JPS5810127A - 電子制御燃料噴射機関の吸入空気流量算出方法 - Google Patents

電子制御燃料噴射機関の吸入空気流量算出方法

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Publication number
JPS5810127A
JPS5810127A JP10625681A JP10625681A JPS5810127A JP S5810127 A JPS5810127 A JP S5810127A JP 10625681 A JP10625681 A JP 10625681A JP 10625681 A JP10625681 A JP 10625681A JP S5810127 A JPS5810127 A JP S5810127A
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JP
Japan
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air flow
air
fuel ratio
flow rate
value
Prior art date
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Pending
Application number
JP10625681A
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English (en)
Inventor
Yukio Kinugasa
衣笠 幸夫
Hiroki Matsuoka
松岡 広樹
Takehisa Yaegashi
八重樫 武久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPS5810127A publication Critical patent/JPS5810127A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1438Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
    • F02D41/1444Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the characteristics of the combustion gases
    • F02D41/1454Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the characteristics of the combustion gases the characteristics being an oxygen content or concentration or the air-fuel ratio

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、燃料噴射弁を電気信号により操作して吸気系
への燃料供給量を制御する電子制御燃料噴射機関の吸入
空気流量算出方法に関する。
電子制御燃料噴射機関において吸入空気流量は、燃料噴
射量および点火時期等の算出に用いられ、重要なパラメ
ータとなっており、エアフローメータにより検出されて
いる。しかし空気密度は、自動車が走行する高度に関係
して変化し、またエアフローメータの出力特性は、吸入
空気流に関係して揺動する測定板の周辺からの吸入空気
の漏れの流量がエアフローメータの吸気壁への汚れの蓄
積に伴って変化することにより変化するので、正確な燃
料噴射量および点火時期等を算出するためにはエアフロ
ーメータの出力を補正して吸入空気流量を算出する必要
がある0したがって高度あるいはエアフローメータの出
力特性の変化に関する補正値が必要となる0また・燃料
タンクからの燃料蒸発ガスが大気へ放出されるのを防止
するために、燃料蒸発ガスを吸着剤としての活性炭に吸
着させ、吸着されている燃料蒸発ガスを機関運転時に吸
気系へ放出(・ソーダ)する機関では、混合気の空燃比
・すなわち空燃比センサの出力が燃料噴射弁からの供給
燃料の他に燃料蒸発ガスの放出量に関係しても変化する
。前述の補正値の通常の算出方法1は、空燃比センサか
らの帰還信号に基づいて帰還空燃比(帰還空燃比は機関
燃焼室の実際の空燃比分表わす。)を算出し、基準空燃
比に対する帰還空燃比の偏差に基づいて前述の補正値を
補正するが、機関運転が−たん停止されて次に再開され
た場合に、空燃比センサが適当に加熱されて有効出力を
発生するまでに所定時間を要するために、この所定時間
はおよび機関の低温時では空燃比センサからの帰還信号
を断って開ループ制御により燃料噴射量が計算され、ま
たこの所定時間および機関の低温時では燃料蒸発ガスの
吸気系へのパージが中止され、前回の機関運転時の最終
的な補正値に基づいて燃料噴射量および点火時期等が補
正されるために、吸気系への燃料蒸発ガスの放出に起因
する補正値の補正は回避されなければならない〇このよ
うな補正値の従来の算出方法では、例えば吸入空気流量
により機関の運転状態を多数の領域に区分し、各領域ご
とに不揮発性RAM(ランダム・アクセス・メモリ)を
設け、基準空燃比に対する帰還空燃比の偏差に基づいて
各領域ごとに算出された補正値を算出し、これらの補正
値を揮発性RAMに記憶するので・不揮発性RAMの個
数が増大している。また従来の算出方法では基準空燃比
に対する帰還空燃比の偏差に関して各領域ごとに制限を
設け、偏差がこの制限を越えている場合は空燃比センサ
の出力が吸気系への燃料蒸発ガスの放出に因る影響を受
けていると判断して制限値によって補正値を補正してお
り、自動車が高温高速(燃料タンクから燃料蒸発ガスが
多量に発生している状態)〒平野部から高地へ移る場合
、偏差が常に制限を越えるために、気圧の変化による帰
還空燃比の変化が無視され、従来方法では高度補償が全
く行なわれない。あるいは、高度#a償を行なう従来方
法〒は、吸気系への燃料蒸発ガスの放出通路を電磁弁に
より閉じて燃料蒸発ガスの放出中止期間を設けて、この
期間において補正値を補正しているが、この場合、補正
値の補正頻度が低下するため舖正値、したがって吸入空
気流量の精度が悪化している。− ゛本発明の目的は、不揮発性記憶素子の個数を大幅に減
少でき、かつ高度変化およびエアフローメータの出力特
性変化を補償して燃料噴射量および点火時期等の種々の
制御対象の算出の基礎となる吸入空気流量を正確に算出
することが1きる電子制御燃料噴射機関の吸入空気流量
算出方法を提供することfある。
この目的を達成するため本発明の電子制御燃料噴射機関
の吸入空気流量算出方法によれば、機関のアイドリング
時、低負荷時、および高負荷時を検出し、これらの各機
関運転状態に対応させて第1、第2、および第3の記憶
部を設け、空燃比センサからの帰還信号に基づいて帰還
空燃比を算出し、基準空燃比に対する帰還空燃比の偏差
に基づいて、検出された機関運転状態に対応する記憶部
の値を補正し、少なくとも2つの記憶部の値が基準値に
対して所定値以上の差を有している場合は高度補正値を
補正し、第1の記憶部の値と第3の記憶部の値との差が
第2の記憶部の値と第3の記憶部の値との差より大きい
場合には吸入空気流量を検出するエアフローメータの出
力の補正値を補正し、吸入空気流量を検出するエアフロ
ーメータの出力を高度補正値とエアフローメータの出力
の補正値とに基づいて補正して吸入空気流量を算出する
図面を参照して本発明の実、暗例な説明する。
第1図は本発明が適用される電子制御燃料噴射機関のシ
ステム図!ある。エアクリーナ1から吸入された空気は
エアフローメータ2、絞り弁3、サージタンク4、吸気
ポート5、および吸気弁6を含む吸気通路12を介して
機関本体7の燃焼室8へ送られる。絞り弁6は運転室の
加速ペダル13に連動する。燃焼室8はシリンダヘッド
9、シリンダブロック10、およびピストン11によっ
て区画され、混合気の燃焼によって生成された排気ガス
は排気弁15、排気ポート16、排気多岐管17、およ
び排気管18を介して大気へ放出される・・2イ・ぞス
通路21は絞り弁3の上部とサージタンク4とを接続し
、・々イ・ぞ大流量制御弁nは・ぐイ・ξス通路21の
流通断面積を制御してアイドリング時の機関回転速度を
一定に維持する。窒素酸化物の発生を抑制するために排
気ガスを吸気系へ導く排気ガス再循環(EGR)通路2
3は、排気多岐管17とサージタンク4とを接続し、オ
ンオフ弁形式の排気ガス再循環(EGR)制御弁24は
電気・ξルスに応動してEGR通路23を開閉する。吸
気温センサ公はエアフローメータ2内に設けられて仮気
温を検出し、スロットル位置センサ29は、絞り弁3の
開度を検出する。水温センサ30はシリンダプロッタ1
0に取付けられて冷却水湿度、すなわち機関温度を検出
し、酸素濃度センサとして周知の空燃比センサ31は排
気多岐管17の集合部分に取付けられて集合部分におけ
る酸素濃度を検出し、クランク角センサ32は、機関本
体7のクランク軸(図示せず)に結合する配電器33の
軸340回転からクランク軸のクランク角を検出し、車
速センサ35は変速機36の出力軸の回転速度を検出す
る。
これらのセッサ2、路、29.30.31.32.35
の出力、および蓄電池37の電圧は電子制御部40へ送
られる。燃料噴射弁41は各気筒に対応して各吸気ポー
ト5の近傍にそれぞれ設けられ、ボンデ42は燃料タン
ク43からの燃料通路44を介して燃料噴射弁41へ送
る。電子制御部40は各センサからの入力信号をノソラ
メータとして燃料噴射量を計算し、計算した燃料噴射量
に対応した・ξルス幅の電気・ξルスを燃料噴射弁41
へ送る。電子制御部40は各センサからの入力信号をパ
ラメータとして燃料噴射量を計算し、計算した燃料噴射
量に対応したパルス幅の電気、oルスを燃料噴射弁41
へ送る。電子制御部40はまた、ノ々イパス流量制御弁
22、EGR制御弁24、自動変速機の油圧制御回路の
ソレノイド弁45(第2図)、および点火コイル46を
制御する。点火コイル46の二次側は配電器33へ接続
されている。チャコールキャニスタ48は、吸着剤とし
ての活性炭49を収容し、通路50’を介し−て入口側
の?−トを燃料タンク43の上部空間へ接続され・通路
51を介して出口側のボートをノぞ−ジポート52へ接
続されている。、e−ジポート52は、絞り弁3が所定
開度Zより小さい開度にあるとき、絞り弁3より上流に
位置し、他方、絞り弁3が所定開度以上にあるとき、絞
り弁3より下流に位置して吸気管負圧な受ける。開閉弁
53は、・々イメタル円板を有し、機関が所定温度より
低い低温状態にあるとき、通路49を閉じて吸気系への
燃料蒸発ガスの放出を中止する。
第2図は電子制御部40の詳細を示している。
マイクロプロセッサからなるCPU(中央処理装置)5
6、ROM(リードオンメモリ)57、RAM(ランダ
ムアクセスメモリ)58、i開停止時にも補助電源から
給電されて記憶を保持できる不揮発性記憶素子としての
別のRA M 59、マルチゾレクサ付きA/−D(ア
ナログ/デジタル)変換器60、および・2ツファ付き
l10(入力/出力)器61はノ々ス62を介して互い
に接続されている。エアフローメータ2.吸気温センサ
詔、水温センサ30、空燃比センサ31、および蓄電池
37の出力はA/Dフン・々−タ60へ送(れる。また
、スロットル位置センサ29およびクランク角センサ3
2の出力はI10器61へ送られ、)々イ/eス流量制
御弁22、EGR制御弁24、燃料噴射弁41、ソレノ
イド弁45、および点火コイル46はい器61を介して
CPU56から入力を受みる。
第3図は、機関温度が所定値以上!あるとき、すなわち
暖機終了後であって、空燃比センサ31からの帰環信号
を・ξラメータとして燃料噴射量を計算する帰還制御時
の燃料噴射量計算プログラムのフローチャートfある。
RA M 58内に記憶されている吸入空気流量Qおよ
び機関回転速度Nに関するデータが、ステップ64 、
65で読込まれ、これらのデータから基本噴射時間τp
がステップ66妃求められる。τpの計算には従来周知
の計算式、例えばτp−に’ (ただしkは定数)が用
いられる。ステップ671空燃比センサ31がらの帰還
信号に基づく補、正係数α、その他(冷却水温度、機関
温度等)の補正係数β、およびτpからf(τp・α・
β)が計算され、実効噴射時間τQ w−f (τp・
α・β)とされる。ステップ68で、実効噴射時間τe
と燃料噴射弁41の無効噴射時τVとから最終噴射時間
τ−τp+τVが計算され・ステップ69でtがI10
器61へ送られる。
第4図は吸入空気流量とエアフローメータ2の出力誤差
(実IJL吸気系への燃料蒸発ガスの放出(破111)
、および高度変化(一点鎖線)に起因する空燃比の偏差
との関係を示している。
基準空燃比としての理論空燃比は偏差−〇に対応する。
Ql〈Q2<Q3<Q4<Q5<Q6の関係があり・Q
2はスロットル位置センサ29のスロットルスイッチが
オンからオフへ反転する時の吸入空気流量に相当し・ス
ロットルスイッチは、絞り弁3がアイドリング開度にあ
るとき、厳密には絞り弁軸の回転角が1.5°以下であ
るときオンにあり、絞り弁3がアイドリング開度より大
きく開かれているときオフにある。第1の領域A(Ql
〈Q<Q2)、第2の領域B(Q3<Q<Q4)、およ
び第3の領域C(Q5<Q<Q6)がそれぞれ機関のア
イドリング時・低負荷時、および高負荷時に対応するよ
うに、QlないしQ6が選定されており、第1ないし第
3の領域A、、B、Cは吸入空気流量Qに関して重接せ
ず1互いに離れている。エアフローメータ2の内壁への
汚れの蓄積に起因する空燃比の偏差は、吸入空気流量が
減少する程、増大する。燃料蒸発ガスの放出に起因する
空燃比の偏差は、第1の領域A−11’は零1あり、第
2の領域Bで最大となり、第3の領域C〒減少する。高
度変化に起因する空燃比の偏差は、吸入空気流量に関係
なく1一定fある。以上のことをまとめると、次表のと
おりtある。
第4図では、゛高度変化に起因する空燃比の偏差は理論
空燃比に対して過濃側に現われているが・これは自動車
が平野部から高地へ移る場合に空気密度が低下する場合
1あり・反対に自動車が高地から平野部へ移る場合には
空気密度が増大するの1、この場合、空燃比の偏差は理
論空燃比に対して希薄側に現われる。理論空燃比におけ
る偏差を零とし、希薄側および過濃側の偏差をそれぞれ
正および負とすると、これらの原因を総合した結果とし
ての空燃比の総合偏差は、第4図の特性線を重畳したも
のにほぼ相当する・したがって以上の特性解析から、総
合偏差が3つの領域A、B、C,において所定値以上で
あれば、高度変化に因る空燃比の偏差が生じていると判
断でき、また、第1の領域Aにおける総合偏差と第3の
領域Cにおける総合偏差との差が第2の領域Bにおける
総合偏差と第3の領域Cにおける総合偏差との差より大
きければ、エアフローメータに起因する空燃比の偏差が
生じていると判断1きる。
第5図は、偏差データを算出して記憶するプログラムの
フローチャートである。
ステップ74では、エアフローメータ2の検出信号から
空燃比帰還制御2サイクル当たりの吸入空気流量の平均
値Qを算出する。ステップ75fはステップ74の2サ
イクルと同じ2サイクルにおける平均帰還空燃比の理論
空燃比に対する偏差りを算出する。Dの単位は%とし、
理論空燃比に対して希薄側の偏差りは正、理論空燃比に
対して過濃側の偏差りは負とする。第6図は帰還空燃比
を例示している。Slは空燃比センサ31の出力・S2
は帰還空燃比としての空燃比センサ31の出力の積分値
である。なおこの積分値はCP U 56において算出
される。空燃比センサ31の出力は、空燃比が理論空燃
比より小さいとき、すな−わち混合気が過濃↑あるとき
1“となり、空燃比が理論空燃比より大きいとき、すな
わち混合気が希薄であるとき110′となる。C,PU
56は空燃比センサ31の出力S1がII 1 ″に維
持されている期間1は積分値S2を所定の時間間隔で所
定量aずつ減″少させ、空燃比センサ31の出力S1が
10′に維持されている期間〒は積分値S2を所定の時
間間隔1所定量aずつ増大させる。
また、空燃比センサ31の出力S1の反転時には積分値
S2は別の所定量b(b)a)だけ増減されるoa、b
は車速に関係して変化され、bは、応答性を改善するた
めに設定されている。積分値S2は、燃焼室8内の混合
気の実際の空燃比、すなわち帰還空燃比に相当する。
ステップ76−11’はスロットル位置センサ29のス
ロットルスイッチがオンであるか否かを判別し、判別結
果が正であればステップ77へ、否テアればステップ8
2へ進む。ステップ771はQl<Q<Q2であるか否
か、すなわち機関の運転状態が第1の領域Aにあるか否
かを判別し、判別結果が正であればステップ78へ、否
であればこのゾログラムを終了する。ステップ78では
、第1の領域Aのために設けられている第1の記憶部M
lの値MAとDとの和の1/2を新たなMAとする(差
鼾四→MA)・値MAは機関の運転を停止した時、ある
いは後述のステップ130(第7図)を実行した時、ク
リアされる。Dをそのまま新たなMAとせずに、′11
を新たなMAとした理由は、不測の原因によりMAが全
く関係ない値となるのを防止してMAの信頼性を高める
ため〒ある。ステップ79では第1の領域Aのために設
けられている第10カウンタの値C1を1だけ加算する
。第10カウンタの値C1は機関の運転を停止した断時
・あるいは後述のステップ130においてクリアされる
。ステップ80〒は第1のカウンタの値C1が3以上で
あるか否かを判別し1判別結果が正であればステップ8
1へ進み、否1あればプログラムを終了する。例えば1
回目のDが10%の誤差を含んでいても、ステップ79
を3回繰返すことによりMAの誤差は2.5%(−10
%÷2÷2)となり、Mへの信頼性が高くなる。ステッ
プ81″C!は第1の7ラグビツトFAを0から1にす
る。フラグFA−,1はMAが十分に信頼マきる状態に
なったことを意味する。ステップ82ではQ3<Q<Q
4であるか否か、すなわち機関の運転状態が第2の領域
Bにあるか否かを判別し、判別結果が正であれはステッ
プ83へ、否!あればステップ87へ進む。
ステップ83 、84 、85 、86は前述のステッ
プi8゜?9 、80 、81に対応する。すなわちス
テップ83では、第2の領域Bのために設けられている
第2の記憶部M2の値MBとDとの和の1/2を新たな
MBとする( 呈I」→MB) 。ステップ84〒は第
2の領域Bのために設けられている第2のカウンタの値
C2を1だけ加算する。ステップ85fは第20カウン
タの値C2が3以上であるか否かを判別しパ判別結果が
正であればステップ86へ進み・否であればプログラム
を終了する。
ステップ86では第2のフラグビットFBを0から1に
する。ステップ87ではQ5<Q<Q6−1’あるか否
か、すなわち機関の運転状態が第3の領域Cにあるか否
かを判別し、判別結果が正であればステップ88へ進み
、否〒あればこのプログラムを終了する。ステップ88
 、89 、90 、91 Get前述のステップIW
 78 、79 、 ’80 、81にそれぞれ対応す
る。すなわちステップ88では第3の領域Cのために設
けら−れている第3の記憶部M3の値MCとDとの和の
1/2を新たなMCとするMC+D (−〜−r−→MC)。ステップ89では第3の領域C
のために設けられている第3のカウンタの値C3を1だ
け加算する。ステップ9θでは第3のカウンタの値C3
が3以上〒あるか否かを判別し、判別結果が正〒あれば
ステップ91へ進み、否1あればこのプログラムを終了
する。ステップ91〒は第3のフラグビットFCを0か
ら1にする。
第7図は第1ないし第3の記憶部Ml、M2゜MBの値
、すなわち偏差データMA、MB、MCに基づいて高度
補正値FHACおよびエアフローメータ補正値FAFM
を算出するプログラムのフローチャートである。ステッ
プ100ではフラグピットFA、FBがともに11ある
が否かを判別し、判別結果が正fあればステップ101
へ、否であればステップ103へ進む。ステップ、 1
01では偏差データMA、MBがともに2%以上、すな
わち理論空燃比に対して希薄側へ2%ずれているか否か
を′判別し・判別結果が正であればステップ102へ進
み、否であればステップ110へ進む。ステップ102
1は高度補正値FHACに偏差データMAを加算して新
たな高度補正値XFHACとしく FHAC+MA−+
FHAC) 、ステップ113へ進む。ステップ103
ではフラグピットFB。
FCがともに1であるか否かを判別し、判別結果が正1
あればステップ104へ進み、否であればこのプロプラ
ムを終了する。、ステップ104では偏差データMB、
MCがともに2%以上か、すなわち基準空燃比に対して
希薄側へ2%以上ずれているか否かを判別し、判別結果
が正であればステップ105へ、否〒あれ□ばステップ
110へ進む。ステップ105では高度補正値FHAC
に偏差データMCを加算し、新たな高度補正値F)IA
Cとしく FHAC+MC−+FHAC) 、ステップ
113へ進む。
自動車が高地から平野部へ移る場合、第4図の前述の解
析から明らかなように、帰還空燃比は第1、第2、およ
び第3の領域A、B、Cにおいて希薄側へ所定値以上ず
れる。しかし場合により、機関が第3の領域C〒運転さ
れず第1および第2の領域A、Bだ1すで運転され、す
なわち自動車が高負荷で走行することなく高地から平野
部へ筆る場合、あるいは機関が第1の領域A〒運転され
ず第2および第3の領域B、Cだけで運転され、すなわ
ち自動車が途中1止まることなく高地から平野部へ下る
場合がそれぞれ予想される。したがってステップ101
 、104のように、偏差データMA’、MBがともに
2%以上であるか、あるいは偏差データMB 、 MC
がともに2%以上〒あれば、高度が下降したと判断して
高度補正値FHACが更新される。ステップ102 、
105における高度補正値FHACの更新のために偏差
データMBが用いられず、偏差データMAあるいはMC
が用いられるのは、偏差データM’Bに比べて偏差デー
タMAあるいはMCJ?燃料蒸発ガスの放出から受けて
いる影響が非常に少ないからfある。
ステップ110fはフラグピットFA、FB。
FCがいずれも1であるか否かを判別し判別結果が正〒
あればステップInへ進み、否であればこのプログラム
を終了する。ステップ111では偏差データMA 、M
B 、MCがいずれも一3%以下か否か、すなわち理論
空燃比に対して過濃側へ3%以上ずれているか否かを判
別し、判別結果が正!あればステップ112へ、否であ
ればステップ120へ進む。ステップ112fは偏差デ
ータMA 、MB 、MCのうち零に最も近いものを高
度補正値FHACに加算し・新たな高度補正値とする。
(F HA C=mtn (IMAl、1FifB1.
1Md)→FHAC)。
零に最も近い偏差データを選択した理由は・高度変化以
外の燃料蒸発ガスの放出等の他の影響を受けている可能
性が一番少ない□からfある。
ステップ113″l’は高度補正値FHACが5%より
小さいか否かを判別し、判別結果が正であればステップ
114へ、否fあればステップ115へ進む。ステップ
114では高度補正値FHAC)−20%か否かを判別
し、判別結果が正fあればステップ130へ進み、否で
あればステップ116へ進む。ステップ115 ′t%
は高度補正値FHACを5%とする。ステップ116で
高度補正値を一20%とする。ステップ113ないし1
16’−t’高度補正値FHACの範囲を制限する理由
は、空燃比センサ31の故障等の突発原因による高度補
正値FHACの異常な変化を防止するためであり、基準
値O%に対して上限(5%)が下限(−20%)より小
さくされているのは1平野部における高度補正値FHA
Cが基準値として選択されているからである。
ステップ1.20では偏差データMCを基準に偏差デー
タMAK1.5%を加えて得られた値(MA+1.5%
)が、偏差データMBに0.5%加えて得られた値(M
 B −1−0,5%)より小すく、かつ偏差データM
Bに0.5%加えて得られた値(MB十〇・5%)が偏
差データMCより小さいが否かを判別し、゛判別結果が
正〒あればステップエ2Iへ進み、否であればステップ
122へ進む。、ステップ121 ”t’はエアフロー
メータ2の出力の補正値FAFMに−1,5%を加え、
新たな補正値FAFMとする。ステップ122では偏差
データMCを基準として・偏差データMAに−1,5%
加えて得られた値(MA−1,5%)が・偏差データM
Bに−0,5%加えて得られた値(M B −0,5%
)より大きく、かつ偏差データMBに−0,5%加えて
得られた値(M B −0,5%)が偏差データMCよ
り大きいか否かを判別し、判別結果が正であればステッ
プ123へ進み、否であればこのプログラムを終了する
。ステ・ツゾ123tはエアフローメータ補正値FAF
Mに1.5%を加える。
ステップ120ないし!23では、第4図の実線で示す
ような特性、すなわち吸入空気流量が減少する程、帰還
空燃比が理論空燃比から大きくずれるような特性が偏差
データMA、MB、MCに現われているか否かを判別し
、現われていればエアフローメータ補正値FAF’MK
1.5%あるいは−1,5%加え、帰還空燃比が理論空
燃比に近づくようにエアフローメータ補正値FAFMを
補正する。エアフローメータ2の出力誤差に起因する空
燃比の偏差は、アイドリング時に最も大きく、かつエア
フローメータ補正値F、AFMの変化に因る空燃比の偏
差の変化は吸入空気流量が大きい場合には小さいので、
エアフローメータ補正値FAFMは、アイドリング時の
偏差が小さくなるようにステップ121,123におい
てアイドリング時の偏差に合わせて+、1.5%と大き
く補正される。
ステップ124ではエアフローメータ補正値FAFM 
が5%より小さいか否かを判別し・判別結果が正であれ
ばステップ125へ、否であればステップ126へ進む
。ステップ125十は補正値FAFMが一20%より大
きいか否かを判別し、判別結果が正であればステップ1
30へ、否テアれ′はステップ127へ進む。ステップ
126ではエアフローメータ補正値FAFMを5%にす
る。ステップ127ではエアフローメータ補正値FAF
Mを一20%にする。ステップ124ないし127″1
%エアフローメータ禎正値FAFMの範囲を制限する理
由および下限が上限より大きい理由は高度補正値FHA
Cの場合と同様、汚れのない新品のエアフローメ〜りを
基準としているためである。 −ステップ130では第
1ないし第3の記憶部M1ないしM3、第1ないし第3
のカウンタ、および第1ないし第3のフラグビットFA
、FB。
FCをクリアする。
FHAC,FAFMは、機関を−たん停止させて次に再
び運転する場合に、空燃比センサ31の出力が有効とな
るま1の開ループ制御期間に用いられるので、不揮発性
RAM59に記憶される。
第5図および第7図のプログラムは、機関温度が所定範
囲にある期間、すなわち機関冷却水温度例えば7σ〜9
σCにあって空燃比センサ31の出力が有効である期間
に行なわれる。また基準空燃比に対し、水温等による増
、量等が行なわれていない時にこのプログラムは行なわ
れる。
第8図は吸入空気流量Qを算出するプログラムのフロー
チャートである。エアフローメータ2の出力に対応する
吸入空気流量Qamとすると、ステップ1351は次式
から吸入空気流量Qを算出する。
FAFM X 10 Q = QamX (1+FHAC+−3・・” ・(
J)am 上式においてFHACおよびFAFMは%表示fはなく
、小数で表わされる。FAFMに10を掛けている理由
は第1の領域Aにおける代表的吸入空気流量が10m3
/hffiあるからfある。
(1)式から算出されたQが第3図のステップ64のQ
として用いられる。また、電子制御機関では点火時期と
しての進角度企、算出するために、Q / NoとNo
と37ぞラメータとして進角度を予め定めたマツプが設
けられ、このマツプにより点火時期が決められる。ただ
しNoは機関回転速度である・(1)式から算出された
Qは、点火時期のマツプの一方のノξラメータQ / 
Neを算出する際に用いる。
このように本発明によれば、燃料蒸発ガスの放出からの
影響を受けずに高度補正値およびエアフローメータ補正
値を算出し、これらの補正値に基づいて正確な吸入空気
流量を算出す、ることが1きる。電子制御燃料噴射機関
では°、吸入空気流量から燃料噴射量および点火時期等
の種々の制御対象の算出が行なわれるので、正確な吸入
空気流量が算出されることにより燃料噴射量および点火
時期等の種々の制御対象の算出精度を向上させることが
できる。
本発明によれば、高度補正値およびエアフローメータ補
正値のみな不揮発性記憶素子に記憶させればよく、不揮
発性記憶素子を機関の多数の運転領域ごとに設けて各運
転領域ごとの補正値を各不揮発性記憶素子に記憶させる
必要がなく、不揮発性記憶素子の個数を大幅に減少させ
ることがマきる。さらに本発明により、高度補正値およ
びエアフローメータ補正値への燃料蒸発ガスの影響を除
去するために、高度補正値およびエアフローメータ補正
値の補正期間に燃料蒸発ガスの放出を中止する必要がな
くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される電子制御燃料噴射機関の実
施例のシステム図、第2図は第1図の電子制御部のブロ
ック図、第3図は燃料噴射時間を算出するプログラムの
フローチャート、第4図はエア70−メータの出力誤差
等に起因する空燃比の偏差を示すグラフ、第5図は偏差
データを算出し、記憶するプログラムのフローチャート
、第6図は空燃比センサの出力と帰還空燃比との関係を
例示する図、第7図は高度補正値およびエアフローメー
タ補正値を算出するプログラムのフローチャート、第8
図は高度補正値およびエアフローメータ補正値を用いて
吸入空気流量を算出するプログラムのフロー千ヤードで
ある。 2・・・エアフローメータ、31・・・空燃比センサ、
40・・・電子制御部、41・・・燃料噴射弁第3図 第4図 一吸入空気流量 Q (m3/h )

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 燃料噴射弁を空気信号により操作して吸気系への燃料の
    供給量を制御する電子制御燃料噴射機関の吸入空気流量
    算出方法において、機関のアイドリング時、低負荷時、
    および高負荷時を検出し、これらの各機関運転状態に対
    応させて第1、第2、および第3の記憶部を設け、空燃
    比上ンサからの帰還信号に基づいて帰還空燃比を算出し
    ・基準空燃比に対する帰還空燃比の偏差に基づいて、検
    出された機関運転状態に対応する記憶部の値を補正し、
    少なくとも2つの記憶部の値が基準値に対して所定値以
    上の差を有している場合は高度捕正値企補正し、第1の
    記憶部の値と第3の記憶部の値との差が第2の記憶部の
    値と第3の記憶部の値との差より大きい場合には吸入空
    気流量を検出するエアフローメータの出力の補正値を補
    正し、吸入空気流量を検出するエアフローメータの出力
    を高度補正値とエアフローメータの出力の補正値とに基
    づい補正して吸入空気流量を算出することを特徴とする
    、電子制御燃料噴射機関の吸入空気流量算出方法。
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