JPS58103616A

JPS58103616A - スラリ−輸送設備における固体輸送量測定装置

Info

Publication number: JPS58103616A
Application number: JP20293681A
Authority: JP
Inventors: Yutaka Katsura; 豊桂; Tatsuya Murahashi; 村橋　達也; Yasuo Nakai; 康雄中井; Kazuyoshi Hosogaya; 和敬細萱
Original assignee: Hitachi Zosen Corp
Current assignee: Hitachi Zosen Corp
Priority date: 1981-12-15
Filing date: 1981-12-15
Publication date: 1983-06-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、スラリー輸送設備における固体輸送量測定
装置、さらに詳しくは、輸送管を通して輸送されている
スラリー中の固体分の輸送量を測定する装置に関する。

たとえば石炭、鉄鉱石などの水スラリーを輸送管を通し
４てスラリー輸送する場合、水を含むスラリー全体の輸
送量を測定することは比較的簡単であるが、固体分だけ
の輸送量を測定することは一般に困難であり、固体の輸
送量を簡単に測定できる装置は提案されていない。

この発明の目的は、スラリー輸送されている固体の輸送
量を簡単かつ確実に測定できる構造の簡単な測定装置を
提供することにある。

以下この発明を実施例を示す図面を参照して説明する。

図面は石炭スラリー輸送設備の一部分を示しており、石
炭スラリー輸送管（１）の中間の一部分が垂直に配置さ
れ、この垂直部分の上側が流速測定管部（２）、同下側
が比重量測定管部＋３１となっ７パ６°　　　−。

れらの測定管部１２１　＋３１は上下に水平に配置され
た水平管部ｆ４＋　１５１の間に連続して取付けられて
おり、石炭スラリーが輸送管（１）の上側水平管部１４
＋から流速測定管部（２）および比重量測定管部（３）
を通っ□て下側水平管部（５）に流れるようになってい
る。

輸送管（１）の流速測定管部（２）の管壁外面に超音波
式スラリー流速測定器（６）が取付けられている。

この流速測定器（６）は、流速測定管部（２）内に超音
波を斜めに発信する発信器と、管部（２）内を流れる石
炭粒子に当たって反射した超音波を受信する受信器とを
備え、ドプラ効果を利用して、管部（２）内の石炭スラ
リーの平均流速に比例する信号を出力する。

輸送管（１）の比重量測定管部（３）の上下２ｔＭ所に
短い枝管ｆ７１　＋８１がそれぞれ設けられ、これらの
枝管Ｔｅ＋　＋８１に差圧式スラリー比重量測定器（９
）が取付鴬けられている。この比重量測定器（９）は、
上下２１所の枝管１７１　＋８１にそれぞれ取付けられ
たダイヤフラム大圧力検出ヘッド朋＋１１１と、これら
２箇所の差圧に比例する信号を出力する差圧計０２とヲ
備えている。上下２つの圧力検出ヘッドａ〔αυは流体
圧力損失が互いに等しくなる位置に設けられており、こ
のため、これら御２箇所の差圧は、圧力検出ヘッド＋１
［１１１）相互間の垂直距離（高さ）と石炭スラリーの
比重量との積１こ等しくなる。したがって、差圧計０２
の中力は石炭スラリーの比重量に比例する。

輸送管（１）の下側水平管部（５）の管壁に、清水供給
管ａ３に接続されて管部（５）内に清水を噴出するノズ
ル（１４１が設けられており、清水供給管１１ｍには、
弁制御装置ａ９に接続された操作弁叩が設けられている
。

流速測定器（６）、比重量測定器（９）の差圧計０２お
よび弁制御装置叫は、たとえばコンピュータを備えた演
算装置ａηにそれぞれ接続されている。

また、演算装置０ηには１石炭比重量設定器ａ♂ならび
に石炭の積算輸送量の表示器ａｓおよびプリンタ■が接
続されている。

石炭スラリー輸送中、スラリー流速測定器（６）、スラ
リー比重量測定器（９）および石炭比重量設定器ｆ１８
１の出力信号が連続的に演算装置０ηに送られており、
演算装置０７）は１次のように、これらの出力信号に基
づいて石炭の瞬間輸送量Ｗｌ（ｔ／ｂ〕および積算輸送
量Ｗ　（＊　）を算出する。

すなわち、輸送管（１）の流速測定管部（２１の内径長
をＤ（ｍ）、石炭スラリーの平均流速をＶ〔ｍ　／　ｂ
　）とすると、石炭スラリーの瞬間流量Ｑ〔ｒｒｔ／ｂ
〕は次の式（１）で表わさｎる・また、石炭スラリーの
比重量をγ（ｔ／ｙｆ〕、石炭の比重量をγｌ（ｔ／ｍ
’〕、水の比重量をｒ２（→１）（ｔ／ｄ）１石炭の屏
間輸送量をＷｌ〔ｔ／ｈ）％水の瞬間輸送量をＷ　２　
［Ｌ　／ｈ］とすると１次の２つの式＋２１　＋３１が
成立する。

ｒ　＠　Ｑ　＝Ｗｔ　＋Ｗ２　　＠＠１１＠１１　（２
１上記３つの式１１＋　＋２１　＋３１から石炭スラリ
ーの瞬間流量Ｑおよび水の瞬間輸送量Ｗ２を消去すると
とにより、石炭の瞬間輸送量Ｗ１は次の式（４）のよう
に表わされる。

こ９で、流速測定管部（２）の内径りは一定であり、予
め演算装置０？）に記憶されている。また、石炭の比重
量γ１も一定であり、設定器αＱから演算袋ｆｆｉ　＋
１７１に入力されている。さらに、石炭スラリーの平均
流速Ｖおよび石炭スラリーの比重量γは、スラリー流速
測定器（６）の出力信号およびスラリー比重量測定器（
９）の出力信号にそれぞれ比例している。したがって、
演算装置０ηは１式（４）によって石炭の瞬間輸送量Ｗ
１を算出することができる。そして、この瞬間輸送量Ｗ
１を積分することにより、石炭の積算輸送量Ｗが求めら
れ、表示器器およびプリンタ■に出力される。

一方５石炭スラリーの濃度と石炭スラリーの比重量とは
一定の関係にあるので、演算装置０７１および弁制御装
置１１５１は、スラリー比重量測定器（９）の出力信号
に基づいて清水供給管０３１の弁０６１の開閉を制御す
る。すなわち１石炭スラリーの濃度または比重量が一定
の基準値より大きいとき１ζ ゞは、弁Ｑ６１を開いてノズルａ勾から輸送管（１）の
水平管部（５）内に清水を噴出し、これによってスラリ
ー濃度を小さくする。また、弁０６１が開いている状態
でスラリーの濃度または比重量が上記基準値よりかなり
小さくなったときには、弁Ｏｅを閉じて清水の供給を停
止する。このようにすれば。

スラリー濃度が一定値以下に保たれ、輸送管（１）に石
炭粒子が詰まったりスラリー輸送ポンプに過大な負荷が
かかったりするおそれがない。

スラリー流速測定器（６）および差圧式測定器（９）の
構成および配置などは、上記実施例のものに限らず、適
宜変更可能であり、スラリーが下から上に向かって流れ
る場合でも、上記とほぼ同様にして石炭の輸送量を測定
することができる。

また、場合によっては１石炭の瞬間輸送量だけを算出す
ることもある。また、差圧式測定器（９）によりスラリ
ーの比重量の代わりに密度を測定してもよい。さらに、
上記の測定装置は、石炭以外のスラリー輸送設備にもも
ちろん適用できる。

この発明による測定装置は、スラリーを輸送管（１）を
通して輸送するスラリー輸送設備において、輸送管（１
）内のスラリーの流速を測定する流速測定器（６）と、
輸送管（１）内の２点間の差圧よりスラリーの密度また
は比重量を測定する差圧式測定器（９）と、流速測定器
（６）および差圧式測定器（９）の出力に基づいてスラ
リー中の固体の輸送量を算出する演算装置（ｌηとを備
えているので、上述のように、輸送管（１）を通して輸
送されているスラリー中の固体の輸送量を簡単かつ確実
に測定することができ、その構造も簡単である。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例の概略を示す構成図である。（１）・・・スラリー輸送管、（６）・・・スラリー流
速測定器、（９）・・・差圧式スラリー比重量測定器、
０η・・・演算装置。以　　上特許出願人　　日立造船株式会社外４名

Claims

【特許請求の範囲】

スラリーを輸送管（１）を通して輸送するスラリー輸送
ｌＪ！ｍにおいて、輸送管（１）内のスラリーの流速を
一定する流速測定器（６）と、輸送管（１）内の２点間
の差圧よりスラリーの密度または比重量を測定する差圧
式測定器（９）と、流速測定器（６）および差圧式測定
器（９）の出力に基づいてスラリー中の固体の輸送量を
算出する演算装置０７）とを備えているスラリー輸送設
備における固体輸送量測定装置。