JPH1196100A - 通信装置および通信プログラム記憶媒体 - Google Patents

通信装置および通信プログラム記憶媒体

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JPH1196100A
JPH1196100A JP9255498A JP25549897A JPH1196100A JP H1196100 A JPH1196100 A JP H1196100A JP 9255498 A JP9255498 A JP 9255498A JP 25549897 A JP25549897 A JP 25549897A JP H1196100 A JPH1196100 A JP H1196100A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はネットワークを介して他の通信装置に
接続された通信装置、および、コンピュータシステムに
組み込まれてそのコンピュータシステムを通信装置とし
て動作させる通信プログラムが記憶されてなる通信プロ
グラム記憶媒体に関し、ネットワーク上に流れる情報の
有効利用を図る。 【解決手段】各ユーザ220a上の発言内容から抽出し
た、ユーザの状態220b、最終発言時刻220c、最
終発言内容220dを記録しておいて表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して1つ以上の他の通信装置と接続され、他の通信装置
から送られてきた文字メッセージを受信して表示すると
ともに、文字メッセージを入力し入力した文字メッセー
ジを他の通信装置に向けて送信する通信装置、およびコ
ンピュータシステムに組み込まれてそのコンピュータシ
ステムを上記の通信装置として動作させる通信プログラ
ムが記憶されてなる通信プログラム記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータは計算力や文書編集
といった個人の能力を補うことに寄与してきたが、近
年、コンピュータの処理能力が向上し、またインターネ
ットブームに見られるようにネットワークが普及し、コ
ンピュータを使って共同作業を支援しようという動きが
活発になってきている。
【0003】共同作業を行なう時に最も重要なことの一
つが、グループ内の意思疎通を円滑に行なえるようにす
ることである。従来も、電子メールやNetNewsの
形で意思疎通の円滑化は図られてきたが、今後は複数の
ユーザの端末をネットワークに常時接続しておき、それ
ら複数のユーザがネットワーク上でメッセージを常時交
換することのできるいわゆるチャット(おしゃべり、対
話)システムによる意思疎通が重要になると思われる。
チャットシステムのメリットは、テキストという文字ベ
ースでありながら、話言葉で気楽にメッセージのやりと
りができる点にあり、メールやニュースだけの環境に比
べてグループ間や部内間での意思疎通がはるかに円滑化
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
チャットシステムでは、そのチャットシステムを構築す
るネットワーク上に、例えば「会議のため離席しま
す」、「図書館に行きます」といったユーザの状態情報
等を含んだメッセージが流れても、それらのメッセージ
は他のメッセージと一体となって時間の経過とともに流
れ去り、せっかくのユーザ情報が消え失せてしまってい
る。このように、チャットシステムを採用することで意
思疎通の円滑化が図られる反面、ネットワーク上に流れ
る多くの情報は必ずしも有効利用されないでいるという
問題がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑み、ネットワーク
上に流れる情報の有効利用が図られたチャットシステム
を構築するのに好適な通信装置、およびコンピュータシ
ステムをそのチャットシステムを構築する通信装置とし
て動作させるのに好適な通信プログラムが記憶されてな
る通信プログラム記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の通信装置のうちの第1の通信装置は、ネットワーク
を介して1つ以上の他の通信装置と接続され、他の通信
装置から送られてきた文字メッセージを受信して表示す
るとともに、文字メッセージを入力し入力した文字メッ
セージを他の通信装置に向けて送信する通信装置におい
て、他の通信装置それぞれから最終に送られてきた文字
メッセージの受信時刻が各通信装置に対応づけられてな
る最終発言時刻一覧表が記憶される最終発言時刻記憶部
と、他の通信装置から送られてきた文字メッセージを受
信した時刻を取得する受信時刻取得手段と、文字メッセ
ージが受信されたことを受けて、受信時刻取得手段によ
り、その文字メッセージを受信した時刻を取得し、最終
発言時刻記憶部に記憶された最終発言時刻一覧表中の、
その文字メッセージを発信した発信元の通信装置に対応
する時刻を、受信時刻取得手段により取得された時刻に
書き換える最終発言時刻登録手段とを備えたことを特徴
とする。
【0007】通信回線が常時接続されいつでも文字メッ
セージを交換する(対話を行なう)ことのできる常時接
続型のチャットシステムでは、相手から文字メッセージ
を送ってきたとき(相手が話しかけてきたとき)にすぐ
にその相手の話(相手の文字メッセージ)を確認できる
とは限らず、例えば、他の用事を済ませてその通信シス
テムの画面を覗いたらメッセージが届いておりそのメッ
セージに対する応答メッセージを送ろうとする場合があ
る。そのような場合、その相手からのメッセージがいつ
届いたのか知る必要を生じる場合がある。例えば相手の
メッセージが届いた直後であったときはそれに応答すれ
ば相手がその応答メッセージを直ちに確認するであろう
ことが期待でき、相手のメッセージが届いてから相当の
時間が経過していたときは、相手はその通信装置の前か
ら離れていることが予想でき、あるいは相手のメッセー
ジの内容によっては、相当の時間が経過していた場合、
応答そのものが無駄になることもあるからである。
【0008】上記本発明の第1の通信装置は、最終発言
時刻一覧表を常に整備しておくようにしたため、相手か
らの最終のメッセージが届けられた時刻がわかり、その
メッセージに対する適切な処置が可能となる。ここで、
上記本発明の第1の通信装置において、最終発言時刻記
憶部に記憶された最終発言時刻一覧表を表示する最終発
言時刻表示手段を備えることが好ましく、その場合に、
最終発言時刻記憶部に記憶された最終発言時刻一覧表中
の各時刻から現在時刻までの各経過時間を求める経過時
間演算手段を備え、上記最終発言時刻表示手段が、最終
発言時刻一覧表の、各通信装置毎の表示欄を、その表示
欄に表示された時刻から現在時刻までの経過時間に応じ
た表示態様で表示するものであることが好ましい。
【0009】最終発言時刻を一覧表の形式で表示すると
複数の通信相手との交信の状態が一目でわかり、好まし
い。その場合に、各経過時間毎に、例えば色を変えて表
示すると、各通信相手毎の経過時間の把握が一層容易と
なる。また、上記目的を達成する本発明の通信装置のう
ちの第2の通信装置は、ネットワークを介して1つ以上
の他の通信装置と接続され、他の通信装置から送られて
きた文字メッセージを受信して表示するとともに、文字
メッセージを入力し入力した文字メッセージを他の通信
装置に向けて送信する通信装置において、他の通信装置
それぞれから最終に送られてきた文字メッセージの全部
もしくは一部が各通信装置に対応づけられてなる最終発
言内容一覧表が記憶される最終発言内容記憶部と、文字
メッセージが受信されたことを受けて、最終発言内容記
憶部に記憶された最終発言内容一覧表中の、その文字メ
ッセージを発信した発信元の通信装置に対応する文字メ
ッセージを、新たに受信した文字メッセージの全部もし
くは一部に書き換える最終発言内容登録手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0010】常時接続型のチャットシステムで対話する
場合、対話相手は一人とは限らず同時に複数の相手との
対話が進行することもある。そのようなとき、通常は、
どの通信相手から送られてきたメッセージであるかを問
わずそれらのメッセージが受信順に表示されるため、暫
らく途切れていた通信相手との間でどこまで話が進んだ
か直ちにはわからなくなってしまうおそれがある。
【0011】本発明の第2の通信装置は、各通信相手の
最終のメッセージを記録しておくようにしたため、どの
通信相手との間でどこまで話が進んだか直ちに知ること
が出来る。ここで、上記本発明の第2の通信装置におい
て、最終発言記憶部に記憶された最終発言内容一覧表を
表示する最終発言内容表示手段を備えることが好まし
い。
【0012】各通信相手との最終発言内容を一覧表の形
式で表示すると、通信相手全員についての話の進度が一
目でわかり、好ましい。また、上記目的を達成する本発
明の通信装置のうちの第3の通信装置は、ネットワーク
を介して1つ以上の他の通信装置と接続され、他の通信
装置から送られてきた文字メッセージを受信して表示す
るとともに、文字メッセージを入力し入力した文字メッ
セージを他の通信装置に向けて送信する通信装置におい
て、通信装置の操作者であるユーザの状態が他の通信装
置それぞれに対応づけてなるユーザ状態一覧表が記憶さ
れるユーザ状態記憶部と、受信した文字メッセージの中
からユーザの状態をあらわす文字もしくは文字列を検索
するユーザ状態検索手段と、ユーザ状態検索手段による
検索でユーザの状態をあらわす文字もしくは文字列が検
出されたときに、ユーザ状態記憶部に記憶されたユーザ
状態一覧表中の、その文字メッセージを発信した発信元
の通信装置に対応するユーザの状態を、ユーザ状態検索
手段による検索で検出された文字もしくは文字列があら
わすユーザ状態に書き換えるユーザ状態登録手段とを備
えたことを特徴とする。
【0013】通信相手からのメッセージには、その通信
相手(ユーザ)の状態をあらわす文字ないし文字列を含
んでいることがある。例えば、そのユーザからのメッセ
ージに「離席します」という文字ないし文字列が含まれ
ていれば、相手ユーザはその通信装置のそばから少しの
時間だけ離れる「離席状態」に移行することを意味し、
「病院へ行きます」という文字ないし文字列が含まれて
いれば行き先が「病院」であることが明示された「移動
状態」に移行することを意味し、「戻りました」という
文字もしくは文字列が含まれていたときには「在席状
態」に移行したことを意味し、「帰ります」あるいは
「帰宅します」という文字ないし文字列が含まれていた
ときは「帰宅状態」に移行することを意味する。
【0014】本発明の第3の通信装置では、このように
通信相手から送られてきた文字メッセージの中からその
通信相手(ユーザ)の状態をあらわす文字もしくは文字
列を検索し、ユーザ状態一覧表を整備しておくようにし
たため、通信相手の状態を知ることができ、不在の相手
に緊急のメッセージを送るといった不都合を避けること
ができる。
【0015】ここで、上記本発明の第3の通信装置にお
いて、ユーザ状態記憶部に記憶されたユーザ状態一覧表
を表示するユーザ状態一覧表表示手段を備えることが好
ましい。複数の通信相手の状態を一覧表の形式で表示す
ることにより、それら複数の通信相手の状態を一目で見
ることができ、好ましい。
【0016】また、上記本発明の第3の通信装置におい
て、ユーザの状態をあらわす文字もしくは文字列がユー
ザの状態に対応づけられて記憶されてなるユーザ状態指
標文字記憶部を備え、ユーザ状態検索手段が、受信した
文字メッセージの中から、ユーザ状態指標文字記憶部に
記憶された文字もしくは文字列と同一の文字もしくは文
字列を検索するものであることが好ましく、この場合
に、ユーザの状態に対応づけられる文字もしくは文字列
を入力するユーザ状態指標文字入力手段と、そのユーザ
状態指標文字入力手段により入力された文字もしくは文
字列を、ユーザ状態指標文字記憶部に、ユーザの状態に
対応づけて登録するユーザ状態指標文字登録手段とを備
えることが好ましい。
【0017】ユーザ(通信相手)の状態を指標する文字
もしくは文字列を検索する場合、どのような文字もしく
は文字列がどのユーザ状態に対応するかをあらかじめ定
めておく必要があり、ここでは、その対応関係は、ユー
ザ状態指標文字記憶部に格納される。そこで、その対応
関係にある文字もしくは文字列を登録できるようにして
おくと、ユーザ状態を指標する文字もしくは文字列の語
彙を増やしたり、その通信仲間に合った語彙に変更する
ことができる。
【0018】さらに、上記本発明の第3の通信装置にお
いて、上記ユーザ状態登録手段が、ユーザ状態一覧表に
登録され得る複数種類の状態のうちの所定の第1の状態
に関しては、検索手段による検索を省略し、文字メッセ
ージが受信されたことをもって、ユーザ状態記憶部に記
憶されたユーザ状態一覧表中の、その文字メッセージの
発信元の通信装置が上記第1の状態にあった場合に、ユ
ーザ状態一覧表中の、その発信元の通信装置に対応する
ユーザの状態を、上記第1の状態とは異なる所定の第2
の状態に書き換えるものであることが好ましい。
【0019】例えば席を少し離れただけの「離席状態」
や通信装置が会社ないし事務所が設置されている場合に
おいて帰宅したことを示す「帰宅状態」にあったユーザ
(通信相手)がその後メッセージを送ってきたときは、
そのメッセージ中から特定の文字もしくは文字列を検索
することなく、そのメッセージを送ってきたということ
をもって、その「離席状態」ないし「帰宅状態」が解除
され、「在席状態」に移行したと判定してよい。このよ
うに、ユーザの状態によっては、検索を省略し、メッセ
ージが送られてきたことをもって、ユーザ状態一覧表中
の、そのメッセージを送ってきたユーザの状態を書き換
えてもよい。
【0020】さらに、上記本発明の第3の通信装置にお
いて、上記ユーザの状態の1つとして、ユーザがそのユ
ーザに対応する通信装置の設置場所から離れた場所を指
定してその場所に移動する移動状態を含み、かつ複数の
ユーザの行き先を掲示する掲示板ソフトウェアがその通
信装置に組み込まれている場合において、受信した文字
メッセージの中から、ユーザ状態検索手段により行き先
を示す文字もしくは文字列が検索された場合に、その文
字もしくは文字列によって示される、その文字メッセー
ジの発信元の通信装置のユーザの行き先を、掲示板ソフ
トウェアに反映させる掲示板書替手段を備えることが好
ましい。
【0021】行き先を書き換え自在に登録しておいて、
その行き先を掲示する(表示画面上に表示する)行き先
掲示板ソフトウェアが市販されているが、そのような行
き先掲示板ソフトウェアが組み込まれている場合、メッ
セージ中からユーザ状態、特に「移動状態」が検出され
たときに、その行き先を掲示板ソフトウェアに登録する
ように連携させることが好ましい。こうすることによ
り、ユーザの行き先を掲示板ソフトウェアに転記する手
間が省かれる。
【0022】さらに、本発明の第3の通信装置におい
て、他の通信装置に向けて送信する文字メッセージ中
に、その通信相手の通信装置のユーザがその通信装置の
操作が可能な在席状態にあることを確認する在席確認用
の文字もしくは文字メッセージが含まれているか否かを
検索する在席確認検索手段と、在席確認検索手段によ
り、他の通信装置に向けて送信する文字メッセージ中に
在席確認用の文字もしくは文字列が検出された場合に、
ユーザ状態記憶部に記憶されたユーザ状態一覧表中の、
その通信相手の状態を表示する通信相手状態表示手段と
を備えることも好ましい形態がある。
【0023】ユーザ状態一覧表中の、これから話そうと
する通信相手の状態を確認することなく、通信相手の名
前○○を挙げて「○○いる?」というように相手の在席
を確認した場合、ユーザ状態一覧表からその通信相手の
状態を取り出して表示すると、長時間待つことなく、か
つ、わざわざ自分でユーザ状態一覧表を開くことなく、
通信相手の状態を知ることができ、好ましい。
【0024】この場合に、在席確認用の文字もしくは文
字列を含む文字メッセージを通信相手の通信装置に向け
て送信した時刻からの経過時間を計時する計時手段を備
え、通信相手状態表示手段が、計時手段により計時され
た経過時間が所定の待ち時間に達した時点で未だ通信相
手からの応答メッセージが受信されていない場合に、そ
の他の通信相手の状態を表示するものであることがさら
に好ましい。
【0025】在席確認を行なって直ちにユーザ状態が表
示されると煩わしい場合もあり、暫く(所定の待ち時
間)経てからその通信相手の状態を表示するほうがより
好ましいからである。さらに、その場合に、上記待ち時
間を設定する待ち時間設定手段を備えることがさらに好
ましい。
【0026】どれだけの待ち時間を経てから通信相手の
状態を表示されるのがよいかはそのユーザの好みによる
ところが大きく、そのユーザが自分で設定することがで
きるようにすることが好ましい。さらに、通信相手の状
態を表示するにあたっては、他の通信装置それぞれから
最終に送られてきた文字メッセージの全部もしくは一部
が各通信装置に対応づけられてなる最終発言内容一覧表
が記憶される最終発言内容記憶部と、文字メッセージが
受信されたことを受けて、最終発言内容記憶部に記憶さ
れた最終発言内容一覧表中の、その文字メッセージを発
信した発信元の通信装置に対応する文字メッセージを、
新たに受信した文字メッセージの全部もしくは一部に書
き換える最終発言内容登録手段とを備え、通信相手状態
表示手段が、在席確認検索手段により、通信相手に向け
て送信する文字メッセージ中に在席確認用の文字もしく
は文字列が検出された場合に、ユーザ状態記憶部に記憶
されたユーザ状態一覧表中の、通信相手の状態ととも
に、最終発言内容記憶部に記憶された最終発言内容一覧
表中の、通信相手に対応する文字メッセージを表示する
ものであることが好ましい。
【0027】通信相手の状態を表示するときにその通信
相手の最終発言内容を一緒に表示すると、その通信相手
とどこまで会話が進行していたか直ちに知ることがで
き、好ましい。また、上記目的を達成する本発明の通信
プログラム記憶媒体のうちの第1の通信プログラム記憶
媒体は、コンピュータシステムを、前述した本発明の第
1の通信装置として動作させる第1の通信プログラムを
記憶してなる通信プログラム記憶媒体である。すなわ
ち、本発明の第1の通信プログラム記憶媒体は、ネット
ワークを介して1つ以上の他の通信装置と接続されてな
るコンピュータシステムに組み込まれて、そのコンピュ
ータシステムを、他の通信装置から送られてきた文字メ
ッセージを受信して表示するとともに、文字メッセージ
を入力し入力した文字メッセージを他の通信装置に向け
て送信する通信装置として動作させる通信プログラムが
記憶されてなる通信プログラム記憶媒体において、他の
通信装置から送られてきた文字メッセージを受信した時
刻を取得する受信時刻取得手段と、文字メッセージが受
信されたことを受けて、受信時刻取得手段によりその文
字メッセージを受信した時刻を取得し、他の通信装置そ
れぞれから最終に送られてきた文字メッセージの受信時
刻が各通信装置に対応づけられてなる最終発言時刻一覧
表中の、その文字メッセージを発信した発信元の通信装
置に対応する時刻を、受信時刻取得手段により取得され
た時刻に書き換える最終発言時刻登録手段と、最終発言
時刻一覧表を表示する最終発言時刻表示手段とを備えた
通信プログラムが記憶されてなることを特徴とする。
【0028】また、上記目的を達成する本発明の第2の
通信プログラム記憶媒体は、コンピュータシステムを、
前述した本発明の第2の通信装置として動作させる第2
の通信プログラムを記憶してなる通信プログラム記憶媒
体である。すなわち、本発明の第2の通信プログラム記
憶媒体は、ネットワークを介して1つ以上の他の通信装
置と接続されてなるコンピュータシステムに組み込まれ
て、そのコンピュータシステムを、他の通信装置から送
られてきた文字メッセージを受信して表示するととも
に、文字メッセージを入力し入力した文字メッセージを
他の通信装置に向けて送信する通信装置として動作させ
る通信プログラムが記憶されてなる通信プログラム記憶
媒体において、文字メッセージが受信されたことを受け
て、他の通信装置それぞれから最終に送られてきた文字
メッセージの全部もしくは一部が各通信装置に対応づけ
られてなる最終発言内容一覧表中の、その文字メッセー
ジを発信した発信元の通信装置に対応する文字メッセー
ジを、新たに受信した文字メッセージの全部もしくは一
部に書き換える最終発言内容登録手段と、最終発言内容
一覧表を表示する最終発言内容表示手段とを備えた通信
プログラムが記憶されてなることを特徴とする。
【0029】さらに、上記目的を達成する本発明の第3
の通信プログラム記憶媒体は、コンピュータシステム
を、前述した本発明の第3の通信装置として動作させる
第3の通信プログラムを記憶してなる通信プログラム記
憶媒体である。すなわち、本発明の第3の通信プログラ
ム記憶媒体は、ネットワークを介して1つ以上の他の通
信装置と接続されてなるコンピュータシステムに組み込
まれて、そのコンピュータシステムを、他の通信装置か
ら送られてきた文字メッセージを受信して表示するとと
もに、文字メッセージを入力し入力した文字メッセージ
を他の通信装置に向けて送信する通信装置として動作さ
せる通信プログラムが記憶されてなる通信プログラム記
憶媒体において、受信した文字メッセージの中から、通
信装置の操作者であるユーザの状態をあらわす文字もし
くは文字列を検索するユーザ状態検索手段と、ユーザ状
態検索手段による検索でユーザの状態をあらわす文字も
しくは文字列が検出されたときに、他の通信装置それぞ
れのユーザの状態が各通信装置に対応づけてなるユーザ
状態一覧表中の、その文字メッセージを発信した発信元
の通信装置に対応するユーザの状態を、ユーザ状態検索
手段による検索で検出された文字もしくは文字列があら
わすユーザの状態に書き換えるユーザ状態登録手段と、
ユーザ状態一覧表を表示するユーザ状態一覧表表示手段
とを備えた通信プログラムが記憶されてなることを特徴
とする。
【0030】ここで、上記本発明の第3の通信プログラ
ム記憶媒体において、ユーザ状態登録手段が、ユーザ状
態一覧表に登録され得る複数種類の状態のうちの所定の
第1の状態に関しては、検索手段による検索を省略し、
文字メッセージが受信されたことをもって、ユーザ状態
一覧表中の、その文字メッセージの発信元の通信装置が
上記第1の状態であった場合に、そのユーザ状態一覧表
中の、その発信元の通信装置に対応するユーザの状態
を、上記第1の状態とは異なる所定の第2の状態に書き
換えるものである通信プログラムが記憶されてなるもの
であってもよい。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。ここでは先ず、本発明の第1〜第3の通信装
置および第1〜第3の通信プログラムそれぞれに沿った
各実施形態について説明し、次いで、それらが複合され
た、より具体的な実施形態ついて説明する。
【0032】図1は、通信システムの概念図である。図
1にはそれぞれがコンピュータシステムからなる1台の
サーバ10と3台のクライアント20、30、40が、
ネットワーク50を介して接続されている様子が示され
ている。サーバ10を構成するコンピュータシステムに
はCPUや磁気ディスク等が内蔵された本体部11、表
示画面12a上に画像を表示する画像表示部12、各種
のデータを入力するための操作子であるキーボード13
が備えられている。ここでは、サーバ10は、この通信
システムに必要なデータを管理したり、クライアントど
うしのメッセージの送受信(会話)を仲介する役割を担
っており、画像表示部12およびキーボード13は直接
的に不要ではあるが、このサーバ10のメンテナンス用
として備えられている。
【0033】一方、クライアント20、30、40のそ
れぞれを構成する各コンピュータシステムには、CPU
や磁気ディスク等が内蔵された本体部21,31,4
1、表示画面22a,32a,42a上に画像を表示す
る画像表示部22,32,42、そのコンピュータシス
テムに各種のデータを入力するための操作子であるキー
ボード23,33,43、および表示画面22a,32
a,42a上の任意の位置を指定することにより、その
コンピュータシステムに対し各種の指示を行うマウス2
4,34,44が備えられている。
【0034】さらに、クライアント20,30,40と
して使用されるコンピュータシステムには、可搬型記憶
媒体の一種である光磁気ディスク(MO)25,35,
45が、装填、取り出し自在に装填され、MO25,3
5,45に格納されたプログラムやデータを本体部2
1,31,41にアップロードしたり、本体部21,3
1,41内部のプログラムやデータをMO25,35,
45にダウンロードするためのMOドライブ装置も内蔵
されている。
【0035】この図1に示す通信システムと、本発明と
の関係は以下の通りである。MO25,35,45は、
この通信システムの主催者側からこの通信システムに加
入しようとするユーザに配布され、その配布されたMO
25,35,45には、本発明にいう通信プログラムが
格納されている。この通信プログラムが格納された状態
のMO25,35,45が本発明の通信プログラム記憶
媒体の一実施形態に相当する。通信プログラムが格納さ
れたMO25,35,45は、クライアント20,3
0,40を構成するコンピュータシステムに装填され、
そのMO25,35,45に格納された通信プログラム
がアップロードされ、本体部21,31,41に内蔵さ
れた磁気ディスクに格納される。
【0036】したがって、そのアップロードされた通信
プログラムが格納された状態にある磁気ディスクも、本
発明の通信プログラム記憶媒体の一実施形態に相当す
る。また、各クライアント20,30,40には、上記
のようにして通信プログラムが組み込まれ、その通信プ
ログラムと、各クライアント20,30,40として使
用されるコンピュータシステムを構成するハードウェア
とが一体となって、サーバ10を介して互いにメッセー
ジを交換する(会話を行う)通信装置として動作する。
したがって、通信プログラムが組み込まれたクライアン
ト20,30,40が本発明の通信装置の一実施形態に
相当する。
【0037】図2は、クライアントの内部に構築された
本発明の通信装置のうちの第1の通信装置の一実施形態
を示す機能ブロック図である。なお、ここでは、図1に
示すクライアント20内に、この図2に示す通信装置の
機能が構築されているものとして説明する。メッセージ
入力手段101は、ハードウェア上は、図1に示すクラ
イアント20のキーボード23やマウス34がこれに相
当し、このメッセージ入力手段101からは文字メッセ
ージが入力される。入力された文字メッセージは、メッ
セージ表示手段103により、画像表示部22の表示画
面22a(図1参照)に表示される。メッセージの入力
が終了すると、そのメッセージ入力手段101から入力
されたメッセージは、メッセージ送受信手段102によ
り、サーバ10(図1参照)を介して他のクライアント
に送信される。また、他のクライアントが発信した、ク
ライアント20に向けたメッセージは、サーバ10を経
由してクライアント20に送信され、メッセージ送受信
手段102で受信される。この受信されたメッセージは
メッセージ表示手段103により表示用の形式に変換さ
れて画像表示部22の表示画面22aに表示される。
【0038】ここで、この図2に示す通信装置には、最
終発言時刻記憶部104が設けられており、その最終発
言時刻記憶部104には、自分以外の他のクライアント
と、そのクライアントからの最終メッセージが届いた時
刻との対応表である、最終発言時刻一覧表104aが記
憶されている。他のクライアントがクライアント20に
向けて発信したメッセージをメッセージ送受信手段10
2が受信すると、受信時刻取得手段105は、現在時
刻、すなわち、メッセージ受信手段102がメッセージ
を受信した時刻を取得し、その取得した時刻が、最終発
言時刻登録手段106により、最終発言時刻記憶部10
4に格納された最終発言時刻一覧表中の、そのメッセー
ジの発信元のクライアントの欄に登録されている。この
登録にあたっては、そのメッセージの発信元のクライア
ントの欄に既に登録されている前回の受信時刻が、今回
取得した時刻に書き換えられる。このようにして、最終
発言時刻一覧表104aは、常に各クライアント毎の最
終発言時刻(最終にメッセージを受信した時刻)が格納
された状態にある。
【0039】この最終発言時刻一覧表104aは、クラ
イアント20の操作者(ユーザ)からの指示に応じて、
あるいは一定時刻毎に、最終発言時刻表示手段107に
よって読み出され、画像表示部22の表示画面22a上
に、その読み出された最終発言時刻一覧表が表示され
る。ここで、経過時間演算手段108は、一定時間間隔
で最終発言内容記憶部104に記憶された最終発言時刻
一覧表中の、各クライアント毎の最終発言時刻を参照
し、現時点までの経過時間を各クライアント毎に演算
し、各クライアント毎の経過時刻を最終発言時刻表示手
段107に知らせる。最終発言時刻表示手段107は、
最終発言時刻記憶部104から読み出した最終発言時刻
一覧表104aを画像表示部22の表示画面22aに表
示するにあたっては、各クライアントの欄を、そのクラ
イアントに関する経過時間に応じた色、例えば1分以内
なら赤色、1分以上10分以内なら黄色、10分以上1
時間以内なら青色、1時間以上なら灰色で表示する。
【0040】このクライアント(通信装置)では、上記
のようにして、最終発言時刻一覧表が表示画面上に表示
されるため、このクライアントのユーザはこの表示画面
に表示された最終発言時刻一覧表を参考にして、通信相
手へメッセージを送るか否か、あるいはその送るメッセ
ージの内容を決定することができる。図3は、クライア
ントの内部に構築された本発明の通信装置のうちの第2
の通信装置の一実施形態を示す機能ブロック図である。
ここでも、図1に示すクライアント20内に、この図3
に示す通信装置の機能が実現されているものとして説明
する。
【0041】メッセージ入力手段101、メッセージ送
受信手段102、およびメッセージ表示手段103は、
図2に示す通信装置の場合と同様であり、重複説明は省
略する。この図3に示す通信装置には、最終発言内容記
憶部111が設けられており、その最終発言内容記憶部
11には、自分以外の他のクライアントと、そのクライ
アントから最終に届いたメッセージとの対応表である、
最終発言内容一覧表111aが記憶されている。ここ
で、その届いたメッセージが長文であって、その最終発
言内容一覧表111aに記録しきれないときは、その最
終発言内容一覧表111a、にはその届いたメッセージ
の一部分、例えば先頭の部分が記録される。
【0042】他のクライアントがこのクライアント20
に向けて発信したメッセージをメッセージ送受信手段1
02が受信すると、その受信されたメッセージが、最終
発言内容登録手段112により、最終発言内容記憶部1
1に格納された最終発言内容一覧表中の、そのメッセー
ジの発信元のクライアントの欄に登録される。この登録
にあたっては、そのメッセージの発信元のクライアント
の欄に既に登録されている、その発信元のクライアント
から前回受信したメッセージが今回受信したメッセージ
に書き換えられる。このようにして、最終発言内容一覧
表111aは、常に、各クライアント毎の最終発言内容
(最終に受信したメッセージ)が、各クライアントに対
応づけられて格納された状態にある。
【0043】この最終発言内容一覧表111aは、クラ
イアント20のユーザからの指示に応じて、あるいは一
定時間毎に、最終発言内容表示手段113によって読み
出され、画像表示部22の表示画面22a(図1参照)
上に、その読み出された最終発言内容一覧表が表示され
る。この図3に示す通信装置の場合、上記のようにし
て、最終発言内容一覧表が作成されて、表示画面上に表
示されるため、このクライアントのユーザはその表示さ
れた最終発言内容一覧表を参照して各通信相手との会話
がどこまで進んでいるかを確認し、各通信相手に次に送
るメッセージの内容を決定することができる。
【0044】図4は、クライアント内部に構築された本
発明の通信装置のうちの第3の通信装置の一実施形態を
示す機能ブロック図である。ここでも、図1に示すクラ
イアント20内に、この図4に示す通信装置の機能が実
現されているものとして説明する。メッセージ入力手段
101、メッセージ送受信手段102、およびメッセー
ジ表示手段103は、図2、図3に示す各通信装置の場
合と同様であり、重複説明は省略する。
【0045】この図4に示す通信装置には、ユーザ状態
記憶部121が設けられており、そのユーザ状態記憶部
121には、自分以外の他のクライアントと、そのクラ
イアントのユーザの状態(「ユーザ状態」と称する)と
の対応表であるユーザ状態一覧表121aが記憶されて
いる。ここで、ユーザ状態とは、本実施形態では、その
ユーザがそのクライアントを操作することのできる環境
にいることをあらわす「在席状態」と、そのクライアン
トの設置場所から少しの時間だけ離れた状態にあること
を表わす「離席状態」と、行き先を指定しある程度の長
時間にわたってその行き先に行っている状態にあること
を表わす「移動状態」と、およびここではそのユーザの
クライアントが設置された場所が、そのユーザの会社な
いし事務所等、そのユーザの自宅から離れた場所である
ものとし、そのユーザが自宅に帰ったことを表わす「帰
宅状態」との各状態をいう。
【0046】他のクライアントがこのクライアント20
に向けて発信したメッセージをメッセージ送受信手段1
02が受信すると、ユーザ状態検索手段122により、
その受信したメッセージの中からユーザ状態を表わす文
字もしくは文字列が検索される。ユーザ状態指標文字記
憶部123には、ユーザ状態とそのユーザ状態を表わす
文字もしくは文字列(言葉)とが対応づけられて記憶さ
れており、ユーザ状態検索手段122は、受信したメッ
セージ中にユーザ状態指標文字記憶部123に記憶され
た、ユーザ状態に対応づけられた言葉が含まれていない
かどうか検索し、ユーザ状態に対応づけられた言葉を検
出すると、その言葉が意味するユーザ状態に変換する。
【0047】尚、ユーザ状態指標文字入力手段124
は、例えば図1に示すクライアント20のキーボード2
3等からなり、これを操作することにより、ユーザ状態
に対応づけられてユーザ状態指標文字記憶部123に記
憶される言葉の語彙を増減したり変更したりすることが
できる。ユーザ状態検索手段122による検索により、
受信された文字メッセージ中にユーザ状態指標文字記憶
部123に登録された言葉が検出され、その言葉がユー
ザ状態に変換されると、その検出された言葉が表すユー
ザ状態が、ユーザ状態登録手段125により、ユーザ状
態記憶部121に格納されたユーザ状態一覧表中の、そ
のメッセージの発信元のクライアントの欄に、その欄に
それまで登録されていたユーザ状態に代えて登録され
る。
【0048】以上のユーザ状態の登録の流れは、「在席
状態」からその他の状態、すなわち「離席状態」、「移
動状態」、「帰宅状態」への移行、および「移動状態」
から「在席状態」への移行の際に適用され、「離席状
態」あるいは「帰宅状態」から「在席状態」への移行の
際には適用されない。すなわち、メッセージ送受信手段
102によって、他のクライアントが発信した文字メッ
セージが受信されると、先ずユーザ登録手段125は、
ユーザ状態記憶部121に記憶されたユーザ状態一覧表
内の、その文字メッセージの発信元のクライアントの欄
を参照し、その欄のユーザ状態が「離席状態」あるいは
「帰宅状態」であったときは、そのクライアントからの
文字メッセージを受信したことをもって、そのクライア
ントのユーザ状態を「在席状態」に書き替える。そのク
ライアントのユーザ状態が「離席状態」あるいは「帰宅
状態」以外の状態であったときには、ユーザ登録手段1
25は、ユーザ状態検索手段122に対し検索を開始す
るように指示を出し、ユーザ状態検索手段122はその
指示を受けて、前述した検索を開始する。このようにし
て、ユーザ状態一覧表121aは、常に、各クライアン
ト毎の最新のユーザ状態が登録された状態にある。
【0049】このユーザ状態一覧表121aは、クライ
アント20のユーザからの指示に応じて、あるいは一定
時間毎に、ユーザ状態一覧表表示手段126によって読
み出され、画像表示部22の表示画面22a(図1参
照)上に、その読み出されたユーザ状態一覧表が表示さ
れる。このようにして、ユーザ状態一覧表を作成して表
示すると、このクライアントのユーザは、その表示され
たユーザ状態一覧表を参照して、各通信相手にメッセー
ジを送るか否かを決定することができる。
【0050】また、この図4に示す通信装置には、掲示
板ソフトウェア500が組み込まれている。この掲示板
ソフトウェアは、通信相手の行き先が登録され、その登
録された行き先を画像表示部22の表示画面22a上に
表示するプログラムである。この掲示板プログラム自体
は本発明の通信プログラムではないが、このような掲示
板プログラムが組み込まれていたときには、その掲示板
プログラムと連携した動作が行なわれることが好まし
い。そこで、この図4に示す通信装置には、通信プログ
ラムの一部分として掲示板書替手段127が備えられて
いる。この掲示板書替手段127は、ユーザ状態検索手
段122で「移動状態」が検出されたとき、その移動の
場所(行き先)を示す言葉を、そのメッセージの発信元
のクライアントに対応づけて掲示板ソフトウェアに登録
する。こうすることにより、掲示板ソフトウェアを直接
アクセスしてそこに行き先を登録する手間が省かれる。
【0051】また、この図4に示す通信装置は、在席確
認検索手段128を有する。この在席確認検索手段12
8は、メッセージ入力手段101から入力された、他の
クライアントに向けて送信しようとするメッセージ中
に、その通信相手のクライアントのユーザが在席状態に
あるか否か確認する言葉が含まれているか否かを検索す
るものである。具体的には、例えば通信相手のユーザ名
〇〇を明示して、「〇〇いる?」という問いかけの言葉
を検出する。この言葉が検出されると、この言葉が検出
された旨、およびそのユーザ名を計時手段129に渡
し、一方メッセージ送受信手段102からはそのメッセ
ージを発信したことが通知され、計時手段129では、
そのメッセージが発信された時刻からの所定の待ち時間
を計時する。この待ち時間は、待ち時間設定手段13
0、すなわち、ハードウェア上は図1に示すキーボード
23あるいはマウス24から、ユーザが自在に設定する
ことができる。
【0052】計時手段129で所定の待ち時間が計時さ
れると、ユーザ名〇〇を通信相手状態表示手段131に
渡し、通信相手状態表示手段131は、ユーザ状態記憶
部121に記憶されたユーザ状態一覧表中の、ユーザ名
〇〇の欄のユーザ状態を参照し、画像表示部22の表示
画面22a(図1参照)に、そのユーザ名〇〇の、ユー
ザ状態一覧表中に登録されたユーザ状態を表示する。こ
れにより、このクライアント20のユーザは、そのユー
ザ名〇〇のクライアントからの返答を長時間待ち続ける
ことなく、その通信相手の状態を知ることができる。
【0053】さらに、この図4に示す通信装置には、最
終発音内容登録手段112、および最終発言内容一覧表
111aを記憶した最終発言内容記録部111が備えら
れている。これら最終発言内容登録手段112および最
終発言内容記憶部111については、図3を参照して説
明済みであるため、重複説明は省略する。通信相手状態
表示手段131は、ユーザ状態一覧表121a中の、通
信相手のユーザ状態を画像表示部22に表示する際、最
終発言内容記憶部111に記憶された最終発音内容一覧
表中の、その通信相手の欄の最終発言内容を読み出し、
画像表示部の22の表示画面22a上に、その通信相手
のユーザ状態とともに、そのユーザの最終発言内容も合
わせて表示する。こうすることにより、その通信相手が
今どういう状態にいるのか、より的確な判断が可能とな
る。
【0054】図5は、MOに格納された、本発明の通信
プログラムのうちの第1の通信プログラムの構造を示す
模式図である。ここでは、図1に示す3枚のMO25,
35,45のうち、クライアント20に装填されるMO
25内に通信プログラムが格納されているものとして説
明する。図6、図7に示す通信プログラムについても同
様である。
【0055】この図5に示す通信プログラムは、クライ
アント20に組み込まれて、そのクライアント20を、
図2を参照して説明した通信装置として動作させること
のできるプログラムであり、この通信プログラムは、特
徴的な基本構成として、受信時刻取得手段105、最終
発言時刻表示手段107を有し、さらに図2に示す通信
装置を実現するために必要なその他の手段109を有す
る。各手段の作用については、図2を参照して説明済み
であるため、ここでは重複説明は省略する。
【0056】MO25には、この図5に示す通信プログ
ラムが格納されており、この通信プログラムが格納され
たMO25がこの通信システムの主催者側からクライア
ント20のユーザに渡される。そのクライアント20の
ユーザは、そのMO25をクライアント20に装填し、
その通信プログラムをクライアント20にアップロード
することにより、その通信プログラムをクライアント2
0に組み込む。こうすることにより、クライアント20
を、図2を参照して説明した通信装置として動作させる
ことができる図6は、MOに格納された、本発明の通信
プログラムのうちの第2の通信プログラムの構造を示す
模式図である。
【0057】この図6に示す通信プログラムは、クライ
アント20に組み込まれ、そのクライアント20を、図
3を参照して通信装置とに動作させることのできるプロ
グラムであり、この通信プログラムは、特徴的な基本構
成として、最終発音内容登録手段112、最終発言内容
表示手段113、および、図3に示す通信装置を実現す
るために必要なその他の手段108を有する。各手段の
作用については、図3を参照して説明済みであるため、
重複説明は省略する。
【0058】図6に示すMO25には、図6に示す通信
プログラムが格納されており、この通信プログラムが格
納されたMO25がこの通信システムの主催者側からク
ライアント20のユーザに渡される。そのクライアント
20のユーザは、そびMO25をクライアント20に装
填し、その通信プログラムをクライアント20にアップ
ロードすることによりその通信プログラムをクライアン
ト20に組み込む。こうすることにより、クライアント
20を、図3を参照して説明した通信装置として動作さ
せることができる。
【0059】図7は、MOに格納された、本発明の通信
プログラムの35の第3の通信プログラムの構造を示す
模式図である。この図7に示す通信プログラムは、クラ
イアント20に組み込まれて、そのクライアント20
を、図4を参照して説明した通信装置として動作させる
ことのできるプログラムであり、この通信プログラム
は、特徴的な基本構成として、ユーザ状態検索手段12
2、ユーザ状態登録手段125、ユーザ状態一覧表表示
手段126、および図4に示す通信装置を実現するため
に必要なその他の手段139を有する。各手段の作用に
ついては、図4を参照して説明済みであるため、重複説
明は省略する。
【0060】図7に示すMO25には、図7に示す通信
プログラムが格納されており、この通信プログラムが格
納されたMO25がこの通信システムの主催者側からク
ライアント20のユーザに渡される。そのクライアント
20のユーザは、そのMO25をクライアント20に装
填し、その通信プログラムをクライアント20にアップ
ロードすることによりその通信プログラムをクライアン
ト20に組み込む。こうすることにより、クライアント
20を、図4を参照して説明した通信装置として動作さ
せることができる。
【0061】次に本発明の第1〜第3の通信装置が複合
された、より具体的な実施形態について説明する。図8
は、本発明の一実施形態のチャットシステムの構成図で
ある。ユーザA,B,Cは、それぞれ端末20,30,
40を所有している。これらの端末20,30,40に
は、本発明にいう通信プログラムの一例であるチャット
プログラム201,301,401が組み込まれてお
り、その内部に状態記憶領域202,302,402が
設定される。端末20,30,40はネットワーク50
に接続されている。またネットワーク50にはチャット
サーバ10も接続されている。チャットサーバ10に
は、ユーザA,B,Cのニックネームや本名等の情報を
管理するためのユーザ情報管理表110が備えられてい
る。ここで、チャットサーバ10、および端末20,3
0,40は、それぞれ、図1に示すコンピュータシステ
ム10,20,30,40に対応している。
【0062】ユーザA,B,Cは、端末20,30,4
0に組み込まれたチャットプログラム201,301,
401を使って、ネットワーク50を経由してチャット
サーバ10にアクセスする。チャットプログラム20
1,301,401は、チャットサーバ10に向けて、
ユーザA,B,Cのニックネームや本名等の情報を伝送
し、チャットサーバ10は、これら情報をユーザ情報管
理表110に登録する。ユーザ情報管理表110の一例
を表1に示す。
【0063】
【表1】
【0064】表1に示すユーザ情報管理表110には、
ユーザA,B,Cが所有する端末の名前と、ユーザA,
B,Cのニックネームと、ユーザA,B,Cの本名とが
示されている。ユーザA,B,Cがチャットプログラム
201,301,401上で発言した内容は、ネットワ
ーク50を経由してチャットサーバ10に伝送される。
チャットサーバ10では、ネットワーク50を介してチ
ャットサーバ10に接続された端末のうちの、発言した
ユーザの端末を除く他のユーザの端末に、その発言内容
および発言したユーザのニックネームを配布する。
【0065】チャットサーバ10に新たなユーザが接続
された場合、およびそのチャットサーバ10に接続され
ているユーザがその接続を切断して離脱した場合、チャ
ットサーバ10は、その旨を各ユーザに通知する。これ
により各ユーザは現在どの端末が接続されているかを容
易に知ることができる。またユーザがチャットに参加す
るごとに、そのユーザの端末に備えられたチャットプロ
グラムにより、そのユーザが所有する端末の状態記憶領
域内に、表2に示すユーザ状態表が作成される。
【0066】
【表2】
【0067】表2に示すユーザ状態表は、複数のユーザ
それぞれについての各ユーザ用レコードから構成されて
いる。各ユーザ用レコードは、ニックネームを登録する
ニックネーム登録欄と、本名を登録する本名登録欄と、
最終発言時刻を登録する最終発言時刻登録欄と、最終発
言内容を登録する最終発言内容登録欄と、帰宅状態等の
ユーザ状態を登録する状態登録欄と、ユーザの現在いる
場所を登録する場所登録欄とから構成されている。
【0068】またチャットプログラムは、表3に示すよ
うな状態語句対応表を有する。
【0069】
【表3】
【0070】例えばユーザが発言した言葉の中に「離席
します」という語句(言葉)が含まれている場合、この
表3により、そのユーザの状態は、「離席状態」に移行
するものと判定される。またユーザが発言した言葉の中
に「席を離れます」という言葉が含まれている場合も、
やはり「離席状態」に対応付けられる。また、ユーザが
「病院」という場所をあらわす言葉を発言した場合、そ
のユーザの状態が「場所」に対応付けられる。さらに、
「図書館」,「会議」という言葉を発言した場合も、そ
のユーザの状態がやはり「場所」に対応付けられる。
尚、「場所」自体はユーザの状態ではないが、この「場
所」は、以下に説明する「移動状態」を補完し、その
「移動状態」における行き先を示すものであり、ここで
は便宜上、「場所」自体を1つの状態のように取り扱っ
ている。
【0071】さらに、ユーザが「行きます」という移動
をあらわす言葉を発言した場合、そのユーザが「移動状
態」に対応付けられ、「移動」という言葉を発言した場
合も、そのユーザがやはり「移動状態」に対応付けられ
る。また、ユーザが「戻りました」あるいは「事務所」
という帰還をあらわす言葉を発言した場合、そのユーザ
は「在席状態」に対応付けられる。
【0072】さらに、ユーザが「帰る」あるいは「帰宅
します」という言葉を発言した場合、そのユーザは「帰
宅状態」に対応付けられる。この状態語句対応表は、ユ
ーザが編集できるように、チャットプログラムにより編
集のダイアログが用意される。これにより、ユーザは、
種々のユーザ状態を種々の語句に対応付ける編集作業を
行なうことができる。
【0073】図9は、チャットプログラムにより表示さ
れる、ユーザ端末の画面を示す図である。図2に示すユ
ーザ端末の画面200は、チャットログウインドウ21
0と、ユーザ一覧ウインドウ220と、発言用ウインド
ウ230とに分かれている。チャットログウインドウ2
10には、各ユーザの発言内容が表示される。
【0074】ユーザ一覧ウインドウ220には、各ユー
ザ毎に、そのユーザのニックネーム220aと、そのユ
ーザのユーザ状態220bと、そのユーザの最終発言時
刻220cと、そのユーザの最終発言内容220dとが
表示される。発言用ウインドウ230には、この端末を
所有するユーザが発言する(キーボードから入力した)
内容が表示される。
【0075】図10は、チャットプログラムの動作を示
すフローチャートである。先ず、ステップS11におい
て、自分以外のユーザの発言内容を受け取る。次にステ
ップS12において、ユーザ状態表中の該当ユーザ(発
言者)用レコード欄の最終発言時刻および最終発言内容
を、その発言を受け取った時刻およびその発言内容に更
新する。
【0076】次にステップS13に進む。ステップS1
3では、受け取った発言内容からユーザの状態が「帰宅
状態」または「離席状態」であるか、あるいは「帰宅状
態」または「離席状態」以外の状態であるか否かが判定
される。「帰宅状態」または「離席状態」であると判定
された場合はステップS14に進む。ステップS14で
は、「帰宅状態」または「離席状態」であると判定され
た場合はユーザ状態表の状態欄に示された「帰宅状態」
または「離席状態」を解除することにより「在席状態」
とし、ステップS15に進む。一方、ステップS13に
おいて、「帰宅状態」または「離席状態」以外の状態で
あると判定された場合はそのままステップS15に進
む。
【0077】ステップS15では、発言内容と状態語句
対応表とを比較して、発言内容の解析を行なう。例え
ば、ユーザの発言内容の中に「離席します」等の離席状
態をあらわす言葉が含まれている場合は、状態語句対応
表により、そのユーザの状態を「離席状態」とする。ま
たユーザの発言内容の中に「病院」等の場所をあらわす
言葉が含まれている場合は、状態語句対応表により「場
所」に対応付ける。さらに発言内容の中に「行きます」
等の移動をあらわす言葉がある場合、状態語句対応表に
より、その「場所」に移動した状態であることを示す
「移動状態」に対応付ける。またユーザの発言内容の中
に「帰る」等の帰宅をあらわす言葉が含まれている場
合、状態語句対応表により、そのユーザの状態を「帰宅
状態」に対応付ける。さらにユーザの発言内容の中に
「戻りました」等の帰還をあらわす言葉が含まれている
場合は、状態語句対応表により、そのユーザの状態を
「在席状態」に対応付ける。
【0078】次にステップS16において、ユーザ状態
表の状態欄を更新する。例えば、「離席状態」に対応付
けられた場合はユーザ状態表の状態欄を「離席状態」に
する。また「移動状態」に対応付けられた場合はユーザ
状態表の状態欄を「移動状態」とし、場所欄にその移動
場所を格納する。さらに「帰宅状態」に対応付けられた
場合はユーザ状態表の状態欄を「帰宅状態」にする。
【0079】次にステップS17に進む。ステップS1
7では、図9に示すユーザ一覧ウインドウ220を、ユ
ーザ状態表の通りに更新する。図11は、ユーザ一覧ウ
インドウを構成する各ユーザの欄(各ユーザのニックネ
ーム22a,状態22b,最終発言時刻22c,最終発
言内容22d)を、時間差に応じて色分けして表示する
タイマ処理ルーチンのフローチャートである。
【0080】このタイマ処理ルーチンは、所定時間毎に
起動され、先ずステップS21において、現在の時刻
と、ユーザ状態表のうちの最終発言時刻登録欄に登録さ
れた最終発言時刻とを比較し、それら現在の時刻と最終
発言時刻との時間差を算出してステップS22に進む。
ステップS22では、時間差に応じて表示色を決定す
る。ここでは、現在の時刻と最終発言時刻との時間差が
1分以内であれば、ユーザ一覧ウインドウ中のそのユー
ザの欄の表示色を赤色に決定する。また、10分以内,
1時間以内,1時間を超える場合は、ユーザ一覧ウイン
ドウ中のそのユーザの欄の表示色を、それぞれ、黄色,
青色,灰色に決定する。次にステップS23において、
ユーザ一覧表を構成する各ユーザ欄を、前述したステッ
プS22で決定された色で表示してこのルーチンを終了
する。
【0081】このように、ユーザ一覧ウィンドウの各ユ
ーザ欄を、現在の時刻とユーザの最終発言時刻との時間
差に応じた表示色で表示すると、そのユーザの最終発言
時刻からの経過時間を直観的に知ることができる。ま
た、本実施形態では、ユーザ端末に行き先を表示する掲
示板ソフトウェアが組込まれている場合、その掲示板ソ
フトウェアに、ユーザの状態情報が通知される。
【0082】図12は、掲示板ソフトウェアにユーザ状
態を通知するためのルーチンを示すフローチャートであ
る。先ずステップS31において、ユーザの状態情報を
収集する。次にステップS32に進む。ステップS32
では、収集した状態情報に変更があるか否かが判定され
る。状態情報に変更があると判定された場合はステップ
S33に進む。ステップS33では、掲示板ソフトウェ
アに状態情報を伝達してステップS31に戻る。一方、
ステップS32において、状態情報に変更がないと判定
された場合はそのままステップS31に戻る。
【0083】さらに、本実施形態のチャットプログラム
では、ユーザが、チャット参加者(相手ユーザ)のニッ
クネーム〇〇を使って「〇〇いる?」というように相手
ユーザの在席を確認した場合において、その相手ユーザ
が所定時間返答しなかった場合に、その相手ユーザの状
態情報を自分の端末に表示する。ユーザは、この所定時
間(タイムアウト時間)を自在に設定することができ、
設定されたタイムアウト時間はそのユーザ端末内に記憶
される。「〇〇いる?」というように相手ユーザの在席
を確認すると、そのタイムアウト時間が、以下に示すタ
イムアウト管理表に、ユーザ名〇〇とともに格納され、
一定時間毎に減算され、その減算結果がゼロになるとタ
イムアウト時間が経過したことになり、相手ユーザの状
態情報が自分の端末に表示される。タイムアウト管理表
の一例を表4に示す。
【0084】
【表4】
【0085】表4に示すタイムアウト管理表には、相手
ユーザのニックネームと、そのニックネームに対応す
る、タイムアウトまでの残り時間(秒)が示されてい
る。図13は、タイムアウト管理表に相手ユーザのニッ
クネームとタイムアウト時間を登録するためのルーチン
を示すフローチャートである。先ずステップS41にお
いて、自分のユーザ端末の発言を受け取ってステップS
42に進む。ステップS42では、受け取った発言が
「〇〇いる?」という形式か否かが判定される。「〇〇
いる?」という形式ではないと判定された場合は、後述
するステップS46に進み、他の処理に移る。一方、
「〇〇いる?」という形式であると判定された場合はス
テップS43に進む。ステップS43では、「〇〇」が
相手ユーザの名前であるか否かが判定される。「〇〇」
が相手ユーザの名前ではないと判定された場合はステッ
プS46に進む。一方、「〇〇」が相手ユーザの名前で
あると判定された場合はステップS44に進む。ステッ
プS44では、ユーザによってあらかじめ設定されたタ
イムアウト時間が読み出され、ステップS45に進む。
ステップS45では、相手ユーザのニックネームとタイ
ムアウト時間を、タイムアウト管理表に登録して、ステ
ップS46に進む。ステップS46ではその他の必要な
処理を行ないこのルーチンを終了する。
【0086】図14は、タイムアウト管理表に登録され
た相手ユーザを削除するためのルーチンを示すフローチ
ャートである。この図14に示すルーチンにより、タイ
ムアウト時間に達する前に相手ユーザが発言した場合
に、その相手ユーザに関する情報がタイムアウト管理表
から削除される。したがってその場合には、その相手ユ
ーザの状態情報は、画面には表示されないことになる。
【0087】ステップS51において、相手ユーザの発
言を受け取ってステップS52に進む。ステップS52
では、その相手ユーザのニックネームがタイムアウト管
理表に登録されているか否かが判定される。相手ユーザ
のニックネームがタイムアウト管理表に登録されている
と判定された場合はステップS53に進む。ステップS
53では、タイムアウト管理表からその相手ユーザの欄
を削除してステップS54に進む。相手ユーザのニック
ネームがタイムアウト管理表に登録されていない場合は
そのままステップS54に進む。ステップS54では、
その他の必要な処理を行ない、このルーチンを終了す
る。
【0088】図15は、タイムアウト管理表に登録され
たタイムアウト時間をカウントダウンし、残り時間がゼ
ロに達した場合に相手ユーザの状態を自分の端末に表示
するためのタイマ処理ルーチンのフローチャートであ
る。この図5に示すルーチンは、タイマ割込みにより一
定時間間隔で繰り返し実行される。ステップS61にお
いて、タイムアウト管理表のタイムアウト時間を減算し
てステップS62に進む。ステップS62では、タイム
アウト時間が0か否かが判定される。タイムアウト時間
が0であると判定された場合は、相手ユーザが所定時間
返答しなかったことになり、ステップS63に進む。ス
テップS63では、ユーザ状態表(表2参照)から、相
手ユーザの状態情報および相手ユーザが最後に発言した
メッセージを取り出してそれらを表示しステップS64
に進む。一方、ステップS62において、タイムアウト
時間が0でないと判定された場合はそのままステップS
64に進む。ステップS64ではその他必要な処理を実
行してこのルーチンを終了する。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来、単に流れていくだけであったメッセージの中から
有用な情報が取り出されて有効活用を図ることができ、
特に通信回線を常時接続しておくタイプの通信システム
の場合に大きなメリットを有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信システムの概念図である。
【図2】クライアントの内部に構築された本発明の通信
装置のうちの第1の通信装置の一実施形態を示す機能ブ
ロック図である。
【図3】クライアントの内部に構築された本発明の通信
装置のうちの第2の通信装置の一実施形態を示す機能ブ
ロック図である。
【図4】クライアント内部に構築された本発明の通信装
置のうちの第3の通信装置の一実施形態を示す機能ブロ
ック図である。
【図5】MOに格納された、本発明の通信プログラムの
うちの第1の通信プログラムの構造を示す模式図であ
る。
【図6】MOに格納された、本発明の通信プログラムの
うちの第2の通信プログラムの構造を示す模式図であ
る。
【図7】MOに格納された、本発明の通信プログラムの
うちの第3の通信プログラムの構造を示す模式図であ
る。
【図8】本発明の一実施形態のチャットシステムの構成
図である。
【図9】チャットプログラムにより表示される、ユーザ
端末の画面を示す図である。
【図10】チャットプログラムの動作を示すフローチャ
ートである。
【図11】ユーザ一覧ウインドウを構成する各ユーザの
欄を、時間差に応じて色分けして表示するタイマ処理ル
ーチンのフローチャートである。
【図12】掲示板ソフトウェアにユーザ状態を通知する
ためのルーチンを示すフローチャートである。
【図13】タイムアウト管理表に相手ユーザのニックネ
ームとタイムアウト時間を登録するためのルーチンを示
すフローチャートである。
【図14】タイムアウト管理表に登録された相手ユーザ
を削除するためのルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図15】タイムアウト管理表に登録されたタイムアウ
ト時間をカウントダウンし、残り時間がゼロに達した場
合に相手ユーザの状態を自分の端末に表示するためのタ
イマ処理ルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
10 チャットサーバ 11 本体部 12 画像表示部 12a 表示画面 13 キーボード 20,30,40 クライアント 21,31,41 本体部 22,32,42 画像表示部 22a,32a,42a 表示画面 23,33,43 キーボード 24,34,44 マウス 25,35,45 MO 101 メッセージ入力手段 102 メッセージ送受信手段 103 メッセージ表示手段 104 最終発言時刻記憶部 104a 最終発言時刻一覧表 105 受信時刻取得手段 106 最終発言時刻登録手段 107 最終発言時刻表示手段 108 経過時間演算手段 109,119,139 その他の手段 110 ユーザ情報管理表 111 最終発言内容記憶部 111a 最終発言内容一覧表 112 最終発言内容登録手段 113 最終発言内容表示手段 121 ユーザ状態記憶部 121a ユーザ状態一覧表 122 ユーザ状態検索手段 123 ユーザ状態指標文字記憶部 124 ユーザ状態指標文字入力手段 125 ユーザ状態登録手段 126 ユーザ状態一覧表表示手段 127 掲示板書替手段 128 在席確認検索手段 129 計時手段 130 待ち時間設定手段 131 通信相手状態表示手段 201,301,401 チャットプログラム 202,302,402 状態記憶領域 210 チャットログウインドウ 220a ユーザのニックネーム 220b ユーザのユーザ状態 220c ユーザの最終発言時刻 220d ユーザの最終発言内容 230 発言用ウインドウ 500 掲示板ソフトウェア

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して1つ以上の他の通
    信装置と接続され、他の通信装置から送られてきた文字
    メッセージを受信して表示するとともに、文字メッセー
    ジを入力して入力した文字メッセージを他の通信装置に
    向けて送信する通信装置において、 他の通信装置それぞれから最終に送られてきた文字メッ
    セージの受信時刻が各通信装置に対応づけられてなる最
    終発言時刻一覧表が記憶される最終発言時刻記憶部と、 他の通信装置から送られてきた文字メッセージを受信し
    た時刻を取得する受信時刻取得手段と、 文字メッセージが受信されたことを受けて、前記受信時
    刻取得手段により該文字メッセージを受信した時刻を取
    得し、前記最終発言時刻記憶部に記憶された最終発言時
    刻一覧表中の、該文字メッセージを発信した発信元の通
    信装置に対応する時刻を、該受信時刻取得手段により取
    得された時刻に書き換える最終発言時刻登録手段とを備
    えたことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記最終発言時刻記憶部に記憶された最
    終発言時刻一覧表を表示する最終発言時刻表示手段を備
    えたことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記最終発言時刻記憶部に記憶された最
    終発言時刻一覧表中の各時刻から現在時刻までの各経過
    時間を求める経過時間演算手段を備え、 前記最終発言時刻表示手段が、前記最終発言時刻一覧表
    の、各通信装置毎の表示欄を、該表示欄に表示された時
    刻から現在時刻までの経過時間に応じた表示態様で表示
    するものであることを特徴とする請求項2記載の通信装
    置。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介して1つ以上の他の通
    信装置と接続され、他の通信装置から送られてきた文字
    メッセージを受信して表示するとともに、文字メッセー
    ジを入力して入力した文字メッセージを他の通信装置に
    向けて送信する通信装置において、 他の通信装置それぞれから最終に送られてきた文字メッ
    セージの全部もしくは一部が各通信装置に対応づけられ
    てなる最終発言内容一覧表が記憶される最終発言内容記
    憶部と、 文字メッセージが受信されたことを受けて、前記最終発
    言内容記憶部に記憶された最終発言内容一覧表中の、該
    文字メッセージを発信した発信元の通信装置に対応する
    文字メッセージを、新たに受信した文字メッセージの全
    部もしくは一部に書き換える最終発言内容登録手段とを
    備えたことを特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】 前記最終発言内容記憶部に記憶された最
    終発言内容一覧表を表示する最終発言内容表示手段を備
    えたことを特徴とする請求項4記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して1つ以上の他の通
    信装置と接続され、他の通信装置から送られてきた文字
    メッセージを受信して表示するとともに、文字メッセー
    ジを入力して入力した文字メッセージを他の通信装置に
    向けて送信する通信装置において、 通信装置の操作者であるユーザの状態が前記他の通信装
    置それぞれに対応づけてなるユーザ状態一覧表が記憶さ
    れるユーザ状態記憶部と、 受信した文字メッセージの中からユーザの状態をあらわ
    す文字もしくは文字列を検索するユーザ状態検索手段
    と、 ユーザ状態検索手段による検索でユーザの状態をあらわ
    す文字もしくは文字列が検出されたときに、前記ユーザ
    状態記憶部に記憶されたユーザ状態一覧表中の、該文字
    メッセージを発信した発信元の通信装置に対応するユー
    ザの状態を、該ユーザ状態検索手段による検索で検出さ
    れた文字もしくは文字列があらわすユーザの状態に書き
    換えるユーザ状態登録手段とを備えたことを特徴とする
    通信装置。
  7. 【請求項7】 前記ユーザ状態記憶部に記憶されたユー
    ザ状態一覧表を表示するユーザ状態一覧表表示手段を備
    えたことを特徴とする請求項6記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 ユーザの状態をあらわす文字もしくは文
    字列がユーザの状態に対応づけられて記憶されてなるユ
    ーザ状態指標文字記憶部を備え、 前記ユーザ状態検索手段が、受信した文字メッセージの
    中から、前記ユーザ状態指標文字記憶部に記憶された文
    字もしくは文字列と同一の文字もしくは文字列を検索す
    るものであることを特徴とする請求項6記載の通信装
    置。
  9. 【請求項9】 ユーザの状態に対応づけられる文字もし
    くは文字列を入力するユーザ状態指標文字入力手段と、 該ユーザ状態指標文字入力手段により入力された文字も
    しくは文字列を、前記ユーザ状態指標文字記憶部に、ユ
    ーザの状態に対応づけて登録するユーザ状態指標文字登
    録手段とを備えたことを特徴とする請求項8記載の通信
    装置。
  10. 【請求項10】 前記ユーザ状態登録手段が、前記ユー
    ザ状態一覧表に登録され得る複数種類の状態のうちの所
    定の第1の状態に関しては、前記検索手段による検索を
    省略し、文字メッセージが受信されたことをもって、前
    記ユーザ状態記憶部に記憶されたユーザ状態一覧表中
    の、該文字メッセージの発信元の通信装置が前記第1の
    状態にあった場合に、該ユーザ状態一覧表中の、該発信
    元の通信装置に対応するユーザの状態を、該第1の状態
    とは異なる所定の第2の状態に書き換えるものであるこ
    とを特徴とする請求項6記載の通信装置。
  11. 【請求項11】 前記ユーザの状態の1つとして、ユー
    ザが該ユーザに対応する通信装置の設置場所から離れた
    場所を指定して該場所に移動する移動状態を含み、かつ
    複数のユーザの行き先を掲示する掲示板ソフトウェアが
    該通信装置に組み込まれている場合において、前記ユー
    ザ状態検索手段により、受信した文字メッセージの中か
    ら行き先を示す文字もしくは文字列が検索された場合
    に、該文字もしくは文字列によって示される、該文字メ
    ッセージの発信元の通信装置のユーザの行き先を、前記
    掲示板ソフトウェアに反映させる掲示板書替手段を備え
    たことを特徴とする請求項6記載の通信装置。
  12. 【請求項12】 他の通信装置に向けて送信する文字メ
    ッセージ中に、該他の通信装置のユーザが該他の通信装
    置の操作が可能な在席状態にあることを確認する在席確
    認用の文字もしくは文字メッセージが含まれているか否
    かを検索する在席確認検索手段と、 該在席確認検索手段により、他の通信装置に向けて送信
    する文字メッセージ中に在席確認用の文字もしくは文字
    列が検出された場合に、前記ユーザ状態記憶部に記憶さ
    れたユーザ状態一覧表中の、該他の通信装置のユーザの
    状態を表示する通信相手状態表示手段とを備えたことを
    特徴とする請求項6記載の通信装置。
  13. 【請求項13】 在席確認用の文字もしくは文字列を含
    む文字メッセージを他の通信装置に向けて送信した時刻
    からの経過時間を計時する計時手段を備え、 前記通信相手状態表示手段が、前記計時手段により計時
    された経過時間が所定の待ち時間に達した時点で未だ該
    他の通信装置からの応答メッセージが受信されていない
    場合に、該他の通信装置のユーザの状態を表示するもの
    であることを特徴とする請求項12記載の通信装置。
  14. 【請求項14】 前記待ち時間を設定する待ち時間設定
    手段を備えたことを特徴とする請求項13記載の通信装
    置。
  15. 【請求項15】 他の通信装置それぞれから最終に送ら
    れてきた文字メッセージの全部もしくは一部が各通信装
    置に対応づけられてなる最終発言内容一覧表が記憶され
    る最終発言内容記憶部と、 文字メッセージが受信されたことを受けて、前記最終発
    言内容記憶部に記憶された最終発言内容一覧表中の、該
    文字メッセージを発信した発信元の通信装置に対応する
    文字メッセージを、新たに受信した文字メッセージの全
    部もしくは一部に書き換える最終発言内容登録手段とを
    備え、 前記通信相手状態表示手段が、前記在席確認検索手段に
    より、他の通信装置に向けて送信する文字メッセージ中
    に在席確認用の文字もしくは文字列が検出された場合
    に、前記ユーザ状態記憶部に記憶されたユーザ状態一覧
    表中の、該他の通信装置のユーザの状態とともに前記最
    終発言内容記憶部に記憶された最終発言内容一覧表中
    の、該他の通信装置に対応する文字メッセージを表示す
    るものであることを特徴とする請求項12記載の通信装
    置。
  16. 【請求項16】 ネットワークを介して1つ以上の他の
    通信装置と接続されてなるコンピュータシステムに組み
    込まれて、該コンピュータシステムを、他の通信装置か
    ら送られてきた文字メッセージを受信して表示するとと
    もに、文字メッセージを入力して入力した文字メッセー
    ジを他の通信装置に向けて送信する通信装置として動作
    させる通信プログラムが記憶されてなる通信プログラム
    記憶媒体において、 他の通信装置から送られてきた文字メッセージを受信し
    た時刻を取得する受信時刻取得手段と、 文字メッセージが受信されたことを受けて、前記受信時
    刻取得手段により該文字メッセージを受信した時刻を取
    得し、他の通信装置それぞれから最終に送られてきた文
    字メッセージの受信時刻が各通信装置に対応づけられて
    なる最終発言時刻一覧表中の、該文字メッセージを発信
    した発信元の通信装置に対応する時刻を、該受信時刻取
    得手段により取得された時刻に書き換える最終発言時刻
    登録手段と、 前記最終発言時刻一覧表を表示する最終発言時刻表示手
    段とを備えた通信プログラムが記憶されてなることを特
    徴とする通信プログラム記憶媒体。
  17. 【請求項17】 ネットワークを介して1つ以上の他の
    通信装置と接続されてなるコンピュータシステムに組み
    込まれて、該コンピュータシステムを、他の通信装置か
    ら送られてきた文字メッセージを受信して表示するとと
    もに、文字メッセージを入力して入力した文字メッセー
    ジを他の通信装置に向けて送信する通信装置として動作
    させる通信プログラムが記憶されてなる通信プログラム
    記憶媒体において、 文字メッセージが受信されたことを受けて、他の通信装
    置それぞれから最終に送られてきた文字メッセージの全
    部もしくは一部が各通信装置に対応づけられてなる最終
    発言内容一覧表中の、該文字メッセージを発信した発信
    元の通信装置に対応する文字メッセージを、新たに受信
    した文字メッセージの全部もしくは一部に書き換える最
    終発言内容登録手段と、 前記最終発言内容一覧表を表示する最終発言内容表示手
    段とを備えた通信プログラムが記憶されてなることを特
    徴とする通信プログラム記憶媒体。
  18. 【請求項18】 ネットワークを介して1つ以上の他の
    通信装置と接続されてなるコンピュータシステムに組み
    込まれて、該コンピュータシステムを、他の通信装置か
    ら送られてきた文字メッセージを受信して表示するとと
    もに、文字メッセージを入力して入力した文字メッセー
    ジを他の通信装置に向けて送信する通信装置として動作
    させる通信プログラムが記憶されてなる通信プログラム
    記憶媒体において、 受信した文字メッセージの中から、通信装置の操作者で
    あるユーザの状態をあらわす文字もしくは文字列を検索
    するユーザ状態検索手段と、 該ユーザ状態検索手段による検索でユーザの状態をあら
    わす文字もしくは文字列が検出されたときに、他の通信
    装置それぞれのユーザの状態が各通信装置に対応づけて
    なるユーザ状態一覧表中の、該文字メッセージを発信し
    た発信元の通信装置に対応するユーザの状態を、該ユー
    ザ状態検索手段による検索で検出された文字もしくは文
    字列があらわすユーザの状態に書き換えるユーザ状態登
    録手段と、 前記ユーザ状態一覧表を表示するユーザ状態一覧表表示
    手段とを備えた通信プログラムが記憶されてなることを
    特徴とする通信プログラム記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記ユーザ状態登録手段が、前記ユー
    ザ状態一覧表に登録され得る複数種類の状態のうちの所
    定の第1の状態に関しては、前記検索手段による検索を
    省略し、文字メッセージが受信されたことをもって、前
    記ユーザ状態一覧表中の、該文字メッセージの発信元の
    通信装置が前記第1の状態であった場合に、該ユーザ状
    態一覧表中の、該発信元の通信装置に対応するユーザの
    状態を、該第1の状態とは異なる所定の第2の状態に書
    き換えるものである通信プログラムが記憶されてなるこ
    とを特徴とする請求項18記載の通信プログラム記憶媒
    体。
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