JPS5810675B2 - スクラツプ予熱装置 - Google Patents
スクラツプ予熱装置Info
- Publication number
- JPS5810675B2 JPS5810675B2 JP13707480A JP13707480A JPS5810675B2 JP S5810675 B2 JPS5810675 B2 JP S5810675B2 JP 13707480 A JP13707480 A JP 13707480A JP 13707480 A JP13707480 A JP 13707480A JP S5810675 B2 JPS5810675 B2 JP S5810675B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scrap
- preheating
- preheating furnace
- furnace
- discharged
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
- Furnace Details (AREA)
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気炉の排ガスその他の高温ガスによるスクラ
ップの予熱装置に関するものである。
ップの予熱装置に関するものである。
従来、種種のスクラップ予熱装置が提案されているがそ
のほとんどがスクラップバッグそのものが予熱炉を兼ね
ており従来使用のスクラップバッグを使用しないか、使
用した場合には予熱炉を定置して、スクラップバッグに
原料スクラップを投入、排出している。
のほとんどがスクラップバッグそのものが予熱炉を兼ね
ており従来使用のスクラップバッグを使用しないか、使
用した場合には予熱炉を定置して、スクラップバッグに
原料スクラップを投入、排出している。
そのため、前者においては予熱炉移動のための天井フレ
インなどに多額の費用がかかり、後者においてはスクラ
ップ投入時の衝撃に耐えるため頑丈な底部構造の予熱炉
が必要となるのみならず、故障を起こし易い欠点があっ
た。
インなどに多額の費用がかかり、後者においてはスクラ
ップ投入時の衝撃に耐えるため頑丈な底部構造の予熱炉
が必要となるのみならず、故障を起こし易い欠点があっ
た。
またスクラップ排出の際に予熱中に堆積した相当量の粉
塵、ヒユーム、有害ガスがスクラップに同伴して、これ
らが外部に洩れて作業環境を悪くしていた。
塵、ヒユーム、有害ガスがスクラップに同伴して、これ
らが外部に洩れて作業環境を悪くしていた。
これらの事情を考慮に入れて、本発明の目的とするとこ
ろは比較的安価で、安全で、しかも粉塵、ヒユーム、有
害ガスなどを作業環境に排出しないスクラップ予熱装置
を提供することにある。
ろは比較的安価で、安全で、しかも粉塵、ヒユーム、有
害ガスなどを作業環境に排出しないスクラップ予熱装置
を提供することにある。
この目的を達成するため、本発明のスクラップ予熱装置
では、予熱炉とスクラップバッグを分離し独立した機能
を持たせ、スクラップバッグは冷スクラップを予熱炉に
装入するためと予熱された温スクラップを電気炉に装入
するためのみの設備として使用し、その吊重量を減らし
、予熱炉は予熱専門に使用するが、固定式でなく地上移
動式としてスクラップ投入時の衝撃を地面で受けさせる
ことにして設備費と補修費の低減と安全性の向上を図り
、また予熱炉の下部から予熱完了スクラップを排出する
際、予熱炉を通して予熱ガス出口へ、予熱完了スクラッ
プに同伴される粉塵、ヒユーム。
では、予熱炉とスクラップバッグを分離し独立した機能
を持たせ、スクラップバッグは冷スクラップを予熱炉に
装入するためと予熱された温スクラップを電気炉に装入
するためのみの設備として使用し、その吊重量を減らし
、予熱炉は予熱専門に使用するが、固定式でなく地上移
動式としてスクラップ投入時の衝撃を地面で受けさせる
ことにして設備費と補修費の低減と安全性の向上を図り
、また予熱炉の下部から予熱完了スクラップを排出する
際、予熱炉を通して予熱ガス出口へ、予熱完了スクラッ
プに同伴される粉塵、ヒユーム。
有害ガスを吸引除去することにより作業環境の汚染を防
いだ。
いだ。
以下図面に示した実施例についてさらに詳しく説明する
。
。
第１図は予熱位置Ａにおける予熱装置の平面図、第２図
はスクラップ排出位置Ｂにおける予熱装置の正面図（１
部所面図）、第３図はスクラップ投入位置Ｃにおける説
明用正面図、第４図は予熱位置Ａ、スクラップ排出位置
Ｂ、スクラップ投入位置Ｃの配置の１例を示す平面図で
ある。
はスクラップ排出位置Ｂにおける予熱装置の正面図（１
部所面図）、第３図はスクラップ投入位置Ｃにおける説
明用正面図、第４図は予熱位置Ａ、スクラップ排出位置
Ｂ、スクラップ投入位置Ｃの配置の１例を示す平面図で
ある。
予熱装置は予熱炉用１．予熱炉蓋２から成る予熱炉と地
上移動装置である。
上移動装置である。
台車３．レール４から成っており、額縁のように中央に
孔の開いた台車３には流体シリンダーまたは上下動機械
装置により予熱炉を上下できるリフター５が固着してい
る。
孔の開いた台車３には流体シリンダーまたは上下動機械
装置により予熱炉を上下できるリフター５が固着してい
る。
胴１には下部にピン継手により開閉できる２枚の半円形
の底扉６がついており、扉が閉まった際に胴下部の気密
が保てるようになっている。
の底扉６がついており、扉が閉まった際に胴下部の気密
が保てるようになっている。
底扉としては公知のオレンジピール型またはクラムシェ
ル型のものが用い得ることは言うまでもない。
ル型のものが用い得ることは言うまでもない。
また胴１の下部には予熱炉入口ガスノズル７がついてお
り、この′ズル７は運転時には伸縮着脱機構８ａを介し
て電気炉からの予熱ガス導管８に絡かれている。
り、この′ズル７は運転時には伸縮着脱機構８ａを介し
て電気炉からの予熱ガス導管８に絡かれている。
この予熱ガス導管８にはバターフライ弁（図示せず）が
着いており、予熱期間以外は予熱ガスの流れを止め、予
熱炉のバイパスなどの別の配管（］示せず）に流せるよ
うになっている。
着いており、予熱期間以外は予熱ガスの流れを止め、予
熱炉のバイパスなどの別の配管（］示せず）に流せるよ
うになっている。
さらに胴上部には２個の昇降用治具９が固着しており、
リフクー５により予熱炉全体が台車３の中央部の孔をと
おして上下できるようになっている。
リフクー５により予熱炉全体が台車３の中央部の孔をと
おして上下できるようになっている。
取外し可能な予熱炉蓋２には上部に予熱炉出］ガスノズ
ル１０が着いており、このノズル１０は伸縮着脱機構１
１ａを介して導管１１に絡かり、図示しないが予熱炉を
出た排ガスがアフターバーナー、冷却器、除塵器などを
順次経由し、屋外へ排出されるようになっている。
ル１０が着いており、このノズル１０は伸縮着脱機構１
１ａを介して導管１１に絡かり、図示しないが予熱炉を
出た排ガスがアフターバーナー、冷却器、除塵器などを
順次経由し、屋外へ排出されるようになっている。
導管１１は予熱炉不使用時にはバターフライ弁（図示せ
ず）により閉止される。
ず）により閉止される。
１２はスクラップ投入用スクラップバッグ、１３はスク
ラップ排出用スクラップバッグで、フレインにより移動
し、その底扉が開閉せられ、前者ま冷スクラップを予熱
炉に投入し、後者は予熱炉から排出された予熱後スクラ
ップを電気炉に装入するために用いられる。
ラップ排出用スクラップバッグで、フレインにより移動
し、その底扉が開閉せられ、前者ま冷スクラップを予熱
炉に投入し、後者は予熱炉から排出された予熱後スクラ
ップを電気炉に装入するために用いられる。
さてこの実施例の予熱装置の運転は次のように行われる
。
。
第４図Ａ位置において、底扉６を閉めたまま、第１図に
示すようにノズル７から高温の電気炉排ガスを入れ、ノ
ズル１０から予熱後排ガスを排出して予熱を行い、予熱
が完了すると、伸縮着脱機構８ａと導管８、伸縮着脱機
構１１ａと導管１１、との連結部を外し、予熱炉をレー
ル４上を移動させＢ位置に運ぶ。
示すようにノズル７から高温の電気炉排ガスを入れ、ノ
ズル１０から予熱後排ガスを排出して予熱を行い、予熱
が完了すると、伸縮着脱機構８ａと導管８、伸縮着脱機
構１１ａと導管１１、との連結部を外し、予熱炉をレー
ル４上を移動させＢ位置に運ぶ。
ここでノズル１０は連室集塵または他の集塵設備の導管
１４に連絡され、第２図に示すように底扉６が開き予熱
完了したスクラップはピット１５内のスクラップバッグ
１３内に排出される。
１４に連絡され、第２図に示すように底扉６が開き予熱
完了したスクラップはピット１５内のスクラップバッグ
１３内に排出される。
この際予熱中に堆積した相当量の粉塵、ヒユーム、有害
ガスを導管１４をとおして連室集塵またはその他の集塵
設備により吸引し連室外に除去する。
ガスを導管１４をとおして連室集塵またはその他の集塵
設備により吸引し連室外に除去する。
スクラップの排出が終れば底扉６は閉じられノズル１０
と導管１４との連結部が外され、蓋２が取外された後予
熱炉はレール４上をＣ位置に移動し、第３図に示すよう
に予熱炉がりフタ−５によりプラットフォーム１６上に
降ろされ底扉がプラットフォーム１６で支えられた後、
スクラップバッグ１２から冷スクラップが投入される。
と導管１４との連結部が外され、蓋２が取外された後予
熱炉はレール４上をＣ位置に移動し、第３図に示すよう
に予熱炉がりフタ−５によりプラットフォーム１６上に
降ろされ底扉がプラットフォーム１６で支えられた後、
スクラップバッグ１２から冷スクラップが投入される。
投入が終った予熱炉はりフタ−５により持上げられ、レ
ール４上を移動してＡ位置に戻り、蓋２を装着しノズル
１０と伸縮着脱機構１１ａ、ノズル７と伸縮着脱機構８
ａ、とが連結され、電気炉排ガスが導入されて冷スクラ
ップの予熱が始まる。
ール４上を移動してＡ位置に戻り、蓋２を装着しノズル
１０と伸縮着脱機構１１ａ、ノズル７と伸縮着脱機構８
ａ、とが連結され、電気炉排ガスが導入されて冷スクラ
ップの予熱が始まる。
本発明は上記のような構成になっているからスクラップ
を予熱炉に投入する際の衝撃を、プラットフォーム１６
で受けることが可能で、そのため予熱炉の設備費、補修
費を減らすことができ、安全性を向上し、スクラップバ
ッグ１２，１３と予熱炉蓋２のみをフレインで運搬する
ことによりフレインの吊型量、したがって設備費を減ら
し、また予熱完了スクラップ排出の際に同伴される粉塵
。
を予熱炉に投入する際の衝撃を、プラットフォーム１６
で受けることが可能で、そのため予熱炉の設備費、補修
費を減らすことができ、安全性を向上し、スクラップバ
ッグ１２，１３と予熱炉蓋２のみをフレインで運搬する
ことによりフレインの吊型量、したがって設備費を減ら
し、また予熱完了スクラップ排出の際に同伴される粉塵
。
ヒユーム、有害ガスを集塵装置で吸引除去することによ
り作業環境を清潔に保つ効果があるが、そのほか、スク
ラップ中の粉塵の減少による電気炉の電力原単位の向上
、加熱され強度の劣化した重量物の空中移動を減らした
ことこよる安全性の向上、予熱完了スクラップ用スクラ
ップバッグを高温のもとにさらす時間の減少による該ス
クラップバッグの強度と耐久性の増加などの効果がある
。
り作業環境を清潔に保つ効果があるが、そのほか、スク
ラップ中の粉塵の減少による電気炉の電力原単位の向上
、加熱され強度の劣化した重量物の空中移動を減らした
ことこよる安全性の向上、予熱完了スクラップ用スクラ
ップバッグを高温のもとにさらす時間の減少による該ス
クラップバッグの強度と耐久性の増加などの効果がある
。
第１図は予熱位置Ａにおける予熱装置の平面図、第２図
はスクラップ排出位置Ｂにおける正面図（１部所面図）
、第３図はスクラップ投入位置Ｃ１における説明用正面
図、第４図は予熱位置Ａ１排出位置Ｂ１投入位置Ｃの配
置を示す平面図である。 １・・・・・・予熱炉用、２・・・・・・予熱炉蓋、３
・・・・・・台車。 ４・・・・・・レール、５・・・・・・リフター、６・
・・・・・底扉、７・・・・・・入口ガスノズル、９・
・・・・・昇降用治具、１０・・・・・・出口ガスノズ
ル、１２・・・・・・スクラップ投入用スクラップバッ
グ、１３・・・・・・スクラップ排出用スクラップバッ
グ、１４・・・・・・連室集塵設備導管、１５・・・・
・・ピット、１６・・・・・・プラットフォーム。
はスクラップ排出位置Ｂにおける正面図（１部所面図）
、第３図はスクラップ投入位置Ｃ１における説明用正面
図、第４図は予熱位置Ａ１排出位置Ｂ１投入位置Ｃの配
置を示す平面図である。 １・・・・・・予熱炉用、２・・・・・・予熱炉蓋、３
・・・・・・台車。 ４・・・・・・レール、５・・・・・・リフター、６・
・・・・・底扉、７・・・・・・入口ガスノズル、９・
・・・・・昇降用治具、１０・・・・・・出口ガスノズ
ル、１２・・・・・・スクラップ投入用スクラップバッ
グ、１３・・・・・・スクラップ排出用スクラップバッ
グ、１４・・・・・・連室集塵設備導管、１５・・・・
・・ピット、１６・・・・・・プラットフォーム。
Claims (1)
- １ 高温ガスでスクラップを予熱する予熱炉が、予熱位
置、スクラップ排出位置、スクラップ投入位置に、地上
移動装置により移動可能で、予熱位置では、高温ガスが
予熱炉を通過するように配管の連絡が可能でニスクラッ
プ排出位置には、予熱炉の直下に排出スクラップを受入
れるスクラップバッグを氷量するためのピットが設けて
あり；スクラップ投入位置には、予熱炉の底扉を支承す
るプラットフォームが設置されており：かつ、予熱完了
スクラップ排出時に連室集塵または他の集塵設備により
排出スクラップに同伴する粉塵、ヒユーム、有害ガスが
吸引除去されることを特徴とするスクラップ予熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13707480A JPS5810675B2 (ja) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | スクラツプ予熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13707480A JPS5810675B2 (ja) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | スクラツプ予熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5760184A JPS5760184A (en) | 1982-04-10 |
| JPS5810675B2 true JPS5810675B2 (ja) | 1983-02-26 |
Family
ID=15190288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13707480A Expired JPS5810675B2 (ja) | 1980-09-30 | 1980-09-30 | スクラツプ予熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5810675B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59117366U (ja) * | 1983-01-26 | 1984-08-08 | 岩井 英人 | 釣糸 |
| WO1996032616A1 (en) * | 1995-04-14 | 1996-10-17 | Nippon Steel Corporation | Preheater for arc furnaces |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59132098U (ja) * | 1983-02-24 | 1984-09-04 | 石川島播磨重工業株式会社 | 電気炉の原料装入装置 |
| JP2662894B2 (ja) * | 1989-05-02 | 1997-10-15 | 株式会社ナブコ | ユニットブレーキ装置 |
-
1980
- 1980-09-30 JP JP13707480A patent/JPS5810675B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59117366U (ja) * | 1983-01-26 | 1984-08-08 | 岩井 英人 | 釣糸 |
| WO1996032616A1 (en) * | 1995-04-14 | 1996-10-17 | Nippon Steel Corporation | Preheater for arc furnaces |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5760184A (en) | 1982-04-10 |
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