイッチy21.y2
    2を有し、この切換スイッチは上記第1又は第2の留守
    電話応対装置のいずれかが応対動作不能に陥った場合に
    切換えられて第1の電話回線に対して第2の留守電話応
    対装置が、又第2の電話回線に対して第1の留守電話応
    対装置がそれぞれ接続されるようになされており、上記
    第1の留守電話応対装置と第2の留守電話応対装置には
    、呼出し信号の到来によって、オンされる第1と第2の
    スイッチy14. y14’をそれぞれ有し、かつ、少
    なくとも、上記第1の留守電話応対装置には、呼出し信
    号到来時点より所定時間後に動作するタイマと、このタ
    イマの動作により出力を発生するフリップフロップ等の
    スイッチ手段が備えられ、上記第1のスイッチy14の
    オフ状態と、第2のスイッチy14′のオフ状態と、上
    記スイッチ手段の出力状態との論理積によって上記切換
    スイッチy21.y22を切換えるようにしてなること
    を特徴とする留守電話応対装置の多回線保護装置。
JP1976134045U 1976-10-05 1976-10-05 留守電話応待装置の多回線保護装置 Expired JPS5811087Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976134045U JPS5811087Y2 (ja) 1976-10-05 1976-10-05 留守電話応待装置の多回線保護装置

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JP1976134045U JPS5811087Y2 (ja) 1976-10-05 1976-10-05 留守電話応待装置の多回線保護装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5351111U JPS5351111U (ja) 1978-05-01
JPS5811087Y2 true JPS5811087Y2 (ja) 1983-03-01

Family

ID=28742998

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976134045U Expired JPS5811087Y2 (ja) 1976-10-05 1976-10-05 留守電話応待装置の多回線保護装置

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JP (1) JPS5811087Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59155944U (ja) * 1983-04-06 1984-10-19 照栄製袋株式会社 吊下げ用袋

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Publication number Publication date
JPS5351111U (ja) 1978-05-01

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