JPH1199435A - パレット交換装置及びパレット交換方法 - Google Patents
パレット交換装置及びパレット交換方法Info
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- JPH1199435A JPH1199435A JP26445197A JP26445197A JPH1199435A JP H1199435 A JPH1199435 A JP H1199435A JP 26445197 A JP26445197 A JP 26445197A JP 26445197 A JP26445197 A JP 26445197A JP H1199435 A JPH1199435 A JP H1199435A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パレット搬入出装置のコンパクト化およびパ
レット搬入出時間の短縮。 【解決手段】 パレット搬入出装置とパレットが係合し
ていないことが分かっている工程では、シーケンス回路
48により電磁弁38を流通する圧油の流量を増加さ
せ、搬入出用シリンダ44を高速で作動させるように設
定してパレット搬入出装置の搬入出速度を高速とする。
また、パレット搬入出装置の後退と同時にシャッタ13
の閉動作を開始し、途中位置検出用リミットスイッチ1
4cの信号が出力された時点で後退端位置検出用センサ
44bの信号が出力されていない場合はシャッタ13の
閉動作を途中位置で一旦停止させ、後退端位置検出用セ
ンサ44bの信号が出力されている場合はシャッタ13
の閉動作を停止させないで全閉させるようにした。
レット搬入出時間の短縮。 【解決手段】 パレット搬入出装置とパレットが係合し
ていないことが分かっている工程では、シーケンス回路
48により電磁弁38を流通する圧油の流量を増加さ
せ、搬入出用シリンダ44を高速で作動させるように設
定してパレット搬入出装置の搬入出速度を高速とする。
また、パレット搬入出装置の後退と同時にシャッタ13
の閉動作を開始し、途中位置検出用リミットスイッチ1
4cの信号が出力された時点で後退端位置検出用センサ
44bの信号が出力されていない場合はシャッタ13の
閉動作を途中位置で一旦停止させ、後退端位置検出用セ
ンサ44bの信号が出力されている場合はシャッタ13
の閉動作を停止させないで全閉させるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械のテーブ
ルに載置される工作物支持用のパレットを交換するパレ
ット交換装置に関するものである。
ルに載置される工作物支持用のパレットを交換するパレ
ット交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のパレット交換装置として例え
ば、実開平4−73438号に開示されている技術があ
る。この技術では、2個のパレットが工作機械のテーブ
ルに対して平面的に並列に配置され、2個のパレットの
間にはこれらのパレットの間で左右に移動してどちらか
のパレットと係合し、その係合したパレットを工作機械
のテーブルに搬入出するためのシフタが設けられてい
る。
ば、実開平4−73438号に開示されている技術があ
る。この技術では、2個のパレットが工作機械のテーブ
ルに対して平面的に並列に配置され、2個のパレットの
間にはこれらのパレットの間で左右に移動してどちらか
のパレットと係合し、その係合したパレットを工作機械
のテーブルに搬入出するためのシフタが設けられてい
る。
【0003】そして、パレットの搬入出動作にはシフタ
にパレットが係合されている状態と係合されていない状
態があるので、シフタとパレットの係合状態検出手段に
より係合状態を検出し、シフタとパレットが係合してい
る状態ではパレットの搬入出速度を低速にして、シフタ
にパレットが係合していない状態では高速にすることで
パレットの搬入出時間を短縮するようにしている。
にパレットが係合されている状態と係合されていない状
態があるので、シフタとパレットの係合状態検出手段に
より係合状態を検出し、シフタとパレットが係合してい
る状態ではパレットの搬入出速度を低速にして、シフタ
にパレットが係合していない状態では高速にすることで
パレットの搬入出時間を短縮するようにしている。
【0004】また、この種のパレット交換装置には一般
に特開平5−208335号に開示されているように工
作機械のテーブルとパレット台の間には切粉やクーラン
ト等の飛散を防止するためのシャッタが設けられてお
り、パレットの搬入出の際にこのシャッタの開閉を行う
ようにしている。従来は、シャッタの開閉を含めたパレ
ットの搬入出時間の短縮のために、シャッタが全開して
からパレットの搬入出動作を開始するのではなく、シフ
タが通過するのに充分な位置までシャッタが開いたらシ
ャッタが全開するのを待たずにその時点でパレットの搬
入出動作を開始するようにしていた。
に特開平5−208335号に開示されているように工
作機械のテーブルとパレット台の間には切粉やクーラン
ト等の飛散を防止するためのシャッタが設けられてお
り、パレットの搬入出の際にこのシャッタの開閉を行う
ようにしている。従来は、シャッタの開閉を含めたパレ
ットの搬入出時間の短縮のために、シャッタが全開して
からパレットの搬入出動作を開始するのではなく、シフ
タが通過するのに充分な位置までシャッタが開いたらシ
ャッタが全開するのを待たずにその時点でパレットの搬
入出動作を開始するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実開平4−73438
号ではシフタとパレットの係合を識別するためにリミッ
トスイッチを用いており、部品点数が多くなるという問
題があった。また、従来はシフタとシャッタの動作を上
記のように一部同時動作とすることでシャッタの開閉を
含めた一連の動作の時間短縮が行われていたが、それで
もまだ時間短縮が充分でないという問題があった。
号ではシフタとパレットの係合を識別するためにリミッ
トスイッチを用いており、部品点数が多くなるという問
題があった。また、従来はシフタとシャッタの動作を上
記のように一部同時動作とすることでシャッタの開閉を
含めた一連の動作の時間短縮が行われていたが、それで
もまだ時間短縮が充分でないという問題があった。
【0006】本発明はシャッタの開閉を含めたパレット
搬入出動作の時間を短縮するとともに、パレット交換装
置の構成をコンパクトにすることを目的としている。
搬入出動作の時間を短縮するとともに、パレット交換装
置の構成をコンパクトにすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたもので、請求項1のものについて
は、工作機械のテーブルに工作物を搬入出するための2
つのパレットと、この2つのパレットの内いづれかのパ
レットと選択的に係脱するとともに、前記係合したパレ
ットを工作機械のテーブルとパレット支持テーブルの間
で搬入出するパレット搬入出装置と、工作機械のテーブ
ルとパレット支持テーブルとの間を仕切るシャッタとを
有するパレット交換装置において、前記パレット搬入出
装置の前進端の位置と後退端の位置を検出する前後進端
位置検出手段と、前記シャッタの上昇端と下降端の間の
任意の途中位置を検出する途中位置検出手段と、前記パ
レットの搬入出動作工程の内、前記パレット搬入出装置
が未加工の工作物を工作機械のテーブルに搬入した後に
パレット支持テーブルに向かって後退する工程では、前
記前後進端位置検出手段および前記途中位置検出手段の
検出信号に基づいてパレット搬入出装置の後退と同時に
前記シャッタの閉動作を開始し、シャッタが途中位置ま
で達したときにパレット搬入出装置が後退端位置に達し
ていない場合は、シャッタを前記途中位置で一旦停止さ
せてパレット搬入出装置が後退端位置に達するのを待っ
てシャッタを全閉し、シャッタが途中位置まで達したと
きにパレット搬入出装置が後退端位置に達していれば前
記途中位置で一旦停止することなしにそのままシャッタ
を全閉する制御手段とを備えたことを特徴とするもので
ある。
するためになされたもので、請求項1のものについて
は、工作機械のテーブルに工作物を搬入出するための2
つのパレットと、この2つのパレットの内いづれかのパ
レットと選択的に係脱するとともに、前記係合したパレ
ットを工作機械のテーブルとパレット支持テーブルの間
で搬入出するパレット搬入出装置と、工作機械のテーブ
ルとパレット支持テーブルとの間を仕切るシャッタとを
有するパレット交換装置において、前記パレット搬入出
装置の前進端の位置と後退端の位置を検出する前後進端
位置検出手段と、前記シャッタの上昇端と下降端の間の
任意の途中位置を検出する途中位置検出手段と、前記パ
レットの搬入出動作工程の内、前記パレット搬入出装置
が未加工の工作物を工作機械のテーブルに搬入した後に
パレット支持テーブルに向かって後退する工程では、前
記前後進端位置検出手段および前記途中位置検出手段の
検出信号に基づいてパレット搬入出装置の後退と同時に
前記シャッタの閉動作を開始し、シャッタが途中位置ま
で達したときにパレット搬入出装置が後退端位置に達し
ていない場合は、シャッタを前記途中位置で一旦停止さ
せてパレット搬入出装置が後退端位置に達するのを待っ
てシャッタを全閉し、シャッタが途中位置まで達したと
きにパレット搬入出装置が後退端位置に達していれば前
記途中位置で一旦停止することなしにそのままシャッタ
を全閉する制御手段とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0008】請求項2のものについては、工作機械のテ
ーブルに工作物を搬入出するための2つのパレットと、
この2つのパレットの内いづれかのパレットと選択的に
係脱するとともに、前記係合したパレットを工作機械の
テーブルとパレット支持テーブルの間で搬入出するパレ
ット搬入出装置と、工作機械のテーブルとパレット支持
テーブルとの間を仕切るシャッタとを有するパレット交
換装置において、パレット搬入出装置の搬入出速度を変
化させる搬入出速度可変手段と、パレットの搬入出動作
工程の内、加工済の工作物を工作機械のテーブルから搬
出するためにパレット支持テーブルから工作機械のテー
ブルに向かって前進する工程および未加工の工作物を工
作機械のテーブルに搬入した後にパレット支持テーブル
に向かって後退する工程ではパレット搬入出装置の搬入
出速度を高速にするように前記搬入出速度可変手段を制
御するシーケンス回路とを備えたことを特徴とするもの
である。
ーブルに工作物を搬入出するための2つのパレットと、
この2つのパレットの内いづれかのパレットと選択的に
係脱するとともに、前記係合したパレットを工作機械の
テーブルとパレット支持テーブルの間で搬入出するパレ
ット搬入出装置と、工作機械のテーブルとパレット支持
テーブルとの間を仕切るシャッタとを有するパレット交
換装置において、パレット搬入出装置の搬入出速度を変
化させる搬入出速度可変手段と、パレットの搬入出動作
工程の内、加工済の工作物を工作機械のテーブルから搬
出するためにパレット支持テーブルから工作機械のテー
ブルに向かって前進する工程および未加工の工作物を工
作機械のテーブルに搬入した後にパレット支持テーブル
に向かって後退する工程ではパレット搬入出装置の搬入
出速度を高速にするように前記搬入出速度可変手段を制
御するシーケンス回路とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0009】請求項3のものについては、工作機械のテ
ーブルに工作物を搬入出するための2つのパレットの内
いづれかのパレットと選択的に係脱し、工作機械のテー
ブルとパレット支持テーブルとの間を仕切るシャッタを
開閉し、前記係合したパレットを工作機械のテーブルと
パレット支持テーブルの間で搬入出するパレット交換方
法において、パレットの工作機械のテーブルへの搬入出
動作工程の内、未加工の工作物を工作機械のテーブルに
搬入した後にパレット支持テーブルに向かって後退する
工程では、パレット搬入出装置の後退と同時に前記シャ
ッタの閉動作を開始し、シャッタが途中位置まで達した
ときにパレット搬入出装置が後退端位置に達していない
場合は、シャッタを前記途中位置で一旦停止させてパレ
ット搬入出装置が後退端位置に達するのを待ってシャッ
タを全閉し、パレット搬入出装置が途中位置まで達した
ときにパレット搬入出装置が後退端位置に達していれば
前記途中位置で一旦停止することなしにそのままシャッ
タを全閉するようにしたことを特徴とするものである。
ーブルに工作物を搬入出するための2つのパレットの内
いづれかのパレットと選択的に係脱し、工作機械のテー
ブルとパレット支持テーブルとの間を仕切るシャッタを
開閉し、前記係合したパレットを工作機械のテーブルと
パレット支持テーブルの間で搬入出するパレット交換方
法において、パレットの工作機械のテーブルへの搬入出
動作工程の内、未加工の工作物を工作機械のテーブルに
搬入した後にパレット支持テーブルに向かって後退する
工程では、パレット搬入出装置の後退と同時に前記シャ
ッタの閉動作を開始し、シャッタが途中位置まで達した
ときにパレット搬入出装置が後退端位置に達していない
場合は、シャッタを前記途中位置で一旦停止させてパレ
ット搬入出装置が後退端位置に達するのを待ってシャッ
タを全閉し、パレット搬入出装置が途中位置まで達した
ときにパレット搬入出装置が後退端位置に達していれば
前記途中位置で一旦停止することなしにそのままシャッ
タを全閉するようにしたことを特徴とするものである。
【0010】請求項4のものについては、請求項3に記
載の発明において、パレットの工作機械のテーブルへの
搬入出動作工程の内、加工済の工作物を工作機械のテー
ブルから搬出するためにパレット支持テーブルから工作
機械のテーブルに向かって前進する工程および未加工の
工作物を工作機械のテーブルに搬入した後にパレット支
持テーブルに向かって後退する工程ではパレット搬入出
装置の搬入出速度を高速とすることを特徴とするもので
ある。
載の発明において、パレットの工作機械のテーブルへの
搬入出動作工程の内、加工済の工作物を工作機械のテー
ブルから搬出するためにパレット支持テーブルから工作
機械のテーブルに向かって前進する工程および未加工の
工作物を工作機械のテーブルに搬入した後にパレット支
持テーブルに向かって後退する工程ではパレット搬入出
装置の搬入出速度を高速とすることを特徴とするもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図1に示すように、工作機械のベッ
ド10上には、案内面11を介してスライドテーブル1
2が図1において左右方向(X軸方向)に移動可能に支
持されている。ベッド10の前方にはX軸方向と平行に
ベースフレーム15が設けられ、その上に左右一対のパ
レット支持テーブル20が設けられている。このパレッ
ト支持テーブル20上には工作物をスライドテーブル1
2に搬入出するためのパレット50が図1の上下方向
(Z軸方向)に伸びる一対のレール30を介して支持さ
れている。レール30にはカイドローラ31aと31b
が取付けられている。また、各パレット支持テーブル2
0のベッド10側に位置して、ベースフレーム15上に
はガイドローラ17を備えた中間レール16が設けられ
ており、レール30とともにパレット50の移動をガイ
ドしている。
基づいて説明する。図1に示すように、工作機械のベッ
ド10上には、案内面11を介してスライドテーブル1
2が図1において左右方向(X軸方向)に移動可能に支
持されている。ベッド10の前方にはX軸方向と平行に
ベースフレーム15が設けられ、その上に左右一対のパ
レット支持テーブル20が設けられている。このパレッ
ト支持テーブル20上には工作物をスライドテーブル1
2に搬入出するためのパレット50が図1の上下方向
(Z軸方向)に伸びる一対のレール30を介して支持さ
れている。レール30にはカイドローラ31aと31b
が取付けられている。また、各パレット支持テーブル2
0のベッド10側に位置して、ベースフレーム15上に
はガイドローラ17を備えた中間レール16が設けられ
ており、レール30とともにパレット50の移動をガイ
ドしている。
【0012】両パレット支持テーブル20の間には、パ
レット支持テーブル20に支持された左右一対のパレッ
ト50のどちらかと係合し、パレット50をスライドテ
ーブル12に搬入出するパレット搬入出装置40が設け
られている。スライドテーブル12とベースフレーム1
5の間には切粉やクーラント等の飛散を防止するための
シャッタ13が設けられており、図5に示すシャッタ開
閉用シリンダ14の動作によりワイヤ19を介して上下
動して開閉動作することでパレット支持テーブル20側
とスライドテーブル12側の加工領域を仕切るようにな
っている。
レット支持テーブル20に支持された左右一対のパレッ
ト50のどちらかと係合し、パレット50をスライドテ
ーブル12に搬入出するパレット搬入出装置40が設け
られている。スライドテーブル12とベースフレーム1
5の間には切粉やクーラント等の飛散を防止するための
シャッタ13が設けられており、図5に示すシャッタ開
閉用シリンダ14の動作によりワイヤ19を介して上下
動して開閉動作することでパレット支持テーブル20側
とスライドテーブル12側の加工領域を仕切るようにな
っている。
【0013】シャッタ開閉用シリンダ14の近傍にはシ
ャッタ13の閉じ端検出用リミットスイッチ14aが設
けられており、シャッタ13の開閉行程の途中位置と全
開位置にはそれぞれ途中位置検出用リミットスイッチ1
4cおよび開き端検出用リミットスイッチ14bが設け
られている。前記途中位置はパレット搬入出装置40の
高さより多少高い位置に設定されており、シャッタ13
がこの途中位置で停止している状態でパレット搬入出装
置40が通過できる位置になっている。
ャッタ13の閉じ端検出用リミットスイッチ14aが設
けられており、シャッタ13の開閉行程の途中位置と全
開位置にはそれぞれ途中位置検出用リミットスイッチ1
4cおよび開き端検出用リミットスイッチ14bが設け
られている。前記途中位置はパレット搬入出装置40の
高さより多少高い位置に設定されており、シャッタ13
がこの途中位置で停止している状態でパレット搬入出装
置40が通過できる位置になっている。
【0014】図2に示すように、前記ベースフレーム1
5上に固定された台座21には回転軸23が固定されて
おり、この回転軸23の中心にはパレット用ノックピン
24がベアリング25によりX軸およびZ軸と直交する
鉛直な軸回りに回転可能に支持されるとともに、回転軸
23の下部に取付けられたパレットノック用シリンダ2
7により上下方向に移動可能になっている。そして、パ
レット用ノックピン24が上昇したときにパレット50
のノック穴26に係合して、パレット50をパレット支
持テーブル20上でクランプして移動を規制するように
なっている。
5上に固定された台座21には回転軸23が固定されて
おり、この回転軸23の中心にはパレット用ノックピン
24がベアリング25によりX軸およびZ軸と直交する
鉛直な軸回りに回転可能に支持されるとともに、回転軸
23の下部に取付けられたパレットノック用シリンダ2
7により上下方向に移動可能になっている。そして、パ
レット用ノックピン24が上昇したときにパレット50
のノック穴26に係合して、パレット50をパレット支
持テーブル20上でクランプして移動を規制するように
なっている。
【0015】また、前記台座21には鉛直な固定軸28
が固定されており、この固定軸28の中心にはテーブル
用ノックピン29が嵌挿され、固定軸28の下部に取付
けられたテーブル用ノックシリンダ31により上下動可
能になっている。前記回転軸23にはテーブル本体22
が固定されており、このテーブル本体22は台座21上
の同一円周上の4等分位置に設けられた回転ガイド33
の先端に取付けられたガイドローラ33aにより回転軸
23回りでの回転をガイドされている。テーブル本体2
2はテーブルノック用シリンダ31によりテーブル用ノ
ックピン29が上昇され、テーブル本体22下部のノッ
ク穴32に係合することで回転軸23回りでの回転を規
制される。
が固定されており、この固定軸28の中心にはテーブル
用ノックピン29が嵌挿され、固定軸28の下部に取付
けられたテーブル用ノックシリンダ31により上下動可
能になっている。前記回転軸23にはテーブル本体22
が固定されており、このテーブル本体22は台座21上
の同一円周上の4等分位置に設けられた回転ガイド33
の先端に取付けられたガイドローラ33aにより回転軸
23回りでの回転をガイドされている。テーブル本体2
2はテーブルノック用シリンダ31によりテーブル用ノ
ックピン29が上昇され、テーブル本体22下部のノッ
ク穴32に係合することで回転軸23回りでの回転を規
制される。
【0016】図2,図3に示すように、パレット搬入出
装置40は両パレット支持テーブル20の間においてベ
ースフレーム15に固定された中間フレーム15a上に
載置されている。中間フレーム15a上には図1,図4
にも示すように、Z軸方向での略中央にパレット搬入出
装置40を左右にシフトさせるシフト用シリンダ34が
固定されており、中間フレーム15aのZ軸方向での両
端にはパレット搬入出装置40のX軸方向の前後進をガ
イドする一対のリニアガイド35が固定されている。前
記シフト用シリンダ34とリニアガイド35は中間フレ
ーム15aの上方に設けられたベース板36の下面に固
定されており、つまり前記中間フレーム15aとベース
板36に挟まれる形で固定されている。
装置40は両パレット支持テーブル20の間においてベ
ースフレーム15に固定された中間フレーム15a上に
載置されている。中間フレーム15a上には図1,図4
にも示すように、Z軸方向での略中央にパレット搬入出
装置40を左右にシフトさせるシフト用シリンダ34が
固定されており、中間フレーム15aのZ軸方向での両
端にはパレット搬入出装置40のX軸方向の前後進をガ
イドする一対のリニアガイド35が固定されている。前
記シフト用シリンダ34とリニアガイド35は中間フレ
ーム15aの上方に設けられたベース板36の下面に固
定されており、つまり前記中間フレーム15aとベース
板36に挟まれる形で固定されている。
【0017】ベース板36上には、X軸方向での略中央
に固定ラック41aが、その両端にはガイドローラ41
b,41cが設けられている支持部材41が固定されて
いる。この支持部材41の上方には中間部材42が設け
られており、前記ガイドローラ41b,41cにガイド
されて、支持部材41に対してZ軸方向に移動可能とな
っている。この中間部材42の上方には、X軸方向での
略中央に可動ラック43aが、その両端にガイドローラ
43b,43cが設けられている移動部材43が設けら
れている。移動部材43は前記ガイドローラ43b,4
3cにガイドされて中間部材42に対してZ軸方向に移
動可能となっている。この移動部材43の上部にはシフ
タ46が固定されており、シフタ46の両側には係合突
起46a,46bが設けられている。この係合突起46
a,46bはベース板36下面に固定されたシフト用シ
リンダ34によって左右にシフトされ、パレット50に
設けられたフック51と係脱可能になっている。
に固定ラック41aが、その両端にはガイドローラ41
b,41cが設けられている支持部材41が固定されて
いる。この支持部材41の上方には中間部材42が設け
られており、前記ガイドローラ41b,41cにガイド
されて、支持部材41に対してZ軸方向に移動可能とな
っている。この中間部材42の上方には、X軸方向での
略中央に可動ラック43aが、その両端にガイドローラ
43b,43cが設けられている移動部材43が設けら
れている。移動部材43は前記ガイドローラ43b,4
3cにガイドされて中間部材42に対してZ軸方向に移
動可能となっている。この移動部材43の上部にはシフ
タ46が固定されており、シフタ46の両側には係合突
起46a,46bが設けられている。この係合突起46
a,46bはベース板36下面に固定されたシフト用シ
リンダ34によって左右にシフトされ、パレット50に
設けられたフック51と係脱可能になっている。
【0018】また、図5に示すように、シフト用シリン
ダ34にはシフタ46と左右のパレット50との係合を
検出する左右位置検出用センサ34a,34bが取付け
られている。図4に示すように、中間部材42の内部に
は歯車45が軸支され、この歯車45には歯車45aと
45bが噛合され、この3つの歯車はZ軸方向で斜傾方
向に配置されている。下側の歯車45aは支持部材41
の固定ラック41aと噛合し、上側の歯車45bは移動
部材43の可動ラック43aに噛合している。
ダ34にはシフタ46と左右のパレット50との係合を
検出する左右位置検出用センサ34a,34bが取付け
られている。図4に示すように、中間部材42の内部に
は歯車45が軸支され、この歯車45には歯車45aと
45bが噛合され、この3つの歯車はZ軸方向で斜傾方
向に配置されている。下側の歯車45aは支持部材41
の固定ラック41aと噛合し、上側の歯車45bは移動
部材43の可動ラック43aに噛合している。
【0019】図1,図2に示すように、パレット搬入出
装置40をスライドテーブル12とパレット支持テーブ
ル20の間で移動させる搬入出用シリンダ44はベース
板36に固定され、搬入出用シリンダ44のロッド44
aは連結部材49を介して中間部材42の先端に連結さ
れている。搬入出用シリンダ44が作動すると、ロッド
44aに連結されている中間部材42は支持部材41に
対して搬入出用シリンダ44のストローク分だけ移動す
る。更に、移動部材43は中間部材42に対して搬入出
用シリンダ44のストローク分だけ移動するので、移動
部材43およびシフタ46は搬入出用シリンダ44のス
トロークの2倍の距離だけZ軸方向に進退移動するよう
になっている。
装置40をスライドテーブル12とパレット支持テーブ
ル20の間で移動させる搬入出用シリンダ44はベース
板36に固定され、搬入出用シリンダ44のロッド44
aは連結部材49を介して中間部材42の先端に連結さ
れている。搬入出用シリンダ44が作動すると、ロッド
44aに連結されている中間部材42は支持部材41に
対して搬入出用シリンダ44のストローク分だけ移動す
る。更に、移動部材43は中間部材42に対して搬入出
用シリンダ44のストローク分だけ移動するので、移動
部材43およびシフタ46は搬入出用シリンダ44のス
トロークの2倍の距離だけZ軸方向に進退移動するよう
になっている。
【0020】また、図1,図5に示すように、搬入出用
シリンダ44にはパレット搬入出装置40の後退端位置
を検出する後退端位置検出用センサ44bと前進端位置
を検出する前進端位置検出用センサ44cが取付けられ
ている。図5に本実施の形態におけるシャッタ開閉用シ
リンダ14,シフト用シリンダ34,搬入出用シリンダ
44の作動回路を示す。油圧源39のPポートからの圧
油は3つの経路に分岐され、シャッタ開閉用シリンダ1
4,シフト用シリンダ34,搬入出用シリンダ44を作
動させ、各シリンダから排出された圧油は1つの経路に
集められて油圧源39のTポートに戻る。
シリンダ44にはパレット搬入出装置40の後退端位置
を検出する後退端位置検出用センサ44bと前進端位置
を検出する前進端位置検出用センサ44cが取付けられ
ている。図5に本実施の形態におけるシャッタ開閉用シ
リンダ14,シフト用シリンダ34,搬入出用シリンダ
44の作動回路を示す。油圧源39のPポートからの圧
油は3つの経路に分岐され、シャッタ開閉用シリンダ1
4,シフト用シリンダ34,搬入出用シリンダ44を作
動させ、各シリンダから排出された圧油は1つの経路に
集められて油圧源39のTポートに戻る。
【0021】油圧源39のPポートから搬入出用シリン
ダ44に向かう経路の途中には搬入出速度可変手段であ
る電磁弁38が設けられている。この電磁弁38は圧油
の流通経路を切換えるとともに、入力される電流により
流量の調整が可能なタイプの電磁弁である。この電磁弁
38を切換えることで搬入出用シリンダ44に接続され
る経路が切換わりパレット搬入出装置40が前後に進退
移動されるとともに、電磁弁38に入力する電流を調整
することで圧油の流量が変化し、パレット搬入出装置4
0の搬入出速度を変化させることができるようになって
いる。
ダ44に向かう経路の途中には搬入出速度可変手段であ
る電磁弁38が設けられている。この電磁弁38は圧油
の流通経路を切換えるとともに、入力される電流により
流量の調整が可能なタイプの電磁弁である。この電磁弁
38を切換えることで搬入出用シリンダ44に接続され
る経路が切換わりパレット搬入出装置40が前後に進退
移動されるとともに、電磁弁38に入力する電流を調整
することで圧油の流量が変化し、パレット搬入出装置4
0の搬入出速度を変化させることができるようになって
いる。
【0022】油圧源39のPポートからシフト用シリン
ダ34に向かう経路の途中には電磁弁37が設けられて
いる。この電磁弁37を切換えることでシフト用シリン
ダ34に接続される経路が切換わり、パレット搬入出装
置40が左右に移動される。油圧源39のPポートから
シャッタ開閉用シリンダ14に向かう経路の途中には電
磁弁18が設けられている。この電磁弁18を切換える
ことでシャッタ開閉用シリンダ14に接続される経路が
切換わり、シャッタ13が上下に開閉される。
ダ34に向かう経路の途中には電磁弁37が設けられて
いる。この電磁弁37を切換えることでシフト用シリン
ダ34に接続される経路が切換わり、パレット搬入出装
置40が左右に移動される。油圧源39のPポートから
シャッタ開閉用シリンダ14に向かう経路の途中には電
磁弁18が設けられている。この電磁弁18を切換える
ことでシャッタ開閉用シリンダ14に接続される経路が
切換わり、シャッタ13が上下に開閉される。
【0023】各電磁弁18,37,38と各リミットス
イッチ14a,14b,14cと各センサ34a,34
b,44b,44cは制御手段47に接続されている。
制御手段47にはシーケンス回路48が組込まれてお
り、このシーケンス回路48にはシャッタ13の開閉動
作を含めたパレット50の交換動作を行うための各電磁
弁18,37,38等の動作が設定されており、これに
基づいてシャッタ13やパレット搬入出装置40が動作
され、パレット50の交換動作が行われるようになって
いる。また、パレット50の交換動作の各工程で、パレ
ット搬入出装置40とパレット50が係合している工程
と係合していない工程は予め分かっているので、パレッ
ト搬入出装置40とパレット50が係合している工程で
はパレット搬入出装置40の搬入出速度を低速とし、係
合していない工程ではパレット搬入出装置40の搬入出
速度を高速とするように設定されている。
イッチ14a,14b,14cと各センサ34a,34
b,44b,44cは制御手段47に接続されている。
制御手段47にはシーケンス回路48が組込まれてお
り、このシーケンス回路48にはシャッタ13の開閉動
作を含めたパレット50の交換動作を行うための各電磁
弁18,37,38等の動作が設定されており、これに
基づいてシャッタ13やパレット搬入出装置40が動作
され、パレット50の交換動作が行われるようになって
いる。また、パレット50の交換動作の各工程で、パレ
ット搬入出装置40とパレット50が係合している工程
と係合していない工程は予め分かっているので、パレッ
ト搬入出装置40とパレット50が係合している工程で
はパレット搬入出装置40の搬入出速度を低速とし、係
合していない工程ではパレット搬入出装置40の搬入出
速度を高速とするように設定されている。
【0024】次に、上記構成のパレット交換装置の動作
を図6のフローチャートに基づいて説明する。加工が終
了してスライドテーブル12が図1の位置にある。この
状態からシャッタ13の開動作を開始する(ステップ6
0)。シャッタ13が途中位置まで開いたことが途中位
置検出用リミットスイッチ14cにより検出された後
(ステップ61)、電磁弁38を切換えるとともに圧油
の流量を増大させて搬入出用シリンダ44を作動させ、
パレット搬入出装置40をスライドテーブル12に向け
て高速で前進させる(ステップ62)。スライドテーブ
ル12にクランプされているパレット50は図略のシリ
ンダにより上昇されてスライドテーブル12でのクラン
プが解除され、パレット搬入出装置40のシフタ46と
係合する(ステップ63)。パレット搬入出装置40の
シフタ46とパレット50が係合した状態で、電磁弁3
8を切換えるとともに圧油の流量を減少させて搬入出用
シリンダ44を作動させ、パレット搬入出装置40をパ
レット支持テーブル20に向けて低速で後退させる(ス
テップ64)。これで加工済の工作物がスライドテーブ
ル12から搬出される。
を図6のフローチャートに基づいて説明する。加工が終
了してスライドテーブル12が図1の位置にある。この
状態からシャッタ13の開動作を開始する(ステップ6
0)。シャッタ13が途中位置まで開いたことが途中位
置検出用リミットスイッチ14cにより検出された後
(ステップ61)、電磁弁38を切換えるとともに圧油
の流量を増大させて搬入出用シリンダ44を作動させ、
パレット搬入出装置40をスライドテーブル12に向け
て高速で前進させる(ステップ62)。スライドテーブ
ル12にクランプされているパレット50は図略のシリ
ンダにより上昇されてスライドテーブル12でのクラン
プが解除され、パレット搬入出装置40のシフタ46と
係合する(ステップ63)。パレット搬入出装置40の
シフタ46とパレット50が係合した状態で、電磁弁3
8を切換えるとともに圧油の流量を減少させて搬入出用
シリンダ44を作動させ、パレット搬入出装置40をパ
レット支持テーブル20に向けて低速で後退させる(ス
テップ64)。これで加工済の工作物がスライドテーブ
ル12から搬出される。
【0025】次に、電磁弁37を切換えてシフト用シリ
ンダ34を作動させ、パレット搬入出装置40を図1に
おいて左進させ、未加工の工作物が支持されている左側
のパレット50とシフタ46を係合させる(ステップ6
5)。シフタ46とパレット50が係合した状態で、電
磁弁38を切換えるとともに圧油の流量を減少させて搬
入出用シリンダ44を作動させ、パレット搬入出装置4
0をスライドテーブル12に向けて低速で前進させ、未
加工の工作物をスライドテーブル12に搬入する(ステ
ップ66)。
ンダ34を作動させ、パレット搬入出装置40を図1に
おいて左進させ、未加工の工作物が支持されている左側
のパレット50とシフタ46を係合させる(ステップ6
5)。シフタ46とパレット50が係合した状態で、電
磁弁38を切換えるとともに圧油の流量を減少させて搬
入出用シリンダ44を作動させ、パレット搬入出装置4
0をスライドテーブル12に向けて低速で前進させ、未
加工の工作物をスライドテーブル12に搬入する(ステ
ップ66)。
【0026】スライドテーブル12に搬入されたパレッ
ト50は図略のシリンダにより下降されてシフタ46と
の係合が解除され、スライドテーブル12にクランプさ
れる(ステップ67)。次に、電磁弁38を切換えると
ともに圧油の流量を増大させて搬入出用シリンダ44を
作動させ、パレット搬入出装置40をパレット支持テー
ブル20に向けて高速で後退させる。また、パレット搬
入出装置40の後退と同時にシャッタ13の閉動作を開
始する(ステップ68)。
ト50は図略のシリンダにより下降されてシフタ46と
の係合が解除され、スライドテーブル12にクランプさ
れる(ステップ67)。次に、電磁弁38を切換えると
ともに圧油の流量を増大させて搬入出用シリンダ44を
作動させ、パレット搬入出装置40をパレット支持テー
ブル20に向けて高速で後退させる。また、パレット搬
入出装置40の後退と同時にシャッタ13の閉動作を開
始する(ステップ68)。
【0027】シャッタ13が途中位置まで閉じたことが
途中位置検出用リミットスイッチ14cにより検出され
(ステップ69)、この時点でパレット搬入出装置40
が後退端位置まで後退したかどうかが判断される(ステ
ップ70)。この時点でパレット搬入出装置40が後退
端位置まで後退していない(後退端位置検出センサ44
bの検出信号が出力されていない)場合は、シャッタ1
3の閉動作をこの途中位置で一旦停止させる(ステップ
71)。そして、パレット搬入出装置40が後退端位置
まで後退したことが後退端位置検出用センサ44bで検
出されたらシャッタ13を全閉させる。また、パレット
搬入出装置40が後退端位置まで後退している(後退端
位置検出センサ44bの検出信号が出力されている)場
合は、シャッタ13の閉動作を途中位置で停止すること
なくそのまま閉じ端まで全閉させる(ステップ72)。
これでシャッタ13の開閉動作を含めたパレット50の
搬入出動作が完了する。
途中位置検出用リミットスイッチ14cにより検出され
(ステップ69)、この時点でパレット搬入出装置40
が後退端位置まで後退したかどうかが判断される(ステ
ップ70)。この時点でパレット搬入出装置40が後退
端位置まで後退していない(後退端位置検出センサ44
bの検出信号が出力されていない)場合は、シャッタ1
3の閉動作をこの途中位置で一旦停止させる(ステップ
71)。そして、パレット搬入出装置40が後退端位置
まで後退したことが後退端位置検出用センサ44bで検
出されたらシャッタ13を全閉させる。また、パレット
搬入出装置40が後退端位置まで後退している(後退端
位置検出センサ44bの検出信号が出力されている)場
合は、シャッタ13の閉動作を途中位置で停止すること
なくそのまま閉じ端まで全閉させる(ステップ72)。
これでシャッタ13の開閉動作を含めたパレット50の
搬入出動作が完了する。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、シャッタの閉動作とパ
レット搬入出装置の後退を同時に行うようにしたので、
シャッタの開閉を含めたパレット搬入出動作全体の時間
を短縮することができる。また、パレットの搬入出速度
を変化させる搬入出速度可変手段を設けるとともに、パ
レット搬入出装置とパレットが係合していない工程では
シーケンス回路により搬入出速度可変手段を制御してパ
レット搬入出装置の搬入出速度を高速とするようにした
ので、リミットスイッチ等を用いる必要がなく、部品点
数が減り装置をコンパクトにすることができる。
レット搬入出装置の後退を同時に行うようにしたので、
シャッタの開閉を含めたパレット搬入出動作全体の時間
を短縮することができる。また、パレットの搬入出速度
を変化させる搬入出速度可変手段を設けるとともに、パ
レット搬入出装置とパレットが係合していない工程では
シーケンス回路により搬入出速度可変手段を制御してパ
レット搬入出装置の搬入出速度を高速とするようにした
ので、リミットスイッチ等を用いる必要がなく、部品点
数が減り装置をコンパクトにすることができる。
【図1】本発明の実施の形態におけるパレット交換装置
の平面図である。
の平面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図2の中央の拡大図である。
【図4】図1のIV−IV断面図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるパレット交換装置
の各シリンダの作動回路である。
の各シリンダの作動回路である。
【図6】本発明の実施の形態におけるパレット交換動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
12 スライドテーブル 13 シャッタ 14 シャッタ開閉用シリンダ 14c 途中位置検出用リミットス
イッチ 18 電磁弁 20 パレット支持テーブル 30 レール 31a ガイドローラ 31b ガイドローラ 34 シフト用シリンダ 35 リニアガイド 37 電磁弁 38 電磁弁(搬入出速度可変手
段) 40 パレット搬入出装置 44 搬入出用シリンダ 44b 後退端位置検出用センサ 44c 前進端位置検出用センサ 46 シフタ 47 制御手段 48 シーケンス回路 50 パレット
イッチ 18 電磁弁 20 パレット支持テーブル 30 レール 31a ガイドローラ 31b ガイドローラ 34 シフト用シリンダ 35 リニアガイド 37 電磁弁 38 電磁弁(搬入出速度可変手
段) 40 パレット搬入出装置 44 搬入出用シリンダ 44b 後退端位置検出用センサ 44c 前進端位置検出用センサ 46 シフタ 47 制御手段 48 シーケンス回路 50 パレット
Claims (4)
- 【請求項1】工作機械のテーブルに工作物を搬入出する
ための2つのパレットと、この2つのパレットの内いづ
れかのパレットと選択的に係脱するとともに、前記係合
したパレットを工作機械のテーブルとパレット支持テー
ブルの間で搬入出するパレット搬入出装置と、工作機械
のテーブルとパレット支持テーブルとの間を仕切るシャ
ッタとを有するパレット交換装置において、前記パレッ
ト搬入出装置の前進端の位置と後退端の位置を検出する
前後進端位置検出手段と、前記シャッタの上昇端と下降
端の間の任意の途中位置を検出する途中位置検出手段
と、前記パレットの搬入出動作工程の内、前記パレット
搬入出装置が未加工の工作物を工作機械のテーブルに搬
入した後にパレット支持テーブルに向かって後退する工
程では、前記前後進端位置検出手段および前記途中位置
検出手段の検出信号に基づいてパレット搬入出装置の後
退と同時に前記シャッタの閉動作を開始し、シャッタが
途中位置まで達したときにパレット搬入出装置が後退端
位置に達していない場合は、シャッタを前記途中位置で
一旦停止させてパレット搬入出装置が後退端位置に達す
るのを待ってシャッタを全閉し、シャッタが途中位置ま
で達したときにパレット搬入出装置が後退端位置に達し
ていれば前記途中位置で一旦停止することなしにそのま
まシャッタを全閉する制御手段とを備えたことを特徴と
するパレット交換装置。 - 【請求項2】工作機械のテーブルに工作物を搬入出する
ための2つのパレットと、この2つのパレットの内いづ
れかのパレットと選択的に係脱するとともに、前記係合
したパレットを工作機械のテーブルとパレット支持テー
ブルの間で搬入出するパレット搬入出装置と、工作機械
のテーブルとパレット支持テーブルとの間を仕切るシャ
ッタとを有するパレット交換装置において、パレット搬
入出装置の搬入出速度を変化させる搬入出速度可変手段
と、パレットの搬入出動作工程の内、加工済の工作物を
工作機械のテーブルから搬出するためにパレット支持テ
ーブルから工作機械のテーブルに向かって前進する工程
および未加工の工作物を工作機械のテーブルに搬入した
後にパレット支持テーブルに向かって後退する工程では
パレット搬入出装置の搬入出速度を高速にするように前
記搬入出速度可変手段を制御するシーケンス回路とを備
えたことを特徴とするパレット交換装置。 - 【請求項3】工作機械のテーブルに工作物を搬入出する
ための2つのパレットの内いづれかのパレットと選択的
に係脱し、工作機械のテーブルとパレット支持テーブル
との間を仕切るシャッタを開閉し、前記係合したパレッ
トを工作機械のテーブルとパレット支持テーブルの間で
搬入出するパレット交換方法において、パレットの工作
機械のテーブルへの搬入出動作工程の内、未加工の工作
物を工作機械のテーブルに搬入した後にパレット支持テ
ーブルに向かって後退する工程では、パレット搬入出装
置の後退と同時に前記シャッタの閉動作を開始し、シャ
ッタが途中位置まで達したときにパレット搬入出装置が
後退端位置に達していない場合は、シャッタを前記途中
位置で一旦停止させてパレット搬入出装置が後退端位置
に達するのを待ってシャッタを全閉し、パレット搬入出
装置が途中位置まで達したときにパレット搬入出装置が
後退端位置に達していれば前記途中位置で一旦停止する
ことなしにそのままシャッタを全閉するようにしたこと
を特徴とするパレット交換方法。 - 【請求項4】パレットの工作機械のテーブルへの搬入出
動作工程の内、加工済の工作物を工作機械のテーブルか
ら搬出するためにパレット支持テーブルから工作機械の
テーブルに向かって前進する工程および未加工の工作物
を工作機械のテーブルに搬入した後にパレット支持テー
ブルに向かって後退する工程ではパレット搬入出装置の
搬入出速度を高速とすることを特徴とする請求項3に記
載のパレット交換方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26445197A JPH1199435A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | パレット交換装置及びパレット交換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26445197A JPH1199435A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | パレット交換装置及びパレット交換方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1199435A true JPH1199435A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17403392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26445197A Pending JPH1199435A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | パレット交換装置及びパレット交換方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1199435A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100403139B1 (ko) * | 2001-03-24 | 2003-10-30 | 위아 주식회사 | 자동 팔레트 교환기의 팔레트 충돌방지 장치 |
KR101473011B1 (ko) * | 2008-12-03 | 2014-12-26 | 두산인프라코어 주식회사 | 자동 팔레트 교환 장치 |
JP2017164868A (ja) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | ファナック株式会社 | 工作機械システムおよび開停止位置算出装置 |
JP2018108608A (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-12 | ブラザー工業株式会社 | ワーク交換装置、ワーク交換方法及びコンピュータプログラム |
WO2020090055A1 (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | 株式会社牧野フライス製作所 | 工作機械 |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP26445197A patent/JPH1199435A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100403139B1 (ko) * | 2001-03-24 | 2003-10-30 | 위아 주식회사 | 자동 팔레트 교환기의 팔레트 충돌방지 장치 |
KR101473011B1 (ko) * | 2008-12-03 | 2014-12-26 | 두산인프라코어 주식회사 | 자동 팔레트 교환 장치 |
JP2017164868A (ja) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | ファナック株式会社 | 工作機械システムおよび開停止位置算出装置 |
CN107199480A (zh) * | 2016-03-17 | 2017-09-26 | 发那科株式会社 | 机床系统以及开启停止位置计算装置 |
CN107199480B (zh) * | 2016-03-17 | 2019-02-12 | 发那科株式会社 | 机床系统以及开启停止位置计算装置 |
US10317871B2 (en) | 2016-03-17 | 2019-06-11 | Fanuc Corporation | Machine tool system and opening stop position calculating device |
JP2018108608A (ja) * | 2016-12-28 | 2018-07-12 | ブラザー工業株式会社 | ワーク交換装置、ワーク交換方法及びコンピュータプログラム |
WO2020090055A1 (ja) * | 2018-10-31 | 2020-05-07 | 株式会社牧野フライス製作所 | 工作機械 |
JPWO2020090055A1 (ja) * | 2018-10-31 | 2021-09-02 | 株式会社牧野フライス製作所 | 工作機械 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050208 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20050408 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050531 |