JP3283601B2 - 自己ルーチングの方法、その装置及びパケット構造 - Google Patents

自己ルーチングの方法、その装置及びパケット構造

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JP3283601B2 JP432893A JP432893A JP3283601B2 JP 3283601 B2 JP3283601 B2 JP 3283601B2 JP 432893 A JP432893 A JP 432893A JP 432893 A JP432893 A JP 432893A JP 3283601 B2 JP3283601 B2 JP 3283601B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通信網において使用
される自己ルーチングの方法、その実施に好適な自己ル
ーチング装置、及び、これら方法、装置に好適なパケッ
ト構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】方路を示す情報を有したヘッダ部と本来
の情報を有したデータ部とで構成されるパケットにより
情報通信を行なう自己ルーチングの方法(パケット交換
方式とも称される。)は、例えばコンピュータ間通信な
どの高速通信に適することから、近年注目されている。
【0003】自己ルーチングの方法には、ATM(Asyn
chronous Transfer mode)交換方式、X25パケット交
換方式など種々の方式のものがある。従来の自己ルーチ
ングの方法について、ATM交換方式の例により説明す
る。図5はその説明に供するATM交換装置の概念図で
ある。
【0004】ATM交換方式では、伝送しようとする情
報は全てパケット(図5では11を付したもの。)と称
されるひと塊の小包として扱われる。パケット11は、
それの宛て先を示すヘッダ部11aと本来の情報が入っ
ているデータ部11bとにより構成されている。なお、
ATM交換方式ではパケットを特にセルと称することが
多いが、ここではパケットと称する。ATM交換方式で
はパケット11の容量は53バイトとされている。その
うちの5バイトがヘッダ部11a用として、また48バ
イトがデータ部11b用として割り当てられている。伝
送しようとする情報の量がデータ部11bの容量より多
い場合その情報は複数のパケットに分けられて伝送さ
れ、伝送先で組み立てられる。
【0005】このようなATM交換方式での実際の情報
通信は従来は次のように行なわれていた。光ファイバ伝
送路13を伝送されてきたパケット11がO/E変換装
置(光信号を電気信号に変換する装置)15に入力され
ここで電気信号に変化される。この変換で得られた電気
信号はヘッダ・データ分離装置17に入力され電気信号
で示されるヘッダ部11aeとデータ部11beとにそ
れぞれ分離される。分離されたヘッダ部11aeは解析
装置19に入力されここで解析される。この解析結果
は、制御装置21に入力される。制御装置21はこの解
析結果に基づきスイッチ23a〜23cを切り換える。
これにより、データ部11beはスイッチ群23a〜2
3cを宛て先に届くような経路で流れてゆく。次に、こ
のデータ部11beはヘッダ付加装置25に入力されこ
こでもう一度ヘッダ部11aeが付加される。データ部
11beにヘッダ部11aeが付加されて構成されたパ
ケット(電気信号の形のパケットである。)は、今度
は、E/O変換装置(電気信号を光信号に変換する装
置)27に入力されここで再び光信号の形式のパケット
に変換される。このパケットが出力光ファイバ29より
出力されることで自己ルーチングが行なわれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自己ルーチングの方法では、パケットを光信号→電気信
号→光信号に順次変換する必要があるのでその分自己ル
ーチングを行なう速度が遅くなるため、スループットを
向上させるにも限界がある。また、ヘッダ部を解析する
ための解析装置19と、この解析結果に基づいてスイッ
チ群23a〜23cを制御するための制御装置21とが
必要であるため、装置の小型化が難しい。これらを解決
する一つの方法として、自己ルーチングを全て光によっ
て行なう方法(以下、「全光自己ルーチング方法」と称
することもある。)が考えられる(例えば、文献:19
91年電子情報通信学会秋季大会B−288「VSTE
Pを用いた光セルフルーチング回路における優先制御法
の検討」)。しかし、従来の全光自己ルーチング方法は
必ずしも好適な方法ではなかった。
【0007】この発明はこのような点に鑑みなされたも
のであり、従ってこの出願の第一発明の目的は全光自己
ルーチングを可能にし得る具体的な自己ルーチングの方
法を提供することにある。また、この出願の第二発明の
目的は第一発明の自己ルーチングの方法の実施に好適な
自己ルーチング装置を提供することにある。また、この
出願の第三発明の目的は、第一及び第二発明の実施に好
適なパケット構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この出願の第一発明の自己ル−チングの方法は、導
波路を伝送されてきたパケットを、制御光の入力状態に
よりスイッチング動作する複数段の光スイッチを用い
て、目的の方路に振り分ける自己ル−チングの方法であ
って、 (a)前述のパケットのヘッダ部とデータ部とに、波長
の違い及び偏光の違いの双方または一方を利用した、両
部分が分離される性質を予め付与し、かつ、該ヘッダ部
を、前述の複数段の光スイッチの段数と同じ数のブロッ
クであって、前述の複数段の光スイッチにおいて前述の
パケットの目的の方路が形成されるよう対応する段の光
スイッチの状態を制御するための制御光情報が予め付与
されていてかつそれぞれが前記デ−タ部と同じ時間長以
上を有する各ブロックで構成しておき、 (b)該パケットを前述の性質に基づきヘッダ部とデー
タ部とに分離し、 (c)該分離されたデータ部及びヘッダ部を前述の複数
段の光スイッチ側に送る際に、該データ部が次々の光ス
イッチに到達するときと当該光スイッチの制御光情報が
付与されたブロックが当該光スイッチの制御ポートに到
達するときとが同期するように、これらを送ることを特
徴とする。
【0009】この第一発明の実施に当たり、前述の分離
されたヘッダ部に遅延処理を施して前述の同期をとるの
が好適である。
【0010】この出願の第二発明の自己ル−チング装置
によれば、ヘッダ部とデータ部とが異なる波長光または
異なる偏光により構成されたパケットであって、そのヘ
ッダ部が制御光の有無によりスイッチング動作される光
スイッチ用の制御光情報をそれぞれ付与してあってかつ
それぞれが前記デ−タ部と同じ時間長以上を有する複数
のブロックで構成してあるパケットが入力され、該パケ
ットのヘッダ部及びデータ部を前述の波長の違いまたは
偏光の違いに基づいて分離するための信号分離部と、該
信号分離部で分離されたデータ部及びヘッダ部がそれぞ
れ入力され該入力されたデータ部の方路を切り換えるた
めの複数段の光スイッチで構成された光スイッチ部であ
って、各光スイッチは前述の信号分離部で分離されたヘ
ッダ部のブロックに付与された制御光情報によりスイッ
チングされる光スイッチ部と、前述の信号分離部により
分離されたデータ部が前述の光スイッチ部の次々の光ス
イッチに到達するときと前述の信号分離部で分離された
ヘッダ部の対応するブロックが対応する光スイッチに到
達するときとを同期させるための信号同期部とを具えた
ことを特徴とする。
【0011】また、この出願の第三発明によれば、ヘッ
ダ部とデータ部とで構成されるパケット構造において、
ヘッダ部とデータ部とを異なる波長光または異なる偏光
により構成してあり、該ヘッダ部を複数のブロックであ
って、それぞれはデ−タ部と同じ時間長以上を有しかつ
制御光の有無によりスイッチング動作する光スイッチの
当該制御光となる情報を有するブロックで構成してある
ことを特徴とする。
【0012】
【作用】この出願の第一発明の構成によれば、パケット
のヘッダ部とデータ部とを光信号の状態のままで分離で
きる。また、光信号の状態のままで分離されたヘッダ部
及びデータ部は、制御光の有無によりスイッチング動作
する光スイッチ群に送られる。ここで、ヘッダ部は、こ
の光スイッチ群においてパケットの方路が目的通りに形
成されるよう各光スイッチを制御する制御光情報をそれ
ぞれ持つ複数のブロックで予め構成してあり、かつ、こ
のヘッダ部の各ブロックはデータ部が各光スイッチに到
達するときに同期させて各光スイッチに入力されるの
で、光信号の状態のままのデータ部を光信号の状態のま
まのヘッダ部で制御して光スイッチ群を伝送させること
ができる。この結果、全光自己ルーチングが行なわれ
る。
【0013】この出願の第二発明の構成によれば、所定
の信号分離部、所定の光スイッチ部及び所定の信号同期
部を設けたので第一発明の自己ルーチングの方法の実施
を容易にする。
【0014】この出願の第三発明の構成によれば、第一
発明及び第二発明の実施に当たり好適なパケット構造が
構成できる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して、この出願の第一〜第
三発明の実施例を併せて説明する。なお、説明に用いる
各図はこれら発明を理解できる程度に模式的に示してあ
るにすぎない。
【0016】1.第1実施例 先ず、1本の導波路を伝送されてきたパケットを、制御
光の入力状態によりスイッチング動作する4段の光スイ
ッチを用いて、目的の方路に振り分ける例(1×N規模
の例)を説明する。
【0017】1−1.装置構成の説明 その説明に先立ちこの第1実施例の実施に用いて好適な
装置例について先ず説明する。図1はその装置の構成
(第二発明の実施例)を外部からの伝送路などと共に示
したブロック図である。ただし、この図1では、第一発
明の自己ルーチングの方法の基本的な動作を説明できれ
ば良いという意味で2段目までの光スイッチまで図示し
3段目、4段目の光スイッチの図示は省略してある。
【0018】図1において、31は入力光用の導波路と
しての例えば光ファイバである。33は導波路31を伝
送されてきたパケット即ち第一及び第二発明の実施に好
適なパケット(第三発明の実施例のパケット)である。
【0019】このパケット33はヘッダ部35とデータ
部37とで構成してある。ただし、ヘッダ部35を例え
ば第1の波長の光を用い構成し、データ部37を第1の
波長の光とは波長が異なる第2の波長を用い構成すると
いうようにして、後にこれらヘッダ部35とデータ部3
7とを光信号の状態のままで分離できるよう手当てして
ある。勿論、ヘッダ部35及びデータ部37は、波長が
異なる光を用いる代わりに、異なる偏光を用いて構成し
ても良く、或いは、波長及び偏光の両者を用いて構成し
ても良い。また、この実施例のヘッダ部35は複数段の
光スイッチ(図1の第1段目の光スイッチ39,第2段
目の光スイッチ41a,41b,・・・など)の段数と
同じ数のブロック(この実施例では光スイッチ段数が4
であるので第1〜第4の4つのブロック35a〜35
d)で構成してある。そして、これら第1〜第4ブロッ
ク35a〜35dには、上記複数段の光スイッチにおい
てパケット33の目的通りの方路が形成されるよう、対
応する段の光スイッチの状態を制御するための制御光情
報が、予め付与してある。具体的には、第1〜第4ブロ
ック35a〜35dのうちの、第1ブロック35aには
複数段の光スイッチのうちの第1段目の光スイッチ39
の状態を制御するための制御光情報を予め付与してあ
り、第2ブロック35bには第2段目の光スイッチ41
a及び41bの状態を制御するための制御光情報を予め
付与してあり、第3ブロック35c、第4ブロック35
dについても第2ブロック等に準じて制御光情報を付与
してある。また、各ブロック35a〜35dの長さ(時
間的な長さ)はデータ部37の長さと同じか又は、信頼
性を向上させる目的でデータ部37の長さに所定のガー
ドタイムを付加した長さとしてある。ここで、各ブロッ
ク35a〜35dに予め付与する制御光情報とは、例え
ば、各ブロック毎でそれを「光らせるか」、「光らせな
いか」の2値の情報や、「強く光らせるか」、「弱く光
らせるか」という2値の情報や、偏波面の違い利用した
2値の情報、さらには3値以上の情報など、光スイッチ
を光駆動できる情報であれば特に限定されない。この実
施例では、ブロックにこれを「光らせるか」、「光らせ
ないか」という2値の情報を制御光情報として付与した
例を示す。具体的には、第1〜第4ブロック35a〜3
5dにこの順にこれらを「光らせる」、「光らせな
い」、「光らせない」、「光らせない」という状態の制
御光情報を付与している。図1のヘッダ部35の第1〜
第4ブロック35a〜35dにこれら制御光情報を
「1」、「0」、「0」、「0」で示した。なお、デー
タ部37は光のオン・オフによる単数又は複数のビット
で構成してある。
【0020】さらに図1において、43はパケット33
のヘッダ部35とデータ部37とを光信号の状態のまま
で分離するための信号分離部である。この信号分離部3
9の具体的な構成は、パケット33のヘッダ部35及び
データ部37の構成具合に合わせて構成する。即ちヘッ
ダ部35及びデータ部を波長の異なる光で構成したとし
たなら信号分離部43は例えば波長フィルタで構成し、
また、ヘッダ部35及びデータ部37を異なる偏光で構
成したとしたなら信号分離部43は例えば偏光板で構成
するなどである。
【0021】さらに、図1においてはSは光スイッチ部
である。この光スイッチ部Sは、この実施例の場合、第
1段目の光スイッチ39、第2段目の光スイッチ41
a,41b、・・・第3段目及び第4段目の光スイッチ
(図示せず)で構成してある。各段の各光スイッチは、
制御光の入力の有無によりスイッチング動作する光スイ
ッチで構成してある。この制御光として上記ヘッダ部3
5の第1〜第4のブロックのうちの対応するブロックに
付与された上記の制御光情報を使用する。この種の光ス
イッチとしては、例えば、文献I(「超高速光エレクト
ロニクス」,末田、神谷共編、培風館発行、pp.27
3−256,1991)に開示のカー効果を用いた光ス
イッチ、若しくは文献II(「O plus E」,新技
術コミニュケーションズ発行,No.151,p.6
0,1992.6)に開示の光スイッチなど、3次の非
線形光学効果を用いた光スイッチを挙げることができ
る。これら光スイッチは、非常に高速(数10〜数10
0psec)にスイッチングできるので好ましい。その
一例を図2に示す。この図2に示した光スイッチは、情
報光(データ部37)入力ポート39a、制御光(ヘッ
ダ部35)入力ポート39b,情報光出力ポート39
c,39d、制御光出力ポート39e、光結合器39
f、この光結合器39fに制御光を導くためのビームス
プリッタ39g、及び、情報光と制御光とを分離するた
めの波長フィルタで構成してある。ただし、制御光出力
ポート39eは、例えば制御光をそのまま捨ててしまう
場合(この第1実施例が該当する)不要である。しか
し、第2実施例以後ではこの制御光出力ポート39eを
積極的に使用する。
【0022】この光スイッチ39(41a,41b)で
は、その制御光入力ポート39bに制御光が入力されて
いるか否かによって光結合器39fの屈折率が変化する
のでこの両状態において光結合器39fの実質的な光路
長が変わる。このためこの光結合器39fが方向性結合
器として働くから、制御光によりスイッチング動作する
光スイッチとなる。勿論、用い得る光スイッチは制御光
で制御され得るものであれば図2のものに限られない。
【0023】なお、この実施例では、制御光入力ポート
39bに制御光が入力されていない場合(具体的には、
制御光入力ポート39bに入力されたヘッダ部のブロッ
クにこれを「光らせない」という状態の制御光情報を付
与した場合)、情報光(データ部)は図2の上側の情報
光出力ポート39cに出力され、制御光情報が逆の場合
は下側の情報光出力ポート39dに出力されるものと仮
定して、後の動作説明を行なう。
【0024】また、図1において、45a〜45g各々
はデータ部37をルーチングするための導波路(この場
合光ファイバ)である。さらに、47a〜47gはそれ
ぞれ信号同期部の各構成要素である。これら構成要素4
7a〜47gのうちの、特に47a,47bは、信号分
離部43において分離されたヘッダ部35をパワー的に
分割する(光出力的に分割する)ためのカップラであ
る。さらに、47c〜47gはパワー的に分割されたヘ
ツダ部35(以下、「第1〜第n分割ヘッダ部351
35n 」と称する。)の所定ブロックを対応する段の光
スイッチの制御光ポートに、該光スイッチにデータ部3
7が到達するときに同期させて送るための、遅延線であ
る。これら遅延線47c〜47gはの具体的構成は限ら
れない。例えば光ファイバの長さを調節する等の任意好
適な手段で構成できる。なお、図1の例の場合のカップ
ラ37a,37b、各遅延線47c〜47gの各機能に
ついては後の動作説明において説明する。
【0025】1−2.方法の説明 次に、第一発明の自己ルーチングの方法の処理手順につ
いて図1に示した自己ルーチング装置の動作説明と併せ
て説明する。
【0026】入力光用の導波路31を流れてきたパケッ
ト33は信号分離部43に入力される。信号分離部43
は、パケット33のヘッダ部35とデータ部37とを光
信号の状態のまま分離する。信号分離部43において分
離されたデータ部37はデータ部ルーチング用の光ファ
イバ45aを介して光スイッチ部Sの第1段目の光スイ
ッチ39の情報光入力ポート39a(図2参照)へ送ら
れる。一方、ヘッダ部35はカップラ47aに送られこ
こでパワー的に例えば均等(勿論これに限られない)に
2分割され第1分割ヘッダ部351 と第2分割ヘッダ部
352 とに分けられる。なお、これら分割ヘッダ部35
1 ,352 各々はあくまでブロック構成などは分割前の
ものと同じでありパワー的に分割されているだけである
(以下の、第3〜第5分割ヘッダ部において同じ。)。
そして、第1分割ヘッダ部351は遅延線47cを介し
スイッチ部Sの第1段目の光スイッチ39の制御光入力
ポート39b(図2参照)に送られる。この際、この実
施例での遅延線47cでの遅延の程度は、第1段目の光
スイッチ39にデータ部37が到達するときに同期して
第1分割ヘッダ部351 の第1のブロック35aが第1
段目の光スイッチ39に入力されるように、調整する。
このような調整がなされているので、第1段目の光スイ
ッチ39においては、第1分割ヘッダ部351 の第1の
ブロック35aに付与されている制御光情報に応じたス
イッチング動作がなされるから、データ部は光ファイバ
45b側または光ファイバ45c側のいずれかに送られ
る。図1の例では、第1分割ヘッダ部351 の第1ブロ
ック35aには、分割前のヘッダ部35に由来する
「1」という制御光情報を付与してあるので、上記仮定
に従い、光スイッチ39はデータ部37を下側の出力ポ
ート39d(図2参照)に出力するから、データ部37
は光ファイバ45c側に出力される。
【0027】一方、第2分割ヘッダ部352 は遅延線4
7bを介しカップラ47bに送られここでパワー的に例
えば3分割されて第3〜第5分割ヘッダ部353 〜35
5 とされる。そして、この場合、第3分割ヘッダ部35
3 は遅延線47eを介し第2段目の光スイッチのうちの
光スイッチ41aに送られ、第4分割ヘッダ部354
遅延線47fを介し第2段目の光スイッチのうちの光ス
イッチ41bに送られ、第5分割ヘッダ部355 は遅延
線47gを介し第3段目の光スイッチ(図示せず)に対
応するカップラ(図示せず)に送られる。ここで、第3
分割ヘッダ部353 は遅延線47b、カップラ47b及
び遅延線47eの影響で、第4分割ヘッダ部354 は遅
延線47b、カップラ47b及び遅延線47fの影響で
それぞれ遅延されるが、これらの遅延具合を、データ部
37が第2段目の光スイッチ41a又は41bに到達す
るときに同期して、第3分割ヘッダ部353 の第2ブロ
ック35bがこれら光スイッチの制御光入力ポートに入
力されるようにしておく。このようにしておくことで、
各光スイッチでは当該第2ブロックに付与されている制
御光情報に応じたスイッチング動作が行なわれる。ただ
し、この図1の例では、データ部37は第2段目の光ス
イッチのうちの光スイッチ41b側に第1段目の光スイ
ッチ39によって送られているので、伝送に寄与するス
イッチングは光スイッチ41bでのスイッチングであ
る。そして、図1の例では、第4分割ヘッダ部354
第2ブロック35bには、分割前のヘッダ部35に由来
する「0」という制御光情報を付与してあるので、上記
仮定に従い光スイッチ41bはデータ部37を上側の出
力ポート39c(図2参照)に出力するから、データ部
37は光ファイバ45f側に出力される。
【0028】以下、第3段目の光スイッチ及び第4段目
の光スイッチ(図示せず)においても、上記第1段目、
第2段目の各光スイッチと同様な原理によるスイッチン
グが行なわれるので、パケット33を目的の方路に光信
号の状態のままで送ることができる(全光自己ルーチン
グができる。)。
【0029】2.第2実施例 上述の第1実施例では信号分離部43で分離されたヘッ
ダ部35をカップラ47a,47bによってパワー的に
分割しこの分割ヘッダ部を対応する光スイッチの制御光
として使用していた。しかし、この構成では制御光はヘ
ッダ部の分割数に応じ弱くなる。これを回避する例がこ
の第2実施例である。図3はその説明に供する構成図で
ある。なお、この図3において図1に示した構成成分と
同様な構成成分については図1と同じ番号を付して示
す。また、そのような構成成分の説明を一部省略する。
【0030】この第2実施例の第1実施例との大きな相
違点は、光スイッチに入力されたヘッダ部35をこの光
スイッチの制御光出力ポート39e(図3、図2の細部
参照)から取り出しそれを次段の光スイッチの制御光入
力ポートに順次にデータ部37に同期させて入力して次
段の光スイッチの順次の駆動に利用することである。な
お、図3において51,53はそれぞれ光スイッチ部S
の第2段目、第3段目の光スイッチである。なお、この
第2実施例においては、第2段目以降の各段の光スイッ
チにデータ部37が到達するときとヘッダ部35の対応
するブロックが到達するときとを同期させるために、デ
ータ部37のルーチング用の伝送路を遅延線55として
いる。しかし、ヘッダ部35の伝送線側を遅延線として
も勿論良い。
【0031】この第2実施例の方法では制御光の減衰を
第1実施例より少なくできるが、第1実施例に比べ必要
な光スイッチ数は多くなりまた、ヘッダ部の長さは長く
なる。
【0032】3.第3実施例 制御光の送り出し方法を上記第1実施例と第2実施例と
を組み合わせた方法としても良い。この第3実施例はそ
の例である。具体的には、例えば、第1段目の光スイッ
チの制御光出力ポートから出力されたヘッタ部をカップ
ラに入力してパワー的に分割しこれを第2段目の複数の
光スイッチの制御光としてそれぞれ使用する等である。
この構成を後の図4を用いて説明する第4実施例の第1
段目の光スイッチと第2段目の各光スイッチ41a,4
1bとの間に適用している(図4参照)。この第3実施
例の構成の場合は、少なくとも分割数を1回分減らせる
のでその分制御光の減衰を低減できる。
【0033】4.第4実施例 上記第1〜第3実施例では主に1入力多出力の系の例で
あった。しかし、第一〜第三発明は、多入力多出力(N
×N)の自己ルーチングにも適用できる。この第4実施
例はその例である。図4はその説明に供する構成図であ
る。なお、この図4においても図1に示した構成成分と
同様な構成成分については図1と同じ番号を付して示
す。また、そのような構成成分の説明を一部省略する。
【0034】N×N規模の全光自己ルーチングは、例え
ば図4に示したように、図1を用いて説明した自己ルー
チング装置をN個並列に並べてそれぞれの出力線を1つ
づつ集めこれら出力線をカップラ61により合波するこ
とで実現できる。なお、N×N規模の全光自己ルーチン
グは、図4を用いて説明した方法以外の方法でも行なえ
る。例えば、クロスバー型の構成でも良い。ただし、ク
ロスバー型の構成をとる場合は、光スイッチ部Sの各光
スイッチを図2を用い説明した1×2規模のものではな
く2×2規模などのさらに大きな規模のもので構成した
方が装置作製が容易になる。
【0035】5.第5実施例(ヘッダ部のブロック数と
光スイッチ段数とが異なる例) 上述の第1〜第4の各実施例では、ヘッダ部のブロック
数と光スイッチ部の光スイッチ段数とを同じとした例を
示した。しかし、この発明には、ヘッダ部のブロック数
と光スイッチ部の光スイッチ段数とが異なる構成となる
場合も含まれる。この第5実施例はその例である。
【0036】5−1.ブロック数<光スイッチ段数の例 例えば電話局はN軒分のユーザの交換が可能な能力を有
している(N軒分の交換が可能な光スイッチ段数を用意
している)が、現状はM軒(N>M)のユーザしか加入
が無い場合は一部の光スイッチを使用しない方が種々の
点で有利である。このような場合は、ヘッダ部のブロッ
ク数は現状使用する光スイッチ段数に則した数(実際の
光スイッチ段数より少ない数)とし将来増加すれば良
い。
【0037】5−2.ブロック数>光スイッチ段数の例 例えば複数の電話局を経て通信を行なう場合では、第1
の電話局における光スイッチ部での方路と、第2の電話
局における光スイッチ部での方路と、・・・、第nの電
話局における光スイッチ部での方路とは異なるのが一般
的である。このような場合、ヘッダ部を各電話局それぞ
れの光スイッチ部の光スイッチを制御するための制御光
情報が付与されたブロックで構成することになる。これ
は、各電話局単位でみれば、光スイッチ部の段数とヘッ
ダ部のブロック数とが異なるように見えるが、ルーチン
グ経路全体で見れば両者は同数であるのでこの場合も本
願の発明に含まれる。また、方路を決めるためのブロッ
ク以外に別途に機能を付加するためのブロックを設ける
ような場合も本願の発明に含まれる。
【0038】なお、この発明の自己ルーチングの方法
は、ヘッダ部の容量が5バイトとされているATM交換
方式との互換性はないが、例えば、ATM交換方式のパ
ケツト53バイトまるごとをデータ部として使用しこの
データ部に本発明のヘッダ部を加えたものをATM交換
方式のスイッチ部として使用するといった方法で、ロー
カルに使用することは可能である。
【0039】上述においてはこの出願の各発明の実施例
についてそれぞれ説明したが、これら発明は上述の実施
例に限られない。例えば、上述の各実施例ではヘッダ部
のブロックが並んだ後にデータ部が並ぶパケツト例を示
したが、データ部の大きさとヘッダ部の各ブロックの大
きさとを規定しておき、かつ、各ブロックと光スイッチ
部の光スイッチとの対応関係が確保できるようにしてお
けば、各ブロックとデータ部との並び順は設計に応じ任
意に変更できる。
【0040】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の出願の第一発明の自己ルーチングの方法によれば、パ
ケットを光信号の状態のままで自己ルーチングさせるこ
とができる(全光自己ルーチング)。このため、従来必
要とされていた光信号→電気信号→光信号に順次変換す
る処理が不要となるのでその分自己ルーチングを行なう
速度が向上する。また、従来必要であったヘッダ部を解
析するための解析装置、電気的スイッチ群を制御するた
めの制御装置が不要となるのでその分装置の小型化が図
れる。
【0041】さらに、この出願の第一発明の方法によれ
ば、データ部の大きさ(時間的な長さ)とヘッダ部の各
ブロックの大きさ(時間的な長さ)は、各ブロックの大
きさをデ−タ部の大きさ以上とし、かつ、各段の光スイ
ッチへデ−タ部とヘッダ部の所定のブロックとが同期し
て入力されるように手当てしておくことで、デ−タのビ
ットレ−トに一切関係なく自己ル−チングが可能であ
る。このため、ビットレ−トフリ−な交換・伝送システ
ムの構築にも寄与できる。
【0042】また、この出願の第二発明によれば、第一
発明の実施を容易とする装置が得られる。
【0043】また、この出願の第三発明によれば、第一
及び第二発明の実施に好適なパケット構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一〜第三発明の第1実施例の説明に供する図
である。
【図2】光スイッチ部の各光スイッチの説明図である。
【図3】第一〜第三発明の第2実施例の説明に供する図
である。
【図4】第一〜第三発明の第4実施例の説明に供する図
である。
【図5】従来技術の説明及びその問題点の説明に供する
図である。
【符号の説明】
31:入力光用の導波路 33:パケット 35:ヘッダ部 35a:ヘッダ部
の第1ブロック 35b:ヘッダ部の第2ブロック 35c:ヘッダ部
の第3ブロック 35d:ヘッダ部の第4ブロック 351 〜352 :第1〜第5分割ヘッダ部 37:データ部 S:光スイッチ部 39:第1段目の
光スイッチ 39a:情報光(データ部)入力ポート 39b:制御光(ヘッダ部)入力ポート 39c,39d:情報光出力ポート 39e:制御光出力ポート 39f:光結合器 39h:波長フィルタ 41a,41b:第2段目の各光スイッチ 43:信号分離部 45a〜45g:
データ部伝送線 47a:信号同期部の一要素(カップラ) 47b:信号同期部の一要素(カップラ) 47c〜47g:信号同期部の一要素(遅延線)
フロントページの続き (72)発明者 小林 知徳 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−229545(JP,A) 特開 平4−280522(JP,A) 特開 平2−14646(JP,A) 特開 平1−126095(JP,A) 特開 平2−77020(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28 H04J 14/00 - 14/08 H04L 12/56 100 H04Q 3/52 101

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導波路を伝送されてきたパケットを、制
    御光の入力状態によりスイッチング動作する複数段の光
    スイッチを用いて、目的の方路に振り分ける自己ルーチ
    ングの方法であって、 (a)前記パケットのヘッダ部とデータ部とに、波長の
    違い及び偏光の違いの双方または一方を利用した、両部
    分が分離される性質を予め付与し、かつ、該ヘッダ部
    を、前記複数段の光スイッチの段数と同じ数のブロック
    であって、前記複数段の光スイッチにおいて前記パケッ
    トの目的の方路が形成されるよう対応する段の光スイッ
    チの状態を制御するための制御光情報が予め付与されて
    いてかつそれぞれが前記デ−タ部と同じ時間長以上を有
    する各ブロックで構成しておき、 (b)該パケットを前記性質に基づきヘッダ部とデータ
    部とに分離し、 (c)該分離されたデータ部及びヘッダ部を前記複数段
    の光スイッチ側に送る際に、該データ部が次々の光スイ
    ッチに到達するときと当該光スイッチの制御光情報が付
    与されたブロックが当該光スイッチの制御ポートに到達
    するときとが同期するように、これらを送ることを特徴
    とする自己ルーチングの方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自己ルーチングの方法
    において、 前記分離されたヘッダ部をパワー的に分割し、該分割し
    たヘッダ部を各段のスイッチの制御ポートに前記データ
    部と同期させてそれぞれ送ることを特徴とする自己ルー
    チングの方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の自己ルーチングの方法
    において、 前記光スイッチは、制御光出力ポートを有し、 前記分離されたヘッダ部を前記光スイッチの制御ポート
    に入力し、該光スイッチの前記制御光出力ポートから該
    ヘッダ部を出力させ、該ヘッダ部を次段の光スイッチの
    制御ポートに順次に前記データ部に同期させて入力し、
    該次段の光スイッチの駆動に利用することを特徴とする
    自己ルーチング方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の自己ルーチングの方法
    において、 前記ヘッダ部のブロック数と前記複数段の光スイッチの
    段数とを異ならせてあることを特徴とする自己ルーチン
    グの方法。
  5. 【請求項5】 ヘッダ部とデータ部とが異なる波長光ま
    たは異なる偏光により構成されたパケットであって、そ
    のヘッダ部が制御光の有無によりスイッチング動作され
    る光スイッチ用の制御光情報をそれぞれ付与してあって
    かつそれぞれが前記デ−タ部と同じ時間長以上を有する
    複数のブロックで構成してあるパケットが入力され、該
    パケットのヘッダ部及びデータ部を前記波長の違いまた
    は偏光の違いに基づいて分離するための信号分離部と、 該信号分離部で分離されたデータ部及びヘッダ部がそれ
    ぞれ入力され該入力されたデータ部の方路を切り換える
    ための複数段の光スイッチで構成された光スイッチ部で
    あって、各光スイッチは前記信号分離部で分離されたヘ
    ッダ部のブロックに付与された制御光情報によりスイッ
    チングされる光スイッチ部と、 前記信号分離部により分離されたデータ部が前記光スイ
    ッチ部の次々の光スイッチに到達するときと前記信号分
    離部で分離されたヘッダ部の対応するブロックが対応す
    る光スイッチに到達するときとを同期させるための信号
    同期部とを具えたことを特徴とする自己ルーチング装
    置。
  6. 【請求項6】 ヘッダ部とデータ部とで構成されるパケ
    ット構造において、 ヘッダ部とデータ部とを異なる波長光または異なる偏光
    により構成してあり、 前記ヘッダ部を複数のブロックであって、それぞれはデ
    −タ部と同じ時間長以上を有しかつ制御光の有無により
    スイッチング動作する光スイッチの当該制御光となる情
    報を有するブロックで構成してあることを特徴とするパ
    ケット構造。
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