JPS58103956A - スライデイングノズル装置における面圧保持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は固定盤と摺動盤との相対移動によりゲートを
開、閉するスライディングノズル装置の固定盤と摺動盤
との接触面圧を調整、保持する血圧保持装置に関するも
のである。

従来、この種のスライディングノズル装置の血圧を付与
するためには一般にスプリングが使用されているが、こ
のスプリングは例えば第１図に示す如くスライダー１７
を介して摺動盤１８を保持したカバー１３にスプリング
収納部３２を設け、該収納部にスプリング２２を装入し
、かつ該スプリング２２をスプリング押え３３により収
納部３２内に保持すると共に、このスプリング押え３３
を取鍋底板１側に回動可能に枢着したロックアーム３４
に係止し、摺動盤１８をスライダー１７及びカバー１３
を介しスプリング２２によって固定盤１１に押圧するよ
う構成されている。

ところが、このスライディングノズル装置は通常高温に
晒される場所で使用されるためスプリ／グは熱影響を受
は頻繁にスプリング力の調整をする必要があると共にス
プリングが疲労或は劣化すると交換しなければならない
が、この従来装置においては、スプリング２２はカバー
１３内に収納業をしなければならず、しかもその間作業
を停止しなければならないと共に、交換時にも外れ止め
のネジ部が焼付きを起し回らなくなる等の不具合を免れ
なかった。

この発明は上記に鑑みなされたものであって、スプリン
グを内蔵したケーシングと該ケーシング内に一端が装入
され、その端部で前記スプリングの一端側を保持すると
共に、他端にケーシング外に突出し、ケーシング内に侵
入しないよう張出頭部を形成したスプリング受とよりな
るカセット形面圧保持装置のケーシングとスプリング受
のいずれか一方をハウジングに、他方をカバーにそれぞ
れ着脱自在に装着したことにより面圧保持装置を容易に
着脱し、任意の位置で予め調整した面圧保持装置と短時
間に交換ｆ可能にしたものである。

以下、図面に示した実施例に沿い説明する。

Ｈ−ｊ取鍋底板、２は該底板１の取鍋内側に装着したマ
スレンガ、３はマスレンガ２に連設された上ノズル、４
は前記取鍋底板１の外側に溶接等で固定されたベースで
該ベース４には、ボルト支持板５が装着されており、か
つ該支持板５にはピン６を介しボルト７が枢着されてい
る。

８はベース４の下面に配設されたハウジングで該ハウジ
ング８から突設した腕９と前記ポルト７とを係合し、ナ
ツト１０によりベース４に着脱可能に装着されている。

このハウジング８には中央部に固定盤１１を固定すると
共に、固定盤１１を挾んで両側下面にガイド１２．１２
が形成されている。

１３はカバーで、該カバー１３は一端部を前記ハウジン
グ８に固定した支持具１４に形成した長穴とビン１５と
を介して枢着されている。

このカバー１３にはスライダーバイヨネ、ト１６を介し
て摺動自在にスライダー１７が支持されており、かつこ
のスライダー１７には前記固定盤１１と摺接する摺動盤
１８が装着されている。

１９はスライダー１７に装着された下ノズルホルダー２
０は摺動盤１８に連設して下ノズルホルダー１９に保持
された下ノズル、Ｇはゲートである。

」ユは面圧保持装置で、長手方向に複数のスプリング２
２．２２を内蔵したケーシング２３と該ケーシング２３
に一端が装入され、その端部にネジ部を形成しワッシャ
ー２４及びナツト２５によりスプリング２２の一端を保
持すると共に、他端にケーシング２３外に突出し、ケー
シング２３内への侵入を阻止する張出頭部２６を形成し
たスプリング受２７とにより構成されている。

２８は前記ケーシング２３に回動自在に枢着された止め
金具、２９は止め金具ストッパーである。

３０＃′ｉガイド１２に隣接してハウジング８に装着さ
れたナツト、３１は該ナツト３０に螺合された押ボルト
である。

この面圧保持装置２１の張出頭部２６は前記ガイド１２
．１２に保合保持されると共に、ケーシング２３は回動
自在の止め金具２８を介して前記カバー１３に係着され
ており、スプリング２２によりカバー１３を介して摺動
盤１８を固定盤１１に押圧している。

この発明は以上の如き構成であり、予め面圧保持装置２
１をスライディングノズル装置から取外した状態でナツ
ト２５によシスプリング２２を固定盤１１と摺動盤１８
との間に付与しようとする面圧になるよう調整し、スプ
リング受２７の張出頭部２６をガイド１２に係合し、押
しポル）３１を操作し、ガイド１２に沿って押込み面圧
保持装置２１をガイド１２（ハウジング８）に保持する
。

次に、図示しない油圧ジヤツキ等を装備した引上装置に
よりスプリング２２を圧縮しく図示下方にケーシング２
３を引下げ）だ状態で止め金具２８を回動し、予めハウ
ジング８の下面まで回動し、保持していたカバー１３の
切欠き溝に係合させ固定する。

この状態で引上装置を解除すると面圧保持装置Ａ」は一
方（スプリング受２７）をハウジング８に他方（ケーゾ
ング２３）をカバー１３にそれぞれ装着され、スプリン
グ２２により可動側（カバー１３）がハウジング８側に
引寄せられ、固定盤１１と摺動盤１８との間に所望の面
圧が付与される。

この状態で一定期間使用し、摺動盤１８を取替える場合
には、前記した引上装置を作動しスプリング２２を圧縮
した状態でカバー１３と止め金具２８との固定を解除し
止め金具２８を止め金具ストッパー２９の位置まで回転
するとカバー１３の一方とハウジング８との連結が解除
され、カバー１３及びスライダー１７、摺動盤１８等は
ピン１５を回転支点として回転する。

この状態で、摺動盤１８、下ノズル２０及び固定盤１１
を必要に応じて新品と取替え、再度カバー１３をハウジ
ング８側に回転し、前記したと同様に、ハウジング８の
切欠溝に止め金具２８を係合して固定する。

また、面圧保持装置２１のスプリングの疲労或は劣化の
ために調整或は交換が必要な場合、前記した摺動盤１８
等の交換の場合と同様に止め金具２８をカバー１３から
外し、カバー１３をピ／１５を支点として回転した状態
で前記した押ボルト３１を操作し面圧保持装置２１（ス
プリング受２７の張出頭部２６）をガイド１２に沿って
移動し、ガイド１２（ハウジング８）から取外し、予め
用意した調整済の面圧保持装置２１を前記した取付工程
と同様な工程で取付ける。

以上の通り、本発明によれは面圧保持装置υを容易に着
脱可能なカセット式とし、ハウジング８とカバー１３と
の間に装着し、該保持装置旦」により固定盤１１と摺動
盤１８との間に面圧を付与するようにしたので、従来装
置の如く高温に晒された作業環境の劣悪な場所でのスプ
リングの調整作業が不要であると共に、面圧保持装置は
短時間に予め用意した予備装置と交換できるので、作業
能率も太幅に向上する等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のスライディングノズル装置の正断面図で
左半にカバーの口、り状態、有半に口。 り解除状態を示す。 第２図は本発明のスライディングノズル装置の一例を示
す正断面図で、左半にカバーのロック状態、有半にロッ
ク解除状態を示す。 第３図は第２図Ｉ〜線に沿う平面図、第４図は第３図■
〜線に沿う一部切截側面図、第５図は面圧保持装置の取
外し状態図を示す。 １：取鍋底板　　８：ハウジング　１１：固定盤１３：
カバー　１８：摺動盤　２１：面圧保持装置２２．２２
　ニスプリング　２３：ケーシング２６ｚ張出頭部　　
２７：スプリング受Ｇ：ゲート

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 取鍋底板側に固定的に保持されたハウジングに保持され
   た固定盤と、該取鍋底板側に着脱若しくは回動可能に保
   持されたカバーに摺動自在に保持された摺動盤とを互に
   摺接し、固定盤と摺動盤との相対移動によりゲートを開
   閉するようにしたスライディングノズル装置において、
   スプリングを内蔵したケーシングと該ケーシング内に一
   端が装入され、その端部で前記スプリシグの一端側を保
   持すると共に、他端にケーシング外に突出しケーシング
   外に侵入しないよう張出頭部を形成したスプリング受と
   よりなる面圧保持装置のケー／ングとスプリング受のい
   ずれか一方をハウジングに、他方をカバーにそれぞれ着
   脱自在に装着したことを特徴とするスライディングノズ
   ル装置における面圧保持装置。