JPS5810237B2 - 活字輪選択方式の印字装置 - Google Patents

活字輪選択方式の印字装置

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JPS5810237B2
JPS5810237B2 JP53101350A JP10135078A JPS5810237B2 JP S5810237 B2 JPS5810237 B2 JP S5810237B2 JP 53101350 A JP53101350 A JP 53101350A JP 10135078 A JP10135078 A JP 10135078A JP S5810237 B2 JPS5810237 B2 JP S5810237B2
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wheel
platen
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西川達夫
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は例えば小型電子計算機の演算結果記録装置とし
て利用される活字輪選択方式の印字装置(プリンタ)、
即ち各桁独立の活字輪を有し、それ等の各活字輪を夫々
に回動制御して各桁の活字輪外周の目的活字をプラテン
対向位置に選択位置決めさせることによりプラテン対向
位置に印字すべき一行分の各桁活字を一線に整列させ、
その整列活字で一行分を一度に印字する方式の印字装置
に係る。
本発明は上記のような印字装置に於て活字輪軸に保持さ
せた各鞘活字輪の間隔(ピンチ)を常に一定に保持させ
て、各桁印字間隔の不揃いや活字選択誤動作を生じない
ようにすることを目的とする。
第1図は活字輪選択方式印字装置の一例の概略的分解斜
面図で、大きく分けて1駆動機構100、印字輪機構2
00、信号発生機構300、プラテン機構400、イン
クローラ機構500の5つの機構から成っている。
■ 駆動機構100 1駆動機構100は、装置の左右フレームト1の一方の
フレームにモータ軸102をフレーム外側に突出させて
俄付けたモータ101と、左右のフレームト1にモータ
軸102と並行に回転自由に軸受させたカム軸(異形軸
)103と、前記モータ101の回転をカム軸103に
伝達して該カム軸103をa方向に減速比49.62:
1で回転させる歯車列104〜107(第1・3図)と
、該カム軸103を共通駆動軸としてこれに集約して固
着した、装置各機構200.300,400,500の
動作を制御する各種の歯車・カム108〜117と、か
らなる。
本例装置は上記駆動機構100のカム軸 103が、計算機(図に省略)からの印字指令信号に基
くモータ101の回転により歯車列104〜101を介
してa方向に1回転(360°)駆動される間にそのカ
ム軸103に固着した各機構制御歯車・カム108〜1
17を介して各機構200・300・400・500を
連繋動作させて一印字サイクルを終了するようになって
いる。
■ 活字輪機構200 活字輪機構200は、前記駆動機構100のカム軸10
3と並行に装置の左右フレームト1に回転自由に軸受さ
せた活字輪軸201と、その軸201に支持させた各桁
の活字輪202と、その各桁活字輪202に対応させて
共通軸212に個々に回動自由に支持させた各桁活字輪
の活字選択レバー208と、その各桁活字選択レバー2
08の下部に夫々軸2131で取付けたアマチャ213
を常時は吸引して各レバー夫々に係合させである板ばね
217に抗して各レバーを軸212を中心に各対応活字
輪と非係合方向に回動保持し、活字選択信号を受けて各
レバー208の上記の吸引保持状態を選択的に解除して
、その解除レバーを板ばね217の復元力で軸212を
中心に活字輪方向に回動させて活字輪と係合させる活字
選択作用をする。
上下の櫛歯状ヨーク2141・2142、その両ヨーク
間に挾み込ませた永久磁石215、上下のヨークの櫛歯
2143に千鳥に取付けた電磁コイル216、及びプリ
ント板219とからなる活字選択レバー作動用電磁機構
と、から成る。
各桁個々の活字輪202は第5〜1図に示すように、そ
の外周面の12/16の部分に12個の活字(0〜9、
及び補助記号・、−)Aを有し、又一方の側面に軸孔り
と同心に突出形成した同心突出環の外周面に上記各活字
Aと対応するラチェツト歯(活字選択用歯)B1及びリ
セット突起B1を有し、同項の内周面に円弧部Cと溝部
C1と突起部C2・C3を有する、全体モールド一体成
形品である。
そして各桁の活字輪202は夫々活字輪軸201に該軸
と一体に回転するように俄付けた爪部材209のポス2
092の外周に軸孔りをルーズに嵌合して支持され、爪
部材209に一体のはね腕2093の先端に形成した爪
2094が常時は活字輪202の溝部C1に嵌り込んで
係合した状態(第5図)にある。
爪部材209はボス2092の軸孔内面に突起2091
が形成してあり、その突起2091が活字輪軸201の
外面に長手に沿って形成した溝2011に係合して常時
軸201と一体に回転するようになっている。
従って爪部材209の爪2094が活字輪202の溝部
C1に係合している時は活字輪202も爪部材209と
一体となって軸201と共に回転する。
各桁活字輪202の桁方向ピッチa(第7図)は爪部材
209のボス部2092の幅寸法lと、各桁の爪部材2
09・209間に介在させたばね座金210の厚みによ
って確保される。
又軸201にセントした各桁活字輪群はその両側を、軸
201にねじ止め2111・2111した係止部材21
1・211(第1図)で規制され軸201に沿う方向の
動きが阻止されている。
活字輪軸201の両端部には夫々該軸正転用歯車203
と逆転用歯車206とが固着してあり、前者の歯車20
3は駆動機構100のカム軸103に固着した扇形歯車
108と関係しく第2図)、後者の歯車206は同じく
カム軸103に固着した扇形歯車110に中間歯車(フ
レーム1に軸着)205を介して関係する(第3図)。
218は装置左右フレームト1に軸2182・2182
を中心に揺動自由に支持させた前記活字選択レバー20
8の各桁板ばね211を押え板2181間に挾んで保持
する板はね保持レバーで、その装置両側自由端は1駆動
機構100のカム軸103の両端側に夫々固着した左右
一対の板ばね可変カム111・117に関係する(第1
・10・11図)。
■ 信号発生機構300 信号発生機構300(第1・4図)は、活字選択期間中
に於て、活字輪外周の個々の活字がプラテンの前面を通
過するごとに個々の活字に対応した信号と、印字行程が
終了してモータ101を停止させるための信号を計算機
側へ入力する役目をするもので、永久磁石mg1゜mg
2を取付けた円盤301を、駆動機構100のカム軸1
03に固着した欠歯歯車115で中間歯車302〜30
4を介して回転させることにより円盤301の永久磁石
mg1・mg2でリードスイッチ305を動作させて信
号を発生すするようになっている。
■ プラテン機構400 プラテン機構400(第1・12〜16図)は、装置の
左右フレームト1間に駆動機構100のカム軸103と
並行に軸受させた軸402に回動自由に支持させた左右
一対のプラテンレバー403・403、その両レバーを
一体に連結する横板404、その左右のプラテンレバー
403・403に回転自由に軸受させた回転軸405、
左右の各プラテンレバー403403の各内側に於て上
記軸405に固着した左右一対の紙送りゴムローラ40
6・406、そのゴムローラ406・406間の軸40
5にルーズに支持させたプラテンホルダ401、そのホ
ルダ40γの活字輪機構200側の前面に保持させたプ
ラテン401、前記ゴムローラ軸405の両端部に固着
した左右一対のプラテンレバー復動用ローラ408・4
08、左右のプラテンレバー403・403の外側に夫
々突出させて固着した左右一対のプラテンレバー往動用 403の外側面に回転自由に取付けた型車410、その
型車410に一体に形成した歯車411、その歯車41
1とゴムローラ軸405に一体に固着した歯車412と
に噛み合う中間歯車413、印字装置の側板1に軸41
4を中心に回動自由に支持され、コイルばね415によ
り常時上記型車410に接触する爪部材416とから成
る。
左右のゴムローラ406・406間に於でゴムローラ軸
405にルーズに支持させたプラテンホルダ407は軸
405を中心とする回動、及び軸405の軸線方向への
すべり動きを防止するために、ホルダ40γの後部を軸
4071・4071を介して左右のプラテンレバー40
3・403に係止させてある。
405、・405。
(第1図)はゴムローラ騨405の軸受で、プラテンレ
バー4031・403に形成した円形穴に対して回転さ
せることにより軸405を横方向位置調製かできプラテ
ン401と活字輪群202の平行層を調整することを可
能にしてある。
印字用紙PPは第12図のようにプラテンホルダ40γ
の後側の該ホルダ407と横板404の間から挿入され
、プラテンホルダの下面に沿って湾曲してプラテン40
1の前面を通って上方へ導き出すようにセントされる。
417(第1・12図)(コブラテンホルダ401の前
側下面及び、ゴムローラ416・416の前側下面に沿
って位置させてプラテンレバーに取付けた印字用紙案内
用板ばねで、ゴムローラ416・416に於ては核部ば
ね411により印字用紙PPがゴムローラ面に押圧され
た状態にされる。
ゴムローラ軸405の両端に取付けたローラ408・4
08は前述駆動機構100のカム軸103に固着した左
右一対のカム114・114と、又左右のプラテンレバ
ー403・403の外側突出ピン409・409は同カ
ム軸103の左右一対のカム113・113と夫々関係
する。
■ インクローラ機構500 インクローラ機構500(第1・11・18図)は前述
プラテン機構400のプラテンレバー403の回動軸4
02を利用して、これに回動自由に支持させたインクロ
ーラレバー502と、該レバー502に取付けたインク
ローラカセット503と、該カセット503に回転自由
に保持させたインクローラ501と、前記軸402にル
ーズに巻付けて一端5041をインクローラレバー50
2に、他端5042を装置の固定板に係止させてインク
ローラレバー502を常時軸402を中心に活字輪20
2方向に付勢してインクローラ501を活字輪外面に押
し付けるばね504とから成る。
そして上記インクローラ501の両端の軸505・50
5に対して駆動機構100のカム軸103に固着した左
右一対のカム112・112が関係する。
次に上記装置の一印字サイクルを説明する。
該装置は駆動機構100のカム軸103が、計算機(図
に省略)からの印字指令信号に基づくモータ101の回
転により歯車列104〜107を介してa方向に1回転
駆動される間に、そのカム軸103に固着した各機構制
御用歯車・カム108〜117が各機構200・300
・400・500に関連作用して、下記の(1)活字輪
復帰期間の後半行程→(2)活字輪停止期間行程→(3
)文字選択期間行程→(4)印字期間行程→(5)活字
輪復帰期間の前半行程が行なわれて一印字サイクルを終
了する。
前の印字サイクルは、印字期間行程が終了した後引続く
カム軸103の回動でカム軸103の活字輪軸逆転用扇
形歯車110がリセット歯車205との噛み合いを開始
して(第3図)活字輪復帰行程に入るが、その扇形歯車
110のリセット歯車205に対する噛み合い行程が半
分までは進行しないうちに、信号発生機構300(第1
・4図)の歯車115の1枚歯1153と中間歯車30
2とが噛み合い、これによりマグネット円盤301が1
/2回転してリードヌイツチ305が動作しモータ停止
信号の発生→モータ101の駆動停止が行なわれる。
この場合上記信号によりモータ101に対する通電が遮
断されてもモータ101は急激には停止せず慣性により
いくらか回転して扇形歯車110のリセット歯車205
に対する噛み合い行程が略半分韮で進行した状態に於て
カム軸103の回動が停止する。
即ち前の印字サイクルは活字輪復帰行程の前半行程迄で
終了し、次の印字サイクルはその活字輪復帰期間の後半
行程から開始される。
(1)活字輪復帰期間の後半行程 前の印字サイクルの活字輪復帰期間の前半行程が終って
停止状態にあるモータ101が次の印字指令信号により
回転を開始すると、歯車列104〜107を介してカム
軸103がa方向に回転を開始し、カム軸扇形歯車11
0のリセット歯車205に対する噛み合いが切れるまで
活字輪軸201がリセット歯車205→軸201に固定
の歯車206を介してQ方向に逆転駆動される。
この軸201の逆転駆動により該軸201上の各桁活字
輪202も逆転動作して前の印字サイクルで互にバラバ
ラの回動位置状態か全て回動初期状態に戻され各活字輪
外周活字の「0」活字かインクローラ501の前面に整
列復帰した状態にされる(第8図)。
即ち前の印字サイクルに於て活字選択されなかった活字
輪は溝部C1と爪部材209の爪2094とが係合した
ままにあることから爪部材209と一体となって軸20
1と共にQ方向に逆回動して初めの回動位置に戻される
又前の印字サイクルに於て活字選択された活字輪は溝部
C1から爪部材209の爪2094が外れている(第9
図)ことから爪部材209は軸201の逆転を活字輪に
伝達することは出来ないが、爪2094が突起部C3に
達すると活字輪をQ方向に回転させ初めの回転位置に戻
されリセット突起B1が選択爪先端2081に当ると爪
2094はばね腕2093の撓みにより突起部C3を乗
り越え構C1と係合しリセットされる。
上記活字輪の復帰期間に於て各桁活字輪の板ばね217
を保持するレバー218はカム軸103のカム117・
117から第11図のように外れて板はね戻しはね21
72の力で軸2182を中心に矢トの方向に回動された
状態にあり(板ばね217減圧状態)、且つ各活字選択
レバー208のアマチャ213がヨーク2141・21
42に吸着された状態にある。
これにより各桁活字選択レバー208は軸212を中心
に欠口方向に回動して各レバー208の爪部2081が
各桁活字輪202のラチェツト爪Bから退避した状態に
保持される。
そして活字輪復帰行程の最後にカム117・117がレ
バー218と係合を始めて第10図矢へのようにレバー
218を軸2182を中心に回動させ各板はね217に
少しづつ圧力を加え初める。
信号発生機構300はこの活字輪復帰期間に於てはカム
軸103の歯車115の欠歯部1154部分(第4図)
が中間歯車302と対応し、又歯車115側の位置決め
カム116と中間歯車302側の位置決めカム306が
係合していて中間歯車302には回転力が伝達されない
即ち信号発生機構は不作動状態にあり信号は発生しない
プラテン機構400は、第14図のようにカム軸103
のカム113の小径部にピン409が位置し、又カム1
14の大径部にローラ408が位置していてプラテンレ
バー403・403が軸402を中心に活字輪群202
から退避した方向に位置してプラテン401が活字輪か
ら離れている。
インクローラ機構500は第18図のようにカム軸10
3のカム112の小径部にインクローラ軸505が非接
触状態にあってインクローラレバー502がはね504
の力で軸402を中心に活字輪202に接触する方向に
回動されてインクローラ501が活字輪202に圧接さ
れ活字輪に対するインクの塗布が行なわれる。
該インクローラ501はQ方向に復帰回動する活字輪と
活字輪群の両側を押える係止部材211・211(第1
図)とに接触して回転力を受は活字輪面をころがり回転
する。
(2)活字輪停止期間行程 カム軸103の回動が進み活字輪逆転用扇形歯車110
のリセット歯車205に対する噛み合いが切れる(即ち
活字輪復帰期間の終了)と。
活字輪軸201への逆転力の伝達が断たれると共に、引
続きカム軸103側の位置決めカム111がリセット歯
車205に一体の位置決めカム201に係合して活字輪
軸201の慣性回転を阻止し、カム軸103側の位置決
めカム111がリセット歯車205側の位置決めカム2
0γを通過し終るまで活字輪軸201即ち各桁活字輪の
復帰停止状態を保持する。
この活字輪停止期間行程に於て、インクローラ機構50
0のインクローラ501はその軸505・505にカム
軸103のカム112の大径部が作用してインクローラ
レバー502がばね504に抗して軸402を中心に活
字輪202から離れる方向に押し動かされてインクロー
ラの活字輪202に対する圧接が切り離される。
各桁活字選択レバー208の各板ばね211を保持する
レバー218はカム軸103のカム117・117との
係合により第10図のように軸2182を中心に矢へ方
向に押されて少しづつ回動して各板ばね211を加圧す
る。
又この間信号発生機構300は未だ位置決めカム116
と306が保合状態にあって作動せず信号は発生しない
又プラテン機構400もプラテン401が活字輪群20
2から離れた第14図の状態に保持されている。
(3)文字選択行程 上記活字輪停止期間に於ける位置決めカム111と20
7の保合状態が位置決めカム111の通過により解かれ
ると、カム軸103に固着した約135°の活字輪軸正
転用扇形歯車108が活字輪軸201に固着の歯車20
3に対し噛み合いを開始しく第2図)、その後引続くカ
ム軸103の回転により両歯車108・203の噛み合
いが切れるまでの間活字輪軸201は正転P方向に15
/16(337,5°)回転駆動される。
この軸201の正転に伴ない各桁の活字輪202は夫々
軸201に一体の爪部材209の爪2094と活字輪2
02の溝C1との係合に基づき爪部材209と一体とな
って軸201と共にP方向に正転する。
又信号発生機構300は、カム軸103の同機構、駆動
用歯車115の扇形歯部1151が中間歯車302と噛
み合いを開始しく第4図)マグネット円盤301が回転
してリードスイッチ305を動作させ各桁活字輪外周の
個々の活字がプラテン401の前面を通過するごとに個
々の活字に対応した信号を計算機側へ入力し始める。
そして上記活字輪群202の正回転により各桁活字輪に
つきその外周の印字すべき活字がプラテン401の前面
に回動してきたとき計算機からの活字選択信号に基づき
各桁活字選択レバー208のアマチャ213を吸引して
いる個々のヨーク櫛歯2143・2143のコイル21
6に通電が行なわれ、これによりアマチャ213を吸着
するヨーク櫛歯2143・2143の永久磁石215に
よる磁束が消磁されて活字選択レバー208のヨーク櫛
歯2143・2143に対する吸着が解かれる。
そしてその吸着を解かれた活字選択レバー208は板ば
ね217の復元力により軸212を中心に活字輪202
方向に回動して爪2081が活字輪202側のラチェツ
ト歯Bと係合する。
即ちこれにより活字輪202は印字すべき目的活字がプ
ラテン401に対向した状態で回転が止められる。
第9図は成る桁活字輪に於てその外周の「5」の活字が
プラテン前面に選択された状態を示す。
尚活字輪202が上記のように活字選択レバー爪208
1で係止された後は型車209はその爪部2094がば
ね部2093のたわみによって活字輪202の溝部C1
から外れて活字輪とは縁が切れ活字輪軸201と共に引
続き回動じその後活字輪軸201の停止と共に停止する
以上のような活字選択動作が活字輪軸201の正回転期
間が終るまでに各桁活字輪につき行なわれ印字すべき1
行分の各桁活字がプラテン401の前面に一線に整列さ
れる。
印字しない桁の活字輪202は活字選択レバー208の
係合動作がなく軸201と共に爪部材209と終始一体
となって回動し最終的に活字のない部分がプラテン40
1に対向する。
上記文字選択行程に於てインクローラ機構500のイン
クローラ501はインクローラ軸505・505にカム
軸103のカム112の大径部が作用してインクローラ
レバー502が軸402を中心にばね504に抗して下
方に回動 ら切り離された状態に保持される。
又各桁活字選択レバーの各板ばね保持レバー218はカ
ム軸103のカム111・117と係合状態にあり(第
10図)、各板ばね217はヨーク2141・2142
の吸着力より上回らない板はね圧力に加圧された状態で
各選択レバー208に保合保持されている。
プラテン機構400は上記文字選択行程後半から、カム
軸103のカム113・113の突起部1131・11
32がプラテンレバー403・403のピン409・4
09と係合を開始してプラテンレバー403・403が
軸402を中心に活字輪群202方向に移動を開始する
(4)印字期間行程 カム軸103の回動が進み活字輪軸正転用扇形歯車10
8の活字輪軸歯車203に対する噛み合いが切れると(
即ち文字選択期間の終了)、引続きカム軸103側の位
置決めカム109が活字輪軸歯車203に一体の位置決
めカム204に係合して活字輪軸201即ち活字輪群2
02は停止状態に保持される。
これに同期してカム113・113によるプラテンレバ
ー403・403の軸402を中心とする活字輪軸歯車
への回動が最大となってプラテン401が活字輪群に対
して圧接状態となり(第15図これによりプラテンに巻
付いている印字用紙PP面に前記各桁文字選択された一
符号の印字が一度に行なわれる。
次いでフラテンレバ−403・403はプラテン戻し用
カム114・114の大径部がローラ408・408と
係合することにより貴び活字輪群202から離れる方向
に軸402を中心に回動され、プラテン401及ひ紙P
Pが活字輪群から離れる。
インクローラ501は、プラテン401が活字輪群20
2に接するとほほ同時にその軸505・505に対する
カム軸103側のカム112・112の係合が解かれイ
ンクローラレバ−502がはね504の力で軸を中心に
上方へ回動することにより、活字輪群202に接触状態
に入る。
各桁活字選択レバー208の各板ばね211は、その各
板はね保持レバー218が印字行程のほほ中間までカム
軸103のカム111・111に係合していることによ
り加圧されており、プラテン401が活字輪群202に
接するとほぼ同時にレバー218とカム117・117
との係合か解除されることにより減圧され、板はね21
1の左右端に付いている戻しばね2172・2172に
より各活字輪202の側面に付いているラチェツト歯B
から各桁の活字選択レバー208の爪2081を切り離
すとともに、活字選択レバー208に係止されているア
マチャ213が電磁石装置のヨーク2141・2142
に吸着された状態になる。
又この印字期間に於て信号発生機構300は間欠歯車1
15の側面に係止している位置決めカム116と、歯車
302の側面に係止している位置決めカム306が係合
していて歯車302は回転せす、従ってリードスイッチ
305は動作せず信号の発生はない。
(5)活字輪復帰期間の前半行程 カム軸103の回動が進みカム軸103側の位置決めカ
ム109の活字輪軸201側の同カム204に対する係
合が切れると(即ち印字行程の終了)、カム軸103の
活字輪軸逆転用扇形歯車110がリセット歯車205に
対して噛み合いを開始して活字輪軸201がQ方向に逆
転し、これに伴ない各桁活字輪202も逆転し復帰を開
始する。
そして前述(1)の活字輪復帰期間の後半行程で説明し
たように、活字輪軸逆転用扇形歯車110とリセット歯
車205との噛み合いが開始された後、扇形歯車110
のリセット歯車205に対する全噛み合い行程が半分ま
では進行しないうちに、信号発生機構300(第1・4
図)の歯車115の1枚歯1153と中間歯車302と
が噛み合い、これによりマグネット円盤301が1/2
回転だけ回転してリードスイツチ305が動作し、モー
タ停止信号の発生→モータ101の駆動停止が行なわれ
る。
この場合上記信号によりモータ101に対する通電が断
たれた後もモータ101が慣性によりいくらか回動する
ことによりカム軸103もいくらか回動して扇形歯車1
10のリセット歯車205に対する噛み合い行程が約半
分まで進行した状態に於て装置の全機能が停止し一印字
サイクル(1)〜(5)が終了する。
そして該活字輪復帰期間の前半行程に於て、インクロー
ラ501は活字輪群202に圧接状態にあり、活字輪群
202の復帰回動に伴いころがり回転して各活字輪の活
字面にインクを塗布する。
又各桁活字選択レバー208の各板ばね保持レバー21
8はカム軸103のカム117・117との係合が解か
れた状態にあり、これにより各活字選択レバー208は
アマチャ213がヨーク2141・2142に吸着保持
された状態にある(第11図)。
又プラテン機構400はカム113の突出部1131と
ピン409との係合が外れ、カム114の大径部とロー
ラ403とが係合することによりプラテンレバー408
が軸402を中心に活字輪群202から離れ回動してプ
ラテン401が活字輪群202から一査離れた所で停止
する。
プラテンホルダ401及びプラテン401に巻付かせた
印字用紙PP(第12図)の紙送りは、プラテンレバー
403の軸402を中心とする往復動動作を利用して行
われる。
即ちプラテンレバー403は通常は第16図aの待機時
の位置にあるが、印字時には同図すの状態即ち軸402
を中心に活字輪駆動軸に傾いた状態に変化する。
その時板ばね417(第1・12図)はゴムローラ40
6をそのばね力により押し付けている。
従って型車410もギヤ412・413・411を経て
動きが押さえられている。
そのため型車410の円周上の爪4101は爪部材41
6を押しているはね415の力に打勝って爪部材416
を押し下げて型車410の爪4101の先端を乗越えて
行く。
その後プラテン401が活字輪202を押圧する位置ま
で回動してその位置で一旦プラテンレバー403の動き
が止まる。
この時爪部材416の先端の爪4161は型車410の
円周上の前記乗り越えた4101と次位の爪4102と
の間にある(第16図b)。
印字後プラテンレバー403は再び第16図C=同図a
の状態まで戻る。
この時型車410の円周上の爪4101は爪部材416
の先端4161に食い込まれ動きが規制され、第16図
aにおける4101の位置まで回転移動する。
その結果この型車410の1歯分の回動が歯車411→
413→412を介してゴムローラ軸405に伝達され
、ゴムローラ406・406が回動し、1行分の印字用
紙送りが行なわれる。
この場合爪部材416によって型車410を回転させる
力の方が板ばね417によりゴムローラ406を押さえ
て回転を止める力より強いので型車410は回転する。
型車410の円周上の冬瓜は等間隔に並んでいるのでゴ
ムローラ406は印字サイクル毎に一定の角度だけ回転
し、また印字用紙PPは板ばね417によりゴムローラ
406に押圧されているのでゴムローラ40bと印字用
紙PPとの摩擦力(板はね417と印字用紙PPとの摩
擦力より大きい)により印字用紙PPは一定量だけ送ら
れる。
又型車410を第16図Cの矢方向に手で回動すること
により手動で紙送りを行なうことが出来る。
以上が本例活字輪選択方式印字装置の概略的構造及び−
印字サイクルである。
本発明は上記のような印字装置に於て、活字輪軸201
に保持させた各桁活字輸の間隔(ピンチ)を常に一定に
保持させて、各桁印字間隔の不揃いや活字選択誤動作を
生じないようにすることを目的とするもので、第1図に
示したように、活字輪駆動軸201に該軸と一体に回転
して活字輪に回転力を伝達する部材(爪部材)209を
軸201に沿って所要桁数設け、その各回転力伝達部材
209のボス2092の外周に各桁の活字輪202を夫
々嵌合支持させ、互に隣り合う回転力伝達部材209・
209の端部同士を座金210を介して突き合せると共
に、各活字輪202のホイール部を夫々回転力伝達部材
209と座金210の間に軽く挾んだ状態に保持させる
ことにより各桁活字輪のピッチaを一定に保つようにす
るとともに、モータの回転力により位置規制された活字
選択レバーにより各桁活字輪のピンチを一定に保つよう
にしたことを特徴とする印字装置を要旨とする。
尚、活字輪群全体の軸201に沿う移動はその活字輪群
の両側に軸201に一体に取付けた左右の係止部材21
1・211(第1図)で規制されている。
即ち上記のように構成すると、各桁活字輪回転力伝達用
部材209は互に軸201に沿う横移動を生じることが
なく、又各桁活字輪202も夫々ボス2092上に於け
る横移動が防止されるので、各桁活字輪202の相互ピ
ッチaは常に正しく保持される。
そして、回転力伝達部材、座金の他、活字選択レバーに
よって活字輪のピンチを一定に保つことにより、活字輪
のピンチはより確実に一定に保たれる。
従って各桁印字のピッチ不揃いや、各桁活字輪と各桁活
字選択レバー208の位置ズルに基づく活字選択誤動作
成は動作不良を生じることが簡単な構成で防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は装置全体の概略の分解斜視図、第2図は活字輪
軸を正転させる歯車の噛み合い図、第3図は同軸を逆転
させる歯車の噛み合い図、第4図は信号発生機構部分の
歯車噛み合い図、第5図は活字輪と回転力伝達用爪部材
との拡大側面図、第6図は同分解斜面図、第1図は同断
面図、第8図は活字輪と活字選択レバーとの関係図、第
9図は活字選択レバーにより活字輪が係止されプラテン
前面に所要の活字を選択した状態図、第10・11図は
板ばね保持レバーと同レバー作動用カムとの関係を示す
側面図で、第10図は板ばね加圧状態、第11図は同減
圧状態を示す。 第12図はプラテン機構の断面図、第13図はプラテン
ホルダ部分の斜面図、第14図はプラテン機構が活字輪
群から離れた状態の側面図、第15図はプラテン機構が
活字輪群に向って移動してプラテンが活字輪群に押し当
って印字が行なわれている状態の側面図、第16図a、
b、cは紙送り機構の紙送り過程を示す側面図、第17
図はインクローラ機構の斜面図、第18図は同側面図。 100は駆動機構、101はモータ、103はそのモー
タにより歯車列104・105・106・107を介し
てa方向に駆動されるカム軸、108〜117はそのカ
ム軸に集約して取付けた装置各部を連繋動作させる各種
の歯車・カム、200は活字輪機構、300は信号発生
機構、400はプラテン及び紙送り機構、500はイン
クローラ機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 活字輪選択方式の印字装置に於て、活字輪駆動軸に
    該軸と一体に回転して活字輪に回転力を伝達する部材を
    軸に沿ってAfi+i’を数設け、その各回転力伝達部
    材のボヌ外周に各桁の活字輪を夫々嵌合支持させ、互に
    隣り合う回転力伝達部材の端部同士を座金を介して突き
    合せると共に各活字輪のホイール部を夫々回転力伝達部
    材と座金との間に軽く挾んだ状態に保持させることによ
    り各桁活字輪のピッチを一定に保つようにするとともに
    、モータの回転力により位置規制された活字選択レバー
    により各伯活字輪のピッチを一定に保つようにしたこと
    を特徴とする印字装置。
JP53101350A 1978-08-19 1978-08-19 活字輪選択方式の印字装置 Expired JPS5810237B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53101350A JPS5810237B2 (ja) 1978-08-19 1978-08-19 活字輪選択方式の印字装置
US06/263,488 US4424743A (en) 1978-08-19 1981-05-14 Printing device of type ring selection system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53101350A JPS5810237B2 (ja) 1978-08-19 1978-08-19 活字輪選択方式の印字装置

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Publication Number Publication Date
JPS5528808A JPS5528808A (en) 1980-02-29
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ID=14298378

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JP53101350A Expired JPS5810237B2 (ja) 1978-08-19 1978-08-19 活字輪選択方式の印字装置

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69008237T2 (de) * 1989-06-08 1994-09-29 Seiko Epson Corp Kompakter Drucker der Druckradauswahl-Art.

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JPS4984532A (ja) * 1972-12-20 1974-08-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5542931Y2 (ja) * 1976-05-24 1980-10-08

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JPS4984532A (ja) * 1972-12-20 1974-08-14

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JPS5528808A (en) 1980-02-29

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