JPH1197104A - 液密コネクタ及びその組立て方法 - Google Patents

液密コネクタ及びその組立て方法

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JPH1197104A
JPH1197104A JP25357397A JP25357397A JPH1197104A JP H1197104 A JPH1197104 A JP H1197104A JP 25357397 A JP25357397 A JP 25357397A JP 25357397 A JP25357397 A JP 25357397A JP H1197104 A JPH1197104 A JP H1197104A
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JP
Japan
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liquid
wire
bundle
housing
electric wire
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JP25357397A
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Yoshihiro Murakami
好弘 村上
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない工数で容易に組付けが行え、部材コス
トを低減することができるとともに、電気接触不良の生
じる虞れの無い液密コネクタを得る。 【解決手段】 一端を液封入ケースの内側に開口すると
ともに他端を液封入ケースの外側に開口するハウジング
1と、電線3の挿通孔37を有するゴムパッキン35と
を具備し、挿通孔37に電線3を挿通したゴムパッキン
35をハウジング1の液封入ケース内側の開口に嵌着し
てこの開口と電線3との間をシールし、液封入ケースに
穿設した貫通穴にハウジング1を液密にシールして取付
け、電線3の導線束47に接続した端子7をハウジング
1からケースの外側へ水密に露出する液密コネクタ51
において、電線3の導線束47と、導線束47の外周を
覆う絶縁被覆43との間に紫外線硬化型嫌気性接着剤を
充填硬化させて、導線束47と絶縁被覆43との間及び
導線同士の間を液密にシールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体を封入したケ
ースのコネクタ取付け用貫通穴にハウジングを取り付
け、ケース内に設けた電線をこのハウジング内に導入
し、この電線端末の導線束に接続した端子をハウジング
からケースの外側へ液密に露出する液密コネクタ及びそ
の組立て方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の自動変速機では、変速機ケース
の内側に設けたソレノイドバルブや各種センサなどの電
線を、変速機ケースに穿設したコネクタ取付け用貫通穴
に取り付けた液密コネクタを介して変速機ケース外部の
制御ユニットなどへ接続している。変速機ケースの内側
には変速装置を潤滑するオイルが封入してあるため、液
密コネクタは、変速機ケース内のオイルが外部へ漏れ出
すことの無いようにして、変速機ケースの内側と外側と
の電線を接続しなければならない。
【0003】この種の液密コネクタの一つに、コネクタ
のハウジング内に樹脂を充填することで、変速機ケース
内のオイル漏れを防止したものがある。この液密コネク
タは、一端を変速機ケースの内側に開口するとともに他
端を変速機ケースの外側に開口する筒状のハウジング
と、電線の挿通孔を有してこのハウジングの変速機ケー
ス内側の開口に嵌着するゴムパッキンと、電線の導線束
に圧着した端子の圧入孔を有するとともにハウジングの
変速機ケース外側の開口に嵌着するインナプレートと、
ハウジング内のゴムパッキンとインナプレートとの間の
空間に充填される樹脂と、ハウジングの外周溝に装着し
たOリングとにより概略構成してある。
【0004】この液密コネクタを組立てるには、電線の
導線束に端子を圧着し、この端子をインナプレートに圧
入後、インナプレートをハウジングの変速機ケース外側
の開口に嵌着し、電線にゴムパッキンを挿通した後、こ
のゴムパッキンをハウジングの変速機ケース内側の開口
に嵌着し、液体の樹脂(エポキシ系樹脂)をハウジング
の変速機ケース外側の開口から注入してハウジング内の
ゴムパッキンとインナプレートとの間の空間に充填し、
その後、樹脂を加熱して固める。
【0005】このようにして組立てた液密コネクタは、
ハウジングの外周溝に装着したOリングを、変速機ケー
スに穿設したコネクタ取付け用貫通穴に密着させて、固
定プレートを介して変速機ケースの外側に固定して取り
付ける。
【0006】この液密コネクタによれば、ハウジング内
で露出する電線の導線束が、ゴムパッキンとインナプレ
ートとの間に充填された樹脂により封止されるので、変
速機ケース内から電線の導線束を伝わって、変速機ケー
ス外へ流出しようとするオイルの漏れを確実に防止する
ことができた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の液密コネクタでは、端子を圧入したインナプレ
ートをハウジングの変速機ケース外側の開口に嵌着し、
ゴムパッキンをハウジングの変速機ケース内側の開口に
嵌着した後に、液体のエポキシ系樹脂をハウジングの変
速機ケース外側の開口から注入し、更に、エポキシ系樹
脂を硬化させるための加熱が必要であったため、作業工
数の多くなる問題があった。そして、エポキシ系樹脂
を、インナプレートに形成した小さな注入用開口部から
数回にわたり繰り返して充填する必要があるため、手間
がかかり、組み付け作業性が悪いとともに、注入不足や
気泡の混入が発生し易く、封止構造が不完全となって、
オイル漏れを発生させる虞れがあった。また、ハウジン
グ内の中空部に充填するため、多量のエポキシ系樹脂が
必要となり、部材コストを増大させた。更に、注入作業
中に、エポキシ系樹脂が端子の電気接触部に付着すれ
ば、電気接触不良を生じさせる虞れがあった。本発明は
上記状況に鑑みてなされたもので、少ない工数で容易に
組付け作業が行え、しかも、部材コストを低減すること
ができるとともに、電気接触不良の生じる虞れの無い液
密コネクタ及びその組立て方法を提供し、液密コネクタ
における作業性の向上、製造コストの低減、信頼性の向
上を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る液密コネクタの構成は、一端を液封入ケ
ースの内側に開口するとともに他端を液封入ケースの外
側に開口する筒状のハウジングと、電線の挿通孔を有す
るゴムパッキンとを具備し、前記挿通孔に前記電線を挿
通した前記ゴムパッキンを前記ハウジングの液封入ケー
ス内側の開口に嵌着して該開口と前記電線との間をシー
ルし、前記液封入ケースに穿設した貫通穴に前記ハウジ
ングを液密にシールして取付け、前記電線の導線束に接
続した端子を前記ハウジングからケースの外側へ水密に
露出する液密コネクタにおいて、前記電線の導線束と、
該導線束の外周を覆う絶縁被覆との間に紫外線硬化型嫌
気性接着剤を充填硬化させて前記導線束と前記絶縁被覆
との間及び導線同士の間を液密にシールしたことを特徴
とするものである。また、本発明に係る液密コネクタの
組立て方法は、一端を液封入ケースの内側に開口すると
ともに他端を液封入ケースの外側に開口する筒状のハウ
ジングと、電線の挿通孔を有するゴムパッキンとを具備
し、前記電線の導線束と、該導線束の外周を覆う絶縁被
覆との間及び導線同士の間を液密にシールし、前記挿通
孔に前記電線を挿通した前記ゴムパッキンを前記ハウジ
ングの液封入ケース内側の開口に嵌着して該開口と前記
電線との間をシールする液密コネクタの組立て方法であ
って、前記絶縁被覆を切除して電線端末に前記導線束を
露出させ、該導線束に端子を接続した後、該導線束の露
出部分に紫外線硬化型嫌気性接着剤を塗布することによ
り毛管現象によって前記導線束と絶縁被覆との間及び前
記導線同士の間に該紫外線硬化型嫌気性接着剤を吸い込
ませることを特徴とするものである。更に、本発明に係
る液密コネクタの組立て方法は、前記絶縁被覆を切除し
て電線端末に前記導線束を露出させ、露出した該導線束
の先端以外に前記紫外線硬化型嫌気性接着剤を塗布する
ことにより毛管現象によって前記導線束と絶縁被覆との
間及び前記導線同士の間に該紫外線硬化型嫌気性接着剤
を吸い込ませた後、前記導線束の先端に前記端子を接続
することを特徴とするものであってもよい。
【0009】このように構成した液密コネクタでは、電
線内に紫外線硬化型嫌気性接着剤が流入して、電線内が
シールされ、従来の液密コネクタのように、ハウジング
内の全体に多量の樹脂を充填する必要がなくなり、数滴
の紫外線硬化型嫌気性接着剤で電線の内部がシール可能
になる。また、本発明に係る液密コネクタの組立て方法
では、導線束に端子が接続された後、紫外線硬化型嫌気
性接着剤が塗布され、端子接続された導線束の露出部分
が紫外線硬化型嫌気性接着剤によって被覆されることが
ない。更に、紫外線硬化型嫌気性接着剤を注入した後に
端子を接続する組立て方法では、予め紫外線硬化型嫌気
性接着剤が導線束に塗布され、その後に端子が導線束に
接続されるので、後の塗布作業によって、紫外線硬化型
嫌気性接着剤が電気接触部などへ付着する心配がない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る液密コネクタ
及びその組立て方法の好適な実施の形態を図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明に係る液密コネクタの
断面図、図2は図1に示した液密コネクタの正面図、図
3は図1に示したインナプレートの斜視図、図4は紫外
線硬化型嫌気性接着剤の充填された電線の断面図、図5
は図1に示した電線への紫外線硬化型嫌気性接着剤の充
填手順例を示す説明図である。
【0011】ハウジング1の一端には、電線3を挿通す
るための導入口5を、他端には接続端子7を配設するた
めの端子口9とを形成してある。端子口9には、不図示
の相手方コネクタとの位置決めを行うための凸杆11を
突設してある。ハウジング1の内部には、導入口5と端
子口9とを連通する連通孔13を形成してある。ハウジ
ング1は、不図示の液封入ケースに穿設した貫通穴に挿
入して取り付けた際、一端の導入口5が液封入ケースの
内側に開口するとともに、他端の端子口9が液封入ケー
スの外側に開口する。
【0012】端子口9には端子7を挿通状態で保持する
インナープレート15を装着してある。インナープレー
ト15は、上下に位置決め用の係止片17a、17bを
形成してある。一方、ハウジング1の内周には、係止片
17aに係止する凸部19a、及びインナープレート1
5がハウジング1内でガタ付くのを防止する凸部19b
を形成してある。
【0013】インナープレート15は、端子7の数に対
応した圧入孔21を有している。圧入孔21には、挿入
した端子7を抜け止めする弾性係止片23を設けてあ
る。また、図3に示すように、インナープレート15に
は、端子7を位置決めする凹部25を形成してある。凹
部25には段部27を設けてあり、段部27は端子7の
不図示の突起と係合し、ハウジング1内への圧入の際、
端子7が圧入孔21から押し出されるのを防止してい
る。インナープレート15の側面には溝29を形成して
あり、溝29はハウジング1内に形成した不図示の凸部
と係合してインナープレート15の挿入を案内する。
【0014】インナープレート15のハウジング1側の
対向面には、抜止凸片31を突設してあり、抜止凸片3
1は長穴33を有している。一方、ハウジング1の内周
には、長穴33に係合する不図示の係合部を形成してあ
る。従って、インナープレート15は、端子口9側から
進入すると、抜止凸片31が弾性変形して、長穴33を
ハウジング1の内周の係合部に係合させ、この係合部に
案内されて所定位置に装着されるようになっている。
【0015】導入口5には、ゴムパッキン35を装着し
てある。ゴムパッキン35には、電線3に対応した数の
挿通孔37を穿設してあり、挿通孔37の内径は電線3
の外径より小さく形成してある。また、ゴムパッキン3
5の外径は、導入口5の内径より大きく形成してある。
従って、ゴムパッキン35は、挿通孔37に電線3を挿
通した状態で、導入口5に挿入することで、電線3と導
入口5との間を液密にシールするようになっている。
【0016】ハウジング1の外周には、周溝39を形成
してある。この溝39にはOリング41を嵌入してあ
る。Oリング41は、ハウジング1を不図示の液封入ケ
ースに穿設した貫通穴に挿入して取り付けた際、貫通穴
の内周に密接して、この貫通穴とハウジング1との間を
液密にシールする。
【0017】図4に示すように、電線3は、端末の絶縁
被覆43を切除して、複数の導線45からなる導線束4
7を露出させてある。この導線束47には、端子7の圧
着部7aを圧着接続してある。電線3の絶縁被覆43の
内側には、端末から所定の距離に亘って、紫外線硬化型
嫌気性接着剤49を充填硬化させてある。従って、導線
束47と絶縁被覆43との間及び導線45同士の間は、
この紫外線硬化型嫌気性接着剤49によって液密にシー
ルされている。これにより、液封入ケースの内側から、
導線45を伝わって絶縁被覆43内に入ったオイルは、
液封入ケースの外側への漏れが防止されるようになって
いる。
【0018】次に、このように構成される液密コネクタ
51の組立て方法を説明する。先ず、電線3の端末で露
出した導線束47に端子7の圧着部7aを圧着し、端子
7を電線3に圧着する。次いで、図5の(A)に示すよ
うに、圧着部7aの近傍で露出する導線束47に紫外線
硬化型嫌気性接着剤49を塗布する。導線束47に塗布
された紫外線硬化型嫌気性接着剤49は、毛管現象によ
り、電線3の絶縁被覆43内へ吸い込まれる。電線3内
に入った紫外線硬化型嫌気性接着剤49は、空気の無い
状態で硬化を始める。電線3外の紫外線硬化型嫌気性接
着剤49については、紫外線照射を行うか、或いは加熱
することにより短時間で硬化させる。
【0019】電線3をハウジング1に挿通し、インナー
プレート15を端子口9側から装着する。次いで、導入
口5側から引き出した電線3をゴムパッキン35の挿通
孔37に挿入し、このゴムパッキン35をハウジング1
の導入口5に装着する。このようにして組立てた液密コ
ネクタ51は、不図示の液封入ケースに穿設した貫通穴
にハウジング1を挿入し、外周に装着したOリング41
を貫通穴の内周に密接するとともに、不図示の固定板を
介してハウジング1を液封入ケースに固定することで、
液封入ケースへの取付けを完了させる。
【0020】この液密コネクタ51では、ハウジング1
と、液封入ケースの貫通穴との間をOリング41でシー
ルし、ハウジング1の導入口5と電線3との間をゴムパ
ッキン35でシールし、電線3内に紫外線硬化型嫌気性
接着剤49を充填することで、絶縁被覆43と導線束4
7との間及び導線45同士の間をシールしたので、液封
入ケースの内側から外側への連通路が全てシールされ、
液封入ケース内からのオイルの漏れが防止されることに
なる。
【0021】従って、この液密コネクタ51によれば、
導線束47に塗布した紫外線硬化型嫌気性接着剤49を
毛管現象により電線3内に吸い込ませて、電線3内をシ
ールするので、従来の液密コネクタのように、ハウジン
グ内の全体に多量の樹脂を充填する必要がなくなり、数
滴の紫外線硬化型嫌気性接着剤49で電線3の内部をシ
ールすることができる。そして、この液密コネクタ51
は、滴下により紫外線硬化型嫌気性接着剤49の注入が
行えるので、複数回の注入が必要であった従来の液密コ
ネクタに比べて、自動化への対応も容易に可能にする。
【0022】また、この液密コネクタ51の組立て方法
によれば、導線束47に端子7を接続した後、導線束4
7の露出部分に紫外線硬化型嫌気性接着剤49を塗布す
るので、端子7に接続された導線束47の露出部分が紫
外線硬化型嫌気性接着剤49によって被覆されることが
なく、端子7の圧着部7aと導線束47との接触性を阻
害せずに、組立てを行うことができる。
【0023】なお、本発明に係る液密コネクタ51の組
立て方法は、上述の手順とは逆に、端子7を導線束47
に圧着接続する前に、図5(B)に示すように、電線3
の端末で露出した導線束47の先端以外の部分(矢印a
−a方向の部分)に紫外線硬化型嫌気性接着剤49を塗
布し、この紫外線硬化型嫌気性接着剤49を毛管現象に
より電線3の内部に吸い込ませた後、紫外線硬化型嫌気
性接着剤49の被覆されていない導線束47の先端に、
端子7の圧着部7aを圧着するものであってもよい。こ
の組立て方法によれば、端子7を接続する前に、予め紫
外線硬化型嫌気性接着剤49を塗布してしまうので、端
子7の電気接触部7bなどへの紫外線硬化型嫌気性接着
剤49の付着を防止することができる。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る液密コネクタによれば、電線内に紫外線硬化型嫌気性
接着剤を流入させて、電線内をシールするので、従来の
液密コネクタのように、ハウジング内の全体に多量の樹
脂を充填する必要がなく、数滴の紫外線硬化型嫌気性接
着剤で電線の内部をシールすることができる。この結
果、少ない工数で容易に組付け作業が行え、しかも、部
材コストを低減することができるとともに、電気接触不
良の生じることがなく、液密コネクタにおける作業性の
向上、製造コストの低減、信頼性を向上させることがで
きる。また、本発明に係る液密コネクタの組立て方法に
よれば、導線束に端子を接続した後、紫外線硬化型嫌気
性接着剤を塗布するので、端子が接続された導線束の露
出部分が紫外線硬化型嫌気性接着剤によって被覆される
ことがなく、圧着部と導線束との接触性を阻害せずに、
組立てを行うことができる。更に、紫外線硬化型嫌気性
接着剤を注入した後に端子を接続する組立て方法によれ
ば、予め紫外線硬化型嫌気性接着剤を塗布するので、端
子の電気接触部などへの紫外線硬化型嫌気性接着剤の付
着を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液密コネクタの断面図である。
【図2】図1に示した液密コネクタの正面図である。
【図3】図1に示したインナプレートの斜視図である。
【図4】紫外線硬化型嫌気性接着剤の充填された電線の
断面図である。
【図5】図1に示した電線への紫外線硬化型嫌気性接着
剤の充填手順例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 3 電線 7 端子 35 ゴムパッキン 37 挿通孔 43 絶縁被覆 45 導線 47 導線束 49 紫外線硬化型嫌気性接着剤 51 液密コネクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端を液封入ケースの内側に開口すると
    ともに他端を液封入ケースの外側に開口する筒状のハウ
    ジングと、電線の挿通孔を有するゴムパッキンとを具備
    し、 前記挿通孔に前記電線を挿通した前記ゴムパッキンを前
    記ハウジングの液封入ケース内側の開口に嵌着して該開
    口と前記電線との間をシールし、前記液封入ケースに穿
    設した貫通穴に前記ハウジングを液密にシールして取付
    け、前記電線の導線束に接続した端子を前記ハウジング
    からケースの外側へ水密に露出する液密コネクタにおい
    て、 前記電線の導線束と、該導線束の外周を覆う絶縁被覆と
    の間に紫外線硬化型嫌気性接着剤を充填硬化させて前記
    導線束と前記絶縁被覆との間及び導線同士の間を液密に
    シールしたことを特徴とする液密コネクタ。
  2. 【請求項2】 一端を液封入ケースの内側に開口すると
    ともに他端を液封入ケースの外側に開口する筒状のハウ
    ジングと、電線の挿通孔を有するゴムパッキンとを具備
    し、 前記電線の導線束と、該導線束の外周を覆う絶縁被覆と
    の間及び導線同士の間を液密にシールし、前記挿通孔に
    前記電線を挿通した前記ゴムパッキンを前記ハウジング
    の液封入ケース内側の開口に嵌着して該開口と前記電線
    との間をシールする液密コネクタの組立て方法であっ
    て、 前記絶縁被覆を切除して電線端末に前記導線束を露出さ
    せ、該導線束に端子を接続した後、該導線束の露出部分
    に紫外線硬化型嫌気性接着剤を塗布することにより毛管
    現象によって前記導線束と絶縁被覆との間及び前記導線
    同士の間に該紫外線硬化型嫌気性接着剤を吸い込ませる
    ことを特徴とする液密コネクタの組立て方法。
  3. 【請求項3】 前記絶縁被覆を切除して電線端末に前記
    導線束を露出させ、露出した該導線束の先端以外に前記
    紫外線硬化型嫌気性接着剤を塗布することにより毛管現
    象によって前記導線束と絶縁被覆との間及び前記導線同
    士の間に該紫外線硬化型嫌気性接着剤を吸い込ませた
    後、前記導線束の先端に前記端子を接続することを特徴
    とする請求項2記載の液密コネクタの組立て方法。
JP25357397A 1997-09-18 1997-09-18 液密コネクタ及びその組立て方法 Pending JPH1197104A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7196268B2 (en) * 2004-08-17 2007-03-27 Ilsco Corporation Self sealing electrical connector

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7196268B2 (en) * 2004-08-17 2007-03-27 Ilsco Corporation Self sealing electrical connector

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