JPS58101120A - 紫外線硬化型硬化被膜を表面に有する熱硬化性プラスチック成形品の製法 - Google Patents

紫外線硬化型硬化被膜を表面に有する熱硬化性プラスチック成形品の製法

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JPS58101120A
JPS58101120A JP56198200A JP19820081A JPS58101120A JP S58101120 A JPS58101120 A JP S58101120A JP 56198200 A JP56198200 A JP 56198200A JP 19820081 A JP19820081 A JP 19820081A JP S58101120 A JPS58101120 A JP S58101120A
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thermosetting plastic
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱硬化性プラスチック成形品表面に基材との密
着性に優れ、かつ表面平滑性9表面外観に優れた紫外線
硬化型の被膜を設けた熱硬化性プラスチック成形品の製
法に関するものである。
熱硬化性プラスチックの1種であるポリジエチレングリ
コールビスアリルカーボネート樹脂(別名:ポリアリル
・ジグリコール・カーボネート樹脂、以下PDAC樹脂
と略称する。)はその優れた透明性、耐摩耗性、耐衝撃
性を有するために、近年は特に度付レンズ、ファッショ
/レンズ、サングラス等の眼鏡分野又は光学分野におい
て多量に使用されるようになっている。
しかしながらPDAC樹脂の耐摩耗性は透明な熱硬化性
プラスチックの中では優れたものではあるが、無機ガラ
スと比較するとその耐摩耗性はまだ十分といえない。従
って、近年はPDAC樹脂から製造された眼鏡レンズ又
は光学レンズに、更に耐摩耗性及び表面硬度に優れたコ
ーディング材を塗布する方法が試みられてきたが1品質
的には十分なものとは言えなかった。
本発明はこのように眼鏡Vンズ分野又は光学レンズ分野
で多用されているPDAC樹脂製レンズ表面に基材との
密着性に優れ、かつ表面平滑性0表面外観に優れた耐摩
耗性、耐擦傷性レンズの製法に関するものである。
基材と被覆材との密着性を改善するための。
熱可塑性プラスチックの表面前処理法としては種々の方
法が検討されており1例えば化学的処理法としては有機
溶剤処理、アミン処理、シランカップリンク剤処理、酸
処理等が、また物理表面研磨処瑞等が知られているが、
熱硬化性樹脂、特にPDAC樹脂の前処理法圧ついては
あまり知られていない。
本発明者らはこのような状況に鑑み、熱硬化性プラスチ
ック成形品に紫外線硬化型の被膜を強固に密着させる方
法に関して鋭意検討したところ、熱硬化性プラスチック
成形品をアルカリ金属水酸化物を含有する溶液で処理し
た後に。
紫外線硬化性の被覆材組成物を塗装し、紫外線で塗膜を
硬化させれば、被膜の基材との密着性に優れたプラスチ
ック成形品が得られることを見い出し本発明を完成した
すなわち9本発明の要旨とするところは、熱硬化性グラ
スチック成形品の表面をアルカリ金属水酸化物を含有す
る溶液で処理した後に、紫外線硬化性の被覆材組成物を
塗装し、紫外線で硬化することによって基材との密着性
に優れた被膜を表面に有するプラスチック成形品を製造
、する方法にあり、中でも熱硬化性プラスチック滑性1
表面外観に優れた耐摩耗性を有する表面硬化被膜を設け
たプラスチック成形品を製造する方法を提供することに
ある。
本発明で使用される被覆材組成物としては。
紫外線で硬化し得る組成物であれば特に制限はされない
が、PDAC樹脂の耐摩耗性を更に改善しようとする目
的のためであれば、被覆材組成物としては 囚 1分子中に3個以上の(メタ)アクリロイルオキシ
基を有する化合物talの1種以上25〜99.90重
量部と。
1分子中に2個以下の重合性不飽和基を有する化合物(
blの1種以上θ〜49.95重量部と。
1分子中K(メタ)アクリルアきド基及び水酸基を有す
る化合物の1種以上0.05〜25重量部と。
フッ素、塩素又は臭素で置換された常温、常圧で液状の
有機酸(clの1種以上0.05〜25重量部とからな
る混合物(合計100重量部)。
及び (Bl  該混合物100重量部に対して光増感剤0.
01〜lO重量部 とからなる被覆材組成物であることが好ましい。
これら紫外線硬化性の組成物−のうち、1分子中圧3個
以上の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する化合物(
a)の異体例としては、トリメチロールプロパントリ(
メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ
)アクリレート。
ペンタグリセロールトリ(メタ)アクリレート。
ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ベン
タエリスリトールデトラ(メタ)アクリレート、グリセ
リントリ(メタ)アクリレート;あるいは次の一般式 (式中、Rは少なくとも3個がCH,=CH−COO−
基であり、残りは−H又は−〇H基である。
nle n、、 nl、 n4g m1g mgg m
ug rf14は0.1又は2のいずれかの数値をとり
、Xは1〜lOまでの正の整数である。)で示される化
合物1例えばマロン酸/トリメチロールエタン/アクリ
ル醸、iロンII/)リフチロールプロパン/アクリル
酸、マロン@/グリセリン/アクリル酸。
マロン酸/ペンタエリスリトール/アy9ルHeコハク
酸/トリメチロールエタ//アクリル酸。
コハクe!!/)IJメチロールプロパン/アクリル酸
、コハク酸/グリセリン/アクリル酸、コハク酸/ペン
タエリスリトール/アクリル酸、アジピン酸/トリメチ
ロールエタン/アクリル駿。
アジピン酸/トリメチロールプロパン/アクリル酸、ア
ジビン酸/ペンタエリスリトール/アクリル隈、アジピ
ン酸/グリセリン/アクリル酸、グルタル酸/トリメチ
ロールエタン/アクリル酸、クルタルI!/)ジメチロ
ールプロパン/アクリル11!、グルタル醗/グリセリ
ン/アクリル酸、グルタル酸/ペンタエリスリトール/
アクリル酸、セパシン酸/トリメチロールエタン/アク
リル酸、セパシン酸/トリメチロールプロパン/アクリ
ル酸、セバシン酸/グリセリン/アクリル酸、セパシン
酸/ペンタエリスリトール/アクリル陵等の化合物の組
合せKよるエステル化反応物(これらは実際の反応には
一般式(1)を満足する範囲内で適宜原料の量な必要に
応じて化学量論的に変えることができる);あるいは次
の一般式 (式中、 XHw xll l X1B* XH、XH
・・” Xn、 、 Xn、 、 X14の内少な(と
も3個はCM、= CH−Coo−基で、残りは一〇H
基である。nは2〜5の整数である。)で示される化合
物1例えばジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリ
レート、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリ
レート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリ
レート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリ
レート、トリペンタエリスリトールテトラ(メタ)アク
リレート、トリペンタエリスリトールペンタ(メタ)ア
クリレート、トリペンタエリスリトールヘキサ(メタ)
アクリレート。
トリペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート
等を挙げることができる。これらはl穫以上を混合し【
用いることができる。
これらの1分子中に3個以上の(メタ)アクリロイルオ
キシ基を有する化合物の中でも、一般式(fl)で示さ
れるアクリロイルオキシ基を有する化合物は不活性ガス
を必要とせず通常の大気中で紫外線によって十分に硬化
するのでより好ましい。
これらの化合物(a)は、該化合物(at、  1分子
中に2個以下の重合性不飽和基を有する化合物(bl及
びフッ素、塩素又は臭素で置換された有機酸(olとか
らなる混合物(以下、単に混合物(4)と呼ぶ)100
重量部中、25〜99.95重量部の範囲で用いるのが
好ましく、より好ましくは40〜99.8重量部である
。1分子中[3個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基
を有する化合物(atの使用割合が25重量部未満では
、得られた被膜の耐摩耗性と表面硬度が劣るようになる
ので好ましくない。
1分子中に2個以下の重合体不飽和基を有する化合物(
blとしては、ラジカル重合活性のある通常の単量体な
らばどれでも用いることができるが、その重合性不飽和
基が(メタ)アクリロイルオキシ基を有する化合物であ
る方が、紫外線による重合活性が優れているので好まし
い。
これらの化合物の具体例としては、1分子中に2個の(
メタ)アクリロイルオキシ基を有する化合物としてエチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレング
リコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレ/グリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ポリエチレ/グリコールジ
(メタ)アクリレート、l、4−ブタンジオールジ(メ
タ)アクリレート、  1.6−ヘキサ/ジオールジ(
メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ
)アクリレート、フロピレングリコールジ(メタ)アク
リレート、ジプロビレ/グリコールジ(メタ)アクリレ
ート;あるいは次の一般式 0 (式中、R8は水素またはメチル基、Xl、X、・・・
Xn は炭素数6以下の同じもしくは異なるアルキレフ
基またはその水素原子1個が水酸基で置換された構造の
ものであり、nは0〜5の整数である。)で示される2
例えば2.2−ビス+4アクリロキシフエニル)フロパ
ン@  2s2.−に’x+4メタクリロキシフェニル
Yプロパン、2.2−ビス+4アクリロキシエトキシフ
エニルYプロパン、212−ビス+4メタクリロキシエ
トキシフエニルテプロパン、2.2−ビス+4アクリロ
キシジエトキシフエニル)フロパン、2.2−ビス+4
メタクリロキシジエトキシフエニルトプロパy、2.2
−ビス+4アクリロキシグロポキシフエニルYプロパン
、2,2−ビス+4メタクリロキシグロポキシフエニル
Yプロパン、2゜2−ビス上4アクリロキシ(2ヒドロ
キシプロポキシ)フェニル士プロパ/+  2t 2−
 k’ スf 4メタクリロキシ(2ヒドロキシプロポ
キシ)フェニル士プロパン、2.2−ビス上4アクリロ
キシ(2ヒドロキシプロポキシエトキシ)フェニル士プ
ロパン、2,2−ビス上4メタクリロキ7(2ヒドロキ
シプロポキシエトキシ)フェニル子プロパン等を挙げる
ことができるが、一般式(璽)で示される(メタ)アク
リロイルオキシ基を有する化合物は通常の大気中で紫外
線による重合活性が優れているのでより好ましい。
また1分子中に1個の(メタ)アクリロイル基を有する
化合物としては、メチル(メタ)アクリレート、プロピ
ル(メタ)アクリレート。
ブチルアクリレート、インブチルアクリレート。
t−ブチルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレ
ート、ラウ□リルアクリレート、トリデシルアクリレー
ト、シクロヘキシルアクリレート、2−ヒドロキシエチ
ルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート
、グリシジルアクリレート、テトラヒドロフルフリルア
クリレート、ベンジルアクリレ−)、1.4−フチレン
ゲリコールモノアクリレート、エトキシエチルアクリレ
ート、エチルカルピトールアクリレート、2−ヒドロヤ
シ−3−グロロプロピルアクリレート、アクリルアミド
、N−ヒドロキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシ
ブチル(メタ)アクリルアミド、ヒドロキシメチルジア
セトンアクリルアミド、N−ヒドロキシエチル−N−(
メチル)アクリルアミド等を挙げることができる。これ
らの中でも2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒ
ドロキシプロピルアクリレート、グリシジルアクリレー
ト、テトラヒドロフルフリルアクリレート、エトキシエ
チルアクリレート、エチルカルピトールアクリレート、
ブトキシエチルアクリレート+  1.4−ブチレング
リコールモノアクリレートなどのように化合物の側鎖に
水酸基及び/又は環状エーテル結合及び/又は鎖状エー
テル結合を有するアクリレートが通常の大気中での紫外
線による重合活性が優れているので特に好ましに・。
またさらKN−ヒドロキシメチルアクリルアミド、N−
ヒドロキシエチルアクリルアミド。
N−ヒドロキシエチルアクリルアミド、ヒドロキシメチ
ルジアセトンアクリルアミドなどのように水酸基とアク
リルアミド基を有する化合物は、後述するフッ素、塩素
又は臭素で置換された有機酸と併用することにより得ら
れた硬化被膜と基材合成樹脂成形品との密着性が非常に
優れたもめが得られるので、硬化被膜の密着性をより強
固にする上で特に望ましい。
これらの(メタ)アクリルアミド及び水酸基を有する化
合物は0.05〜25重量部の範囲で使用されるが、最
も好ましくは2個以下の(メタ)アクリロイル基を有す
る化合物のうち。
(メタ)アクリルアミド基及び水酸基を有する化合物が
0.1〜15重量部である。
フッ素、塩素又は臭素で置換された有機酸(clとして
はジフロロ酢酸、トリフロロ酢醗、モノクロロ酢酸、ジ
クロロ酢酸、トリクロロ酢酸。
モノブロモ酢駿、トリブロモ酢酸、ジクロロプロピオン
酸、デトラクロロプロピオン醗等が挙げられるが敗り扱
いなど効果の点からモノクロロ酢酸、ジクロロ酢酸及び
トリクロロ酢酸が最も好ましい。
これらの有機酸(e)は、混合物tA1100重量部中
0.05〜25重量部の範囲で用いるのが望ましく、そ
の反応機構の詳細は十分に解明されていないが、前記単
量体混合物(Alと併用使用することにより熱硬化性プ
ラスチック、又はPDAC樹脂との密着性において非常
に優れたものが得られる。なおこれらの有機酸(clの
好ましい使用範囲は0.1〜20重量部の範囲である。
その使用割合が0.05重量部未満であると前記特定の
有機酸配合による密着性改善効果は小さり、25重量部
を越えると残留有機酸のために被膜が白票外線くよる硬
化を促進する光増感剤としては1例えばベンゾイン、ベ
ンシイ/メチルエーテル、ベンシイ/エチルエーテル、
ベンゾインイソプロピルエーテル、アセトイン、ブチロ
イン、トルオイン、ぺ/シル、ベンゾフェノン。
p−メトキシベンゾフェノン、ジェトキシアセトフェノ
ン、α、α−ジメトキシーα−フェニルアセトフェノン
、メチルフェニルグリオキシレート、エチルフェニルク
リオ中シレー)、  4.4’−ビス(ジメチルアミノ
ベンゾフェノン)、2− k: )’ o * 7−2
−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン等のカルボ
ニル化合物、テトラメチルチウラムジスルフィド、テト
ラメチルチウラムジスルフィドなどの硫黄化合物、アゾ
ビスインブチロニトリル、アゾビス−2,4−ジメチル
バレロニトリルなどのアゾ化合物、べ/シイルバーオキ
サイド、ジターシャリ−ブチルパーオキサイドなどのパ
ーオキサイド化合物などが挙げられる。これらの化合物
は単独で使用してもよいし、1種以上を混合して使用し
てもよい。
これら光増感剤の、混合物(A)100重量部に対する
配合量は0.01〜1000重量部が好ましく、これら
を多量に添加しすぎる場合は架橋硬化被膜を着色させた
り、耐候性の低下を招いたりする。また添加量が少なす
ぎる場合は、紫外線による被覆材の硬化性が悪くなる。
前記した被覆材組成物を塗布する方法としては刷毛塗り
、流し塗り、スプレー塗布9囲転塗布あるいは浸漬塗布
などの方法が採用されるが被覆材組成物の塗布作業性、
被膜の平滑性・均一性の点からは適当な有機溶剤を併用
して用いるのが好ましく、成形品に対する塗布量として
は、得られた硬化被膜の膜厚が1〜30μの範囲になる
ように塗布する必要がある。膜厚が1μ未満の場合は得
られた硬化被膜の表面硬度と耐摩耗性が十分でなく、一
方膜厚が30μを越える場合は、硬化被膜にクラックが
出やすくなったりする。
被覆材組成物を硬化する手段としては1500A〜80
00Aの紫外線を照射することが必須であって、他の硬
化手段を用いては本発明の1つである熱硬化性プラスチ
ック基材との優れた密着性を達成することはできない。
紫外線としては中圧水鎖灯、高圧水銀灯又は超高圧水銀
灯から発せられる高エネルギーの紫外線がより好ましい
アルカリ金属水厳化物としては元素周期律表1a族の水
酸化物が好ましいが、取扱い及び効果の点では水酸化ナ
トリウムおよび水酸化カリウムが%に好ましく、これら
は単独でも、あるいは混合して使用してもよい。これら
のアルカリ金属水酸化物を含有する溶液で処理した熱硬
化性プラスチック成形品と紫外線硬化性の被覆組成物と
忙よって実施例に記載のような強方な被膜の基材との密
着性が得られるかについてはまだ詳細には解明されてい
ないが、熱硬化性プラスチックの1種であるPDAC樹
脂の場合はアルカリ金属水藪化物の水溶液処理忙よって
一部基材が加水分解していることが認められており、こ
れと強力な紫外線エネルギーの照射による相互作用によ
って紫外線硬化性被覆組成物と基材樹脂との間に強力な
密着性が生起したものと予想される。
アルカリ金属水酸化物溶液の溶媒としては。
水が最も好ましいが、必要ならば水と混合使用できる有
機溶剤を併用してもよい。PDAC樹脂製レンズの場合
はこれらの溶媒からなる溶液中に浸漬法にて処理するの
が好ましく、他の方法では十分な光学的特性は得られず
、PDAC樹脂製レンズ表面に白点、ひずみ、たれ、ギ
アマーク等が出たりする場合がある。
浸漬処理時のアルカリ金属水酸化物水溶液の濃度として
は1〜30重量%の範囲が好ましい。
1重量%未満では密着性向上のために長時間処理が必要
となり作業性が悪くなり、逆に高濃度処しても%に効果
が高(なるというものでな(むしろ密着性改善効果が1
〜30重量%の範囲の時よりも悪くなる場合が認められ
る。
アルカリ金属水散化物の水溶液の温度としては50〜9
0℃の範囲が適当であり、50℃未満では密着性改善効
果が十分でなく、逆に90℃を越えると処理条件のコノ
トロールが困−となり作業性が悪くなる。又PDAC樹
脂夷レンズで染色レンズの場合は脱色が顕著となり、商
品価値が低下する。
PDAC樹脂裂かうなるレンズを処理する時間としては
5〜120秒の範囲が適当であり。
5秒未満では密着性改善効果罠乏しく、逆に120秒を
越えても特に効果が高くなるということはない。むしろ
染色レンズの場合忙は染料の脱色が顕著となり好ましく
ない。紫外線硬化法という高速キユアリング方式のメリ
ットを生かし経済性を求めるにはアルカリ金属水酸化物
の処理温度を出来るだけ高温に保ち、処理時間を短かく
することが必要であり、かつ本発明の目的とする強固な
密着性を得るためには必須である。
更に、アルカリ金属水酸化物溶液にPDAC樹脂製レン
ズを浸漬法にて処理する場合、レンズの浸漬時の引下げ
速度と引上げ速度を、なめらかな31/秒以上の速度に
保ち、引上げたレンズに付着したアルカリ金属水酸化物
溶液な水洗するまでにこの溶液を乾燥しないようにする
ことがレンズ表面の平滑性及び外観を保つのに欠(こと
のできない製造条件である。
すなわち、レンズ浸漬時の引下げ、引上げ速度が317
秒未満の場合は、アルカリ金属水酸化物溶液浸漬時に液
面の乱れの影響を受は易くPDAC樹脂製レンズ面に乱
れ、波、むら等の表面欠陥が生じ、レンズ表面の平滑性
1表面外観が低下するようKなるからである。
レンズ付着アルカリ金属水酸化物溶液を、出来るだけ早
く乾燥する前に水洗する理由は、一度乾燥したアルカリ
金属水酸化物及びその他の付着物は通常の水洗方法では
完全には水洗できす、被覆材組成物を塗布した後のPD
AC樹脂製レンズの外観及び平滑性が低下し、レンズと
しての光学特性を喪失してしまうからである。
アルカリ金属水酸化物地理後のPDAC樹脂展レンズの
水洗までの許容時間としては30秒以下であるのが好ま
しく、水洗までの放置時間が30秒を越える場合は見掛
は上はレンズが風乾していなくても、微小溶液が乾燥し
、レンズとしては白点、プツ等の欠陥となる場合が多い
以上のような処理条件を満足することによってPDAC
樹脂製レンズは9作業性・経済性よく光学的特性に優れ
たレンズとして工業生廠されるのであって、これらの条
件を満足しない場合は9元学的特性及び密着性等の品質
に優れたPDAC樹脂製レンズを経済的に製造すること
はできない。
本発明によって製造される表面に紫外線硬化性の稙膜を
有する熱硬化性樹脂成形品は、基材との密着性に優れ、
かつ表面の美観に優れたものであり、かつ成形品の耐摩
耗性、耐擦傷性も優れており、有機窓ガラス、照明器具
カバー。
反射鏡、鏡、眼鏡、サングラス、光学用レンズ等の用途
に極めて有用である。
レンズを1本実法を用いて製造した場合には。
光学的特性に優れかつ基材との密着性に優れるため、苛
酷な条件、*境下においても被膜の剥離、亀裂などを生
じることがない耐摩耗性、耐擦傷性に優れたし/ズとし
て工業的に安価に得られるようになる。
以下実施例によって本発明の内容を更に詳細に説明する
が、実施例中の部は重量部を表わす。
なお例中の測定評価は次のような方法で行なった。
(ll  耐擦傷性 #000のスチールクールによる擦傷テストO O・・・・・軽くこすってもその表面にほとんど傷がつ
かない。
△・・・・・軽くこするとその表面に少し傷がつく。
×・・・・・軽くこすってもその表面にひど(傷がつく
(基材樹脂と同程度)。
特開昭58−101120(8) (2)  密着性 サーマルサイクルテスト;試料を65℃の温水に1時間
浸漬した後、直ちに氷水中に10分間浸漬し、ついで8
0℃で1時間乾熱する。
これを5回繰り返す。
上記のサーマルサイクルテストを行なった後、クロス力
ットセロノ1ンテープ剥離テストを行なう。すなわち被
膜に1m間か(K基材に達する被膜切断線を、縦、横そ
れぞれに11本人れて1 tm”  の目数な100個
つ(す、その上に七ロノ1ンデープ(種水化学工業(株
)製)を貼りつげ、急激にはがす。この七ロノ・/テー
プの操作を同一個所でくり返し、更に剥離−テストを行
なった跡を30倍の拡大鏡を用(・て目の欠けがあるか
どうかを観察する。
○・・・・・同一箇所について10回剥離テストを行な
っても、剥離目又は目の 欠けが認められなかった。
×・・・・・同一箇所について10回行なった後、剥離
目又は目の欠けが認めら れに? (3)  光学特性 眼を黒い衝立の垂直前方50CRの位置におき、衝立の
上方で眼の高さより25cIL上忙ある蛍光灯を用いて
、眼と衝立の中間に置いた試供透明物体を目視観察する
○・・・・・白点、歪み、たれ、ギアi−り等の光学的
欠陥が全く観察されない Δ・・・・・光学欠陥が若干観察される。
X・・・・・光学欠陥が明らか忙観察される。
実施例1 PDAC樹脂製のクリヤーレンズを70℃の5重量慢水
酸化カリウム水溶液中に、浸漬速度5 cyu/ se
aで90秒間浸漬処理した。これを直ちに水洗、水切り
を行なった後、ジペンタエリスリトールペンタアクリレ
ート10部、ジペンタエリスリトールへキサアクリレー
トlO部、7″トラヒドロフルフリルアクリレ−)Si
2.2−ビス+4−アクリロキシジェトキシフェニル)
プロパン4部、N−メチロールアクリルアミド1部、エ
タノール60部、トルエン9部、ジクロロ酢l!iL 
ペンシイ/エチルエーテル0.5部、p−クロロベンゾ
フェノ70.5L  シリコン系レベリング剤0.1部
からなる被覆組成物中K O,2cIL/secの速度
で浸漬塗布を行ない被膜を形成せしめ、空気中で5 K
Wの高圧水銀灯を用いて距離250絽で10秒間照射し
た。
得られたレンズの耐擦傷性、密着性及び光学特性を下記
に示す。
実施例2 PDAC製の度付クリヤーレンズを85℃で20重量係
の水酸化す) IJウム水溶液中に、浸漬速度6 cm
/jscの速度で30秒間処理した後。
直ちに水洗を行ない、水切りを行なった。
このレンズをジペンタエリスリトールヘキサアクリレー
ト5部、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート5
部、ジベンタエリスリトールデトラアクリレート5部、
テトラヒドロフルフリルアクリレート6部、アジピン酸
/トリメチロールプロパン/アクリル酸からなるiスプ
ル2部、N−メチロールアクリルアミド2部。
インプロビルアルコール50部、イソブチルアルコール
10部、ヘキサン10部、ジクロロ酢酸5部、ペンシイ
/メチルエーテル0.5部、ベンゾフェノン1.0部、
シリコン系レベリング剤0、1部からなる被覆材組成物
中に0.3 cm/escの速度で浸漬塗布を行なった
。これを2 KWの高圧水銀灯を用いて照射距離200
uで空気中15秒間照射した。
得られた結果を下記に示す。
実施例3〜4.丼較例1〜7 PDAC樹脂嵐クグラり染色レンズを第1表の如(前処
理を行ない水切りを行なった後、ジペンタエリスリトー
ルへ中サアクリレート8部。
ジペンタエリスリトールペンタアクリレート5部、ジペ
ンタエリスリトールテトラアクリレート5部、テトラヒ
ドロフルフリルアクリレート6部、N−メチロールアク
リルアミド1部、インプロピルアルコール50部、イン
ブタノール15部、酢酸アミル9部、ジクロロ酢酸1部
ペンゾインイングロビルエーテル0.3部、  ベンゾ
フェノン0.7部、シリコン系レベリング剤0、2部か
らなる被覆組成物中K O,3cm/seeの浸漬速度
で塗布を行ない、これを2 KWの高圧水銀灯を用いて
照射距離200mで空気雰囲気下13秒間照射した。
得られた結果を第1表に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)熱硬化性プラスチック成形品の表面をアルカリ金
    属水酸化物を含有する溶液で処還した後、紫外線で硬化
    し得る被覆材組成物を塗装し、紫外線で硬化させること
    を特徴とする紫外線硬化型硬化被膜を表面に有する熱硬
    化性プラスチック成形品の製法。 (2)熱硬化性プラスチック成形品がジエチレングリコ
    ールビスアリルカーボネート又はその共重合体からなる
    成形品であることを特徴とする特許請求の範囲第(1)
    項記載の紫外線硬化型硬化被膜を表面に有する熱硬化性
    プラスチック成形品の製法。 (3)  アルカリ金属水酸化物の溶液が水酸化ナトリ
    ウム及び/又は水酸化カリウムの7H[テあることを特
    徴とする特許請求の範囲第(11項記載の紫外線硬化型
    硬化被膜を表面に有する熱硬化性プラスチック成形品の
    製法。 (4)紫外線で硬化し得る被覆材組成物が(A)1分子
    中VC3個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基を有す
    る化合物(alの1種以上25〜99.90重量部と。 1分子中に2個以下の重合性不飽和基を有する化合物(
    blの1種以上O〜49.95重量部と。 1分子中K(メタ)アクリルアミド基及び水酸基を有す
    る化合物の1′!@以上O,OS〜25重量部と。 フッ素、塩素又は臭素で置換された常温。 常圧で液状の有機酸(clの1種以上0.05〜25重
    量部とからなる混合物(合計100重量部)、及び (B)  該混合物100重量部に対して光増感剤0.
    01〜10重量部 とからなる被覆材組成物であることを特徴とする特許請
    求の範囲第(1)項記載の紫外線硬化型硬化被膜を表面
    に有する熱硬化性プラスチック成形品の製法。 (5)1分子中圧2個以下の重合性不飽和基を有する化
    合物が1重合性不飽和基として(メタ)アクリロイルオ
    Φシ基を有するものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第(4)項記載の紫外線硬化型硬化被膜を表面に有
    する熱硬化性プラスチック成形品の製法。 (6)1分子中に(メタ)アクリルアミド基及び水酸基
    を有する化合物が、N−(ヒドロキシメチル)アクリル
    アミド、N−(ヒドロキシエチル)アクリルアミド、N
    −(ヒドロ中ジプロピル)アクリルアミド、及びヒドロ
    キシメチルジアセトンアクリルアミドから選ばれたもの
    であることを特徴とする特許請求の範囲第(4)項記載
    の紫外線硬化型硬化被膜を表面に有する熱硬化性プラス
    チック成形品の製法。 (7)  フッ素、塩素又は臭素で置換された有機酸が
    、モノクロロ酢酸、ジクロロ酢酸、及びトリクロロ酢酸
    から選ばれたものであることを特徴とする特許請求の範
    囲第(4)項記載の紫外線硬化型硬化被膜を表面に有す
    る熱硬化性プラスチック成形品の製法。 (8)  アルカリ金属水酸化物の溶液濃度が1〜30
    チの水溶液であることを特徴とする特許請求の範囲第(
    1)又は第(3)項記載の紫外線硬化型硬化被膜を表面
    に有する熱硬化性プラスチック成形品の製法。 (9)  アルカリ金属水酸化物の溶液の温度が50〜
    90℃の範囲であることを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)又は第(3)項記載の紫外線硬化型硬化被膜を表
    面に有する熱硬化性プラスチック成形品の製法。 00)アルカリ金属水酸化物の溶液による処理が5〜1
    20秒の範囲であることを特徴とする特許請求の範囲第
    (11又は第(3)項記載の紫外線硬化型硬化被膜を表
    面に有する熱硬化性プラスチック成形品の製法。 (11)アルカリ金属水酸化物の溶液による処理が浸漬
    方法であり、かつ浸漬時の引下げ及び引上げ速度が31
    7秒以上の速度であることを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)又は第(3)項記載の紫外線硬化型硬化被膜を
    表面に有する熱硬化性プラスチック成形品の製法。 (12)アルカリ金属水酸化物の溶液によって処理され
    た熱硬化性プラスチック成形品が、その表面に付着した
    溶液が乾燥しない間に水洗処理されることを特徴とする
    特許請求の範囲第(1)又は第(3)項記載の紫外線硬
    化型硬化被膜を表面に有する熱硬化性プラスチック成形
    品の製法。 (13)アルカリ金属水酸化物の溶液が付着した熱硬化
    性プラスチック成形品の水洗処理されるまでの時間が3
    0秒以下であることを特徴とする特許請求の範囲第(1
    2)項記載の紫外線硬化型硬化被膜を表面に有する熱硬
    化性プラスチック成形品の製法。
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