JPS5810436Y2 - なめこ採取器 - Google Patents
なめこ採取器Info
- Publication number
- JPS5810436Y2 JPS5810436Y2 JP1232381U JP1232381U JPS5810436Y2 JP S5810436 Y2 JPS5810436 Y2 JP S5810436Y2 JP 1232381 U JP1232381 U JP 1232381U JP 1232381 U JP1232381 U JP 1232381U JP S5810436 Y2 JPS5810436 Y2 JP S5810436Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mushroom
- nameko
- opening
- instrument
- hollow part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案はなめこの採取器に関するものである。
従来におけるなめこの収穫採取は、菌床より群生した大
小様々な粒のなめこ群そのものをかき取り、これらのな
めこ群の中から発育の良好ななめこのみを鋏で切取ると
いう方法によっていた。
小様々な粒のなめこ群そのものをかき取り、これらのな
めこ群の中から発育の良好ななめこのみを鋏で切取ると
いう方法によっていた。
このため同時にかき取られたなめこ群中の小粒ななめこ
はそのま\廃棄されること\なり、商品歩止まりが良く
ないという生産管理上の問題点を有していた。
はそのま\廃棄されること\なり、商品歩止まりが良く
ないという生産管理上の問題点を有していた。
また菌床からなめこ群をかき取り、更にこのうちから大
粒のなめこ頭部を切取るという過程において、なめこが
指先に触れる度合が多く、鮮喫低下の原因ともなるとい
う問題点があった。
粒のなめこ頭部を切取るという過程において、なめこが
指先に触れる度合が多く、鮮喫低下の原因ともなるとい
う問題点があった。
本案はこのような問題点に鑑み、菌床から未発育の小粒
ななめこはそのまNの状態として、発育の良好な大粒の
なめこのみを一粒づ\しかも食用となる頭部のみを全く
指先に触れることなく切取り採取することのできるよう
にしたなめこ採取器の提供を目的としたものである。
ななめこはそのまNの状態として、発育の良好な大粒の
なめこのみを一粒づ\しかも食用となる頭部のみを全く
指先に触れることなく切取り採取することのできるよう
にしたなめこ採取器の提供を目的としたものである。
次に本案に係る採取器を図示の実施例に基いて詳記すれ
ば、第1図は平面図、第2図は側面図であって、器具1
は上部先端部に設けられた筒形をなす開口部2と、この
開口部2に連らなる中空部3及びこれらの部分を支持す
るべく後部に設けられたグリップ4、更に該グリップ4
の前縁に上端が中空部3と連通ずるように形成された中
空の移送路5とよりなっている。
ば、第1図は平面図、第2図は側面図であって、器具1
は上部先端部に設けられた筒形をなす開口部2と、この
開口部2に連らなる中空部3及びこれらの部分を支持す
るべく後部に設けられたグリップ4、更に該グリップ4
の前縁に上端が中空部3と連通ずるように形成された中
空の移送路5とよりなっている。
開口部2の外径は群生したなめこ群の中に挿入してその
うちの一つのなめこ頭部を内径を通して中空部3内に挿
入し得るような大きさからなっている。
うちの一つのなめこ頭部を内径を通して中空部3内に挿
入し得るような大きさからなっている。
中空部3の上部はなめこの頭部がどの程度の深さ迄中空
部3内に挿入されたかを外部から確認し得るように窓6
が開設されており、底部7はグリップ4の前縁に形成さ
れた中空の移送路5と連通され、該移送路5の下端は例
えばグリップ4の下端に取付けた袋21等に通ずるよう
になっている。
部3内に挿入されたかを外部から確認し得るように窓6
が開設されており、底部7はグリップ4の前縁に形成さ
れた中空の移送路5と連通され、該移送路5の下端は例
えばグリップ4の下端に取付けた袋21等に通ずるよう
になっている。
移送路5はかならずしもグリップ4と一体に設けられる
必要はなく、グリップ4とは分離するような例えばホー
スの上端を器具中空部3の底部7と接続するようにして
もよい。
必要はなく、グリップ4とは分離するような例えばホー
スの上端を器具中空部3の底部7と接続するようにして
もよい。
また移動路5の下端は図示外のバキューム機構を内蔵し
た貯留槽とホースを介して連結し、中空部3内にたえず
吸引力が作用するようにしてもよい。
た貯留槽とホースを介して連結し、中空部3内にたえず
吸引力が作用するようにしてもよい。
開口部2と中空部3の外側部には、内周縁に刃を有する
開口刃9を穿設した板バネ8が周設されている。
開口刃9を穿設した板バネ8が周設されている。
この板バネ8は第4図に示すように略中央部に開口刃9
が穿設されていて、この開口刃9が器具1の開口部2の
前面に位置するように開口部2と中空部3の外側部を囲
繞して周設され、両端は中空部3の後部に縦軸11をも
って回転可能なるように軸支された回転体10の両側面
に固定されている。
が穿設されていて、この開口刃9が器具1の開口部2の
前面に位置するように開口部2と中空部3の外側部を囲
繞して周設され、両端は中空部3の後部に縦軸11をも
って回転可能なるように軸支された回転体10の両側面
に固定されている。
この回転体10は縦軸11とは別の偏心軸12を有して
釦り、この偏心軸12とグリップ4の上部に枢着した引
金13の上端14との間に連杆15が連結されている。
釦り、この偏心軸12とグリップ4の上部に枢着した引
金13の上端14との間に連杆15が連結されている。
また引金上端14とグリップ4の上部後端4′との間に
はコイルスプリング16が連結されて前記連杆15を常
に後方に引張るようになっている。
はコイルスプリング16が連結されて前記連杆15を常
に後方に引張るようになっている。
一方回転体10の下面における前記偏心軸12のある側
と反対側の局面には切溝17が設けられていると共に、
グリップ4の上端にはこの切溝17内に突出するような
ストッパー18が設けられている。
と反対側の局面には切溝17が設けられていると共に、
グリップ4の上端にはこの切溝17内に突出するような
ストッパー18が設けられている。
それ故このストッパー18がコイルスプリング16によ
って後方に引かれる偏心軸12の位置を、回転体縦軸1
1とグリップ上部後端4′とを結ぶ中心線上の位置迄引
かずに偏心位置で停止させるようになっている。
って後方に引かれる偏心軸12の位置を、回転体縦軸1
1とグリップ上部後端4′とを結ぶ中心線上の位置迄引
かずに偏心位置で停止させるようになっている。
採取に際しては第5図及び第6図に示す如く、縦形にし
た菌床19に釦ける発芽の良好ななめこ20が開口刃9
を通して中空部3内に挿入されるように器具1をあてが
い、この状態で引金13を引く。
た菌床19に釦ける発芽の良好ななめこ20が開口刃9
を通して中空部3内に挿入されるように器具1をあてが
い、この状態で引金13を引く。
引金13を引くと連杆15がスプリング16の弾性に抗
して前方へ押出され、回転体10が第1図に釦いて時計
針の方向に回転することにより板バネ8が器具1の開口
部2の前面を摺動するので板バネ8の開口刃9によって
なめこ20の茎部が切断される。
して前方へ押出され、回転体10が第1図に釦いて時計
針の方向に回転することにより板バネ8が器具1の開口
部2の前面を摺動するので板バネ8の開口刃9によって
なめこ20の茎部が切断される。
切断されたなめこ20は中空部3の底部7より移送路5
を経てグリップ4の下端の袋21もしくは図示外の容器
内に送られる。
を経てグリップ4の下端の袋21もしくは図示外の容器
内に送られる。
板バネ8の開口刃9はなめこ20の切断後引金13を戻
すことによりコイルスプリング16の弾性により開口部
2の前面に復帰する。
すことによりコイルスプリング16の弾性により開口部
2の前面に復帰する。
以上に述べた如く本考案に係る採取法は、開口刃9を有
する板バネ8を開口部2と中空部3とを有する器具1の
外側部に周設して開口刃9を通して中空部3内になめこ
20を挿入した状態において板バネ8を摺動させること
により開口刃9によりなめこ茎部を切断するようにした
ので、密集するなめこ群のうちの所定の大きさに育成し
たなめこの頭部のみを簡単に採取することができる。
する板バネ8を開口部2と中空部3とを有する器具1の
外側部に周設して開口刃9を通して中空部3内になめこ
20を挿入した状態において板バネ8を摺動させること
により開口刃9によりなめこ茎部を切断するようにした
ので、密集するなめこ群のうちの所定の大きさに育成し
たなめこの頭部のみを簡単に採取することができる。
従ってこのような採取法による場合は、なめこ群のうち
未発育の小粒なめこをそのげ\菌床上に残留させること
ができることになり、後日これらの小粒なめこが生長し
た状態で収穫できるので、収穫量の増大を期待できると
いう利点を有する。
未発育の小粒なめこをそのげ\菌床上に残留させること
ができることになり、後日これらの小粒なめこが生長し
た状態で収穫できるので、収穫量の増大を期待できると
いう利点を有する。
また頭部のみを切り離されたなめこ茎部は、自然に代謝
消滅して同群体中の発芽要素に対する養分となる0で、
菌床の発芽能力を欠かすことなく保護育成することがで
き、従来の採取方法に比較して収穫妻止りの向上を期待
できる。
消滅して同群体中の発芽要素に対する養分となる0で、
菌床の発芽能力を欠かすことなく保護育成することがで
き、従来の採取方法に比較して収穫妻止りの向上を期待
できる。
更に中空部3の底部7には切取られたなめこ頭部を下方
の袋21もしくは貯留槽に送り込むための移送路5を設
けたので、切取られたなめこ頭部は全く指先に触れるこ
となく袋或は貯留槽に送り込むことができ、このように
して集積されたなめこ頭部は水洗いするだけで直ちに出
荷できるので、品質管理の面からも好ましいという利点
を有するものである。
の袋21もしくは貯留槽に送り込むための移送路5を設
けたので、切取られたなめこ頭部は全く指先に触れるこ
となく袋或は貯留槽に送り込むことができ、このように
して集積されたなめこ頭部は水洗いするだけで直ちに出
荷できるので、品質管理の面からも好ましいという利点
を有するものである。
第1図は本発明に係る採取装置の平面図、第2図は側面
図、第3図は第1図のnl−m線における断面図、第4
図は板バネの平面図、第5図は使用状態に釦ける部分側
面図、第6図は第5図の■■線にふ・ける断面図である
。 図に釦いて、1・・・器具、2・・・開口部、3・・・
中空部、4・・・グリップ、5・・・移送路、6・・・
窓、7・・・底部、8・・・板バネ、9・・・開口刃、
10・・・回転体、11・・・縦軸、12・・・偏心軸
、13・・・引金、15・・・連杆、17・・・切構、
18・・・ストッパー 19・・・菌床、20・・・な
めこ、21・・・袋。
図、第3図は第1図のnl−m線における断面図、第4
図は板バネの平面図、第5図は使用状態に釦ける部分側
面図、第6図は第5図の■■線にふ・ける断面図である
。 図に釦いて、1・・・器具、2・・・開口部、3・・・
中空部、4・・・グリップ、5・・・移送路、6・・・
窓、7・・・底部、8・・・板バネ、9・・・開口刃、
10・・・回転体、11・・・縦軸、12・・・偏心軸
、13・・・引金、15・・・連杆、17・・・切構、
18・・・ストッパー 19・・・菌床、20・・・な
めこ、21・・・袋。
Claims (1)
- 開口部2と中空部3とをもった器具1の外側部に開口刃
9を穿設した板バネ8を開口刃9が器具開口部2の前面
に位置するように周設し、該板バネ8の両端を中空部3
の後部に軸支した回転体10の両側に固定し、器具1に
付設した引金13と回転体10の偏心部とを連杆15に
より連結すると共に、前記器具中空部3の開口底部7に
は中空部3と連通した中空の移送路5を設けたことを特
徴とするなめこ採取器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1232381U JPS5810436Y2 (ja) | 1981-02-02 | 1981-02-02 | なめこ採取器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1232381U JPS5810436Y2 (ja) | 1981-02-02 | 1981-02-02 | なめこ採取器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57127654U JPS57127654U (ja) | 1982-08-09 |
JPS5810436Y2 true JPS5810436Y2 (ja) | 1983-02-25 |
Family
ID=29810438
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1232381U Expired JPS5810436Y2 (ja) | 1981-02-02 | 1981-02-02 | なめこ採取器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5810436Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-02 JP JP1232381U patent/JPS5810436Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57127654U (ja) | 1982-08-09 |
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