JPH1198191A - Ｉｐスイッチ - Google Patents
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- JPH1198191A JPH1198191A JP27380197A JP27380197A JPH1198191A JP H1198191 A JPH1198191 A JP H1198191A JP 27380197 A JP27380197 A JP 27380197A JP 27380197 A JP27380197 A JP 27380197A JP H1198191 A JPH1198191 A JP H1198191A
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- H04L49/552—Prevention, detection or correction of errors by ensuring the integrity of packets received through redundant connections
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- H04L45/00—Routing or path finding of packets in data switching networks
- H04L45/40—Wormhole routing
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L49/00—Packet switching elements
- H04L49/10—Packet switching elements characterised by the switching fabric construction
- H04L49/104—Asynchronous transfer mode [ATM] switching fabrics
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ＩＰスイッチにおける、セレクティドフロー用
のコネクションからカットスルー用のコネクションに接
続を切り替える途中の、スイッチ部内における接続の削
除、確立にともなう接続の切断時間の間に入力されるセ
ルの廃棄を防止するＩＰスイッチの提供。 【解決手段】ＩＰスイッチに、コントローラ部経由のコ
ネクション（セレクティドフロー用のコネクション）か
らカットスルーコネクションへ接続を切り替える間、ス
イッチ部内での接続に対するセルの流入を停止させ、蓄
積する手段として、スイッチ部内にスイッチコアへのセ
ルの流入をオン・オフ制御する入力バッファを設け、接
続の切り替え途中においては、スイッチ部内における削
除、確立にともなう接続の切断時間の間入力バッファに
セルを一旦蓄積する。
のコネクションからカットスルー用のコネクションに接
続を切り替える途中の、スイッチ部内における接続の削
除、確立にともなう接続の切断時間の間に入力されるセ
ルの廃棄を防止するＩＰスイッチの提供。 【解決手段】ＩＰスイッチに、コントローラ部経由のコ
ネクション（セレクティドフロー用のコネクション）か
らカットスルーコネクションへ接続を切り替える間、ス
イッチ部内での接続に対するセルの流入を停止させ、蓄
積する手段として、スイッチ部内にスイッチコアへのセ
ルの流入をオン・オフ制御する入力バッファを設け、接
続の切り替え途中においては、スイッチ部内における削
除、確立にともなう接続の切断時間の間入力バッファに
セルを一旦蓄積する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチ部にＡＴ
Ｍ（非同期転送モード）スイッチを用いるＩＰスイッチ
に関する。
Ｍ（非同期転送モード）スイッチを用いるＩＰスイッチ
に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＩＰスイッチのカットスルー動作におい
ては、スイッチ部におけるコネクションの切り替え動作
が発生する。
ては、スイッチ部におけるコネクションの切り替え動作
が発生する。
【０００３】以下に図２、図９および図１０を参照して
従来技術の動作を説明する。
従来技術の動作を説明する。
【０００４】図２は、ＩＰスイッチ１と、それに接続さ
れる４台の隣接ノード２〜４との接続の様子を示したも
のである。ここで隣接ノードとは、「ＲＦＣ１９５３，
Ｉｐｓｉｌｏｎ Ｆｌｏｗ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｐ
ｒｏｔｏｃｏｌ」、および、「ＲＦＣ１９５４，Ｔｈｅ
Ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ ｏｆ Ｆｌｏｗ Ｌａｂ
ｅｌｌｅｄ ＩＰｖ４ ｏｎ ＡＴＭ Ｄａｔａ Ｌｉ
ｎｋｓ」のフローを終端する装置であり、ＩＰスイッチ
であってもよく、ＩＰスイッチゲートウェイであっもよ
い。また４台というのはあくまで一例であってこの台数
に制限されるものではない。
れる４台の隣接ノード２〜４との接続の様子を示したも
のである。ここで隣接ノードとは、「ＲＦＣ１９５３，
Ｉｐｓｉｌｏｎ Ｆｌｏｗ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｐ
ｒｏｔｏｃｏｌ」、および、「ＲＦＣ１９５４，Ｔｈｅ
Ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ ｏｆ Ｆｌｏｗ Ｌａｂ
ｅｌｌｅｄ ＩＰｖ４ ｏｎ ＡＴＭ Ｄａｔａ Ｌｉ
ｎｋｓ」のフローを終端する装置であり、ＩＰスイッチ
であってもよく、ＩＰスイッチゲートウェイであっもよ
い。また４台というのはあくまで一例であってこの台数
に制限されるものではない。
【０００５】ＩＰスイッチ１からこれら隣接ノード２〜
４に至る回線について、隣接ノード２〜４からＩＰスイ
ッチ１への送信方向の回線をそれぞれ順に２１，３１，
４１および５１とし、反対にＩＰスイッチ１から隣接ノ
ードへの送信方向の回線をそれぞれ順に２２、３２、４
２および５２とする。
４に至る回線について、隣接ノード２〜４からＩＰスイ
ッチ１への送信方向の回線をそれぞれ順に２１，３１，
４１および５１とし、反対にＩＰスイッチ１から隣接ノ
ードへの送信方向の回線をそれぞれ順に２２、３２、４
２および５２とする。
【０００６】以下では簡略化のために、隣接ノード２か
らＩＰスイッチ１を経て隣接ノード３に至る方向のトラ
ヒックについて着目し、ＩＰスイッチ１の動作を説明す
る。
らＩＰスイッチ１を経て隣接ノード３に至る方向のトラ
ヒックについて着目し、ＩＰスイッチ１の動作を説明す
る。
【０００７】図９および図１０は、図２のうちから説明
のために必要な部分である、隣接ノード２および３につ
いて抜粋し、及び、従来のＩＰスイッチ１の内部構成に
ついて示した図である。
のために必要な部分である、隣接ノード２および３につ
いて抜粋し、及び、従来のＩＰスイッチ１の内部構成に
ついて示した図である。
【０００８】図９は、カットスルー動作に入る以前のコ
ネクションの接続構成を示したものである。図９を参照
すると、この接続は、上流側隣接ノード２から回線２１
上のＡＴＭによる論理的なコネクションを経てＩＰスイ
ッチ１に接続されている。同様に、ＩＰスイッチ１から
下流側隣接ノード３には回線３２上のＡＴＭによる論理
的なコネクションを経て接続されている。
ネクションの接続構成を示したものである。図９を参照
すると、この接続は、上流側隣接ノード２から回線２１
上のＡＴＭによる論理的なコネクションを経てＩＰスイ
ッチ１に接続されている。同様に、ＩＰスイッチ１から
下流側隣接ノード３には回線３２上のＡＴＭによる論理
的なコネクションを経て接続されている。
【０００９】ＩＰスイッチ１の内部において、隣接ノー
ド２および３からのそれぞれコネクションは、スイッチ
部１２内部における二本の接続２１１および３２１を経
由して、コントローラ部１１と接続されている。
ド２および３からのそれぞれコネクションは、スイッチ
部１２内部における二本の接続２１１および３２１を経
由して、コントローラ部１１と接続されている。
【００１０】図１０は、カットスルー後のコネクション
の接続構成を示したものである。図１０を参照すると、
スイッチ部１２において回線２１から回線３２にコネク
ションを直結するための接続２１２が存在し、コントロ
ーラ部１１経由となっていた２本のコネクション２１１
および３２１は消失している。すなわち、カットスルー
動作の段階においてスイッチ部１２内において２本のコ
ネクション２１１および３２１を削除し、１本のコネク
ション２１２を確立している。
の接続構成を示したものである。図１０を参照すると、
スイッチ部１２において回線２１から回線３２にコネク
ションを直結するための接続２１２が存在し、コントロ
ーラ部１１経由となっていた２本のコネクション２１１
および３２１は消失している。すなわち、カットスルー
動作の段階においてスイッチ部１２内において２本のコ
ネクション２１１および３２１を削除し、１本のコネク
ション２１２を確立している。
【００１１】なお、ここでいう隣接ノード２〜スイッチ
部１２〜コントローラ部１１に至るコネクション、およ
び、コントローラ部１１〜スイッチ部１２〜隣接ノード
３に至るコネクションとは、イニシャルパスではなく
て、その後カットスルーへ移行するために一旦コントロ
ーラ経由で確立されるセレクティドフロー（ｓｅｌｅｃ
ｔｅｄ ｆｌｏｗ）を表している。
部１２〜コントローラ部１１に至るコネクション、およ
び、コントローラ部１１〜スイッチ部１２〜隣接ノード
３に至るコネクションとは、イニシャルパスではなく
て、その後カットスルーへ移行するために一旦コントロ
ーラ経由で確立されるセレクティドフロー（ｓｅｌｅｃ
ｔｅｄ ｆｌｏｗ）を表している。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このセレク
ティドフロー用のコネクションからカットスルー用のコ
ネクションへ切り替える途中に、スイッチ部内における
接続の削除、確立を順次実施する必要があるため、この
間上流側隣接ノードから下流側隣接ノードまでの接続が
スイッチ部内で切断されるという時間が存在し、その間
に当該ＩＰスイッチに入力されたセルがあれば廃棄され
るという問題点を有している。
ティドフロー用のコネクションからカットスルー用のコ
ネクションへ切り替える途中に、スイッチ部内における
接続の削除、確立を順次実施する必要があるため、この
間上流側隣接ノードから下流側隣接ノードまでの接続が
スイッチ部内で切断されるという時間が存在し、その間
に当該ＩＰスイッチに入力されたセルがあれば廃棄され
るという問題点を有している。
【００１３】したがって本発明は、上記問題点に鑑みて
なされたものであって、その目的は、スイッチ部内にお
けるセレクティドフロー用のコネクションのための接続
の削除から、カットスルー用のコネクションのための接
続の確立の間に、該当コネクションに入力されるセルの
廃棄を防止し、結果として該セル廃棄に伴い発生するエ
ンド−エンド間、すなわち端末相互間の上位レイヤによ
る再送処理を防止し、情報の伝送効率を向上させる、Ｉ
Ｐスイッチを提供することにある。
なされたものであって、その目的は、スイッチ部内にお
けるセレクティドフロー用のコネクションのための接続
の削除から、カットスルー用のコネクションのための接
続の確立の間に、該当コネクションに入力されるセルの
廃棄を防止し、結果として該セル廃棄に伴い発生するエ
ンド−エンド間、すなわち端末相互間の上位レイヤによ
る再送処理を防止し、情報の伝送効率を向上させる、Ｉ
Ｐスイッチを提供することにある。
【００１４】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明のＩＰスイッチは、コントローラ部からカットス
ルーコネクションの確立が前記スイッチ部に指示された
際、前記スイッチ部の入力側に配設されたセルバッファ
の出力を閉鎖した後、前記コントローラ部経由のコネク
ションの削除およびカットスルーコネクションの確立を
行い、前記コントローラ部経由のコネクションからカッ
トスルーコネクションへの切り替えが完了した後、前記
セルバッファの出力を開放することより、前記コネクシ
ョンの切り替えに必要な時間のセル廃棄を防止する、こ
とを特徴とする。
本発明のＩＰスイッチは、コントローラ部からカットス
ルーコネクションの確立が前記スイッチ部に指示された
際、前記スイッチ部の入力側に配設されたセルバッファ
の出力を閉鎖した後、前記コントローラ部経由のコネク
ションの削除およびカットスルーコネクションの確立を
行い、前記コントローラ部経由のコネクションからカッ
トスルーコネクションへの切り替えが完了した後、前記
セルバッファの出力を開放することより、前記コネクシ
ョンの切り替えに必要な時間のセル廃棄を防止する、こ
とを特徴とする。
【００１５】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について以下
に説明する。本発明のＩＰスイッチは、その好ましい実
施の形態において、コントローラ部経由のコネクション
（セレクティドフロー用のコネクション）からカットス
ルーコネクションへ接続を切り替える間、トラヒック、
すなわちスイッチ部におけるセルの通過を停止させ、蓄
積する手段を備えたものである。
に説明する。本発明のＩＰスイッチは、その好ましい実
施の形態において、コントローラ部経由のコネクション
（セレクティドフロー用のコネクション）からカットス
ルーコネクションへ接続を切り替える間、トラヒック、
すなわちスイッチ部におけるセルの通過を停止させ、蓄
積する手段を備えたものである。
【００１６】より詳細には、本発明のＩＰスイッチは、
その好ましい実施の形態において、コントローラ部（図
１の１１）と、スイッチ部（図１の１２）と、さらにス
イッチ部（図１の１２）内にスイッチコア（図１の１２
１）へのセルの流入をオンオフ制御する入力バッファ
（図１の１２２〜１２５）と、を有する。
その好ましい実施の形態において、コントローラ部（図
１の１１）と、スイッチ部（図１の１２）と、さらにス
イッチ部（図１の１２）内にスイッチコア（図１の１２
１）へのセルの流入をオンオフ制御する入力バッファ
（図１の１２２〜１２５）と、を有する。
【００１７】コントローラ部経由のコネクション（セレ
クティドフロー用のコネクション）からカットスルーコ
ネクションへのコネクションの切り替えの間、入力バッ
ファが、ＩＰスイッチに流入するセル（トラヒック）を
蓄積する。
クティドフロー用のコネクション）からカットスルーコ
ネクションへのコネクションの切り替えの間、入力バッ
ファが、ＩＰスイッチに流入するセル（トラヒック）を
蓄積する。
【００１８】このため、スイッチ部における、セレクテ
ィドフロー用コネクションのための接続の削除からカッ
トスルー用コネクションの接続の確立の間に、該当コネ
クションに入力されるセルの廃棄が発生しない。
ィドフロー用コネクションのための接続の削除からカッ
トスルー用コネクションの接続の確立の間に、該当コネ
クションに入力されるセルの廃棄が発生しない。
【００１９】したがって、該セル廃棄に伴う上位レイヤ
によるエンド−エンド間の再送処理の必要がない。結果
として、伝送効率を向上させることができる。
によるエンド−エンド間の再送処理の必要がない。結果
として、伝送効率を向上させることができる。
【００２０】
【実施例】次に、上記した本発明の実施の形態について
更に詳細に説明すべく、本発明の一実施例について図面
を参照して説明する。図１は、本発明の一実施例の構成
を示す図である。
更に詳細に説明すべく、本発明の一実施例について図面
を参照して説明する。図１は、本発明の一実施例の構成
を示す図である。
【００２１】図１を参照すると、ＩＰスイッチ１は、コ
ントローラ部１１と、スイッチ部１２と、を備え、スイ
ッチ部１２は、スイッチコア１２１と、スイッチコア１
２１へのセルの流入をオンオフ制御する入力バッファ１
２２〜１２５を備えている。なお、図１に示した例は、
入力４回線２１〜５１、および、出力４回線２２〜５２
のスイッチを用いた例を示したものであり、ＩＰスイッ
チ１とそれに接続される隣接ノード２〜４との接続は、
図２に示すようなものとなる。なお、本発明は、かかる
回線構成の限定されるものでないことは勿論である。
ントローラ部１１と、スイッチ部１２と、を備え、スイ
ッチ部１２は、スイッチコア１２１と、スイッチコア１
２１へのセルの流入をオンオフ制御する入力バッファ１
２２〜１２５を備えている。なお、図１に示した例は、
入力４回線２１〜５１、および、出力４回線２２〜５２
のスイッチを用いた例を示したものであり、ＩＰスイッ
チ１とそれに接続される隣接ノード２〜４との接続は、
図２に示すようなものとなる。なお、本発明は、かかる
回線構成の限定されるものでないことは勿論である。
【００２２】コントローラ部１１は演算手段および記憶
手段などを有する一般のコンピュータからなり、スイッ
チコア１２１は一般のＡＴＭスイッチ、各入力バッファ
１２１〜１２５はセルをファーストイン・ファーストア
ウト（ＦＩＦＯ）方式で入出力処理する記憶手段であ
る。
手段などを有する一般のコンピュータからなり、スイッ
チコア１２１は一般のＡＴＭスイッチ、各入力バッファ
１２１〜１２５はセルをファーストイン・ファーストア
ウト（ＦＩＦＯ）方式で入出力処理する記憶手段であ
る。
【００２３】次に、図３乃至図８を参照して、本発明の
一実施例のＩＰスイッチの動作を説明する。
一実施例のＩＰスイッチの動作を説明する。
【００２４】図３乃至図８は、例えば「ＲＦＣ１９８
７，Ｉｐｓｉｌｏｎ ＧｅｎｅｒａｌＳｗｉｔｃｈ Ｍ
ａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ」に基づいた、
コントローラ部１１からスイッチ部１２へカットスルー
の指示が行われた場合の移行の経過を示している。
７，Ｉｐｓｉｌｏｎ ＧｅｎｅｒａｌＳｗｉｔｃｈ Ｍ
ａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ」に基づいた、
コントローラ部１１からスイッチ部１２へカットスルー
の指示が行われた場合の移行の経過を示している。
【００２５】図３乃至図８において、２は上流の隣接ノ
ードであり、ＩＰスイッチ１にトラヒックを与える側の
隣接ノードである。具体的装置としては、隣接のＩＰス
イッチまたはＩＰスイッチゲートウェイがこれに相当す
る。３は下流の隣接ノードであり、ＩＰスイッチ１から
トラヒックを受ける側の隣接ノードである。具体的装置
としては、隣接のＩＰスイッチまたはＩＰスイッチゲー
トウェイがこれに相当する。
ードであり、ＩＰスイッチ１にトラヒックを与える側の
隣接ノードである。具体的装置としては、隣接のＩＰス
イッチまたはＩＰスイッチゲートウェイがこれに相当す
る。３は下流の隣接ノードであり、ＩＰスイッチ１から
トラヒックを受ける側の隣接ノードである。具体的装置
としては、隣接のＩＰスイッチまたはＩＰスイッチゲー
トウェイがこれに相当する。
【００２６】なお、以下では、隣接ノード２から隣接ノ
ード３方向へのトラヒックについて説明するが、本来は
可逆性があり、逆方向である隣接ノード３から隣接ノー
ド２方向についても、同様の動作となる。ただし、その
際、使用する回線は、３１および２２となる。上流ノー
ド２〜ＩＰスイッチ１間、および、ＩＰスイッチ１〜下
流ノード３間は、「ＲＦＣ１９５３、Ｉｐｓｉｌｏｎ
Ｆｌｏｗ Ｍａｎｅｇｅｍｅｎｔ Ｐｒｏｔｏｃｏ
ｌ」、および「ＲＦＣ１９５４，Ｔｈｅ Ｔｒａｎｓｍ
ｉｓｓｉｏｎ ｏｆ Ｆｌｏｗ Ｌａｂｅｌｌｅｄ Ｉ
Ｐｖ４ ｏｎ ＡＴＭ Ｄａｔａ Ｌｉｎｋｓ」に基づ
き、それぞれのコントローラ部相互間で通信を行ってい
る。
ード３方向へのトラヒックについて説明するが、本来は
可逆性があり、逆方向である隣接ノード３から隣接ノー
ド２方向についても、同様の動作となる。ただし、その
際、使用する回線は、３１および２２となる。上流ノー
ド２〜ＩＰスイッチ１間、および、ＩＰスイッチ１〜下
流ノード３間は、「ＲＦＣ１９５３、Ｉｐｓｉｌｏｎ
Ｆｌｏｗ Ｍａｎｅｇｅｍｅｎｔ Ｐｒｏｔｏｃｏ
ｌ」、および「ＲＦＣ１９５４，Ｔｈｅ Ｔｒａｎｓｍ
ｉｓｓｉｏｎ ｏｆ Ｆｌｏｗ Ｌａｂｅｌｌｅｄ Ｉ
Ｐｖ４ ｏｎ ＡＴＭ Ｄａｔａ Ｌｉｎｋｓ」に基づ
き、それぞれのコントローラ部相互間で通信を行ってい
る。
【００２７】また図３乃至図８において、２１は上流の
隣接ノード２とＩＰスイッチ１とを接続する回線であ
る。具体的には、ＡＴＭによる回線である。３２はＩＰ
スイッチ１と下流の隣接ノード３とを接続する回線であ
る。具体的には、ＡＴＭによる回線である。２１１はス
イッチ部１１における、上流の隣接ノード２とＩＰスイ
ッチ１との間のセレクティドフロー用のコネクションの
ための接続である。同様に、３２１はスイッチ部１１に
おける、ＩＰスイッチ１と下流の隣接ノード３との間の
セレクティドフロー用のコネクションのための接続であ
る。
隣接ノード２とＩＰスイッチ１とを接続する回線であ
る。具体的には、ＡＴＭによる回線である。３２はＩＰ
スイッチ１と下流の隣接ノード３とを接続する回線であ
る。具体的には、ＡＴＭによる回線である。２１１はス
イッチ部１１における、上流の隣接ノード２とＩＰスイ
ッチ１との間のセレクティドフロー用のコネクションの
ための接続である。同様に、３２１はスイッチ部１１に
おける、ＩＰスイッチ１と下流の隣接ノード３との間の
セレクティドフロー用のコネクションのための接続であ
る。
【００２８】図３は、カットスルー動作に入る前のセレ
クティドフローと呼ばれるコネクションによって上流の
隣接ノード２〜ＩＰスイッチ１〜下流の隣接ノード３が
接続されている状態を示す図である。隣接ノード２〜コ
ントローラ部１１間と、コントローラ部１１〜隣接ノー
ド３間とにそれぞれ１本ずつのコネクションが設定され
ている。したがって、スイッチ部１２内における接続
は、回線２１１および３２１の２本である。なお実際に
は、セレクティドフロー以前のさらに初期段階にはイニ
シャルパスと呼ばれるコネクションを用いてトラヒック
が送られているが、ここでは省略する。
クティドフローと呼ばれるコネクションによって上流の
隣接ノード２〜ＩＰスイッチ１〜下流の隣接ノード３が
接続されている状態を示す図である。隣接ノード２〜コ
ントローラ部１１間と、コントローラ部１１〜隣接ノー
ド３間とにそれぞれ１本ずつのコネクションが設定され
ている。したがって、スイッチ部１２内における接続
は、回線２１１および３２１の２本である。なお実際に
は、セレクティドフロー以前のさらに初期段階にはイニ
シャルパスと呼ばれるコネクションを用いてトラヒック
が送られているが、ここでは省略する。
【００２９】図４に示す段階において、入力バッファ１
２２の出力を閉鎖し、以降の入力セルを順に入力バッフ
ァ１２２に蓄積する。したがって、スイッチ部１２内の
接続２１１に流入するセルは、すべて停止される。
２２の出力を閉鎖し、以降の入力セルを順に入力バッフ
ァ１２２に蓄積する。したがって、スイッチ部１２内の
接続２１１に流入するセルは、すべて停止される。
【００３０】この入力バッファ１２２の出力閉鎖の指示
は、コントローラ部１１からの接続２１１の削除の指示
に基づいて、スイッチ部１２内の制御部１２０が自律的
に実施する。コントローラ部１１からの削除の指示と
は、具体的には、「ＲＦＣ１９８７，Ｉｐｓｉｌｏｎ
Ｇｅｎｅｒａｌ Ｓｗｉｔｃｈ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ
Ｐｒｏｔｏｃｏｌ」に基づく指示メッセージなどによ
り、以下についても同様である。
は、コントローラ部１１からの接続２１１の削除の指示
に基づいて、スイッチ部１２内の制御部１２０が自律的
に実施する。コントローラ部１１からの削除の指示と
は、具体的には、「ＲＦＣ１９８７，Ｉｐｓｉｌｏｎ
Ｇｅｎｅｒａｌ Ｓｗｉｔｃｈ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ
Ｐｒｏｔｏｃｏｌ」に基づく指示メッセージなどによ
り、以下についても同様である。
【００３１】図５に示す段階において、スイッチコア１
２１において、コントローラ部１１経由となっている、
隣接ノード２〜コントローラ部１１に至るコネクション
用の接続２１１を削除する。このコネクションの削除
は、コントローラ部１１からの指示に基づき、スイッチ
部１２内の制御部１２０によって行われる。
２１において、コントローラ部１１経由となっている、
隣接ノード２〜コントローラ部１１に至るコネクション
用の接続２１１を削除する。このコネクションの削除
は、コントローラ部１１からの指示に基づき、スイッチ
部１２内の制御部１２０によって行われる。
【００３２】図６に示す段階において、スイッチコア１
２１における、コントローラ部経由となっている、コン
トローラ部１１〜隣接ノード３に至るコネクション用の
接続３２１を削除する。このコネクションの削除は、コ
ントローラ部１１からの指示に基づき、スイッチ部１２
内の制御部１２０によって行われる。
２１における、コントローラ部経由となっている、コン
トローラ部１１〜隣接ノード３に至るコネクション用の
接続３２１を削除する。このコネクションの削除は、コ
ントローラ部１１からの指示に基づき、スイッチ部１２
内の制御部１２０によって行われる。
【００３３】なお図５に示す段階（接続２１１の削除）
と図６に示す段階（接続３２１の削除）とはどちらが先
行してもよい。
と図６に示す段階（接続３２１の削除）とはどちらが先
行してもよい。
【００３４】図７に示す段階において、スイッチコア１
２１において、改めて隣接ノード２〜隣接ノード３を直
結するコネクションのための接続２１２を確立する。こ
のコネクションの確立はコントローラ部１１からの指示
に基づき、スイッチ部１２内の制御部１２０によって行
われる。
２１において、改めて隣接ノード２〜隣接ノード３を直
結するコネクションのための接続２１２を確立する。こ
のコネクションの確立はコントローラ部１１からの指示
に基づき、スイッチ部１２内の制御部１２０によって行
われる。
【００３５】図８に示す段階において、入力バッファ１
２２からの出力を開放し、ＩＰスイッチ１を通過して上
流の隣接ノード２から下流の隣接ノード３に至るカット
スルーコネクション４２が確立される。
２２からの出力を開放し、ＩＰスイッチ１を通過して上
流の隣接ノード２から下流の隣接ノード３に至るカット
スルーコネクション４２が確立される。
【００３６】この入力バッファの出力開放の指示は、コ
ントローラ部１１からの接続２１２の確立の指示に基づ
いて、スイッチ部１２内の制御部１２０が自律的に実施
する。
ントローラ部１１からの接続２１２の確立の指示に基づ
いて、スイッチ部１２内の制御部１２０が自律的に実施
する。
【００３７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来、ＩＰスイッチにおいてセレクティドフロー用のコ
ネクションからカットスルー用のコネクションへの切り
替えに伴う時間の間に生じていたセルの損失を、回避す
ることができる、という効果を奏する。
従来、ＩＰスイッチにおいてセレクティドフロー用のコ
ネクションからカットスルー用のコネクションへの切り
替えに伴う時間の間に生じていたセルの損失を、回避す
ることができる、という効果を奏する。
【００３８】その理由は、本発明においては、ＩＰスイ
ッチが、スイッチコアへのセルの流入をオンオフ制御す
る入力バッファを有し、コントローラ経由のコネクショ
ンからカットスルーコネクションへの切り替え動作の開
始に当たりセルの出力を閉鎖（オフ制御）し、該切り替
え動作の完了を待った後に、トラヒックを通過させるべ
く出力を開放（オン制御）する、ように構成されている
ことによる。
ッチが、スイッチコアへのセルの流入をオンオフ制御す
る入力バッファを有し、コントローラ経由のコネクショ
ンからカットスルーコネクションへの切り替え動作の開
始に当たりセルの出力を閉鎖（オフ制御）し、該切り替
え動作の完了を待った後に、トラヒックを通過させるべ
く出力を開放（オン制御）する、ように構成されている
ことによる。
【図１】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図２】ＩＰスイッチの接続形態を説明するための図で
ある。
ある。
【図３】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
あり、セレクティドフロー時の状態を示す図である。
あり、セレクティドフロー時の状態を示す図である。
【図４】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
あり、バッファ出力閉鎖を示す図である。
あり、バッファ出力閉鎖を示す図である。
【図５】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
あり、入力側セレクティドフロー用コネクションの削除
を示す図である。
あり、入力側セレクティドフロー用コネクションの削除
を示す図である。
【図６】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
あり、出力側セレクティドフロー用コネクションの削除
を示す図である。
あり、出力側セレクティドフロー用コネクションの削除
を示す図である。
【図７】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
あり、カットスルーコネクションの確立を示す図であ
る。
あり、カットスルーコネクションの確立を示す図であ
る。
【図８】本発明の一実施例の動作を説明するための図で
あり、バッファ出力開放を示す図である。
あり、バッファ出力開放を示す図である。
【図９】従来のＩＰスイッチの動作（セレクティドフロ
ー時）を説明するための図である。
ー時）を説明するための図である。
【図１０】従来のＩＰスイッチの動作（カットスルー
時）を説明するための図である。
時）を説明するための図である。
１ ＩＰスイッチ １１ コントローラ部 １２ スイッチ部 １２０ スイッチ制御部 １２１ スイッチコア １２２ 入力セルバッファ（回線２１に対する） １２３ 入力セルバッファ（回線３１に対する） １２４ 入力セルバッファ（回線４１に対する） １２５ 入力セルバッファ（回線５１に対する） ２ 隣接リード ２１ 回線（隣接ノード２からＩＰスイッチ１方向） ２１１ スイッチ部内部の、セレクティドフローのため
の接続（上流側） ２１２ スイッチ部内部の、カットスルーのための接続 ２２ 回線（ＩＰスイッチ１から隣接ノード２方向） ３ 隣接ノード ３１ 回線（隣接ノード３からＩＰスイッチ１方向） ３２ 回線（ＩＰスイッチ１から隣接ノード３方向） ３２１ スイッチ部内部の、セレクティドフローのため
の接続（下流側） ４ 隣接ノード ４１ 回線（隣接ノード４からＩＰスイッチ１方向） ４２ 回線（ＩＰスイッチ１から隣接ノード４方向） ５ 隣接ノード ５１ 回線（隣接ノード５からＩＰスイッチ１方向） ５２ 回線（ＩＰスイッチ１から隣接ノード５方向）
の接続（上流側） ２１２ スイッチ部内部の、カットスルーのための接続 ２２ 回線（ＩＰスイッチ１から隣接ノード２方向） ３ 隣接ノード ３１ 回線（隣接ノード３からＩＰスイッチ１方向） ３２ 回線（ＩＰスイッチ１から隣接ノード３方向） ３２１ スイッチ部内部の、セレクティドフローのため
の接続（下流側） ４ 隣接ノード ４１ 回線（隣接ノード４からＩＰスイッチ１方向） ４２ 回線（ＩＰスイッチ１から隣接ノード４方向） ５ 隣接ノード ５１ 回線（隣接ノード５からＩＰスイッチ１方向） ５２ 回線（ＩＰスイッチ１から隣接ノード５方向）
Claims (2)
- 【請求項１】コントローラ部からカットスルーコネクシ
ョンの確立が前記スイッチ部に指示された際、前記スイ
ッチ部の入力側に配設されたセルバッファの出力を閉鎖
した後、前記コントローラ部経由のコネクションの削除
およびカットスルーコネクションの確立を行い、 前記コントローラ部経由のコネクションからカットスル
ーコネクションへの切り替えが完了した後、前記セルバ
ッファの出力を開放することより、前記コネクションの
切り替えに必要な時間のセル廃棄を防止する、ことを特
徴とする、ＩＰスイッチ。 - 【請求項２】コントローラ部及びスイッチ部を備えたＩ
Ｐスイッチにおいて、 前記スイッチ部内にスイッチコアへのセルの流入をオン
・オフ制御する入力バッファを設け、 コントローラ部経由のコネクション（「セレクティドフ
ロー用のコネクション」という）からカットスルーコネ
クションへ接続の切り替え途中において、前記スイッチ
部内におけるセレクティドフロー用コネクションのため
の接続の削除からカットスルー用コネクションの接続の
確立に伴う接続の切断時間の間、前記入力バッファにセ
ルを一旦蓄積して前記スイッチコアへのセルの流入を停
止し、 前記カットスルーコネクションへ接続へが完了した時点
で、前記入力バッファの出力を開放する、ように制御す
ることを特徴とする、ＩＰスイッチ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27380197A JPH1198191A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | Ｉｐスイッチ |
| US09/156,609 US6339586B1 (en) | 1997-09-19 | 1998-09-18 | Internet protocol switch having input cell buffers |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27380197A JPH1198191A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | Ｉｐスイッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1198191A true JPH1198191A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17532775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27380197A Pending JPH1198191A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | Ｉｐスイッチ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6339586B1 (ja) |
| JP (1) | JPH1198191A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3816246B2 (ja) * | 1998-10-30 | 2006-08-30 | 株式会社東芝 | カットスルーパス制御方法 |
| US7970957B2 (en) * | 2006-12-20 | 2011-06-28 | Sandisk Il Ltd. | Apparatus, method and computer readable medium for disambiguating commands with respect to logical protocols |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2770909B2 (ja) | 1989-02-03 | 1998-07-02 | 富士通株式会社 | Ａｔｍ交換機におけるセル順序保存制御装置 |
| JPH03220947A (ja) | 1990-01-26 | 1991-09-30 | Fujitsu Ltd | Ａｔｍ交換機におけるトラヒック制御方式 |
| JPH05260074A (ja) | 1992-03-12 | 1993-10-08 | Fujitsu Ltd | Ａｔｍスイッチ |
| JPH07107990B2 (ja) * | 1992-11-12 | 1995-11-15 | 日本電気株式会社 | Ａｔｍ方式による送信装置及び通信システム |
| JPH06237481A (ja) | 1993-02-12 | 1994-08-23 | Oki Electric Ind Co Ltd | 入力バッファ形スイッチ装置 |
| US5828844A (en) * | 1996-10-08 | 1998-10-27 | At&T Corp. | Internet NCP over ATM |
| US6049546A (en) * | 1996-10-15 | 2000-04-11 | At&T Corporation | System and method for performing switching in multipoint-to-multipoint multicasting |
| US6115373A (en) * | 1997-01-24 | 2000-09-05 | The Hong Kong University Of Science And Technology | Information network architecture |
| US6009097A (en) * | 1997-04-04 | 1999-12-28 | Lucent Technologies Inc. | System for routing packet switched traffic |
| US5996021A (en) * | 1997-05-20 | 1999-11-30 | At&T Corp | Internet protocol relay network for directly routing datagram from ingress router to egress router |
-
1997
- 1997-09-19 JP JP27380197A patent/JPH1198191A/ja active Pending
-
1998
- 1998-09-18 US US09/156,609 patent/US6339586B1/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6339586B1 (en) | 2002-01-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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