JPS58104244A - 杼無織機におけるグリツパバ−を備えた緯糸挿入装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、杼無織機において織布の中まで前進させまた
後退させることのできるグリッパバーを備えた緯糸挿入
装置に関する。

通常、この樟の織機においては、管が備えられ、グリッ
パバーはその後退運動に際して、この管の中に導入され
る。この管は作業員の負傷の危険を防止するだけでなく
、逆にグリッパバーを保護する。

て配置された走行面の上に載っていた。グリッパバーの
案内は、もっばら、一方では駆動機構においてグリッパ
バーのラックの中に係合する駆動ピニオンによって、他
方ではこのピニオンに対向する案内ローラによって、談
た前記駆動部の前または徒にある側面案内ローラによっ
て行われる。これらの側面案内ローラは、グリッパヘッ
ドに当接配置された摺動部材によって支持され、この摺
動部材は杼道の内部を織布に沿って案内される。

急速作動に際して、管の中に自由に配置されたグリッパ
バーの後部があらゆる方向に揺動するに至り、この揺動
は最もよい場合にも前述の走行面によって一方向に限定
される。この様な揺動傾向は走行面の複雑な調整によっ
て僅かにある程度、減少させることができるが、この傾
向を除去することはできない。この揺動は案内要素とグ
リッパバーの摩損をもたらす。更に、杼道中央において
緯糸渡しグリッパから緯糸受はグリッパに緯糸を引渡す
際に失敗が生じる可能性がある。グリッパバーが周期的
に揺動させられるからである。この様な失敗は不確実な
緯糸引渡しをもたらすだけでなく、事情によってはグリ
ッパそのものまたは糸の損傷を生じる。

本発明の根拠にある課題は、最初ｌこ述べた種類の杼無
峨機において、これらの欠点を除き、才たグリッパパー
の案内の改良によって揺動傾向を本質的に低減させて、
正確な緯糸引渡しが保証される様番こするにある。本発
明によれば、管の壁面に沿って摺動する様に当接した案
内面がグリツパノ（−の後端に配置されることによって
前記課題は解決される。望ましくは、案内面は放射方向
支持体によって担持された円筒形リングから成るが、数
個の構成部材を組立てて構成することができる。

これらの放射方向支持体の間の通し孔は作動中に管の内
部に空気流を生じる。また更に、事情によっては、ピス
トン作用によって生じた空気流を利用し、この突気流を
例えば管の開放後端から取出すことが可能である。必要
な場合には、案内面をピストンとして構成することもで
きる。

この様な包囲管の中に詔いてグリッパバーの後端を案内
する方式により、有害な揺動を伴わないでグリッパパー
全体の案内を本質的に改良することができ、これにより
、織布の中心における確実な糸引渡しが保証される。従
来必要であった上述の側面案内ローラの１つを欠落する
ことができ、管の外部に従来より簡単な駆動／案内ブロ
ック構造が可能となるほどに、案内が改良される。案内
面または案内ピストンを備えたグリッパバーを管の内部
にまっすぐ組込むことは容易であり、また上述の内部に
配置される特殊の走行面の欠落の故に、管そのものが簡
単安価になり、このことが更に価格上の利点をもたらす
。

以下本発明の実施例を図面について説明する。

まず第１図と第２図について装置の構造を簡単に説明す
る。グリッパバー２はその前端に、糸引波相クランプ装
置を備えたグリッパヘッド３を担持している。グリッパ
バー２そのものの構造については、靜細は説明しない。

グリッパバー２は同じく図示されない有歯部分を有し、
この有歯部分はグリッパバー２の前進と後退のため駆動
ピニオン４と係合している。グリッパバー２は、このピ
ニオン４とこのピニオンに対向配置されたローラ５とに
よって、またパー２の側面に、ピニオン４の前方に配置
された案内ローラ６によって案内される。駆動ピニオン
４の後方に配置された他の側面案内ローラ６′が鎖線で
示されている。この案内ローラは本発明によって得られ
る利点の故に欠落できるからである。グリッパヘッド３
は案内部材によって織布８に当接し、またそこで通常の
方法で案内される。後退位置においては、グリッパバー
２は管１の中に保護されながら走る。グリッパバー２の
後端に、前記管の断面に対応し管に沿つ。

て滑動する案内部材７、例えばリングが配置されている
。管１の後端は開放されている。

第３図は管１の後部から見られた案内面７を示す。グリ
ッパバー２の断面がダッシュ線で示されている。ネジ１
２による案内面７とグリッパバー２との間の連結は、第
４図において明白である。またこの図においては、グリ
ッパバー２の縦断面においてその駆動用ラック構造が図
示されている。

案内面７は本質的に円筒形リング９から成り、このリン
グ９は例えば摺動性被覆層１１によって被覆されている
。この被覆層により、案内面と管壁内側面との間に一定
の遊隙を調整することは簡単に実施される。この実施例
において、案内リング９は放射方向支持体１０によって
担持され、これらの支持体１０を介してグリッパバー２
との連結が成される。これらの支持体１０の間のスペー
スが、グリッパバー２の前進／後退運動に際して、Ｗｌ
の一方の内部から他方の内部への空気流通を可能とする
。この様な空気流は作動時の冷却に役立つ。

場合により案内面７は、環状フランジ縁を備えた締切り
板、乃至はピストンの様に構成することができ、事情に
よっては送気のために使用することができるが、これに
ついてはこれ以上説明しない。上述の様に本発明の利点
はグリッパバーの本質的に改良された案内方式にあり、
この場合には擾乱的揺動が避けられ、また正確な糸送り
が保証される。効果的な案内基線は、織布に当接したグ
リッパヘッドの摺動部材からグリッパバーの後端の案内
面までのグリッパバーの全長に対応している。これらの
点の中間に従来法と同様に、駆動ピニオンと案内ローラ
とを備えたグリッパバー駆動／案内ブロックが配置され
、上述の様にこれらのローラのうちでその一個が欠落す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はグリッパバーの平面図、第２図は第１図の側面
図、第３図はグリッパバーに備えられた案内リングの端
面図、第４図は第３図の断面図である。 １・・・管、２・・・グリッパバー、３・・・グリッパ
ヘッド、４・・・駆動ピニオン、５．６′・・・案内ロ
ーラ、７・・・案内面、８・・・織布、９・・・リング
、１０・・・支持部材、１１・・・被覆層。 出願人代理人　　　　積設　涜

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、杼無織機において杼道の中まで前進させ再び後退さ
   せることのできるグリッパバーを備え、このグリッパバ
   ーはその運動路の後部において、このグリッパバーを包
   囲する管の中を走行し、この際に、グリッパバー（２）
   の後端に、管イ１）の壁面に沿って摺動する様に当接し
   た案内面（７）が配置されていることを特徴とする　無
   織機におけるグリッパバーを備えた緯糸挿入装置。 ２、案内面（７）は、放射方向支持体（ＩＩによって担
   持された円筒形リング（９）から成ることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項による緯糸挿入装置。 ３、案内面（７）はピストンとして構成されることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項による緯糸挿入装置。 ４、案内面（７）は摺動部材ａυによって被覆されるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項乃至第３項のいず
   れかによる緯糸挿入装置。