JPH1199993A - 複合材翼構造およびその製造方法 - Google Patents
複合材翼構造およびその製造方法Info
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- JPH1199993A JPH1199993A JP26453997A JP26453997A JPH1199993A JP H1199993 A JPH1199993 A JP H1199993A JP 26453997 A JP26453997 A JP 26453997A JP 26453997 A JP26453997 A JP 26453997A JP H1199993 A JPH1199993 A JP H1199993A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の問題点を解消するとともに軽量低コス
ト化を図る。 【解決手段】 上面外板2と、下面外板3と、コード方
向に沿う波形をなし上面外板2と下面外板3の間に配置
されたリブスパー4とから構成される。
ト化を図る。 【解決手段】 上面外板2と、下面外板3と、コード方
向に沿う波形をなし上面外板2と下面外板3の間に配置
されたリブスパー4とから構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機の機体構造
等に適用される複合材翼構造およびその製造方法に関す
る。
等に適用される複合材翼構造およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の航空機等の翼構造には、図10に
示すように、上面外板100と、下面外板101と、前
桁102と、後桁103と、小骨104とで構成し、こ
れら部品をファスナにより組み立てたものや、図11に
示すように、下面外板111に前桁102と後桁103
と小骨104を結合したスパー部材112を一体成形
し、これに上面外板113をファスナにより組み立てた
ものは知られている。
示すように、上面外板100と、下面外板101と、前
桁102と、後桁103と、小骨104とで構成し、こ
れら部品をファスナにより組み立てたものや、図11に
示すように、下面外板111に前桁102と後桁103
と小骨104を結合したスパー部材112を一体成形
し、これに上面外板113をファスナにより組み立てた
ものは知られている。
【0003】また、舵のような翼形断面構造として、図
12および図13に示すように、曲面板120,121
と、これら曲面板120,121を連結する波板材12
2で形成し、これらをスロット溶接124等で一体結合
したものは、実開昭58−161799号公報に記載さ
れている。
12および図13に示すように、曲面板120,121
と、これら曲面板120,121を連結する波板材12
2で形成し、これらをスロット溶接124等で一体結合
したものは、実開昭58−161799号公報に記載さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】外板と桁と小骨とをフ
ァスナ結合した航空機等の翼構造は、部品点数が多くな
り、また、これらを組み立てるために組立て治具を必要
とし、しかも、全体重量が重くなりかつコスト高になる
という問題点がある。
ァスナ結合した航空機等の翼構造は、部品点数が多くな
り、また、これらを組み立てるために組立て治具を必要
とし、しかも、全体重量が重くなりかつコスト高になる
という問題点がある。
【0005】下面外板に桁と小骨を結合したスパー部材
を一体成形した航空機等の翼構造は、構造コンセプトを
そのままで一体化しており、治具成形フロセスが複雑に
なり、コスト高になってしまう。
を一体成形した航空機等の翼構造は、構造コンセプトを
そのままで一体化しており、治具成形フロセスが複雑に
なり、コスト高になってしまう。
【0006】曲面板を波板材で連結した翼形断面構造
は、材料が鉄板であり、これら部品の結合をスロット溶
接等で行うため、航空機の機体構造のような軽量構造に
適用できるものではない。
は、材料が鉄板であり、これら部品の結合をスロット溶
接等で行うため、航空機の機体構造のような軽量構造に
適用できるものではない。
【0007】本発明は、上記問題点を解消するととも
に、軽量低コスト化を図る航空機の機体構造等に適用さ
れる複合材翼構造およびその製造方法を提供することを
目的とする。
に、軽量低コスト化を図る航空機の機体構造等に適用さ
れる複合材翼構造およびその製造方法を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の複合材翼構造
は、従来の小骨と桁を一体化したリブスパーを上面外板
と下面外板に結合することで構成され、外板とリブスパ
ーとの2つの構成要素に単純化することで、部品点数を
減らし、成形が容易になる。
は、従来の小骨と桁を一体化したリブスパーを上面外板
と下面外板に結合することで構成され、外板とリブスパ
ーとの2つの構成要素に単純化することで、部品点数を
減らし、成形が容易になる。
【0009】本発明の複合材翼構造の製造方法は、熱硬
化性樹脂を含浸したプリプレグを用いて上面外板と下面
外板と波形リブスパーを成形し、下面外板の上に接着剤
を介して波形リブスパーを配置し、この波形リブスパー
の上に接着剤を介して上面外板を配置し、これら全体を
オートクレーブにおいて加圧加熱処理して硬化すること
を特徴とする。
化性樹脂を含浸したプリプレグを用いて上面外板と下面
外板と波形リブスパーを成形し、下面外板の上に接着剤
を介して波形リブスパーを配置し、この波形リブスパー
の上に接着剤を介して上面外板を配置し、これら全体を
オートクレーブにおいて加圧加熱処理して硬化すること
を特徴とする。
【0010】本発明の複合材翼構造の製造方法は、強化
繊維束を織り込んだドライプリフォームを用いて上面外
板片と下面外板片と波形のリブスパー片を形成し、下面
型治具の上に下面外板片を置き、下面外板片の上にリブ
スパー片の形状を保持する下面ブロック治具を配置し、
下面ブロック治具の上にリブスパー片を置き、リブスパ
ー片の上にリブスパー片の形状を保持する上面ブロック
治具を配置し、リブスパー片と上面ブロック治具の上に
上面外板を置き、この上面外板の上に上面型治具を配置
し、下面型治具と上下両面のブロック治具と上面型治具
を固定して密閉型治具とし、この密閉型治具の内部に熱
硬化性樹脂を注入し、注入した熱硬化性樹脂を加熱硬化
することを特徴とする。
繊維束を織り込んだドライプリフォームを用いて上面外
板片と下面外板片と波形のリブスパー片を形成し、下面
型治具の上に下面外板片を置き、下面外板片の上にリブ
スパー片の形状を保持する下面ブロック治具を配置し、
下面ブロック治具の上にリブスパー片を置き、リブスパ
ー片の上にリブスパー片の形状を保持する上面ブロック
治具を配置し、リブスパー片と上面ブロック治具の上に
上面外板を置き、この上面外板の上に上面型治具を配置
し、下面型治具と上下両面のブロック治具と上面型治具
を固定して密閉型治具とし、この密閉型治具の内部に熱
硬化性樹脂を注入し、注入した熱硬化性樹脂を加熱硬化
することを特徴とする。
【0011】本発明の複合材翼構造の製造方法は、熱可
塑性複合材積層平板を用いて上面外板と下面外板と略V
字波形リブスパーを成形し、上面外板と下面外板と略V
字波形リブスパーを低温融着剤を介して型治具にセット
し、型治具にセットされた上面外板と下面外板と略V字
波形リブスパーを熱可塑性樹脂の溶融温度以下で低温融
着剤の溶融温度以上の温度で加熱することを特徴とす
る。
塑性複合材積層平板を用いて上面外板と下面外板と略V
字波形リブスパーを成形し、上面外板と下面外板と略V
字波形リブスパーを低温融着剤を介して型治具にセット
し、型治具にセットされた上面外板と下面外板と略V字
波形リブスパーを熱可塑性樹脂の溶融温度以下で低温融
着剤の溶融温度以上の温度で加熱することを特徴とす
る。
【0012】本発明の複合材翼構造の製造方法は、矩形
断面の治具と略3角形断面の治具を用意し、矩形断面治
具にフィラメントワインデング法を用いて樹脂を含浸し
たフィラメントを巻き付けて矩形体を成形し、略3角形
断面治具にフィラメントワインデング法を用いて樹脂を
含浸したフィラメントを巻き付けて略3角体を成形し、
型治具の上にプリプレグの下面外板を配置し、この下面
外板の上に互い違いに略3角体を配置し,その両側に矩
形体を配置し、その上にプリプレグの上面外板を配置
し、これら全体をオートクレーブにおいて加圧加熱処理
して硬化することを特徴とする。
断面の治具と略3角形断面の治具を用意し、矩形断面治
具にフィラメントワインデング法を用いて樹脂を含浸し
たフィラメントを巻き付けて矩形体を成形し、略3角形
断面治具にフィラメントワインデング法を用いて樹脂を
含浸したフィラメントを巻き付けて略3角体を成形し、
型治具の上にプリプレグの下面外板を配置し、この下面
外板の上に互い違いに略3角体を配置し,その両側に矩
形体を配置し、その上にプリプレグの上面外板を配置
し、これら全体をオートクレーブにおいて加圧加熱処理
して硬化することを特徴とする。
【0013】本発明の複合材翼構造の製造方法本発明の
複合材翼構造は、下面外板と波形のリブスパーと上面外
板をそれぞれハニカムコアと繊維強化複合材の外板との
ハニカムサンドイッチ構造体に成形し、リブスパーの上
端部と下端部とを繊維強化複合材で成形し、下面外板の
リブスパーの下端部に対応した部位に凹部を形成し、上
面外板のリブスパー4の上端部に対応した部位に凹部を
形成し、リブスパーの上端部と下端部とをそれぞれ上面
外板の凹部と下面外板の凹部に配置し、これら全体をオ
ートクレーブにおいて加圧加熱処理して硬化することを
特徴とする。
複合材翼構造は、下面外板と波形のリブスパーと上面外
板をそれぞれハニカムコアと繊維強化複合材の外板との
ハニカムサンドイッチ構造体に成形し、リブスパーの上
端部と下端部とを繊維強化複合材で成形し、下面外板の
リブスパーの下端部に対応した部位に凹部を形成し、上
面外板のリブスパー4の上端部に対応した部位に凹部を
形成し、リブスパーの上端部と下端部とをそれぞれ上面
外板の凹部と下面外板の凹部に配置し、これら全体をオ
ートクレーブにおいて加圧加熱処理して硬化することを
特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
つき説明する。図1は本発明の複合材翼構造を航空機の
尾翼に適用した例を示す図であり、この尾翼1は、プリ
プレグを素材として成形された上面外板2と、下面外板
3と、上面外板2と下面外板3の間に配置された波形の
リブスパー4から構成されている。上面外板2と下面外
板3は、たとえば12プライの熱硬化性樹脂を含浸した
プリプレグで成形されている。リブスパー4は、たとえ
ば8プライの熱硬化性樹脂を含浸したプリプレグで成形
されている。
つき説明する。図1は本発明の複合材翼構造を航空機の
尾翼に適用した例を示す図であり、この尾翼1は、プリ
プレグを素材として成形された上面外板2と、下面外板
3と、上面外板2と下面外板3の間に配置された波形の
リブスパー4から構成されている。上面外板2と下面外
板3は、たとえば12プライの熱硬化性樹脂を含浸した
プリプレグで成形されている。リブスパー4は、たとえ
ば8プライの熱硬化性樹脂を含浸したプリプレグで成形
されている。
【0015】上記リブスパー4は、図1に示すように、
スパン方向に延びる壁部5と、壁部5の上端に形成され
た接合部6と、壁部5の下端に形成された接合部7と、
壁部5にスパン方向に間隔を置いて上下方向に延びるよ
うに形成された複数のビード8を有し、上面外板2と下
面外板3の間にコード方向に沿うように配置されてい
る。
スパン方向に延びる壁部5と、壁部5の上端に形成され
た接合部6と、壁部5の下端に形成された接合部7と、
壁部5にスパン方向に間隔を置いて上下方向に延びるよ
うに形成された複数のビード8を有し、上面外板2と下
面外板3の間にコード方向に沿うように配置されてい
る。
【0016】上記リブスパー4は、図2に示すように、
波形面を有する型治具10にプリプレグをレイアップす
ることで成形される。プリプレグの強化繊維として8枚
朱子の織物を用いた場合、プリプレグは構造的にほとん
ど伸びないので、壁部5に形成されるビード8は、型治
具10の波形面に形成された特殊形状の凹凸面により成
形される。
波形面を有する型治具10にプリプレグをレイアップす
ることで成形される。プリプレグの強化繊維として8枚
朱子の織物を用いた場合、プリプレグは構造的にほとん
ど伸びないので、壁部5に形成されるビード8は、型治
具10の波形面に形成された特殊形状の凹凸面により成
形される。
【0017】すなわち、波形リブスパー4のビード8
は、下方から上方に凹部11から凸部12に連なる面
と、上方から下方に凹部13から凸部14に連なる面と
を有し、その間に稜線15が形成されている。
は、下方から上方に凹部11から凸部12に連なる面
と、上方から下方に凹部13から凸部14に連なる面と
を有し、その間に稜線15が形成されている。
【0018】複合材製尾翼1の成形方法を図3により説
明する。まず、所定寸法に裁断した熱硬化性樹脂を含浸
したプリプレグを複数枚用意し、これら複数枚のプリプ
レグを図示しない上型治具および下型治具にそれぞれレ
イアップし、バギングシートの内部空間を真空引きし、
180℃で2時間加圧加熱して硬化することで上面外板
2および下面外板3を成形する。
明する。まず、所定寸法に裁断した熱硬化性樹脂を含浸
したプリプレグを複数枚用意し、これら複数枚のプリプ
レグを図示しない上型治具および下型治具にそれぞれレ
イアップし、バギングシートの内部空間を真空引きし、
180℃で2時間加圧加熱して硬化することで上面外板
2および下面外板3を成形する。
【0019】つぎに、3(a)で示す所定寸法に裁断し
た熱硬化性樹脂を含浸したプリプレグ16を複数枚用意
し、複数枚のプリプレグ16を3(b)で示す波形面1
7aを有する型治具17にレイアップし、全体をバギン
グシートで覆い、バギングシートの内部空間を真空引き
し、180℃で2時間加圧加熱して硬化することでリブ
スパー4を成形する。
た熱硬化性樹脂を含浸したプリプレグ16を複数枚用意
し、複数枚のプリプレグ16を3(b)で示す波形面1
7aを有する型治具17にレイアップし、全体をバギン
グシートで覆い、バギングシートの内部空間を真空引き
し、180℃で2時間加圧加熱して硬化することでリブ
スパー4を成形する。
【0020】つぎに、図3(c)に示すように、下型治
具18の上に下面外板3を配置し、この下面外板3の上
に接着剤19を介してリブスパー4を配置し、このリブ
スパー4の上に接着剤20を介して上面外板2を配置
し、上面外板2の上に上型治具21を配置し、これら全
体をバギングシートで覆い、バギングシートの内部空間
を真空引きし、オートクレーブにおいて180℃で2時
間加圧加熱して硬化する。これにより複合材製尾翼1が
成形される。
具18の上に下面外板3を配置し、この下面外板3の上
に接着剤19を介してリブスパー4を配置し、このリブ
スパー4の上に接着剤20を介して上面外板2を配置
し、上面外板2の上に上型治具21を配置し、これら全
体をバギングシートで覆い、バギングシートの内部空間
を真空引きし、オートクレーブにおいて180℃で2時
間加圧加熱して硬化する。これにより複合材製尾翼1が
成形される。
【0021】複合材製尾翼1の成形時に、図4に示すよ
うに、リブスパー4の両側に前桁22および後桁23を
配置しこれらを一体的に結合することもできる。
うに、リブスパー4の両側に前桁22および後桁23を
配置しこれらを一体的に結合することもできる。
【0022】図5ないし図9は本発明の他の実施の形態
を示す。図5に示す本発明の実施の形態では、強化繊維
束を織り込んだドライプリフォームを用いて上面外板片
30と下面外板片31と波形のリブスパー片32を形成
し、下面型治具33の上に下面外板片31を置き、下面
外板片31の上にリブスパー片の形状を保持する下面ブ
ロック治具34を配置し、下面ブロック治具34の上に
リブスパー片32を置き、リブスパー片32の上にリブ
スパー片32の形状を保持する上面ブロック治具35を
配置し、リブスパー片32と上面ブロック治具35の上
に上面外板30を置き、この上面外板30の上に上面型
治具36を配置し、下面型治具33と上下両面のブロッ
ク治具34,35と上面型治具36を固定して密閉型治
具とし、下型治具33に設けた孔33aを図示しない真
空装置に接続して、密閉型治具の内部空間を真空引き
し、その後、上型治具36に設けた孔36aから内部空
間に熱硬化性樹脂を注入し、注入した熱硬化性樹脂を1
80℃で2時間加熱硬化する。これにより尾翼1が成形
される。
を示す。図5に示す本発明の実施の形態では、強化繊維
束を織り込んだドライプリフォームを用いて上面外板片
30と下面外板片31と波形のリブスパー片32を形成
し、下面型治具33の上に下面外板片31を置き、下面
外板片31の上にリブスパー片の形状を保持する下面ブ
ロック治具34を配置し、下面ブロック治具34の上に
リブスパー片32を置き、リブスパー片32の上にリブ
スパー片32の形状を保持する上面ブロック治具35を
配置し、リブスパー片32と上面ブロック治具35の上
に上面外板30を置き、この上面外板30の上に上面型
治具36を配置し、下面型治具33と上下両面のブロッ
ク治具34,35と上面型治具36を固定して密閉型治
具とし、下型治具33に設けた孔33aを図示しない真
空装置に接続して、密閉型治具の内部空間を真空引き
し、その後、上型治具36に設けた孔36aから内部空
間に熱硬化性樹脂を注入し、注入した熱硬化性樹脂を1
80℃で2時間加熱硬化する。これにより尾翼1が成形
される。
【0023】尾翼1のV波形のリブスパーを成形するた
めのブロック治具34、35は、尾翼1のスパン方向に
抜くことができるので、従来の尾翼では構造的に用いる
ことができないRTM成形法を用いることができる。
めのブロック治具34、35は、尾翼1のスパン方向に
抜くことができるので、従来の尾翼では構造的に用いる
ことができないRTM成形法を用いることができる。
【0024】図6に示す本発明の実施の形態では、図6
(a)に示す熱可塑性複合材積層平板を、図6(b)に
示すように、リブスパー型治具40の上と外板型治具4
1の上にそれぞれ配置し、加圧加熱処理すること。これ
により、上面外板2と下面外板3と波形のリブスパー4
が成形される。
(a)に示す熱可塑性複合材積層平板を、図6(b)に
示すように、リブスパー型治具40の上と外板型治具4
1の上にそれぞれ配置し、加圧加熱処理すること。これ
により、上面外板2と下面外板3と波形のリブスパー4
が成形される。
【0025】つぎに、成形された上面外板2と下面外板
3とリブスパー4を、図8(c)に示すように、低温融
着剤を介して型治具42,43にセットし、型治具4
2,43にセットされた上面外板2と下面外板3とリブ
スパー4を熱可塑性樹脂の溶融温度以下の温度で1時間
加熱加圧する。これにより、尾翼1が成形される。
3とリブスパー4を、図8(c)に示すように、低温融
着剤を介して型治具42,43にセットし、型治具4
2,43にセットされた上面外板2と下面外板3とリブ
スパー4を熱可塑性樹脂の溶融温度以下の温度で1時間
加熱加圧する。これにより、尾翼1が成形される。
【0026】図7に示す本発明の実施の形態では、図7
(a)に示すように、矩形断面の治具50と略3角形断
面の治具51,52を用意し、矩形断面治具50にフィ
ラメントワインデング法を用いて樹脂を含浸したフィラ
メントを巻き付けて矩形体50aを成形し、略3角形断
面治具51にフィラメントワインデング法を用いて樹脂
を含浸したフィラメントを巻き付けて略3角体51aを
成形し、略3角形断面治具52にフィラメントワインデ
ング法を用いて樹脂を含浸したフィラメントを巻き付け
て略3角体52aを成形する。
(a)に示すように、矩形断面の治具50と略3角形断
面の治具51,52を用意し、矩形断面治具50にフィ
ラメントワインデング法を用いて樹脂を含浸したフィラ
メントを巻き付けて矩形体50aを成形し、略3角形断
面治具51にフィラメントワインデング法を用いて樹脂
を含浸したフィラメントを巻き付けて略3角体51aを
成形し、略3角形断面治具52にフィラメントワインデ
ング法を用いて樹脂を含浸したフィラメントを巻き付け
て略3角体52aを成形する。
【0027】つぎに、図7(b)に示すように、型治具
53の上に下面外板3を配置し、この下面外板3の上に
互い違いに略3角体51a,52aを配置し,その両側
に矩形体50a,50aを配置し、その上に上面外板2
を配置し、これら全体をバギングシートで覆い、バギン
グシートの内部空間を真空引きし、オートクレーブにお
いて180℃で2時間加圧加熱して硬化する。
53の上に下面外板3を配置し、この下面外板3の上に
互い違いに略3角体51a,52aを配置し,その両側
に矩形体50a,50aを配置し、その上に上面外板2
を配置し、これら全体をバギングシートで覆い、バギン
グシートの内部空間を真空引きし、オートクレーブにお
いて180℃で2時間加圧加熱して硬化する。
【0028】ついで、矩形断面治具50と略3角形断面
治具51,52を抜くことで尾翼1が成形される。
治具51,52を抜くことで尾翼1が成形される。
【0029】図8に示す本発明の実施の形態では、下面
外板3と波形のリブスパー4と上面外板2をそれぞれハ
ニカムコアと繊維強化複合材の外板から成るハニカムサ
ンドイッチ構造とし、複合材製尾翼1の成形時におい
て、下面外板3とリブスパー4と上面外板2の結合を確
実に行うために、図9に示すように、リブスパー4の波
形の上下のピーク点を含む上端部と下端部は、繊維強化
複合材のみからなる接合部に成形し、下面外板3のリブ
スパー4の接合部に対応した部位に凹部3aを形成し、
上面外板2のリブスパー4の接合部に対応した部位に凹
部2aを形成し、リブスパー4の接合部6,7を上面外
板2の凹部2a、下面外板3の凹部3aに接着剤を介し
て配置し、これら全体をバギングシートで覆い、バギン
グシートの内部空間を真空引きし、オートクレーブにお
いて180℃で2時間加圧加熱して硬化する。この場
合、下面外板3と上面外板2とリブスパー4は、特別な
治具を必要とせずに固定することができる。
外板3と波形のリブスパー4と上面外板2をそれぞれハ
ニカムコアと繊維強化複合材の外板から成るハニカムサ
ンドイッチ構造とし、複合材製尾翼1の成形時におい
て、下面外板3とリブスパー4と上面外板2の結合を確
実に行うために、図9に示すように、リブスパー4の波
形の上下のピーク点を含む上端部と下端部は、繊維強化
複合材のみからなる接合部に成形し、下面外板3のリブ
スパー4の接合部に対応した部位に凹部3aを形成し、
上面外板2のリブスパー4の接合部に対応した部位に凹
部2aを形成し、リブスパー4の接合部6,7を上面外
板2の凹部2a、下面外板3の凹部3aに接着剤を介し
て配置し、これら全体をバギングシートで覆い、バギン
グシートの内部空間を真空引きし、オートクレーブにお
いて180℃で2時間加圧加熱して硬化する。この場
合、下面外板3と上面外板2とリブスパー4は、特別な
治具を必要とせずに固定することができる。
【0030】なお、上記本発明の実施の形態では、略3
角体51aと略3角体52aを直接接するように配置し
たが、略3角体51aと略3角体52aの間にコアを介
装することもできる。
角体51aと略3角体52aを直接接するように配置し
たが、略3角体51aと略3角体52aの間にコアを介
装することもできる。
【0031】
【発明の効果】本発明の複合材翼構造は、外板とリブス
パーとの2つの構成要素に単純化することで、部品点数
が減り、成形が容易になる。また、本発明の複合材翼構
造の製造方法は、プリプレグで成形した上面外板と下面
外板と波形リブスパーを接着剤を介して一体に結合する
ので、複合材翼構造を低コストで成形できる。
パーとの2つの構成要素に単純化することで、部品点数
が減り、成形が容易になる。また、本発明の複合材翼構
造の製造方法は、プリプレグで成形した上面外板と下面
外板と波形リブスパーを接着剤を介して一体に結合する
ので、複合材翼構造を低コストで成形できる。
【0032】また、本発明の複合材翼構造の製造方法
は、ドライプリフォームで成形した上面外板片と下面外
板片とリブスパー片を密閉型治具内に配置し、密閉型治
具の内部に注入した熱硬化性樹脂を加熱硬化すること複
合材翼構造を成形するので、型治具をスパン方向に抜く
ことができ、RTM成形法を利用することができる。
は、ドライプリフォームで成形した上面外板片と下面外
板片とリブスパー片を密閉型治具内に配置し、密閉型治
具の内部に注入した熱硬化性樹脂を加熱硬化すること複
合材翼構造を成形するので、型治具をスパン方向に抜く
ことができ、RTM成形法を利用することができる。
【0033】また、本発明の複合材翼構造の製造方法
は、熱可塑性複合材積層平板で成形した上面外板と下面
外板と略V字波形リブスパーを低温融着剤を介して接合
し、熱可塑性樹脂の溶融温度以下で低温融着剤の溶融温
度以上の温度で加熱することで複合材翼構造を成形する
ので、再溶融による型くずれが生じることがない。
は、熱可塑性複合材積層平板で成形した上面外板と下面
外板と略V字波形リブスパーを低温融着剤を介して接合
し、熱可塑性樹脂の溶融温度以下で低温融着剤の溶融温
度以上の温度で加熱することで複合材翼構造を成形する
ので、再溶融による型くずれが生じることがない。
【0034】また、本発明の複合材翼構造の製造方法
は、矩形断面の治具と略3角形断面の治具にフィラメン
トワインデング法を用いて樹脂を含浸したフィラメント
を巻き付けて矩形体と略3角体を成形し、下面外板の上
に互い違いに略3角体を配置し,その両側に矩形体を配
置し、その上に上面外板を配置し、これら全体をオート
クレーブにおいて加圧加熱処理して複合材翼構造を成形
するので、型治具をスパン方向に抜くことができる。
は、矩形断面の治具と略3角形断面の治具にフィラメン
トワインデング法を用いて樹脂を含浸したフィラメント
を巻き付けて矩形体と略3角体を成形し、下面外板の上
に互い違いに略3角体を配置し,その両側に矩形体を配
置し、その上に上面外板を配置し、これら全体をオート
クレーブにおいて加圧加熱処理して複合材翼構造を成形
するので、型治具をスパン方向に抜くことができる。
【0035】また、本発明の複合材翼構造の製造方法
は、下面外板と波形のリブスパーと上面外板をそれぞれ
ハニカム構造とし、下面外板のリブスパーの接合部に対
応した部位に凹部を形成し、上面外板のリブスパー4の
接合部に対応した部位に凹部を形成し、リブスパーの接
合部を上面外板の凹部と下面外板のaに配置するので、
下面外板と上面外板とリブスパーを特別な治具を必要と
せずに固定することができる。
は、下面外板と波形のリブスパーと上面外板をそれぞれ
ハニカム構造とし、下面外板のリブスパーの接合部に対
応した部位に凹部を形成し、上面外板のリブスパー4の
接合部に対応した部位に凹部を形成し、リブスパーの接
合部を上面外板の凹部と下面外板のaに配置するので、
下面外板と上面外板とリブスパーを特別な治具を必要と
せずに固定することができる。
【図1】本発明による複合材翼構造の分解斜視図。
【図2】ビードを有する波形のリブスパーの成形を示す
図。
図。
【図3】本発明による複合材翼構造の製造方法の実施の
形態を示す図。
形態を示す図。
【図4】本発明による複合材翼構造の変形例を示す図。
【図5】本発明による複合材翼構造の製造方法の他の実
施の形態を示す図。
施の形態を示す図。
【図6】本発明による複合材翼構造の製造方法の他の実
施の形態を示す図。
施の形態を示す図。
【図7】本発明による複合材翼構造の製造方法の他の実
施の形態を示す図。
施の形態を示す図。
【図8】本発明による複合材翼構造の他の変形例を示す
図。
図。
【図9】図8の下面外板とリブスパーの接合部を示す
図。
図。
【図10】従来の複合材翼構造の分解斜視図。
【図11】従来の複合材翼構造の分解斜視図。
【図12】従来の翼形断面構造を示す図。
【図13】図12の翼形断面構造の一部拡大図。
1 尾翼 2 上面外板 3 下面外板 4 リブスパー 5 壁部 8 ビード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小 林 貴 東京都新宿区西新宿一丁目7番2号 富士 重工業株式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】上面外板と、下面外板と、コード方向に沿
う波形をなし上面外板と下面外板の間に配置されたリブ
スパーを有する複合材翼構造。 - 【請求項2】波形は略V字状もしくは略台形状であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の複合材翼構造。 - 【請求項3】リブスパーの壁部に上下方向に延びるビー
ドを形成したことを特徴とする請求項1または2に記載
の複合材翼構造。 - 【請求項4】上面外板と、下面外板と、互い違いに配置
された中空3角柱を有し上面外板と下面外板の間に配置
されたリブスパーを有する複合材翼構造。 - 【請求項5】中空3角柱の間にコアを設けたことを特徴
とする請求項3に記載の複合材翼構造。 - 【請求項6】熱硬化性樹脂を含浸したプリプレグを用い
て上面外板と下面外板と波形リブスパーを成形し、下面
外板の上に接着剤を介して波形リブスパーを配置し、こ
の波形リブスパーの上に接着剤を介して上面外板を配置
し、これら全体をオートクレーブにおいて加圧加熱処理
して硬化することを特徴とする複合材翼構造の製造方
法。 - 【請求項7】強化繊維束を織り込んだドライプリフォー
ムを用いて上面外板片と下面外板片と波形のリブスパー
片を形成し、下面型治具の上に下面外板片を置き、下面
外板片の上にリブスパー片の形状を保持する下面ブロッ
ク治具を配置し、下面ブロック治具の上にリブスパー片
を置き、リブスパー片の上にリブスパー片の形状を保持
する上面ブロック治具を配置し、リブスパー片と上面ブ
ロック治具の上に上面外板を置き、この上面外板の上に
上面型治具を配置し、下面型治具と上下両面のブロック
治具と上面型治具を固定して密閉型治具とし、この密閉
型治具の内部に熱硬化性樹脂を注入し、注入した熱硬化
性樹脂を加熱硬化することを特徴とする複合材翼構造の
製造方法。 - 【請求項8】熱可塑性複合材積層平板を用いて上面外板
と下面外板と略V字波形リブスパーを成形し、上面外板
と下面外板と略V字波形リブスパーを低温融着剤を介し
て型治具にセットし、熱可塑性樹脂の溶融温度以下で低
温融着剤の溶融温度以上の温度で加熱処理することを特
徴とする複合材翼構造の製造方法。 - 【請求項9】矩形断面の治具と略3角形断面の治具を用
意し、矩形断面治具にフィラメントワインデング法を用
いて樹脂を含浸したフィラメントを巻き付けて矩形体を
成形し、略3角形断面治具にフィラメントワインデング
法を用いて樹脂を含浸したフィラメントを巻き付けて略
3角体を成形し、型治具の上にプリプレグの下面外板を
配置し、この下面外板の上に互い違いに略3角体を配置
し,その両側に矩形体を配置し、その上にプリプレグの
上面外板を配置し、これら全体をオートクレーブにおい
て加圧加熱処理して硬化することを特徴とする複合材翼
構造の製造方法。 - 【請求項10】下面外板と波形のリブスパーと上面外板
をそれぞれハニカムコアと繊維強化複合材の外板とのハ
ニカムサンドイッチ構造体に成形し、リブスパーの上端
部と下端部とを繊維強化複合材で成形し、下面外板のリ
ブスパーの下端部に対応した部位に凹部を形成し、上面
外板のリブスパー4の上端部に対応した部位に凹部を形
成し、リブスパーの上端部と下端部とをそれぞれ上面外
板の凹部と下面外板の凹部に配置し、これら全体をオー
トクレーブにおいて加圧加熱処理して硬化することを特
徴とする複合材翼構造の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26453997A JPH1199993A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 複合材翼構造およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26453997A JPH1199993A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 複合材翼構造およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1199993A true JPH1199993A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17404679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26453997A Pending JPH1199993A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 複合材翼構造およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1199993A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1997
- 1997-09-29 JP JP26453997A patent/JPH1199993A/ja active Pending
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