JPS5810904B2 - エイゾウシンゴウノザツオンジヨキヨホウシキ - Google Patents

エイゾウシンゴウノザツオンジヨキヨホウシキ

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Publication number
JPS5810904B2
JPS5810904B2 JP50086867A JP8686775A JPS5810904B2 JP S5810904 B2 JPS5810904 B2 JP S5810904B2 JP 50086867 A JP50086867 A JP 50086867A JP 8686775 A JP8686775 A JP 8686775A JP S5810904 B2 JPS5810904 B2 JP S5810904B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
video signal
frequency
noise
high frequency
Prior art date
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Expired
Application number
JP50086867A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5210617A (en
Inventor
関本邦夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP50086867A priority Critical patent/JPS5810904B2/ja
Publication of JPS5210617A publication Critical patent/JPS5210617A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は映像信号中に含まれる雑音を除去する方式に関
し、従来より良特性を有する方式を提供するものである
一般に映像信号は直流から4〜5MHz の帯域を有し
、その雑音は約1MHz以上の中高域にほとんど含まれ
る。
このような点に慮み、従来より種々の映像雑音除去回路
が考えられている。
その一例のブロック図を第1図に、第1図の各部波形図
および模擬周波数特性図を第2図に示し、説明する。
映像信号入力端子1に入った雑音を含んだ信号(第2図
a)を高域ろ波器2に通して信号(同図b)を得る。
信号すは映像信号の中〜高域成分と雑音を含んでいる。
この信号すから振巾制限器3により、低レベル部分(第
2図b)で一点鎖線にはさまれた部分)を取り出して信
号(第2図c)を得る。
信号cは雑音と映像信号の中〜高域成分の低レベル部分
を含んでいる。
この信号cを位相反転器4で反転し、加算器5にて適当
なレベルでもとの映像信号aに加えると、信号cの雑音
と信号aの雑音成分がちょうど相殺され、雑音の除去さ
れた映像信号(第2図d)を端子6に得る。
ところがこの方式では信号cを反転して信号aに加える
過程で映像信号の中〜高域成分も一部相殺するので端子
6に得られる信号dは第2図模擬周波数特性図に示すよ
うに中〜高域部でややレベルが低下することになる。
また第2図の周波数特性図では映像信号を全周波数帯で
平担なものとして模擬的に示したが、実際の映像信号は
低域部分のエネルギーが大きく、周波数が高くなる程エ
ネルギーが減少しているし、特に映像信号がテレビジョ
ンの受信信号やVTRの再生信号である場合はその検波
や再生系回路やフィルタの特性により高域が低下する割
合が大きくなる。
このような映像信号を第1図に述べたような雑音除去回
路に通すと以下に述べるような不都合点が生じる。
端子1に入る映像信号の周波数特性を第3図aの如くと
したときの各部の周波数特性は第3図のようになる。
第3図aとdを比べると明らかなようにこの雑音除去回
路を通すことによってエネルギーの小さい映像信号の最
高周波数近辺の成分は雑音とともに相殺されてしまい高
域成分がなくなり解像度の悪い信号となってしまう。
第3図の例で言うと信号aは4.5 MHz程度の帯域
をもっているにもかかわらず、信号dは4.2MHz程
度になってしまっている。
本発明はこのような点に慮み、映像信号の高域特性を劣
化させることなく、良好な雑音除去特性を得、解像度、
S/Nの良い信号を得る方法を提供するものである。
第4図に本発明の一実施例のブロック図を、第5図に第
4図の各部局波数特性を示し、本発明を説明する。
なお、第5図イの(a−1〜f−1)は平担な周波数特
性をもつ信号を入力した場合、二の(a−2〜f−2)
は第3図と同じような周波数特性をもつ信号を入力した
場合である。
映像信号入力端子11に入った信号aを、第5図イのb
−1のような特性をもった中高域強調回路12に通して
信号すを得る。
ここで中高域を強調するのは第1図の場合におけるよう
な中高域部のレベル低下を補正するためである。
一方入力信号aを第5図c−1のような特性の高域ろ波
器13に通して信号cを得る。
信号cは第1図の場合の信号すと同じもので映像信号の
中高域成分と雑音を含んでいる。
この信号cから振巾制限器14により低レベル部分を取
り出して信号dを得る。
信号dは雑音と映像信号の中高域成分の低レベル部分を
含んでいる。
この信号dから入力映像信号の最高周波数近辺の成分を
減衰させる第5図口またはハに示すe′、e″のような
特性をもった高域減衰器15により信号eを得、更に位
相反転器16で反転し、加算器17にて中域成分の雑音
を最も良く相殺するようなレベルで信号すに加えること
により雑音の除去された信号fを端子18に得る。
本発明による方式によれば、信号dから映像信号の最高
周波数近辺の成分を減衰させて雑音を相殺しているため
、映像信号の最高周波数帯域での減衰がなく信号fのよ
うに入力信号とほぼ同じ帯域をもった信号を得ることが
できる。
また雑音除去効果に関しては、映像信号の最高周波数近
辺は除去されないが、視覚的にはそれより低い1〜2
MHzあたりの雑音が最も目立ちやすく、最高周波数帯
の雑音はあまり目立たないので効果としては少しも劣化
しない。
また、平担な特性の信号を入力すると最高周波数近辺で
レベルが上がる(第5図f−1)が、実際はf−2のよ
うなエネルギーとなるので何ら問題はない。
なお、f−1の特性を平担にしようと思えば回路12の
高域を少し落しておけば良い。
また本発明では回路12により中高域を強調しているの
で、低域から中高域にかけての周波数特性を平担にし、
良質の画像を得ることができる。
中域の雑音を完全に相殺するには信号すの低レベル間に
対し、信号eをちょうど逆位相で同レベルで加えれば良
い。
これは位相反転器16の他に移相器を設けて、完全に相
殺したい周波数の位相を信号b、信号eで逆転するべ(
調整すれば可能である。
信号cの低レベル部分を以上に述べたような主旨で信号
すに加えるに際し、第4図では振巾制限器14と高域減
衰器15を用いたが、これらを一つにしたような、高周
波になる程振巾制限レベルが小さくなる振巾制限器を用
いても良い。
また、高域減衰器15の減衰周波数は入力映像信号に含
まれる最高周波数に応じて決定すれば良い。
以上のように、本発明によれば映像信号の高域特性を劣
化させることなく、雑音成分を除去できるもので、高解
像度の画像が得られるものである。
また、一般的に周波数が高(なる程エネルギーが減少し
ている映像信号においても、映像信号の最高周波数近辺
の映像信号成分を減衰せしめてしまい、実質的に映像信
号帯域を縮小してしまうという問題もなくなるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の雑音除去回路の1例を示すブロック図、
第2図は第1図の各部波形図および周波数特性図、第3
図は第1図の各部の周波数特性図、第4図は本発明の一
実施例を示す電気的ブロック図、第5図は第4図の各部
の周波数特性図である。 11・・・・・・入力端子、12・・・・・・中高域強
調回路、13・・・・・・高域ろ波器、14・・・・・
・振巾制限器、15・・・・・・高域減衰器、16・・
・・・・位相反転器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1の映像信号を中高域強調回路を介して、中高域
    周波数帯が強調された第2の映像信号を作成するととも
    に、高域沢波器を介して前記第1の映像信号の中高域成
    分を取り出し、この中高域成分の映像信号を振巾制限器
    と前記第1の映像信号の最高周波数近辺の成分を減衰さ
    せる高域減衰器を介して第3の映像信号を作成し、その
    第3の映像信号を前記第2の映像信号に逆位相に加算し
    、第1の映像信号より雑音を除去することを特徴とする
    映像信号の雑音除去方式。
JP50086867A 1975-07-15 1975-07-15 エイゾウシンゴウノザツオンジヨキヨホウシキ Expired JPS5810904B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50086867A JPS5810904B2 (ja) 1975-07-15 1975-07-15 エイゾウシンゴウノザツオンジヨキヨホウシキ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50086867A JPS5810904B2 (ja) 1975-07-15 1975-07-15 エイゾウシンゴウノザツオンジヨキヨホウシキ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5210617A JPS5210617A (en) 1977-01-27
JPS5810904B2 true JPS5810904B2 (ja) 1983-02-28

Family

ID=13898758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50086867A Expired JPS5810904B2 (ja) 1975-07-15 1975-07-15 エイゾウシンゴウノザツオンジヨキヨホウシキ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5810904B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5427868Y2 (ja) * 1972-08-31 1979-09-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5210617A (en) 1977-01-27

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