JPH1196039A - 異常診断装置 - Google Patents

異常診断装置

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Publication number
JPH1196039A
JPH1196039A JP25991897A JP25991897A JPH1196039A JP H1196039 A JPH1196039 A JP H1196039A JP 25991897 A JP25991897 A JP 25991897A JP 25991897 A JP25991897 A JP 25991897A JP H1196039 A JPH1196039 A JP H1196039A
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JP
Japan
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alarm
failure
history
fault
data
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25991897A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimioki Ono
仁意 小野
Takashi Sonoda
隆 園田
Motoko Kawachi
素子 河内
Keiichiro Osada
啓一郎 長田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP25991897A priority Critical patent/JPH1196039A/ja
Publication of JPH1196039A publication Critical patent/JPH1196039A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】対象の故障部位を速やかにかつ自動的に特定す
る異常診断装置を提供すること。 【解決手段】対象にて発生した故障に対して時々刻々と
提示される警報に係る情報とその発生時刻歴を保存する
警報データ記憶手段(1)と、対象にて発生した故障の
情報をそれに付随して発生された警報に係る情報に対応
付けデータベース化して保存する故障データ記憶手段
(2)と、この故障データ記憶手段(2)にてデータベ
ース化された故障の情報と前記警報データ記憶手段
(1)へ提示された情報とを比較する比較手段(3)
と、この比較手段(3)の比較結果を基に前記対象にお
ける故障部位を診断する診断手段(4)と、を具備。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントの運転を
支援するための異常診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の異常診断装置は、プラン
トの各構成機器毎に取り付けられた各センサーから入力
した信号を基に各機器単体に関する異常診断を行なって
いる。そして異常であると判断された場合、例えば各セ
ンサーに対応する表示灯を点灯することにより警報を発
する。
【0003】図3は、従来の異常診断装置の動作手順例
を示すフローチャートである。ステップS11で時刻t
0 にてプラントに故障が発生した場合、ステップS12
で時刻t1 にて警報表示灯Aが点灯し、ステップS13
で時刻t2 にて警報表示灯Bが点灯し、ステップS14
で時刻t3 にて警報表示灯Cが点灯し、さらにステップ
S15で時刻t4 にて警報表示灯Dが点灯すると、ステ
ップS16で時刻t5にて運転員は異常を検知する。続
いてステップS17で時刻t6 にて警報表示灯Eが点
灯し、ステップS18で時刻t7 にて警報表示灯Fが点
灯することで、ステップS19で時刻t8 にて運転員は
故障部位を特定でき、ステップS29で時刻t9 にて、
故障の対策を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、プラント
を構成する機器のいずれか一つで故障が発生すると、そ
の影響によりプラント全体の状態が変動し、故障が発生
した機器以外の機器に対応する警報表示灯も点灯するこ
とになる。このとき、故障が発生した部位によってはプ
ラントの停止を余儀なくされることもあり、プラント稼
働率を維持するためにも故障部位の特定を早急に行なう
必要がある。
【0005】しかし従来では、上述したように各機器毎
に個別に異常診断を行なっているため、真に異常な機器
に関する警報に加え、プラント状態の変動に付随して多
くの警報が発生することになる。そのため、運転員は数
多くの警報の中から過去の運転経験に基づいて真に異常
な機器を判定し特定する必要があり、運転員にかかる負
担は大きい。この負担を軽減するため、また運転員の熟
練度等に起因するヒューマンエラーを防止するために
も、異常の発生した部位を早急に絞り込み、特定するこ
とが望ましい。本発明の目的は、対象の故障部位を速や
かにかつ自動的に特定する異常診断装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の異常診断装置は以下の如く構
成されている。本発明の異常診断装置は、対象にて発生
した故障に対して時々刻々と提示される警報に係る情報
とその発生時刻歴を保存する警報データ記憶手段と、対
象にて発生した故障の情報をそれに付随して発生された
警報に係る情報に対応付けデータベース化して保存する
故障データ記憶手段と、この故障データ記憶手段にてデ
ータベース化された故障の情報と前記警報データ記憶手
段へ提示された情報とを比較する比較手段と、この比較
手段の比較結果を基に前記対象における故障部位を診断
する診断手段と、から構成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態に係
る異常診断装置の構成を示すブロック図である。この異
常診断装置は、プラントの各構成機器毎に取り付けられ
た各センサー(不図示)から入力した信号を基に各機器
単体に関する異常診断を行なう。前記各センサーには、
それぞれ警報表示灯A,B,C,Dが接続されている。
警報データロギング部1には、警報表示灯A,B,C,
Dが接続されている。また、警報データロギング部1に
は警報データ比較部3を介して診断部4が接続されてお
り、警報データロギング部1と警報データ比較部3には
故障データベース部2が接続されている。
【0008】警報データロギング部1は、当該プラント
において日々時々刻々と発生する故障に対して発生した
警報の種類、時刻歴を警報データとして保存する。故障
データベース部2は、各故障をそれに付随して発生され
た警報情報と故障部位(故障が発生した機器)の情報に
関連付け、一回の故障に係る警報の時刻歴を示す故障デ
ータとしてデータベース化して保存する。警報データ比
較部3は、故障データベース部2にデータベース化され
た故障データの警報情報と警報データロギング部1から
日々時々刻々と入力される警報データの警報情報とを比
較する。診断部4は、警報データ比較部3にて比較され
た結果を基に故障を診断し故障部位を特定する。
【0009】このように当該異常診断装置では、日々時
々刻々と発生する警報データを警報データロギング部1
に保存しておく。また、過去に発生した故障について
は、それに付随して提示された警報の履歴とその故障内
容を示す故障データとして故障データベース部2にデー
タベース化しておく。故障データベース部2のデータベ
ースは一つの故障が発生する毎に更新される。すなわ
ち、データベースの設計時には考慮されていなかった故
障、及びその故障に付随する警報の履歴が故障データベ
ース部2により日々時々刻々と更新される。
【0010】故障が発生し、警報がある時刻歴をもって
提示されると、警報データ比較部3により、現在発生し
ている警報の履歴とデータベース化された故障データの
警報の履歴とが比較され、警報の履歴が似た故障データ
が選択される。この故障データに基づいて故障部位を絞
り込んだ診断結果を診断部4により提示する。
【0011】図2は、当該異常診断装置の動作手順例を
示すフローチャートである。当該プラントにおいて、ス
テップS1で時刻t0 にて故障が発生した場合、ステッ
プS2で時刻t1 にて一つのセンサーから信号が出力さ
れ、警報表示灯Aが点灯する。警報データロギング部1
は、警報表示灯Aから入力した警報情報とその時の時刻
t1 を示す情報を警報データとして保存する。故障デー
タベース部2は、警報データロギング部1から入力した
警報情報と警報表示灯Aに対応する機器の情報とを関連
付け、さらに時刻t1 を示す情報とともに故障データと
して保存する。
【0012】次にステップS3で、時刻t2 にて一つの
センサーから信号が出力され、警報表示灯Bが点灯す
る。警報データロギング部1は、警報表示灯Bから入力
した警報情報とその時の時刻t2 を示す情報を警報デー
タとして保存する。故障データベース部2は、警報デー
タロギング部1から入力した警報情報と警報表示灯Bに
対応する機器の情報とを関連付け、さらに時刻t2 を示
す情報とともに故障データとして保存する。
【0013】同様に、ステップS4で時刻t3 にて警報
表示灯Cが点灯し、警報データロギング部1は警報デー
タを保存し、故障データベース部2は故障データを保存
する。さらに、ステップS5で時刻t4 にて警報表示灯
Dが点灯し、警報データロギング部1は警報データを保
存し、故障データベース部2は故障データを保存する。
【0014】そして、ステップS6で時刻t5 にて運転
員が当該プラントの異常を検知すると、運転員により警
報データ比較部3へ所定の操作がなされることで、ステ
ップS7で警報データ比較部3は警報データロギング部
1の警報データと故障データベース部2の故障データと
の比較を行なう。このとき、警報データ比較部3は警報
データロギング部1に保存されている警報データ、すな
わち時刻t1 ,t2 ,t3 ,t4 の時間間隔で警報表示
灯A,B,C,Dの順序で警報が発生された履歴と故障
データベース部2に記憶されている故障データの時刻毎
の履歴とを比較する。
【0015】ここで、故障データベース部2に保存され
ている故障データの履歴において、警報データロギング
部1に保存されている警報データの履歴と類似するもの
があれば、診断部4により、故障データベース部2に保
存されている前記故障データの故障内容に基づいて、故
障した機器が絞り込まれ特定される。
【0016】続いてステップS8で、警報データ比較部
3にて特定された故障機器の情報が図示しない表示器に
表示されることで、運転員は故障機器を知ることがで
き、その対策を行なうことができる。
【0017】なお、本発明は上記実施の形態のみに限定
されず、要旨を変更しない範囲で適時変形して実施でき
る。 (実施の形態のまとめ)実施の形態に示された構成及び
作用効果をまとめると次の通りである。
【0018】実施の形態に示された異常診断装置は、対
象にて発生した故障に対して時々刻々と提示される警報
に係る情報とその発生時刻歴を保存する警報データ記憶
手段(1)と、対象にて発生した故障の情報をそれに付
随して発生された警報に係る情報に対応付けデータベー
ス化して保存する故障データ記憶手段(2)と、この故
障データ記憶手段(2)にてデータベース化された故障
の情報と前記警報データ記憶手段(1)へ提示された情
報とを比較する比較手段(3)と、この比較手段(3)
の比較結果を基に前記対象における故障部位を診断する
診断手段(4)と、から構成されている。
【0019】したがって上記異常診断装置によれば、対
象にて発生した過去の故障に対する警報の履歴をデータ
ベース化して保存しておき、故障が発生した場合にこの
データベースと実際に発生している警報の履歴とを比較
することにより、故障部位を自動的に速やかに絞り込み
特定することが可能になる。よって、運転員の負担を軽
減でき、未熟な運転員等によるヒューマンエラーを防止
できる。
【0020】
【発明の効果】本発明の異常診断装置によれば、対象に
て発生した過去の故障に対する警報の履歴をデータベー
ス化して保存しておき、故障が発生した場合にこのデー
タベースと実際に発生している警報の履歴とを比較する
ことにより、故障部位を自動的に速やかに絞り込み特定
することが可能になる。よって、運転員の負担を軽減で
き、未熟な運転員等によるヒューマンエラーを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る異常診断装置の構成
を示すブロック図。
【図2】本発明の実施の形態に係る異常診断装置の動作
手順例を示すフローチャート。
【図3】従来例に係る異常診断装置の動作手順例を示す
フローチャート。
【符号の説明】
1…警報データロギング部 2…故障データベース部 3…警報データ比較部 4…診断部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長田 啓一郎 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象にて発生した故障に対して時々刻々と
    提示される警報に係る情報とその発生時刻歴を保存する
    警報データ記憶手段と、 対象にて発生した故障の情報をそれに付随して発生され
    た警報に係る情報に対応付けデータベース化して保存す
    る故障データ記憶手段と、 この故障データ記憶手段にてデータベース化された故障
    の情報と前記警報データ記憶手段へ提示された情報とを
    比較する比較手段と、 この比較手段の比較結果を基に前記対象における故障部
    位を診断する診断手段と、を具備したことを特徴とする
    異常診断装置。
JP25991897A 1997-09-25 1997-09-25 異常診断装置 Withdrawn JPH1196039A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25991897A JPH1196039A (ja) 1997-09-25 1997-09-25 異常診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25991897A JPH1196039A (ja) 1997-09-25 1997-09-25 異常診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1196039A true JPH1196039A (ja) 1999-04-09

Family

ID=17340747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25991897A Withdrawn JPH1196039A (ja) 1997-09-25 1997-09-25 異常診断装置

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JP (1) JPH1196039A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011054136A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Hitachi Electronics Service Co Ltd コンピュータシステム故障時における不良部位特定方式
JP2011070515A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Toyota Central R&D Labs Inc 障害診断システム、障害診断装置および障害診断方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011054136A (ja) * 2009-09-04 2011-03-17 Hitachi Electronics Service Co Ltd コンピュータシステム故障時における不良部位特定方式
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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041207