JPS58104947A - 漆器素地 - Google Patents
漆器素地Info
- Publication number
- JPS58104947A JPS58104947A JP20551581A JP20551581A JPS58104947A JP S58104947 A JPS58104947 A JP S58104947A JP 20551581 A JP20551581 A JP 20551581A JP 20551581 A JP20551581 A JP 20551581A JP S58104947 A JPS58104947 A JP S58104947A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lacquer
- wood
- lacquerware
- wood flour
- volume
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は天然木素地に代わる漆器素地に関する。
天然木素地の漆器は、樹令が60年ないし100年を越
える8木を素材とするので入手が困難で高価となる上に
、わか国と気候風土の異なる外国に輸出された場合、温
度や湿度による割れ、ひずみか発生するという欠点かあ
った。
える8木を素材とするので入手が困難で高価となる上に
、わか国と気候風土の異なる外国に輸出された場合、温
度や湿度による割れ、ひずみか発生するという欠点かあ
った。
この対策として、従来より、熱硬化性合成樹脂約80容
積%と木粉約20容積%の混合物から加熱加圧成型され
た漆器素地が多用されている。しかし、この素地の漆器
は天然木素地のものに比へると、感触に温かさがな(、
塗りが素地から剥は易く、衝撃にも弱いという欠点が°
あった。
積%と木粉約20容積%の混合物から加熱加圧成型され
た漆器素地が多用されている。しかし、この素地の漆器
は天然木素地のものに比へると、感触に温かさがな(、
塗りが素地から剥は易く、衝撃にも弱いという欠点が°
あった。
本発明者は、特願昭54−15622号特許出願で開示
したように、漆、合成樹脂材、木粉等からなる充填材と
布とを交互に積層し、加熱加圧成型する技術を開発して
上記の欠点を解消した。しかし、この技術においては、
成型前に布を型の内面に沿わせで敷く必要があるので、
型の形状かかなり制限されるという問題があった。
したように、漆、合成樹脂材、木粉等からなる充填材と
布とを交互に積層し、加熱加圧成型する技術を開発して
上記の欠点を解消した。しかし、この技術においては、
成型前に布を型の内面に沿わせで敷く必要があるので、
型の形状かかなり制限されるという問題があった。
本発明の目的は、この問題を解決し、古木を使用せずと
も天然木素地に匹敵する性状を有し、安価で、かつ任意
の形状の漆器素地を提供すること “にある。
も天然木素地に匹敵する性状を有し、安価で、かつ任意
の形状の漆器素地を提供すること “にある。
本発明の基本的構成は、漆を20〜40容積チ含有し、
残部が木粉からなる混合物を素材として、任意の形状に
加熱加圧成型した漆器素地である。
残部が木粉からなる混合物を素材として、任意の形状に
加熱加圧成型した漆器素地である。
以下J本発明の詳細な説明する。
本実施例は、木粉に天然漆または合成漆を20〜40容
積係混合した素材を、直圧、射出、ブロー等の適当な成
型機により所望の形状に加熱加圧成型したものである。
積係混合した素材を、直圧、射出、ブロー等の適当な成
型機により所望の形状に加熱加圧成型したものである。
このようにして出来た漆器素地に塗りを施して漆器を完
成する。
成する。
木粉をこのように多量に混合するのは、天然木素地の漆
器と同様の感触を得るためと、木粉が水分および漆をよ
く吸い込む結果、塗りが素−によく馴しみ剥げ難くなる
からである。木粉の粒度は30〜100メツシユが適当
である。木粉が古木のものでなくてもよいことはいうま
でもない。
器と同様の感触を得るためと、木粉が水分および漆をよ
く吸い込む結果、塗りが素−によく馴しみ剥げ難くなる
からである。木粉の粒度は30〜100メツシユが適当
である。木粉が古木のものでなくてもよいことはいうま
でもない。
漆は、加熱によりキノン化されて硬化するので、□
前記木粉を固形化する接着剤として混合されるが、同時
に塗りの馴じみを良くする作用もある。漆の咀が20容
積チ以下では木粉の固形化が困難てあ゛す、40容積係
を越えると経済性が損われる。天然漆はゴム質の成分を
含有しているので、漆器に弾力性を付与して耐衝撃性を
高める。しかし、合成漆はゴム質の成分を含有していな
いので、漆器に耐衝撃性が必要な場合には、素材に、該
素材の容積の10〜50q6の粉末状天然ゴムまたは合
成ゴムを追加し混合する。
に塗りの馴じみを良くする作用もある。漆の咀が20容
積チ以下では木粉の固形化が困難てあ゛す、40容積係
を越えると経済性が損われる。天然漆はゴム質の成分を
含有しているので、漆器に弾力性を付与して耐衝撃性を
高める。しかし、合成漆はゴム質の成分を含有していな
いので、漆器に耐衝撃性が必要な場合には、素材に、該
素材の容積の10〜50q6の粉末状天然ゴムまたは合
成ゴムを追加し混合する。
素材の増量剤および木粉を固形化する接着剤として、粒
状の合成樹脂を混合してもよく、一層安価となる。その
混合量は漆と合わせて20〜40容積チが適当である。
状の合成樹脂を混合してもよく、一層安価となる。その
混合量は漆と合わせて20〜40容積チが適当である。
また、その種類は熱硬化性、可塑性のいずれてもよく、
可塑性の場合には、不要になった素地を粉末状に破砕し
素材として再利用することができる。
可塑性の場合には、不要になった素地を粉末状に破砕し
素材として再利用することができる。
さらに、素材に、該素材の容積の10〜50%の天然繊
維または合成繊維を所定の長さに短く切断して追加し混
合しておくと、繊維が網状に絡み合って漆器の耐衝撃性
を著しく向上し、他方素材は型の所望の形状に従いやす
い。
維または合成繊維を所定の長さに短く切断して追加し混
合しておくと、繊維が網状に絡み合って漆器の耐衝撃性
を著しく向上し、他方素材は型の所望の形状に従いやす
い。
本発明は、上記の構成であるから、次のように勝れた効
果を発揮する。
果を発揮する。
(1) 木粉を多量に混合しているので、天然木素地
の漆器と同様の感触が得られる。
の漆器と同様の感触が得られる。
(2) 多量の木粉が水分と漆をよく吸い込むので、
塗りが素地によく馴しみ剥げ難い。
塗りが素地によく馴しみ剥げ難い。
(3) 素材を構成する物が液状、粉末状であるので
、均質な漆器素地が得られ、漆器の温度や湿度による割
れ、ひずみを防止することができる。
、均質な漆器素地が得られ、漆器の温度や湿度による割
れ、ひずみを防止することができる。
(4) 古木を使用する必要がなく、合成樹脂も少量
でよいので安価に出来る。
でよいので安価に出来る。
(5) 短繊維を使用するので、漆器の耐衝撃性を著
しく向上するとともに、任意の形状に成型される。
しく向上するとともに、任意の形状に成型される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 漆を20〜40容積%含有し、残部が木粉からな
る混合物を素材として、任意の形状に加熱加圧成型した
漆器素地。 2、漆と粒状合成樹脂を合わせて20〜40容積%含有
し、残部が木粉からなる混合物を素材とした特許請求の
範囲第1項記載の漆器素地。 3、 素材に、該素材容積の10〜50%の短繊維を追
加し混合した特許請求の範囲第1項または第2項記載の
漆器素地。 4、素材に、該素材容積の約5%の粉末状ゴムを追加し
混合した特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか
に記載の漆器素地。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20551581A JPS5856585B2 (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 漆器素地 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20551581A JPS5856585B2 (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 漆器素地 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58104947A true JPS58104947A (ja) | 1983-06-22 |
JPS5856585B2 JPS5856585B2 (ja) | 1983-12-15 |
Family
ID=16508141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20551581A Expired JPS5856585B2 (ja) | 1981-12-18 | 1981-12-18 | 漆器素地 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5856585B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0519279U (ja) * | 1991-03-07 | 1993-03-09 | スカイアルミニウム株式会社 | 吊り下げ用把持具 |
JP2007146001A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Sowa Textile Kk | 漆と高強力繊維の複合体 |
JP2007307312A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Okinawa Pref Gov | 漆器製品素材およびその製造法 |
EP2752461A1 (en) * | 2011-08-31 | 2014-07-09 | Tokyo Metropolitan Industrial Technology Research Institute | Material to be molded, manufacturing method for same, and compression-molded article using said material to be molded |
JPWO2013031971A1 (ja) * | 2011-08-31 | 2015-03-23 | 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター | 成形用材料と、これを用いた成形体 |
-
1981
- 1981-12-18 JP JP20551581A patent/JPS5856585B2/ja not_active Expired
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0519279U (ja) * | 1991-03-07 | 1993-03-09 | スカイアルミニウム株式会社 | 吊り下げ用把持具 |
JP2007146001A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Sowa Textile Kk | 漆と高強力繊維の複合体 |
JP2007307312A (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Okinawa Pref Gov | 漆器製品素材およびその製造法 |
EP2752461A1 (en) * | 2011-08-31 | 2014-07-09 | Tokyo Metropolitan Industrial Technology Research Institute | Material to be molded, manufacturing method for same, and compression-molded article using said material to be molded |
JPWO2013031971A1 (ja) * | 2011-08-31 | 2015-03-23 | 地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター | 成形用材料と、これを用いた成形体 |
EP2752461A4 (en) * | 2011-08-31 | 2015-04-01 | Tokyo Metro Ind Tech Res Inst | MOLDING MATERIAL, METHOD FOR MANUFACTURING THE SAME, AND COMPRESSION-MOLDED ARTICLE USING THE MOLDING MATERIAL |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5856585B2 (ja) | 1983-12-15 |
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