JPH1198709A - チャージポンプ式充電回路装置 - Google Patents

チャージポンプ式充電回路装置

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JPH1198709A
JPH1198709A JP9258050A JP25805097A JPH1198709A JP H1198709 A JPH1198709 A JP H1198709A JP 9258050 A JP9258050 A JP 9258050A JP 25805097 A JP25805097 A JP 25805097A JP H1198709 A JPH1198709 A JP H1198709A
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voltage
switch
battery
circuit device
charging circuit
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JP9258050A
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Ryosuke Ito
瞭介 伊藤
Daiji Takahashi
大司 高橋
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CTS ENGINEERING KK
ZEPHYR KK
Original Assignee
CTS ENGINEERING KK
ZEPHYR KK
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/76Power conversion electric or electronic aspects

Abstract

(57)【要約】 【課題】 風力発電装置や太陽光発電装置などによる発
電エネルギーを、発電電圧の大小にかかわらず、効率的
に無駄なく外部バッテリーに蓄積させる。 【解決手段】 発電装置から入力した電気量を一時的に
ポリアセン電池に徐々に蓄え、このポリアセン電池の電
圧が所定の値まで上昇した時点でスイッチをONにし
て、この電圧を昇圧回路で昇圧して外部バッテリーに供
給する。発電装置による発電電圧が第1入力電圧値を超
えた場合、発電電圧はポリアセン電池には供給されるこ
となく直接昇圧回路へと供給され、さらに発電電圧が第
2入力電圧値を超えると、発電電圧はポリアセン電池お
よび昇圧回路を介することなく直接外部バッテリーに供
給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば風力発電機
や太陽光発電機等によって得られる比較的小さな電力を
一時的に蓄えて、より大きな電力として出力するチャー
ジポンプ式充電回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球温暖化現象や大気汚染等の環
境破壊から地球環境を守るために、化石エネルギーを用
いることなく自然の力を利用して電力を発生させる風力
発電装置や太陽光発電装置等が世界各国で見直されてき
ている。
【0003】風力発電装置や太陽光発電装置によって得
られた電力は、通常、直接照明用の電力やモータの起電
力として用いられるか、あるいは、一時的に直接バッテ
リーに蓄えられたあと各種電力として用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな発電装置で得られた電力を直接用いる場合、利用す
る風力や光力の大きさが自然現象によって大きく左右さ
れるため、取り出される電力もそれに応じて変化し、必
要とされる電力を常に維持していくことができないとい
う問題があった。また、この不便さを補うためにバッテ
リーを用いて一時的に電力を蓄えようとした場合、バッ
テリーに対して入力可能な規定電圧値を下回るような発
電電圧に対しては、その電力をバッテリーに蓄えること
ができず、この規定電圧値以下の発電力は全く利用され
ず無駄に失われていた。
【0005】本発明の課題は、バッテリーを利用して電
力を蓄える場合であっても、無駄に失われる発電力を極
力減らし、従来は利用できなかったバッテリー規定電圧
値以下の発電エネルギーをも有効に利用することのでき
る充電回路装置を提供することにある。
【0006】また、発電機から出力される電圧に応じて
回路を切り替えることにより、装置内の回路を保護しな
がら、発電機の出力エネルギーを効率的にバッテリー側
に供給することのできる充電回路装置を提供することも
本発明の課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の充電回路装置
は、例えば風力発電装置や太陽光発電装置などの外部装
置から入力した電気量を一時的に蓄える電気量蓄積ユニ
ット(実施形態の中のポリアセン電池1に対応)と、該
電気量蓄積ユニットに蓄えられた電気量による電圧が所
定の電圧値に達した時に、該電気量蓄積ユニットの電圧
が出力端側に供給されるように回路を切り替える第1ス
イッチ(スイッチS2に対応)とを備えている。このよ
うに、本発明の充電回路装置は発電された電気量を電気
量蓄積ユニットに蓄積し、その電圧が所定の電圧値(例
えば、出力端に接続される外部バッテリーの充電可能電
圧、あるいは昇圧ユニットを用いる場合はその昇圧ユニ
ットを介して充電可能電圧が達成可能となる電圧値)に
達した時点で、出力端を介して外部バッテリーに電圧供
給を行なうことができる。したがって、発電機の出力電
圧が外部バッテリーの充電可能電圧値よりも低い場合で
あっても、発電機からの電力を有効に外部バッテリーに
蓄積することができる。
【0008】なお、本発明の充電回路装置は上記の種類
の発電装置に対して用いられるだけでなく、他の種類の
装置から送られてくる電力に対しても適用可能である。
また、出力端からの出力電圧は外部バッテリーの充電に
利用されるが、この出力電圧をバッテリーを介さずに直
接利用することもできる。
【0009】前記第1スイッチは、電気量蓄積ユニット
に蓄えられた電気量による電圧が所定の第2蓄電圧値を
下回った場合、電気量蓄積ユニットから出力端側への電
圧供給を停止するように回路を切り替えてもよい。これ
により、電気量蓄積ユニットから出力端側(昇圧ユニッ
トを介してもよい)に対して放電を行なった後にも、一
定量の電気量を電気量蓄積ユニットに残すことができ、
発電装置に対する初動負荷を低減させることができる。
【0010】電気量蓄積ユニットはキャパシタータイプ
二次電池であることが好ましく、ポリアセン系有機半導
体を電極活物質として用いたポリアセン電池であること
がさらに好ましい。電気量蓄積ユニットとしてこのよう
な二次電池を用いることにより、従来のコンデンサーの
ような高価で大型の素子を用いることなく、発電機の出
力を効率的に蓄積することができる。また、ポリアセン
電池を用いることにより、従来の電池やコンデンサーに
比べて大きな蓄電容量が得られると同時に、充電回路装
置を小型に作成することができるという利点も得られ
る。さらに、ポリアセン電池を用いることにより、充放
電のレスポンスが高まるだけでなく、充放電に対する装
置の耐久性をも高めることができ、またさらに広い温度
範囲において安定した充放電を行なうこともできるの
で、発電装置から外部バッテリーへの電力の供給を効率
的かつ安定的に行なうことができる。
【0011】本発明の充電回路装置は、さらに、前記電
気量蓄積ユニットの電圧を昇圧して前記出力端側に供給
する昇圧ユニット(昇圧回路2に対応)を備えていても
よい。これにより、電気量蓄積ユニットの出力可能電圧
が外部バッテリーの充電可能電圧値よりも低い場合であ
っても、外部バッテリーに対して入力電圧を充電するこ
とができ、入力電力の効率的な蓄積が可能となる。
【0012】本発明の充電回路装置は、さらに、入力電
圧が所定の第1入力電圧値(例えば、前記電気量蓄積ユ
ニットの耐電圧)を超えた場合、入力電圧の前記電気量
蓄積ユニットへの供給を切断する第2スイッチ(スイッ
チS1に対応)を備えていてもよい。このスイッチを備
えることによって、入力電圧が大きくなった場合に前記
電気量蓄積ユニットを保護することができる。
【0013】本発明の充電回路装置は、さらに、入力電
圧が所定の第2入力電圧値(例えば、出力端に接続され
る外部バッテリーの充電可能最低電圧)を超えた場合、
該入力電圧が前記電気量蓄積ユニットと前記昇圧ユニッ
トとを介すことなく直接出力されるように回路を切り替
える第3スイッチ(スイッチS3に対応)を備えてもよ
い。このスイッチを備えることによって、前記電気量蓄
積ユニットを保護した上で、前記昇圧ユニットを介する
ことなく外部バッテリーへの充電を効率的に行なうこと
ができる。
【0014】本発明の充電回路装置は、さらに、前記第
1スイッチ手段と前記第2スイッチ手段と前記第3スイ
ッチ手段がすべて切断された場合(あるいは、外部から
の入力電圧が前記第1入力電圧値と前記第2入力電圧値
との間にある場合)、該入力電圧が前記電気量蓄積ユニ
ットを介すことなく前記昇圧ユニットを介して出力され
るように回路を切り替える第4スイッチ(スイッチS5
に対応)を備えていてもよい。このスイッチを備えるこ
とにより、入力電圧が前記電気量蓄積ユニットの耐電圧
値を超えてはいるが外部バッテリーの充電可能最低電圧
値よりも低い場合であっても、前記電気量蓄積ユニット
を保護した上で、前記昇圧ユニットを介して外部バッテ
リーへの充電を行なうことができる。
【0015】本発明の充電回路装置は、さらに、前記出
力端の電圧(例えば、外部バッテリーの充電電圧)が所
定の電圧値よりも高い場合、前記出力端への電圧供給を
切断する第5スイッチ(スイッチS4に対応)を備えて
いてもよい。このスイッチを備えることにより、外部バ
ッテリーへの過充電を防ぎ外部バッテリーを保護するこ
とができる。
【0016】本発明の充電回路装置は、さらに、前記電
気量蓄積手段に蓄積された電気量による電圧が所定の電
圧値を超えた場合、入力電圧の前記電気量蓄積手段への
供給を切断するスイッチ手段(前記第2のスイッチの代
わりに用いられうる)を備えていてもよい。このスイッ
チを備えることにより、前記電気量蓄積ユニットを過電
圧および過充電から保護することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1〜5を参照しながら本
発明の実施形態について説明する。これらの図において
同じ構成要素に対しては同じ参照番号を用いている。
【0018】図1は、本発明による充電回路装置の実施
形態の構成を表す回路図である。図1に示すように、こ
の充電回路装置は、ポリアセン電池(前記電気量蓄積ユ
ニットに対応)1と、昇圧回路(前記昇圧ユニットに対
応)2と、コンパレータ等による電圧検出器C1〜C4
と、電子スイッチ等によるスイッチS1〜S5と、ゲー
トG1と、ショットキダイオードD1〜D3と、保護抵
抗R1及びR2とを備えたチャージポンプ式の充電回路
装置である。図中の3は、本充電回路装置に対して電力
を出力する風力発電機や太陽光発電機などによる発電装
置であり、4は本充電回路装置から出力される電力を蓄
積するバッテリを表している。
【0019】発電装置3は充電回路装置の入力端5に接
続され、入力端5とポリアセン電池1との間には、ショ
ットキダイオードD1と、電圧検出器C1によって開閉
されるスイッチS1が配置されている。ポリアセン電池
1はポリアセン系有機半導体(PAS)を活物質に用い
た5V耐圧(あるいは定格電圧5V)のキャパシタータ
イプ二次電池であり、発電装置3から供給される電荷を
徐々に蓄えていく。電圧検出器C1とスイッチS1はこ
のポリアセン電池1の過充電保護のために用いられ、発
電装置3による発電電圧Vgがポリアセン電池1の耐圧
である5V以上となったことを電圧検出器C1が検知し
たとき、スイッチS1がOFFとされる。
【0020】ポリアセン電池1の代わりに他の種類の充
電用二次電池やコンデンサを用いることもできるが、従
来の二次電池に比べて充電可能電圧が極めて低いこと、
および従来のコンデンサに比べて小型軽量である点にお
いてポリアセン電池が優れている。また、容量が大きい
こと、急速な充放電が可能であること、耐久性が非常に
優れていること、使用可能な温度範囲が広いことなどに
おいてもポリアセン電池は優れており、このようなポリ
アセン電池を充電回路装置に適用することにより、きわ
めて低い電圧の発電力をも、安定的かつ効率的にバッテ
リ4に供給することが可能となる。
【0021】ポリアセン電池1と昇圧回路2との間には
電圧検出器C2によって開閉されるスイッチS2が配置
されており、このスイッチS2の開閉によって、ポリア
セン電池1に蓄えられた電荷が昇圧回路2に対して間欠
的に放電される。電圧検出器C2はヒステリシスをも
ち、ポリアセン電池1の電圧Vpが例えば5Vに達した
ことを検出したときにスイッチS2がONされ、電圧V
pが2V以下となった場合OFFされる。
【0022】昇圧回路2は、ポリアセン電池1に充電さ
れた電圧(2〜5V)をバッテリ4の充電可能電圧(例
えば6V以上)まで昇圧して出力する回路である。昇圧
回路2と出力端6との間には、保護抵抗R1とショット
キダイオードD2と電圧検出器C4によって開閉される
スイッチS4が接続されている。このスイッチS4は出
力端6に接続されるバッテリ4を過充電から保護するた
めのものであり、電圧検出器C4が、出力端6の電圧
(すなわち、バッテリ4の充電電圧)が例えばバッテリ
4の定格電圧(あるいは満充電相当の電圧)に達したこ
とを検出した場合に、スイッチS4はOFFとされる。
【0023】入力端5とスイッチS4との間には、ポリ
アセン電池1及び昇圧回路2に対して並列に、電圧検出
器C3によって開閉されるスイッチS3と保護抵抗R2
とショットキダイオードD3の直列回路が接続されてい
る。発電装置3による発電力が上がって発電電圧Vgが
例えば7V以上となったことを電圧検出器C3が検知す
るとスイッチS3がONされる。この場合、発電電圧V
gはバッテリ4の充電可能電圧(6V)よりも高いの
で、昇圧回路2を介することなく発電電圧Vgによって
直接バッテリ4が充電される。
【0024】入力端5と昇圧回路2との間には、ゲート
G1によって開閉されるスイッチS5がポリアセン電池
1と並列に接続される。ゲートG1は、スイッチS1と
スイッチS2とスイッチS3がいずれもOFFのとき、
スイッチS5をONとする。これにより、5V以上7V
未満の発電電圧Vgがポリアセン電池1を介することな
く直接昇圧回路2を作動させ、昇圧されて充電可能とな
った発電電圧Vgがバッテリ4に供給される。
【0025】本実施形態におけるショットキダイオード
D1〜D3は逆流防止用のダイオードであり、保護抵抗
R1とR2は昇圧回路2の保護およびバッテリ4の過充
電保護のために接続されている。なお、ショットキダイ
オードD1〜D3はショットキダイオードに限られる必
要はなく、他の種類のダイオードや通常のダイオードを
用いてもよい。また、保護抵抗R1とR2(さらには後
述のR3も)の代りには、PWM定電流回路等を含む電
流制限回路などを用いてもよく、電流を制限して回路を
保護する機能を持つ他の回路や素子を用いてもよい。
【0026】ポリアセン電池1やバッテリ4の定格電圧
も上記のものに限られることはなく、他の定格電圧のも
のを用いてもよい。また、上記各スイッチの開閉を決定
する電圧値も本実施形態で採用した値に限られることは
なく、ポリアセン電池1やバッテリ4の定格電圧あるい
は昇圧回路2の昇圧能力等に従って適切に設定されう
る。
【0027】次に本実施形態による充電回路装置の動作
について図1〜4を用いて説明する。なお、ここでは、
発電装置3として風力発電装置を用い、また電圧検出器
C1〜C4としてコンパレータを用いた場合を例として
説明する。 (1)無風から弱風の場合:風力発電装置3の風車が回
転を始めるとき、あるいは弱風によって風車が低速回転
しているときは、風力発電装置3による発電電圧Vgは
0Vかあるいは充分低い値(5V未満)であるので、コ
ンパレータC1とスイッチS1およびコンパレータC4
とスイッチS4はONとされ、コンパレータC2とスイ
ッチS2、コンパレータC3とスイッチS3、およびゲ
ートG1とスイッチS5はOFFとされる(図1参
照)。この場合、風力発電装置3の発電力はすべてポリ
アセン電池1に蓄積されるが、このとき昇圧回路2は動
作しておらず、またバッテリ4への充電も行われない。
【0028】その後、時間の経過とともにポリアセン電
池1に蓄えられる電荷量が増加し、その電圧Vpが5V
に達するとコンパレータC2がONとなり、それに伴な
ってスイッチS2もONし昇圧回路2が動作を開始す
る。またこれにより、保護抵抗R1とショットキダイオ
ードD2とスイッチS4を通じてバッテリ4に対して充
電が行われる(図2参照)。
【0029】昇圧回路2を介してバッテリ4への充電を
行なったことによりポリアセン電池1の電圧Vpが2V
を下回るとヒステリシスをもつコンパレータC2とスイ
ッチS2はOFFとなり、ポリアセン電池1に対して再
び風力発電装置3からの充電が行われる(図1参照)。
なお、本実施形態ではコンパレータC2にはヒステリシ
スを有するものを用いているので、ポリアセン電池1の
電圧Vpが5VでスイッチS2がON、2VでOFFと
されるが、これ以外の幅のヒステリシスをもつコンパレ
ータを用いてもよい。さらに、ヒステリシスなしのコン
パレータを用いて、スイッチS2のON・OFFをポリ
アセン電池の規定電圧以下の電圧(例えば4V)を境と
して行なうことも可能である。 (2)風力が中程度の場合:風力発電装置3の電圧Vg
が5Vを越えるときの各コンパレータとスイッチの状態
は、コンパレータC1とスイッチS1、コンパレータC
2とスイッチS2、コンパレータC4とスイッチS4が
それぞれON状態であり、コンパレータC3とスイッチ
S3およびゲートG1とスイッチS5がOFF状態とな
っている(図2参照)。
【0030】ここで、風力発電装置3の電圧Vgが5V
以上となる(あるいは5Vを越える)とコンパレータC
1がOFFとなり、それに応じてスイッチS1もOFF
とされて、ポリアセン電池1は過電圧から保護される。
その後、ポリアセン電池1から昇圧回路2への放電が行
われ、ポリアセン電池1の電圧Vpが2Vを下回ると、
コンパレータC2とスイッチS2はOFFとなり昇圧回
路2は停止する。このとき、各コンパレータとスイッチ
の状態は、コンパレータC4とスイッチS4がON状態
であり、コンパレータC1とスイッチS1、コンパレー
タC2とスイッチS2、コンパレータC3とスイッチS
3、およびゲートG1とスイッチS5はすべてOFF状
態となる。
【0031】このとき、コンパレータC1、C2、C3
がすべてOFFなので、ゲートG1がアクティブとなり
スイッチS5をONさせる。その結果、風力発電装置3
の電圧Vgは直接昇圧回路2に印加され、昇圧回路2が
動作を開始してバッテリ4への充電が行われる(図3参
照)。 (3)強風の場合:風がさらに強くなり、風力発電装置
3の出力電圧Vgが7Vを越えるとコンパレータC3が
ONされ、これによってスイッチS3もONされる。こ
のときコンパレータC3の出力はアクティブとなるの
で、これを受けてゲートG1がOFFとなり、従ってス
イッチS5もOFFとなって昇圧回路2は動作を停止す
る(図4参照)。このときの各コンパレータとスイッチ
の状態は、コンパレータC4とスイッチS4がON状態
であり、コンパレータC1とスイッチS1、コンパレー
タC2とスイッチS2、コンパレータC3とスイッチS
3、およびゲートG1とスイッチS5はすべてOFF状
態となる。 (4)バッテリ4が満充電になった場合:バッテリ4へ
の充電が進み満充電状態となると、この満充電相当の電
圧を受けたコンパレータC4はOFFとなり、これによ
りスイッチS4もOFFとなる。その結果、バッテリ4
と充電回路装置との接続が切れてバッテリ4への更なる
電圧印加がなくなり、バッテリ4は過充電から保護され
る。
【0032】上記の実施形態において、入力端5にショ
ットキダイオードD1を介することなくスイッチS1を
接続し、このスイッチS1をコンパレータC1と他のコ
ンパレータC1’によって開閉させてもよい。この場
合、コンパレータC1’は入力端5に接続される発電装
置3の発電電圧Vgとポリアセン電池1の充電電圧Vp
とを比較して、発電電圧Vgが充電電圧Vpよりも高い
ときにスイッチS1を閉じ、発電電圧Vgが充電電圧V
pよりも低いときにはスイッチS1を開く。したがっ
て、発電電圧Vgがポリアセン電池1の耐圧(5v)を
下回りコンパレータC1がスイッチS1を閉じていたと
しても、発電電圧Vgが充電電圧Vpよりも低いときに
はスイッチS1は開くことになる。これにより、発電力
が弱いときに発電電圧よりも高い電圧がポリアセン電池
1側から発電装置3側に印加されることが防がれ、発電
装置3の初動負荷が低減されて発電力の上昇がスムーズ
に行われる。したがって、発電装置3の発電能力をきわ
めて有効に蓄積利用することが可能となる。
【0033】図5は上記の実施形態において用いられる
構成要素の具体的形態を示す図であり、図5の(1)は
電圧検出器(コンパレータ)C1〜C4とC1’、
(2)はスイッチ(電子スイッチ)S1〜S5、(3)
と(4)は昇圧回路2の具体的形態をそれぞれ表してい
る。
【0034】図5の(1)は、電圧検出器として用いら
れるコンパレータの一例である汎用コンパレータ(LM
393等)の構成を示している。このコンパレータは、
入力電圧Viと基準電圧Vrを比較して、入力電圧が基
準電圧よりも高いとき(Vi>Vr)には出力電圧Vo
としてH(ハイ)信号(≒Vcc)を出力し、低い場合
(Vi<Vr)には出力電圧VoとしてL(ロー)信号
(≒GND)を出力する。この出力信号はそれぞれのコ
ンパレータに対応するスイッチに送られて、そのスイッ
チをONあるいはOFFとする。例えばコンパレータC
1は、入力電圧Viとして発電装置3の発電電圧Vgを
入力し、それを基準電圧Vr(5V)と比較して、Vi
>VrのときにはH信号を、Vi<VrのときにはL信
号を出力信号VoとしてスイッチS1に出力する。これ
を受けたスイッチS1は、H信号の場合はスイッチをO
FFとし、L信号の場合はスイッチをONとする。
【0035】図5の(2)は、スイッチとして用いられ
る電子スイッチの一例を表している。この電子スイッチ
は、入力(Vs)と出力(Vd)との間でスイッチング
を行なうFET(2SJ123等)とこのFETに対し
てゲート信号を与えるトランジスタ(DTC124ES
等)によって構成される。このトランジスタのベースに
コンパレータからの出力電圧Voが入力してFETによ
るスイッチの開閉が行なわれる。例えばスイッチS2に
おいては、コンパレータC2がVi(=Vp)>Vr
(4V)のときに出力するH信号(Vo)を入力したと
きはスイッチがONされ、その結果ポリアセン電池1側
と昇圧回路2側が導通し、コンパレータC2がVi(=
Vp)<Vr(4V)のときに出力するL信号を入力し
た場合には、スイッチがOFFされて導通が切断され
る。
【0036】図5の(3)は昇圧回路2の一例として、
TL499A等を用いたスイッチレギュレータ方式の昇
圧回路を表している。また図5の(4)はこれも昇圧回
路の一例として、74HC14等を用いた発振・倍電圧
方式の昇圧回路を表している。これらの図に示す構成に
よって、いづれの回路においても入力電圧Vaを受けて
昇圧動作が開始され、この入力電圧Vaを昇圧した電圧
Vbが出力電圧としてバッテリ4側に出力される。
【0037】次に、本発明による充電回路装置の変形例
について図6を用いて説明する。図6に示すように、こ
の変形例の装置は図1の装置において電圧検出器C1付
近の構成を変化させたものである。この例では、電圧検
出器C1にはポリアセン電池1の充電電圧Vpが入力さ
れ、この電圧が基準電圧と比較されてスイッチS1の開
閉される。具体的には、ポリアセン電池1の充電電圧V
pがポリアセン電池1の耐圧である5Vに達すると電圧
検出器C1はスイッチS1をOFFとし、これにより発
電装置3の発電電圧VgがスイッチS3あるいはスイッ
チS5側へと供給される。
【0038】この回路では、さらにスイッチS1とポリ
アセン電池1との間に保護抵抗(あるいは電流制限回路
等)R3が配置されており、これによりスイッチS1が
閉じている状態において発電電圧Vgが瞬間的に5Vを
越えたような場合であってもポリアセン電池1が過電圧
から保護される。この変形例の他の動作は図1〜4を用
いて上述したものと同じである。
【0039】以上、本発明による充電回路装置の実施形
態について説明したが、この説明において用いたスイッ
チの開閉基準となるコンパレータの基準電圧値、ポリア
セン電池やバッテリの規定電圧値などは、上記した値に
限られることはなく、他の値であっても本発明による機
能を実現できるものであれば他の値を用いることが可能
であり、そのような値を用いた装置も本発明の範囲に含
まれるものとする。また、昇圧回路2、電圧検出器C
1、C3、C4、C5、およびスイッチS1、S3、S
4、S5のうちの全てあるいは一部を取り除いたような
装置も、本願の目的を達成する機能を果たすものであれ
ば本願の範囲に含まれるものとする。
【0040】
【発明の効果】本発明の充電回路装置によれば、風力発
電装置や太陽光発電装置等による発電電圧が外部バッテ
リーの入力可能電圧を下回った場合であっても発電エネ
ルギーを外部バッテリーに蓄えさせることができるの
で、発電力を無駄なく有効に利用することが可能とな
る。
【0041】また、電気量蓄積ユニット(ポリアセン電
池など)に常に一定量の電気量を残すことができるの
で、発電装置に対する初動負荷が低減し、より多くのエ
ネルギーを発電装置から受け取ることが可能となる。
【0042】また、発電電圧に応じて回路を切り替える
ことにより、回路内の二次電池を保護しながら、発電機
から送られる発電エネルギーをほぼ全ての電圧領域にわ
たって効率的に外部バッテリーへと供給することができ
る。
【0043】さらに、外部バッテリーの充電電圧が所定
の電圧よりも高い場合、出力端への電圧供給が切断され
るので、外部バッテリーへの過充電を防いで外部バッテ
リーを保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による充電回路装置の実施形態を表した
図であり、発電電圧が低い場合の充電回路装置の状態を
表している。
【図2】ポリアセン電池の電圧が上がった場合の充電回
路装置の状態を表した図である。
【図3】発電電圧が上がった場合の充電回路装置の状態
を表した図である。
【図4】発電電圧がさらに上がった場合の充電回路装置
の状態を表した図である。
【図5】本発明による充電回路装置の実施形態において
用いられるコンパレータ、スイッチ、昇圧回路の具体的
形態を示す図である。
【図6】本発明による充電回路装置の変形例を表した図
である。
【符号の説明】
1 ポリアセン電池 2 昇圧回路 3 発電装置 4 バッテリ 5 入力端 6 出力端 C1〜C4 電圧検出器 S1〜S5 スイッチ G1 ゲート R1〜R3 保護抵抗 D1〜D3 ショットキダイオード

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した電気量を一時的に保存し、昇圧
    して出力する充電回路装置であって、 外部から入力した電気量を一時的に蓄える電気量蓄積手
    段と、 該電気量蓄積手段に蓄えられた電気量による電圧が所定
    の第1蓄電圧値に達した時に、該電気量蓄積手段の電圧
    が出力端側に供給されるように回路を切り替える第1ス
    イッチ手段と、 を備えた充電回路装置。
  2. 【請求項2】 前記第1スイッチ手段は、前記電気量蓄
    積手段に蓄えられた電気量による電圧が所定の第2蓄電
    圧値を下回った場合、前記電気量蓄積手段から出力端側
    への電圧供給を停止するように回路を切り替える、請求
    項1に記載の充電回路装置。
  3. 【請求項3】 前記電気量蓄積手段はキャパシタータイ
    プ二次電池である、請求項1または2に記載の充電回路
    装置。
  4. 【請求項4】 前記キャパシタータイプ二次電池は、ポ
    リアセン系有機半導体を電極活物質として用いたポリア
    セン電池である、請求項3に記載の充電回路装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記電気量蓄積手段の電圧を昇
    圧して前記出力端側に供給する昇圧手段を備えた、請求
    項1から4のうちの1つに記載の充電回路装置。
  6. 【請求項6】 さらに、外部からの入力電圧が所定の第
    1入力電圧値を超えた場合、該入力電圧の前記電気量蓄
    積手段への供給を切断する第2スイッチ手段を備えた、
    請求項5に記載の充電回路装置。
  7. 【請求項7】 さらに、外部からの入力電圧が所定の第
    2入力電圧値を超えた場合、該入力電圧が前記電気量蓄
    積手段と前記昇圧手段とを介すことなく直接出力される
    ように回路を切り替える第3スイッチ手段を備えた、請
    求項6に記載の充電回路装置。
  8. 【請求項8】 さらに、前記第1スイッチ手段と前記第
    2スイッチ手段と前記第3スイッチ手段がすべて切断さ
    れた場合、該入力電圧が前記電気量蓄積手段を介すこと
    なく前記昇圧手段を介して出力されるように回路を切り
    替える第4スイッチ手段を備えた、請求項7に記載の充
    電回路装置。
  9. 【請求項9】 さらに、前記出力端の電圧が所定の電圧
    値よりも高い場合、前記出力端への電圧供給を切断する
    第5スイッチ手段を備えた、請求項8に記載の充電回路
    装置。
  10. 【請求項10】 さらに、前記電気量蓄積手段に蓄積さ
    れた電気量による電圧が所定の電圧値を超えた場合、入
    力電圧の前記電気量蓄積手段への供給を切断するスイッ
    チ手段を備えた、請求項1から4のうちの1つに記載の
    充電回路装置。
  11. 【請求項11】 発電装置から入力した電気量を一時的
    に保存し、昇圧して出力する充電回路装置であって、 該発電装置から入力した電気量を一時的に蓄えるキャパ
    シタータイプ二次電池と、 該キャパシタータイプ二次電池の電圧を昇圧して出力端
    側に供給する昇圧回路と、 該キャパシタータイプ二次電池に蓄えられた電気量によ
    る電圧が所定の電圧値に達した時に、該キャパシタータ
    イプ二次電池の電圧が該昇圧回路に供給されるように回
    路を切り替える第1スイッチと、 該発電装置からの入力電圧が所定の第1入力電圧値を超
    えた場合、該入力電圧の該キャパシタータイプ二次電池
    への供給を切断する第2スイッチと、 該発電装置からの入力電圧が所定の第2入力電圧値を超
    えた場合、該入力電圧が直接出力端から出力されるよう
    に回路を切り替える第3スイッチと、 該第1スイッチと該第2スイッチと該第3スイッチがす
    べて切断されている場合、該入力電圧が該昇圧回路を介
    して出力されるように回路を切り替える第4スイッチ
    と、 を備えた充電回路装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6421263B1 (en) 1999-10-25 2002-07-16 Seiko Epson Corporation AC voltage detection circuit and method, charging circuit and method, chopper circuit and chopping method, chopper charging circuit and method, electronic apparatus, and timepiece
CN101951009A (zh) * 2009-07-15 2011-01-19 巫翔 一种新型户用小型风力发电机
JP2014195396A (ja) * 2013-03-01 2014-10-09 Chube Univ 出力制御回路
US9444285B2 (en) 2012-06-01 2016-09-13 Denso Corporation Charge controller for vehicle
CN115459411A (zh) * 2022-11-10 2022-12-09 荣耀终端有限公司 供电装置和终端设备

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