JPH1197951A - 出力回路 - Google Patents

出力回路

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JPH1197951A
JPH1197951A JP9252023A JP25202397A JPH1197951A JP H1197951 A JPH1197951 A JP H1197951A JP 9252023 A JP9252023 A JP 9252023A JP 25202397 A JP25202397 A JP 25202397A JP H1197951 A JPH1197951 A JP H1197951A
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JP
Japan
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output
signal
load
amplifiers
amplifier
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9252023A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Nagaya
好宏 永冶
Toshio Hanazawa
敏夫 花澤
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】音声出力機器において、低消費電力化及び小型
化を図り得る出力回路を提供する。 【解決手段】第1及び第2のアンプA1 ,A2 は、信号
源1から入力される原信号に基づいて増幅した信号を出
力する。第1の負荷2は、第1及び第2のアンプA1 ,
A2 の出力端子間に接続される。選択スイッチ3は、第
1及び第2のアンプA1 ,A2 のいずれか一方の出力端
子から第2の負荷4に負荷駆動信号を供給するか否かを
選択する。検出回路6は、第2の負荷4に負荷駆動信号
が供給されていないとき、逆相切り替え信号を出力し、
第2の負荷4に負荷駆動信号が供給されているとき、同
相切り替え信号を出力する。位相切り替え回路7は、逆
相切り替え信号の入力に基づいて第1及び第2のアンプ
A1 ,A2 をその出力信号が逆相となるように接続し、
同相切り替え信号の入力に基づいて第1及び第2のアン
プA1 ,A2 をその出力信号が同相となるように接続す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯電話等
の音声出力をスピーカ又はイヤホンに切り替え可能な出
力回路に関するものである。
【0002】近年、スピーカ及びイヤホンジャックを備
えた音声出力機器としては、例えば携帯電話及びPHS
等があり、携帯を容易とするために、及びバッテリを電
源とした連続通話時間を延ばすために、小型化及び低消
費電力化が進められている。そして、音声出力をスピー
カ又はイヤホンに切り替え可能な出力回路においても、
小型化及び低消費電力化が要求されている。
【0003】
【従来の技術】従来の出力回路は、図3に示すように、
スピーカ用出力回路10とイヤホン用出力回路11とを
備えている。
【0004】スピーカ用出力回路10において、第1の
アンプA11と第2のアンプA12とは、BTL(Balanced
Transformer Less)接続されている。前記第1及び
第2のアンプA11,A12の出力端子間にはスピーカ12
が接続されている。
【0005】イヤホン用出力回路11において、第3の
アンプA13の出力端子はイヤホンジャック13の入力片
13aに接続され、イヤホンジャック13の本体13b
は容量C11を介して接地されている。前記イヤホンジャ
ック13は、イヤホン14のイヤホンプラグ15が差し
込まれると、入力片13aと本体13bとがイヤホン1
4を介して電気的に接続されるようになっている。
【0006】信号源16は、切替えスイッチSW11の可
動端子に接続されている。切替えスイッチSW11がa位
置となると、信号源16とスピーカ用出力回路10とが
接続され、切替えスイッチSW11がb位置となると、信
号源16とイヤホン用出力回路11とが接続されるよう
になっている。
【0007】前記イヤホンジャック13の内部には、ス
イッチSW12が備えられている。スイッチSW12は、イ
ヤホンジャック13にイヤホンプラグ15が差し込まれ
ているときオンされ、差し込まれていないときオフされ
る。
【0008】検出回路17は、スイッチSW12がオフさ
れると、切替えスイッチSW11をa位置にするためのa
位置切替え信号を出力する。又、検出回路17は、スイ
ッチSW12がオンされると、切替えスイッチSW11をb
位置にするためのb位置切替え信号を出力する。
【0009】このような出力回路では、イヤホンジャッ
ク13にイヤホンプラグ15が差し込まれると、検出回
路17からb位置切替え信号が出力され、切替えスイッ
チSW11がb位置となる。すると、信号源16から出力
される原信号はイヤホン用出力回路11に入力される。
従って、第3のアンプA13から原信号に基づいた信号が
出力されて、イヤホン14からは音声が出力される。こ
のとき、原信号はスピーカ用出力回路10に入力され
ず、スピーカ12から出力される音声は消音される。
【0010】イヤホンジャック13からイヤホンプラグ
15が抜き取られると、イヤホンジャック13の入力片
13aと本体13bとが電気的に切り離される。このと
き、検出回路17からa位置切替え信号が出力され、切
替えスイッチSW11がa位置となる。すると、信号源1
6から出力される原信号はスピーカ用出力回路10に入
力される。すると、第1及び第2のアンプA11,A12か
ら原信号に基づいた逆相信号が出力されて、スピーカ1
2からは音声が出力される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
出力回路では、スピーカ用出力回路10とイヤホン用出
力回路11とが独立して設けられ、それぞれ専用のアン
プが設けられているため、回路規模が増大し、機器が大
型化しまうという問題がある。
【0012】又、従来の出力回路では、原信号が入力さ
れているか否かに係わらず、常に第1から第3のアンプ
A11〜A13に電源が供給されている。従って、実質的に
使用されていないアンプも電力を消費するため、必要以
上に消費電力が増大してしまうという問題がある。
【0013】この発明の目的は、音声出力機器におい
て、低消費電力化及び小型化を図り得る出力回路を提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は請求項1に記載し
た発明の原理説明図である。すなわち、第1及び第2の
アンプA1 ,A2 は、信号源1から入力される原信号に
基づいて増幅した信号を出力する。第1の負荷2は、前
記第1及び第2のアンプA1 ,A2 の出力端子間に接続
される。選択スイッチ3は、前記第1及び第2のアンプ
A1 ,A2 のいずれか一方の出力端子から第2の負荷4
に負荷駆動信号を供給するか否かを選択する。検出回路
6は、前記第2の負荷4に負荷駆動信号が供給されてい
ないとき、逆相切り替え信号を出力し、前記第2の負荷
4に負荷駆動信号が供給されているとき、同相切り替え
信号を出力する。位相切り替え回路7は、前記逆相切り
替え信号の入力に基づいて前記第1及び第2のアンプA
1 ,A2 をその出力信号が逆相となるように接続し、前
記同相切り替え信号の入力に基づいて前記第1及び第2
のアンプA1 ,A2 をその出力信号が同相となるように
接続する。
【0015】請求項2に記載の発明では、前記位相切り
替え回路は、第1及び第2のアンプをBTL接続とする
ことにより前記第1及び第2のアンプから出力される信
号を逆相とし、前記第1のアンプの出力信号を前記第2
のアンプの非反転入力端子に入力するボルテージフォロ
ア接続とすることにより前記第1及び第2のアンプから
出力される信号を同相とすることを要旨としている。
【0016】請求項1に記載の発明によれば、第1及び
第2のアンプA1 ,A2 からは、信号源1から入力され
る原信号に基づいて増幅した信号が出力される。選択ス
イッチ3により第2の負荷4に負荷駆動信号を供給しな
いと選択され、第2の負荷4に負荷駆動信号が供給され
ていないとき、検出回路6からは逆相切り替え信号が出
力される。すると、位相切り替え回路7により第1及び
第2のアンプがその出力信号が逆相となるように接続さ
れ、第1の負荷2は駆動される。選択スイッチ3により
第2の負荷4に負荷駆動信号を供給すると選択され、第
2の負荷4に負荷駆動信号が供給されているとき、検出
回路6からは同相切り替え信号が出力される。すると、
位相切り替え回路7により第1及び第2のアンプA1 ,
A2 がその出力信号が同相となるように接続され、第1
の負荷2の駆動が停止される。
【0017】請求項2に記載の発明によれば、第2の負
荷に負荷駆動信号が供給されていないとき、位相切り替
え回路により第1及び第2のアンプがBTL接続とさ
れ、前記第1及び第2のアンプから出力される信号が逆
相とされる。第2の負荷に負荷駆動信号が供給されてい
るとき、位相切り替え回路により第2のアンプの出力信
号が第1のアンプの非反転入力端子に入力されるボルテ
ージフォロア接続とされ、前記第1及び第2のアンプか
ら出力される信号が同相とされる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図2に従って説明する。第1のアンプA1 の出
力端子は抵抗R1及び抵抗R2を介して第2のアンプA
2 の出力端子に接続され、抵抗R1と抵抗R2間のノー
ドN1は第1のアンプA1 の反転入力端子に接続されて
いる。
【0019】前記第1のアンプA1 の非反転入力端子
は、位相切り替え回路としての切替えスイッチSW1 の
可動端子に接続されている。切替えスイッチSW1 がa
位置にあるとき、前記第1のアンプA1 の非反転入力端
子は、容量C1 を介して接地される。即ち、切替えスイ
ッチSW1 がa位置にあるとき、第1のアンプA1 と第
2のアンプA2 とは、BTL接続される。
【0020】第2のアンプA2 は、負帰還がかけられて
いる。詳述すると、第2のアンプA2 の出力端子は、抵
抗R3を介して第2のアンプA2 の反転入力端子に接続
されるとともに、前記抵抗R3、抵抗R4及び容量C2
を介して接地されている。
【0021】信号源1は、第2のアンプA2 の非反転入
力端子に接続されている。前記第1及び第2のアンプA
1 ,A2 の出力端子は第1の負荷としてのスピーカ2に
接続されている。
【0022】従って、切替えスイッチSW1 がa位置に
あるとき、第1及び第2のアンプA1 ,A2 からは、信
号源1から出力される原信号に基づいた逆相信号が出力
され、スピーカ2からは音声が出力される。
【0023】前記切替えスイッチSW1 がb位置にある
とき、前記第1のアンプA1 の非反転入力端子は、前記
第2のアンプA2 の出力端子に接続される。即ち、切替
えスイッチSW1 がb位置にあるとき、第1のアンプA
1 は第2のアンプA2 の出力信号を入力としたボルテー
ジフォロア接続とされる。
【0024】前記第2のアンプA2 の出力端子は、選択
スイッチとしてのイヤホンジャック3の入力片3aに接
続されている。前記イヤホンジャック3の本体3bは接
地されている。前記イヤホンジャック3は、第2の負荷
としてのイヤホン4のイヤホンプラグ5が差し込まれる
と、入力片3aと本体3bとがイヤホン4を介して電気
的に接続されるようになっている。
【0025】又、前記イヤホンジャック3の内部には、
スイッチSW2 が備えられている。スイッチSW2 は、
イヤホンジャック3にイヤホンプラグ5が差し込まれて
いるときオンされ、差し込まれていないときオフされ
る。
【0026】検出回路6は前記スイッチSW2 に接続さ
れ、スイッチSW2 がオンされているか否かを検出す
る。そして、検出回路6は、スイッチSW2 がオフされ
ると、切替えスイッチSW1 をa位置にするためのa位
置切替え信号を出力する。又、検出回路6は、スイッチ
SW2 がオンされると、切替えスイッチSW1 をb位置
にするためのb位置切替え信号を出力する。
【0027】このように構成された出力回路では、イヤ
ホンジャック3にイヤホンプラグ5が差し込まれると、
第2のアンプA2 から出力される信号に基づいてイヤホ
ン4から音声が出力される。
【0028】又、このとき、検出回路6からb位置切替
え信号が出力され、切替えスイッチSW1 がb位置とな
る。すると、第1のアンプA1 は第2のアンプA2 の出
力信号を入力としたボルテージフォロア接続となり、第
1のアンプA1 から出力される信号は第2のアンプA2
から出力される信号と同相となる。
【0029】従って、スピーカ2から出力される音声は
消音される。イヤホンジャック3からイヤホンプラグ5
が抜き取られると、イヤホンジャック3の入力片3aと
本体3bとが電気的に切り離される。
【0030】又、このとき、検出回路6からa位置切替
え信号が出力され、切替えスイッチSW1 がa位置とな
る。すると、第1のアンプA1 と第2のアンプA2 とは
BTL接続され、前述したように、スピーカ2から音声
が出力される。
【0031】上記のように構成された出力回路では、次
に示す作用効果を得ることができる。(1)本実施の形
態では、第1及び第2のアンプA1 ,A2 から出力され
る信号は、イヤホンプラグ5が差し込まれていないとき
には、逆相信号となり、イヤホンプラグ5が差し込まれ
ているときには、同相信号となるようにした。そして、
第2のアンプA2 の出力端子にイヤホンジャック3を接
続した。
【0032】従って、出力回路を従来に比べてアンプの
数を1つ減らした構成とすることができる。その結果、
この出力回路では、従来に比べて消費する電力をアンプ
1つ分減少させることができるとともに、従来に比べて
回路規模をアンプ1つ分減少させることができる。従っ
て、特に携帯電話に使用した場合、低消費電力化及び小
型化を図ることができるため、携帯を容易とし、バッテ
リを電源とした連続通話時間を延ばすことが可能とな
る。又、音声出力機器のコストを低減することができ
る。
【0033】上記実施の形態は、以下のように変更して
実施してもよい。 ○上記実施の形態では、イヤホンジャック3の入力片3
aを第2のアンプA2の出力端子に接続したが、第1の
アンプA1 の出力端子に接続してもよい。
【0034】○イヤホン4は、プラグを有した機器であ
れば、例えばヘッドホン等、どのような機器に変更して
もよい。 ○本実施の形態の出力回路は、スピーカ及び他の音声出
力端子を備えた音声出力機器であれば、例えばパソコ
ン、ステレオ、テレビ等どのような機器に採用してもよ
い。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、音
声出力機器において、低消費電力化及び小型化を図り得
る出力回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図。
【図2】本実施の形態における出力回路を示す回路図。
【図3】従来技術における出力回路を示す回路図。
【符号の説明】
1 信号源 2 第1の負荷(スピーカ) 3 選択スイッチ(イヤホンジャック) 4 第2の負荷(イヤホン) 6 検出回路 7 位相切り替え回路(切り替えスイッチ) A1 第1のアンプ A2 第2のアンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号源から入力される原信号に基づいて
    増幅した信号を出力する第1及び第2のアンプと、 前記第1及び第2のアンプの出力端子間に接続される第
    1の負荷と、 前記第1及び第2のアンプのいずれか一方の出力端子か
    ら第2の負荷に負荷駆動信号を供給するか否かを選択す
    る選択スイッチと、 前記第2の負荷に負荷駆動信号が供給されていないと
    き、逆相切り替え信号を出力し、前記第2の負荷に負荷
    駆動信号が供給されているとき、同相切り替え信号を出
    力する検出回路と、 前記逆相切り替え信号の入力に基づいて前記第1及び第
    2のアンプをその出力信号が逆相となるように接続し、
    前記同相切り替え信号の入力に基づいて前記第1及び第
    2のアンプをその出力信号が同相となるように接続する
    位相切り替え回路とを備えたことを特徴とする出力回
    路。
  2. 【請求項2】 前記位相切り替え回路は、 第1及び第2のアンプをBTL接続とすることにより前
    記第1及び第2のアンプから出力される信号を逆相と
    し、前記第1のアンプの出力信号を前記第2のアンプの
    非反転入力端子に入力するボルテージフォロア接続とす
    ることにより前記第1及び第2のアンプから出力される
    信号を同相とすることを特徴とした請求項1に記載の出
    力回路。
JP9252023A 1997-09-17 1997-09-17 出力回路 Withdrawn JPH1197951A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009071562A (ja) * 2007-09-13 2009-04-02 Rohm Co Ltd 増幅装置及びこれを用いた音響機器
JP2013126255A (ja) * 2011-12-13 2013-06-24 Samsung Electronics Co Ltd イヤホン接続検出システム及びこれを支援する端末機
WO2022205929A1 (zh) * 2021-03-29 2022-10-06 普源精电科技股份有限公司 模拟前端电路、芯片及信号处理装置
CN116566338A (zh) * 2023-04-27 2023-08-08 先歌国际影音股份有限公司 一种音频放大电路

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Effective date: 20041207