JPH1198668A - トラフカバー - Google Patents

トラフカバー

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Publication number
JPH1198668A
JPH1198668A JP25871797A JP25871797A JPH1198668A JP H1198668 A JPH1198668 A JP H1198668A JP 25871797 A JP25871797 A JP 25871797A JP 25871797 A JP25871797 A JP 25871797A JP H1198668 A JPH1198668 A JP H1198668A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trough
trough cover
end portion
cover
contact surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25871797A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Kato
一 加藤
Motoshige Tanaka
元茂 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kogyo Corp filed Critical Nitto Kogyo Corp
Priority to JP25871797A priority Critical patent/JPH1198668A/ja
Publication of JPH1198668A publication Critical patent/JPH1198668A/ja
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  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】セット時の位置決め機能を備えるとともに、温
度変化の膨張伸びを吸収できる接続端部を備えた。 【解決手段】トラフ本体1をカバーするところの、左側
トラフカバー21の端部21bと右側トラフカバー22
の端部22a相互間の接続端部において、端部21bに
下側角部を切り欠いて形成された凹みには、垂直方向に
対して傾斜させた接触面41が設けられ、また、隣接す
る端部22aに上側角部を切り欠いて形成された突出片
42の先端部分は、前記接触面41と同じ傾斜角を備え
た接触面43が設けられていて、それぞれの接触面4
1、43が突き合わされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線ケーブルなど
を収容するためのトラフのカバーの改良された接続端部
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラスチック製のトラフを敷設す
るには、先ず、所定個数のトラフ本体1を所定の位置に
敷設し、電線などを収容してから、トラフカバー2でカ
バーするようにしている。ここで、トラフカバー2相互
間の接続構造を例示すると、図5の拡大部分図(b)に
示すように、左側のトラフカバー21の右端の端部21
bに下側角部を切り欠いて形成された凹み段面31と、
隣接する右側トラフカバー22の左端の端部22aに上
側角部を切り欠いて形成された突出片先端面32とが、
突き合わされ、突出片相互が重ね合わされてセットされ
ている。
【0003】このように左側のトラフカバー21の凹み
段面31と隣接する右側トラフカバー22の突出片先端
面32とを突き合わしてセットすると、それぞれのトラ
フカバーを整然と配列させることができるが、隣接する
トラフカバーが相互に密着してしまうため、長手方向に
伸縮できる余地がない状態となる。このような状態で
は、真夏の炎天下にはトラフカバーが温度変化による膨
張によって伸びた分を吸収できる余地がないため、トラ
フカバー内部の圧縮応力によって、例えば、図6に示す
ように、カバー20、22に挟まれるカバー21は、そ
の中央部が上方に弓なりに盛り上がるという不具合が生
じることがある。この盛り上がりの大きさは、FRP樹
脂製のトラフカバー自体の長さが約1.5mの場合、夏
期の直射日光下では15mmに達することもあって、カ
バーとしての機能が甚だしく損なわれることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたものであり、敷設作業を容
易なものとするセット時の位置決め機能を備えるととも
に、温度変化の膨張伸びを吸収できる接続端部を備えた
トラフカバーを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めになされた本発明のトラフカバーは、隣接するトラフ
カバーの端部相互を接続する接続端部において、それぞ
れの接触部分のうち少なくとも一方の接触部分を垂直方
向に対して傾斜させた接触面としたことを特徴とするも
のである。
【0006】また、本願発明は、前記それぞれの接触部
分を、垂直方向に対して傾斜させた平行な接触面とした
形態に具体化することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明のトラフカバーに係
る実施形態を図1〜4を参照して説明する。図1におい
て、先ず、所定個数のトラフ本体1を所定の位置に敷設
し、電線などを収容してから、トラフカバー21、22
でカバーするまでは、先に説明した従来の場合と異なる
ところはない。ここで、隣接する左側トラフカバー21
の端部21bと右側トラフカバー22の端部22a相互
間の接続端部において、端部21bに下側角部を切り欠
いて形成された凹みには、垂直方向に対して傾斜させた
接触面41が設けられ、また、隣接する端部22aに上
側角部を切り欠いて形成された突出片42の先端部分
は、前記接触面41と同じ傾斜角を備えた接触面43が
設けられていて、それぞれの接触面41、43が傾斜状
態で突き合わされている。
【0008】この図1に示すように構成されたトラフカ
バーにおいては、先ず、トラフカバーを順次セットして
いくときに、前記一方のトラフカバー21の端部21b
の接触面41に対して、他方のトラフカバー22の端部
22aの接触面43が突き合わされることから、それぞ
れが当て部の役割を果たすことになって、トラフカバー
が所定の間隔に正確に位置決めされ、整然とセットされ
るのである。
【0009】さらに、外界の温度変化などでトラフカバ
ー自体の温度が変動して熱膨張が生じたときには、この
相互間の接続端部において、図2に例示するように、そ
れぞれの接触面41、43が傾斜方向にスライドするこ
とにより、その膨張伸び分が吸収されることになる。す
なわち、あたかも固定された右側端部22aに対して左
側端部21bが、やや右上方向に持ち上がりスライドし
て、膨張伸び分が吸収されるのである。この場合、FP
R樹脂製のトラフカバーであれば、真夏炎天下において
も前記端部21bの持ち上がる高さは精々1mm程度で
あって、トラフカバーとしての機能を損なうものではな
く、実用上問題となることはない。
【0010】また、図1、2に例示したそれぞれの接触
面41、43は、双方が同じ傾斜角で傾斜した面である
場合を示してあるが、本発明では、このように限定され
るものではなく、それぞれの接触部分のうち少なくとも
一方の接触部分を傾斜した接触面とすることで、前記し
た技術的作用が十分に得られるトラフカバーを提供する
ことができる。
【0011】なお、図1に示す事例では、右側の端部2
2aに形成された突出片42には、先端部分の接触面4
3との間に、凹溝44が形成されている。この凹溝44
は、接続端部の隙間から入り込む雨水などがトラフ本体
内に侵入しないよう、カバー両側に排出するための排水
溝であり、このような凹溝を設けておくのが実用上好ま
しい。
【0012】また、本発明では、図3、4に例示する形
態に具体化することも可能である。すなわち、それぞれ
の接触部分を、垂直方向に対して傾斜させた平行な接触
面とするのであるが、先に実施形態のように切り欠き段
部を設けることなく、トラフカバーの表面から裏面まで
続いた、ほぼ一定の傾斜を備えた接触面51、53とし
たものであり、形状が簡単であるという利点がある。
【0013】この場合も、温度変化に伴う膨張伸び代
は、図4のように左側接触面51が右側接触面53に乗
り上げる形で吸収されることになる。なお、トラフカバ
ーをトラフ本体にセットしたのち、適宜間隔にバンド6
を巻き回してカバーを固定して、トラフカバーがずれた
り、外れたりするのを防止するのが好ましい。
【0014】
【発明の効果】本発明のトラフカバーは、以上に説明し
たように、セット時の位置決め機能を備えるとともに、
温度変化の膨張伸びを吸収できる接続端部を備えている
ので、トラフカバーのセット作業が容易であって、かつ
整然と配列させることができる。さらに、温度変化の膨
張伸び分を斜め上方に逃がすので、トラフカバーとして
の機能が損なわれることがないという優れた効果があ
る。よって本発明は従来の問題点を解消したトラフカバ
ーとして、その工業的価値は極めて大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための要部断面
図。
【図2】実施形態の作用を説明するための要部断面図。
【図3】他の実施形態を説明するための要部断面図。
【図4】他の実施形態の作用を説明するための要部断面
図。
【図5】従来例を説明するための要部断面図と拡大図。
【図6】従来例の作用を説明するための要部断面図。
【符号の説明】
1 トラフ本体 2、21、22 トラフカバー 21b、22a 端部 41、43 接触面 42 突出片 51、53 接触面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣接するトラフカバーの端部相互を接続す
    る接続端部において、それぞれの接触部分のうち少なく
    とも一方の接触部分を垂直方向に対して傾斜させた接触
    面としたことを特徴とするトラフカバー。
  2. 【請求項2】前記それぞれの接触部分を、垂直方向に対
    して傾斜させた平行な接触面とした請求項1記載のトラ
    フカバー。
JP25871797A 1997-09-24 1997-09-24 トラフカバー Pending JPH1198668A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25871797A JPH1198668A (ja) 1997-09-24 1997-09-24 トラフカバー

Applications Claiming Priority (1)

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JP25871797A JPH1198668A (ja) 1997-09-24 1997-09-24 トラフカバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1198668A true JPH1198668A (ja) 1999-04-09

Family

ID=17324121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25871797A Pending JPH1198668A (ja) 1997-09-24 1997-09-24 トラフカバー

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JP (1) JPH1198668A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104052008A (zh) * 2014-06-04 2014-09-17 衢州光明电力工程有限公司 具防震降噪隔水功能的电缆沟盖板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991105