JPS5810041B2 - なめこの採取方法及びその装置 - Google Patents

なめこの採取方法及びその装置

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Publication number
JPS5810041B2
JPS5810041B2 JP56013021A JP1302181A JPS5810041B2 JP S5810041 B2 JPS5810041 B2 JP S5810041B2 JP 56013021 A JP56013021 A JP 56013021A JP 1302181 A JP1302181 A JP 1302181A JP S5810041 B2 JPS5810041 B2 JP S5810041B2
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JP
Japan
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opening
mushroom
mushrooms
blade
hollow part
Prior art date
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JP56013021A
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JPS57129613A (en
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横田克巳
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はなめこの採取方法及びその装置に関するもので
ある。
周知の如〈従来におけるなめこの収穫採取は、オガ屑に
なめこ菌を接種した菌床の表面より発育の差が著しく相
違した大小様々の状態で密着して群生して(るなめこ群
の中から、収穫目標とされた大きさの粒が比較的多いな
めこ群を指先によってかき取り採取するという方法によ
っている。
即ちなめこは菌床の表面に多数本がひと固りの発生解体
となって密集し、互に共通の根茎部で一体となっている
ために大きいなめこを一本づ一採取することができず、
比較的大きいなめこの揃っているなめこ群を選択してか
き取るということになる。
ところで本来食用に供されるためのなめこは発育の良好
なもの&頭部だけであるが、前記のようにひと固りのな
めこ群をかき取るという採取法による場合には、なめこ
群の中に含まれる後日当然に収穫できるはずの未発育の
小粒ななめこも同時に採取してしまうことになり、これ
らの小粒ななめこは廃棄処分される。
従って従来の採取法では発育した一部のなめこのみが商
品化されるに過ぎず歩止りが悪いという問題を有してい
る。
また従来の採取法では、前記のようにしてかき取ったな
めこ群の中から、発育の良好なもののみを選んで鋏によ
り頭部を茎部から切り取ることになるため、採取から頭
部切断されて商品として出荷される迄に指先に触られる
度合が多(鮮度を低下させる原因ともなっている。
更に従来の採取法では根茎部を残しておけば後日再び発
芽して(るにも拘らず、菌床表面から根茎部ごとかき取
ってしまうため、発芽体自体が一度の収穫で採取消滅し
てしまうことになり、収穫量の損失が多いという問題を
有している。
本発明はこのような従来のなめこ採取法の問題点に鑑み
、発芽体自体な菌床表面よりかき取ることな(、発芽体
より育成した粒の大きななめこの頭部のみを指先で触れ
ることなく確実に切断採取できるようななめこ頭部の採
取方法とその装置の提供を目的としたものである。
本発明は上記の如き目的を得るための方法として、一個
のなめこ頭部を挿入し得る大きさの開口部と中空部とを
もった器具の外側部に内周縁に刃を形成した開口刃をも
った板バネを開口刃が器具の開口部前面に位置するよう
に周設して、なめこ頭部を開口刃を通して器具中空部内
に挿入した状態において板バネを移動させることにより
開口刃によって頭部直下の茎部を切断するようにしたこ
とを特徴とするものである。
次に本発明に係る採取方法を具体的に実施できるように
した装置の実施例について詳記すれば、第1図は平面図
、第2図は側面図であって、器具1は上部先端部に設け
られた筒形をなす開口部2と、この開口部2に連らなる
中空部3及びこれらの部分を支持するべ(後部に設けら
れたグリップ4、更に該グリップ4の前縁に上端が中空
部3と連通ずるように形成された中空の移送路5とより
なっている。
開口部2の外径は群生したなめこ群の中に挿入してその
うちの一つのなめこ頭部を内径を通して中空部3内に挿
入し得るような大きさからなっている。
中空部3の上部はなめこの頭部がどの程度の深さ迄中空
部3内に挿入されたかを外部から確認し得るように窓6
が開設されており、底部7はグリップ4の前縁に形成さ
れた移送路5と連通されている。
開口部2と中空部3の外側部には、内周縁に刃を有する
開口刃9を穿設した板バネ8が周設されている。
この板バネ8は第4図に示すように略中央部に開口刃9
が穿設されていて、この開口刃9が器具1の開口部2の
前面に位置するよう、に開口部2と中空部3の外側部を
囲繞して周設され、両端は中空部3の後部に縦軸11を
もって回転可能なるように軸支された回転体100両側
面に固定されている。
この回転体10は縦軸11とは別の偏心軸12を有して
おり、この偏心軸12とグリップ4の上部に枢着した引
金13の上端14との間に連杆15が連結されている。
また引金上端14とグリップ4の上部後端lとの間には
コイルスプリング16が連結されて前記連杆15を常に
後方に引張るようになっている。
一方回転体10の下面における前記偏心軸12のある側
と反対側の周面には切溝17が設けられていると共に、
グリップ4の上端にはこの切溝17内に突出するような
ストッパー18が設けられている、それ故このストッパ
ー18がコイルスプリング16によって後方に引かれる
偏心軸12の位置を、回転体縦軸11とグリップ上部後
端41とを結ぶ中心線上の位置迄引かずに偏心位置で停
止させるようになっている。
採取に際しては第5図及び第6図に示す如(、縦形にし
た菌床19における発芽の良好ななめこ20が開口刃9
を通して中空部3内に挿入されるように器具1をあてが
い、この状態で引金13を引く。
引金13を引くと連杆15がスプリング160弾性に抗
して前方へ押出され、回転体10が第1図において時計
針の方向に回転することにより板バネ8が器具1の開口
部2の前面を摺動するので板バネ8の開口刃9によって
なめこ20の茎部が切断される。
切断されたなめこ20は中空部3の底部7より移送路5
を経て図示外の容器内に送られる。
板バネ8の開口刃9はなめこ20の切断後引金13を戻
すことによりコイルスプリング16の弾性により開口部
2の前面に復帰する。
以上に述べた如(本発明に係る採取法は、開口刃9を有
する板バネ8を開口部2と中空部3とを有する器具1の
外側部に周設して開口刃9を通して中空部3内になめこ
20を挿入した状態において板バネ8を摺動させること
により開口刃9によりなめこ茎部を切断するようにした
ので、密集するなめこ群のうちの所定の大きさに育成し
たなめこの頭部のみを簡単に採取することができる。
従ってこのような採取法による場合は、なめこ群のうち
未発育の小粒なめこをそのま一画床上に残留させること
ができることになり、後日これらの小粒なめこが生長し
た状態で収穫できるので、収穫量の増大を期待できると
いう利点を有する。
また頭部のみを切り離されたなめこ茎部は、自然に代謝
消滅して同群体中の発芽要素に対する養分となるので、
菌床の発芽能力を欠かすことな(保護育成することがで
き、従来の採取方法に比較して収穫歩止りの向上を期待
できる。
更になめこ頭部の切断は全く人の指先に触れることな(
行われ、容器内にて洗浄された状態で出荷できるので品
質の向上をも期待できる。
勿論採取のための器具は、グリップを保持した状態で引
金を引くだけの操作で簡単に採取が行えるので作業能率
の向上を期待できるという利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る採取装置の平面図、第2図は側面
図、第3図は第1図の旧−■線における断面図、第4図
は板バネの平面図、第5図は使用状態における部分側面
図、第6図は第5図のV−■線における断面図である。 図において、1・・・・・器具、2・・・・・・開口部
、3・・・・・・中空部、4・・・・・・グリップ、5
・・・・・・移送路、6・・・・・・窓、7・・・・・
底部、8・・・・・・板バネ、9・・・・・・開口刃、
10・・・・・回転体、11・・・縦軸、12・・・・
・・偏心軸、13・・・・・・引金、15・・・・・連
杆、17・・・・・切溝、18・・ストッパー、19・
・・・・・菌床。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 開口部と中空部とをもった器具の外側部に開口刃を
    穿設した板バネを開口刃が前記器具開口部前面に位置す
    るように周設し、なめこを開口刃を通して器具中空部内
    に挿入した状態で板バネを器具外側部に沿って移動する
    ことにより板バネ開口刃によりなめこの茎部を切断する
    ことを特徴としたなめこの採取方法。 2 開口部と中空部とをもった器具の外側部に開口刃を
    穿設した板バネを開口刃が前記器具開口部前面に位置す
    るように周設し、該板バネの両端を中空部の後部に回転
    可能なるように軸支した回転体の両側に固定し、回転体
    の偏心部と器具に付設した引金とを連杆により連結させ
    たことを特徴とするなめこの採取装置。
JP56013021A 1981-02-02 1981-02-02 なめこの採取方法及びその装置 Expired JPS5810041B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56013021A JPS5810041B2 (ja) 1981-02-02 1981-02-02 なめこの採取方法及びその装置

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JP56013021A JPS5810041B2 (ja) 1981-02-02 1981-02-02 なめこの採取方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57129613A JPS57129613A (en) 1982-08-11
JPS5810041B2 true JPS5810041B2 (ja) 1983-02-24

Family

ID=11821487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56013021A Expired JPS5810041B2 (ja) 1981-02-02 1981-02-02 なめこの採取方法及びその装置

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JP (1) JPS5810041B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0237341U (ja) * 1988-09-02 1990-03-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0237341U (ja) * 1988-09-02 1990-03-12

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JPS57129613A (en) 1982-08-11

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