JPH1198760A - プッシュプルアクチュエータ - Google Patents

プッシュプルアクチュエータ

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JPH1198760A
JPH1198760A JP26000797A JP26000797A JPH1198760A JP H1198760 A JPH1198760 A JP H1198760A JP 26000797 A JP26000797 A JP 26000797A JP 26000797 A JP26000797 A JP 26000797A JP H1198760 A JPH1198760 A JP H1198760A
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JP
Japan
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cylinder
piston
electric motor
push
fixed
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Application number
JP26000797A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Suzuki
和博 鈴木
Takashi Otaki
崇 大滝
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Nippon Cable System Inc
Original Assignee
Nippon Cable System Inc
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Publication date
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Publication of JPH1198760A publication Critical patent/JPH1198760A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 居住性および操作性にすぐれ、かつ組立工数
を低減しうる、押し引き操作部材を遠隔制御するための
アクチュエータを提供する。 【解決手段】 第1シリンダ10内に摺動自在に設けら
れ、内部に電動モータが固定された、第1シリンダの内
径とほぼ同一の外径を有する第1ピストン20、第1シ
リンダ内に固着され、該電動モータを発停させるための
スイッチ手段が設けられた第2シリンダ30、及び第2
シリンダ内に第1付勢手段B1を介して摺動自在に設け
られ、第1ピストン20の一方の端部20aに固定され
た第2ピストン40、からなり、第1ピストン20の他
方の端部及び孔を通して延びる出力軸に一端が固着さ
れ、従動部側の移動子に他端が固着された内索50a及
び内索50aが摺動自在に挿入され、第1シリンダ20
の第1端部10aに一方の側の端部が固定され、従動部
側の固定部に他方の側の端部が固着された導管50bか
ら構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアクチュエータに関
する。さらに詳しくは、電動モータの回転運動を直線運
動に変換することによってコントロールケーブルを押し
・引き操作し、押し/引き操作力が所定の値のばあい電
動モータが駆動し、該所定の値を超えたばあいに電動モ
ータを停止して被操作部材を遠隔制御するためのアクチ
ュエータに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ダン
プカーの荷台を傾斜させたり、ごみ収集車における収集
したごみを粉砕する装置を発停させたりする操作は、油
圧ポンプを駆動して発生する高圧の操作油によってなさ
れる。この油圧ポンプを発停するための制御弁は運転席
から離れた場所(たとえば、ダンプカーのばあいは荷台
の下)に設けられている。制御弁には押し引きコントロ
ールケーブルの一端が固着されていて、押し引きコント
ロールケーブルを介して制御弁が開閉される。
【0003】しかしながら、現在、当該押し引きコント
ロールケーブルの他端は、運転席に設けられた操作レバ
ーに固着されていて、操作者が操縦レバーを傾倒するこ
とによって押し引きコントロールケーブルを押し・引き
し、制御弁の開閉して、油圧ポンプを発停している。
【0004】このように運転席に設けられた操作レバー
を傾倒することによって押し引きコントロールケーブル
を押し引きして、制御弁を開閉するシステムのばあい、
約15〜20kgf、最大で60kgfの押し引き操作
力を発生させるために、操作レバーの長さが約30cm
程度必要であり、中立位置を基準として±15度の旋回
角度を必要とするので邪魔になるため、ただでさえ狭隘
な運転席を考えたとき、一時的(たとえば、ダンプカー
のばあい、荷台に積載した土砂などを降ろすとき)な使
用のために、かかる大きな操作レバーを旋回させるため
のスペースを確保することは、居住性および操作性の観
点からのみならず、デザインの観点からも劣悪であると
いう問題がある。
【0005】さらに、叙上の制御弁を開閉するシステム
のばあい、工場における操作レバーの設置工程と、押し
引きコントロールケーブルの配索工程とが別々の工程に
する必要があるため、組立工数が多くなるという問題が
ある。
【0006】また、近年のトラックはキャブオーバ型の
車体がほとんどであり、キャブとボディとの間のコント
ロールケーブルはチルト回転中心軸付近を通して配索さ
れる。そのため、スペースが少なくコントロールケーブ
ルの荷重効率がよくないという問題がある。
【0007】本発明の目的は、叙上の従来のシステムの
問題点を解消し、居住性および操作性にすぐれ、かつ組
立工数を低減しうる、電動モータの回転運動を直線運動
に変換することによってコントロールケーブルを押し・
引き操作し、押し/引き操作力が所定の値のばあい電動
モータが駆動し、該所定の値を超えたばあいに電動モー
タを停止して、コントロールケーブルのストローク調整
をする必要がない、被操作部材を遠隔制御するためのプ
ッシュプルアクチュエータ(以下、単に「アクチュエー
タ」という)を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のアクチュエータ
は、第1端部および第1端部に対向する第2端部を有
し、第1端部に孔が穿設され、第2端部が閉塞された第
1シリンダと、第1シリンダ内に摺動自在に設けられ、
内部に電動モータが固定された、第1シリンダの内径と
ほぼ同一の外径を有する第1ピストンと、第1シリンダ
内に固着され、該電動モータを発停させるためのスイッ
チ手段が設けられた第2シリンダと、第2シリンダ内に
第1付勢手段を介して摺動自在に設けられ、前記第1ピ
ストンの一方の端部に固定された第2ピストンと、前記
電動モータの回転軸に雌ねじが貫通して刻設され、該雌
ねじに螺入された雄ねじを有し、第1ピストンの他方の
端部および孔を通して延びる出力軸と、からなり、前記
電動モータの出力軸に一端が固着され、従動部側の移動
子に他端が固着された内索と、当該内索が摺動自在に挿
入され、前記第1シリンダの第1端部に一方の側の端部
が固定され、従動部側の固定部に他方の側の端部が固着
された導管から構成されるコントロールケーブルを押し
・引き操作して被操作部材を遠隔制御するためのプッシ
ュプルアクチュエータであって、前記コントロールケー
ブルを押し・引き操作する操作力の絶対値が前記第1付
勢手段の付勢力より小さい状態において、前記第1ピス
トンが中立位置で静止し、第1ピストンの他方の端部が
前記第1シリンダの第1端部から離間され、第1ピスト
ンに固定された前記第2ピストンの端部が第2シリンダ
の、第1シリンダと対向する端部から所定の長さだけ突
出されており、前記コントロールケーブルを押し・引き
操作する操作力の絶対値が前記第1付勢手段の付勢力よ
り大きい状態において、第1ピストンが第1シリンダ内
を移動することにより、第2ピストンを第2シリンダか
ら出し・入れさせて前記スイッチ手段が入・切されてな
ることを特徴としている。
【0009】また、前記コントロールケーブルを押し・
引き操作する操作力が第1付勢手段の付勢力より小さい
ときは第1ピストンが中立位置で静止しており、当該第
1付勢手段が、予圧縮された弾性体であることが好まし
い。
【0010】本発明の請求項1にかかわるアクチュエー
タのばあい、第1シリンダ内に摺動自在に設けられ、内
部に電動モータが固定された、第1シリンダの内径とほ
ぼ同一の外径を有する第1ピストンと、第1シリンダ内
に固着され、該電動モータを発停させるためのスイッチ
手段が設けられた第2シリンダと、第2シリンダ内に摺
動自在に設けられ、第1付勢手段の付勢力によって付勢
され、前記第1ピストンの一方の端部に固定された第2
ピストンとを有しているため、ストローク端(最大押し
量および最大引き量)の検出が、押し操作力および引き
操作力によって行われ、アクチュエータの車体組立時の
ストロークの調整が不要となる。さらにストロークの大
小にかかわらず、同じアクチュエータが使用できる。
【0011】また、本発明の請求項1にかかわるアクチ
ュエータのばあい、電動モータの回転軸に雌ねじが貫通
して刻設され、該雌ねじに螺入された雄ねじを有し、第
1ピストンの他方の端部および孔を通して延びる出力軸
を有しているので、減速機が不要となる。
【0012】さらにまた、本発明の請求項1にかかわる
アクチュエータのばあい、慣性重量が少なく、制御性が
良好である。
【0013】
【発明の実施の形態】添付図面を参照しつつ、以下に本
発明のアクチュエータを詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施の形態にかかわるア
クチュエータの一例の駆動部側を示す断面説明図、図2
は本発明の一実施の形態にかかわるアクチュエータの一
例の従動部側を示す断面説明図、図3の(a)および
(b)はコントロールケーブルを押し・引き操作する操
作力の絶対値が第1付勢手段の付勢力より大きい状態に
おける第2シリンダと第2ピストンとの位置関係を示す
説明図、図3の(c)は第2ピストンの変位とコントロ
ールケーブルの押し引き操作力との関係を示すグラフ、
図4は本発明のアクチュエータの従動部側に設けられる
第3シリンダを示す断面説明図、図5は本発明のアクチ
ュエータに用いられる電動モータの一例を示す断面説明
図、図6は本発明のアクチュエータに用いられる第3シ
リンダの他の一例を示す断面説明図である。
【0015】図1〜2を参照すると、本発明の一実施の
形態にかかわるアクチュエータ1は、第1端部10aお
よび第1端部10aに対向する第2端部10bを有し、
第1端部10aに孔10hが穿設され、第2端部10b
が閉塞された第1シリンダ10と、第1シリンダ10内
に摺動自在に設けられ、内部に電動モータMが固定され
た、第1シリンダ10の内径とほぼ同一の外径を有する
第1ピストン20と、第1シリンダ10内に固着され、
電動モータMを発停させるためのスイッチ手段S1、S
2(図示されていない)が設けられた第2シリンダ30
と、第2シリンダ30内に圧縮された第1付勢手段B1
を介して摺動自在に設けられ、第1ピストン20の一方
の端部20aに固定された第2ピストン40とから構成
されている。
【0016】電動モータMの回転軸Rには、出力軸OS
が螺入されている。また出力軸OSは、第1ピストン2
0の他方の端部20bおよび孔10hを通して延びてい
る。
【0017】押し引きコントロールケーブル50(以
下、単に「コントロールケーブル」という)は、内索5
0aと、内索50aが摺動自在に挿入され、第1シリン
ダ10の第1端部10aに一方の側の端部が固定され、
従動部側の固定部60に他方の側の端部が固着された導
管50bから構成されている。
【0018】図1〜2を参照すると、出力軸OSには内
索50aの一端が固着されており、従動部側の移動子7
0には内索50aの他端が係合されている。本実施の形
態では、出力軸OSは内索にかしめにより固定されたロ
ッド80を介して内索に固着される。コントロールケー
ブル50を押し・引き操作して被操作部材Pを遠隔制御
している。
【0019】コントロールケーブル50を押し・引き操
作する操作力Fの絶対値|F|が前記第1付勢手段B1
の付勢力(圧縮力)bfより小さい状態では、第1ピス
トン20は第1シリンダ10に対して中立位置で静止す
る。また第1ピストン20の他方の端部20bは第1シ
リンダ10の第1端部10aから離間されており、第1
ピストン20に固定された第2ピストン40の端部40
aが第2シリンダ30の、第1シリンダ10と対向する
端部30aから所定の長さだけ突出されており(図1参
照)、コントロールケーブル50を押し・引き操作する
操作力の絶対値|F|が第1付勢手段B1の付勢力bf
より大きい状態では、第1ピストン20が第1シリンダ
10内を移動することにより、第2シリンダ30との距
離が変化して、前記スイッチ手段S1、S2が入・切さ
れる。
【0020】図2を参照すると、本実施の形態では、内
索50aの従動側端部に連結されたバルブスプール10
0に請求項6のディテント手段として機能する切り欠き
90が設けられている。一方、被操作部材Pには、図4
に示された第3シリンダ110が設けられている。内索
50aの移動に伴い、第3シリンダ110内に移動自在
かつ内索50aに向って付勢された球体120が切り欠
き90内に嵌入したり離脱したりする。球体120の切
り欠き90内の嵌入・離脱によりスイッチS3が入・切
される。これにより所望の中間位置でアクチュエータを
制御することができる。
【0021】なお、切り欠き90はストロークしている
部位であればどこにでも設けることができ、たとえば内
索50の駆動側端部に設けることもできる。なお、ケー
ブルの撓み(ストロークロス)の影響を受けず、ストロ
ークがもっとも正確に検出しうる部位は、非駆動部材P
である。
【0022】図6に示された実施の形態のばあい、第3
シリンダ110は第1シリンダ10に併置されており、
第3シリンダ110内には球体120が移動自在に収容
されている。一方、内索50aの端部にはロッド80が
固着されており、このロッド80の外面には、ディテン
ト手段として機能する膨出部90が形成されている。内
索50aの移動により球体120と膨出部90とが接触
したり非接触状態になったりする。これによりスイッチ
S3が入・切される。
【0023】本実施の形態のばあい、第1シリンダ10
の第2端部10bには蓋10cがボルト200によって
固定されている。したがって、第1シリンダ10の第2
端部は10bは蓋10cによって閉塞されている(図1
参照)。
【0024】図1を参照すると、本実施の形態のばあ
い、スイッチ手段S1のマイクロスイッチ(図示されて
いない)を破損しないようにするために、緩衝手段A1
を設けている。緩衝手段A1の素材としては、天然また
は合成のゴムが好適に用いられる。また本実施の形態の
緩衝手段Aは全体の形状がほぼ円盤状であり、圧縮コイ
ルばね210を収容するための突出部APを2カ所備え
ている。この突出部APが感圧部を介して前述のスイッ
チ手段S1、S2(図示されていない)と当接してい
る。緩衝手段A1は、第2ピストン40の当接部41を
介してボルト220によって第1ピストン20に取りつ
けられている。このため、第1ピストン20と第2ピス
トン40とは第1シリンダ10の内部を一体的に移動す
ることができる。なお、緩衝手段A1のボルト220が
貫通する部位には、スペーサ230が設けられている。
【0025】また図1を参照すると、本実施の形態のば
あい、第2シリンダ30は、蓋10cを介してボルト2
40により第1シリンダ10に固定されている。
【0026】つぎに図5を参照しながら、本実施の形態
に用いられる電動モータMを説明する。
【0027】本実施の形態の電動モータMとして、たと
えば実開昭59−86459号公報に記載された電動モ
ータを適用することができる(図5参照)。
【0028】図5を参照すると、参照符号Cはケーシン
グ、参照符号300は固定子、参照符号310は回転
子、Rは回転子310に固着された中空の回転軸、OS
は回転軸Rと係合する出力軸である。本実施例のばあ
い、コントロールケーブル50が配索により曲げられて
いるため、内索50aは回転方向に抵抗をもつ。このた
め、回転子310の回転に伴い、出力軸OSは回転不能
かつ長手方向に移動自在である。また、出力軸OSに係
合部たるキー溝などを設け、第1ピストン20にキー溝
に嵌合する係合突起を設けることもできる。
【0029】図3を参照すると、コントロールケーブル
50の内索50aを押し操作して、内索50aが最大押
し位置に達すると、内索50aの移動は停止するが、電
動モータMはなおも回転運動を続けるため、操作力F
(ただし、F<0である)が第1付勢手段B1の付勢力
bfを超える。このため、第1ピストン20は第2シリ
ンダ30に向かって移動し、プレート41が第2シリン
ダ30の一端30aに近づく(図3の(a)参照)。こ
れにより緩衝手段A1の突出部APがスイッチ手段S1
の電路を開き、電動モータMへの給電が断たれる。
【0030】一方、コントロールケーブル50の内索5
0aを引き操作して、内索50aが最大引き位置に達す
ると、このばあいも、内索50aの移動は停止するが、
電動モータMの回転は継続し操作力F(ただし、F>0
である)が第1付勢手段B1の付勢力bfを超える。こ
のため、第1ピストン20は第1シリンダ10の第1端
部10aに向かって移動し、当接部41は第2シリンダ
30の一端30aから離間する(図3の(b)参照)。
これにより緩衝手段A1の突出部APとスイッチ手段S
2の電路が開き、電動モータMへの給電が断たれる。
【0031】図3の(c)を参照すると、本発明のアク
チュエータのばあい、内索50aの押し・引き操作力の
絶対値|F|が付勢手段B1にあらかじめ与えられた弾
撥力(付勢力bf)より小さいときは、第2ピストン4
0は静止している(したがって、第1ピストン20も静
止する)が、内索50aの押し・引き操作力の絶対値|
F|が付勢手段B1の付勢力bfを超えるとき、第2ピ
ストン40は第1シリンダ10内を移動する(したがっ
て、第1ピストン20も移動する)。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、居住性および操作性に
すぐれ、かつ組立工数を低減しうる、被操作部材を押し
引き遠隔制御するためのアクチュエータを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかわるアクチュエー
タの一例の駆動部側を示す断面説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態にかかわるアクチュエー
タの一例の従動部側を示す断面説明図である。
【図3】本発明の位置実施の形態にかかわるアクチュエ
ータにおける第2ピストンの変位とコントロールケーブ
ルの押し・引き操作との関係を示す説明図である。
【図4】本発明のアクチュエータの従動部側に設けられ
る第3シリンダを示す断面説明図である。
【図5】本発明のアクチュエータに用いられる電動モー
タの一例を示す断面説明図である。
【図6】本発明のアクチュエータに用いられる第3シリ
ンダの他の一例を示す断面説明図である。
【符号の説明】
10 第1シリンダ 20 第1ピストン 30 第2シリンダ 40 第2ピストン 50 コントロールケーブル 50a 内索 50b 導管 A1 緩衝手段 B1 第1付勢手段 M 電動モータ R 回転軸 S1、S3 スイッチ手段 OS 出力軸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1端部および第1端部に対向する第2
    端部を有し、第1端部に孔が穿設され、第2端部が閉塞
    された第1シリンダと、第1シリンダ内に摺動自在に設
    けられ、内部に電動モータが固定された、第1シリンダ
    の内径とほぼ同一の外径を有する第1ピストンと、第1
    シリンダ内に固着され、該電動モータを発停させるため
    のスイッチ手段が設けられた第2シリンダと、第2シリ
    ンダ内に第1付勢手段を介して摺動自在に設けられ、前
    記第1ピストンの一方の端部に固定された第2ピストン
    と、前記電動モータの回転軸に雌ねじが貫通して刻設さ
    れ、該雌ねじに螺入された雄ねじを有し、第1ピストン
    の他方の端部および孔を通して延びる出力軸と、からな
    り、前記電動モータの出力軸に一端が固着され、従動部
    側の移動子に他端が固着された内索と、当該内索が摺動
    自在に挿入され、前記第1シリンダの第1端部に一方の
    側の端部が固定され、従動部側の固定部に他方の側の端
    部が固着された導管から構成されるコントロールケーブ
    ルを押し・引き操作して被操作部材を遠隔制御するため
    のプッシュプルアクチュエータであって、前記コントロ
    ールケーブルを押し・引き操作する操作力の絶対値が前
    記第1付勢手段の付勢力より小さい状態において、前記
    第1ピストンが中立位置で静止し、第1ピストンの他方
    の端部が前記第1シリンダの第1端部から離間され、第
    1ピストンに固定された前記第2ピストンの端部が第2
    シリンダの、第1シリンダと対向する端部から所定の長
    さだけ突出されており、前記コントロールケーブルを押
    し・引き操作する操作力の絶対値が前記第1付勢手段の
    付勢力より大きい状態において、第1ピストンが第1シ
    リンダ内を移動することにより、第2ピストンを第2シ
    リンダから出し・入れさせて前記スイッチ手段が入・切
    されてなることを特徴とするプッシュプルアクチュエー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記コントロールケーブルを押し・引き
    操作する操作力が第1付勢手段の付勢力より小さいとき
    は第1ピストンが中立位置で静止しており、当該第1付
    勢手段が、予圧縮された弾性体であることを特徴とする
    請求項1記載のプッシュプルアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 前記電動モータの出力軸を回転不能にす
    るための回転不能手段を有してなる請求項1または2記
    載のプッシュプルアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 前記回転不能手段が、コントロールケー
    ブルに設けられた曲がり部であることを特徴とする請求
    項1、2または3記載のプッシュプルアクチュエータ。
  5. 【請求項5】 前記回転不能手段が、出力軸に設けられ
    た係合部と、第1ピストンに設けられ、該係合部と嵌合
    し係止される係合突起とからなる請求項1、2または3
    記載のプッシュプルアクチュエータ。
  6. 【請求項6】 ストローク運動する部材に1または2以
    上のディテント手段が設けられ、当該コントロールケー
    ブルの内索の移動方向に対してほぼ垂直方向に移動自在
    の移動子が収容された第3シリンダが設けられ、該ディ
    テント手段と移動子が係合、離脱することによって入・
    切されるスイッチが設けられてなる請求項1、2、3、
    4または5記載のアクチュエータ。
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