JPH1197150A - 通信用ケーブルの整線工具 - Google Patents

通信用ケーブルの整線工具

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Publication number
JPH1197150A
JPH1197150A JP9269175A JP26917597A JPH1197150A JP H1197150 A JPH1197150 A JP H1197150A JP 9269175 A JP9269175 A JP 9269175A JP 26917597 A JP26917597 A JP 26917597A JP H1197150 A JPH1197150 A JP H1197150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
communication cable
tool
fitting
fitted
Prior art date
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Pending
Application number
JP9269175A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Yoneshiyou
勇 米庄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hakko Electric Machine Works Co Ltd
Original Assignee
Hakko Electric Machine Works Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hakko Electric Machine Works Co Ltd filed Critical Hakko Electric Machine Works Co Ltd
Priority to JP9269175A priority Critical patent/JPH1197150A/ja
Publication of JPH1197150A publication Critical patent/JPH1197150A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信用ケーブルの先端に露出させた各被覆電
線を、所定のピッチに整列させる。 【解決手段】 工具の表面に通信用ケーブル10の外装
部分11を嵌め込むための溝2を設けると共に、この溝
の先端に各被覆電線12を嵌め込むための溝3を所定の
ピッチで設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は通信用ケーブルの
先端に露出させた各被覆電線を、所定のピッチに整列さ
せるための工具に関する。
【0002】
【従来の技術】電話回線等の通信回線の屋内配線におい
て、図6に示すプラグPを接続するための通信機器用の
モジュラージャックが広く用いられている。このモジュ
ラージャックはプラグが挿入される開口内に、プラグP
の接触子P1と接触すべき複数本のバネ状の接触子を有
し、これらの各接触子は通信用ケーブルの各被覆電線と
電気的に接続される。通信用ケーブルはプラスチック等
の素材よりなるチューブ状の外装内に複数本の被覆電線
を収容した構成よりなり、これをモジュラージャックに
結線するに際しては、各電線の被覆を一々剥いで、更に
ジャックの接触子に接続するという煩雑な作業が必要で
あった。
【0003】そこで、このような煩雑さを解消するため
に、通信用ケーブル10をワンタッチで結線可能とした
図7に示すモジュラージャックが公知であった。このモ
ジュラージャックは、開閉自在の蓋33を設けた本体3
0の一面に通信用ケーブル10の各被覆電線12が強圧
嵌入されるべき複数個の溝35を設けると共に、プラグ
が挿入される開口31内の各接触子32と電気的に接続
される金属製の二股状の接続刃36をこの溝内に設け、
更に蓋33の裏側には閉止時に各溝内に進入する突起3
4を設けた構成よりなる。そして、このモジュラージャ
ックにおいては、通信用ケーブル10の先端の外装11
を剥いだ後、露出した各被覆電線12を上記の各溝35
にあてがい、プライヤー等を用いて蓋33を本体30に
圧着して蓋を強圧閉止することにより、蓋33の各突起
34により各被覆電線12が各溝35内に強制的に押し
込まれるものであり、この際に接続刃36の股内に各被
覆電線12が強制的に差し込まれることにより、接続刃
が電線の被覆部分を貫いて芯線箇所に達し導通する作用
を生じる(尚、このモジュラージャックは蓋を閉止した
後、筒状のケース─図示せず─内に嵌め込まれる。)。
【0004】以上の説明から明らかなように、このモジ
ュラージャックに通信用ケーブルを接続するにあたって
は、先ず各被覆電線をモジュラージャックの溝の配列に
沿った所定のピッチに整列させておく作業が必要とな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この作業は、勘で行う
ことは困難であり、そのために図8に示す工具40が公
知であった。この工具40はブロックの表面に通信用ケ
ーブル10の各被覆電線12を挿入するための孔41を
整列を希望するピッチで配した構成よりなり、各被覆電
線をこれらの孔に挿入することにより各被覆電線を所定
のピッチに整列させる作用を生じる。
【0006】しかしながら、この工具は孔に通信用ケー
ブルの各被覆電線を一々挿入しなければならないので、
挿入が難しいことも相まって整列作業に時間を要する問
題があった。一方、この孔は通信用ケーブルの各被覆電
線の外径に対応したものであることより極めて微細であ
り、プラスチック等を用いて工具を射出成形することが
困難であり、金属のブロックに孔を穿設して工具を製作
せざるを得ず、製作コストが嵩む問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は以上の従来技
術の問題点を解消した整線工具を提供することを目的と
して創作されたものであり、工具の表面に通信用ケーブ
ルの外装部分を嵌め込むための溝を設けると共に、この
溝の先端に各被覆電線を嵌め込むための溝を所定のピッ
チで設けたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の具体的実施例を
添付図面に基づいて説明する。図1はこの発明の整線工
具の第1実施例を示す図であり、ここでは8本の被覆電
線を有する通信用ケーブル用の工具を想定している。こ
の実施例においてはプラスチック製の矩形のブロックを
もって工具本体1とし、この工具本体1の表面に通信用
ケーブル10の外装部分11を嵌め込むための溝2を設
けると共に、この溝2の先端から工具本体の端面にかけ
て各被覆電線12(12A、12B、12C、12D、
12E、12F、12G、12H)を嵌め込むための溝
3(3A、3B、3C、3D、3E、3F、3G、3
H)を設けており、溝3のピッチはモジュラージャック
への通信用ケーブルの結線にあたって要求される各被覆
電線のピッチに合致させている。
【0009】図2はこの発明の整線工具の使用方法を示
す図である。この工具の使用にあたっては、通信用ケー
ブル10の外装11の先端部分を剥いで各被覆電線12
を露出させた後、先ず、外装11箇所を工具本体1の溝
2に指先で押し込んで嵌め込み、ついで各被覆電線12
を指先で対応する各溝3まで押し開き更に押し込んで嵌
め込む。そして、今度は通信用ケーブル10を、溝2に
嵌め込んだ外装11箇所から静かに引き上げることによ
り、溝3に嵌め込んだ各被覆電線12も引き上げ、各被
覆電線が所定のピッチに整列した通信用ケーブルを得
る。
【0010】図3はこの発明の整線工具の第2実施例を
示す図であり、ここでは前出のモジュラージャックの蓋
33を本体30に圧着するためのプライヤー20の一面
にこの発明を実施している。このプライヤー20はプラ
スチックにより成形されるものであり、先端に顎片21
Aを有する固定部材21の後方に、やはり先端に顎片2
1Bを有する弾性可撓部材22の後方を固着すると共
に、固定部材21の先端近くに突設したピン24を軸に
上下に揺動するレバー23を弾性可撓部材22上に配
し、このレバー23の押し下げによる梃作用により、そ
の突出部23Aをもって弾性可撓部材22を固定部材2
1側に押圧し、もって顎片21A及び21Bを閉じて顎
片間に銜えたモジュラージャックの蓋33及び本体30
を圧着する作用を生じる(図5参照)。
【0011】そして、上記のプライヤー20の固定部材
21の下面には通信用ケーブル10の外装部分11を嵌
め込むための溝25を設けると共に、この溝25の先端
から固定部材21の後端面にかけて各被覆電線12を嵌
め込むための溝26を設けており、溝26のピッチはモ
ジュラージャックへの通信用ケーブルの結線にあたって
要求される各被覆電線のピッチに合致させている(図4
参照)。
【0012】
【発明の効果】以上の構成よりなるこの発明の整線工具
は次の特有の効果を奏する。 通信用ケーブルの外装箇所を工具の溝に指先で押し込
んで嵌め込み、ついで各被覆電線を指先で対応する各溝
まで押し開き更に押し込んで嵌め込むだけで、整列作業
が完了するので、微細な孔に被覆電線を一々挿入しなけ
ればならなかった従来技術の整線工具に比し誰でも容易
に格段に早い時間で整列作業を実行することが可能とな
る。
【0013】従来技術の整線工具のような微細な孔を
採用しないで、溝を採用しているので型抜きが容易であ
り、プラスチックを用いて射出成形により工具を製作す
ることができるので、金属に微細な孔を穿設して製作し
ていた従来技術の整線工具に比し極めて低いコストで製
作することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の整線工具の要部の斜視図。
【図2】同上、使用状態を示す要部の斜視図。
【図3】この発明の整線工具の異なる実施例の一部切り
欠き側面図。
【図4】同上、底面図。
【図5】同上、使用状態を示す一部切り欠き側面図。
【図6】プラグの斜視図。
【図7】モジュラージャックの要部の斜視図。
【図8】従来技術の整線工具の斜視図。
【符号の説明】
1 工具本体 2 溝 3 溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の被覆電線を外装内に収容した通
    信用ケーブルの先端に露出させた各被覆電線を、所定の
    ピッチに整列させるための工具にして、工具の表面に通
    信用ケーブルの外装部分を嵌め込むための溝を設けると
    共に、この溝の先端に各被覆電線を嵌め込むための溝を
    所定のピッチで設けたことを特徴とする通信用ケーブル
    の整線工具。
  2. 【請求項2】 先端に顎片を有する固定部材の後方に、
    やはり先端に顎片を有する弾性可撓部材の後方を固着す
    ると共に、固定部材の先端近くに突設したピンを軸に上
    下に揺動するレバーを弾性可撓部材上に配し、このレバ
    ーの押し下げによる梃作用により、その突出部をもって
    弾性可撓部材を固定部材側に押圧し、もって顎片同士を
    閉じるプライヤーの一面に、複数本の被覆電線を外装内
    に収容した通信用ケーブルの外装部分を嵌め込むための
    溝を設けると共に、この溝の先端に各被覆電線を嵌め込
    むための溝を所定のピッチで設けたことを特徴とする通
    信用ケーブルの整線工具。
JP9269175A 1997-09-17 1997-09-17 通信用ケーブルの整線工具 Pending JPH1197150A (ja)

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JP9269175A JPH1197150A (ja) 1997-09-17 1997-09-17 通信用ケーブルの整線工具

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JPH1197150A true JPH1197150A (ja) 1999-04-09

Family

ID=17468730

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JP9269175A Pending JPH1197150A (ja) 1997-09-17 1997-09-17 通信用ケーブルの整線工具

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JP (1) JPH1197150A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103259151A (zh) * 2013-04-15 2013-08-21 张向增 一种连接器的锡焊连接方法及其自动化焊接设备

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