JPH1198039A - 車両用受信装置 - Google Patents

車両用受信装置

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JPH1198039A
JPH1198039A JP25513297A JP25513297A JPH1198039A JP H1198039 A JPH1198039 A JP H1198039A JP 25513297 A JP25513297 A JP 25513297A JP 25513297 A JP25513297 A JP 25513297A JP H1198039 A JPH1198039 A JP H1198039A
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JP
Japan
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signal
circuit
impedance matching
level
vehicle
Prior art date
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Application number
JP25513297A
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English (en)
Inventor
Toshio Suzuki
利夫 鈴木
Toshihisa Toda
俊久 戸田
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナ用のインピーダンス整合回路に対す
るインピーダンス調整作業を不要にすること。 【解決手段】 アンテナ5用のインピーダンス整合回路
7のインピーダンスは、制御回路13から可変容量ダイ
オード12に逆バイアス電圧として印加される制御電圧
信号EBのレベル応じて決まる。制御回路13は、リモ
コン1からの電波信号が継続的に与えられた状態で、制
御電圧信号EBのレベルを徐々に増大させると共に、イ
ンピーダンス整合回路7からRFユニット9を介して受
信した信号中の識別コードのビットエラーレートが最小
となるときの制御電圧信号EBのレベルを記憶するとい
う初期設定動作を実行し、この初期設定動作の終了後に
は記憶したレベルの制御電圧信号EBを、可変容量ダイ
オード12に対して印加する制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のキーレスエ
ントリーシステムなどに用いられる車両用受信装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば車両用キーレスエント
リーシステムにおいては、固有のビット列より成る識別
コードを含む電波信号を送信するリモコンを設けると共
に、車両側に、上記電波信号中の識別コードに基づいて
ドアロック機構に対する動作指令信号を発生する受信装
置を設ける構成とされる。この場合、上記受信装置は、
電波信号を受信するためのアンテナと、このアンテナの
ためのインピーダンス整合回路(LCフィルタ回路)
と、受信した電波信号を復調するための受信回路と、こ
の受信回路による復調信号中の識別コードをデコードし
て前記動作指令信号を発生するための制御回路とにより
構成される。
【0003】上記のような受信装置にあっては、車両に
搭載する前(工場からの出荷前)に、そのインピーダン
ス整合回路のインピーダンスを調整する必要がある。こ
のため、従来では、インピーダンス整合回路内にトリマ
コンデンサを設け、このトリマコンデンサの容量を増減
させてインピーダンス整合を行うという調整作業を製造
ライン上で行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成では、ト
リマコンデンサによるインピーダンス整合作業に要する
時間が長引くという事情(現状では、1台の受信装置に
つき1分程度の作業時間が必要となる)があり、これが
生産性を悪化させる原因の一つとなっていた。また、イ
ンピーダンス整合作業を行うためには、受信装置を実際
に車両に搭載した状態と同等の電波環境を再現する必要
があるが、このような電波環境を再現するためには、大
きな困難が伴うと共に、長時間を要するという事情があ
り、この点も生産性悪化の原因となる。さらに、受信装
置の設置対象車種が異なる場合のように、その取り付け
位置が変更される状態時には、当然のことながら電波環
境が変化することになるため、各車種毎に微妙な調整作
業が必要となり、これも生産性を悪化させる原因とな
る。しかも、このような場合においては、調整ばらつき
が避けられないため、リモコンからの電波信号を受信可
能な範囲(換言すればリモコンの有効送信範囲)が受信
装置毎に異なる事態、つまり製品としての安定性が低下
するという問題点もでてくる。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、アンテナ用のインピーダンス整合回
路に対するインピーダンス調整作業を不要にできて生産
性の大幅な向上を実現可能になると共に、受信可能範囲
がばらつく事態を防止できて製品としての安定性を向上
させ得るようになる車両用受信装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、固有のビット列より成る識別コードを含む
電波信号をアンテナ及びインピーダンス整合回路を介し
て受信する受信回路と、この受信回路による受信信号中
の識別コードに基づいて車両用負荷の動作制御を行う制
御回路とを備えた車両用受信装置において、前記インピ
ーダンス整合回路のインピーダンスを増減可能な状態で
可変容量ダイオードを設けた上で、前記制御回路を、前
記電波信号の連続的な受信状態で、前記可変容量ダイオ
ードに印加する逆バイアス電圧のレベルを徐々に変化さ
せる動作、並びにこの逆バイアス電圧の変化に応じて受
信信号中の識別コードのビットエラーレートが最小にな
るときの逆バイアス電圧を記憶する動作を含む初期設定
動作を実行できるように構成したものである(請求項
1)。
【0007】この構成によれば、車両用受信装置におい
て、インピーダンス整合回路によりアンテナのインピー
ダンス整合を行う場合には、内部の制御回路により初期
設定動作を行わせる。この場合には、車両用受信装置に
対して、固有のビット列より成る識別コードを含む電波
信号をアンテナ及びインピーダンス整合回路を介して継
続的に与えた状態にする。
【0008】すると、制御回路が、電波信号の連続的な
受信状態で、インピーダンス整合回路内の可変容量ダイ
オードに印加する逆バイアス電圧のレベルを徐々に変化
させる動作を行うようになり、これに応じてインピーダ
ンス整合回路のインピーダンスが変化するようになる。
このとき、制御回路は、上記のように逆バイアス電圧の
レベルを変化させる動作と共に、受信信号中の識別コー
ドのビットエラーレートが最小となるときの逆バイアス
電圧を記憶するという初期設定動作を実行するようにな
り、この初期設定動作の終了後には記憶した逆バイアス
電圧を前記可変容量ダイオードに印加する制御を行うよ
うになる。この結果、インピーダンス整合回路のインピ
ーダンスは、受信信号中の識別コードのビットエラーレ
ートが最小となる状態、つまりアンテナのインピーダン
ス整合が最良となる状態に自動的に設定されることにな
る。
【0009】また、前記制御回路は、前記初期設定動作
の終了に応じて報知動作を行う構成としても良く(請求
項2)、この構成によれば、車両用受信装置に対して、
固有のビット列より成る識別コードを含む電波信号をア
ンテナ及びインピーダンス整合回路を介して継続的に与
えた状態を、上記報知動作に基づいて解除することによ
り、アンテナのインピーダンス整合作業を終了させるこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車両用キーレスエ
ントリーシステムに適用した一実施例について図面を参
照しながら説明する。車両用キーレスエントリーシステ
ム全体の電気的構成を示す図1において、リモコン1
は、モーメンタリタイプのロックスイッチ2及びアンロ
ックスイッチ3を備えており、それらスイッチ2及び3
が操作された各状態で、所定のビット列より成る識別コ
ードを含むロック信号SLK及びアンロック信号SULをア
ンテナ1aを通じた電波信号により反復送信する構成と
なっている。
【0011】車両側に搭載される車両用受信装置4は、
次のような構成となっている。即ち、前記電波信号(ロ
ック信号SLK及びアンロック信号SUL)を受信するため
のアンテナ5は、交流結合用コンデンサ6、インピーダ
ンス整合回路7、交流結合用コンデンサ8を介してRF
ユニット9(本発明でいう受信回路に相当)に接続され
ている。
【0012】上記インピーダンス整合回路7は、一対の
端子7a及び7b間に、コイル10を接続すると共に、
その端子7a及び7bとグランド端子との各間にコンデ
ンサ11及び図示極性の可変容量ダイオード12をそれ
ぞれ接続した所謂π形回路として構成されたもので、そ
の全体のインピーダンスを、可変容量ダイオード12の
端子間容量の増減に応じて調整できる構成となってい
る。
【0013】また、上記RFユニット9は、アンテナ5
及びインピーダンス整合回路7などを通じて入力された
受信信号を復調し、その復調信号を制御回路13に与え
る構成となっている。
【0014】上記制御回路13は、マイクロコンピュー
タを主体に構成されたもので、制御電圧信号EBを出力
するためのアナログ電圧出力端子D/Aが、前記インピ
ーダンス整合回路7の一方の端子7b(可変容量ダイオ
ード12側の端子)に抵抗13aを介して接続されてい
る。このような接続の結果、上記制御電圧信号EBのレ
ベルを変化させることにより、可変容量ダイオード12
の逆バイアス電圧が変化するようになるから、当該可変
容量ダイオード12の端子間容量を制御回路13からの
指令に応じて増減できることになる。
【0015】また、制御回路13には、図示しないドア
ロック機構に対する指令信号(ロック指令信号及びアン
ロック指令信号)を選択的に出力するための出力端子Q
1の他に、負荷駆動信号を出力するための信号出力端子
Q2が設けられており、その負荷駆動信号に基づいて所
定の車両用負荷(例えばルームランプ、ウインカラン
プ、ホーンなど)を動作させて、予め決められた報知動
作(車両用ドアロック機構のロック及びアンロックをそ
れぞれ報知する動作、並びに後述するセット完了報知動
作)を選択的に実行できる構成となっている。
【0016】この場合、制御回路13には、上記RFユ
ニット9からの復調信号の他に、キー穴にイグニッショ
ンキーが差し込まれた状態でオンするキーリマインドス
イッチ14からのオン信号、車両の各ドアに設けられた
ドアスイッチ15からのオン信号が入力されるようにな
っており、それらの入力信号及び予め記憶したプログラ
ムに基づいて以下に述ベルような制御動作を行う構成と
なっている。
【0017】図2には、制御回路13による制御内容が
示されており、以下これについて関連した作用と共に説
明する。即ち、制御回路13は電源開始当初には、制御
電圧信号EBのレベル(可変容量ダイオード12の逆バ
イアス電圧のレベル)を設定する初期設定動作のための
電圧設定ルーチン(A1〜A13の各ステップ)を実行
した後に、通常制御ルーチンA14を常時実行するモー
ドへ移行するようになっている。
【0018】上記電圧設定ルーチンは、リモコン1から
電波信号(例えばロック信号SLK)を送信する動作を行
うことにより開始させることができる。つまり、ステッ
プA1では、電波信号(この場合、ロック信号SLK)の
受信開始の有無を判断するものであり、ここで「YE
S」と判断したときのみステップA2以降の制御が行わ
れる。
【0019】ステップA2では、アナログ電圧出力端子
D/Aから予め設定された初期電圧レベルViの制御電
圧信号EBを出力するものであり、この出力状態は、所
定の遅延時間τが経過するまで(ステップA3で「YE
S」と判断されるまで)、若しくは電波信号の受信状態
が途絶えるまで(ステップA4で「NO」と判断される
まで)継続される。
【0020】尚、上記初期電圧レベルViは、例えば零
レベル(可変容量ダイオード12の端子間容量が最大と
なる状態)に設定される。また、上記遅延時間τは、R
Fユニット9からの復調信号中の識別コードを認識可能
な時間以上に設定される。
【0021】電波信号の受信状態が途絶えたとき(ステ
ップA4で「NO」)にはステップA1へ戻るが、その
受信状態が途絶えることなく遅延時間τが経過したとき
(ステップA3で「YES」)には、その時点で出力し
ている制御電圧信号EBのレベル(この場合には初期電
圧Viのレベルである「0」)と、その期間中に入力さ
れた復調信号中の識別コードのビットエラーレートBR
とを互いに対応付けた状態で記憶する(ステップA
5)。
【0022】このステップA5の実行後には、アナログ
電圧出力端子D/Aから出力する制御電圧信号EBのレ
ベルを予め設定された加算レベルΔVだけ高める制御を
行うものであり(ステップA6)、このような制御電圧
信号EBの出力状態は、遅延時間τが経過するまで(ス
テップA7で「YES」と判断されるまで)、若しくは
電波信号の受信状態が途絶えるまで(ステップA8で
「NO」と判断されるまで)継続される。
【0023】そして、電波信号の受信状態が途絶えたと
き(ステップA8で「NO」)にはステップA1へ戻る
が、その受信状態が途絶えることなく遅延時間τが経過
したとき(ステップA7で「YES」)には、その時点
で出力している制御電圧信号EBのレベル(加算レベル
ΔVだけ高くなった電圧)と、その期間中に入力された
復調信号中の識別コードのビットエラーレートBRとを
互いに対応付けた状態で記憶する(ステップA9)。
【0024】このステップA9の実行後には、制御電圧
信号EBのレベルが最大電圧値EBmax 以上になったか
否かを判断する(ステップA10)。上記最大電圧値E
Bmax は、可変容量ダイオード12の端子間容量が最小
になるときの逆バイアス電圧と一致するように設定され
ている。
【0025】上記ステップA10で「NO」と判断した
場合には、前記ステップA6以降の制御を繰り返して実
行するが、「YES」と判断した場合には、前記ステッ
プA5またはA9で記憶したデータに基づいて、ビット
エラーレートBRが最も小さくなるときの制御電圧信号
のレベルVzを記憶する(ステップA11)。尚、この
レベルVzは不揮発性メモリ(例えばEEPROM)に
記憶することが望ましいが、特にこれに限られるもので
はない。
【0026】この後には、上記のように記憶したレベル
Vzの制御電圧信号EBを継続的に出力する動作を開始
するステップA12、信号出力端子Q2から負荷駆動信
号としてのセット完了信号を出力するステップA13を
順次実行した後に、通常制御ルーチンA14を反復実行
するモードへ移行する。上記のようにセット完了信号が
出力されたときには、所定の車両用負荷(ルームラン
プ、ウインカランプ、ホーンなど)が動作されるもので
あり、制御電圧信号EBのレベルのセットが済んだこと
を示すセット完了報知動作が行われる。
【0027】尚、上記通常制御ルーチンA14では、ロ
ック信号SLKに対応した識別コードが入力されたとき
に、キーリマインドスイッチ14からのオン信号が入力
されていないこと(つまり、キー穴にイグニッションキ
ーが差し込まれていないこと)、並びにドアスイッチ1
5からのオン信号が入力されていないこと(つまり、ド
アが開放されていないこと)を前提に、信号出力端子Q
1からロック指令信号を出力して図示しないドアロック
機構のロック動作を実行する。また、アンロック信号S
ULに対応した識別コードが入力されたときに、キーリマ
インドスイッチ14からのオン信号が入力されていない
こと、並びにドアスイッチ15からのオン信号が入力さ
れていないことを前提に、信号出力端子Q1からアンロ
ック指令信号を出力して図示しないドアロック機構のア
ンロック動作を実行する。
【0028】上記した本実施例によれば、車両用受信装
置4の電源投入当初において、リモコン1からロック指
令信号SLKを送信する動作を、セット完了報知動作が行
われるまで継続的に行えば、可変容量ダイオード12の
端子間容量(ひいてはインピーダンス整合回路7のイン
ピーダンス)を決定するための制御電圧信号EBのレベ
ルが、上記ロック指令信号SLKの受信ビットエラーが最
小となる状態に自動的に設定されることになる。つま
り、リモコン1からの送信操作を行うだけで、アンテナ
5のインピーダンス整合を行い得ることになる。
【0029】従って、トリマコンデンサによりインピー
ダンス整合を行う従来構成のように、その整合作業に要
する時間が長引くことがなくなるため、結果的に生産性
の向上を実現できるようになる。また、上記インピーダ
ンス整合作業は、車両用受信装置4を実際に車両に搭載
した状態で極めて容易に行い得るものであるから、従来
のように、車両に搭載した状態と同等の電波環境を再現
する必要がないと共に、各車種毎に微妙な調整作業を行
う必要がなくなり、この面からも生産性を向上させ得る
ようになる。しかも、車種に応じた最適なインピーダン
ス整合を簡単に行い得るようになるから、リモコン1か
らの電波信号を受信可能な範囲が車両用受信装置4毎に
異なる事態、つまり製品としての安定性が低下する事態
を未然に防止できるものであり、以て製品としての安定
性を向上させ得るようになる。
【0030】また、可変容量ダイオード12に印加する
制御電圧信号EBのレベルを設定する動作(初期設定動
作)の終了に応じて、セット完了報知動作が行われる構
成となっているから、その初期設定動作のためにリモコ
ン1から電波信号を送信する動作の解除タイミング(ア
ンテナのインピーダンス整合作業の終了タイミング)
を、上記セット完了報知動作に基づいて容易に知ること
ができるものであり、実用上において非常に便利とな
る。
【0031】尚、上記実施例では、車両用キーレスエン
トリーシステムに適用した場合について述べたが、これ
に限られるものではなく、例えば車両エンジンの遠隔始
動制御装置などにも適用できる。また、制御回路4は、
車両用受信装置4の電源投入に応じて初期設定動作を行
う構成としたが、例えば電波信号(ロック信号SLK或い
はアンロック信号SUL)を予め設定されたしきい値時間
以上受信したときに初期設定動作を行う構成とすること
もできる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば以上の説明によって明ら
かなように、アンテナ用のインピーダンス整合回路のイ
ンピーダンスを可変容量ダイオードに印加する逆バイア
ス電圧のレベルにより調整可能な構成とした上で、上記
可変容量ダイオードに印加する逆バイアス電圧のレベル
を徐々に変化させたときに電波信号の受信状態が最良に
なるときの印加電圧を記憶し、この後には、その記憶電
圧を可変容量ダイオードに印加する構成としたから、イ
ンピーダンス整合回路に対するインピーダンス調整作業
を不要にできて生産性の大幅な向上を実現できると共
に、受信可能範囲がばらつく事態を防止できて製品とし
ての安定性を向上させ得るという有益な効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路構成図
【図2】制御回路による制御内容を示すフローチャート
【符号の説明】
1はリモコン、4は車両用受信装置、5はアンテナ、7
はインピーダンス整合回路、9はRFユニット(受信回
路)、12は可変容量ダイオード、13は制御回路を示
す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固有のビット列より成る識別コードを含
    む電波信号をアンテナ及びインピーダンス整合回路を介
    して受信する受信回路と、この受信回路による受信信号
    中の識別コードに基づいて車両用負荷の動作制御を行う
    制御回路とを備えた車両用受信装置において、 前記インピーダンス整合回路のインピーダンスを増減可
    能な状態で可変容量ダイオードを設けた上で、 前記制御回路を、前記電波信号の連続的な受信状態で、
    前記可変容量ダイオードに印加する逆バイアス電圧のレ
    ベルを徐々に変化させる動作、並びにこの逆バイアス電
    圧の変化に応じて受信信号中の識別コードのビットエラ
    ーレートが最小になるときの逆バイアス電圧を記憶する
    動作を含む初期設定動作を実行できるように構成すると
    共に、この初期設定動作の終了後には記憶した逆バイア
    ス電圧を前記可変容量ダイオードに印加する制御を行う
    ように構成したことを特徴とする車両用受信装置。
  2. 【請求項2】 前記制御回路は、前記初期設定動作の終
    了に応じて報知動作を行うように構成されていることを
    特徴とする請求項1記載の車両用受信装置。
JP25513297A 1997-09-19 1997-09-19 車両用受信装置 Pending JPH1198039A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000001082A (ko) * 1998-06-08 2000-01-15 김영환 광대역 초고주파 정합식 스위치
KR20020096008A (ko) * 2001-06-19 2002-12-28 엘지전자 주식회사 안테나 정합 회로망
US7174142B2 (en) 2004-05-12 2007-02-06 Denso Corporation Receiver having a built-in antenna and method of impedance-matching for the same
US8358989B2 (en) 2010-04-16 2013-01-22 Nippon Soken, Inc. Wireless communication apparatus having automatic antenna tuning function
JP2013219479A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Denso Corp 車載用受信装置

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