JPS58108603A - 電波吸収体及びその製造方法 - Google Patents

電波吸収体及びその製造方法

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JPS58108603A
JPS58108603A JP20117781A JP20117781A JPS58108603A JP S58108603 A JPS58108603 A JP S58108603A JP 20117781 A JP20117781 A JP 20117781A JP 20117781 A JP20117781 A JP 20117781A JP S58108603 A JPS58108603 A JP S58108603A
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radio wave
wave absorber
carbon fiber
concrete
present
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清水 康敬
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電波吸収体に係る。更に詳しくは、カーボンフ
ァイバを含有するコンクリートから成る電波吸収体及び
その製造方法に係る。
近年、ビルディング箋建造物に起因するテレビゴースト
障害が太きガ社会問題になっている。特に、優ねた建造
物構造材であるコンクリートは電波吸収特性が極めて悪
いため、コンクリート壁面を有する建造物は電波障害の
原因となることが多い。
この電波障害に対する対策の1つとして、到来した電波
を吸収し反射電波を生じることの少ない電波吸収板を建
造物壁面に設けるという方法がある。電波吸収板材料と
して、従来、カーボン含有発泡ゼリスチロール、カーボ
ン含有ゴム、フェライト粉末含有ゴム、フェライトタイ
ル等が用いられている。これら従来の吸収板は、電波吸
収%曲に優れてはいるものの、強度が弱く建造物の構造
材としては利用できない。
本発明の目的は、電波吸収特性に優れた建造物構造材を
提供することである。
本発明の電波吸収体は、カーボンファイバを含有するコ
ンクリートから成ることを特徴とする。
カーボンファイバの含有率は、製品の厚み、所望とする
電波吸収特性、製品の使用目的、設置場所管種々の要因
によって広範囲に選択できるが、通常製品コンクリート
に対して0.5及至15容量チが好ましい。カーボンフ
ァイバ含有量が0.5容量チ未満であると本発明の目的
とする光分な電波吸収特性が得難く、又、カーボンファ
イバ含有量が15芥量チを超えると電波吸収特性けあ唸
り向上しないにも拘らず製造コストが高くなり好ましく
ない。
本発明で使用するカーボンファイバとしては、通常の炭
素繊維でよく、例えば、厭維得5〜30μ、繊維長03
〜15龍のものが1史用できる。
本発明のコンクリートは、通常使われるもので化させて
得られるものである。本発明にいうコンクリートは、通
常のコンクリートの他にモルタル、軽量コンクリート等
も包含するものである。
本発明の電波吸収体は、通常のコンクリート製造と同様
に製造できる。その際、カーボンファイバは硬化前の任
意の段階で、硬化後の製品が0.5乃至工5容量チのカ
ーボンファイバを含有するように均一に混合する。即ち
、カーボンファイバは、最初にセメントと混合してもよ
いし、セメント、水及び細骨材、或いはセメント、水、
細骨材及び粗骨材と同時に混合してもよい。
セメント、水、細骨材等の混合割合は通常のコンクリー
トと同様に変えることができる1、又、通常補強材とし
て用いられるスチールファイバ等ヲ混合することもでき
る。
本発明のコンクリート電波吸収体は、カーボンファイバ
の含有率、含水率等により異なる波長で最大吸収を示す
又、本発明の吸収体の厚みは、吸収すべき電波の波長(
λ)に依存し、λの0.03倍及至O11倍で好ましい
結果を馬える。従って本発明の電波吸収体は、吸収すべ
き電波の波長に対して、そのカーボンファイバ含有率及
び厚みを上記範囲から選択して設計することが好ましい
。又、後述の実施例に示すように、本発明の吸収体は鋭
い周波数特性を示すので、異なる周波数特性を示す吸収
体を2層又はそれ以上の多層構造とし、広域周波数特性
を有する吸収体を製造することも可能である。
本発明の電波吸収体は広範囲の波長の電波に対して有効
であるが、特にテレビ波即ちVHF″、UHF帝の電波
に対して有効である。
本発明の電波吸収体はコンクリート製であるため強度が
強い(例えば、圧綱強度は約220〜a 2 oKy−
t/−)ので建造物の構造材として有利に使用できる。
例えば、ビルディングの壁用のパネルとしても用いられ
、又、高架橋桁等の場合には現場で製造して用いること
もできる。
以下、実IJiQ Yillを参照して不発明を詳述す
る。同、誘電材側の特性を表わすには、複素比誘電率1
r(−εr’−jar“)が適していることが知られて
おり、以下の実施例でもこれによ−っだ。
波吸収体として使用できる。
実施例1 秩父セメント(4旬製セメント90oy−1呉羽化学工
業■製カーボンファイバ(平均繊維径18μ、平均繊維
長0.7+nm)122.31iL、水6 Q Q e
e及び砂1290fI−を混練し、本発明のモルタル原
料を得た。
このモルタルの電波的n特性を第1図に示す真鍮製同軸
導波管を用いて測定した。第1図に示す導波管に於いて
、1は供試コンクリート、2は真鍮板である。tは供試
体の長さでコンクリートパネルの厚さに相当する(t=
10crn)。
上述の如き組成を有するモルタルを上記導波管に充填し
7硬化後よ〈乾燥り、て水分の影響を々くしてから電波
的特性を測定した。得られた結果は、&r’−1,9,
5、a r ’ = 7.0であった。
実施ψ112及び3 セメント、カーボンファイバ、砂及び水の量を第1表に
示し、たよりに変えて、実施例1と同様にモルタルを製
造した。
電波的特性の測定結果を第1表に示した。
比較し111 比較としてカーボンファイバを混合しないで実施例1と
同様に剰遺したモルタルパネルについての電波的特性を
第1表に示した。
第  1  表 カーボンファイバを充填したものは、6r# において
顕著な差を示した3、 実施例4 カーボンファイバを3&&t%含有する本発明のコンク
リ・−ドパネル(厚でlOLM)長さ50口、幅50 
cnt )の反射損周波数特上Lヲ検討した。結果を第
2図に示した。図から明らかなように、カーボンファイ
バ含有率3容量係、厚さ10副のパネルは170MHz
に鋭い電波吸収特性を示した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電波吸収体の電波吸収特性1・・・・
・・コンクリート供試体、2・・・・・・金属板。 代理人  川   日  義  耳1 第1図 第2図 f (MHz)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  0.5/’5至15容量チのカーボンファイ
    バを含有するコンクリート電波吸収体。
  2. (2)吸収すべき電波の波長の0.03倍乃至0.1倍
    の厚みを有することを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項に記載の電波吸収体。
  3. (3)  !!!品が0,5乃至15容量チのカーボン
    ファイバを含有するように、カーボンファイバを少なく
    ともセメント及び細骨材からなるコンクリート原料に混
    合することを特徴とする電波吸収体の製造方法。
  4. (4)カーボンファイバをセメント、細骨材、粗骨材か
    らなるコンクリート原料に混合することを特徴とする特
    許請求の範囲第(3)項に記載の方法。
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