JP6521483B2 - 分岐コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、幹線となる基幹ケーブルに分岐ケーブルを接続するための分岐コネクタに関する。
従来、基幹ケーブルから電力等を分岐するのに基幹ケーブルを接続した分岐端子台に丸型端子を圧着した分岐ケーブルの先端部をネジ固定する方法や、基幹ケーブルの途中の被覆部を剥ぎ取り、分岐ケーブルとともに圧着コネクタで圧着後にモールドケースで覆う方法がとられていたが、分岐スペースを大きくとり、また分岐接続作業に大きな工数がかかり、大変であった。
例えば、太陽光発電装置等の分野にては、発電された電力の幹線から多くの分岐ケーブルを用いて二次電池に接続する等、狭いスペースで多数の分岐接続作業が必要であることから、分岐接続スペースの省スペース化,作業効率の向上が要求されている。
特許文献1には、T字形状のトップカバーとボトムカバーとからなるソーラーケーブル用の分岐コネクタを開示するが、3本のケーブル線の先端部をネジ固定するものであり、基幹ケーブルを切断しなければ接続できなかったり、ネジ固定の接続作業も大変である。
特開2015−32371号公報
本発明は、分岐接続の作業性に優れ、省スペース化を図ることができる分岐コネクタの提供を目的とする。
本発明に係る分岐コネクタは、基幹ケーブルの途中外皮部を剥離した導線部を挟持保持するためのホールド部と、分岐ケーブルの芯線を電気接続するためのコンタクト部とを備えた分岐コネクタであって、開口部を有する本体部と前記本体部を塞ぐカバー部を有し、前記本体部の開口部から前方に先端部がそれぞれ突設したターミナルと押圧弾性部材とを有し、前記ターミナルと押圧弾性部材は相互に対向配置してあり、前記ホールド部は前記対向配置したターミナルと押圧弾性部材との先端側に形成し、後部側に前記コンタクト部を形成してあり、前記本体部の開口部とカバー部とで基幹ケーブルの外皮部を挟持するものであることを特徴とする。
本発明において、基幹ケーブルの導線部をホールドするために、ターミナルと、このターミナルに向けて基幹ケーブルの導線部を押圧するように押圧弾性部材を対向配置したものであれば、その構造に制限がない。
例えば、基幹ケーブルの導線部をホールド部に向けて押し込むだけで、安定保持できる態様としては、ホールド部は前記押圧弾性部材の一方の端部側を前記ターミナルの奥側に向けて斜めに折り返した折返部と、当該折返部の先端部を斜め外側に折り返し延在させた保持部とを有する態様が例として挙げられる。
本明細書では、ターミナルと押圧弾性部材との間を内側と表現し、ターミナルの中央部側を先端部に対する奥側と表現する。
本発明において、分岐ケーブルのコンタクト部は、分岐ケーブルの先端部の被覆部を剥がし、芯線を接続できるものであれば、その構造に制限はない。
例えば、分岐ケーブルの先端側を差し込むだけで接続でき、また解除可能な抜け止め機構を設けた態様としては、コンタクト部は前記押圧弾性部材の他方の端部側を前記ターミナル側に向けてそれぞれ折り返した接触部と分岐ケーブルの抜け止め用の係止部とを有し、
前記係止部は係止解除部材により係止解除可能になっている態様が例として挙げられる。
本発明に係る分岐コネクタを用いると、基幹ケーブルの途中の外皮部を剥離するだけで露出した導線部をホールド部に挟持保持させ、ハウジングの本体部とカバー部にて外皮部を挟持保持することができる。
次に、分岐ケーブルの芯線をコンタクト部に接続するだけで分岐接続できるので、基幹ケーブルに複数の分岐コネクタを並列的に接続できるので、省スペースであり作業性にも優れる。
本発明に係る分岐コネクタの構造例を示し、(a)は基幹ケーブル及び分岐ケーブルの接続前、(b)は基幹ケーブルの導線部をホールド部に保持させ分岐ケーブルを差し込み接続した状態を示す。 (a)はハウジングの本体部にカバー部を取り付け接続完了した状態、(b)は基幹ケーブルを接続せずにカバー部を本体部に取り付けた状態を示す。 (a)は図1(a)を反対側から見た状態を示し、(b)はターミナルと押圧弾性部材の構造例を示す。 分岐コネクタの断面図を示し、(a)はケーブル接続前、(b)は基幹ケーブルを接続した状態、(c)は分岐ケーブルを接続した状態を示す。 分岐コネクタに基幹ケーブル及び分岐ケーブルを接続した状態の断面図を示す。
本発明に係る分岐コネクタの構造例を以下図面に基づいて説明するが、本発明はこれに限定されない。
本発明に係る分岐コネクタは、図1に示すようにハウジング10の内部にターミナル20と押圧弾性部材30とを対向配置してあり、その状態を図3(b)に示してある。
ハウジング10は、開口部を有する本体部11と、この本体部11の開口部を塞ぐカバー部12を有し、本実施例では本体部11とカバー部12とを回動自在にヒンジ部13にて連結した例になっているが、カバー部を本体部から分離させてあってもよい。
本体部11の開口部と反対側の後部には、分岐ケーブルを挿入接続するための分岐ケーブル挿入孔部11cを有する。
本体部11の内部には、図4に断面図を示すように本体部11の開口部から後方の分岐ケーブル挿入孔部11c側に向けてターミナル装着部11aと、押圧弾性部材装着部11bを有し、この装着部に図4(b)に示すようにターミナル20と押圧弾性部材30とを対向配置させるように、それぞれ装着してある。
ターミナル装着部11a及び押圧弾性部材装着部11bは、本体部11の開口部から前方に突設させことで、この部分に装着したターミナル20と押圧弾性部材30の一方の端部側に基幹ケーブル1の外皮部1aを剥離し、露出させた導線部1bを押し込み保持するためのホールド部Hを形成してある。
本体部11とカバー部12の基幹ケーブル1に沿った両側の側壁は、基幹ケーブル1の側部を呑み込むための半円状の切欠部を形成するとともに、外皮部1aを挟持する挟持片部11d,12aを有する。
これにより、図2に示すようにカバー部12を本体部11の開口部に向けて閉じると、基幹ケーブル1の外皮部1aの外周部を挟持保持する。
本実施例では、本体部とカバー部のうち一方に爪部11eを設け、他方に被係止孔12bを設けた係止ロック構造を有している。
図2(b)は参考として、基幹ケーブル1を省略した状態を示してある。
次に、ターミナル20及び押圧弾性部材30の具体的な構造例を図3(b)に基づいて説明する。
ターミナル20は、銅合金等の板材をプレス成形し、製作してある。
ホールド部Hとなる一方の端部側に基幹接続部21を有し、他方の端部側にコンタクト部Cとなる分岐接続部22を有する。
基幹接続部21側には、ターミナルの両側の側部21bを延在させ、その先を先端側に側面視でL字状に延在させた補助片部21aを有する。
これにより、ターミナル20の一方の端部に側面視で略コ字形状のホールド部Hが形成され、この部分に基幹ケーブル1の導線部1bを挿入した状態で後述する押圧弾性部材30にて、この1bの側部を基幹接続部21側に向けて押圧するので、挟持安定性に優れる。
ターミナル20の他方の端部の分岐接続部22も両側に側壁部22aを形成し、その内側に分岐ケーブル2の芯線2bを保持しやすくなっている。
押圧弾性部材30は、バネ弾性を有する板材を用いてプレス成形してある。
押圧弾性部材30のホールド部側となる一方の端部側は、ターミナル側に向けた内側奥方向に斜めに折り返した折返部31と、その先をさらに斜め外側に折り返し延在させた弾性の保持部31aを有する。
このようにすると、図4及び図5に示すように基幹ケーブル1の導線部1bをホールド部Hに差し込む際に、折返部31の斜面に沿って導線部1bが押し込まれるので、折返部31が外側に開くので押し込みやすい。
また、導線部1bをホールド部Hに押し込んだ後は、導線部1bの外周部に当接した保持部31aは、その先端が外側に開くように斜めになっているので、弾性力にて導線部1bを奥側に向けて押し込むように保持することから、導線部1bの保持安定性に優れる。
本実施例では、基幹接続部21の内側に2つの突起部21cを形成することでも、導線部1bを保持しやすくなっている。
押圧弾性部材30のコンタクト部C側は、ターミナル側に向けて折り返した弾性を有する接触部32と、先端部が奥側に向くように斜めに折り返した係止部33を有する。
これにより接触部32は、その弾性力にて分岐ケーブル2の芯線1bをターミナル側に向けて押圧し、係止部33の先端部が芯線1bの側部にくい込み、抜け止めとして機能する。
本実施例では、分岐ケーブル挿入孔部11cの側壁部に、図3(a)に示すようにスライド保持部11dを有し、このスライド保持部11dに係止解除部材40をスライド保持させてある。
これにより、図4に示すように分岐ケーブル2の芯線2bをコンタクト部Cに差し込み挿入するだけで電気接続できるとともに、図5に示すように係止解除部材40を押し込むだけで係止部33の係止を解除することができ、分岐ケーブルを抜き取ることができる。
1 基幹ケーブル
1a 外皮部
1b 導線部
2 分岐ケーブル
2a 被覆部
2b 芯線
10 ハウジング
11 本体部
11a ターミナル装着部
11b 押圧弾性部材装着部
11c 分岐ケーブル挿入孔部
12 カバー部
13 ヒンジ部
20 ターミナル
21 基幹接続部
22 分岐接続部
30 押圧弾性部材
31 折返部
31a 保持部
32 接触部
33 係止部
40 係止解除部材
C コンタクト部
H ホールド部

Claims (3)

  1. 基幹ケーブルの途中外皮部を剥離した導線部を挟持保持するためのホールド部と、分岐ケーブルの芯線を電気接続するためのコンタクト部とを備えた分岐コネクタであって、
    開口部を有する本体部と前記本体部を塞ぐカバー部を有し、
    前記本体部の開口部から前方に先端部がそれぞれ突設したターミナルと押圧弾性部材とを有し、
    前記ターミナルと押圧弾性部材は相互に対向配置してあり、
    前記ホールド部は前記対向配置したターミナルと押圧弾性部材との先端側に形成し、後部側に前記コンタクト部を形成してあり、
    前記本体部の開口部とカバー部とで基幹ケーブルの外皮部を挟持するものであることを特徴とする分岐コネクタ。
  2. 前記ホールド部は前記押圧弾性部材の先端側を内側であって、その奥側に向けて斜めに折り返した折返部と、当該折返部の先端部を斜め外側に折り返し延在させた保持部とを有することを特徴とする請求項記載の分岐コネクタ。
  3. 前記コンタクト部は前記押圧弾性部材の後部側を前記ターミナル側に向けてそれぞれ折り返した接触部と分岐ケーブルの抜け止め用の係止部とを有し、
    前記係止部は係止解除部材により係止解除可能になっていることを特徴とする請求項1又は2記載の分岐コネクタ。
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