JPS58100014A - 多段コンベア装置の運転方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発ｌ劉は上段、下段からなる複数のコンベアを連繋し
た多段コンベア装置の運転方法に関する。

多段コンベア装置を用いて種々の原料を搬送する場合に
おいて、搬送する原料の種類を変えるとき等には、コン
ベア装置を一旦停止する必要があるが、コンベア上に原
料を載置せしめたままコンベア装置を停止すると、載置
されている原料のために次の起１時、コンベア転載部に
設けたシュー身 トが６百まる虞れがあり、一旦シュート詰まりが発生す
ると長時間コンベア装置を休止しなければならず、稼動
率の低下、設備の故障等のｆ、因となる。

このような問題を回避するためには、コンベア上の原料
を♀て空にした後、コンベア装置を停止する必要がある
。

このため従来にあっては多設コンベア装置を手動停止す
る場合には、最下段のコンベアが空になった状態をＣＮ
、認した後に全てのコンベアを手動停止する方法等を採
って上述した問題を回避している。また自助停止する場
合には、原料がコンベア上に載置されてからその上段端
にまで達する時間よりも少し長い時間、即ち各コンベア
の１／２間分だけ原料が搬送されるのに要する時間を設
定した停止タイマを各コンベアに対して夫々設けておき
、各コンベア上に原料が転載された時点より上記タイマ
を作ψせしめて各コンベアを停止する制御を上段側のコ
ンベアから順次行う方法等が採られている。

一方、コンベア装置を起動する場合には、シーケンス＄
Ｊ（ＩＩＩ用コシコントローラ各コンベアの運転順序を
予めシーケンスに組み込んでおき、コンベア装置に起１
信号を与えることにより、上記コントローラを作動せし
めてシュート詰まりが発生しないように下段側のコンベ
アから上段側のコンベアに向けて順次起動していく方法
等が採られている。

このような従来法による場合は、原料を搬送していない
空運転の状態が長くなり、そのために消費される電力量
は無視できない。例えば製鉄所において高炉原料等を搬
送するコンベア装置ではその全、長が１〜２Ｋｍ　　に
も及ぶものがあり、上述した空運転のために消費される
電力量は極めて太きい。

本発明＃′ｉ所かる問題点を解決するためになされたも
のであり、シュート詰まりの発生を防止しつつ、空運転
の時間を可及的に零に近付け、その丸めに消費される電
力量を節減する多段コンベア装置の運転方法を提供する
ことを目的とする。

本発明に係る多段コンベアの運転方法は、複数のコンベ
アを連繋してなる多段コンベア装置の起動に際し、搬送
荷の前頭が各コンベアの下流側寄りの所定位置に達した
時点に関連させて該コンベアに続く下段側のコンベアを
起動することを特徴とする。

以下本発明方法をその実施例に基づいて詳述する。第１
図は本発明方法の実施状惠を示す模式図である。搬送す
べき原料を一旦貯留する上流ホッパ１の下方には、上流
ホッパフィーダ２が付設されておシ、該フィーダ２け制
御装置ｆ１１から伝送される制御信号に基づいて回転駆
動される電動機２ａＫより運転駆動され、上流ホッパ１
内の原料を切り出し、該上流ホッパ１の下方にその上流
端部が位置−するように設置されているベルトコンベア
４の上へその原料を供給するようになっている。

ま九該フィーダ２により原料が切り出される・適宜位置
には検出器２ｂが取り付けられており、・該検出器２ｂ
によりフィーダ２が駆動されて切り出された原料の有無
を確認し、その確認信号を前記制御装置１１へ伝送する
。

ベルトコンベア４は前記制御装置１１から・伝送される
制御信号に基づいて回転駆動される電動機４ａにより周
回駆動され、前記上流ホッパ１から供給される原料を該
コンベア４の下流方向へ搬送し、その下流端下方にその
上流端部が位置するように設置されているベルトコンベ
ア５の上にその原料を転載するようになっている。そし
て該コンベア４の下流端部の所定位置の上方には超音波
等を利用した搬送荷検出器４ｃが収り付けられており該
検出器４ｃはベルトコンベア４上の下流端部における原
料の有無を確認し、その確認信号を前記制御装置１１へ
伝送する。そして制御装置１１は下流端部における原料
の有無を一定時間確認することにより搬送荷の前頭又は
何屋の通過を＊Ｊ断するよう罠なっている。該検出４４
ｃの取付は位置は、原料がその位置を通過して数秒後に
ベルトコンベア５上へ転載されることを目安としている
。

なおベルトコンベア４上の下流端部における原料の有無
を確認するのに上記搬送荷検出器４ｃＫ替えて走間計量
器をベルトコンベア４に収り付けてその計量により原料
の有無を確認してもよい。またベルトコンベア４の下流
端にはシュー）４ｂが設けられており、該コンベア４か
らベルトコンベア５へ原料が転載されるときにその原料
を案内するようになっている。

ベルトコンベア５は、前記制御装置ｉ１１から伝送され
る制御信号に基づいて回転駆動される電動機５ａにより
周回駆１され、前記コンベア４から転載される原料を該
コンベア５の下流方向へ搬送し、該下流端下方にその上
流端部が位置するように設置されているベルトコンベア
６の上へその原料を転載するようになっている。そして
該コンベア５の下流端にはシュー）５ｂが設けられてお
り、該コンベア５からベルトコンベア６へ原料が転載さ
れるときにその原料を案内するようになっている。

ベルトコンベア６も前記コンベア５と同様、前記制御装
置１１１から伝送される制御信号に基づいて回転駆動さ
れる電動機６ａにより周回駆動され、１り記コンベア５
から転載される原料を下流方向へ搬送し、該下流端に設
けられたシュー）６ｂにて案内し、該コンベア６に後続
するベルトコンベア７へ転載するようになっている。

ベルトコンベア７け、前記制御装ｆ！１１から伝送され
る制御信号に基づいて回転駆動される電動機７ａにより
周回駆動され、前記コンベア６から転載される原料を該
コンベア７の下流方向へ搬送し、該下流端下方に投置さ
れている下流ホッパ８へその原料を供給するようになっ
ている。

そして上述の如く上流ホッパ１と下流ホッパ８とを多段
コンベア装置にて連結したラインが他にも多数設置され
ており、原料の需要に応じて上流ホッパ１１ま他の下流
ホッパとも連結し得るようになっている。

また前記制御装置１１は、下記（１）式、（２）式、（
３）式に示す時間Ｔ５ｅ　Ｔ６＋　Ｔ７を記憶しており
、これらの情報は電動機５ａ、６ａ、７Ｂの発停間−に
用いられる。

Ｔｓ　＝　Ｌｓ　／　Ｖ５　　　　　　　　　＋＋＋　
（１）Ｔａ　＝　Ｌａ　／　Ｖ、　　　　　　　　　・
＋・（２）Ｔｔ　”　Ｌｙ　／　Ｖｔ　　　　　　　　
、　−（３）但し、ｔ、、、　ＬＩ＋　ｔ、、　”原料
がベルトコンベア５゜６．７上を移１する全行程 ＶＳｅ　ｖ６＋　”？”ベルトコンベア５，６．７の搬
送速度 上述の如く構成された多段コンベア装置を運転する場合
、起動待には制御装［１１にて第２図に示したフローチ
ャートに基づく制御を行い、多段コンベア装置を運転す
る。即ち、起動すべき信号が入力されると、上流ホッパ
フィーダ２を駆動すべく電動機２ａが起動され、上流ホ
ッパｌ内の原料が切り出されるが、その原料が切り出さ
れていることが検出器２ｂにより確認され、その確認信
号に基づいて電動機４１が起動される。然してベルトコ
ンベア４が周回Ｗ！Ａ＃され、上流ホッパｌから供給さ
れた原料はベルトコンベア４上を下流方向へ搬送され、
その搬送性の何頭がベルトコンベア４の下流端部まで達
すると、そこＫｆＸり付けられている搬送荷検出器４　
ｃ　Ｋよりベルトコンベア４の下流端部における原料の
存在が一定時間ａ１認され、それにより搬送性の何頭の
ベルトコンベア４の下流端部通過が確認される。そして
その確認信号に基づいてベルトコンベア５が起動され、
その後計時が開始され、時間Ｔ、が経過し九後にベルト
コンベア６が起動され、その後、再び計時が開始され、
時間Ｔ６が経過した後にベルトコンベア７が起動され、
起動操作が全て完了することとなる。

一方、停止時には制御装置１１にて第３図に示したフロ
ーチャートに基づく制御を行い、多段コンベア装置を運
転する。即ち、停止すべき信号が入勾されると、上流ホ
ッパフィーダ２を停止すべく電動機２ａが停止され、上
流ホッパ１内の原料上に原料がなくなった部分、即ち搬
送性の両地がベルトコンベア４の下流端部まで達すると
、そこに取り付けられている搬送荷検出器４ｃＫよりベ
ルトコンベア４の下流端部における原料の不存在が一定
時間ａ１ｇされ、それＫより搬送性の両地のベルトコレ
ベア４の下流端部通過、即ちその位置より上段側のベル
トコンベア４の上が空荷状態であることがｆａａ！され
る。その時点から計時が開始され、搬送性の両地の原料
がベルトコンベア５への転載が終了する時１ｆｉＪ　ｃ
Ｍが経過した後てベルトコンベア４が停止される。然る
後に計時が開始され、時間Ｔ、が経過した後にベルトコ
ンベア５が停止され、その後、計時が開始され、時間Ｔ
６が経過した後にベルトコンベア６が停止され、その後
、計時が開始され、時間Ｔ７が経過した後にベルトコン
ベア７が停止され、停止操作が全て完了することとなる
。

所かる方決を用いて多段コンベアを運転する場合は、稼
動率の低下、設備の故障等を防止するたとができ、その
ために消費される電力量を大幅に９１減することができ
る。

なお本実施例においては、４台のベルトコンベアを連結
した多段コンベアについて言及したが、それより少ない
台数又は多い台数のベルトコンベアを連繋した多段コン
ベアについても本発明方法が適用できることはいうまで
もない。

また′大施例においては、ベルトコンベア５，６゜７に
ついては、その下流端部に搬送荷検出器は収り付けず、
制御装置１１に記憶している時間Ｔ、。

Ｔ、、Ｔ、に基づいて各コンベアを起動、停止すること
としたが、それだけでは誤差が累積する虞れがある場合
には、中途のベルトコンベア、例えばベルトコンベア６
の下流端部に搬送荷検出器を収り付けて、それによりベ
ルトコンよア４における場合と同様に搬送前の何頭、何
屋の通過を＊ｇしてそれまでの累積誤差を補正してやる
とよい。

（シてベルトコンベア５，６．７の全てについて、その
下流端部に搬送荷検出器を取り付け、それにより搬送前
の何頭、何屋の通過を確認して、その確認信号に基づい
て後続するベルトコンベアを起動、停止してもよい。

以上詳述した如く、本発明は、多段コンベア装置の起動
に際しては搬送前の何頭が、また停止に際しては搬送前
の何屋が、各コンベアの下流側寄りの所定位置に達した
時点に基づいて各コンベアの起動又は停止を行うので、
Ｗ助手の低下、設備の故障等を防止するために行う空運
転の時間を可及的に零に近付けることができる。従って
本発明は多段コンベアを運転するのに消費される電力量
の大幅な削減が可能となり、製鉄所において高炉原料を
搬送する多設コンベア等Ｋ特に優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法の実施状態を示す模式図、第２図、
第３図は本発明方法に用いる７０−チャートである。 １・・・上流ホッパ　２・・・上流ホッパフィーダ４、
５．６．７・・・ベルトコンベア　８・・・下流ホッパ
１１・・・制御装置 地２図 葛　３　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数のコンベアを連繋してなる多段コンベア装置の
   起動に際し、搬送荷の何頭が各コンベアの下流側寄りの
   所定位置に達した時点に関連させて該コンベアに続く下
   段側のコンベアを起１１１７することを特徴とする多段
   コンベア装置の運転方法。 ２、　　ａ＆のコンベアを連繋してなる多段コンベア装
   置の運転方法において、少なくとも最上段側のコンベア
   に搬送荷検出手段を設け、該搬送荷検出手段にて何頭を
   検出し、この検出時点に基づいて下段側のコンベアの起
   動時点を決定し、また該搬送荷検出手段にて荷尾を検出
   し、この検出時点に基づいてコンベアを停止することを
   特徴とする多段コンベア装置の運転方法。