JPS581061B2 - スイサイセイゾウソウチ - Google Patents
スイサイセイゾウソウチInfo
- Publication number
- JPS581061B2 JPS581061B2 JP10377675A JP10377675A JPS581061B2 JP S581061 B2 JPS581061 B2 JP S581061B2 JP 10377675 A JP10377675 A JP 10377675A JP 10377675 A JP10377675 A JP 10377675A JP S581061 B2 JPS581061 B2 JP S581061B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slag
- water
- water supply
- flow rate
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Glanulating (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水滓製造装置の改良に係り、特に造滓用注水量
を高炉滓の出滓量に応じて自動調節できるようにした水
滓製造装置に関する。
を高炉滓の出滓量に応じて自動調節できるようにした水
滓製造装置に関する。
高炉から副産物として取出される鉱滓はドライビットで
造塊後、破砕処理するか、あるいは水滓として処理し、
セメント原料等に利用される。
造塊後、破砕処理するか、あるいは水滓として処理し、
セメント原料等に利用される。
高炉設備は近年大型化、高性能化が進み、出銑量は大幅
に増大しているが、これに伴って鉱滓量も著しく多くな
った。
に増大しているが、これに伴って鉱滓量も著しく多くな
った。
例えば最近の大型高炉による出銑量は6,000〜10
,OO0トン/日(出銑回数約12回)程度であり、出
滓量は2,000〜3,000トン/日に達する。
,OO0トン/日(出銑回数約12回)程度であり、出
滓量は2,000〜3,000トン/日に達する。
この溶滓の水滓処理には2,000〜4,500m3/
日もの給水量(消費量)を必要とする。
日もの給水量(消費量)を必要とする。
これは1分間当り20〜35m3の注水を必要とするこ
とを意味し、溶滓処理を安全かつ確実に行なうことは高
炉操業上きわめて重要なポイントである。
とを意味し、溶滓処理を安全かつ確実に行なうことは高
炉操業上きわめて重要なポイントである。
従来、水滓製造に際しては作業員が出滓樋附近で出滓状
況を監視し、手動操作により注水量を調節したり、鉱滓
をドライピットへバイパスさせる等の作業を行なってい
た。
況を監視し、手動操作により注水量を調節したり、鉱滓
をドライピットへバイパスさせる等の作業を行なってい
た。
しかしながら、このような方法では高温度、粉塵、ヒュ
ーム等の作業環境の悪い場所での作業のため労務上問題
があり、また、出滓量が適確に測定されないため製品の
品質向上がむずかしい上、不要注水を行なわざるを得ず
(注水過少の場合は爆発事故を生ずるおそれがあるので
)、多量の水が無駄になる等の不都合があった。
ーム等の作業環境の悪い場所での作業のため労務上問題
があり、また、出滓量が適確に測定されないため製品の
品質向上がむずかしい上、不要注水を行なわざるを得ず
(注水過少の場合は爆発事故を生ずるおそれがあるので
)、多量の水が無駄になる等の不都合があった。
本発明はこのような不都合のない新規かつ有用な水滓製
造装置を提供しようとするものである。
造装置を提供しようとするものである。
図面に示す実施例につき本発明の詳細を説明すると、高
炉1の出銑(出滓)口2から出滓された溶滓は溶銑大樋
3、溶滓樋4を径で注水部5に導かれる。
炉1の出銑(出滓)口2から出滓された溶滓は溶銑大樋
3、溶滓樋4を径で注水部5に導かれる。
ここで給水装置の一部を成す注水ノズルから注水されて
水滓となり、水滓樋6を通って水滓槽Iに達する。
水滓となり、水滓樋6を通って水滓槽Iに達する。
8と9は給水装置を構成する貯水槽および給水ポンプで
ある。
ある。
この給水ポンプ9の吸上側には流量調節弁10が設けら
れており、この開閉によって前記注水ノズルからの注水
量は調節される。
れており、この開閉によって前記注水ノズルからの注水
量は調節される。
水滓樋6の下側には重量検出器11が設けられており、
その出力はこの検出器11と共に計量装置を成す重量演
算器12に導かれ、鉱滓と注水の重量が測定される。
その出力はこの検出器11と共に計量装置を成す重量演
算器12に導かれ、鉱滓と注水の重量が測定される。
なお、この測定値には溶滓樋4等の重量も含まれている
が、その重量は一定であって予め知られており、また、
注水量は流量測定器13によって測定されていて、給水
温度はほぼ一定のため給水容積は重量に比例するから、
これらを減算することにより重量演算器12の出力には
出滓量に応じた信号が表われる。
が、その重量は一定であって予め知られており、また、
注水量は流量測定器13によって測定されていて、給水
温度はほぼ一定のため給水容積は重量に比例するから、
これらを減算することにより重量演算器12の出力には
出滓量に応じた信号が表われる。
この信号は比率演算器14に導かれ、出滓量に比例した
必要注水量に換算される。
必要注水量に換算される。
この必要注水量設定値信号は給水配管15を流れる実給
水量を示す流量測定器13からの信号と共に流量調節計
16に導かれ、同時に流量警報器17に導かれる。
水量を示す流量測定器13からの信号と共に流量調節計
16に導かれ、同時に流量警報器17に導かれる。
流量調節計16では両入力信号が常時一定値となるよう
流量調節弁10を制御する。
流量調節弁10を制御する。
また、必要給水量(比率演算器14の出力)と測定給水
量(流量測定器13の出力)の偏差が操業安全上の限界
値をこえる場合には流量警報器17が作動して緊急警報
を発すると共に必要に応じて溶滓樋の切換えが自動的に
行なわれる。
量(流量測定器13の出力)の偏差が操業安全上の限界
値をこえる場合には流量警報器17が作動して緊急警報
を発すると共に必要に応じて溶滓樋の切換えが自動的に
行なわれる。
なお、重量検出器11の取付位置は水滓樋6に限定され
るものではなく、溶滓樋4の一部を分割してこれに取付
けるようにしてもよい。
るものではなく、溶滓樋4の一部を分割してこれに取付
けるようにしてもよい。
上述の如く本発明装置においては注水量が出滓量と常時
一定比率となるよう必要給水量と実給水量とに基いて給
水調節弁を自動的に調節するものであるから品質のよい
水滓を得ることができ、不要給水による無駄あるいは過
少給水による爆発の危険を避けることができる。
一定比率となるよう必要給水量と実給水量とに基いて給
水調節弁を自動的に調節するものであるから品質のよい
水滓を得ることができ、不要給水による無駄あるいは過
少給水による爆発の危険を避けることができる。
また、悪環境下での作業を不要とすることができる等、
実用上の効果は太きい。
実用上の効果は太きい。
図面は本発明装置の要部を示す概略説明図である。
1……高炉、5……注水部、6……水滓樋、8……貯水
槽、9……給水ポンプ、10……流量調節弁、11……
重量検出器、13……流量測定器、14……比率演算器
、16……流量調節計、17……流量警報器。
槽、9……給水ポンプ、10……流量調節弁、11……
重量検出器、13……流量測定器、14……比率演算器
、16……流量調節計、17……流量警報器。
Claims (1)
- 1 高炉より取出された溶滓の量を計量する計量装置と
、前記溶滓に注水するための給水調節弁を有する給水装
置と、前記計量装置の出力に基いて必要注水量を演算す
る比率演算器と、前記給水装置から給水される流量に応
じた出力を生ずる流量測定器と、この流量測定器および
前記比率演算器からの信号に応動し、これらの信号値が
一定値となるよう給水調節弁を作動させる流量調節計と
を備えることを特徴とする水滓製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10377675A JPS581061B2 (ja) | 1975-08-27 | 1975-08-27 | スイサイセイゾウソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10377675A JPS581061B2 (ja) | 1975-08-27 | 1975-08-27 | スイサイセイゾウソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5227419A JPS5227419A (en) | 1977-03-01 |
JPS581061B2 true JPS581061B2 (ja) | 1983-01-10 |
Family
ID=14362832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10377675A Expired JPS581061B2 (ja) | 1975-08-27 | 1975-08-27 | スイサイセイゾウソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581061B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58166562U (ja) * | 1982-04-26 | 1983-11-07 | 越原 淳雄 | 昇降機の安全装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5924738U (ja) * | 1982-08-09 | 1984-02-16 | 石川島播磨重工業株式会社 | 水砕設備におけるスラグ流量検出装置 |
JPS61138524A (ja) * | 1984-12-10 | 1986-06-26 | Kawasaki Steel Corp | 高炉溶滓の水砕装置 |
JPS63222052A (ja) * | 1987-03-11 | 1988-09-14 | 株式会社 鉄原 | 水砕スラグの製造方法及びその装置 |
-
1975
- 1975-08-27 JP JP10377675A patent/JPS581061B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58166562U (ja) * | 1982-04-26 | 1983-11-07 | 越原 淳雄 | 昇降機の安全装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5227419A (en) | 1977-03-01 |
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