JPS58103789A - リ−ド線取出部の樹脂封止方法 - Google Patents
リ−ド線取出部の樹脂封止方法Info
- Publication number
- JPS58103789A JPS58103789A JP20303881A JP20303881A JPS58103789A JP S58103789 A JPS58103789 A JP S58103789A JP 20303881 A JP20303881 A JP 20303881A JP 20303881 A JP20303881 A JP 20303881A JP S58103789 A JPS58103789 A JP S58103789A
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- JP
- Japan
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- lead wire
- resin
- curing
- casting resin
- casting
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はリード線取出部の樹脂封止方法に関するもので
ある。
ある。
一般に電気機器におけるリード線取出部は電気絶縁性能
の信頼性の高いことが要求されるか、特に高湿度雰囲気
や水中で使用される電気機器Gこは電気絶縁性能の信頼
性を高めるため、従来より樹脂封止する方法か採用され
ている。代表的には第1図に示すように、容器状に形成
したリード線取出部1内で電気端子2とリード線3を半
田4等により電気的に接続した後、注型樹脂5を充填し
、硬化させている。しかし、このような方法によっても
一般Gこ注型樹脂が硬化の際又は硬化後に体積収縮を起
こし、また、経時的な後硬化(こよっても体積収縮を起
こすことが多く、この結果、リード線取出部の壁6を形
成する絶縁材料との間の接着面で注型樹脂が亀裂や剥w
1を生じ、電気絶縁性能が低下する問題がある。特Gこ
、リード線取出部が水中や高湿度雰囲気下で高温と低湿
に繰返して曝されるような場合、電気絶縁性能が短期間
に低下する。
の信頼性の高いことが要求されるか、特に高湿度雰囲気
や水中で使用される電気機器Gこは電気絶縁性能の信頼
性を高めるため、従来より樹脂封止する方法か採用され
ている。代表的には第1図に示すように、容器状に形成
したリード線取出部1内で電気端子2とリード線3を半
田4等により電気的に接続した後、注型樹脂5を充填し
、硬化させている。しかし、このような方法によっても
一般Gこ注型樹脂が硬化の際又は硬化後に体積収縮を起
こし、また、経時的な後硬化(こよっても体積収縮を起
こすことが多く、この結果、リード線取出部の壁6を形
成する絶縁材料との間の接着面で注型樹脂が亀裂や剥w
1を生じ、電気絶縁性能が低下する問題がある。特Gこ
、リード線取出部が水中や高湿度雰囲気下で高温と低湿
に繰返して曝されるような場合、電気絶縁性能が短期間
に低下する。
本発明は上記Oこ鑑みてなされたものであって、高湿度
下に高温と低温とに繰返して曝されても、すぐれた電気
絶縁性能を保持するリード線取出部の極脂封止方法を提
供することを目的とするものである。
下に高温と低温とに繰返して曝されても、すぐれた電気
絶縁性能を保持するリード線取出部の極脂封止方法を提
供することを目的とするものである。
本発明は、容器状のリード線取出部Gこおいて電気端子
とリード線を接続し、注型樹脂を上記取出部に注型して
硬化させることにより樹脂封止する方法において、注型
樹脂の硬化の際又は硬化後に注型樹脂内で独立気泡を発
生させることを特徴とするものである。
とリード線を接続し、注型樹脂を上記取出部に注型して
硬化させることにより樹脂封止する方法において、注型
樹脂の硬化の際又は硬化後に注型樹脂内で独立気泡を発
生させることを特徴とするものである。
第2図は本発明の方法Gこより得られるリード線取出部
1の一例を示す。リード線取出部1は壁6に囲まれた容
器状をなし、絶縁被覆電線のようなリード線3を取出部
内で電気端子2&こ半田4等により電気的に接続した徒
、本発明によれば注型樹脂5を充填し、硬化の際又は硬
化後に独立気泡7を発生させるのである。
1の一例を示す。リード線取出部1は壁6に囲まれた容
器状をなし、絶縁被覆電線のようなリード線3を取出部
内で電気端子2&こ半田4等により電気的に接続した徒
、本発明によれば注型樹脂5を充填し、硬化の際又は硬
化後に独立気泡7を発生させるのである。
注型樹脂としては従来より電気絶縁用注型樹脂として用
いられているものか適宜シこ用いられる。
いられているものか適宜シこ用いられる。
具体例としてエポキシ樹脂、シリコーン樹脂、ポリウレ
タン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等を挙げることがで
きるか、好ましくは硬化後に可撓性若しくは弾性を有す
るポリウレタン樹脂やシリコーン樹脂か用いられる。独
立気泡が硬化樹脂内に生じたとき、気泡の圧力を樹脂を
介して周囲に伝え、周囲材料との密着性を茜めるためで
ある。
タン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等を挙げることがで
きるか、好ましくは硬化後に可撓性若しくは弾性を有す
るポリウレタン樹脂やシリコーン樹脂か用いられる。独
立気泡が硬化樹脂内に生じたとき、気泡の圧力を樹脂を
介して周囲に伝え、周囲材料との密着性を茜めるためで
ある。
これら注型樹脂の硬化中又は硬化徐に独立気泡を形成さ
せる方法は、用いる樹脂によるが、好ましくは次の二つ
か採用される。一つは多(の注型Jfii脂について共
通する方法であって、注型樹脂の硬化温度では発泡しな
いか、硬化後により高い温度に加熱したときに分解し、
気泡を生じる発泡剤を注型樹脂に混入し、注型樹脂を硬
化させて樹脂封止した後、硬化樹脂を発泡剤の分解温度
まで加熱して気泡を発生させるのである。このような発
泡剤は既に種々知られている。
せる方法は、用いる樹脂によるが、好ましくは次の二つ
か採用される。一つは多(の注型Jfii脂について共
通する方法であって、注型樹脂の硬化温度では発泡しな
いか、硬化後により高い温度に加熱したときに分解し、
気泡を生じる発泡剤を注型樹脂に混入し、注型樹脂を硬
化させて樹脂封止した後、硬化樹脂を発泡剤の分解温度
まで加熱して気泡を発生させるのである。このような発
泡剤は既に種々知られている。
他の方法は注型樹脂の硬化の際に同時に気泡を生じさせ
る方法であり、例えば二液型ポリウレタン樹脂の場合に
好ましく適用できる。即ち、二液型ポリウレタン樹脂は
ポリオールを主体とする主剤とインシアネート化合物を
主体とする硬化剤とからなり、必要に応じて少μ(とも
−万に硬化剤や硬化助剤が配合されているが、硬化剤割
合をN0O10)iit論比より2〜20%程度多くし
てリード線取出部に注型し、4!l(化と同時に過剰の
硬化剤Gこ樹脂内の微量の水分又は大気からの水分と反
応させ、気泡として炭酸ガスを発生させるのである。も
ちろん、硬化後に史に高い温度(こ加熱して、硬化剤と
水分を反応させ、炭酸ガスを生じさせてもよい。
る方法であり、例えば二液型ポリウレタン樹脂の場合に
好ましく適用できる。即ち、二液型ポリウレタン樹脂は
ポリオールを主体とする主剤とインシアネート化合物を
主体とする硬化剤とからなり、必要に応じて少μ(とも
−万に硬化剤や硬化助剤が配合されているが、硬化剤割
合をN0O10)iit論比より2〜20%程度多くし
てリード線取出部に注型し、4!l(化と同時に過剰の
硬化剤Gこ樹脂内の微量の水分又は大気からの水分と反
応させ、気泡として炭酸ガスを発生させるのである。も
ちろん、硬化後に史に高い温度(こ加熱して、硬化剤と
水分を反応させ、炭酸ガスを生じさせてもよい。
注型樹脂の硬化の際又は硬化の後の気泡の発生iけ、注
型樹脂の硬化収縮及び環境温度の変化(こよる体積変動
を越えれはよいが、好ましくは注型の際の当初の体積の
2〜20%程度大きくなるように気泡発生条件を選ぶ。
型樹脂の硬化収縮及び環境温度の変化(こよる体積変動
を越えれはよいが、好ましくは注型の際の当初の体積の
2〜20%程度大きくなるように気泡発生条件を選ぶ。
このようQこして、リード線取出部に注型樹脂を注型し
、硬化の際又は硬化の後に樹脂内に独立気泡を生じさせ
ることにより、樹脂は気泡圧をこまって体積が膨張し、
リード線取出部の晴、リード線及び電気端子等の周辺材
料に圧力を加えることとなり、後硬化等により硬化樹脂
の体積が収縮してもこれを補償しつつ、なおも内部応力
としての圧力を有するので、樹脂は亀裂や剥離を起さず
、高温と低温に繰返し曝される場合(こもすぐれfこ電
気絶縁性を保持することができる。
、硬化の際又は硬化の後に樹脂内に独立気泡を生じさせ
ることにより、樹脂は気泡圧をこまって体積が膨張し、
リード線取出部の晴、リード線及び電気端子等の周辺材
料に圧力を加えることとなり、後硬化等により硬化樹脂
の体積が収縮してもこれを補償しつつ、なおも内部応力
としての圧力を有するので、樹脂は亀裂や剥離を起さず
、高温と低温に繰返し曝される場合(こもすぐれfこ電
気絶縁性を保持することができる。
以下(こ本発明の詳細な説明する。
実施例
1ツ1示したような容器状のリード線取出部内で電気端
子にリード線を接続した後、二液型ポリウレタン樹11
′1FメルキツドV−982J(菱電化成λをイソシア
ネート基過剰となるように硬化剤を多情(こ用いて混合
、攪拌し、裏空脱泡して注型した。
子にリード線を接続した後、二液型ポリウレタン樹11
′1FメルキツドV−982J(菱電化成λをイソシア
ネート基過剰となるように硬化剤を多情(こ用いて混合
、攪拌し、裏空脱泡して注型した。
80°Cの雰囲気中で硬化させfコところ、18時間後
に気泡が発生し始め、更に6時間後(こ気泡の発生が止
んだ。体積は注型樹脂の当初の体積の約110%であっ
た。
に気泡が発生し始め、更に6時間後(こ気泡の発生が止
んだ。体積は注型樹脂の当初の体積の約110%であっ
た。
比較のためをこ上記と同じポリウレタン樹脂によりN0
O10T−T比をほぼlとして同様に樹脂封止を行なっ
た。
O10T−T比をほぼlとして同様に樹脂封止を行なっ
た。
このようにして得た各10個の試峠品(コついて、60
°Cの水中に1時間浸漬し、次に一20°Cの気中雰囲
気Gこ3時間放置するというヒートショック試験を繰返
し行なって、リード線取付部の絶縁性能を調べた。即ち
、試験後の取付部を水中Qこ浸漬し、リード線端部と水
との間の絶縁抵抗を500Vメガテスターで測定し、1
000MΩ以上の絶縁抵抗を保持している試験品の数を
ヒートショック試験回数に対してグラフ化した。結果を
883図に示すようGこ、本発明により得られるリード
線取出部は絶縁性能が従来品に比べて格段にすぐれてい
る。
°Cの水中に1時間浸漬し、次に一20°Cの気中雰囲
気Gこ3時間放置するというヒートショック試験を繰返
し行なって、リード線取付部の絶縁性能を調べた。即ち
、試験後の取付部を水中Qこ浸漬し、リード線端部と水
との間の絶縁抵抗を500Vメガテスターで測定し、1
000MΩ以上の絶縁抵抗を保持している試験品の数を
ヒートショック試験回数に対してグラフ化した。結果を
883図に示すようGこ、本発明により得られるリード
線取出部は絶縁性能が従来品に比べて格段にすぐれてい
る。
@1図は従来の方法によるリード線取付部の断面図、第
2図は本発明の方法によるリード線取付部の断面図、第
3図は本発明の方法によるリード線取付部の絶縁性能の
耐ヒートシヨツク性を従来品と比+li’& t、で示
すグラフである。 1・・・リード線取付部、2・・・電気端子、3・・・
リード線、5・・注型樹脂、6・・・雫、7・・・独立
気泡。 覗j許出願人 積水化学工業株式会社代表者 藤
沼 基 利 第3図 ヒーYショ・・/り゛回4( 465
2図は本発明の方法によるリード線取付部の断面図、第
3図は本発明の方法によるリード線取付部の絶縁性能の
耐ヒートシヨツク性を従来品と比+li’& t、で示
すグラフである。 1・・・リード線取付部、2・・・電気端子、3・・・
リード線、5・・注型樹脂、6・・・雫、7・・・独立
気泡。 覗j許出願人 積水化学工業株式会社代表者 藤
沼 基 利 第3図 ヒーYショ・・/り゛回4( 465
Claims (1)
- (1)容器状のリード線取出部において電気端子とリー
ド線を接続し、i!:型樹脂を上記取出部に注型して硬
化させることにより樹脂封止する方法において、注型樹
脂の硬化の際又は硬化後に注型相脂内で独立気泡を発生
させることを特徴とするリード線取出部の樹脂封止方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20303881A JPS58103789A (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | リ−ド線取出部の樹脂封止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20303881A JPS58103789A (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | リ−ド線取出部の樹脂封止方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58103789A true JPS58103789A (ja) | 1983-06-20 |
Family
ID=16467312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20303881A Pending JPS58103789A (ja) | 1981-12-15 | 1981-12-15 | リ−ド線取出部の樹脂封止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58103789A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0577067U (ja) * | 1992-03-27 | 1993-10-19 | フロンティア・パック株式会社 | 物品におけるキャスター等の接地体に対する保護体 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50161688A (ja) * | 1974-06-19 | 1975-12-27 | ||
JPS5463387A (en) * | 1977-10-13 | 1979-05-22 | Siemens Ag | Portion material of mounting cable for power cable |
JPS55118487A (en) * | 1979-03-05 | 1980-09-11 | Nippon Chemiphar Co Ltd | Novel preparation of xanthine derivative |
-
1981
- 1981-12-15 JP JP20303881A patent/JPS58103789A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50161688A (ja) * | 1974-06-19 | 1975-12-27 | ||
JPS5463387A (en) * | 1977-10-13 | 1979-05-22 | Siemens Ag | Portion material of mounting cable for power cable |
JPS55118487A (en) * | 1979-03-05 | 1980-09-11 | Nippon Chemiphar Co Ltd | Novel preparation of xanthine derivative |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0577067U (ja) * | 1992-03-27 | 1993-10-19 | フロンティア・パック株式会社 | 物品におけるキャスター等の接地体に対する保護体 |
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