JPH1196866A - 多光軸光電センサ - Google Patents
多光軸光電センサInfo
- Publication number
- JPH1196866A JPH1196866A JP9258193A JP25819397A JPH1196866A JP H1196866 A JPH1196866 A JP H1196866A JP 9258193 A JP9258193 A JP 9258193A JP 25819397 A JP25819397 A JP 25819397A JP H1196866 A JPH1196866 A JP H1196866A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- diameter
- optical axis
- photoelectric sensor
- optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多光軸光電センサにおいて最小検出径をその
前面から容易に認識できるようにすること。 【解決手段】 多光軸光電センサの投光部1,受光部2
の双方又はいずれか一方の光が通過しない部分の表面に
表示部17を設け、最小検出径を直接表示する。こうす
ればテストロッドを用いて動作を確認する際に、誤りな
く動作確認を行うことができる。
前面から容易に認識できるようにすること。 【解決手段】 多光軸光電センサの投光部1,受光部2
の双方又はいずれか一方の光が通過しない部分の表面に
表示部17を設け、最小検出径を直接表示する。こうす
ればテストロッドを用いて動作を確認する際に、誤りな
く動作確認を行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は最小検出径の表示に
特徴を有する多光軸光電センサに関するものである。
特徴を有する多光軸光電センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来多光軸光電センサは、工作機械の前
面等に人体の進入を検出して装置を停止させるための安
全装置として使用されることが多い。従って多光軸光電
センサは最小検出物体の直径又は分解能を使用者が明確
に認識しておく必要がある。又安全装置として使用され
る場合には、毎日の始業時等に最小物体径を有するテス
トロッドを多光軸光電センサの投受光部の間に挿入し
て、正常に物体が検出されるかどうかを確認することが
行われている。
面等に人体の進入を検出して装置を停止させるための安
全装置として使用されることが多い。従って多光軸光電
センサは最小検出物体の直径又は分解能を使用者が明確
に認識しておく必要がある。又安全装置として使用され
る場合には、毎日の始業時等に最小物体径を有するテス
トロッドを多光軸光電センサの投受光部の間に挿入し
て、正常に物体が検出されるかどうかを確認することが
行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の多光
軸光電センサにおいては、最小検出物体の径は光軸の側
面等にラベル等によって表示されているが、使用状態に
よっては進入方向に対して背面側になるため、最小検出
径が確認できない状況になることがある。例えば複数の
多光軸光電センサを使用する場合には、点検の際どのテ
ストロッドを使用するかがわかりにくいため、取扱説明
書等で調べる必要があって手間がかかる。そのため誤っ
たテストロッドでテストを行い、検出性能が劣化に気づ
かず危険な状態に陥る可能性があるという問題点があっ
た。例えば最小検出物体径が15mmの多光軸光電セン
サの検出性能が25mmに劣化している場合に、作業者
が誤って直径25mmのテストロッドを用いて点検すれ
ば、正常に動作するため、その劣化に気づかないことが
考えられる。従って、例えば指等が工作機械の前面に入
った場合に動作せず、指を損傷してしまうという恐れが
あった。
軸光電センサにおいては、最小検出物体の径は光軸の側
面等にラベル等によって表示されているが、使用状態に
よっては進入方向に対して背面側になるため、最小検出
径が確認できない状況になることがある。例えば複数の
多光軸光電センサを使用する場合には、点検の際どのテ
ストロッドを使用するかがわかりにくいため、取扱説明
書等で調べる必要があって手間がかかる。そのため誤っ
たテストロッドでテストを行い、検出性能が劣化に気づ
かず危険な状態に陥る可能性があるという問題点があっ
た。例えば最小検出物体径が15mmの多光軸光電セン
サの検出性能が25mmに劣化している場合に、作業者
が誤って直径25mmのテストロッドを用いて点検すれ
ば、正常に動作するため、その劣化に気づかないことが
考えられる。従って、例えば指等が工作機械の前面に入
った場合に動作せず、指を損傷してしまうという恐れが
あった。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、最小検出物体径をユーザが見易
い場所に表示できるようにすることを目的とする。
なされたものであって、最小検出物体径をユーザが見易
い場所に表示できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は複数の投光素子
及び受光素子が夫々一列に配列された投光部及び受光部
を有し、複数の光軸を平行とし、最小検出径以上の径を
有する物体の遮光を検出する多光軸光電センサにおい
て、前記投受光部の少なくとも一方の光が通過しない部
分の表面に、最小検出径を含む多光軸光電センサの検出
能力に関する情報を表示する表示部を設けたことを特徴
とするものである。
及び受光素子が夫々一列に配列された投光部及び受光部
を有し、複数の光軸を平行とし、最小検出径以上の径を
有する物体の遮光を検出する多光軸光電センサにおい
て、前記投受光部の少なくとも一方の光が通過しない部
分の表面に、最小検出径を含む多光軸光電センサの検出
能力に関する情報を表示する表示部を設けたことを特徴
とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態による
光電センサを示す斜視図である。この実施の形態による
光電センサは図示のように投光部1と受光部2によって
構成される。受光部2は図2にその組立構成図を示すよ
うに、筐体11内に受光素子とレンズ、素子ホルダ及び
基板を一体化した光学部12を有しており、これが筐体
11の背後より取付けられる。又筐体の前面には細長い
環状のシール材13を配置し、更にレンズ及び光学フィ
ルタとなる樹脂製のカバー14を配置している。又筐体
11の上下はシール材15及び樹脂キャップ16を介し
て密封される。投光部1についても素子ホルダに投光素
子を取付ける点を除いてほぼ同様であるので、その説明
を省略する。
光電センサを示す斜視図である。この実施の形態による
光電センサは図示のように投光部1と受光部2によって
構成される。受光部2は図2にその組立構成図を示すよ
うに、筐体11内に受光素子とレンズ、素子ホルダ及び
基板を一体化した光学部12を有しており、これが筐体
11の背後より取付けられる。又筐体の前面には細長い
環状のシール材13を配置し、更にレンズ及び光学フィ
ルタとなる樹脂製のカバー14を配置している。又筐体
11の上下はシール材15及び樹脂キャップ16を介し
て密封される。投光部1についても素子ホルダに投光素
子を取付ける点を除いてほぼ同様であるので、その説明
を省略する。
【0007】さて本実施の形態では、投光部1,受光部
2の一方又は双方のカバー14の表面に表示部17を設
け、光軸の部分を除いて図1及び図3に示すようにこの
光電センサの最小光学径を表示する。この素子は最小光
学径の数値自体を表示してもよいが、例えば最小光学検
出直径が15mmであれば、図3(a)に示すように黒
色の三角形を互いに15mmの間隔で対向させて表示
し、且つφ15mmと表示してもよい。又同時に「TE
ST ROD」と表示してもよい。更に最小光学検出径
が25mmであれば、図3(b)に示すように黒色の三
角形を互いに25mmの間隔で対向させ、φ25mmと
表示してもよい。このような表示はパネル面に印刷して
もよく、又これと同一の印字したラベルをその表面に張
り付けてもよい。更に表面のカバー14に刻印したり、
又浮き彫り等の方法によって表示することができる。こ
のような表示内容は最小検出物体の直径又は半径に加え
て、最小検出物体の幅,光軸ピッチや応答時間等、多光
軸光電センサの検出能力に関する種々の情報を表示して
もよい。この場合、応答時間は光電センサ自体の応答時
間としてもよいが、検出の結果工作機械等が停止するま
での時間を表示するようにしてもよい。こうすれば点検
等においてテストロッドを挿入してその動作状態を確認
する際に、誤ったテストロッドを用いることがなく、確
実に動作確認をすることができる。
2の一方又は双方のカバー14の表面に表示部17を設
け、光軸の部分を除いて図1及び図3に示すようにこの
光電センサの最小光学径を表示する。この素子は最小光
学径の数値自体を表示してもよいが、例えば最小光学検
出直径が15mmであれば、図3(a)に示すように黒
色の三角形を互いに15mmの間隔で対向させて表示
し、且つφ15mmと表示してもよい。又同時に「TE
ST ROD」と表示してもよい。更に最小光学検出径
が25mmであれば、図3(b)に示すように黒色の三
角形を互いに25mmの間隔で対向させ、φ25mmと
表示してもよい。このような表示はパネル面に印刷して
もよく、又これと同一の印字したラベルをその表面に張
り付けてもよい。更に表面のカバー14に刻印したり、
又浮き彫り等の方法によって表示することができる。こ
のような表示内容は最小検出物体の直径又は半径に加え
て、最小検出物体の幅,光軸ピッチや応答時間等、多光
軸光電センサの検出能力に関する種々の情報を表示して
もよい。この場合、応答時間は光電センサ自体の応答時
間としてもよいが、検出の結果工作機械等が停止するま
での時間を表示するようにしてもよい。こうすれば点検
等においてテストロッドを挿入してその動作状態を確認
する際に、誤ったテストロッドを用いることがなく、確
実に動作確認をすることができる。
【0008】尚この実施の形態では透過型の多光軸光電
センサについて説明しているが、多光軸光電センサの投
光部と受光部の双方にこのような表示を行ってもよく、
又いずれか一方のみ行ってもよい。更に回帰反射型の多
光軸光電センサについても投受光器にこのような表示を
行うことによって容易に検出径等を認識することができ
る。
センサについて説明しているが、多光軸光電センサの投
光部と受光部の双方にこのような表示を行ってもよく、
又いずれか一方のみ行ってもよい。更に回帰反射型の多
光軸光電センサについても投受光器にこのような表示を
行うことによって容易に検出径等を認識することができ
る。
【0009】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、光電センサの表面に最小検出径が表示されるため、
検出物体の分解能を使用者が認識することができる。又
テストロッドを用いてその動作を確認する際にも、誤っ
た径のテストロッドを用いることがなく、その動作を確
実に確認することができるという効果が得られる。
ば、光電センサの表面に最小検出径が表示されるため、
検出物体の分解能を使用者が認識することができる。又
テストロッドを用いてその動作を確認する際にも、誤っ
た径のテストロッドを用いることがなく、その動作を確
実に確認することができるという効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態による多光軸光電センサを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】多光軸光電センサを構成する投光器の構成を示
す組立構成図である。
す組立構成図である。
【図3】光電センサの表面に表示される表示部を示す図
である。
である。
1 投光部 2 受光部 11 筐体 12 光学部 13,15 シール材 14 カバー 17 表示部
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の投光素子及び受光素子が夫々一列
に配列された投光部及び受光部を有し、複数の光軸を平
行とし、最小検出径以上の径を有する物体の遮光を検出
する多光軸光電センサにおいて、 前記投受光部の少なくとも一方の光が通過しない部分の
表面に、最小検出径を含む多光軸光電センサの検出能力
に関する情報を表示する表示部を設けたことを特徴とす
る多光軸光電センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9258193A JPH1196866A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 多光軸光電センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9258193A JPH1196866A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 多光軸光電センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1196866A true JPH1196866A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17316811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9258193A Pending JPH1196866A (ja) | 1997-09-24 | 1997-09-24 | 多光軸光電センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1196866A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013053912A (ja) * | 2011-09-02 | 2013-03-21 | Fujitec Co Ltd | エレベータ用センサの性能検査装置 |
DE202020103911U1 (de) * | 2020-07-07 | 2021-02-17 | Leuze Electronic Gmbh + Co. Kg | Optischer Sensor |
-
1997
- 1997-09-24 JP JP9258193A patent/JPH1196866A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013053912A (ja) * | 2011-09-02 | 2013-03-21 | Fujitec Co Ltd | エレベータ用センサの性能検査装置 |
DE202020103911U1 (de) * | 2020-07-07 | 2021-02-17 | Leuze Electronic Gmbh + Co. Kg | Optischer Sensor |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101230202B1 (ko) | 슬라이드 오정렬 검출 시스템 | |
EP0394048B1 (en) | Cartridge with liquid shield | |
US5426509A (en) | Device and method for detecting foreign material on a moving printed film web | |
WO2004027403A1 (en) | Chemochromic sensor and method for sensing a chemochromic reagent and test material | |
US5764367A (en) | Method and apparatus for measuring a position of a web or sheet | |
US6458596B1 (en) | Method for sensing the faulty positioning of an optically evaluatable test strip and a test strip therefor | |
JPH1196866A (ja) | 多光軸光電センサ | |
JP3451510B2 (ja) | 確認灯付き火災感知器 | |
JP4537568B2 (ja) | 漏液センサー | |
EP0189574A2 (en) | Color identifying device for multicolor ink ribbon | |
JP2545114Y2 (ja) | 光電スイッチ | |
EP0606770A2 (en) | A measuring-point member for optical measurement | |
JPH08327315A (ja) | 媒体検出装置 | |
JPH05278207A (ja) | 印刷における見当合せ方法及びその装置 | |
JP3863448B2 (ja) | 液量検知装置 | |
AU2017320467B2 (en) | Substance testing system and method | |
CN215799528U (zh) | 血培养检测机构 | |
JP2000263762A (ja) | 新聞紙面検査装置 | |
US4948982A (en) | Device for detecting a missing copy by detecting the presence or absence of a colored area on a surface | |
JP2001272306A (ja) | カラーフィルタの検査方法 | |
JPH09133568A (ja) | 液面計 | |
JPS61128108A (ja) | 光検出器 | |
JP2621961B2 (ja) | 原稿検知装置 | |
JP2609955B2 (ja) | ピストンリング逆揃え検出装置 | |
JP2511608Y2 (ja) | オイルレベルセンサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080218 |
|
FPAY | Renewal fee payment |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090218 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |