JPS58104171A - 硬質時計用外装部品 - Google Patents
硬質時計用外装部品Info
- Publication number
- JPS58104171A JPS58104171A JP56201299A JP20129981A JPS58104171A JP S58104171 A JPS58104171 A JP S58104171A JP 56201299 A JP56201299 A JP 56201299A JP 20129981 A JP20129981 A JP 20129981A JP S58104171 A JPS58104171 A JP S58104171A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hardness
- timepiece
- specified
- watch
- external parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C30/00—Coating with metallic material characterised only by the composition of the metallic material, i.e. not characterised by the coating process
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、硬質材料からなる時計用外装部品表面上に、
硬質被膜を溶射等により形成せしめ、優れた耐磨耗及び
、耐食性をもたらすことを特、黴とした硬質時計用外装
部品に関するものである。ここで、時計用外装部品とは
時計側、裏ブタ、ガラス縁、バンド、リエース等のこと
を呼び、本発明においては、特に時計側について述べる
。
硬質被膜を溶射等により形成せしめ、優れた耐磨耗及び
、耐食性をもたらすことを特、黴とした硬質時計用外装
部品に関するものである。ここで、時計用外装部品とは
時計側、裏ブタ、ガラス縁、バンド、リエース等のこと
を呼び、本発明においては、特に時計側について述べる
。
従来の時計ケースは、ステンレス材、或いは、黄銅、洋
白のような低硬度材料にメッキを施した時計ケースが、
大半を占めており、このような時計を長期間、携帯した
場合には、ケース表面上には、かなりのキズが見られ、
初期の鏡面光沢を維持することは困難であった。
白のような低硬度材料にメッキを施した時計ケースが、
大半を占めており、このような時計を長期間、携帯した
場合には、ケース表面上には、かなりのキズが見られ、
初期の鏡面光沢を維持することは困難であった。
近年、こうした理由から、硬質合金を材料とした時計が
、開発され、長期間の携帯や、落下によるキスがつかな
いことを特徴としている。しかしこのような超硬時計は
、硬度Ｈマ１０００以上と高く、内部まで均一な硬度で
あるため、耐衝撃性に劣り携帯中に落下した時に、割れ
易い欠点を持つ。又加工性が劣るため、単純形状にしか
成形できず、製造コストも高くついていた。
、開発され、長期間の携帯や、落下によるキスがつかな
いことを特徴としている。しかしこのような超硬時計は
、硬度Ｈマ１０００以上と高く、内部まで均一な硬度で
あるため、耐衝撃性に劣り携帯中に落下した時に、割れ
易い欠点を持つ。又加工性が劣るため、単純形状にしか
成形できず、製造コストも高くついていた。
又、従来の超硬あるいは硬質合金は、銀色系あるいは金
色系の２色しかなく、カラー化の進むダイヤルにケース
の方は追いつけないのが馬状であった。
色系の２色しかなく、カラー化の進むダイヤルにケース
の方は追いつけないのが馬状であった。
本発明は、上記の問題を無くすもので、硬度Ｈｖ３００
〜９００を有するＭ１基合金を材質とした硬質時計側表
面上に、カラーの超硬及び硬質材を溶射等により被覆し
、耐磨耗性及び耐食性を向上させ、キズがつきにくく落
下した場合にも割れず、又従来にない色調、外観を有！
る外装部品をつくることを目的としている。
〜９００を有するＭ１基合金を材質とした硬質時計側表
面上に、カラーの超硬及び硬質材を溶射等により被覆し
、耐磨耗性及び耐食性を向上させ、キズがつきにくく落
下した場合にも割れず、又従来にない色調、外観を有！
る外装部品をつくることを目的としている。
本発明で用いるＭ１基合金は、硬度Ｈｖ９００以下で超
硬合金に比べて硬度が低いため、加工性も良好でコスト
においても超硬はど高くはない。
硬合金に比べて硬度が低いため、加工性も良好でコスト
においても超硬はど高くはない。
ステンレス鋼と比較すると２倍以上の硬度を有するため
表面に硬質被膜を溶射した場合、被膜の外面から力が加
わっても、へこみ等の欠点が生じに＜＜、又、耐食性の
劣下もないというすぐれた特徴を有している。本発明に
おいて）ｆｉ基合金の成分比を特許請求の範囲に限定し
たのは、時計用側材質として硬度ｕｖｓｏｏ〜９００を
有し、すぐれた靭性耐食性、及び良好な加工性を得るた
めであり、具体的には、下記の理由による。
表面に硬質被膜を溶射した場合、被膜の外面から力が加
わっても、へこみ等の欠点が生じに＜＜、又、耐食性の
劣下もないというすぐれた特徴を有している。本発明に
おいて）ｆｉ基合金の成分比を特許請求の範囲に限定し
たのは、時計用側材質として硬度ｕｖｓｏｏ〜９００を
有し、すぐれた靭性耐食性、及び良好な加工性を得るた
めであり、具体的には、下記の理由による。
Ｏｒは、添加することにより、耐食性を向上させること
が出来、特に１０〜５０重量％の範囲で、この効果が期
待できる。また１０％以下の添加では、十分な硬度が得
られず、５０％を超えると靭性低下を招くため、Ｏｒの
含有量は、１０〜５０重量％が適切な成分範囲である。
が出来、特に１０〜５０重量％の範囲で、この効果が期
待できる。また１０％以下の添加では、十分な硬度が得
られず、５０％を超えると靭性低下を招くため、Ｏｒの
含有量は、１０〜５０重量％が適切な成分範囲である。
ムｔは、耐酸化性を良好にすることができ、かなりの時
効硬化性がみられる。特に、１．０〜６重量重量酸分範
囲において、上記効果が著しい。
効硬化性がみられる。特に、１．０〜６重量重量酸分範
囲において、上記効果が著しい。
次に母材硬度を３００〜９００に限定したのは、次の理
由による。Ｈマ；３００以下であると表面上に高硬度の
被膜をコーティングしたとしても、種々の理由により被
膜厚を大きくできないため、母材の硬度の影響により、
表面に打こんやキズがつきやすくなる。また■マ９００
を超えると耐衝撃性の低下により、落下した場合には、
割れる可能性がある。
由による。Ｈマ；３００以下であると表面上に高硬度の
被膜をコーティングしたとしても、種々の理由により被
膜厚を大きくできないため、母材の硬度の影響により、
表面に打こんやキズがつきやすくなる。また■マ９００
を超えると耐衝撃性の低下により、落下した場合には、
割れる可能性がある。
被膜厚を１１〜．１簡に限定した理由は、α１■以下で
あると、高硬度被膜の特徴が出ず、母材硬度の影響によ
りキスが付き、また表面をラッピングして用いる場合に
は、研磨により地肌・が出てしまう可能性がある。一方
、１■を超えると、製造コストの上昇を招いたり、□落
下した場合に、欠番すを生じたりする。
あると、高硬度被膜の特徴が出ず、母材硬度の影響によ
りキスが付き、また表面をラッピングして用いる場合に
は、研磨により地肌・が出てしまう可能性がある。一方
、１■を超えると、製造コストの上昇を招いたり、□落
下した場合に、欠番すを生じたりする。
本発明による上記被膜形成法のうち溶射法＆よ、広く行
なわれているプラズマアーク法、爆発溶射法を用いて行
うことができる。素地への密着強度としては、後者の方
法の方が有利である。
なわれているプラズマアーク法、爆発溶射法を用いて行
うことができる。素地への密着強度としては、後者の方
法の方が有利である。
有色の溶射材料としては、Ａ １１０畠＋ Ｔ ’ Ｏ
ｓ（重量比で５：５〜７；３）の黒色系、ムｔ！０゜０
白色系、０ｒ２０烏 の緑色系のものかあ番プられる。
ｓ（重量比で５：５〜７；３）の黒色系、ムｔ！０゜０
白色系、０ｒ２０烏 の緑色系のものかあ番プられる。
又、有色被膜の形成方法としてｉｔこの他に、イオンブ
レーティング、スパッタリング等どのようであってもよ
い。
レーティング、スパッタリング等どのようであってもよ
い。
本発明による加工順序を以下に述べる。Ｍ１基合金によ
り、時計側として必要な形状に成形された試料ケースの
、溶射を行うべきところ以外をシリコンゴム又は金属に
よりマスキングを行う−０その後、所定の厚みまで溶射
を行いケースとしての仕上げの研磨を行えば良い。
り、時計側として必要な形状に成形された試料ケースの
、溶射を行うべきところ以外をシリコンゴム又は金属に
よりマスキングを行う−０その後、所定の厚みまで溶射
を行いケースとしての仕上げの研磨を行えば良い。
こうして、本発明において製造されうる硬質装飾時計側
は、表面層のみをＨマフ００〜１５００という高硬度に
するため、耐摩耗性に富み、長期間の使用においてもキ
ズつかず、初期の光沢を維持し、落下しても割れに＜＜
、又有色のケースであり、その使用材質から耐食性も良
好である。
は、表面層のみをＨマフ００〜１５００という高硬度に
するため、耐摩耗性に富み、長期間の使用においてもキ
ズつかず、初期の光沢を維持し、落下しても割れに＜＜
、又有色のケースであり、その使用材質から耐食性も良
好である。
本発明において、時計側において詳述したが、この他持
計以外にも、メガネフレーム、ライター装飾品等にも応
用が可能である。
計以外にも、メガネフレーム、ライター装飾品等にも応
用が可能である。
以下に実施例を示す。
表１に示すような化学成分、及び硬度を有するＭｉ基合
金により、硬質時計側を製造し、これを表２に示すよう
な条件で溶射加工を施した。この時計側表面は、黒色を
又は白色を示し、表に示す硬度及び、被膜厚を示した。
金により、硬質時計側を製造し、これを表２に示すよう
な条件で溶射加工を施した。この時計側表面は、黒色を
又は白色を示し、表に示す硬度及び、被膜厚を示した。
また、こうして作成された時計ケースの落下試験を実施
したところ、全（キズが見られず、耐食性試験において
、人工汗や人工海水中に、−週間全浸漬しても、表面状
態は初期の光沢を維持し、錆の発生は無く、良好な耐食
性が得られ・た。
したところ、全（キズが見られず、耐食性試験において
、人工汗や人工海水中に、−週間全浸漬しても、表面状
態は初期の光沢を維持し、錆の発生は無く、良好な耐食
性が得られ・た。
Claims (1)
- Ｏｒを１０〜５０重量≦、ムｔを１．０〜６重量弧、残
部Ｍ１及び不可避的不純物から成り、マイクロビッカー
ス硬度Ｈマ＝５００〜９００な有するＭ１基合金によっ
て作成される時計外装部品表面上に被膜厚ａ Ｉ Ｉｌ
＆ ”−’ １■、硬さＨマ＝７００〜１５００の有色
被膜を形成していることを特徴とする硬質時計用外装部
品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56201299A JPS58104171A (ja) | 1981-12-14 | 1981-12-14 | 硬質時計用外装部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56201299A JPS58104171A (ja) | 1981-12-14 | 1981-12-14 | 硬質時計用外装部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58104171A true JPS58104171A (ja) | 1983-06-21 |
Family
ID=16438682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56201299A Pending JPS58104171A (ja) | 1981-12-14 | 1981-12-14 | 硬質時計用外装部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58104171A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5507061A (en) * | 1989-04-05 | 1996-04-16 | Nobuyoshi Kumaki | Rotary brush floor polisher |
-
1981
- 1981-12-14 JP JP56201299A patent/JPS58104171A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5507061A (en) * | 1989-04-05 | 1996-04-16 | Nobuyoshi Kumaki | Rotary brush floor polisher |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4943486A (en) | Coated article and method of production | |
| US4517217A (en) | Protective coating means for articles such as gold-plated jewelry and wristwatch components | |
| US4737252A (en) | Method of coating a metallic article of merchandise with a protective transparent film of abrasion-resistance material | |
| US7261956B2 (en) | Decorative article and timepiece | |
| US4533605A (en) | Article such as jewelry or a wristwatch component having composite multi-film protective coating | |
| US4495254A (en) | Protectively-coated gold-plated article of jewelry or wristwatch component | |
| US7622198B2 (en) | Decorative article having white coating and method for manufacture thereof | |
| US9066564B2 (en) | Decorative article and timepiece | |
| JP7238468B2 (ja) | 時計用外装部品および時計 | |
| JP4073848B2 (ja) | 装飾品およびその製造方法 | |
| US20180267476A1 (en) | Timepiece part, and timepiece | |
| US20210063968A1 (en) | Watch component and watch | |
| JP4067434B2 (ja) | 白色被膜を有する装飾品及びその製造方法 | |
| JP4504059B2 (ja) | 金色被膜を有する装飾品 | |
| JPS58104171A (ja) | 硬質時計用外装部品 | |
| JP2003268568A (ja) | 白色被膜を有する装飾品およびその製造方法 | |
| JPS5884968A (ja) | 時計用硬質外装部品 | |
| JPH0222452A (ja) | 装飾部材 | |
| GB2163456A (en) | Method of forming a coloured hard coating | |
| JPS581073A (ja) | 金色硬質腕時計外装部品の製法 | |
| JP2007262482A (ja) | 白色装飾品およびその製造方法 | |
| JPH0742568B2 (ja) | 時計用外装部品 | |
| JPS6310236B2 (ja) | ||
| JPS59185774A (ja) | 硬質金合金被覆層の形成方法 | |
| JPS5896869A (ja) | 時計用外装部品 |