JPS58105955A - 有機スルホン酸タリウム(3)の合成法 - Google Patents
有機スルホン酸タリウム(3)の合成法Info
- Publication number
- JPS58105955A JPS58105955A JP20343581A JP20343581A JPS58105955A JP S58105955 A JPS58105955 A JP S58105955A JP 20343581 A JP20343581 A JP 20343581A JP 20343581 A JP20343581 A JP 20343581A JP S58105955 A JPS58105955 A JP S58105955A
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- JP
- Japan
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- thallium
- sulfonic acid
- organic sulfonic
- acetate
- iii
- Prior art date
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- Pending
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は独得の酸化試薬および特殊なその他試薬である
タリウム儂)塩、就中、有機スルホン酸タリウム(1)
の合成法に関するものである。
タリウム儂)塩、就中、有機スルホン酸タリウム(1)
の合成法に関するものである。
タリウム儂)塩、例えば硝酸塩、硫酸塩、酢酸塩、トリ
フルオロ酢酸塩および過塩素酸塩は特異な酸化剤および
その他試薬として有用な化合物である。
フルオロ酢酸塩および過塩素酸塩は特異な酸化剤および
その他試薬として有用な化合物である。
有機スルホン酸タリウム(1)も同様に有効なものであ
るが、上記例のタリウム(1)塩のように一般的ではな
く、殆ど使用されていない。この理由は定かではないが
有機スルホン酸タリウム儂)の合成が容易でないことに
よると思われる。すなわち、上記例のタリウム(II)
塩は酸化第2タリウムに酸を作用させることにより、容
易に合成されるが、有機スルホ/酸の場合は、同様な方
法では、反応が異常に遅くしかもタリウム(1)の副生
が多いなどの問題がある。
るが、上記例のタリウム(1)塩のように一般的ではな
く、殆ど使用されていない。この理由は定かではないが
有機スルホン酸タリウム儂)の合成が容易でないことに
よると思われる。すなわち、上記例のタリウム(II)
塩は酸化第2タリウムに酸を作用させることにより、容
易に合成されるが、有機スルホ/酸の場合は、同様な方
法では、反応が異常に遅くしかもタリウム(1)の副生
が多いなどの問題がある。
本発明者は有機スルホン酸タリウム(1)を容易かつす
みやかに合成する方法を研究する過程で、酢酸タリウム
の酢酸が有機スルホン酸で容易に置き換ることを見出し
、種々の検討を行って本発明を完成した。
みやかに合成する方法を研究する過程で、酢酸タリウム
の酢酸が有機スルホン酸で容易に置き換ることを見出し
、種々の検討を行って本発明を完成した。
すなわち、本発明の方法は酢酸タリウム<1)およびタ
リウム(2))に対して当′Ji′あるいは少過剰の有
機スルホン酸を混合し、必要ならば適当な溶媒に溶解し
、加熱してまたは加熱せずに反応させるものである。
リウム(2))に対して当′Ji′あるいは少過剰の有
機スルホン酸を混合し、必要ならば適当な溶媒に溶解し
、加熱してまたは加熱せずに反応させるものである。
さらに詳しく説明する。
有機スルホン酸は例えばメタンスルホン酸およびエタン
スルホン酸などの脂肪族スルホン酸、ヘンゼンスルホン
酸、トルエンスルホン酸お↓びナフタレンスルホン酸な
どの芳香族スルホン酸、そノ他アラルキルスルホン酸お
よび脂環状スルホン酸などである。これらスルホ/酸の
使用量は前記したようにタリウムに対して当量ないし少
過剰であることが好ましい。当量以下では得られるタリ
ウム(■)塩がスルホン酸塩と酢酸塩の混合物になる。
スルホン酸などの脂肪族スルホン酸、ヘンゼンスルホン
酸、トルエンスルホン酸お↓びナフタレンスルホン酸な
どの芳香族スルホン酸、そノ他アラルキルスルホン酸お
よび脂環状スルホン酸などである。これらスルホ/酸の
使用量は前記したようにタリウムに対して当量ないし少
過剰であることが好ましい。当量以下では得られるタリ
ウム(■)塩がスルホン酸塩と酢酸塩の混合物になる。
大過剰に用いることは不経済であること、過剰分の除去
が一般にあまり容易でないこと、従って結晶化および結
晶板が難しくなることなどで好ましいことではない。
が一般にあまり容易でないこと、従って結晶化および結
晶板が難しくなることなどで好ましいことではない。
結晶状または固体状の酢酸タリウム(1)と室温で液状
(低分子量脂肪族スルホン酸類)または結晶状(芳香族
スルホン酸類)を混合し、溶媒を用いることなく、加熱
・溶融するなどの方法で反応さ?ることも出来るが、反
応操作や後処理などの観点から、適当な溶媒を用いて反
応させる方が一般に好ましい。用いる溶媒は酢酸タリウ
ム(1)および有機スルホン酸と反応せず、この両者を
溶解するものであればよい。なお、反応しても結果とし
てIllスルホン酸タリウム(I)を与える−例えばア
ルコール類は酢酸タリウムの酢酸と反応してエステルに
なるが、目的達成に支障はない−ものであればよい。具
体的には、アルコール、カルボン酸、ニーステルおよび
エーテル等で、低沸のものが好ましい。
(低分子量脂肪族スルホン酸類)または結晶状(芳香族
スルホン酸類)を混合し、溶媒を用いることなく、加熱
・溶融するなどの方法で反応さ?ることも出来るが、反
応操作や後処理などの観点から、適当な溶媒を用いて反
応させる方が一般に好ましい。用いる溶媒は酢酸タリウ
ム(1)および有機スルホン酸と反応せず、この両者を
溶解するものであればよい。なお、反応しても結果とし
てIllスルホン酸タリウム(I)を与える−例えばア
ルコール類は酢酸タリウムの酢酸と反応してエステルに
なるが、目的達成に支障はない−ものであればよい。具
体的には、アルコール、カルボン酸、ニーステルおよび
エーテル等で、低沸のものが好ましい。
酢酸タリウム<110と有機スルホン酸の均−混合番数
は通常反応促進のための加熱を殆ど必要としない。反応
完結のためまたは結晶(tたは固体)取得のため、均一
混合溶液を濃縮するなどして、置換反応で生成した遊離
酢酸を除去する。なお、加熱することは使用溶媒量が削
減出来、蒸発濃縮操作が続けて行えるなどでよいことで
ある。
は通常反応促進のための加熱を殆ど必要としない。反応
完結のためまたは結晶(tたは固体)取得のため、均一
混合溶液を濃縮するなどして、置換反応で生成した遊離
酢酸を除去する。なお、加熱することは使用溶媒量が削
減出来、蒸発濃縮操作が続けて行えるなどでよいことで
ある。
実施例 l
酢酸タリウム(1) 11.457 (3,0mmol
)およびメタンスルホン1jl18.7 f (90
,5m+nol )を酢#!30 rrJに溶解し、つ
づいて水飴状になるまで減圧濃縮した。この濃縮液に約
1011Llのメタノールケ加え、−夜冷蔵本に放置し
た。析出した結晶をろ過し、ろ液を濃縮して再び結晶化
を行った。2回にわたって得られた針状結晶は、五酸化
りん減圧加熱で乾燥して、9.6)(65チ)であった
。元素分析の結果はメタンスルホン酸タリウム(1)と
一致した。
)およびメタンスルホン1jl18.7 f (90
,5m+nol )を酢#!30 rrJに溶解し、つ
づいて水飴状になるまで減圧濃縮した。この濃縮液に約
1011Llのメタノールケ加え、−夜冷蔵本に放置し
た。析出した結晶をろ過し、ろ液を濃縮して再び結晶化
を行った。2回にわたって得られた針状結晶は、五酸化
りん減圧加熱で乾燥して、9.6)(65チ)であった
。元素分析の結果はメタンスルホン酸タリウム(1)と
一致した。
なお、最終ろ液を減圧加熱乾燥して、無定形の固体(粗
メタンスルホン酸タリウム(I))の約3.4tが得ら
れた。
メタンスルホン酸タリウム(I))の約3.4tが得ら
れた。
実施例 2
五酸化りん下、加熱脱水乾燥したP−)ルエンスルホン
酸3.4 f (20mmo+)、同様にして乾燥した
酢酸タリ+7 A (1) 2.54 ・f (6,7
mmol) 、およびエタノールlO−を混合し、ただ
ちに減圧加熱してエタノールを貿去した。残渣を熱メタ
ノールに溶解し、−夜冷蔵本に放置した。ろ過、乾燥し
て得られたP−)ルエンスルホン酸タリウム(■)の無
色i11結晶dto、5y(46% )であった。
酸3.4 f (20mmo+)、同様にして乾燥した
酢酸タリ+7 A (1) 2.54 ・f (6,7
mmol) 、およびエタノールlO−を混合し、ただ
ちに減圧加熱してエタノールを貿去した。残渣を熱メタ
ノールに溶解し、−夜冷蔵本に放置した。ろ過、乾燥し
て得られたP−)ルエンスルホン酸タリウム(■)の無
色i11結晶dto、5y(46% )であった。
実施例 3
乾燥した酢酸タリウム(1) 3.82 f (10a
unol )とエタンスルホンgi16.6 f (6
0mmol )を7ラスコに入れ、減圧Fで、80℃に
1時間カバ熱した。フラスコ底に固着した塊りをメタノ
ールに加熱溶解し、冷蔵庫に放置した。析出した結晶を
ろ過、乾燥して、2.02f(38%)を得た。一方、
酢酸1oydを用いて実施例2のようにして得た1回目
結晶取得量は2.98 f (56チ)であった。
unol )とエタンスルホンgi16.6 f (6
0mmol )を7ラスコに入れ、減圧Fで、80℃に
1時間カバ熱した。フラスコ底に固着した塊りをメタノ
ールに加熱溶解し、冷蔵庫に放置した。析出した結晶を
ろ過、乾燥して、2.02f(38%)を得た。一方、
酢酸1oydを用いて実施例2のようにして得た1回目
結晶取得量は2.98 f (56チ)であった。
実施例 4
P−)ルエンスルホン酸の代すにベンゼンスルホン酸を
3.16 fを用い、エタノールの代りにジオキサンを
用いた以外は実施例2と同様にして、ベンゼンスルホン
酸タリウムQl)3.t2P(691)を得た。
3.16 fを用い、エタノールの代りにジオキサンを
用いた以外は実施例2と同様にして、ベンゼンスルホン
酸タリウムQl)3.t2P(691)を得た。
特許出願人 旭ダウ株式会社
Claims (1)
- 酢酸タリウム(1)の酢酸を有機スルホン酸で置換する
ことを%黴とする有機スルホン酸タリウム(1)の合成
法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20343581A JPS58105955A (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 有機スルホン酸タリウム(3)の合成法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20343581A JPS58105955A (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 有機スルホン酸タリウム(3)の合成法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58105955A true JPS58105955A (ja) | 1983-06-24 |
Family
ID=16474041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20343581A Pending JPS58105955A (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 有機スルホン酸タリウム(3)の合成法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58105955A (ja) |
-
1981
- 1981-12-18 JP JP20343581A patent/JPS58105955A/ja active Pending
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